JPH10269315A - 文字認識装置、文字認識方法及び辞書登録方法 - Google Patents
文字認識装置、文字認識方法及び辞書登録方法Info
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- JPH10269315A JPH10269315A JP9073426A JP7342697A JPH10269315A JP H10269315 A JPH10269315 A JP H10269315A JP 9073426 A JP9073426 A JP 9073426A JP 7342697 A JP7342697 A JP 7342697A JP H10269315 A JPH10269315 A JP H10269315A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】辞書登録作業の負担を軽減でき、辞書もコンパ
クトで、認識処理時間もかからないような部分パターン
の認識を可能とし、続け字に対しても有効な文字認識処
理を実現する。 【解決手段】ストローク情報入力部201から入力され
た文字のストローク群を部分パターン抽出部202で部
分パターン毎に分け、特定ストローク群抽出部203に
て各部分パターン毎に特定のストローク群を抽出し、部
分パターンマッチング部204にて上記特定ストローク
群のみを対象として部分パターン辞書41とのマッチン
グを行う。部分パターン辞書41には予め特定のストロ
ーク群のみで構成される部分パターン情報が登録されて
いる。これにより、続け字でも、その中で続けて書かれ
ることのないストローク群のみを抽出して認識を行うこ
とができる。
クトで、認識処理時間もかからないような部分パターン
の認識を可能とし、続け字に対しても有効な文字認識処
理を実現する。 【解決手段】ストローク情報入力部201から入力され
た文字のストローク群を部分パターン抽出部202で部
分パターン毎に分け、特定ストローク群抽出部203に
て各部分パターン毎に特定のストローク群を抽出し、部
分パターンマッチング部204にて上記特定ストローク
群のみを対象として部分パターン辞書41とのマッチン
グを行う。部分パターン辞書41には予め特定のストロ
ーク群のみで構成される部分パターン情報が登録されて
いる。これにより、続け字でも、その中で続けて書かれ
ることのないストローク群のみを抽出して認識を行うこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手書き入力された
文字を認識する文字認識装置に係り、特に部首等の部分
パターン情報が格納されている部分パターン辞書を用い
て、入力文字を部分パターンに分けて認識する文字認識
装置と、同装置に用いられる文字認識方法及び辞書登録
方法に関する。
文字を認識する文字認識装置に係り、特に部首等の部分
パターン情報が格納されている部分パターン辞書を用い
て、入力文字を部分パターンに分けて認識する文字認識
装置と、同装置に用いられる文字認識方法及び辞書登録
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】座標入力装置と表示装置が積層一体化さ
れた手書き入力装置は、紙に文字や図形を書き込む感じ
で入力でき、さらに入力したい場所ヘダイレクトに指示
できるので、最近各方面で使用されるようになってき
た。
れた手書き入力装置は、紙に文字や図形を書き込む感じ
で入力でき、さらに入力したい場所ヘダイレクトに指示
できるので、最近各方面で使用されるようになってき
た。
【0003】しかし、現在の手書き文字認識技術は十分
ではなく、認識処理のさらなる速さや高い認識精度、辞
書のコンパクト化が求められている。その1つの方法と
して、部分パターン辞書を用いるものがある。これは、
入力文字を部首等の部分パターンに分け、各部分パター
ン毎に部分パターン辞書とのマッチングを行い、その部
分パタ一ンの組み合せで1つの文字として認識結果を得
る方法である。
ではなく、認識処理のさらなる速さや高い認識精度、辞
書のコンパクト化が求められている。その1つの方法と
して、部分パターン辞書を用いるものがある。これは、
入力文字を部首等の部分パターンに分け、各部分パター
ン毎に部分パターン辞書とのマッチングを行い、その部
分パタ一ンの組み合せで1つの文字として認識結果を得
る方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような認識方
法では、部分パターン辞書に予め部首等の各種部分パタ
ーンの情報を登録しておく必要がある。ところが、スト
ロークとストロークが続いてしまうような、いわゆる続
け字に対しては、続けて書かれるであろうストローク群
を含む部分パターンの全てを辞書に登録しなければなら
ない。このため、辞書登録作業が大変な作業となるだけ
でなく、辞書の増大化、さらに認識処理が遅くなるなど
の問題があった。
法では、部分パターン辞書に予め部首等の各種部分パタ
ーンの情報を登録しておく必要がある。ところが、スト
ロークとストロークが続いてしまうような、いわゆる続
け字に対しては、続けて書かれるであろうストローク群
を含む部分パターンの全てを辞書に登録しなければなら
ない。このため、辞書登録作業が大変な作業となるだけ
でなく、辞書の増大化、さらに認識処理が遅くなるなど
の問題があった。
【0005】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、辞書登録作業の負担を軽減でき、辞書もコンパク
トで、認識処理時間もかからないような部分パターンの
認識を可能とし、続け字に対しても有効な文字認識処理
を実現する文字認識装置、文字認識方法及び辞書登録方
法を提供することを目的とする。
ので、辞書登録作業の負担を軽減でき、辞書もコンパク
トで、認識処理時間もかからないような部分パターンの
認識を可能とし、続け字に対しても有効な文字認識処理
を実現する文字認識装置、文字認識方法及び辞書登録方
法を提供することを目的とする。
【0006】
(1)本発明の文字認識装置は、認識対象となる文字の
ストローク群を入力するストローク情報入力手段と、こ
のストローク情報入力手段によって入力されたストロー
ク群を部分パターン毎に分ける部分パターン抽出手段
と、この部分パターン抽出手段によって分けられた各部
分パターンから特定のストローク群をそれぞれ抽出する
特定ストローク群抽出手段と、少なくとも部分パターン
名とそれに対応する特定のストローク群からなる部分パ
ターン情報が格納されている部分パターン辞書と、上記
特定ストローク群抽出手段によって抽出された特定のス
トローク群に基づいて上記部分パターン辞書とのマッチ
ングを行い、上記各部分パターンの認識結果を得る部分
パターンマッチング手段と、部分パターンの組み合せ情
報が格納されている部分パターン組み合せ辞書と、上記
部分パターンマッチング手段によって得られた上記各部
分パターンの認識結果をもとに上記部分パターン組み合
せ辞書を参照して1つの文字としての認識結果を出力す
る文字認識手段とを具備したものである。
ストローク群を入力するストローク情報入力手段と、こ
のストローク情報入力手段によって入力されたストロー
ク群を部分パターン毎に分ける部分パターン抽出手段
と、この部分パターン抽出手段によって分けられた各部
分パターンから特定のストローク群をそれぞれ抽出する
特定ストローク群抽出手段と、少なくとも部分パターン
名とそれに対応する特定のストローク群からなる部分パ
ターン情報が格納されている部分パターン辞書と、上記
特定ストローク群抽出手段によって抽出された特定のス
トローク群に基づいて上記部分パターン辞書とのマッチ
ングを行い、上記各部分パターンの認識結果を得る部分
パターンマッチング手段と、部分パターンの組み合せ情
報が格納されている部分パターン組み合せ辞書と、上記
部分パターンマッチング手段によって得られた上記各部
分パターンの認識結果をもとに上記部分パターン組み合
せ辞書を参照して1つの文字としての認識結果を出力す
る文字認識手段とを具備したものである。
【0007】このような構成によれば、入力文字の部分
パターンの中で、例えば続けて書かれることのないスト
ローク群が特定のストローク群として抽出され、部分パ
ターン辞書とマッチングされる。これにより、ストロー
クとストロークが続いてしまうような、いわゆる続け字
に対しても、正しく認識を行うことができる。
パターンの中で、例えば続けて書かれることのないスト
ローク群が特定のストローク群として抽出され、部分パ
ターン辞書とマッチングされる。これにより、ストロー
クとストロークが続いてしまうような、いわゆる続け字
に対しても、正しく認識を行うことができる。
【0008】(2)また、本発明は、部首等の部分パタ
ーン情報が格納されている部分パターン辞書を有し、1
つの文字の各部分パターン毎に上記部分パターン辞書と
のマッチングを行い、その部分パターンの組み合せで1
つの文字として認識する文字認識装置において、登録対
象となる部分パターンのストローク群を入力するストロ
ーク情報入力手段と、上記部分パターンに対応する部分
パターン名を入力する部分パターン名入力手段と、上記
ストローク情報入力手段によって入力された部分パター
ンのストローク群の中から特定のストローク群を指定す
る特定ストローク群指定手段と、この特定ストローク群
指定手段によって指定された特定のストローク群の座標
情報を上記部分パターンの特徴点として、上記部分パタ
ーン名入力手段によって入力された部分パターン名と共
に上記部分パターン辞書に登録する部分パターン辞書登
録手段とを具備したものである。
ーン情報が格納されている部分パターン辞書を有し、1
つの文字の各部分パターン毎に上記部分パターン辞書と
のマッチングを行い、その部分パターンの組み合せで1
つの文字として認識する文字認識装置において、登録対
象となる部分パターンのストローク群を入力するストロ
ーク情報入力手段と、上記部分パターンに対応する部分
パターン名を入力する部分パターン名入力手段と、上記
ストローク情報入力手段によって入力された部分パター
ンのストローク群の中から特定のストローク群を指定す
る特定ストローク群指定手段と、この特定ストローク群
指定手段によって指定された特定のストローク群の座標
情報を上記部分パターンの特徴点として、上記部分パタ
ーン名入力手段によって入力された部分パターン名と共
に上記部分パターン辞書に登録する部分パターン辞書登
録手段とを具備したものである。
【0009】このような構成によれば、入力文字の部分
パターンの中で、例えば続けて書かれることのないスト
ローク群を特定のストローク群として指定することによ
り、そのストローク群が当該部分パターンを構成する特
徴点として、部分パターン辞書に登録される。これによ
り、続け字に関し、そのストローク群の全てを登録せず
とも、特定のストローク群を指定するだけで、簡単に辞
書登録を行うことができる。この場合、ストロークの全
てを必要しない分、辞書がコンパクトになり、また、認
識処理時間も短縮化できる。
パターンの中で、例えば続けて書かれることのないスト
ローク群を特定のストローク群として指定することによ
り、そのストローク群が当該部分パターンを構成する特
徴点として、部分パターン辞書に登録される。これによ
り、続け字に関し、そのストローク群の全てを登録せず
とも、特定のストローク群を指定するだけで、簡単に辞
書登録を行うことができる。この場合、ストロークの全
てを必要しない分、辞書がコンパクトになり、また、認
識処理時間も短縮化できる。
【0010】(3)また、本発明は、部首等の部分パタ
ーン情報が格納されている部分パターン辞書を有し、1
つの文字の各部分パターン毎に上記部分パターン辞書と
のマッチングを行い、その部分パターンの組み合せで1
つの文字として認識する文字認識装置において、登録対
象となる部分パターンのストローク群を複数種類入力す
るストローク情報入力手段と、上記部分パターンに対応
する部分パターン名を入力する部分パターン名入力手段
と、上記ストローク情報入力手段によって複数種類入力
された部分パターンのストローク群の中で全てに共通す
るストローク群を特定のストローク群として選出する特
定ストローク群選出手段と、この特定ストローク群選出
手段によって選出された特定のストローク群の座標情報
を上記部分パターンの特徴点として、上記部分パターン
名入力手段によって入力された部分パターン名と共に上
記部分パターン辞書に登録する部分パターン辞書登録手
段とを具備したものである。
ーン情報が格納されている部分パターン辞書を有し、1
つの文字の各部分パターン毎に上記部分パターン辞書と
のマッチングを行い、その部分パターンの組み合せで1
つの文字として認識する文字認識装置において、登録対
象となる部分パターンのストローク群を複数種類入力す
るストローク情報入力手段と、上記部分パターンに対応
する部分パターン名を入力する部分パターン名入力手段
と、上記ストローク情報入力手段によって複数種類入力
された部分パターンのストローク群の中で全てに共通す
るストローク群を特定のストローク群として選出する特
定ストローク群選出手段と、この特定ストローク群選出
手段によって選出された特定のストローク群の座標情報
を上記部分パターンの特徴点として、上記部分パターン
名入力手段によって入力された部分パターン名と共に上
記部分パターン辞書に登録する部分パターン辞書登録手
段とを具備したものである。
【0011】このような構成によれば、1つの部分パタ
ーンに関し、複数種類のストローク群を入力することに
より、その中で全てに共通するストローク群が続けて書
かれることのないストローク群として選出され、そのス
トローク群が当該部分パターンを構成する特徴点とし
て、部分パターン辞書に登録される。これにより、続け
字に関し、そのストローク群の全てを登録せずとも、複
数種類のストローク群を入力するだけで、簡単に辞書登
録を行うことができる。この場合、ストロークの全てを
必要しない分、辞書がコンパクトになり、また、認識処
理時間も短縮化できる。
ーンに関し、複数種類のストローク群を入力することに
より、その中で全てに共通するストローク群が続けて書
かれることのないストローク群として選出され、そのス
トローク群が当該部分パターンを構成する特徴点とし
て、部分パターン辞書に登録される。これにより、続け
字に関し、そのストローク群の全てを登録せずとも、複
数種類のストローク群を入力するだけで、簡単に辞書登
録を行うことができる。この場合、ストロークの全てを
必要しない分、辞書がコンパクトになり、また、認識処
理時間も短縮化できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。まず、図2を用いて本発明の文字
認識装置の外観的な構成を説明する。図2は本発明の文
字認識装置の外観的な構成を示す概念図である。図中1
aは透明タブレット、1bはスタイラスペンであり、座
標入力装置を構成している。2は装置本体である制御装
置、3は表示装置、4は外部記憶装置である。
実施形態を説明する。まず、図2を用いて本発明の文字
認識装置の外観的な構成を説明する。図2は本発明の文
字認識装置の外観的な構成を示す概念図である。図中1
aは透明タブレット、1bはスタイラスペンであり、座
標入力装置を構成している。2は装置本体である制御装
置、3は表示装置、4は外部記憶装置である。
【0013】ここで、透明タブレット1aとスタイラス
ペン1bからなる座標入力装置は、液晶ディスプレイな
どからなる表示装置3上に積層一体化されている。この
透明タブレット1aと液晶ディスプレイとは同じ座標面
を有する。これにより、液晶ディスプレイ上の座標位置
を透明タブレット1aで直接指定し得ると共に、液晶デ
ィスプレイでの表示情報が透明タブレット1aを介して
視認し得るように構成されている。
ペン1bからなる座標入力装置は、液晶ディスプレイな
どからなる表示装置3上に積層一体化されている。この
透明タブレット1aと液晶ディスプレイとは同じ座標面
を有する。これにより、液晶ディスプレイ上の座標位置
を透明タブレット1aで直接指定し得ると共に、液晶デ
ィスプレイでの表示情報が透明タブレット1aを介して
視認し得るように構成されている。
【0014】外部記憶装置4は、例えばフロッピーディ
スク装置、ハードディスク装置、光ディスク装置等から
なり、記憶媒体に各種のプログラムの他、ここでは図1
に示す部分パターン辞書41、部分パターン組み合せ辞
書42を記憶している。なお、外部記憶装置4は図2に
示すように制御装置2と一体化されている場合もある。
スク装置、ハードディスク装置、光ディスク装置等から
なり、記憶媒体に各種のプログラムの他、ここでは図1
に示す部分パターン辞書41、部分パターン組み合せ辞
書42を記憶している。なお、外部記憶装置4は図2に
示すように制御装置2と一体化されている場合もある。
【0015】次に、図1を用いて本発明の文字認識装置
の制御系の構成を説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る文字認識装置の制御系の構成を示すブロック図で
ある。図2に示す制御装置2は、ストローク情報入力部
201、部分パターン抽出部202、特定ストローク群
抽出部203、部分パターンマッチング部204、文字
認識部205、表示部206、部分パターン名入力部2
07、特定ストローク群指定部208、特定ストローク
群選出部209、部分パターン辞書登録部210、座標
データバッファ2a、部分パターンデータバッファ2
b、特定ストローク群データバッファ2c、部分パター
ン認識バッファ2d、認識結果データバッファ2e、部
分パターン名データバッファ2fで構成される。
の制御系の構成を説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る文字認識装置の制御系の構成を示すブロック図で
ある。図2に示す制御装置2は、ストローク情報入力部
201、部分パターン抽出部202、特定ストローク群
抽出部203、部分パターンマッチング部204、文字
認識部205、表示部206、部分パターン名入力部2
07、特定ストローク群指定部208、特定ストローク
群選出部209、部分パターン辞書登録部210、座標
データバッファ2a、部分パターンデータバッファ2
b、特定ストローク群データバッファ2c、部分パター
ン認識バッファ2d、認識結果データバッファ2e、部
分パターン名データバッファ2fで構成される。
【0016】ストローク情報入力部201は、座標入力
装置(1a,1b)を介して指示入力された文字の座標
データ系列(座標値列)をぺン入力の情報と共に座標デ
ータバッファ2aに格納する。部分パターン抽出部20
2は、部分パターン辞書41を参照して座標データバッ
ファ2aに格納された文字のストローク群を部分パター
ン毎に分け、その情報を部分パターンデータバッファ2
bに格納する。
装置(1a,1b)を介して指示入力された文字の座標
データ系列(座標値列)をぺン入力の情報と共に座標デ
ータバッファ2aに格納する。部分パターン抽出部20
2は、部分パターン辞書41を参照して座標データバッ
ファ2aに格納された文字のストローク群を部分パター
ン毎に分け、その情報を部分パターンデータバッファ2
bに格納する。
【0017】特定ストローク群抽出部203は、部分パ
ターン辞書41を参照して部分パターンデータバッファ
2bに格納された各部分パターンから続けて書かれるこ
とのないストローク群を特定ストローク群として抽出
し、その情報を特定ストローク群データバッファ2cに
格納する。
ターン辞書41を参照して部分パターンデータバッファ
2bに格納された各部分パターンから続けて書かれるこ
とのないストローク群を特定ストローク群として抽出
し、その情報を特定ストローク群データバッファ2cに
格納する。
【0018】部分パターンマッチング部204は、特定
ストローク群データバッファ2cに格納された特定スト
ローク群に基づいて部分パターン辞書41とのマッチン
グを行い、その認識結果を部分パターン認識バッファ2
dに格納する。
ストローク群データバッファ2cに格納された特定スト
ローク群に基づいて部分パターン辞書41とのマッチン
グを行い、その認識結果を部分パターン認識バッファ2
dに格納する。
【0019】文字認識部205は、部分パターン認識バ
ッファ2dに格納された各部分パターンの認識結果と、
部分パターン組み合せ辞書42に登録されている部分パ
ターンの組み合せ情報をもとに、1つの文字としての文
字認識結果を求め、その文字認識結果を認識結果データ
バッファ2eに格納する。
ッファ2dに格納された各部分パターンの認識結果と、
部分パターン組み合せ辞書42に登録されている部分パ
ターンの組み合せ情報をもとに、1つの文字としての文
字認識結果を求め、その文字認識結果を認識結果データ
バッファ2eに格納する。
【0020】表示部206は、認識結果データバッファ
2eに格納されている文字認識結果を表示装置3上に表
示するなどの処理を行う。また、部分パターン名入力部
207は、辞書登録対象として入力された部分パターン
の名称をその位置情報と共に部分パターン名データバッ
ファ2fに格納する。特定ストローク群指定部208
は、ストローク情報入力部201から入力された部分パ
ターンのストローク群の中で続けて書かれることのない
ストローク群を特定のストローク群として指定し、これ
を特定ストローク群データバッファ2cに格納する。特
定ストローク群選出部209は、ストローク情報入力部
201から入力された複数種類の部分パターン群の中で
全てに共通するストローク群を特定のストローク群とし
て選出し、これを特定ストローク群データバッファ2c
に格納する。
2eに格納されている文字認識結果を表示装置3上に表
示するなどの処理を行う。また、部分パターン名入力部
207は、辞書登録対象として入力された部分パターン
の名称をその位置情報と共に部分パターン名データバッ
ファ2fに格納する。特定ストローク群指定部208
は、ストローク情報入力部201から入力された部分パ
ターンのストローク群の中で続けて書かれることのない
ストローク群を特定のストローク群として指定し、これ
を特定ストローク群データバッファ2cに格納する。特
定ストローク群選出部209は、ストローク情報入力部
201から入力された複数種類の部分パターン群の中で
全てに共通するストローク群を特定のストローク群とし
て選出し、これを特定ストローク群データバッファ2c
に格納する。
【0021】部分パターン辞書登録部210は、特定ス
トローク群データバッファ2cに格納されたストローク
群と、部分パターン名データバッファ2fに格納された
部分パタ一ン名とを関連付けて部分パターン辞書41に
登録する。
トローク群データバッファ2cに格納されたストローク
群と、部分パターン名データバッファ2fに格納された
部分パタ一ン名とを関連付けて部分パターン辞書41に
登録する。
【0022】部分パターン辞書41には、部分パターン
名とそれに対応する部分パターン、位置情報など、部分
パターンを認識するための情報が格納されており、特に
部分パターンは特定のストローク群で構成されている
(図6参照)。部分パターン組み合せ辞書42には、部
分パターンの組み合せ情報が格納されている(図7参
照)。
名とそれに対応する部分パターン、位置情報など、部分
パターンを認識するための情報が格納されており、特に
部分パターンは特定のストローク群で構成されている
(図6参照)。部分パターン組み合せ辞書42には、部
分パターンの組み合せ情報が格納されている(図7参
照)。
【0023】次に、同実施形態の動作を説明する。図3
は同実施形態における文字認識処理の動作を示すフロー
チャートである。今、部分パターン辞書41に図6に示
すような部分パターン情報が登録され、部分パターン組
み合せ辞書42に図7に示すような部分パターンの組み
合せ情報が登録されているものとする。
は同実施形態における文字認識処理の動作を示すフロー
チャートである。今、部分パターン辞書41に図6に示
すような部分パターン情報が登録され、部分パターン組
み合せ辞書42に図7に示すような部分パターンの組み
合せ情報が登録されているものとする。
【0024】ユーザは、ストローク情報入力部201に
よって認識対象となる文字のストローク群を入力し、そ
のストローク群の座標データ列を座標データバッファ2
aに格納する(ステップA11)。部分パターン抽出部
202は、この座標データバッファ2aに格納されたス
トローク群(入力文字)を部分パターン辞書41を参照
して部首等の部分パターン毎に分け(ステップA1
2)、その情報を部分パターンデータバッファ2bに格
納する(ステップA13)。
よって認識対象となる文字のストローク群を入力し、そ
のストローク群の座標データ列を座標データバッファ2
aに格納する(ステップA11)。部分パターン抽出部
202は、この座標データバッファ2aに格納されたス
トローク群(入力文字)を部分パターン辞書41を参照
して部首等の部分パターン毎に分け(ステップA1
2)、その情報を部分パターンデータバッファ2bに格
納する(ステップA13)。
【0025】ここで、特定ストローク群抽出部203
は、部分パターンデータバッファ2bに格納された各部
分パターン毎に、部分パターン辞書41を参照して、そ
の部分パターンを構成するストローク群の中で、続けて
書かれることのないストローク群を特定のストローク群
として抽出し(ステップA14)、その情報を部分パタ
ーンデータバッファ2cに格納する(ステップA1
5)。
は、部分パターンデータバッファ2bに格納された各部
分パターン毎に、部分パターン辞書41を参照して、そ
の部分パターンを構成するストローク群の中で、続けて
書かれることのないストローク群を特定のストローク群
として抽出し(ステップA14)、その情報を部分パタ
ーンデータバッファ2cに格納する(ステップA1
5)。
【0026】部分パターンマッチング部204は、特定
ストローク群データバッファ2cに格納された特定スト
ローク群からなる部分パターンと部分パターン辞書41
に登録されている部分パターンとのマッチングを行っ
て、部分パターンとして認識結果を得(ステップA1
6)、これを部分パターン認識バッファ2dに格納する
(ステップA17)。この場合のマッチングの方法とし
ては、ストロークの形や位置によって入力文字のストロ
ークと辞書の文字のストロークとを対応付け、両者の座
標の距離差を評価基準とする方法がある。
ストローク群データバッファ2cに格納された特定スト
ローク群からなる部分パターンと部分パターン辞書41
に登録されている部分パターンとのマッチングを行っ
て、部分パターンとして認識結果を得(ステップA1
6)、これを部分パターン認識バッファ2dに格納する
(ステップA17)。この場合のマッチングの方法とし
ては、ストロークの形や位置によって入力文字のストロ
ークと辞書の文字のストロークとを対応付け、両者の座
標の距離差を評価基準とする方法がある。
【0027】このようにして、特定のストローク群から
なる部分パターン(続けて書かれることのないストロー
クだけで構成された部分文字)の認識が終了すると、文
字認識部205は、部分パターン認識バッファ2dに格
納された各部分パターンの認識結果と部分パタ一ン組み
合せ辞書42に登録されている部分パターン組み合せ情
報をもとに1つの文字としての文字認識結果を求め(ス
テップA18)、その文字認識結果を認識結果データバ
ッファ2eに格納する(ステップA19)。表示部20
6は、認識結果データバッファ2eに格納された文字認
識結果を表示装置3上に表示する(ステップA20)。
なる部分パターン(続けて書かれることのないストロー
クだけで構成された部分文字)の認識が終了すると、文
字認識部205は、部分パターン認識バッファ2dに格
納された各部分パターンの認識結果と部分パタ一ン組み
合せ辞書42に登録されている部分パターン組み合せ情
報をもとに1つの文字としての文字認識結果を求め(ス
テップA18)、その文字認識結果を認識結果データバ
ッファ2eに格納する(ステップA19)。表示部20
6は、認識結果データバッファ2eに格納された文字認
識結果を表示装置3上に表示する(ステップA20)。
【0028】このように、入力文字を部分パターンに分
け、部分パターン辞書41とのマッチングを行う際に、
その部分パターンの中で続けて書かれることのないスト
ローク部分のみを抽出して部分パターン辞書41とマッ
チングを取ることにより、ストロークとストロークが続
いてしまうような、いわゆる続け字に対しても、正しく
認識を行うことができる。
け、部分パターン辞書41とのマッチングを行う際に、
その部分パターンの中で続けて書かれることのないスト
ローク部分のみを抽出して部分パターン辞書41とマッ
チングを取ることにより、ストロークとストロークが続
いてしまうような、いわゆる続け字に対しても、正しく
認識を行うことができる。
【0029】この場合、部分パターン辞書41には、続
けて書かれるであろうストローク群を含む部分パターン
の全てを辞書に登録する必要がないため、辞書登録作業
を簡単化することができる。
けて書かれるであろうストローク群を含む部分パターン
の全てを辞書に登録する必要がないため、辞書登録作業
を簡単化することができる。
【0030】次に、図4および図5を用いて辞書登録に
ついて説明する。図4は同実施形態における辞書登録処
理の動作を示すフローチャートである。まず、ユーザは
ストローク情報入力部201によって登録対象となる部
分パターンを表わすストローク群を入力する(ステップ
B11)。その後、部分パターン名入力部207によっ
て、その部分パターンに対応する部分パターン名(部首
名等)と位置情報(右/左等)を入力し(ステップB1
2)、これを部分パターン名データバッファ2fに格納
する(ステップB13)。
ついて説明する。図4は同実施形態における辞書登録処
理の動作を示すフローチャートである。まず、ユーザは
ストローク情報入力部201によって登録対象となる部
分パターンを表わすストローク群を入力する(ステップ
B11)。その後、部分パターン名入力部207によっ
て、その部分パターンに対応する部分パターン名(部首
名等)と位置情報(右/左等)を入力し(ステップB1
2)、これを部分パターン名データバッファ2fに格納
する(ステップB13)。
【0031】ここで、特定ストローク群指定部208に
よって、登録対象として入力された部分パターンの中
で、続けて書かれることのないストローク群を特定のス
トローク群として指定し(ステップB14)、その指定
されたストローク群を特定ストローク群データバッファ
2cに格納する(ステップB15)。
よって、登録対象として入力された部分パターンの中
で、続けて書かれることのないストローク群を特定のス
トローク群として指定し(ステップB14)、その指定
されたストローク群を特定ストローク群データバッファ
2cに格納する(ステップB15)。
【0032】部分パターン辞書登録部210は、この特
定ストローク群データバッファ2cに格納された特定ス
トローク情報を、部分パターン名データバッファ2fに
格納された部分パターン名と関連付けて部分パターン辞
書41に格納する(ステップB16)。
定ストローク群データバッファ2cに格納された特定ス
トローク情報を、部分パターン名データバッファ2fに
格納された部分パターン名と関連付けて部分パターン辞
書41に格納する(ステップB16)。
【0033】このように、部分パターンの中で、続けて
書かれることのないストローク群を特定のストローク群
として指定する。これにより、そのストローク群が当該
部分パターンを構成する特徴点として、部分パターン辞
書41に登録されることになる。
書かれることのないストローク群を特定のストローク群
として指定する。これにより、そのストローク群が当該
部分パターンを構成する特徴点として、部分パターン辞
書41に登録されることになる。
【0034】図5は同実施形態における辞書登録処理の
別の方法を示すフローチャートである。上記方法では、
特定のストローク群をユーザが判断するものであった
が、ここではシステムが判断することを特徴とする。
別の方法を示すフローチャートである。上記方法では、
特定のストローク群をユーザが判断するものであった
が、ここではシステムが判断することを特徴とする。
【0035】まず、ユーザはストローク情報入力部20
1によって登録対象となる部分パターンを表わすストロ
ーク群を複数種類入力する(ステップC11)。その
後、部分パターン名入力部207によって、その部分パ
ターンに対応する部分パターン名(部首名等)と位置情
報(右/左等)を入力し(ステップC12)、これを部
分パターン名データバッファ2fに格納する(ステップ
C13)。
1によって登録対象となる部分パターンを表わすストロ
ーク群を複数種類入力する(ステップC11)。その
後、部分パターン名入力部207によって、その部分パ
ターンに対応する部分パターン名(部首名等)と位置情
報(右/左等)を入力し(ステップC12)、これを部
分パターン名データバッファ2fに格納する(ステップ
C13)。
【0036】ここで、特定ストローク群選出部209
は、登録対象として入力された複数種類の部分パターン
の中で全てに共通するストローク群を続けて書かれるこ
とのないストローク群として選出し(ステップC1
4)、これを特定のストローク群として特定ストローク
群データバッファ2cに格納する(ステップC15)。
は、登録対象として入力された複数種類の部分パターン
の中で全てに共通するストローク群を続けて書かれるこ
とのないストローク群として選出し(ステップC1
4)、これを特定のストローク群として特定ストローク
群データバッファ2cに格納する(ステップC15)。
【0037】部分パターン辞書登録部210は、この特
定ストローク群データバッファ2cに格納された部分ス
トローク情報を、部分パターン名データバッファ2fに
格納された部分パターン名と関連付けて部分パターン辞
書41に格納する(ステップC16)。
定ストローク群データバッファ2cに格納された部分ス
トローク情報を、部分パターン名データバッファ2fに
格納された部分パターン名と関連付けて部分パターン辞
書41に格納する(ステップC16)。
【0038】このように、1つの部分パターンに関し、
何通りかのストローク群を入力することにより、その中
で全てに共通するストローク群が続けて書かれることの
ないストローク群として選出される。これにより、その
ストローク群が当該部分パターンを構成する特徴点とし
て、部分パターン辞書41に登録されることになる。
何通りかのストローク群を入力することにより、その中
で全てに共通するストローク群が続けて書かれることの
ないストローク群として選出される。これにより、その
ストローク群が当該部分パターンを構成する特徴点とし
て、部分パターン辞書41に登録されることになる。
【0039】次に、上述した文字認識処理および辞書登
録処理について具体例を挙げて説明する。まず、図3の
文字認識処理について具体例を挙げて説明する。
録処理について具体例を挙げて説明する。まず、図3の
文字認識処理について具体例を挙げて説明する。
【0040】図8に示すように、例えばユーザにより
「秋」という文字が手書き入力されると、まず、その入
力文字「秋」を左右の部分パターン「禾」と「火」に分
割した後、その部分パターン毎に特定のストローク群を
抽出する。特定のストローク群とは、続けて書かれるこ
とのないストローク群であり、「秋」の左側のパーツ
「禾」では「千」の部分に相当し、右側のパーツ「火」
では「人」の部分に相当する。
「秋」という文字が手書き入力されると、まず、その入
力文字「秋」を左右の部分パターン「禾」と「火」に分
割した後、その部分パターン毎に特定のストローク群を
抽出する。特定のストローク群とは、続けて書かれるこ
とのないストローク群であり、「秋」の左側のパーツ
「禾」では「千」の部分に相当し、右側のパーツ「火」
では「人」の部分に相当する。
【0041】このようにして、各部分パターン毎に特定
のストローク群を抽出すると、その特定のストローク群
に基づいて部分パターン辞書41を検索することによ
り、部分パターンとしての認識結果を得る。そして、部
分パターン組み合せ辞書42を参照して、1つの文字と
しての認識結果を出力する。この場合、「禾」へんに
「人」という文字は部分パターン組み合せ辞書42に存
在しないので、「禾」へんに「火」という文字つまり
「秋」が最終的な認識結果として出力されることにな
る。
のストローク群を抽出すると、その特定のストローク群
に基づいて部分パターン辞書41を検索することによ
り、部分パターンとしての認識結果を得る。そして、部
分パターン組み合せ辞書42を参照して、1つの文字と
しての認識結果を出力する。この場合、「禾」へんに
「人」という文字は部分パターン組み合せ辞書42に存
在しないので、「禾」へんに「火」という文字つまり
「秋」が最終的な認識結果として出力されることにな
る。
【0042】なお、複数の文字が認識候補として得られ
た場合には、それらを提示してユーザに選択させるか、
あるいは、各文字の画数等の情報から最も確からしい文
字を認識結果として優先出力するなどの方法がある。
た場合には、それらを提示してユーザに選択させるか、
あるいは、各文字の画数等の情報から最も確からしい文
字を認識結果として優先出力するなどの方法がある。
【0043】次に、図4の辞書登録処理について具体例
を挙げて説明する。図9に示すように、例えば「貝」と
いう部分パターンを辞書登録する場合において、ユーザ
はその部分パターンをペンの筆記操作により手書き入力
した後、その部分パターン名と位置情報を入力する。こ
の場合、部分パターン名は「具へん」であり、位置情報
としては「左」となる。
を挙げて説明する。図9に示すように、例えば「貝」と
いう部分パターンを辞書登録する場合において、ユーザ
はその部分パターンをペンの筆記操作により手書き入力
した後、その部分パターン名と位置情報を入力する。こ
の場合、部分パターン名は「具へん」であり、位置情報
としては「左」となる。
【0044】この部分パターン「具」に対し、ユーザは
続けて書かれることのないストローク群を特定のストロ
ーク群として指定する。これにより、その指定された特
定のストローク群の座標情報が当該部分パターンの特徴
点として、上記部分パターン名「具へん」と関連付けら
れて部分パターン辞書41に登録される。
続けて書かれることのないストローク群を特定のストロ
ーク群として指定する。これにより、その指定された特
定のストローク群の座標情報が当該部分パターンの特徴
点として、上記部分パターン名「具へん」と関連付けら
れて部分パターン辞書41に登録される。
【0045】次に、図5の辞書登録処理について具体例
を挙げて説明する。図10に示すように、例えば「貝」
という部分パターンを辞書登録する場合において、ユー
ザはその部分パターンをペンの筆記操作により複数種類
分(ここでは3種類分)、手書き入力した後、その部分
パターン名および位置情報を入力する。この場合、部分
パターン名は「具へん」であり、位置情報としては
「左」となる。
を挙げて説明する。図10に示すように、例えば「貝」
という部分パターンを辞書登録する場合において、ユー
ザはその部分パターンをペンの筆記操作により複数種類
分(ここでは3種類分)、手書き入力した後、その部分
パターン名および位置情報を入力する。この場合、部分
パターン名は「具へん」であり、位置情報としては
「左」となる。
【0046】この3種類の部分パターンの中で、全てに
共通するストローク群が続けて書かれることのないスト
ローク群である。このストローク群が特定のストローク
群として、上記部分パターン名と関連付けられて部分パ
ターン辞書41に登録される。
共通するストローク群が続けて書かれることのないスト
ローク群である。このストローク群が特定のストローク
群として、上記部分パターン名と関連付けられて部分パ
ターン辞書41に登録される。
【0047】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、辞書登録に際
し、その登録対象となる部分パターンを入力後に部分パ
ターン名を入力するようにしたが、先に部分パターン名
を入力し、その後で登録対象となる部分パターンを入力
するようにしても良い。
ものではない。例えば上記実施形態では、辞書登録に際
し、その登録対象となる部分パターンを入力後に部分パ
ターン名を入力するようにしたが、先に部分パターン名
を入力し、その後で登録対象となる部分パターンを入力
するようにしても良い。
【0048】また、上記実施形態では、続け字を対象と
したが、例えば通常の字であっても、辞書容量の削減の
ために、その部分パターンの中で当該部分パターンの特
徴点となるストローク群を特定のストローク群として抽
出し、これを辞書に登録しておくことで、上記同様の手
法を適用することができる。
したが、例えば通常の字であっても、辞書容量の削減の
ために、その部分パターンの中で当該部分パターンの特
徴点となるストローク群を特定のストローク群として抽
出し、これを辞書に登録しておくことで、上記同様の手
法を適用することができる。
【0049】要するに本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変更して用いることが可能である。また、上述
した実施形態において記載した手法は、コンピュータに
実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気
ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク等)、
光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ
などの記録媒体に書き込んで各種装置に適用したり、通
信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能で
ある。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記
録されたプログラムを読み込み、このプログラムによっ
て動作が制御されることにより、上述した処理を実行す
る。
囲で種々変更して用いることが可能である。また、上述
した実施形態において記載した手法は、コンピュータに
実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気
ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク等)、
光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ
などの記録媒体に書き込んで各種装置に適用したり、通
信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能で
ある。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記
録されたプログラムを読み込み、このプログラムによっ
て動作が制御されることにより、上述した処理を実行す
る。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1つの文
字の各部分パターン毎に部分パターン辞書とのマッチン
グを行い、その部分パターンの組み合せで1つの文字と
して認識する文字認識装置において、部分パターンの中
の特定のストローク群のみを対象として部分パターン辞
書とのマッチングを行うようにしたため、部分パターン
を構成する全てのストローク群を辞書に登録する必要が
なくなり、辞書登録作業の負担を軽減でき、続けて書か
れた文字に対しても有効となる。また、辞書への登録情
報を少なくして辞書のコンパクト化を図ることができ、
文字認識時のマッチング処理を少なくして、文字認識処
理の高速化を図ることもできる。
字の各部分パターン毎に部分パターン辞書とのマッチン
グを行い、その部分パターンの組み合せで1つの文字と
して認識する文字認識装置において、部分パターンの中
の特定のストローク群のみを対象として部分パターン辞
書とのマッチングを行うようにしたため、部分パターン
を構成する全てのストローク群を辞書に登録する必要が
なくなり、辞書登録作業の負担を軽減でき、続けて書か
れた文字に対しても有効となる。また、辞書への登録情
報を少なくして辞書のコンパクト化を図ることができ、
文字認識時のマッチング処理を少なくして、文字認識処
理の高速化を図ることもできる。
【図1】本発明の一実施形態に係る文字認識装置の制御
系の構成を示すブロック図。
系の構成を示すブロック図。
【図2】上記文字認識装置の外観的な構成を示す概念
図。
図。
【図3】同実施形態における文字認識処理の動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図4】同実施形態における辞書登録処理の動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図5】同実施形態における辞書登録処理の別の方法を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図6】同実施形態における部分パターン辞書の構成を
示す図。
示す図。
【図7】同実施形態における部分パターン組み合せ辞書
の構成を示す図。
の構成を示す図。
【図8】上記図3の文字認識処理に対応する具体例。
【図9】上記図4の辞書登録処理に対応する具体例。
【図10】上記図5の辞書登録処理に対応する具体例。
201…ストローク情報入力部 202…部分パターン抽出部 203…特定ストローク群抽出部 204…部分パターンマッチング部 205…文字認識部 206…表示部 207…部分パターン名入力部 208…特定ストローク群指定部 209…特定ストローク群選出部 210…部分パターン辞書登録部 2a…座標データバッファ 2b…部分パターンデータバッファ 2c…特定ストローク群データバッファ 2d…部分パターン認識バッファ 2e…認識結果データバッファ 2f…部分パターン名データバッファ 41…部分パターン辞書 42…部分パターン組み合せ辞書
Claims (6)
- 【請求項1】 認識対象となる文字のストローク群を入
力するストローク情報入力手段と、 このストローク情報入力手段によって入力されたストロ
ーク群を部分パターン毎に分ける部分パターン抽出手段
と、 この部分パターン抽出手段によって分けられた各部分パ
ターンから特定のストローク群をそれぞれ抽出する特定
ストローク群抽出手段と、 少なくとも部分パターン名とそれに対応する特定のスト
ローク群からなる部分パターン情報が格納されている部
分パターン辞書と、 上記特定ストローク群抽出手段によって抽出された特定
のストローク群に基づいて上記部分パターン辞書とのマ
ッチングを行い、上記各部分パターンの認識結果を得る
部分パターンマッチング手段と、 部分パターンの組み合せ情報が格納されている部分パタ
ーン組み合せ辞書と、 上記部分パターンマッチング手段によって得られた上記
各部分パターンの認識結果をもとに上記部分パターン組
み合せ辞書を参照して1つの文字としての認識結果を出
力する文字認識手段とを具備したことを特徴とする文字
認識装置。 - 【請求項2】 部首等の部分パターン情報が格納されて
いる部分パターン辞書を有し、1つの文字の各部分パタ
ーン毎に上記部分パターン辞書とのマッチングを行い、
その部分パターンの組み合せで1つの文字として認識す
る文字認識装置において、 登録対象となる部分パターンのストローク群を入力する
ストローク情報入力手段と、 上記部分パターンに対応する部分パターン名を入力する
部分パターン名入力手段と、 上記ストローク情報入力手段によって入力された部分パ
ターンのストローク群の中から特定のストローク群を指
定する特定ストローク群指定手段と、 この特定ストローク群指定手段によって指定された特定
のストローク群の座標情報を上記部分パターンの特徴点
として、上記部分パターン名入力手段によって入力され
た部分パターン名と共に上記部分パターン辞書に登録す
る部分パターン辞書登録手段とを具備したことを特徴と
する文字認識装置。 - 【請求項3】 部首等の部分パターン情報が格納されて
いる部分パターン辞書を有し、1つの文字の各部分パタ
ーン毎に上記部分パターン辞書とのマッチングを行い、
その部分パターンの組み合せで1つの文字として認識す
る文字認識装置において、 登録対象となる部分パターンのストローク群を複数種類
入力するストローク情報入力手段と、 上記部分パターンに対応する部分パターン名を入力する
部分パターン名入力手段と、 上記ストローク情報入力手段によって複数種類入力され
た部分パターンのストローク群の中で全てに共通するス
トローク群を特定のストローク群として選出する特定ス
トローク群選出手段と、 この特定ストローク群選出手段によって選出された特定
のストローク群の座標情報を上記部分パターンの特徴点
として、上記部分パターン名入力手段によって入力され
た部分パターン名と共に上記部分パターン辞書に登録す
る部分パターン辞書登録手段とを具備したことを特徴と
する文字認識装置。 - 【請求項4】 部首等の部分パターン情報が格納されて
いる部分パターン辞書を有し、 認識対象として入力された文字のストローク群を部分パ
ターン毎に分け、 それぞれの部分パターンから特定のストローク群を抽出
し、 その抽出した特定のストローク群のみを上記部分パター
ン辞書とのマッチング対象として認識処理を行うことを
特徴とする文字認識方法。 - 【請求項5】 部首等の部分パターン情報が格納されて
いる部分パターン辞書を有し、 登録対象となる部分パターンを入力し、 その入力された部分パターンのストローク群の中から特
定のストローク群を指定し、 その特定のストローク群の座標情報を当該部分パターン
の特徴点として、上記部分パターン辞書に登録すること
を特徴とする辞書登録方法。 - 【請求項6】 部首等の部分パターン情報が格納されて
いる部分パターン辞書を有し、 登録対象となる部分パターンを複数種類入力し、 その複数種類入力された部分パターンのストローク群の
中から全てに共通するストローク群を特定のストローク
群として選出し、 その特定のストローク群の座標情報を当該部分パターン
の特徴点として、上記部分パターン辞書に登録すること
を特徴とする辞書登録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9073426A JPH10269315A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 文字認識装置、文字認識方法及び辞書登録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9073426A JPH10269315A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 文字認識装置、文字認識方法及び辞書登録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269315A true JPH10269315A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13517912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9073426A Pending JPH10269315A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 文字認識装置、文字認識方法及び辞書登録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10269315A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016537728A (ja) * | 2013-11-27 | 2016-12-01 | シャープ株式会社 | 手書き文字の識別方法とシステム |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9073426A patent/JPH10269315A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016537728A (ja) * | 2013-11-27 | 2016-12-01 | シャープ株式会社 | 手書き文字の識別方法とシステム |
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