JPH10268775A - タイヤ用表示ラベル連続体およびその加工方法 - Google Patents
タイヤ用表示ラベル連続体およびその加工方法Info
- Publication number
- JPH10268775A JPH10268775A JP9092752A JP9275297A JPH10268775A JP H10268775 A JPH10268775 A JP H10268775A JP 9092752 A JP9092752 A JP 9092752A JP 9275297 A JP9275297 A JP 9275297A JP H10268775 A JPH10268775 A JP H10268775A
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- JP
- Japan
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- label
- label base
- strip
- shaped
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加硫後の完成製品のゴムタイヤ用の表示
ラベルには厚手のゴム系粘着剤から形成されている為、
ラベル周辺からの粘着剤がはみ出して、ラベル移送、ラ
ベル印字にトラブルが発生する。このはみ出防止をはか
ることを課題とする。 【解決手段】 帯状の剥離紙6上に仮着された各ラベル
基材1に対して、該ラベル基材1より幅広のラミネート
透明フィルム8にて、このラベル基材1を完全に被覆す
る。更にはプリンタでの可変情報の印字9は、前記ラミ
ネート透明フィルム8上に施すように構成したタイヤ用
表示ラベル連続体10である。
ラベルには厚手のゴム系粘着剤から形成されている為、
ラベル周辺からの粘着剤がはみ出して、ラベル移送、ラ
ベル印字にトラブルが発生する。このはみ出防止をはか
ることを課題とする。 【解決手段】 帯状の剥離紙6上に仮着された各ラベル
基材1に対して、該ラベル基材1より幅広のラミネート
透明フィルム8にて、このラベル基材1を完全に被覆す
る。更にはプリンタでの可変情報の印字9は、前記ラミ
ネート透明フィルム8上に施すように構成したタイヤ用
表示ラベル連続体10である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特に四輪車、二輪車
等のゴムタイヤにおいて、加硫後の完成タイヤに粘着し
て好適なタイヤ用表示ラベル連続体およびその加工方法
に関する。
等のゴムタイヤにおいて、加硫後の完成タイヤに粘着し
て好適なタイヤ用表示ラベル連続体およびその加工方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】四輪車用、二輪車用をはじめ、完成タイ
ヤにはメーカー名、品番、規格等を表示したラベルが貼
着けられる。物流管理や、小売店の店頭でエンドユーザ
ーに対するイメージアップを図るためである。このよう
なタイヤ用ラベルには汎用のラベルにはない種々の工夫
が施されている。
ヤにはメーカー名、品番、規格等を表示したラベルが貼
着けられる。物流管理や、小売店の店頭でエンドユーザ
ーに対するイメージアップを図るためである。このよう
なタイヤ用ラベルには汎用のラベルにはない種々の工夫
が施されている。
【0003】完成タイヤの表面は、タイヤ全体が曲面で
構成されている、多くの溝がある、成型時に型抜きし易
くするための離型剤が残留しているという特徴があり、
汎用の粘着剤を用いたラベルは極めて貼着きにくい。ま
た、タイヤ自体に老化防止剤、加硫促進剤、軟化剤のよ
うな化合物が多種大量に含まれており、それらが粘着剤
層に移行するという問題もある。
構成されている、多くの溝がある、成型時に型抜きし易
くするための離型剤が残留しているという特徴があり、
汎用の粘着剤を用いたラベルは極めて貼着きにくい。ま
た、タイヤ自体に老化防止剤、加硫促進剤、軟化剤のよ
うな化合物が多種大量に含まれており、それらが粘着剤
層に移行するという問題もある。
【0004】従来のタイヤ用ラベルの断面、図5、図6
を参照して説明する。図5のラベル30はラベル基材3
1の裏面に厚手の粘着層35を設け帯状の剥離紙36に
仮着したものである。粘着層35には粘着力確保のため
に流動性が高いゴム系などの粘着剤が用いられ、その厚
さは40〜60ミクロンと汎用ラベルに比べて2〜4倍
になっている。ラベル基材31の表面にはメーカー名や
品種など固定情報の印刷37が施されている。図6のラ
ベルは図5のラベルをラミネートフィルム38で被覆し
たものである。このラミネートフィルム38はラベル基
材31と一緒に型抜きされ同一寸法である。これらのラ
ベルはそのままタイヤに貼着けられたり、表面の余白に
サイズ等の可変情報を記録した後に貼着けられる。この
可変情報の記録には筆記具やスタンプを用いることが多
い。
を参照して説明する。図5のラベル30はラベル基材3
1の裏面に厚手の粘着層35を設け帯状の剥離紙36に
仮着したものである。粘着層35には粘着力確保のため
に流動性が高いゴム系などの粘着剤が用いられ、その厚
さは40〜60ミクロンと汎用ラベルに比べて2〜4倍
になっている。ラベル基材31の表面にはメーカー名や
品種など固定情報の印刷37が施されている。図6のラ
ベルは図5のラベルをラミネートフィルム38で被覆し
たものである。このラミネートフィルム38はラベル基
材31と一緒に型抜きされ同一寸法である。これらのラ
ベルはそのままタイヤに貼着けられたり、表面の余白に
サイズ等の可変情報を記録した後に貼着けられる。この
可変情報の記録には筆記具やスタンプを用いることが多
い。
【0005】上記したような筆記具やスタンプを用いた
可変情報記録では作業効率が悪いため、熱転写プリンタ
等を用いたラベル発行が求められている。しかし、図
5、図6に示したラベル構成をもってプリンタで印字す
ると以下の如きトラブルが発生し易い。すなわち流動性
が高い粘着剤を厚塗りしているため、図4の平面図に示
すように粘着剤35aがラベル基材31の周縁部からは
み出すからである。ラベルをロール状に巻いて保管した
場合には、はみ出した粘着剤35aは剥離紙36の裏面
にも転写してしまう。この状態のラベルを熱転写プリン
タにセットして印字すると、走行経路に粘着剤が付着し
て走行不良の原因になる。熱転写リボンがラベルに貼着
いてシワが発生したり、熱転写リボンのインキ層が粘着
剤35aに剥ぎ取られることもある。
可変情報記録では作業効率が悪いため、熱転写プリンタ
等を用いたラベル発行が求められている。しかし、図
5、図6に示したラベル構成をもってプリンタで印字す
ると以下の如きトラブルが発生し易い。すなわち流動性
が高い粘着剤を厚塗りしているため、図4の平面図に示
すように粘着剤35aがラベル基材31の周縁部からは
み出すからである。ラベルをロール状に巻いて保管した
場合には、はみ出した粘着剤35aは剥離紙36の裏面
にも転写してしまう。この状態のラベルを熱転写プリン
タにセットして印字すると、走行経路に粘着剤が付着し
て走行不良の原因になる。熱転写リボンがラベルに貼着
いてシワが発生したり、熱転写リボンのインキ層が粘着
剤35aに剥ぎ取られることもある。
【0006】他の方式のプリンタでも走行経路に粘着剤
が付着するため、このタイヤ用ラベルはプリンタ印字に
適しておらず、可変情報の記録には筆記具やスタンプを
用いている。そのため、タイヤサイズのような可変情報
として記録すべき情報も全て印刷している例も多い。こ
の場合、サイズ毎に版を作る必要がある他、廃番になっ
たタイヤ用のラベルは廃棄されることになり無駄が多
い。
が付着するため、このタイヤ用ラベルはプリンタ印字に
適しておらず、可変情報の記録には筆記具やスタンプを
用いている。そのため、タイヤサイズのような可変情報
として記録すべき情報も全て印刷している例も多い。こ
の場合、サイズ毎に版を作る必要がある他、廃番になっ
たタイヤ用のラベルは廃棄されることになり無駄が多
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙述の如く、
従来構成のラベル連続体の欠陥に鑑み、厚手となる粘着
層をラベル基材の周辺からのはみ出し防止をはかるのに
は、その一つとして各々のラベル基材の全体を完全に包
囲するように、ラミネートフィルムにて被覆すること。
その二としてプリンタでの可変情報は従来例の図5に示
すように、ラベル基材に直接的でなく、ラベル基材を完
全被覆のラミネート透明フィルム上に印字し易いように
構成すれば、解決できることに着目したものである。
従来構成のラベル連続体の欠陥に鑑み、厚手となる粘着
層をラベル基材の周辺からのはみ出し防止をはかるのに
は、その一つとして各々のラベル基材の全体を完全に包
囲するように、ラミネートフィルムにて被覆すること。
その二としてプリンタでの可変情報は従来例の図5に示
すように、ラベル基材に直接的でなく、ラベル基材を完
全被覆のラミネート透明フィルム上に印字し易いように
構成すれば、解決できることに着目したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤ用表示ラ
ベル連続体10においては、ラベル基材1の表面に、固
定情報である規定印刷7が施され、裏面に厚手の粘着層
5を設け、この粘着層5の裏面に剥離紙6を備え、かつ
前記各ラベル基材1に、このラベル基材の全周縁部より
外方に突き出すように、幅広としたラミネート透明フィ
ルム8を被覆し、更にこのラミネート透明フィルムの表
面に、可変情報である印字9を施した構成としてある。
ベル連続体10においては、ラベル基材1の表面に、固
定情報である規定印刷7が施され、裏面に厚手の粘着層
5を設け、この粘着層5の裏面に剥離紙6を備え、かつ
前記各ラベル基材1に、このラベル基材の全周縁部より
外方に突き出すように、幅広としたラミネート透明フィ
ルム8を被覆し、更にこのラミネート透明フィルムの表
面に、可変情報である印字9を施した構成としてある。
【0009】また本発明のタイヤ用表示ラベル連続体の
加工方法においては、厚手の粘着層5を備えた帯状ラベ
ル基材1Aと帯状剥離紙6を接合して成るロール状原反
11を供給して、前記帯状ラベル基材1Aの表面に、商
品名、製造会社名、枠取等を施す印刷工程12と、前記
帯状ラベル基材1Aを個々のラベル片とする為の第一の
打抜工程14と、帯状の剥離紙6上に、ほぼ等間隔に配
置して仮着されたラベル基材1をラミネートする帯状透
明フィルム8Aを供給し、この帯状透明フィルム8Aを
前記ラベル基材1に貼合せる貼合せ工程20と、この帯
状透明フィルム8Aをラベル基材1よりその幅方向およ
び長手方向の寸法を大として打抜く第二の打抜工程21
とを含み、前記ラベル基材1にラミネート透明フィルム
8を完全に被覆するものである。
加工方法においては、厚手の粘着層5を備えた帯状ラベ
ル基材1Aと帯状剥離紙6を接合して成るロール状原反
11を供給して、前記帯状ラベル基材1Aの表面に、商
品名、製造会社名、枠取等を施す印刷工程12と、前記
帯状ラベル基材1Aを個々のラベル片とする為の第一の
打抜工程14と、帯状の剥離紙6上に、ほぼ等間隔に配
置して仮着されたラベル基材1をラミネートする帯状透
明フィルム8Aを供給し、この帯状透明フィルム8Aを
前記ラベル基材1に貼合せる貼合せ工程20と、この帯
状透明フィルム8Aをラベル基材1よりその幅方向およ
び長手方向の寸法を大として打抜く第二の打抜工程21
とを含み、前記ラベル基材1にラミネート透明フィルム
8を完全に被覆するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のタイヤ用表示ラベル10
の基本構成は図1のラベル連続体の平面図および同、拡
大断面図とした図2を参照して説明する。
の基本構成は図1のラベル連続体の平面図および同、拡
大断面図とした図2を参照して説明する。
【0011】図1に示すように、帯状の剥離紙6上に、
ラミネート透明フィルム8に被覆されたラベル基材1は
ほぼ等間隔に配置されて仮着されている。図2に詳細に
示すように、ラベル基材1はフィルム系で、この中心に
フィルム2を有し、この表面に白色コート層3が設けら
れ、更にこの裏面にアルミニウム蒸着層4が施された構
成である。尚、この蒸着層4は光の遮断効果、隠蔽効果
として設けられており、アルミニウムを貼合せたもので
もよい。このラベル基材1の裏面側には40〜60ミク
ロン程度の厚手のゴム系またはアクリル系の粘着層5が
塗工され、該粘着層5の裏面には、その表面にシリコー
ン処理を施した剥離紙6を配置し、前記各ラベル基材1
はこの帯状の剥離紙6に仮着している。更にこのラベル
基材1の表面、すなわち白色コート層3上には、商品
名、製造会社名、枠取等の固定情報である規定印刷7が
施されている。
ラミネート透明フィルム8に被覆されたラベル基材1は
ほぼ等間隔に配置されて仮着されている。図2に詳細に
示すように、ラベル基材1はフィルム系で、この中心に
フィルム2を有し、この表面に白色コート層3が設けら
れ、更にこの裏面にアルミニウム蒸着層4が施された構
成である。尚、この蒸着層4は光の遮断効果、隠蔽効果
として設けられており、アルミニウムを貼合せたもので
もよい。このラベル基材1の裏面側には40〜60ミク
ロン程度の厚手のゴム系またはアクリル系の粘着層5が
塗工され、該粘着層5の裏面には、その表面にシリコー
ン処理を施した剥離紙6を配置し、前記各ラベル基材1
はこの帯状の剥離紙6に仮着している。更にこのラベル
基材1の表面、すなわち白色コート層3上には、商品
名、製造会社名、枠取等の固定情報である規定印刷7が
施されている。
【0012】更に前記ラベル基材1の表面はラミネート
透明フィルム8が被覆されている。このラミネート透明
フィルム8はラベル基材1よりも一回大きく、このラベ
ル基材1の全周縁部より幅広で完全包囲している。すな
わちこのラミネート透明フィルム8は前記厚手の粘着層
5の流出防止の為に、ラベル基材1を完全に被覆した構
成である。
透明フィルム8が被覆されている。このラミネート透明
フィルム8はラベル基材1よりも一回大きく、このラベ
ル基材1の全周縁部より幅広で完全包囲している。すな
わちこのラミネート透明フィルム8は前記厚手の粘着層
5の流出防止の為に、ラベル基材1を完全に被覆した構
成である。
【0013】かくしてこの様にラミネート透明フィルム
8にて完全被覆された各ラベル基材1はプリンタ等にセ
ットされて、空白部分に所望の可変情報である印字9が
施される。尚、この可変情報とは、タイヤのサイズ、種
類、扁平率等や、これらをバーコード表示したものであ
る。
8にて完全被覆された各ラベル基材1はプリンタ等にセ
ットされて、空白部分に所望の可変情報である印字9が
施される。尚、この可変情報とは、タイヤのサイズ、種
類、扁平率等や、これらをバーコード表示したものであ
る。
【0014】次に、本発明のタイヤ用表示ラベル連続体
の加工方法は図3に示すその加工概略を参照して説明す
る。前述の厚手の粘着層5を備えた帯状ラベル基材1A
と帯状の剥離紙6とは接合状態となし、ロール状に巻回
された原反11から供給手段にて移送されて、印刷工程
12に至る。この印刷工程12では前記帯状ラベル基材
1Aの表面側に、印刷インキにて固定情報である商品
名、製造会社名、枠取等の規定印刷7がされる。
の加工方法は図3に示すその加工概略を参照して説明す
る。前述の厚手の粘着層5を備えた帯状ラベル基材1A
と帯状の剥離紙6とは接合状態となし、ロール状に巻回
された原反11から供給手段にて移送されて、印刷工程
12に至る。この印刷工程12では前記帯状ラベル基材
1Aの表面側に、印刷インキにて固定情報である商品
名、製造会社名、枠取等の規定印刷7がされる。
【0015】次いで案内ロール13を経て、印刷紙すな
わちラベル基材1および粘着層5は第一の打抜工程14
に至り、各ラベル基材は剥離紙6上に、ほぼ等間隔に型
抜される、当然帯状の剥離紙6の方は残されて移送の役
目をする。次に型抜きされたラベル基材1の周辺の紙滓
は転向ロール15にて滓上げされて、ロール状に巻取ら
れてロール状滓ラベル16となる。
わちラベル基材1および粘着層5は第一の打抜工程14
に至り、各ラベル基材は剥離紙6上に、ほぼ等間隔に型
抜される、当然帯状の剥離紙6の方は残されて移送の役
目をする。次に型抜きされたラベル基材1の周辺の紙滓
は転向ロール15にて滓上げされて、ロール状に巻取ら
れてロール状滓ラベル16となる。
【0016】次に帯状の剥離紙6上に、ほぼ等間隔に仮
着された各ラベル基材1はラベル連続体となして移送さ
れ、ラミネート透明フィルム8である帯状透明フィルム
8Aを貼合せる貼合せ工程20に至る。この貼合せ工程
は一対のロールであって、各ラベル基材1を帯状透明フ
ィルム8Aで圧接包囲の状態とする。尚、この帯状透明
フィルム8Aは台紙8Bに接合状態でロール状に巻回さ
れたラミネートフィルム原反17から供給されて、剥離
ロール18にて、その台紙8Bの方は巻取られてロール
状台紙19となる。
着された各ラベル基材1はラベル連続体となして移送さ
れ、ラミネート透明フィルム8である帯状透明フィルム
8Aを貼合せる貼合せ工程20に至る。この貼合せ工程
は一対のロールであって、各ラベル基材1を帯状透明フ
ィルム8Aで圧接包囲の状態とする。尚、この帯状透明
フィルム8Aは台紙8Bに接合状態でロール状に巻回さ
れたラミネートフィルム原反17から供給されて、剥離
ロール18にて、その台紙8Bの方は巻取られてロール
状台紙19となる。
【0017】次にこのラミネートされた帯状の剥離紙6
上に仮着された各ラベル基材1は、第二の打抜工程21
に至り、前記帯状透明フィルム8Aを各ラベル基材1枚
にこのラベル基材1よりも一回り大きな寸法として型抜
され、このラミネート透明フィルム8にてラベル基材1
を完全に被覆状態とする。次いでこの型抜き後のフィル
ム滓は転向ロール22を経て、ロール状滓フィルム23
として巻取られる。
上に仮着された各ラベル基材1は、第二の打抜工程21
に至り、前記帯状透明フィルム8Aを各ラベル基材1枚
にこのラベル基材1よりも一回り大きな寸法として型抜
され、このラミネート透明フィルム8にてラベル基材1
を完全に被覆状態とする。次いでこの型抜き後のフィル
ム滓は転向ロール22を経て、ロール状滓フィルム23
として巻取られる。
【0018】かくして製品化された表示ラベル連続体1
0は案内ロール24を経て、ロール状表示ラベル25と
して巻取られるものである。
0は案内ロール24を経て、ロール状表示ラベル25と
して巻取られるものである。
【0019】
【発明の効果】叙述の如く、本発明のタイヤ用表示ラベ
ル連続体において、厚手の粘着層を備えたラベル基材は
下面の剥離紙との間で、完全にラミネートフィルムで被
覆するので、その移送時やプリンタにて可変情報を印字
する際にも、前記粘着層がはみ出さない。すなわちプリ
ンタの経路に粘着剤が付着しないので、スムーズな移送
と鮮明な印字ができる。更にロール状に巻回した表示ラ
ベルの保管時にも、粘着剤がロール状側面よりはみ出し
て剥離紙の表面に転写することがない。
ル連続体において、厚手の粘着層を備えたラベル基材は
下面の剥離紙との間で、完全にラミネートフィルムで被
覆するので、その移送時やプリンタにて可変情報を印字
する際にも、前記粘着層がはみ出さない。すなわちプリ
ンタの経路に粘着剤が付着しないので、スムーズな移送
と鮮明な印字ができる。更にロール状に巻回した表示ラ
ベルの保管時にも、粘着剤がロール状側面よりはみ出し
て剥離紙の表面に転写することがない。
【0020】またその加工方法においては、帯状ラベル
基材と帯状の剥離紙を接合して成るロール状原反を供給
した後、第一の打抜工程でラベル基材のみの打抜をした
後、このラベル連続体に帯状透明フィルムを供給して、
この帯状透明フィルムをラベル基材に貼合せし、第二の
打抜工程で前記帯状透明フィルムを各ラベル基材よりも
幅広く打抜くので、このラミネート透明フィルムは各ラ
ベル基材を完全に被覆でき、ラベル移送時に、前記厚手
の粘着層のはみ出しを完全に防止できる利点がある。
基材と帯状の剥離紙を接合して成るロール状原反を供給
した後、第一の打抜工程でラベル基材のみの打抜をした
後、このラベル連続体に帯状透明フィルムを供給して、
この帯状透明フィルムをラベル基材に貼合せし、第二の
打抜工程で前記帯状透明フィルムを各ラベル基材よりも
幅広く打抜くので、このラミネート透明フィルムは各ラ
ベル基材を完全に被覆でき、ラベル移送時に、前記厚手
の粘着層のはみ出しを完全に防止できる利点がある。
【0021】更にロール原反からラミネート表示ラベル
を加工するのに、各工程を連続工程としたので、生産性
が高い上に、生産設備の設置スペースを小型化できる。
を加工するのに、各工程を連続工程としたので、生産性
が高い上に、生産設備の設置スペースを小型化できる。
【図1】本発明のタイヤ用表示ラベル連続体の一部平面
図、
図、
【図2】同上、拡大断面図
【図3】本発明のタイヤ用表示ラベル連続体の加工方法
を示す加工概略の説明図、
を示す加工概略の説明図、
【図4】従来のタイヤ用表示ラベル連続体の一部平面
図、
図、
【図5】同上、ラベル基材と剥離紙との関係を示す拡大
断面図、
断面図、
【図6】同上、ラベル基材とラミネートフィルムとの関
係を示す拡大断面図である。
係を示す拡大断面図である。
1 ラベル基材 2 フィルム 3 白色コート層 4 蒸着層 5 厚手の粘着層 6 剥離紙 7 規定印刷 8 ラミネート透明フィルム 8A 帯状透明フィルム 8B 同上、剥離台紙 9 可変情報の印字 10 表示ラベル連続体 11 ロール状のラベル原反 12 印刷工程 13,24 案内ロール 14 第一の打抜工程(ラベル) 15,22 転向ロール 16 ラベルの滓上げロール 17 ラミネートフィルムの原反 18 剥離ロール 19 ラミネートフィルムの剥離台紙のロール 20 貼合せ工程(貼合せロール) 21 第二の打抜工程(ラミネートフィルム) 23 ラミネートフィルムの滓上げロール 25 表示ラベル連続体の製品
Claims (2)
- 【請求項1】ラベル基材の表面側に、固定情報である規
定印刷が施され、その裏面側に厚手の粘着層を設け、該
粘着層の裏面に剥離紙を備え、かつ前記ラベル基材に該
ラベル基材に対してその幅方向および長手方向の寸法を
大としたラミネート透明フィルムを被覆し、更に該ラミ
ネート透明フィルムの表面に、可変情報である印字を施
して成ることを特徴とするタイヤ用表示ラベル連続体。 - 【請求項2】厚手の粘着層を備えた帯状ラベル基材と帯
状の剥離紙とを接合して成るロール原反を供給して、前
記帯状ラベル基材の表面側に、固定情報を施す印刷工程
と、前記帯状ラベル基材のみを打抜く第一の打抜工程
と、前記帯状の剥離紙にほぼ等間隔に仮着されたラベル
基材に対して、該ラベル基材より幅広としたラミネート
用の帯状透明フィルムを供給して、該帯状透明フィルム
を前記ラベル基材に貼合せる貼合せ工程と、該帯状透明
フィルムを前記ラベル基材よりその幅方向および長手方
向の寸法を大として打抜く第二の打抜工程とを含むタイ
ヤ用表示ラベル連続体の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9092752A JPH10268775A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | タイヤ用表示ラベル連続体およびその加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9092752A JPH10268775A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | タイヤ用表示ラベル連続体およびその加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10268775A true JPH10268775A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=14063157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9092752A Pending JPH10268775A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | タイヤ用表示ラベル連続体およびその加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10268775A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000221884A (ja) * | 1999-02-01 | 2000-08-11 | Bridgestone Corp | タイヤ用表示ラベル |
JP2002279389A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-27 | Sato Corp | Icラベルの製造方法及び製造装置 |
EP2607106A3 (en) * | 2011-12-22 | 2013-09-04 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire with label and relief groove and tire mold |
JP2014058159A (ja) * | 2005-08-09 | 2014-04-03 | Boeing Co | 薄膜アップリケ |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9092752A patent/JPH10268775A/ja active Pending
Cited By (5)
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JP4733282B2 (ja) * | 2001-03-22 | 2011-07-27 | 株式会社サトー | Icラベルの製造方法 |
JP2014058159A (ja) * | 2005-08-09 | 2014-04-03 | Boeing Co | 薄膜アップリケ |
EP2607106A3 (en) * | 2011-12-22 | 2013-09-04 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire with label and relief groove and tire mold |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061030 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061219 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070619 |