JPH10267495A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JPH10267495A
JPH10267495A JP7788497A JP7788497A JPH10267495A JP H10267495 A JPH10267495 A JP H10267495A JP 7788497 A JP7788497 A JP 7788497A JP 7788497 A JP7788497 A JP 7788497A JP H10267495 A JPH10267495 A JP H10267495A
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JP
Japan
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opening
cooler
cool air
blower
temperature
Prior art date
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Application number
JP7788497A
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English (en)
Inventor
Yukio Kashiwase
幸夫 柏瀬
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Defrosting Systems (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 ランニングコストの低い冷却貯蔵庫を提
供する。 【解決手段】 冷却貯蔵庫は、断熱箱本体(1)と、断
熱箱本体の内部に形成されている貯蔵室(6)と、一端
に吸込口(14)が、他端に冷気吐出口(13)が形成
されている冷気流路(7)と、冷気流路内に配設されて
いる冷却器(21)と、冷気流路の吸込口側に配置され
ている吸込口側送風機(17)と、冷気流路の冷気吐出
口側に配置されている冷気吐出口側送風機(16)と、
庫内温度を検出する庫内温度センサー(28)と、フル
運転設定温度が設定されている制御装置(41)とを備
えている。そして、制御装置が、フル運転設定温度と庫
内温度センサーの検出温度とを比較し、検出温度がフル
運転設定温度以上の時には、両送風機を稼働させ、検出
温度がフル運転設定温度未満の時には、一方の送風機を
停止させ、他方の送風機を稼働させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却器で冷却され
た空気を冷却器用送風機で強制循環させている冷凍庫や
冷蔵庫などの冷却貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷却貯蔵庫では、1個の冷却器用
送風機が定速回転して、貯蔵室内の空気を冷却器側に吸
い込み、吸い込んだ空気を冷却器で冷却した後に、冷却
器側から貯蔵室内に空気を吐出している。また、霜取時
には、この冷却器用送風機は停止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷却貯蔵庫
の庫内温度が温度管理の基準温度よりも高い場合や、庫
内温度が低く、温度管理の基準温度に略等しい場合があ
る。そして、冷却器用送風機の風量は、庫内温度が温度
管理の基準温度より高い場合にも対応できるように余裕
を持って大きく設定されている。したがって、庫内温度
が低く、温度管理の基準温度に略等しい場合には、冷却
器用送風機の風量が過多となり、余分な空気が流れてい
る。その結果、ランニングコストが上昇している。ま
た、冷却器用送風機の風量を調整するために、冷却器用
送風機の回転数を可変とすることも考えられるが、可変
の冷却器用送風機は高価であるとともに、低速回転時の
ランニングコストが大きい。
【0004】また、霜取時には、冷却器がヒーターなど
で加熱されており、冷却器周囲の空気の温度が上昇す
る。そして、温まった空気は上昇し、開口などを通っ
て、貯蔵室内に流入することがある。すると、貯蔵室内
上部に温かい空気が溜まり、貯蔵室の上部に収納されて
いる貯蔵物の温度が上昇し、貯蔵物に悪影響を与える。
また、ヒーターで温まった空気は上昇して冷却器から離
れていくので、冷却器に付着した霜を効率よく解凍する
ことができず、霜取時間が長期化する。その結果、ヒー
ターの電気代などのランニングコストが上昇する。ま
た、貯蔵室内に流出した温まった空気は、再度冷却する
必要があり、冷却コストがかかる。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、ランニングコストの低い冷却貯蔵庫を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願の請求項1記載の
発明の冷却貯蔵庫は、断熱箱本体(1)と、この断熱箱
本体の内部に形成されている貯蔵室(6)と、一端に第
1開口(14)が、他端に第2開口(13)が形成さ
れ、この第1開口および第2開口で貯蔵室に連通してい
る冷気流路(7)と、この冷気流路内に配設されている
冷却器(21)と、冷気流路の第1開口側に配置されて
いるとともに、貯蔵室の空気を第1開口経由で冷気流路
に吸い込む第1開口側送風機(17)と、冷気流路の第
2開口側に配置されているとともに、冷気流路の空気を
第2開口経由で貯蔵室に吐出する第2開口側送風機(1
6)と、庫内温度を検出する庫内温度センサー(28)
と、フル運転設定温度が設定されている制御装置(4
1)とを備えている。そして、この制御装置が、フル運
転設定温度と庫内温度センサーの検出温度とを比較し、
検出温度がフル運転設定温度以上の時には、第1開口側
送風機および第2開口側送風機の両者を稼働させ、検出
温度がフル運転設定温度未満の時には、第1開口側送風
機および第2開口側送風機の一方を稼働させ、他方を停
止させている。
【0007】また、本出願の請求項2記載の発明の冷却
貯蔵庫は、断熱箱本体と、この断熱箱本体の内部に形成
されている貯蔵室と、一端に第1開口が、他端に第2開
口が形成され、この第1開口および第2開口で貯蔵室に
連通している冷気流路と、この冷気流路内に配設されて
いる冷却器と、冷気流路の第1開口側に配置されている
第1開口側送風機と、冷気流路の第2開口側に配置され
ている第2開口側送風機と、制御装置とを備えている。
そして、この制御装置が、霜取時には、第1開口側送風
機の回転方向が、貯蔵室の空気を第1開口経由で冷気流
路に吸い込む方向に、また、第2開口側送風機の回転方
向が、貯蔵室の空気を第2開口経由で冷気流路に吸い込
む方向になるように制御している。一方、霜取時以外に
おいては、第1開口側送風機の回転方向が、貯蔵室の空
気を第1開口経由で冷気流路に吸い込む方向に、また、
第2開口側送風機の回転方向が、冷気流路の空気を第2
開口経由で貯蔵室に吐出する方向になるように制御して
いる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷却貯蔵庫
の実施の一形態を図1ないし図5を用いて説明する。図
1は本発明の実施の形態にかかる冷却貯蔵庫の断面図
で、図2のB−B断面図である。図2は図1のA−A断
面図である。図3は図2のC−C断面図である。図4は
制御回路図である。図5は霜取時における冷却貯蔵庫の
B−B断面図である。
【0009】冷却貯蔵庫としての冷蔵庫の断熱箱本体1
は、ステンレス板などの金属板からなる外箱2と内箱3
とを備えており、この外箱2と内箱3との間の空間にウ
レタンなどの断熱材4を注入発泡させて形成されてい
る。この断熱箱本体1の内部すなわち庫内には、貯蔵室
6と冷気流路7とを仕切る仕切り板8が立設し、庫内の
前部が貯蔵室6となり、この貯蔵室6の後方に冷気流路
7が形成されている。
【0010】冷気流路7の左右両側には各々、空気案内
板11が設けられ、冷気流路7は、下部の左右幅が広
く、上部の左右幅が狭くなっている。また、仕切り板8
の上部および下部には、各々略円形の開口が形成され、
第2開口としての上側の開口が冷気吐出口13となり、
一方、第1開口としての下側の開口が吸込口14となっ
ている。この冷気吐出口13には第2開口側送風機とし
ての冷却器用上送風機16が、一方、吸込口14には第
1開口側送風機としての冷却器用下送風機17が配置さ
れている。この冷却器用送風機16,17は軸流ファン
型送風機であり、冷却器用上送風機16の風量は、冷却
器用下送風機17の風量と略同じである。また、冷気吐
出口側送風機である冷却器用上送風機16は正転時に、
冷気流路7の空気を冷気吐出口13経由で貯蔵室6に吐
出している。一方、吸込口側送風機である冷却器用下送
風機17は正転時に、貯蔵室6の空気を吸込口14経由
で冷気流路7に吸い込んでいる。そして、冷却器用送風
機である冷却器用上送風機16および冷却器用下送風機
17の両者の間には、冷却器21が配設されている。
【0011】この冷却器21の下部には、霜取用の除霜
ヒーター22が設けられている。また、冷却器21の下
側には、霜取時に発生する除霜水を受けるドレンパン2
3が設けられ、ドレンパン23に受けられた除霜水は、
断熱箱本体1外に排水されている。そして、冷却器21
の上方すなわち下流側には、冷気流路7内の温度を検出
して、霜取の終了を検知する霜取終了検知用温度センサ
ー26が設けられている。また、貯蔵室6の上部には、
貯蔵室6の温度を検出する庫内温度センサー28が配置
されている。
【0012】そして、断熱箱本体1の前面すなわち貯蔵
室6の前面には、貯蔵物の収納および取り出し用開口3
1が形成され、この開口31を、前面扉である断熱扉3
2が開閉自在に閉塞している。
【0013】また、断熱箱本体1の上側には、凝縮器3
4、凝縮器用送風機35および圧縮機36が設置されて
いる。これら凝縮器34、圧縮機36および前述の冷却
器21が冷凍サイクルを構成している。また、断熱箱本
体1の上側には、制御装置41を格納している電装箱
(図示しない)が設けられている。
【0014】このマイコンなどからなる制御装置41
は、冷却器用送風機16,17などを制御しており、タ
イマー42と信号を入出力している。また、制御装置4
1の入力側には、庫内温度センサー28および霜取終了
検知用温度センサー26が接続されている。一方、制御
装置41の出力側には、除霜ヒーター22、反転装置4
3やON−OFF装置44などが接続されている。この
反転装置43に冷却器用上送風機16が接続され、制御
装置41から反転装置43に反転信号が出力されると、
反転装置43は、冷却器用上送風機16に供給する電流
の方向を変更したりして、冷却器用上送風機16の回転
方向を反転している。また、ON−OFF装置44に冷
却器用下送風機17が接続され、制御装置41からON
−OFF装置44にON信号またはOFF信号が出力さ
れると、ON−OFF装置44は、冷却器用下送風機1
7への通電を開始したり、遮断したりしている。そし
て、制御装置41には、フル運転設定温度(たとえば約
5℃)、霜取終了温度(たとえば約10℃)および霜取
開始時間(たとえば約6時間毎)などが設定されてい
る。なお、冷却器用上送風機16は常時回転している。
【0015】この様に構成されている冷却貯蔵庫の冷凍
サイクルの圧縮機36が稼働すると、冷却器21に冷媒
が流入し、冷却器21の温度が低下する。また、庫内温
度センサー28は庫内温度を検出しており、この検出温
度が制御装置41に入力されている。制御装置41はこ
の検出温度と予め設定されているフル運転設定温度とを
比較して、検出温度がフル運転設定温度以上の時には、
ON−OFF装置44にON信号すなわち稼働信号を出
力し、冷却器用下送風機17に通電して回転させる。そ
して、冷却器用上送風機16および冷却器用下送風機1
7の両者が稼働し、図1に図示する矢印の方向に空気を
送風している。すなわち、冷却器21で冷却された冷気
は、冷却器用上送風機16により貯蔵室6に吐出され、
貯蔵室6を冷却している。一方、貯蔵室6内の空気は、
冷却器用下送風機17により冷気流路7内に吸い込ま
れ、再度、冷却器21に送風されている。この様にし
て、空気は、両冷却器用送風機16,17により強制循
環しており、貯蔵室6が冷却されている。
【0016】一方、検出温度がフル運転設定温度未満の
時には、制御装置41はON−OFF装置44にOFF
信号すなわち停止信号を出力し、冷却器用下送風機17
への通電を遮断し回転を停止させる。そして、冷却器用
上送風機16のみが稼働し、図1に図示する矢印の方向
に空気を送風している。すなわち、冷却器21で冷却さ
れた冷気は、冷却器用上送風機16により貯蔵室6に吐
出され、貯蔵室6内の空気は、冷却器用上送風機16に
より冷気流路7内に吸い込まれ、再度、冷却器21に送
風されている。この様にして、空気流量が、フル運転時
の略半分に低下する。
【0017】冷凍サイクルの稼働開始時から霜取開始時
間が経過すると、制御装置41が霜取開始時間が経過し
たこと、すなわち霜取開始時刻であることをタイマー4
2からの信号で判断して、霜取運転を開始する。この霜
取運転の開始時には、制御装置41は反転装置43に反
転信号を、また、除霜ヒーター22に稼働信号を出力す
る。そして、反転装置43に反転信号が出力されると、
それまで正転していた冷却器用上送風機16が反転し逆
回転を開始する。そして、冷却器用上送風機16および
冷却器用下送風機17の両者が、図5に図示するよう
に、貯蔵室6の空気を冷気流路7側に吸い込む方向に回
転し、冷気流路7の空気が貯蔵室6側に流出しないよう
に封じ込める。また、除霜ヒーター22に稼働信号が出
力されると、除霜ヒーター22に通電されて除霜ヒータ
ー22が稼働する。そして、除霜ヒーター22の温度が
上昇し、冷却器21に付着している霜を解凍する。解凍
した霜は除霜水となり、ドレンパン23に落下して、断
熱箱本体1外に排水される。
【0018】その後、冷却器21の霜取りが終了する
と、冷却器21付近の空気の温度が上昇する。そして、
霜取終了検知用温度センサー26が冷却器21の上側の
空気の温度を検出し、この検出温度を制御装置41に出
力している。制御装置41はこの検出温度と予め設定さ
れている霜取終了温度とを比較して、検出温度が霜取終
了温度に達すると、除霜ヒーター22に終了信号を出力
して、除霜ヒーター22への通電が遮断される。また、
制御装置41は反転装置43に反転信号を出力し、逆転
していた冷却器用上送風機16を反転させて正転させ
る。そして、図1に図示するように、貯蔵室6の冷却を
開始する。
【0019】前述のように実施の形態では、貯蔵室6の
温度が比較的高い場合すなわちフル運転設定温度以上の
場合には、両冷却器用送風機16,17が稼働し、強力
に貯蔵室6を冷却して、急速に貯蔵室6の温度を低下さ
せることができる。一方、たとえば夜間などの様に、断
熱扉32の開閉が少なく、貯蔵室6の温度が比較的低い
場合すなわちフル運転設定温度未満の場合には、冷却器
用送風機16,17の一方のみが稼働し、空気の流量が
略半減し、余分な空気が流れることを防止している。し
たがって、電気の消費量が減少し、ランニングコストを
削減することができる。
【0020】また、霜取開始時に、冷気吐出口側送風機
である冷却器用上送風機16が正転から反転して逆転
し、冷気流路7内の空気を封じ込める方向に回転してお
り、冷気流路7内でのみ、空気が流動化している。した
がって、除霜ヒーター22で温まった空気が、上昇して
冷気吐出口13から貯蔵室6内に流出することを阻止す
ることができる。また、冷気流路7内の空気は攪拌さ
れ、冷却器21の温度が均一化する。その結果、貯蔵室
6内の温度が上昇することを防止することができるとと
もに、冷却器21の除霜を効率よく行うことができる。
【0021】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、冷気吐出口13は上方
に、吸込口14は下方に配置されているが、冷気吐出口
13および吸込口14の配置は適宜変更可能である。さ
らに、冷気吐出口13および吸込口14を複数設けて、
冷気吐出口13を複数(たとえば2個)並設し、下方に
吸込口14を複数並設する形でも良い。
【0022】(2)実施の形態においては、除霜は除霜
ヒーター22で行われているが、除霜手段は適宜選択可
能である。たとえば、冷却器21にホットガスを流すこ
とにより行うことも可能である。 (3)実施の形態においては、霜取開始はタイマー42
からの信号で行われ、霜取終了は霜取終了検知用温度セ
ンサー26の信号で行われているが、霜取運転ができる
ならば、開始手段および終了手段は適宜選択可能であ
る。
【0023】(4)冷気流路7の吸込口側に吸込口側送
風機が、一方、冷気吐出口側に冷気吐出口側送風機が配
置されているならば、冷気流路7の配置や構造などは適
宜変更可能である。 (5)実施の形態においては、庫内温度がフル運転設定
温度未満の時には、冷気吐出口側送風機である冷却器用
上送風機16のみが回転するように制御しているが、吸
込口側送風機である冷却器用下送風機17のみを回転す
るように制御することも可能である。
【0024】(6)庫内温度センサー28は貯蔵室6に
配置されているが、貯蔵室6の温度すなわち庫内温度を
検出することができるならば、適宜配置を変更すること
ができる。たとえば、冷気流路7内における冷却器21
よりも上流側部分に配置することも可能である。
【0025】
【発明の効果】本出願の請求項1記載の発明によれば、
庫内温度がフル運転設定温度以上の時には、第1開口側
送風機および第2開口側送風機の両者が稼働し、一方、
検出温度がフル運転設定温度未満の時には、第1開口側
送風機および第2開口側送風機の一方のみが稼働してい
る。したがって、庫内温度が比較的高い時には、両冷却
器用送風機で急速に庫内温度を低下させることができ
る。一方、庫内温度が比較的低い時には、一個の冷却器
用送風機のみが稼働しており、電気消費量などのランニ
ングコストを削減することができる。しかも、この様に
構成することにより、高価である回転数制御可能な送風
機を用いなくても、送風量を簡単に変更することができ
る。
【0026】また、本出願の請求項2記載の発明によれ
ば、霜取時には、第1開口側送風機の回転方向および第
2開口側送風機の回転方向が貯蔵室の空気を冷気流路に
吸い込む方向に制御されているので、冷気流路の空気が
冷気流路内に封じ込められて、貯蔵室内に流出すること
が少なくなる。したがって、霜取時における貯蔵室内の
温度の上昇を防止することができるとともに、冷却器の
除霜を効率よく行うことができる。その結果、霜取後に
おける貯蔵室の冷却に要する電気量を減少させることが
できる。また、冷却器の除霜に要する電気量も削減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態にかかる冷却貯蔵庫
の断面図で、図2のB−B断面図である。
【図2】図2は図1のA−A断面図である。
【図3】図3は図2のC−C断面図である。
【図4】図4は制御回路図である。
【図5】図5は霜取時における冷却貯蔵庫のB−B断面
図である。
【符号の説明】
1 断熱箱本体 6 貯蔵室 7 冷気流路 13 冷気吐出口(第2開口) 14 吸込口(第1開口) 16 冷却器用上送風機(第2開口側送風機) 17 冷却器用下送風機(第1開口側送風機) 21 冷却器 28 庫内温度センサー 41 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱本体と、 この断熱箱本体の内部に形成されている貯蔵室と、 一端に第1開口が、他端に第2開口が形成され、この第
    1開口および第2開口で貯蔵室に連通している冷気流路
    と、 この冷気流路内に配設されている冷却器と、 冷気流路の第1開口側に配置されているとともに、貯蔵
    室の空気を第1開口経由で冷気流路に吸い込む第1開口
    側送風機と、 冷気流路の第2開口側に配置されているとともに、冷気
    流路の空気を第2開口経由で貯蔵室に吐出する第2開口
    側送風機と、 庫内温度を検出する庫内温度センサーと、 フル運転設定温度が設定されており、このフル運転設定
    温度と庫内温度センサーの検出温度とを比較し、検出温
    度がフル運転設定温度以上の時には、第1開口側送風機
    および第2開口側送風機の両者を稼働させ、検出温度が
    フル運転設定温度未満の時には、第1開口側送風機およ
    び第2開口側送風機の一方を稼働させ、他方を停止させ
    る制御装置とを備えている冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 断熱箱本体と、 この断熱箱本体の内部に形成されている貯蔵室と、 一端に第1開口が、他端に第2開口が形成され、この第
    1開口および第2開口で貯蔵室に連通している冷気流路
    と、 この冷気流路内に配設されている冷却器と、 冷気流路の第1開口側に配置されている第1開口側送風
    機と、 冷気流路の第2開口側に配置されている第2開口側送風
    機と、 霜取時には、第1開口側送風機の回転方向が、貯蔵室の
    空気を第1開口経由で冷気流路に吸い込む方向に、ま
    た、第2開口側送風機の回転方向が、貯蔵室の空気を第
    2開口経由で冷気流路に吸い込む方向になるように、一
    方、霜取時以外においては、第1開口側送風機の回転方
    向が、貯蔵室の空気を第1開口経由で冷気流路に吸い込
    む方向に、また、第2開口側送風機の回転方向が、冷気
    流路の空気を第2開口経由で貯蔵室に吐出する方向にな
    るように制御している制御装置とを備えている冷却貯蔵
    庫。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012225527A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫の除霜制御装置
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