JPH10266422A - 壁パネルの接続構造 - Google Patents

壁パネルの接続構造

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JPH10266422A
JPH10266422A JP7232397A JP7232397A JPH10266422A JP H10266422 A JPH10266422 A JP H10266422A JP 7232397 A JP7232397 A JP 7232397A JP 7232397 A JP7232397 A JP 7232397A JP H10266422 A JPH10266422 A JP H10266422A
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JP
Japan
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wall panel
engaging
bent
panel
connecting member
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Pending
Application number
JP7232397A
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English (en)
Inventor
Iwao Kawakami
巌 川上
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直交する壁パネルの突き合わせ部を意匠性を損
なうことなく確実に密閉する。 【解決手段】防水パン3の周縁部の隅部に立設された支
柱5に連結部材6を設け、壁パネル4の折り曲げ部41
aを連結部材6に押し込んでその係合部6bに係合させ
て壁パネル4を立設する。この際、直交する壁パネル
4,4において、一方の壁パネル4の折り曲げ部41a
の外側端面には断面略L字状のバックアップ材7が貼着
されており、壁パネル4,4を立設すると、バックアッ
プ材7は、他方の壁パネル4の折り曲げ部41aの外側
端面に密着し、それらの隙間を密閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットなど
における壁パネルの接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、集合住宅などにおいて、浴室
ユニットを設置することが行われている。この浴室ユニ
ット1は、図4に示すように、浴槽2と、該浴槽2が嵌
合載置される開口31aを形成した浴槽嵌合載置体3
1、エプロン32および洗い場床パン33からなる防水
パン3と、防水パン3の周縁部、すなわち、浴槽嵌合載
置体31の洗い場床パン33に面する一辺を除く周縁部
311および洗い場床パン33の浴槽嵌合載置体31に
面する一辺を除く周縁部331に立設されてその周囲を
包囲する壁パネル4と、これらの壁パネル4によって形
成された上方開口部を覆う天井パネル(図示せず)とか
ら構成されている。
【0003】このような浴室ユニット1は、通常、ユニ
ットの外側から壁パネル4をビス止めして固定するパネ
ル工法で組み立てられているが、躯体側の間仕切りや外
壁があって作業者が入り込めない場合には、ユニット内
部から壁パネル4を取り付ける現地組み立て工法が採用
されている。
【0004】この現地組み立て工法は、まず、防水パン
の周縁部の隅部および必要とする各辺部にそれぞれ支柱
を立設した後、支柱の上端に天井パネルを嵌め込んで取
り付け、次いで、隣接する支柱間に壁パネルを嵌め込
み、さらに、隣接する壁パネルの突き合わせ部に化粧目
地材を打ち込むものである(例えば、特開平6−108
560号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た壁パネルの接続構造においては、隣接する壁パネルの
突き合わせ部に室内側から目地材を打ち込んで隣接する
壁パネル間の隙間を密閉するようにしていることから、
打ち込んだ目地材を前後方向にわたって固定するため、
目地材に一定の太さが必要となり、その結果、太い目地
材が室内の上下方向に露出して室内の意匠性が損なわれ
るという問題があった。
【0006】また、目地材を隣接する壁パネルの突き合
わせ部に打ち込む際、誤って壁パネルを叩いて損傷させ
るというおそれもあった。本発明は、このような問題点
に鑑みてなされたもので、直交する壁パネルの突き合わ
せ部を意匠性を損なうことなく確実に密閉することので
きる壁パネルの接続構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、防水パンの周
縁部の隅部に立設された支柱と、左右端縁にそれぞれ折
り曲げ部が形成された壁パネルと、支柱に取り付けら
れ、隣接する一対の壁パネルの左右端縁折り曲げ部を係
合可能な係合部が形成された連結部材と、からなり、壁
パネルの折り曲げ部の一方の外側端面に断面略L字状の
バックアップ材を貼着し、壁パネルの折り曲げ部を連結
部材の係合部にそれぞれ係合させて防水パンの周縁部に
直交して壁パネルを立設した際、隣接する壁パネルの折
り曲げ部の外側端面にバックアップ材が密着して壁パネ
ルの突き合わせ部を密閉することを特徴とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、図4に示
した部材と同一の部材については、同一の符号を用いる
ものとする。
【0009】図1には、本発明の壁パネルの接続構造が
示されており、この壁パネルの接続構造は、防水パン3
の周縁部の隅部および必要とする辺部にそれぞれ立設さ
れた支柱5,51と、該支柱5,51に取り付けられた
連結部材6,61と、連結部材6,61によって固定さ
れた壁パネル4とから構成されている。
【0010】支柱5は、内面側中央の上下方向に開口部
5aを有する断面略中空のL字状に折曲形成され、防水
パン3の周縁部の隅部において直交する各辺部にそれぞ
れ一定長さにわたって載置されている。そして、支柱5
は、防水パン3の直交する各辺部に対応する背面にそれ
ぞれ一対のスリット5bが上下方向に一定長さにわたっ
て形成されている。
【0011】また、支柱51は、その内面側中央の上下
方向に開口部51aを有する断面略C字状に形成され、
その背面には、一対のスリット51bが上下方向に一定
長さにわたって形成されている。
【0012】一方、支柱5に形成されたスリット5bに
取り付けられる連結部材6は、断面略7字状に形成さ
れ、その対向する二辺の基部にそれぞれ内方に向けて突
出する一対の係止部6aが形成されるとともに、その長
片の先端に内方に向けて突出する係合部6bが形成され
ている。そして、一対の係止部6aの間隔は、支柱5の
スリット5bの間隔よりも小さく設定されている。した
がって、支柱5のスリット5bに連結部材6を嵌め込む
と、一対の係止部6aはその弾性力によって押し開か
れ、スリット5bを通過すれば、その復元力でスリット
5bに係止され、連結部材6を位置決めするとともに、
その抜け出しを防止するものである。この際、係合部6
bは、支柱5の内方において、開口部5a近傍に位置し
ており、後述する壁パネル4の折り曲げ部41aと係合
できるように、その形成位置が設定されている。
【0013】また、支柱51に形成されたスリット51
bに取り付けられる連結部材61は、断面略コ字状に形
成され、その対向する二辺の基部にそれぞれ内方に向け
て突出する一対の係止部61aが形成されるとともに、
その先端にそれぞれ内方に向けて突出する一対の係合部
61bが形成されている。そして、一対の係止部61a
の間隔は、支柱51のスリット51bの間隔よりも小さ
く設定されている。したがって、支柱51のスリット5
1bに連結部材61を嵌め込むと、一対の係止部61a
はその弾性力によって押し開かれ、スリット51bを通
過すれば、その復元力でスリット51bに係止され、連
結部材61を位置決めするとともに、その抜け出しを防
止するものである。この際、係合部61bは、支柱51
の内方において、開口部51a近傍に位置しており、後
述する壁パネル4の折り曲げ部41aと係合できるよう
に、その形成位置が設定されている。
【0014】さらに、壁パネル4は、塩ビ鋼板41の裏
面に裏打材である石膏ボード42を貼り合わせて形成さ
れ、その塩ビ鋼板41の左右両端縁は、背面側に折曲さ
れて折り曲げ部41aが形成されており、前述した連結
部材6,61の係合部6b,61bに係合されるように
なっている。すなわち、壁パネル4の折り曲げ部41a
を支柱5,51の開口部5a,51aを通して連結部材
6,61の係合部6b,61bに押し込むと、連結部材
6,61の係合部6b,61bが押し開かれ、壁パネル
4の折り曲げ部41aが連結部材6,61の係合部6
b,61bを通過すれば、その復元力で係合部6b,6
1bが壁パネル4の折り曲げ部41aを係合し、その抜
け出しを防止するようになっている。
【0015】また、壁パネル4の左右一方の外側端面、
すなわち、その塩ビ鋼板41の折り曲げ部41aの一方
の外面には、予めバックアップ材7,71が貼着されて
おり、連結部材6,61の係合部6b,61bに隣接す
る壁パネル4,4が固定された際、隣接する他方の壁パ
ネル4の折り曲げ部41aの他方の外側端面に密着し、
この結果、バックアップ材7,71は、隣接する壁パネ
ル4,4間の隙間を密閉するようになっている。
【0016】ここで、連結部材6に固定されることにな
る直交する壁パネル4,4の一方に貼着されるバックア
ップ材7は、断面L字状に形成されている。すなわち、
図3に示すように、バックアップ材7は、硬質ポリ塩化
ビニルによって壁パネル4の塩ビ鋼板41の折り曲げ部
41aの外側端面形状に添うように形成された取付部7
aと、この取付部7aの一端に連続して一体に成形さ
れ、軟質ポリ塩化ビニルによって隣接する壁パネル4の
塩ビ鋼板41の折り曲げ部41aの他方の外側端面に密
着可能な接合部7bとからなり、壁パネル4の左右一方
の外側端面に両面テープNを介して取付部7aを貼着す
るようにしている。この結果、直交する一対の壁パネル
4,4間の隙間をバックアップして密閉することがで
き、特に、組み立て上の公差によって隙間が大きく、あ
るいは、小さくなっても軟質ポリ塩化ビニルで形成され
た接合部7bが隣接する壁パネル4に追従して密着する
ことができるものである。しかも、予めバックアップ材
7を一方の壁パネル4の外側端面に貼着し、隣接する他
方の壁パネル4の外側端面に押し付けて直交する壁パネ
ル4,4間の隙間を密閉することから、隙間を小さく形
成することができ、意匠性を損なうことがない。
【0017】その後、隣接する壁パネル4,4の突き合
わせ部や壁パネル4の下端縁と防水パン3の周縁部の間
などには、シリコンコーキングCが充填されることによ
り、水密性が確保されている。
【0018】なお、前述した実施形態においては、防水
パン3の周縁部に壁パネル4を立設する場合について例
示したが、壁パネル4に代えて収納パネルを立設するよ
うにしてもよい。
【0019】また、前述した実施形態においては、支柱
5,51にスリット5b,51bを形成し、このスリッ
ト5b,51bに連結部材6,61を嵌め込んでその係
止部5a,61aで係止する場合を例示したが、支柱
5,51の内方に連結部材6,61をスポット溶接など
利用して一体化させるようにしてもよく、その場合は、
連結部材6,61に係止部5a,61aを形成する必要
はない。
【0020】さらに、本発明の壁パネルの接続構造を浴
室ユニットに実施した実施形態を例示したが、浴室ユニ
ットに限定するものではない。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、防水パン
の周縁部の隅部に立設された支柱と、左右端縁にそれぞ
れ折り曲げ部が形成された壁パネルと、支柱に取り付け
られ、隣接する一対の壁パネルの左右端縁折り曲げ部を
係合可能な係合部が形成された連結部材と、からなり、
壁パネルの折り曲げ部の一方の外側端面に断面略L字状
のバックアップ材を貼着し、壁パネルの折り曲げ部を連
結部材の係合部にそれぞれ係合させて防水パンの周縁部
に直交して壁パネルを立設した際、隣接する壁パネルの
折り曲げ部の外側端面にバックアップ材が密着して壁パ
ネルの突き合わせ部を密閉することにより、直交する壁
パネルの突き合わせ部を意匠性を損なうことなく確実に
密閉することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁パネルの接続構造を示す横断面図で
ある。
【図2】壁パネル、支柱および連結部材の関係を一部省
略して示す分解斜視図である。
【図3】バックアップ材の平面図である。
【図4】浴室ユニットを一部省略して示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 浴室ユニット 3 防水パン 311,331 周縁部 4 壁パネル 41 塩ビ鋼板 41a 端縁折り曲げ部 5,51 支柱 5b,51b スリット 6,61 連結部材 6a,61a 係止部 6b,61b 係合部 7 バックアップ材 7a 取付部 7b 接合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水パンの周縁部の隅部に立設された支
    柱と、左右端縁にそれぞれ折り曲げ部が形成された壁パ
    ネルと、支柱に取り付けられ、隣接する一対の壁パネル
    の左右端縁折り曲げ部を係合可能な係合部が形成された
    連結部材と、からなり、壁パネルの折り曲げ部の一方の
    外側端面に断面略L字状のバックアップ材を貼着し、壁
    パネルの折り曲げ部を連結部材の係合部にそれぞれ係合
    させて防水パンの周縁部に直交して壁パネルを立設した
    際、隣接する壁パネルの折り曲げ部の外側端面にバック
    アップ材が密着して壁パネルの突き合わせ部を密閉する
    ことを特徴とする壁パネルの接続構造。
  2. 【請求項2】 前記バックアップ材は、硬質ポリ塩化ビ
    ニルで形成された取付部および軟質ポリ塩化ビニルで形
    成された接合部とが一体に成形されていることを特徴と
    する請求項1記載の壁パネルの接続構造。
JP7232397A 1997-03-25 1997-03-25 壁パネルの接続構造 Pending JPH10266422A (ja)

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