JP2665488B2 - 個人辞書登録方式 - Google Patents

個人辞書登録方式

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JP2665488B2
JP2665488B2 JP62195352A JP19535287A JP2665488B2 JP 2665488 B2 JP2665488 B2 JP 2665488B2 JP 62195352 A JP62195352 A JP 62195352A JP 19535287 A JP19535287 A JP 19535287A JP 2665488 B2 JP2665488 B2 JP 2665488B2
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義政 木村
和己 小高
徹 戸井田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、外字,略字,個人の癖字等の標準パター
ンを辞書に安定に登録する機能を備えた個人辞書登録方
式に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、外字,略字,個人の癖字等を辞書に登録する方
式においては、標準パターンの信頼性を高めるため、登
録すべきパターンを画面上に表示して人間が登録可否の
判断をしながら辞書を作成する方式(特開昭60−65385
号公報)がある。 これを軽減する方式として、誤読パターンを標準パタ
ーンからの距離に応じてバッファに格納しておき、同程
度の距離を有する誤読パターンが一定しきい値以上格納
されたとき、この誤読パターンから辞書を作成し、追加
登録する方式(特開昭56−135282号公報)がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、前者の方式は、人間が辞書作成に関与するの
で、膨大な労力と時間を要する欠点がある。また後者の
方式は、追加登録する辞書の信頼性を高めるためには、
しきい値を高くする必要があり、同程度の距離を有する
誤読パターンが蓄積されるには長時間を要し、即時登録
ができないという欠点があった。 この発明は、これらの問題点にかんがみ、登録すべき
同一字種の文字の複数個の平均をとることにより個人用
標準パターンを作成するものであり、その目的は辞書の
信頼性を高め、かつ登録の即時性を実現するところにあ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る個人辞書登録方式の第1の発明は、複
数個の同一字種の入力文字パターンの特徴抽出を行い、
特徴抽出した入力文字パターンを格納しておく個人文字
情報格納手段と、特徴抽出された入力文字パターンを用
いて平均文字パターンを作成し、この平均文字パターン
を個人用標準パターンとする平均文字パターン作成手段
と、平均文字パターンを格納する平均文字パターン格納
手段と、個人用標準パターン以外の辞書構成に必要な情
報を作成する付属情報作成手段とを有するものである。 また、同じく第2の発明は、第1の発明に不良パター
ン除去手段を具備させたものである。 〔作用〕 この発明の第1の発明においては、筆記者が登録する
ために筆記した文字は、特徴抽出が行われ、これが個人
文字情報格納手段に格納され、この特徴抽出された入力
文字パターンから平均文字パターン作成手段が平均文字
パターンを作成し、これを個人用標準パターンとし、付
属情報作成手段が個人用標準パターン以外の辞書構成に
必要な情報を作成する。 また、この発明の第2の発明においては、不良パター
ン除去手段により不良パターンを除外して平均文字パタ
ーンが作成される。 〔実施例〕 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
る。 この図において、1は文字情報メモリ部、2は特徴抽
出部、3は識別部、4は辞書、5は個人辞書、6は個人
辞書作成部、7は識別結果メモリ部、8は制御部であ
る。 文字情報メモリ部1は、タブレット等を用いて構成さ
れる文字入力の装置から得られる入力文字パターンの筆
点座標系列に対し、公知の技術で構成される文字の位置
や大きさ等の正規化や雑音除去等からなる前処理を施し
て得られる入力文字パターンの筆点座標系列を記憶す
る。 特徴抽出部2は、入力文字パターンの筆点座標系列か
ら各ストロークを一定点数Nで近似し、このXY座標を特
徴点として抽出する。 識別部3は、特徴抽出部2で得られた特徴点と、辞書
4および個人辞書5に格納された標準パターンとを用い
て、例えば特許第1200192号において提案されたごと
く、入力文字パターンと標準パターン間のパターン間距
離を算出し、距離の最小となる文字を識別結果として識
別結果メモリ部7に送出する。 個人辞書作成部6は、この発明の主要な構成要素であ
り、文字情報メモリ部1に格納された1個以上の入力文
字パターンから標準パターンを作成し、個人辞書5に登
録する。以下に個人辞書作成部6の詳細な動作を説明す
る。 第2図は個人辞書作成部6の一実施例を示すブロック
図であり、この図において、61は個人文字情報格納手
段、62は平均文字パターン格納手段、63は平均文字パタ
ーン作成手段、64は付属情報作成手段である。 筆記者が登録すべく筆記した文字は、文字情報メモリ
部1,特徴抽出部2を経て、個人文字情報格納手段61に順
次格納される。 第3図は格納された入力文字パターンの例を示す図で
あり、1ストローク当り近似点数はN=3,・は特徴点で
ある。 格納が終了すると、制御部8からの信号により、平均
文字パターン作成手段63は個人文字情報格納手段61に格
納されたすべての入力文字パターンの平均をとることに
より平均文字パターンを作成し、平均文字パターン格納
手段62に格納し、これを個人用標準パターンとして用い
る。 4図は、第3図に示す8個の文字パターンを用いて作
成した平均文字パターンの例を示す説明図である。 ここで、多数の入力文字パターンから平均文字パター
ンを作成する代わりに、1回以上の入力文字パターンか
らこれを変形させた変形文字パターンを多数発生させる
変形文字パターン発生手段(図示せず)を有し、入力文
字パターンと変形文字パターンとから平均文字パターン
を作成することも可能である。 変形文字の発生法としては、例えば文献(石井,“変
形文字パターンの発生法とその応用",信学論(D1,J66−
D,pp1270−1277昭和58−11))がある。 個人用標準パターンの作成が完了すると、制御部8の
信号により付属情報作成手段64は、個人文字情報格納手
段61に格納された入力文字パターンから認識に使用する
しきい値等辞書構成に必要な個人用標準パターン以外の
情報を作成する。 601は外部からの信号であり、登録すべき文字のコー
ドはキーボード等の入力装置により送信される。付属情
報作成手段64は文字コードを受信するとこれを前記付属
情報に付加する。 この後、制御部8からの信号により、平均文字パター
ン格納手段62から個人用標準パターンが、付属情報作成
手段64から付属情報がそれぞれ送出され、個人辞書5に
書き込まれる。 かくして、個人の筆記した文字が個人辞書5に登録さ
れ、以後、登録された文字の認識が可能となる。 登録すべき文字を筆記する場合、バランスの悪い文字
が混在すると、これを用いて平均をとるため、高精度な
認識ができる個人用標準パターンが作成できない。この
問題点を解決するため、バランスの悪い文字を自動的に
除去して平均文字パターンを構成する手段を付加するこ
とも可能である。 第5図は個人辞書作成部6の一実施例を示すブロック
図であり、第2図に対し、不良パターン除去手段65が付
加されている。以下に不良パターン除去手段65の詳細な
動作を説明する。 まず最初に、平均文字パターン作成手段63は、個人文
字情報手段61に格納されたすべての入力文字パターンの
平均をとることにより、平均文字パターンを作成し、平
均文字パターン格納手段62に格納する。 次に、不良パターン除去手段65は平均文字パターン格
納手段62に格納された平均文字パターンと個人文字情報
格納手段61に格納された個々の入力文字パターンとの間
で、例えば特許第12000192号において提案されたごと
く、パターン間距離を計算し、外部より与えられたしき
い値より大きい入力文字パターンは、不良パターンとみ
なして使用不可の情報を付与する。第6図における×印
は不良パターンの例である。 この処理が終了すると、制御部8の信号により、平均
文字パターン作成手段63は個人文字情報格納手段61に格
納された文字パターンから使用不可の情報を付与された
文字パターンを除いた文字パターンを用いて、再度平均
文字パターンを作成し、平均文字パターン格納手段62に
格納する。 不良パターン除去手段65は、平均文字パターン格納手
段62に格納された平均文字パターンと個人文字情報格納
手段61に格納された使用不可の情報が付与されていない
個々の入力文字パターンとの間でパターン間距離の計算
を行い、外部より与えられたしきい値より大きい入力文
字パターンに対して使用不可の情報を付与する。 以下、上記の処理を繰り返し行い、不良パターン除去
手段65において、新規に不良パターンが発生しなくなっ
た時点でこの処理を中止し、このとき平均文字パターン
格納手段62に格納されている平均文字パターンを登録す
べき個人用標準パターンとする。 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明にかかる第1の発明
は、複数個の同一字種の入力文字パターンの特徴抽出を
行い、特徴抽出した入力文字パターンを格納しておく個
人文字情報格納手段と、特徴抽出された入力文字パター
ンを用いて平均文字パターンを作成し、この平均文字パ
ターンを個人用標準パターンとする平均文字パターン作
成手段と、平均文字パターンを格納する平均文字パター
ン格納手段と、個人用標準パターン以外の辞書構成に必
要な情報を作成する付属情報作成手段とを有するので、
筆記した文字の平均をとることにより、個人用標準パタ
ーンを作成するため、信頼性の高い個人辞書が登録でき
る。また、文字入力中でも個人辞書を作成し、即時に使
用できるので、入力効率が向上する。さらに、筆記した
文字の中から平均に近い文字を選択し、これらを用いて
個人用標準パターンを作成し、より信頼性の高い個人辞
書が作成できる。また、同一文字を少数回筆記し、これ
らの変形文字パターンを作成し、これをも用いて個人用
標準パターンを作成できるため、同一文字を多数回筆記
する労力と時間を軽減できる等の利点がある。 さらに、この発明にかかる第2の発明は、第1の発明
に不良パターン除去手段を具備したので、平均文字パタ
ーンがより信頼性の高いものとなる利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は、第1図の実施例における個人辞書作成部の一実施例
を示すブロック図、第3図は個人の筆記した文字の例を
示す図、第4図は平均文字パターンの説明図、第5図は
個人辞書作成部の他の実施例を示すブロック図、第6図
は使用不可の情報が付与された入力文字パターンの説明
図である。 図中、1は文字情報メモリ部、2は特徴抽出部、3は識
別部、4は辞書、5は個人辞書、6は個人辞書作成部、
7は識別結果メモリ部、8は制御部、61は個人文字情報
格納手段、62は平均文字パターン格納手段、63は平均文
字パターン作成手段、64は付属情報作成手段、65は不良
パターン除去手段である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.文字の筆跡を筆記の際の筆点座標の時系列で表現
    し、得られた前記筆点座標の時系列から当該文字を認識
    するオンライン手書き文字認識において、複数個の同一
    字種の入力文字パターンの特徴抽出を行い、特徴抽出し
    た入力文字パターンを格納しておく個人文字情報格納手
    段と、前記特徴抽出された入力文字パターンを用いて平
    均文字パターンを作成し、この平均文字パターンを個人
    用標準パターンとする平均文字パターン作成手段と、前
    記平均文字パターンを格納する平均文字パターン格納手
    段と、前記個人用標準パターン以外の辞書構成に必要な
    情報を作成する付属情報作成手段とを有することを特徴
    とする個人辞書登録方式。 2.平均文字パターン作成手段は、1回以上筆記された
    同一字種の入力文字パターンから該入力文字パターンを
    一定の規則により変形させた変形文字パターンを発生す
    る変形文字パターン発生手段と、この変形文字パターン
    と前記入力文字パターンとを用いて個人用標準パターン
    を作成することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載の個人辞書登録方式。 3.文字の筆跡を筆記の際の筆点座標の時系列で表現
    し、得られた前記筆点座標の時系列から当該文字を認識
    するオンライン手書き文字認識において、複数個の同一
    字種の入力文字パターンの特徴抽出を行い、特徴抽出し
    た入力文字パターンを格納しておく個人文字情報格納手
    段と、前記特徴抽出された入力文字パターンを用いて平
    均文字パターンを作成し、この平均文字パターンを個人
    用標準パターンとする平均文字パターン作成手段と、前
    記平均文字パターンを格納する平均文字パターン格納手
    段と、前記個人用標準パターン以外の辞書構成に必要な
    情報を作成する付属情報作成手段と平均文字パターンと
    入力文字パターンとの距離を算出し、この距離があらか
    じめ定めたしきい値より大きい前記入力文字パターンに
    対して使用不可の情報を付与する不良パターン除去手段
    と、使用不可の情報が付与されていない入力文字パター
    ンを用いて前記平均文字パターンを作成し、前記使用不
    可の情報の付与と、前記平均文字パターンの作成とを繰
    り返し行い、付与すべき前記使用不可の情報が新たに生
    じなくなった時点で前記平均文字パターンを個人用標準
    パターンとすることを特徴とする個人辞書登録方式。
JP62195352A 1987-08-06 1987-08-06 個人辞書登録方式 Expired - Lifetime JP2665488B2 (ja)

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JPS6441083A JPS6441083A (en) 1989-02-13
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