JPH10269540A - 非固有ヘリカルストライプを読み出すためのトラッキング方法および装置 - Google Patents

非固有ヘリカルストライプを読み出すためのトラッキング方法および装置

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JPH10269540A
JPH10269540A JP10070834A JP7083498A JPH10269540A JP H10269540 A JPH10269540 A JP H10269540A JP 10070834 A JP10070834 A JP 10070834A JP 7083498 A JP7083498 A JP 7083498A JP H10269540 A JPH10269540 A JP H10269540A
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read
signal
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head
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JP10070834A
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Zueigafuto James
ズエイガフト ジェイムズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅の狭いヘッドギャップを有するヘリカルス
キャンテープドライブが、例えばより幅の広いヘッドギ
ャップを有するテープドライブなどの異なる態様で記録
されたストライプを読み出すことができるようにする方
法および装置を提供する。 【解決手段】 トラッキング方法は、ヘリカルスキャン
テープドライブ(30)の第1の読み出しヘッド(R
1)および第2の読み出しヘッド(R2)が、固有スト
ライプよりも幅の広い非固有ヘリカルストライプを読み
出すことを可能にする。非固有トラックから得られる、
第1の読み出しヘッド(R1)および第2の読み出しヘ
ッド(R2)からの読み出し信号を用いて、補正値が決
定される。この補正値を用いて、非固有ヘリカルストラ
イプに対する第1の読み出しヘッド(R1)および第2
の読み出しヘッド(R2)の相対位置が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープドライ
ブを用いた磁気テープへの情報記録に関する。具体的に
は、本発明は、非固有(non-native)フォーマットのス
トライプの読み出しを可能にするトラッキング技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】過去数十年間、磁気テープは情報を格納
する媒体として用いられてきた。テープドライブ、テー
プデッキ、またはテープレコーダとして知られている装
置は、テープからの情報およびテープへの情報を変換す
ることによって、例えば読み出し動作および記録動作な
どの入出力動作を行う。
【0003】テープに格納するべき情報は、コンピュー
タなどのホスト装置から得られる。情報は、ホストから
例えばSCSIバスなどの特殊な接続またはバスを介し
てテープドライブに送られる。典型的には、テープドラ
イブは、ホストから得た情報であって、ドライブがまだ
十分にはテープへの記録準備ができていない情報を一時
的に格納するバッファメモリを有する。情報が記録でき
る状態になると、この情報はテープドライブの書き込み
チャネルを通って書き込みヘッドに送られる。この書き
込みヘッドは、記録動作中にテープ上で磁束遷移を形成
するギャップまたは他の適切な要素を有する。
【0004】テープドライブの読み出し動作は、記録動
作と実質的に逆である。読み出し動作では、読み出しヘ
ッドは、テープ上の磁束遷移を検出して読み出し信号を
得、この読み出し信号を読み出し回路で処理し、読み出
し回路から確認された情報をバッファに格納し、最終的
に、この情報を、ホストとテープドライブとを接続する
バスを介して例えばホストなどの利用装置に送る。
【0005】磁気記録の一つの種類としては、ヘリカル
スキャン記録がある。ヘリカルスキャン記録では、回転
ドラムに一つ以上のヘッドが装着される。テープは、回
転ドラム上のヘッドがテープに接すると、ストライプま
たはトラックが、テープが送られる方向に対して傾斜し
てテープに記録されるように、回転ドラムの周囲の一部
分を通って送られる。テープは、回転ドラムの周囲を含
むテープ経路を通って、テープ供給リールからテープ巻
き取りリールに送られる。磁気テープドライブの中に
は、テープに線形速度を分け与えるためにキャプスタン
が用いられるものもある。それに対し、ロバート・J・
マイルズ(Robert J. Miles)およびジェームス・ツバ
イグハフト(James Zweighaft)の米国特許第5,60
2,694号の「キャプスタンのないヘリカルドライブ
システム(CAPSTANLESS HELICAL DRIVE SYSTEM)」に、
キャプスタンのないヘリカルテープドライブが示されて
いる。本明細書において、この特許を参考として援用す
る。
【0006】テープドライブのヘッドが、らせん状に記
録されたストライプをたどるようにするためには、スト
ライプトラッキングシステムを設けなければならない。
以前の多くのヘリカルスキャンテープドライブは、デー
タおよびフォーマット化信号と混合された特別な記録信
号に基づいたトラッキングシステムを有している。この
ような記録信号は通常「パイロット」または「トラッキ
ング」信号と呼ばれる。トラッキング機構はすべて、こ
れらの信号の振幅を読み取ることに基づくものである
が、この読取は、パイロット信号に対する読み出しヘッ
ドの位置によって変化する。読み出しヘッドがパイロッ
ト信号の真上を動くと、大きな振幅が再生される。読み
出しヘッドが中心から外れてパイロット信号の上を完全
には通らない場合、より小さい振幅が再生される。
【0007】パイロット信号は、データの範囲内の周波
数であるか、または、それよりも低いまたは高い周波数
であることが可能である。低周波数信号は、トラック自
体とは異なるギャップ角を用いるヘッドにより読み出さ
れ得る。そのような状態は、「オフ・アジマス(off az
imuth)」読み出しとして当業者に周知である。そのよ
うなシステムは、パイロット信号の振幅を読み出す機能
だけを果たす専用サーボヘッドを用いる。
【0008】振幅をサンプリングするための最適な時間
を決定するために様々な方法が用いられるが、これらの
方法は通常、テープ上の同期信号または回転スキャナの
インデックスパルスからの時間遅延に基づくものであ
る。
【0009】技術の進歩、特に、より小さいギャップを
有するヘッドを製造する技術の進歩に従って、ヘリカル
ストライプの幅は狭くなっている。ギャップおよびスト
ライプの幅を狭くすることは概して有利ではあるが、幅
の狭いギャップを有するヘッドを用いて、より旧式のテ
ープドライブによって記録されたより幅の広いストライ
プを読み出す際に問題が生じる。
【0010】その一例として、エキサバイト・コーポレ
ーション(Exabyte Corporation)により
【0011】
【外1】
【0012】テープドライブとして製造されているテー
プドライブは、幅11.5μmのデータトラックを記録
する。このような記録を行うためには、このテープドラ
イブは、この幅と同じ距離だけ間隔があけられている2
つの書き込みヘッドを用いる。再生用にも、11.5μ
mだけ間隔があけられた2つの読み出しヘッドがある。
再生中の読み出しヘッドの位置の幾らかの誤差を見越し
て、読み出しヘッドの幅は、トラックピッチよりもやや
広くされる。周知の二重アジマス機構を用いることによ
り、隣接するトラックからの信号のピックアップは大幅
に減衰される。二重アジマス機構では、奇数トラックお
よび偶数トラックは、異なるギャップ角を用いて書き込
まれる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の
【0014】
【外2】
【0015】テープドライブが、防護帯域および多くの
ファクタを用いてトラック幅だけではなくパイロット信
号の周波数および間隔も変わり得る他のトラックフォー
マットを読み出そうとしたときに困難が生じる。これに
該当する1つの特定の例は、エキサバイト・コーポレー
ション(Exabyte Corporation)製造の
【0016】
【外3】
【0017】テープドライブがEXB(R)−8500モ
デルテープドライブによって記録されたテープフォーマ
ットを読み出そうとしたときに起こる。(本明細書にお
いて「(R)」の記号を付した名称は登録商標を表す。)
EXB(R)−8500モデルテープドライブに関する情
報は、例えば、米国特許第5,142,422号、米国
特許第5,065,261号、および米国特許第5,0
68,757号に開示されており、本明細書において、
これらの特許を参考として援用する。
【0018】EXB(R)−8500のフォーマットのト
ラック幅は、2つの
【0019】
【外4】
【0020】読み出しヘッド間の間隔とは異なるため、
これらの読み出しヘッドの両方を同時に2つの8500
モデルのトラックの中心に置くことは不可能である。E
XB(R)−8500のトラックは公称上、幅15.5μ
mであり、トラック間に防護帯域を有していないが、
【0021】
【外5】
【0022】読み出しヘッドは、11.5μmだけ間隔
があけられている。
【0023】従って、幅の狭いヘッドギャップを有する
ヘリカルスキャンテープドライブが、例えばより幅の広
いヘッドギャップを有するテープドライブなどの異なる
態様で記録されたストライプを読み出すことができるよ
うにする方法および装置が必要とされており、本発明の
目的は、そのような方法および装置を提供することであ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの局面によ
れば、ヘリカルスキャンテープドライブのドラムに装着
される第1の読み出しヘッドおよび第2の読み出しヘッ
ドが、別のヘリカルスキャンテープドライブによってテ
ープ上に記録された非固有ヘリカルストライプを読み出
すことができるようにするトラッキング方法であって、
該非固有ヘリカルストライプは、該第1の読み出しヘッ
ドおよび該第2の読み出しヘッドによって読み出される
固有ストライプよりも幅が広く、該方法は、該テープを
線形速度で送り、それによって、該第1の読み出しヘッ
ドおよび該第2の読み出しヘッドの各々がドラム1回転
当たり1つの非固有ストライプを横切るステップと、該
非固有トラックから得られる該第1の読み出しヘッドお
よび該第2の読み出しヘッドからの読み出し信号を用い
て補正値を決定するステップと、該補正値を用いて、該
非固有ヘリカルストライプに対する該第1の読み出しヘ
ッドおよび該第2の読み出しヘッドの相対位置を制御す
るステップとを包含する。これにより、上記目的が達成
される。
【0025】ある実施形態によれば、該補正値を決定す
るステップは、(1)該第1の読み出しヘッドからの信
号のいかなる損失も、該第1の読み出しヘッドおよび該
第2の読み出しヘッドの位置が第1の方向に離れすぎて
いることを意味するものとして解釈するステップと、
(2)該第2の読み出しヘッドからの信号のいかなる損
失も、該第1の読み出しヘッドおよび該第2の読み出し
ヘッドの位置が第2の方向に離れすぎていることを意味
するものとして解釈するステップとを包含する。
【0026】ある実施形態によれば、該補正値を決定す
るステップは、(1)該第1の読み出しヘッドからの信
号が第1の所定の閾値未満であれば、該第2の読み出し
ヘッドからの信号のいかなる付加的な損失もその符号を
逆にして該補正値に加えるステップと、(2)該第2の
読み出しヘッドからの信号が第2の所定の閾値未満であ
れば、該第1の読み出しヘッドからの信号のいかなる付
加的な損失もその符号を逆にして該補正値に加えるステ
ップとをさらに包含する。
【0027】本発明の別の局面によれば、非固有トラッ
クを読み出すヘリカルスキャンテープドライブは、位置
を調節して装着された第1の読み出しヘッドおよび第2
の読み出しヘッドを有する回転ドラムと、非固有テープ
に線形速度を与えるためのテープ移動装置とを含み、該
テープは、該第1の読み出しヘッドおよび該第2の読み
出しヘッドによって読み出される、該テープ上に記録さ
れた非固有ストライプを有し、該非固有ストライプは、
別のヘリカルスキャンテープドライブによって記録され
ており、該第1の読み出しヘッドおよび該第2の読み出
しヘッドによって読み出される固有ストライプよりも幅
が広く、該線形速度は、該第1の読み出しヘッドおよび
該第2の読み出しヘッドの各々が、該ドラムの回転中に
該非固有テープのストライプを横切ることを可能にし、
該テープドライブは、該第1の読み出しヘッドおよび該
第2の読み出しヘッドからの読み出し信号を受け取り、
該読み出し信号を用いて補正値を決定し、該補正値を用
いて、該非固有ヘリカルストライプに対する該第1の読
み出しヘッドおよび該第2の読み出しヘッドの位置を制
御するプロセッサをさらに含む。これにより、上記目的
が達成される。
【0028】ある実施形態によれば、該プロセッサは、
(1)該第1の読み出しヘッドからの信号のいかなる損
失も、該第1の読み出しヘッドおよび該第2の読み出し
ヘッドの位置が第1の方向に離れすぎていることを意味
するものとして解釈し、(2)該第2の読み出しヘッド
からの信号のいかなる損失も、該第1の読み出しヘッド
および該第2の読み出しヘッドの位置が第2の方向に離
れすぎていることを意味するものとして解釈することに
よって、該補正値を決定する。
【0029】ある実施形態によれば、該プロセッサはさ
らに、(1)該第1の読み出しヘッドからの信号が第1
の所定の閾値未満であれば、該第2の読み出しヘッドか
らの信号のいかなる付加的な損失もその符号を逆にして
該補正値に加え、(2)該第2の読み出しヘッドからの
信号が第2の所定の閾値未満であれば、該第1の読み出
しヘッドからの信号のいかなる付加的な損失もその符号
を逆にして該補正値に加えることによって、該補正値を
決定する。
【0030】トラッキング方法は、ヘリカルスキャンテ
ープドライブの第1の読み出しヘッドおよび第2の読み
出しヘッドが、固有ストライプよりも幅の広い非固有ヘ
リカルストライプを読み出すことを可能にする。非固有
トラックから得られる第1の読み出しヘッドおよび第2
の読み出しヘッドからの読み出し信号を用いて、補正値
が決定される。この補正値を用いて、非固有ヘリカルス
トライプに対する第1の読み出しヘッドおよび第2の読
み出しヘッドの相対位置が制御される。
【0031】補正値の決定は主に、(1)第1の読み出
しヘッドからの信号のいかなる損失も、第1の読み出し
ヘッドおよび第2の読み出しヘッドの位置が第1の方向
に離れすぎていることを意味するものとして解釈するス
テップと、(2)第2の読み出しヘッドからの信号のい
かなる損失も、第1の読み出しヘッドおよび第2の読み
出しヘッドの位置が第2の方向に離れすぎていることを
意味するものとして解釈するステップとを含む。
【0032】整列が大幅にずれている状態下では、第2
の項を組み込むことによってこの方法の動作範囲を拡張
することができる。(1)チャネル1の読み出しヘッド
からの信号振幅が所定の閾値未満の値に低下すると、チ
ャネル2の読み出しヘッドからの信号のいかなる損失
(現在の振幅が、観察された最大値未満であることを意
味する)も、その符号を逆にして、補正値に加えられ
る。チャネル2からの出力が上述の閾値未満であると
き、チャネル1からの出力はその観察された最大値未満
であり、補正ファクタが、チャネル1の振幅の低下に比
例する第2の項だけ増加される。この第2の項の符号
は、わずかな正のトラッキングエラーの場合に用いられ
る符号とは反対である。同様に、チャネル2のヘッドか
らの信号振幅が所定の閾値未満の値に低下すると、チャ
ネル1からの信号のいかなる損失(現在の振幅が、観察
された最大値未満であることを意味する)も、その符号
を逆にして、補正値に加えられる。
【0033】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照しながら、好適
な実施形態についての以下の詳細な説明を考慮すること
により、本発明がより良く理解される。本発明の上記の
目的、特徴および利点、ならびにその他の目的、特徴お
よび利点は、添付の図面に示す好ましい実施形態の詳細
な説明を読めば、明らかになるであろう。尚、図中、同
じ部分には同じ参照符号を付している。図面は必ずしも
正確に縮尺されているものではなく、本発明の原理を示
す部分を強調して示している。
【0034】以下の説明では、本発明を完全に理解する
ために、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技術
などの詳細を具体的に述べるが、これは例示的なもので
あって、本発明を限定するものではない。本発明がこれ
らの具体的な説明から逸脱する他の実施形態でも実施さ
れ得ることは、当業者に明らかであろう。周知の装置、
回路、方法については、その詳細な説明を省略する。こ
れは、不必要に詳細に説明して、本発明の説明が分かり
にくくなるのを避けるためである。
【0035】図1は、ホストコンピュータ22とSCS
Iターゲット記憶装置、具体的にはテープドライブ30
とを接続するSCSIバス20を示している。ここで示
した実施形態では、テープドライブ30は、8mmテー
プ31への情報および8mmテープ31からの情報を変
換するエキサバイト・コーポレーション(Exabyte Corp
oration)製造の
【0036】
【外6】
【0037】テープドライブなどのヘリカルスキャンテ
ープドライブである。テープドライブ30は、SCSI
バス20に接続されるSCSIコントローラ32を含
む。データバス34は、SCSIコントローラ32をバ
ッファマネージャー36に接続する。SCSIコントロ
ーラ32およびバッファマネージャー36はともに、バ
スシステム40によってプロセッサ50に接続される。
プロセッサ50はまた、プログラムメモリ51およびデ
ータメモリ、具体的にはRAM52に接続される。
【0038】バッファマネージャー36は、例えばバッ
ファメモリ56へのユーザデータの格納、およびバッフ
ァメモリ56からのユーザデータの取り出しなどを制御
する。ユーザデータとは、ホスト22からテープ31に
記録するためのデータ、またはテープ31からのホスト
22宛てのデータのことである。バッファマネージャー
36はまた、フォーマッタ/エンコーダ60およびデフ
ォーマッタ/デコーダ62に接続される。フォーマッタ
/エンコーダ60およびデフォーマッタ/デコーダ62
はそれぞれ、書き込みチャネル70および読み出しチャ
ネル72に接続される。書き込みチャネル70は2つの
記録素子または書き込みヘッド80に接続され、読み出
しチャネル72は2つの読み出し素子または読み出しヘ
ッド82に接続される。
【0039】ここで示した実施形態では、書き込みヘッ
ド80および読み出しヘッド82は、回転ドラム84の
周囲面に配置される。読み出しヘッド82は、回転ドラ
ム84の軸を中心に、書き込みヘッド80から180度
離れている。テープ31は、テープ31が供給リール9
0から巻き取りリール92に矢印87の方向に送られた
ときにヘッド80および82がテープ31上のヘリカル
ストライプ86上をたどるように、ドラム84の周りに
巻かれる。供給リール90および巻き取りリール92は
典型的には、図示していないカートリッジまたはカセッ
トに収容される。テープ31は、このカートリッジまた
はカセットから、周囲にテープを巻いたドラム84を含
むテープ経路に取り出される。供給リール90および巻
き取りリール92はそれぞれ、リールモータ94および
96によって駆動される。リールモータ94および96
は移動コントローラ98によって駆動され、この移動コ
ントローラ98は最終的にはプロセッサ50により支配
される。リールモータ94および96を含むテープ移動
メカニズムの動作および制御は、例えば1994年11
月10日出願の米国特許出願シリアルナンバー第08/
337,620号の「ヘリカルスキャンレコーダにおい
て媒体の線形速度を制御する方法および装置(METHOD A
ND APPARATUS FOR CONTROLLING MEDIA LINEAR SPEED IN
A HELICAL SCAN RECORDER)」を参照することにより、
当業者に理解される。本明細書において、この出願を参
考として援用する。
【0040】当業者には、書き込みチャネル70が、例
えばRLL変調器、パラレル−シリアル変換器、および
書き込み電流変調器などの様々な回路およびエレメント
を含むことが分かるであろう。同様に、当業者には、読
み出しチャネル72が、データパターンおよびクロック
回復回路、シリアル−パラレル変換器、ならびにRLL
復調器を含むことが理解される。サーボ動作および誤り
訂正などを含むテープドライバ30の上記の局面および
その他の局面は、本発明の理解には必要でないため、本
明細書では具体的には説明しない。
【0041】読み出しチャネル72は、デフォーマッタ
62だけに接続されるのではなく、フィルタ/ピーク検
出器/アナログ−デジタル変換器(ADC)回路99に
も接続される。回路99はプロセッサ50に接続され、
2つの読み出しヘッドから読み出された値を表す信号を
プロセッサ50に与える。以下、この2つの読み出しヘ
ッドを読み出しヘッドR1および読み出しヘッドR2と
称す。
【0042】プログラムメモリ51は、プロセッサ50
によって実行される一組のコード化された命令を格納し
ている。図3は、本発明に関してプロセッサ50が行う
動作を示している。尚、プロセッサ50は、テープドラ
イブ30の制御に関して、図3に示した動作以外にも多
くの動作を行うが、分かりやすくするために、本明細書
では、本発明に関連する動作だけを説明していることを
理解されたい。
【0043】上述のように、
【0044】
【外7】
【0045】テープドライブは、トラックピッチ、即
ち、11.5μmだけ間隔があけられた2つの読み出し
ヘッド82を有する。読み出しヘッド82は、トラック
ピッチよりもやや大きいギャップを有する。図2から図
6は、R1およびR2とも呼ばれる2つの
【0046】
【外8】
【0047】読み出しヘッド82が、11.5μmより
も大きいピッチを有する別のフォーマットの2つのトラ
ックに沿って、特に、2つの非固有フォーマットトラッ
ク(例えば、EXB(R)−8500モデルテープドライ
ブによって記録されるトラック)に沿っていかに配置さ
れ得るかを示している。図2から図6では、ヘッドとト
ラックとの間の相対的な動きとしては、ヘッドはトラッ
クエッジに平行に移動している。これらの2つの読み出
しヘッドは、これらのヘッドが回転スキャナの周囲に固
定されている場合は互いに関して移動しない。尚、トラ
ックのパターンが図示した2つのトラックの両側で繰り
返されることが理解されるはずである。
【0048】図2を参照して、読み出しヘッドR1の左
側が非固有トラック1の左エッジと整列し、読み出しヘ
ッドR2の右側が非固有トラック2の右エッジと整列す
るように、この一対の読み出しヘッドR1およびR2を
一対の非固有フォーマットトラックの上に配置すること
が可能である。図2では、読み出しヘッドR1の右エッ
ジが非固有トラック2と公称上2.5μmだけ重なり、
読み出しヘッドR2の左側が非固有トラック1と公称上
2.5μmだけ重なっている。この整列を維持すること
ができれば、非固有フォーマットトラックを読み取るこ
とができるであろう。実際には、ヘッドがトラックに対
してこのように整列される図2の場合が最適なトラッキ
ング状態である。しかし、図2の整列からのいかなるず
れも読み出しヘッドR1およびR2のうちの一方または
他方のからの信号の損失につながる。これは、ヘッドが
トラックの両側で幾分か重なり、この整列がいずれかの
方向にわずかにずれても信号の振幅が損失しないほとん
どのフォーマットの場合と対照的である。
【0049】一般に、パイロット信号トラッキング機構
は、テープ上のある場所での読み出しヘッドの出力のバ
ランスをとるようにしようとするものである。これは、
このようなバランスをとることが、読み出しヘッドをそ
れぞれのトラックの中心に配置することに相応するから
である。しかし、この特定のパイロット信号トラッキン
グ機構は、非固有フォーマットテープを読み出そうとす
るドライブ30の場合には適用できない。読み出しヘッ
ドR1が非固有トラック1の真上にあれば、読み出しヘ
ッドR2は非固有トラック2の中心から十分にはずれた
場所にあり、深刻な信号損失につながるであろう。信号
損失は、信号振幅の、観察された最大値からの低下とし
て定義され、この最大値は、図7のステップ701から
ステップ704で示されるように継続的に測定される。
【0050】本発明によれば、読み出しヘッドR1およ
びR2は、ヘッドR1およびR2からの信号を新規な方
法で組み合わせることによって非固有トラックの読み出
しを行う。特に、本発明は、以下のように主要なトラッ
キング規則を実現する。
【0051】(1)読み出しヘッドR1からの信号のい
かなる損失も、ヘッドR1およびR2の位置が右側に離
れすぎていることを意味するものとして解釈される(図
3に示す正のトラッキングエラー状態を参照)。
【0052】(2)読み出しヘッドR2からの信号のい
かなる損失も、ヘッドR1およびR2の位置が左側に離
れすぎていることを意味するものとして解釈される(図
4に示す負のトラッキングエラー状態を参照)。
【0053】トラッキングエラーがわずかである場合、
2つのヘッドR1、R2のうちの一方のみからの信号振
幅が損失する。本発明の技術では、読み出しヘッドR1
およびR2の各々からの可能な最大信号レベルが分かっ
ており、位置の誤差が大きすぎないと仮定する。トラッ
キングエラーがわずかであれば、信号の振幅は、まだデ
ータを回復することができるのに十分な振幅である。
【0054】本発明の改良によれば、第2のトラッキン
グ規則または方策が実現される。この第2のトラッキン
グ規則によれば、 (1)読み出しヘッドR1からの信号が何らかの閾値未
満であれば、読み出しヘッドR2からの信号のいかなる
損失(そのチャネルで観察された最大振幅と比較した損
失)も、その符号を逆にして含む(図6)。
【0055】(2)読み出しヘッドR2からの信号が何
らかの閾値未満であれば、読み出しヘッドR1からの信
号のいかなる損失(そのチャネルで観察された最大振幅
と比較した損失)も、その符号を逆にして含む(図
5)。
【0056】この第2の規則の背景にある原理は、以下
に説明する図5および図6を考慮すれば最良に理解され
る。
【0057】図5では、読み出しヘッドR1およびR2
は、左側に離れすぎているため(大きい負のトラッキン
グエラー状態)、読み出しヘッドR1は非固有トラック
1と完全には重ならないため、生成する信号の振幅は低
減される。それと同時に、読み出しヘッドR2からの信
号のレベルはそれよりもはるかに低い。これは、読み出
しヘッドR2が実質的に非固有トラック1の上にあり、
この位置からでは読み出しヘッドR2は本質的に出力を
生成しないからである。読み出しヘッドR2のうちのわ
ずかな部分しか非固有トラック2の上にないため、出力
はわずかである。このように読み出しヘッドR2からの
信号の振幅が非常に低いため、プロセッサ50は、読み
出しヘッドR1からの信号に対する解釈を変える。この
場合、読み出しヘッドR1からの信号の寄与は、その符
号を逆にして含まれる。
【0058】上で図5を参照して説明した大きい負のト
ラッキングエラー状態下で、読み出しヘッドR1からの
振幅のわずかな損失が実際には図3の場合(わずかな正
のエラー状態)よりもはるかに大きい誤差を示すように
して、この損失に適切な利得ファクタを掛けることによ
り、さらなる改良が得られる。
【0059】図6は、大きい正のトラッキングエラーと
類似した場合を示している。図6では、読み出しヘッド
R1からの低出力を用いて、読み出しヘッドR2からの
信号のわずかな低下が実際には大きい正の誤差を意味す
ることを示す。
【0060】確かに、本発明のトラッキング法には、誤
差がゼロでない場合はいつでも振幅がいくらか損失する
という不利な点がある。しかし、トラックエラーを小さ
く維持することによって振幅損失の大きさを小さく維持
すると、信号は許容可能な誤差率で読み出され得る。
【0061】最大振幅を決定するために、両チャネルの
ピーク出力を常にモニタする。出力が既知の最大値を越
えたときは、その都度新しい最大値が記録される(図
7)。通常、トラッキングを得ようとする場合には最初
に数トラックの上を通過するため、有効な最大振幅を迅
速に得ることができる。
【0062】図7は、本発明に従ってプロセッサ50に
より実行されるステップをフローチャートで示してい
る。図7のステップに対応するコード化された命令はプ
ログラムメモリ51に格納され、プロセッサ50によっ
て実行される。簡単に言うと、図7のステップは本質的
に、測定振幅「ch1_now」および「ch2_no
w」と、それらの信号の最大値(「ch1_max」お
よび「ch2_max」)とから補正値「V」を作り出
すものである。補正値Vは、トラックに対する読み出し
ヘッドの相対位置を制御するモータに印加される電圧と
も考えられる。当業者は、制御ループの不安定性を防ぐ
ため、および古い値を必要に応じて更新するために、信
号Vに何らかの補償を与える必要があることを認識する
であろう。これは、読み出しヘッドについて行われる。
その後、各チャネルの振幅に基づいて、誤差が大きいか
小さいかが判断される。ヘッドとトラックとの整列のず
れが大きすぎると、両方のヘッドの出力が上述の閾値未
満になる可能性がある。この場合、いずれかの方向への
補正が等しく有効であるため、任意の一定の正の補正が
適用される。最後に、3つの等式のうちの1つから、補
正値Vが決定される。
【0063】開始(ステップ700)後、図7のルーチ
ンは、読み出しヘッドR1から得られる信号の現在の値
(「ch1_now」)を、格納された最大値(「ch
1_max」)と比較する(ステップ701参照)。ス
テップ701の比較で、読み出しヘッドR1から新しい
最大値が読み出されたことが示されると、「ch1_m
ax」が「ch1_now」に更新される(ステップ7
02)。同様に、ステップ703で、読み出しヘッドR
2から得られる信号の現在の値(「ch2_now」)
が、格納された最大値(「ch2_max」)と比較さ
れる。ステップ703の比較で、読み出しヘッドR2か
ら新しい最大値が読み出されたことが示されると、「c
h2_max」が「ch2_now」に更新される(ス
テップ704)。
【0064】ステップ705で、「ch1_now」が
所定の閾値(ch1_maxの一部(fraction))未満
であるかどうかが判断される。もし所定の閾値未満であ
れば、大きい正のトラッキングエラー状態が示され、図
7のステップ706に示す式に従って補正値「V」が計
算される。
【0065】式1: V=K1*(ch1_now−ch1_max)+K2
*(ch2_now−ch2_max) ここで、K1およびK2は定数である。
【0066】ステップ707で、「ch2_now」の
値が所定の閾値(ch1_maxのの一部)未満である
かどうかが決定される。もし所定の閾値未満であれば、
大きい負のトラッキングエラー状態が示され、図7のス
テップ708の式2に従って補正値「V」が計算され
る。
【0067】式2: V=K1*(ch2_max−ch2_now)+K2
*(ch1_max−ch1_now) ステップ705およびステップ707の判定がともに偽
であれば、わずかなエラートラッキング状態であると仮
定される。わずかなエラートラッキング状態によれば、
ステップ709で、式3に従って補正値「V」が求めら
れる。
【0068】式3: V=K1*(ch2_max−ch2_now)+K2
*(ch1_max−ch1_now) 「V」は、所望の補正値を表す。「V」の値がゼロより
も大きい場合、ヘッドR1およびR2を右に移動しなけ
ればならない。「V」の値がゼロ未満である場合、ヘッ
ドR1およびR2を左に移動しなければならない。
【0069】補正値「V」は、トラックに対する読み出
しヘッドの相対位置を制御するモータに与えられる電圧
とも考えられる。好ましい実施形態では、巻き取りモー
タ96の速度を変えることによって、トラックに対する
読み出しヘッドの相対位置を変える。巻き取りモータ9
6は、移動コントローラ98によって制御することがで
き、最終的には、プロセッサ50、またはサーボシステ
ムプロセッサのような別のプロセッサなどによって制御
することができる。
【0070】図7のステップ705および707で用い
られる信号振幅の閾値は、非固有トラックおよび読み出
しヘッドの幅と、2つの読み出しヘッド間の距離とに依
存する。この閾値は、図4に示すようにチャネル1のヘ
ッドの右側がトラック1とトラック2との境界と一致す
るように整列されているときにチャネル2のヘッドに起
こる振幅よりもわずかに小さい振幅に設定される。理想
的な場合、この閾値は、チャネル2の読み出しヘッドの
左側がトラック1とトラック2との境界と一致するとき
にチャネル1の読み出しヘッドに起こる振幅と同じであ
る。当業者には、ヘッドの出力が、ヘッド自体の特性な
どの多くのファクタに依存すること、およびそのような
変動に対応するための周知の手段があることが分かるで
あろう。
【0071】本明細書において、「左」および「右」
は、説明のために任意に選んだものであることが理解さ
れるであろう。
【0072】有利な点としては、本発明では、専用のパ
イロット信号を有する必要はない。読み出しヘッドとト
ラックとの相対的な整列を許容可能な範囲内に維持する
ことができるため、テープは、ドラム1回転当たり2つ
のトラックという所望のレートで送ることができる。こ
れは、トラックをスキップせずにテープが送られ得る最
大のレートである。先行技術では、典型的には所望のテ
ープ速度の1/3の速度で動作する、より低速な「オー
バースキャン」機構を用いており、この場合、非固有テ
ープを読み出す場合の読み出し性能が大幅に低速になっ
てしまう。
【0073】以上、本発明の好ましい実施形態を参照し
ながら本発明について具体的に説明したが、本発明の精
神および範囲から逸脱することなく本発明の形態および
詳細について種々の変形を加えることが可能であること
が当業者に理解されるであろう。本発明だけの特性また
は権利が請求される本発明の実施形態は、前掲の特許請
求の範囲において規定される。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、幅の狭いヘッドギャッ
プを有するヘリカルスキャンテープドライブが、より幅
の広いヘッドギャップを有するテープドライブなどの異
なる態様で記録されたストライプを読み出すことができ
るようにする方法および装置が提供される。その結果、
テープドライブが、防護帯域および多くのファクタを用
いてトラック幅だけではなくパイロット信号の周波数お
よび間隔も変わり得る他のトラックフォーマットを読み
出すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、ホストに接続されたテープドラ
イブの模式図である。
【図2】最適なトラッキング状態で、より幅の広いスト
ライプフォーマットのヘリカルスキャンレコーダのトラ
ックをたどる幅の狭いストライプフォーマットのヘリカ
ルスキャンレコーダの読み出しヘッドを示す模式図であ
る。
【図3】正のトラッキングエラー状態で、より幅の広い
ストライプフォーマットのヘリカルスキャンレコーダの
トラックをたどる幅の狭いストライプフォーマットのヘ
リカルスキャンレコーダの読み出しヘッドを示す模式図
である。
【図4】負のトラッキングエラー状態で、より幅の広い
ストライプフォーマットのヘリカルスキャンレコーダの
トラックをたどる幅の狭いストライプフォーマットのヘ
リカルスキャンレコーダの読み出しヘッドを示す模式図
である。
【図5】大きい負のトラッキングエラー状態で、より幅
の広いストライプフォーマットのヘリカルスキャンレコ
ーダのトラックをたどる幅の狭いストライプフォーマッ
トのヘリカルスキャンレコーダの読み出しヘッドを示す
模式図である。
【図6】大きい正のトラッキングエラー状態で、より幅
の広いストライプフォーマットのヘリカルスキャンレコ
ーダのトラックをたどる幅の狭いストライプフォーマッ
トのヘリカルスキャンレコーダの読み出しヘッドを示す
模式図である。
【図7】本発明に従って実行されるステップを示すフロ
ー図である。
【符号の説明】
20 SCSIバス 22 ホスト 30 テープドライブ 31 テープ 32 SCSIコントローラ 34 データバス 36 バッファマネージャー 40 バスシステム 50 プロセッサ 51 プログラムメモリ 52 RAM 56 バッファメモリ 60 フォーマッタ/エンコーダ 62 デフォーマッタ/デコーダ 70 書き込みチャネル 72 読み出しチャネル 80 書き込みヘッド 82 読み出しヘッド 84 回転ドラム 86 ヘリカルストライプ 90 供給リール 92 巻き取りリール 94 リールモータ 96 リールモータ 98 移動コントローラ 99 フィルタ/ピーク検出器/A−D変換器
フロントページの続き (71)出願人 598040743 1685 38th Street, Boul der, Colorado 80301, U.S.A.

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘリカルスキャンテープドライブのドラ
    ムに装着される第1の読み出しヘッドおよび第2の読み
    出しヘッドが、別のヘリカルスキャンテープドライブに
    よってテープ上に記録された非固有ヘリカルストライプ
    を読み出すことができるようにするトラッキング方法で
    あって、該非固有ヘリカルストライプは、該第1の読み
    出しヘッドおよび該第2の読み出しヘッドによって読み
    出される固有ストライプよりも幅が広く、該方法は、 該テープを線形速度で送り、それによって、該第1の読
    み出しヘッドおよび該第2の読み出しヘッドの各々がド
    ラム1回転当たり1つの非固有ストライプを横切るステ
    ップと、 該非固有トラックから得られる該第1の読み出しヘッド
    および該第2の読み出しヘッドからの読み出し信号を用
    いて補正値を決定するステップと、 該補正値を用いて、該非固有ヘリカルストライプに対す
    る該第1の読み出しヘッドおよび該第2の読み出しヘッ
    ドの相対位置を制御するステップとを包含する、方法。
  2. 【請求項2】 前記補正値を決定するステップは、 (1)前記第1の読み出しヘッドからの信号のいかなる
    損失も、該第1の読み出しヘッドおよび前記第2の読み
    出しヘッドの位置が第1の方向に離れすぎていることを
    意味するものとして解釈するステップと、 (2)該第2の読み出しヘッドからの信号のいかなる損
    失も、該第1の読み出しヘッドおよび該第2の読み出し
    ヘッドの位置が第2の方向に離れすぎていることを意味
    するものとして解釈するステップとを包含する、請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記補正値を決定するステップは、 (1)前記第1の読み出しヘッドからの信号が第1の所
    定の閾値未満であれば、前記第2の読み出しヘッドから
    の信号のいかなる付加的な損失もその符号を逆にして該
    補正値に加えるステップと、 (2)該第2の読み出しヘッドからの信号が第2の所定
    の閾値未満であれば、該第1の読み出しヘッドからの信
    号のいかなる付加的な損失もその符号を逆にして該補正
    値に加えるステップとをさらに包含する、請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 非固有トラックを読み出すヘリカルスキ
    ャンテープドライブであって、 位置を調節して装着された第1の読み出しヘッドおよび
    第2の読み出しヘッドを有する回転ドラムと、 非固有テープに線形速度を与えるためのテープ移動装置
    とを含み、該テープは、該第1の読み出しヘッドおよび
    該第2の読み出しヘッドによって読み出される、該テー
    プ上に記録された非固有ストライプを有し、該非固有ス
    トライプは、別のヘリカルスキャンテープドライブによ
    って記録されており、該第1の読み出しヘッドおよび該
    第2の読み出しヘッドによって読み出される固有ストラ
    イプよりも幅が広く、該線形速度は、該第1の読み出し
    ヘッドおよび該第2の読み出しヘッドの各々が、該ドラ
    ムの回転中に該非固有テープのストライプを横切ること
    を可能にし、該テープドライブは、 該第1の読み出しヘッドおよび該第2の読み出しヘッド
    からの読み出し信号を受け取り、該読み出し信号を用い
    て補正値を決定し、該補正値を用いて、該非固有ヘリカ
    ルストライプに対する該第1の読み出しヘッドおよび該
    第2の読み出しヘッドの位置を制御するプロセッサをさ
    らに含む、テープドライブ。
  5. 【請求項5】 前記プロセッサは、 (1)前記第1の読み出しヘッドからの信号のいかなる
    損失も、該第1の読み出しヘッドおよび前記第2の読み
    出しヘッドの位置が第1の方向に離れすぎていることを
    意味するものとして解釈し、 (2)該第2の読み出しヘッドからの信号のいかなる損
    失も、該第1の読み出しヘッドおよび該第2の読み出し
    ヘッドの位置が第2の方向に離れすぎていることを意味
    するものとして解釈することによって、前記補正値を決
    定する、請求項4に記載のテープドライブ。
  6. 【請求項6】 前記プロセッサはさらに、 (1)前記第1の読み出しヘッドからの信号が第1の所
    定の閾値未満であれば、前記第2の読み出しヘッドから
    の信号のいかなる付加的な損失もその符号を逆にして前
    記補正値に加え、 (2)該第2の読み出しヘッドからの信号が第2の所定
    の閾値未満であれば、該第1の読み出しヘッドからの信
    号のいかなる付加的な損失もその符号を逆にして該補正
    値に加えることによって、前記補正値を決定する、請求
    項1に記載の方法。
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