JPH10267177A - 継手用締付部材の合成樹脂製締付規制具 - Google Patents

継手用締付部材の合成樹脂製締付規制具

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JPH10267177A
JPH10267177A JP9073323A JP7332397A JPH10267177A JP H10267177 A JPH10267177 A JP H10267177A JP 9073323 A JP9073323 A JP 9073323A JP 7332397 A JP7332397 A JP 7332397A JP H10267177 A JPH10267177 A JP H10267177A
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ring
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプを接続した継手側の差込み口部にねじ
込んでパイプを締め付ける締付部材の締付規制具におい
て、パイプ接続箇所の適正なシール性やパイプの抜出し
防止を図るときに必要な締付部材の適正なねじ込み量
を、ばらつきなく確実に定める。 【解決手段】 差込み口部100の外側に嵌合可能なリ
ング部21を有する。リング部21の軸方向一端側に、
継手A側の基準面130に当たる第1当り部22を形成
する。リング部21の軸方向他端側に、締付部材120
の対峙部121に当たる第2当り部23を形成する。第
1当り部22と第2当り部23との間隔bを、基準面1
30と対峙部121との間の基準間隔aと同等にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、継手側の差込み口
部にねじ込まれた締付部材を介して、その差込み口部に
接続されるパイプが締め付けられてシール性が確保され
たりパイプの抜出しが防止されたりするようになってい
る継手用締付部材の合成樹脂製締付規制具に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程で使われる流体を給送す
るための配管には、耐薬品性や耐蝕性などが要求される
という使用環境の特殊性を考慮し、一定の特性を備えた
合成樹脂を材料として製作された合成樹脂製のパイプが
用いられ、また、そのパイプの多数の接続箇所や多数の
分岐箇所に介在される継手(上記パイプと接続されるバ
ルブなどに一体に付設された継手を含む)の材料にも、
同様に、一定の特性を備えた合成樹脂が用いられてい
る。そして、上記継手と上記パイプとの接続構造には、
継手側の差込み口部にねじ込んだ押輪などの締付部材に
よる締付力によって、差込み口部に接続されたパイプの
不慮の抜出しが防止され、同時にその接続箇所のシール
性が確保されるような構造の採用されることが多い。そ
して、この接続構造においては、締付部材の締付けによ
るパイプの不慮の抜出し防止機能やパイプ接続箇所のシ
ール性を確保するための性能は、締付部材の締付けに伴
って発生する面圧が基準面圧になっているときにはじめ
て発揮されるようになっている。
【0003】上記のような接続構造を採用した場合、パ
イプの抜出し防止や良好なシール性確保を図るために締
付部材の締付力を適正な大きさに定める手段として、従
来は、トルクレンチを使って締付部材をねじ込むという
方法や、差込み口部に締付部材をねじ込むときにその締
付部材を予め定められた回数だけ回転させる方法、など
が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トルク
レンチを使う方法や、締付部材を予め定められた回数だ
け回転させる方法などは、面倒で熟練を要するという問
題があった。
【0005】また、締付部材の締め忘れや締付部材の締
付状態の良否を見極めたいときには、工具や治具を用い
て面倒な確認作業を行わざるを得なかったため、締め忘
れや締付け不良に伴う事故の発生を皆無にすることが難
しかった。
【0006】本発明は以上の状況に鑑みてなされたもの
であり、上記した基準面圧が得られる締付部材の適正な
ねじ込み量が、従来のような面倒で熟練を要する方法を
用いずにばらつきなく確実に定まり、しかも、締付部材
の締め忘れや締付部材の締付状態の良否を容易かつ迅速
に確認することのできる継手用締付部材の合成樹脂製締
付規制具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明によ
る継手用締付部材の合成樹脂製締付規制具は、継手側の
差込み口部にねじ込まれてその差込み口部に差し込まれ
たパイプを締め付ける締付部材の締付規制具であって、
上記差込み口部の外側に嵌合可能でかつ周方向の一部に
薄肉部が形成されたリング部を有し、上記リング部の軸
方向一端側に、上記継手側に設けられた基準面に当接さ
れる第1当り部が形成され、上記基準面に対向される対
峙部を備える上記締付部材が上記差込み口部にねじ込ま
れたときに、その対峙部に当接する第2当り部が上記リ
ング部の軸方向他端側に形成され、上記リング部の軸方
向での上記第1当り部と上記第2当り部との間隔が、上
記差込み口部への上記締付部材のねじ込み量が適正量に
なるときの上記基準面と上記対峙部との間隔と同等の間
隔になっている、というものである。この発明において
は、請求項2に記載したように、上記薄肉部は、上記差
込み口部の外側に嵌合された上記リング部が側方へ引っ
張られたときにその差込み口部に引っ掛かって引きちぎ
られることが可能であってもよいし、請求項3に記載し
たように、上記薄肉部が切断可能であってもよい。
【0008】また、請求項4に係る発明による継手用締
付部材の合成樹脂製締付規制具は、継手側の差込み口部
にねじ込まれてその差込み口部に差し込まれたパイプを
締め付ける締付部材の締付規制具であって、上記差込み
口部の外側に嵌合可能でかつ周方向の一部が欠除された
リング部を有し、上記リング部の軸方向一端側に、上記
継手側に設けられた基準面に当接される第1当り部が形
成され、上記基準面に対向される対峙部を備える上記締
付部材が上記差込み口部にねじ込まれたときに、その対
峙部に当接する第2当り部が上記リング部の軸方向他端
側に形成され、上記リング部の軸方向での上記第1当り
部と上記第2当り部との間隔が、上記差込み口部への上
記締付部材のねじ込み量が適正量になるときの上記基準
面と上記対峙部との間隔と同等の間隔になっている、と
いうものである。
【0009】請求項1や請求項4に係る発明の締付規制
具において、差込み口部に締付部材をねじ込むと、その
差込み口部の外側に嵌合したリング部が継手側の基準面
と締付部材側の対峙部との間で挟まれ、そのリング部の
第1当り部が上記基準面に当接し、第2当り部が上記対
峙部に当接して基準面と対峙部との間隔がリング部の第
1当り部と第2当り部との間隔と同等に定まる。そし
て、リング部の第1当り部と第2当り部との間隔が、継
手側の差込み口部への締付部材のねじ込み量が適正量に
なるときの上記基準面と上記対峙部との間隔と同等の間
隔になっているので、上記のような締付け作業を行うだ
けで、締付部材のねじ込み量がばらつきなく適正量に定
まり、上記した基準面圧が得られるようになる。
【0010】そして、請求項1に係る発明においては、
上記リング部の周方向の一部に薄肉部が形成されている
ので、上記の締付け作業を行った後、当該締付規制具を
継手側の基準面と締付部材側の対峙部との間から側方へ
引っ張ることにより上記薄肉部を差込み口部に引っ掛け
て引きちぎることにより引き抜くことができ、その締付
規制具を撤去しておくことが可能である。この場合、薄
肉部を差込み口部に引っ掛けて引きちぎることが困難で
あれば、その薄肉部をカッタなどの工具で切断した後、
側方へ引っ張って引き抜くことができる。また、請求項
4に係る発明においては、上記リング部の周方向の一部
が欠除されているので、上記の締付け作業を行った後、
その欠除箇所を利用して当該締付規制具を継手側の基準
面と締付部材側の対峙部との間から側方へ引き抜いて撤
去しておくことが可能である。これらのことを利用し
て、たとえば、締付部材を適正量だけねじ込んだ後には
必ず当該締付規制具を撤去するようにしておくと、目で
見て、その締付規制具が取り付けられたままになってい
るときには締付部材の締付けが行われていないというこ
とを即座に確認でき、締付規制具が無くなっているとき
には締付部材が適正量だけ締め付けられているというこ
とを即座に確認できる。
【0011】請求項5に係る発明による継手用締付部材
の合成樹脂製締付規制具は、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4のいずれかに記載したものにおいて、上
記リング部に、その外方へ突き出た把持用突片が設けら
れている、というものである。この発明によると、締付
規制具を継手側の基準面と締付部材側の対峙部との間か
ら側方へ引き抜いて撤去する作業を、上記把持用突片を
ペンチなどの工具や手で掴んで容易かつ簡単に行い得る
ようになる。
【0012】請求項6に係る発明による継手用締付部材
の合成樹脂製締付規制具は、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載したものに
おいて、上記差込み口部にねじ込まれた上記締付部材が
締付方向に回転されたときにその締付部材の上記対峙部
により蹴られて音を発する弾力性を有する突片が上記リ
ング部の軸方向他端から突設されてその突片の先端が上
記第2当り部として形成されていると共に、その突片が
上記締付部材により押し倒されて上記リング部の軸方向
他端に重なったときのその突片の外面が、上記締付部材
の対峙部が当接してその締付部材の増締め限度を規制す
る第3当り部に形成されている、というものである。
【0013】この発明においては、リング部に設けられ
た突片の先端が第1当り部に相当しているので、差込み
口部に締付部材をねじ込んでいき、リング部の第1当り
部が継手側の基準面に当接し、締付部材の対峙部に上記
突片の先端が当接したときに、締付部材のねじ込み量が
適正量になり、上記した基準面圧が得られるようにな
る。この場合、上記突片は、弾力性を有していて上記対
峙部により蹴られると音を発し、しかも、その突片が上
記対峙部により蹴られて音を発するのは、リング部の第
1当り部が基準面に当接しているときであって、その第
1当り部が基準面に当接していないときには締付部材に
よってリング部が上記基準面に近付くように押し下げら
れるだけであるので、作業者は締付部材の対峙部が上記
突片を蹴ったときの音を確認するだけで締付部材が適正
量だけねじ込まれたことを確認できるようになる。
【0014】また、この発明によると、締付部材を適正
量だけねじ込んだ後、さらにその締付部材を増締めする
ことができる。そして、その増締めの適正な締め代は、
上記突片が締付部材により押し倒されてリング部の軸方
向他端に重なったときのその突片の外面によって形成さ
れる第3当り部に締付部材の対峙部が当接することによ
って確保される。
【0015】請求項7に係る発明による継手用締付部材
の合成樹脂製締付規制具は、請求項6に記載したものに
おいて、上記対峙部が、上記締付部材の端面から突設さ
れた突起の先端によって形成されている、というもので
ある。
【0016】この発明によると、締付部材の対峙部がそ
の締付部材の端面から突設された突起の先端によって形
成されているので、対峙部が上記突片を蹴るという作用
が確実に行われる。そのため、作業者は締付部材の対峙
部が上記突片を蹴ったときの音を容易に確認できるよう
になる。
【0017】請求項8に係る発明による継手用締付部材
の合成樹脂製締付規制具は、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載したものに
おいて、上記差込み口部にねじ込まれた上記締付部材が
締付方向に回転されたときにその締付部材に設けられた
弾力性を有する突片状の上記対峙部を蹴って音を発しさ
せる蹴部が上記リング部に設けられてその蹴部が上記第
2当り部となされ、突片状の上記対峙部が上記リング部
により押し倒されて上記締付部材の端面に重なったとき
のその対峙部の外面が、上記第2当り部に当接して上記
締付部材の増締め限度を規制する当接部に形成されてい
る、というものである。
【0018】すなわち、この発明では、請求項6に係る
発明とは逆の関係で突片が設けられている。言い換える
と、対峙部が突片状に形成され、その突片状の対峙部を
蹴る蹴部がリング部の第2当り部に相当している。これ
によっても、請求項6で説明したものに準じる作用が発
揮される。
【0019】請求項9に係る発明による継手用締付部材
の合成樹脂製締付規制具は、請求項8に記載したものに
おいて、上記蹴部が、上記リング部の軸方向他端に突設
された突起の先端によって形成されている、というもの
である。この発明によると、請求項7で説明したものに
準じる作用が発揮される。
【0020】請求項10に係る発明による継手用締付部
材の合成樹脂製締付規制具は、請求項1、請求項2、請
求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請
求項8、請求項9のいずれかに記載した締付規制具が、
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニ
ル樹脂から選ばれる合成樹脂の一体成形体でなる、とい
うものである。
【0021】この発明によると、当該締付規制具を安価
に提供できるようになるので、上記したように締付部材
を適正量だけねじ込んだ後、当該締付規制具を撤去して
廃棄処分するという使い方、すなわち使い捨てとして
も、経済性がそれほど損なわれない。
【0022】請求項11に係る発明による継手用締付部
材の合成樹脂製締付規制具は、請求項1、請求項2、請
求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請
求項8、請求項9のいずれかに記載した締付規制具が、
フッソ樹脂でなるというものである。フッソ樹脂には、
PFA(ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂)、PVD
F(ポリビニリデンジフロライド)、ETFE(エチレ
ン・四フッ化エチレン共重合体)などが含まれる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の締付規制具1は、図6、
図7、図8、図9に例示した構造を持つ継手Aに対して
使用される。この継手Aには、パイプ同士を接続するた
めの継手のほか、バルブや計器などの配管中の適所に介
在される配管付属部品自体に備わっているパイプ接続口
部のような継手が含まれる。この継手Aは、パイプ20
0が接続される差込み口部110を備えており、この差
込み口部110の雄ねじ部112に、押輪によって形成
された締付部材120の雌ねじ部(図に表れていない)
をねじ込んで締め付けると、上記差込み口部110に予
め差し込まれているパイプ200が締め付けられ、差込
み口部110とパイプ200との接続箇所のシール性が
確保され、同時にパイプ200の抜出しが防止されると
いう機能を備えている。そして、このような機能を良好
に発揮するときの締付部材120の適正なねじ込み量は
一定に定まっている。また、継手A側には、差込み口部
110の根元にその軸線に対して垂直な基準面130が
備わっており、上記機能が良好に発揮される量だけ締付
部材120がねじ込まれているときには、その基準面1
30に対して締付部材120の所定箇所が一定の間隔
(以下「基準間隔」という)aを隔てて対峙するように
なっている。したがって、基準面130に対峙する上記
所定箇所を対峙部121とする。図6〜図9に示した締
付部材120において、対峙部121は、上記基準面1
30との対向端面によって形成されている。
【0024】図1に示した締付規制具1は、ポリエチレ
ン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂から
選ばれる合成樹脂の一体成形体でなる。ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などの合
成樹脂は安価で入手が容易であるので、締付規制具1を
これらの合成樹脂で作っておくと、締付規制具1が安価
になり、その締付規制具1を所謂使い捨てのものとして
も経済性がそれほど損なわれない利点がある。
【0025】図1(a)(b)のように、この締付規制
具1は、周方向の一部に薄肉部29が形成された円環状
のリング部21を有しており、その内径は、上記した継
手A側の差込み口部110の外側に嵌合可能な大きさ、
好ましくは遊嵌合可能な大きさになっている。図例では
薄肉部29をリング部21の内周側に形成してあるけれ
ども、この薄肉部29を外周側に形成しておいてもよ
い。図2(b)で判るように、このリング部21はその
断面形状が矩形であって、その軸方向一端側の端面が、
上記継手A側の基準面130に当接される第1当り部2
2として形成されているのに対し、そのリング部21の
軸方向他端側の端面が、締付部材120の上記対峙部1
21に当接する第2当り部23として形成されている。
そして、このリング部21の軸方向での第1当り部22
と第2当り部23との間隔bが、継手A側の差込み口部
110への締付部材120のねじ込み量が適正量になる
ときの基準面130と対峙部121との間隔、すなわち
上記基準間隔aと同等の間隔になっている(a=b)。
図2に示した他の例による締付規制具1は、図1で説明
したものと同様の上掲した合成樹脂の一体成形体でな
る。したがって、この締付規制具1も安価であり、その
締付規制具1を所謂使い捨てのものとしても経済性がそ
れほど損なわれない。
【0026】図2(a)(b)のように、この締付規制
具1は、周方向の一部が欠除されたC字状のリング部2
1を有している点で図1のものと相違しているが、その
他の点、具体的には、リング部21の内径が継手A側の
差込み口部110の外側に嵌合可能な大きさになってい
る点、リング部21の断面形状が矩形であり、その軸方
向一端側の端面が継手A側の基準面130に当接される
第1当り部22として形成され、リング部21の軸方向
他端側の端面が締付部材120の上記対峙部121に当
接する第2当り部23として形成されている点、第1当
り部22と第2当り部23との間隔bが基準間隔aと同
等の間隔になっている点、などは図1のものと同様であ
る。
【0027】図1や図2で説明した締付規制具1を用い
て締付部材120のねじ込み量を適正に調節するときに
は、図6のように締付規制具1を継手A側の差込み口部
110の外側に嵌合すると共に、予めパイプ200に嵌
合している締付部材120をその差込み口部110にね
じ込み、その状態から締付部材120をさらにねじ込ん
でいく。なお、パイプ200は差込み口部110に予め
接続されている。このようにすると、締付部材120に
よって締付規制具1が差込み口部110の根元側へ押し
下げられ、そのリング部21が図7のように基準面13
0と締付部材120側の対峙部121との間で挟まれ
る。こうしてリング部21が基準面130と締付部材1
20側の対峙部121との間に挟まれたときには、リン
グ部21の第1当り部22が基準面130に当接し、第
2当り部23が対峙部121に当接して基準面130と
対峙部121との間隔がリング部21の第1当り部22
と第2当り部23との間隔bと同等に定まる。したがっ
て、基準面130と対峙部121との間隔が上記した基
準間隔aに定まり、締付部材120のねじ込み量が適正
量になる。そして、締付部材120が適正量だけねじ込
まれていると、差込み口部110とパイプ200との接
続箇所のシール性が良好に確保され、同時にパイプ20
0の抜出しが防止される。
【0028】ところで、半導体製造工程に流体を給送す
るための配管には、場合によっては200℃とう高温の
流体が流れるので、上記したような締付部材120のね
じ込み量の調整を行った後に締付規制具1をそのまま放
置すると、高温流体の熱影響が締付規制具1に及んでそ
の締付規制具1が溶融するおそれが生じる。このおそれ
を解消するには締付規制具1を高融点を持つフッ素樹脂
で作ることが有効であるけれども、そのようにすると締
付規制具1のコストが高くつく。この実施形態では、締
付規制具1によって経済性が損なわれないようにするた
めに、その締付規制具1を安価ではあるけれども融点が
200℃よりも低いポリエチレン樹脂、ポリプロピレン
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂から選ばれる合成樹脂の一体
成形体としてあるので、上記のねじ込み量の調整を行っ
た後、その締付規制具1を基準面130と対峙部121
との間から引き抜いて撤去しておくことが有効である。
締付規制具1を基準面130と対峙部121との間から
引き抜いて撤去するには、リング部21をペンチなどの
工具を使って側方へ引き抜いた後、撤去すればよい。こ
の際、図1の締付規制具1では、側方へ引き抜くときの
力でその薄肉部29を差込み口部112に引っ掛けて引
きちぎることにより引き抜いたり、あるいはそのように
して薄肉部29を引きちぎることに無理があるときに
は、その薄肉部29をカッタやペンチなどの工具を用い
て切断した後に側方へ引き抜くことが可能である。ま
た、図2の位置規制具では、リング部21の周方向の一
部が予め欠除されているので容易に側方へ引き抜くこと
ができる。
【0029】なお、締付規制具1をフッ素樹脂で作る
と、上記のようにフッ素樹脂が高融点を持っているの
で、その締付規制具1を締付部材120のねじ込み量の
調整のために用いた後、そのまま差込み口部112に嵌
合したまま放置しておいても、高温流体の熱影響で締付
規制具1が溶融するおそれはない。フッソ樹脂には、P
FA、PVDF、ETFEが含まれる。
【0030】また、締付規制具1をその使用後に必ず引
き抜いて撤去するようにしておくと、目で見て、その締
付規制具1が取り付けられたままになっているときには
締付部材1の締付けが行われていないということを即座
に確認でき、締付規制具1が無くなっているときには締
付部材1が適正量だけ締め付けられているということを
即座に確認できるので、配管施工後の配管の管理を行う
上できわめて有益であるといえる。
【0031】図3(a)は、図2で説明した締付規制具
1のリング部21の周方向の1箇所、具体的には、リン
グ部21の欠除部24の反対側の1箇所に、その外方へ
突き出た把持用突片25を設けたものを示している。ま
た、図3(b)は、同様の把持用突片25をリング部2
1の90°おきの3箇所に設けたものを示している。こ
れらの締付規制具1を用いて締付部材120のねじ込み
量の調整を行うと、その使用後に突片25が側方へ突出
しているので、その把持用突片25をペンチなどの工具
や手で掴んで締付規制具1を容易かつ簡単に引き抜いて
撤去できるようになる利点がある。図3(a)や図3
(b)に示した把持用突片25を図1で説明した締付規
制具1のリング部21に一体に設けておくことも可能で
ある。
【0032】図4に示した締付規制具1は、図2で説明
した締付規制具1のリング部21の軸方向他端面の等角
度おきの複数箇所に、その他端面から突出した突片26
をそのリング部21と一体に成形したものである。この
締付規制具1においても、リング部21や突片26には
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニ
ル樹脂から選ばれる合成樹脂が用いられている。そのた
め、突片26には、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン
樹脂またはポリ塩化ビニル樹脂に特有の弾力性が備わっ
ており、その突片26を撓ませた後、元の形状に復帰さ
せると、その復帰に伴う音を発せられる。図4に示した
突片26を図1で説明した締付規制具1のリング部21
に一体に設けておくことも可能である。
【0033】この締付規制具1において、第1当り部2
2がリング部21の軸方向一端側の端面によって形成さ
れている点で図1や図2などで説明したものと同様であ
る。しかし、第2当り部23が複数の上記突片26…の
先端によって形成されている点で異なる。
【0034】この締付規制具1においては、リング部2
1に設けられた複数の突片26…の先端が第1当り部2
2に相当しているので、図8のように継手A側の差込み
口部110に締付部材120をねじ込んでいき、リング
部21の第1当り部22が基準面130に当接し、締付
部材120の対峙部121に突片26の先端によって形
成されている第2当り部23が当接したときに、基準面
130と対峙部121との間隔が、締付規制具1の第1
当り部22と第2当り部23との間隔bと同等の基準間
隔aに定まる。この場合、締付部材120をねじ込んで
いるときにその対峙部121が突片26の先端を擦る
と、締付部材120のねじ込みに伴う対峙部121の回
転作用によってその対峙部121が突片26を蹴る。そ
のため、締付部材120の対峙部121に突片26の先
端が当たってその先端を擦ったときに、突片26がその
弾力性に抗して撓んだり元の形状に復帰したりするとい
う微小な動作を繰り返すことがあり、そのような動作が
起こると、突片26が音を発する。したがって、作業者
は、この音を聞いて締付部材120が適正量だけねじ込
まれたことを確認することができる。なお、突片26が
対峙部121により蹴られて音を発するのは、リング部
21の第1当り部22が基準面130に当接していると
きだけであって、その第1当り部22が基準面130か
ら離れているときには、締付部材120によってリング
部21が基準面130に近付くように押し下げられるだ
けである。
【0035】この締付規制具1を用いると、締付部材1
20を図8の調整済み位置からさらに増締めすることが
可能であるだけでなく、そのときの増締め限度が正確に
規制される。
【0036】すなわち、図8で説明したように締付部材
120を適正量だけねじ込んだ後、さらにその締付部材
120をねじ込んでいくと、そのねじ込みに伴う対峙部
121の回転によって、その対峙部121に当接してい
る突片26が図9のように対峙部121の回転方向に押
し倒されてリング部21の軸方向他端面に重なり合う。
そして、突片26がそのように押し倒されてリング部2
1の軸方向他端面に重なったときのその突片26の外面
に上記対峙部121が当接してその締付部材120の増
締め限度を規制し、その以上は締付部材1をねじ込むこ
とができなくなるので増締めの適正な締め代dが確保さ
れる。したがって、突片26が押し倒されたときのその
突片26の外面が、締付部材120の対峙部121が当
接してその締付部材120の増締め限度を規制する第3
当り部27に相当している。
【0037】この実施形態において、締付部材120の
対峙部121によって擦られた突片26が音を発するの
は、突片26がその弾力性に抗して撓んだり元の形状に
復帰したりするという微小な動作を繰り返したときだけ
であるから、締付部材120が適正量だけねじ込まれた
ことを突片26の音で確認しようとする場合には、その
信頼性がそれほど高いとはいえない。そこで、図5
(a)(b)に示したように、締付部材120の対峙部
121を、その締付部材120の端面に突設された突起
122の先端によって形成しておくことが望ましい。こ
のようにしておくと、締付部材120の対峙部121が
突片26の先端を擦ったときにその突片26が対峙部1
21によって確実に蹴られ、突片26弾力性に抗する撓
みと復帰の動作が確実に行われるので、締付部材120
が適正量だけねじ込まれたことを突片26の音で確認す
る場合の信頼性が飛躍的に高まる。
【0038】図4、図5および図8では、締付規制具1
のリング部21側に突片26を設けたものを説明したけ
れども、締付部材120側に弾力性を有する突片状の対
峙部を設ける一方、締付規制具のリング部側に、その対
峙部を蹴るための蹴部を設け、その蹴部をリング部の第
2当り部としておいてもよい。このようにしておくと、
差込み口部にねじ込まれた締付部材が締付方向に回転さ
れたときに、上記第2当り部に相当する上記蹴部が締付
部材側の突片状の対峙部を蹴って音を発しさせるので、
締付部材が適正量だけねじ込まれたことを対峙部の音で
確認することが可能になる。また、突片状の上記対峙部
が上記リング部により押し倒されて上記締付部材の端面
に重なったときには、上記第2当り部にその対峙部の外
面によって形成される当接部が当接してその締付部材の
増締め限度を規制する。なお、上記蹴部が、上記リング
部の軸方向他端面に突設された突起の先端によって形成
されている、という構成を採用することも可能であり、
このようにしておくと、図5などで説明したものと同様
に、締付部材が適正量だけねじ込まれたことを突片状の
対峙部の音で確認する場合の信頼性が飛躍的に高まる。
【0039】図4、図5、図8、図9などを参照して説
明した上記事項は、図4に示した突片26を図1で説明
した締付規制具1のリング部21に一体に設けた場合に
も同様に当てはまる。
【0040】図10に継手Aとパイプ200との具体的
な接続構造を例示している。この接続構造では、継手A
の差込み口部110と、その差込み口部110に、パイ
プ200の端部を差し込んだ内筒113を嵌めることに
よって、その内筒113と差込み口部110とによって
パイプ200の端部を挾み、差込み口部110の雄ねじ
部112にねじ込んだ締付部材120の押圧部122に
よって上記パイプ200と内筒113とを軸方向内側へ
押し付けるようにして、差込み口部110とパイプ20
0との接続箇所のシール性を確保し、同時にパイプ20
0の抜出しを防いでいる。
【0041】このような接続構造を採用する場合におい
ても、たとえば図1や図2などで説明した締付規制具1
が継手A側の基準面130と締付部材120側の対峙部
121との間隔を基準間隔aに定めることに役立つ。
【0042】なお、図1〜図10においては、説明を簡
略にするため、同一または相応する部分に同一符号を付
して詳細な説明を省略した。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る締付規制具を用いることに
より、基準面圧が得られる締付部材の適正なねじ込み量
を、従来のような面倒で熟練を要する方法を用いずにば
らつきなく確実に定めることができるようになる。特
に、締付部材を適正量だけねじ込んだときに弾力性を有
する突片が蹴られて音を発するようにしたものでは、高
齢者などの視力の低い者でも適正なねじ込み量を正確に
判断できる利便がある。
【0044】また、本発明に係る締付規制具を用いるこ
とにより、締付部材の締め忘れや締付部材の締付状態の
良否を容易かつ迅速に確認することができるようになる
という効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は締付規制具の正面図である。(b)は
(a)のIb−Ib線に沿う断面図である。
【図2】(a)は締付規制具他の例を示す正面図であ
る。(b)は(a)のIIb−IIb線に沿う断面図で
ある。
【図3】(a)は把持用突片を有する締付規制具の正面
図である。(b)は(a)の変形例による締付規制具の
正面図である。
【図4】(a)は他の締付規制具の正面図である。
(b)は(a)のIVb−IVb線に沿う断面図であ
る。
【図5】(a)は突起を有する締付部材の正面図であ
る。(b)は(a)のVb−Vb線に沿う部分断面図で
ある。
【図6】図1または図2の締付規制具を差込み口部に嵌
合させたときの側面図である。
【図7】図1または図2の締付規制具を用いて締付部材
のねじ込み量を適正に調整したときの側面図である。
【図8】図4の締付規制具を用いて締付部材のねじ込み
量を適正に調整したときの側面図である。
【図9】図8の状態から締付部材を増締めしたときの側
面図である。
【図10】継手とパイプとの具体的な接続構造を例示す
る部分縦断側面図である。
【符号の説明】
A 継手 1 締付規制具 21 リング部 22 第1当り部 23 第2当り部 25 把持用突片 26 突片 27 第3当り部 29 薄肉部 110 差込み口部 130 基準面 120 締付部材 121 対峙部 122 突起 200 パイプ a 基準間隔(差込み口部への締付部材のねじ込み量が
適正量になるときの基準面と対峙部との間隔) b 第1当り部と第2当り部との間隔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手側の差込み口部にねじ込まれてその
    差込み口部に差し込まれたパイプを締め付ける締付部材
    の締付規制具であって、 上記差込み口部の外側に嵌合可能でかつ周方向の一部に
    薄肉部が形成されたリング部を有し、上記リング部の軸
    方向一端側に、上記継手側に設けられた基準面に当接さ
    れる第1当り部が形成され、上記基準面に対向される対
    峙部を備える上記締付部材が上記差込み口部にねじ込ま
    れたときに、その対峙部に当接する第2当り部が上記リ
    ング部の軸方向他端側に形成され、上記リング部の軸方
    向での上記第1当り部と上記第2当り部との間隔が、上
    記差込み口部への上記締付部材のねじ込み量が適正量に
    なるときの上記基準面と上記対峙部との間隔と同等の間
    隔になっていることを特徴とする継手用締付部材の合成
    樹脂製締付規制具。
  2. 【請求項2】 上記薄肉部は、上記差込み口部の外側に
    嵌合された上記リング部が側方へ引っ張られたときにそ
    の差込み口部に引っ掛かって引きちぎられることが可能
    である請求項1に記載した継手用締付部材の合成樹脂製
    締付規制具。
  3. 【請求項3】 上記薄肉部が切断可能である請求項1に
    記載した継手用締付部材の合成樹脂製締付規制具。
  4. 【請求項4】 継手側の差込み口部にねじ込まれてその
    差込み口部に差し込まれたパイプを締め付ける締付部材
    の締付規制具であって、 上記差込み口部の外側に嵌合可能でかつ周方向の一部が
    欠除されたリング部を有し、上記リング部の軸方向一端
    側に、上記継手側に設けられた基準面に当接される第1
    当り部が形成され、上記基準面に対向される対峙部を備
    える上記締付部材が上記差込み口部にねじ込まれたとき
    に、その対峙部に当接する第2当り部が上記リング部の
    軸方向他端側に形成され、上記リング部の軸方向での上
    記第1当り部と上記第2当り部との間隔が、上記差込み
    口部への上記締付部材のねじ込み量が適正量になるとき
    の上記基準面と上記対峙部との間隔と同等の間隔になっ
    ていることを特徴とする継手用締付部材の合成樹脂製締
    付規制具。
  5. 【請求項5】 上記リング部に、その外方へ突き出た把
    持用突片が設けられている請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4のいずれかに記載した継手用締付部材の合
    成樹脂製締付規制具。
  6. 【請求項6】 上記差込み口部にねじ込まれた上記締付
    部材が締付方向に回転されたときにその締付部材の上記
    対峙部により蹴られて音を発する弾力性を有する突片が
    上記リング部の軸方向他端から突設されてその突片の先
    端が上記第2当り部として形成されていると共に、その
    突片が上記締付部材により押し倒されて上記リング部の
    軸方向他端に重なったときのその突片の外面が、上記締
    付部材の対峙部が当接してその締付部材の増締め限度を
    規制する第3当り部に形成されている請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載し
    た継手用締付部材の合成樹脂製締付規制具。
  7. 【請求項7】 上記対峙部が、上記締付部材の端面から
    突設された突起の先端によって形成されている請求項6
    に記載した継手用締付部材の合成樹脂製締付規制具。
  8. 【請求項8】 上記差込み口部にねじ込まれた上記締付
    部材が締付方向に回転されたときにその締付部材に設け
    られた弾力性を有する突片状の上記対峙部を蹴って音を
    発しさせる蹴部が上記リング部に設けられてその蹴部が
    上記第2当り部となされ、突片状の上記対峙部が上記リ
    ング部により押し倒されて上記締付部材の端面に重なっ
    たときのその対峙部の外面が、上記第2当り部に当接し
    て上記締付部材の増締め限度を規制する当接部に形成さ
    れている請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請
    求項5のいずれかに記載した継手用締付部材の合成樹脂
    製締付規制具。
  9. 【請求項9】 上記蹴部が、上記リング部の軸方向他端
    に突設された突起の先端によって形成されている請求項
    8に記載した継手用締付部材の合成樹脂製締付規制具。
  10. 【請求項10】 ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
    脂、ポリ塩化ビニル樹脂から選ばれる合成樹脂の一体成
    形体でなる請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
    請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9の
    いずれかに記載した継手用締付部材の合成樹脂製締付規
    制具。
  11. 【請求項11】 フッソ樹脂でなる請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項
    7、請求項8、請求項9のいずれかに記載した継手用締
    付部材の合成樹脂製締付規制具。
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WO2011099667A1 (ko) * 2010-02-11 2011-08-18 주식회사 비엠티 조임량 확인이 가능한 튜브 피팅
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