JPH10265166A - コンテナスプレッター装置 - Google Patents
コンテナスプレッター装置Info
- Publication number
- JPH10265166A JPH10265166A JP7356697A JP7356697A JPH10265166A JP H10265166 A JPH10265166 A JP H10265166A JP 7356697 A JP7356697 A JP 7356697A JP 7356697 A JP7356697 A JP 7356697A JP H10265166 A JPH10265166 A JP H10265166A
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- JP
- Japan
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- container
- guide
- spreader device
- container spreader
- shock absorbing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンテナ荷役の作業スピードが向上すると共
に、構造が単純で、メンテナンスが容易であり、経済的
である。 【解決手段】 コンテナ31を吊り上げ又は吊り下すコ
ンテナスプレッター装置1において、縦方向側面32に
当接して案内するガイドバー13を有する二つの第1の
案内手段7a、7bと、横方向側面33に当接して案内
するガイドバー13を有する一つの第2の案内手段8a
とを備える。更に、第2の案内手段のガイドバー13
は、上方に引き抜いて横方向側面33に対面する側面3
5側に移し変えることが可能である。又、第1、第2の
案内手段7a、7b、8aは、コンテナ31に当接した
際の上下方向の衝撃を吸収する衝撃吸収手段及び水平方
向の衝撃を吸収する衝撃吸収手段を有する。
に、構造が単純で、メンテナンスが容易であり、経済的
である。 【解決手段】 コンテナ31を吊り上げ又は吊り下すコ
ンテナスプレッター装置1において、縦方向側面32に
当接して案内するガイドバー13を有する二つの第1の
案内手段7a、7bと、横方向側面33に当接して案内
するガイドバー13を有する一つの第2の案内手段8a
とを備える。更に、第2の案内手段のガイドバー13
は、上方に引き抜いて横方向側面33に対面する側面3
5側に移し変えることが可能である。又、第1、第2の
案内手段7a、7b、8aは、コンテナ31に当接した
際の上下方向の衝撃を吸収する衝撃吸収手段及び水平方
向の衝撃を吸収する衝撃吸収手段を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナを吊り上
げ又は吊り下すコンテナ荷役に使用するコンテナスプレ
ッター装置に関するものである。
げ又は吊り下すコンテナ荷役に使用するコンテナスプレ
ッター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンテナ荷役は、専用のコンテナスプレ
ッター装置を使用し、例えばコンテナを吊り上げる場合
は、合図者がコンテナスプレッター装置を指定のコンテ
ナに誘導し、振れ止め及び位置合わせを行なった後、緊
締手段を操作してコンテナスプレッター装置とコンテナ
を緊締し吊り上げる。吊り下す場合は、上記と逆で、合
図者が指定の場所にコンテナスプレッター装置及びコン
テナを誘導し、指定の場所に設定した後、緊締手段を解
除し、コンテナスプレッター装置のみを分離する。
ッター装置を使用し、例えばコンテナを吊り上げる場合
は、合図者がコンテナスプレッター装置を指定のコンテ
ナに誘導し、振れ止め及び位置合わせを行なった後、緊
締手段を操作してコンテナスプレッター装置とコンテナ
を緊締し吊り上げる。吊り下す場合は、上記と逆で、合
図者が指定の場所にコンテナスプレッター装置及びコン
テナを誘導し、指定の場所に設定した後、緊締手段を解
除し、コンテナスプレッター装置のみを分離する。
【0003】上記のようなコンテナ荷役に使用するコン
テナスプレッター装置としては、例えばコンテナスプレ
ッター装置の四隅に上下移動ラックを設け、ピニオンを
設けた二つのフリッパを駆動するもの(特公平3−55
395号公報)、コンテナの緊締金具及びコンテナとコ
ンテナスプレッター装置の相対位置ずれを検出する検出
手段を設けたもの(特公昭53−47972号公報)等
がある。
テナスプレッター装置としては、例えばコンテナスプレ
ッター装置の四隅に上下移動ラックを設け、ピニオンを
設けた二つのフリッパを駆動するもの(特公平3−55
395号公報)、コンテナの緊締金具及びコンテナとコ
ンテナスプレッター装置の相対位置ずれを検出する検出
手段を設けたもの(特公昭53−47972号公報)等
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記何れ
のコンテナスプレッター装置においても、コンテナ荷役
の作業スピードが遅く、作業能率の面で問題になる虞れ
があった。更に、構造が複雑で、部品の数も多く、不経
済であった。その上、メンテナンスの面においても大変
であった。
のコンテナスプレッター装置においても、コンテナ荷役
の作業スピードが遅く、作業能率の面で問題になる虞れ
があった。更に、構造が複雑で、部品の数も多く、不経
済であった。その上、メンテナンスの面においても大変
であった。
【0005】本発明の課題は、コンテナ荷役の作業スピ
ードが向上すると共に、構造が単純で、メンテナンスが
容易であり、経済的なことである。
ードが向上すると共に、構造が単純で、メンテナンスが
容易であり、経済的なことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、コンテナーを吊り上げ又は吊り下すコンテナ
スプレッター装置において、コンテナーの相隣り合う二
つの側面のうちの少なくとも等しいか大きい方の一方の
側面に当接して案内する案内部材を有する二つの第1の
案内手段と、前記相隣り合う二つの側面のうちの他方の
側面に当接して案内する案内部材を有する一つの第2の
案内手段とを備えたことである。二つの第1の案内手段
と一つの第2の案内手段とを備えることにより、コンテ
ナの一つの隅を挾んで3点支持の形態となり、容易にコ
ンテナに接近することが出来るので、位置合わせが容易
となり、コンテナ荷役の作業スピードが向上する。
本発明は、コンテナーを吊り上げ又は吊り下すコンテナ
スプレッター装置において、コンテナーの相隣り合う二
つの側面のうちの少なくとも等しいか大きい方の一方の
側面に当接して案内する案内部材を有する二つの第1の
案内手段と、前記相隣り合う二つの側面のうちの他方の
側面に当接して案内する案内部材を有する一つの第2の
案内手段とを備えたことである。二つの第1の案内手段
と一つの第2の案内手段とを備えることにより、コンテ
ナの一つの隅を挾んで3点支持の形態となり、容易にコ
ンテナに接近することが出来るので、位置合わせが容易
となり、コンテナ荷役の作業スピードが向上する。
【0007】更に、上記コンテナスプレッター装置にお
いて、前記第2の案内手段の案内部材は、上方に引き抜
いて前記他方の側面に対面する側面側に移し変えること
が可能なことである。第2の案内手段の案内部材が他方
の側面に対面する側面側に移し変え可能なことにより、
上記コンテナスプレッター装置の作用に加え、コンテナ
スプレッター装置のコンテナへの接近の自由度が増し容
易になる。又、構造が単純で、メンテナンスが容易であ
り、経済的である。
いて、前記第2の案内手段の案内部材は、上方に引き抜
いて前記他方の側面に対面する側面側に移し変えること
が可能なことである。第2の案内手段の案内部材が他方
の側面に対面する側面側に移し変え可能なことにより、
上記コンテナスプレッター装置の作用に加え、コンテナ
スプレッター装置のコンテナへの接近の自由度が増し容
易になる。又、構造が単純で、メンテナンスが容易であ
り、経済的である。
【0008】更に、上記いずれかのコンテナスプレッタ
ー装置において、前記第1、第2の案内手段は、前記コ
ンテナに当接した際の衝撃を吸収する衝撃吸収手段を有
したことである。衝撃吸収手段を有したことにより、上
記いずれかのコンテナスプレッター装置の作用に加え、
コンテナへの位置合わせスピードを一層増すことが出来
る。
ー装置において、前記第1、第2の案内手段は、前記コ
ンテナに当接した際の衝撃を吸収する衝撃吸収手段を有
したことである。衝撃吸収手段を有したことにより、上
記いずれかのコンテナスプレッター装置の作用に加え、
コンテナへの位置合わせスピードを一層増すことが出来
る。
【0009】更に、上記衝撃吸収手段を有したコンテナ
スプレッター装置において、前記衝撃吸収手段は、前記
案内部材が上下方向に移動自在に形成されたことであ
る。上下方向に移動自在の案内部材を備えることによ
り、上記衝撃吸収手段を有したコンテナスプレッター装
置の作用に加え、コンテナスプレッター装置及びコンテ
ナに上下方向の無理な力がかからず、上下方向の衝撃を
吸収する。
スプレッター装置において、前記衝撃吸収手段は、前記
案内部材が上下方向に移動自在に形成されたことであ
る。上下方向に移動自在の案内部材を備えることによ
り、上記衝撃吸収手段を有したコンテナスプレッター装
置の作用に加え、コンテナスプレッター装置及びコンテ
ナに上下方向の無理な力がかからず、上下方向の衝撃を
吸収する。
【0010】そして、先の衝撃吸収手段を有したコンテ
ナスプレッター装置において、前記衝撃吸収手段は、前
記案内部材の水平方向の衝撃を吸収する弾性部材を有し
たことである。水平方向の衝撃を吸収する弾性部材を有
したことにより、先の衝撃吸収手段を有したコンテナス
プレッター装置の作用に加え、コンテナスプレッター装
置及びコンテナに水平方向の無理な力がかからず、水平
方向の衝撃を吸収する。
ナスプレッター装置において、前記衝撃吸収手段は、前
記案内部材の水平方向の衝撃を吸収する弾性部材を有し
たことである。水平方向の衝撃を吸収する弾性部材を有
したことにより、先の衝撃吸収手段を有したコンテナス
プレッター装置の作用に加え、コンテナスプレッター装
置及びコンテナに水平方向の無理な力がかからず、水平
方向の衝撃を吸収する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンテナスプ
レッター装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。尚、図1〜4において、同一又は同等部分には同
一符号を付けて示す。
レッター装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。尚、図1〜4において、同一又は同等部分には同
一符号を付けて示す。
【0012】図1は、本発明に係るコンテナスプレッタ
ー装置の一実施の形態を示す斜視図である。本実施の形
態のコンテナスプレッター装置1は、図示していないコ
ンテナクレーンによってワイヤー36を介してコンテナ
31を吊り上げ又は吊り下すものである。コンテナスプ
レッター装置1のフレームは、縦方向(長手方向)に配
置された二つの縦部材3と、これら二つの縦部材3同士
を横方向(長手方向と直交する方向)に接続する両端の
横部材4a、4b及び中間の横部材4c、4dと、横部
材4a、4bの端部と縦部材3の長さの1/4近傍の位
置との間に斜めに接続された四箇所の補強部材5とで形
成されている。そして、一つの縦部材3に2箇所づつ及
び一方の横部材4aに、それぞれ案内手段を設けて、コ
ンテナとの振れ止めと衝撃を吸収する3点支持構造とし
ている。
ー装置の一実施の形態を示す斜視図である。本実施の形
態のコンテナスプレッター装置1は、図示していないコ
ンテナクレーンによってワイヤー36を介してコンテナ
31を吊り上げ又は吊り下すものである。コンテナスプ
レッター装置1のフレームは、縦方向(長手方向)に配
置された二つの縦部材3と、これら二つの縦部材3同士
を横方向(長手方向と直交する方向)に接続する両端の
横部材4a、4b及び中間の横部材4c、4dと、横部
材4a、4bの端部と縦部材3の長さの1/4近傍の位
置との間に斜めに接続された四箇所の補強部材5とで形
成されている。そして、一つの縦部材3に2箇所づつ及
び一方の横部材4aに、それぞれ案内手段を設けて、コ
ンテナとの振れ止めと衝撃を吸収する3点支持構造とし
ている。
【0013】即ち、本実施の形態のコンテナスプレッタ
ー装置1は、コンテナーの相隣り合う二つの側面のうち
の縦方向の一方の側面32に当接して案内する案内部材
としてのガイドバー13を有する二つの第1の案内手段
7a、7bと、相隣り合う二つの側面のうちの横方向の
他方の側面33に当接して案内するガイドバー13を有
する一つの第2の案内手段8aとを備える。二つの第1
の案内手段7a、7bは、縦部材3の両端から各々縦部
材3の長さの約1/4の位置に、第2の案内手段8a
は、横部材4aの一方の端から、第1の案内手段7a、
7bと同じく、縦部材3の長さの約1/4の位置に各々
設けられている。
ー装置1は、コンテナーの相隣り合う二つの側面のうち
の縦方向の一方の側面32に当接して案内する案内部材
としてのガイドバー13を有する二つの第1の案内手段
7a、7bと、相隣り合う二つの側面のうちの横方向の
他方の側面33に当接して案内するガイドバー13を有
する一つの第2の案内手段8aとを備える。二つの第1
の案内手段7a、7bは、縦部材3の両端から各々縦部
材3の長さの約1/4の位置に、第2の案内手段8a
は、横部材4aの一方の端から、第1の案内手段7a、
7bと同じく、縦部材3の長さの約1/4の位置に各々
設けられている。
【0014】更に、第2の案内手段8aのガイドバー1
3は、上方に引き抜いて他方の側面に対面する側面35
側に移し変えることが可能である。このため、他方の側
面に対面する側面35側の横部材4bには、ガイドバー
13を支持する後述の上ガイド9及び下ガイド10が取
り付けられ、ガイドバー13を上ガイド及び下ガイドに
挿通することにより第2の案内手段8bが形成される。
3は、上方に引き抜いて他方の側面に対面する側面35
側に移し変えることが可能である。このため、他方の側
面に対面する側面35側の横部材4bには、ガイドバー
13を支持する後述の上ガイド9及び下ガイド10が取
り付けられ、ガイドバー13を上ガイド及び下ガイドに
挿通することにより第2の案内手段8bが形成される。
【0015】更に、第1、第2の案内手段7a、7b、
8aは、コンテナに当接した際の衝撃を吸収する衝撃吸
収手段を有しており、ガイドバー13が上下方向に移動
自在に形成された上下方向の衝撃吸収手段と、ガイドバ
ー13の水平方向の衝撃を吸収する水平方向の衝撃吸収
手段とを有している。水平方向の衝撃吸収手段は、弾性
部材を有することによってなされる。
8aは、コンテナに当接した際の衝撃を吸収する衝撃吸
収手段を有しており、ガイドバー13が上下方向に移動
自在に形成された上下方向の衝撃吸収手段と、ガイドバ
ー13の水平方向の衝撃を吸収する水平方向の衝撃吸収
手段とを有している。水平方向の衝撃吸収手段は、弾性
部材を有することによってなされる。
【0016】図2は、図1の第1の案内手段7aの拡大
斜視図である。第1の案内手段7aは、縦部材3の上フ
ランジに補強板11を介して固定された上ガイド9と、
縦部材3の下フランジに補強板12を介して固定された
下ガイド10とを有し、上ガイド9には上入れ子17、
下ガイド10には下入れ子18が設けられている。ガイ
ドバー13は、上入れ子17の案内部17aと、下入れ
子18の案内部18aに挿通され、上下方向に移動自在
に形成され、上下方向の衝撃吸収手段となる。
斜視図である。第1の案内手段7aは、縦部材3の上フ
ランジに補強板11を介して固定された上ガイド9と、
縦部材3の下フランジに補強板12を介して固定された
下ガイド10とを有し、上ガイド9には上入れ子17、
下ガイド10には下入れ子18が設けられている。ガイ
ドバー13は、上入れ子17の案内部17aと、下入れ
子18の案内部18aに挿通され、上下方向に移動自在
に形成され、上下方向の衝撃吸収手段となる。
【0017】図3は、図2と同様の第1の案内手段7a
を示し、(A)は側面図、(B)はガイドバー13の正
面図、(C)はガイドバー13の側面図である。上記の
ようにガイドバー13は、上下方向に自在に移動可能
で、上下方向の衝撃吸収手段となっているが、更に、水
平方向の衝撃吸収手段として、下ガイド10に下入れ子
18と弾性部材としてのスプリング22とが設けられ、
上面に蓋16が締結される。
を示し、(A)は側面図、(B)はガイドバー13の正
面図、(C)はガイドバー13の側面図である。上記の
ようにガイドバー13は、上下方向に自在に移動可能
で、上下方向の衝撃吸収手段となっているが、更に、水
平方向の衝撃吸収手段として、下ガイド10に下入れ子
18と弾性部材としてのスプリング22とが設けられ、
上面に蓋16が締結される。
【0018】図4(A)、(B)、(C)は、下ガイド
10を形成するガイド箱15、蓋16及び下入れ子18
を示し、スプリング22は、ガイド箱の受け板15aと
下入れ子の端板18bとの間に設けられる。
10を形成するガイド箱15、蓋16及び下入れ子18
を示し、スプリング22は、ガイド箱の受け板15aと
下入れ子の端板18bとの間に設けられる。
【0019】更に、図3(B)、(C)に示すように、
もう一つの水平方向の衝撃吸収手段として、ガイドバー
13のコンテナ側にもう一つの弾性部材としてのラバー
(ゴム)19を押え板20及び4本のねじ21で取り付
けている。
もう一つの水平方向の衝撃吸収手段として、ガイドバー
13のコンテナ側にもう一つの弾性部材としてのラバー
(ゴム)19を押え板20及び4本のねじ21で取り付
けている。
【0020】上記実施の形態においては、第1の案内手
段7aの構造について説明したが、第1の案内手段7b
及び第2の案内手段8a又は8bについても同様の構造
を有する。
段7aの構造について説明したが、第1の案内手段7b
及び第2の案内手段8a又は8bについても同様の構造
を有する。
【0021】又、図1に示すように、コンテナスプレッ
ター装置1は、コンテナ31を緊締し、吊り上げる緊締
手段23が設けられている。緊締手段23は、コンテナ
スプレッター装置1の略中央に設けられた操作バー24
と、操作バー24の回動を伝達する回動伝達機構25
と、回動伝達機構25の回動を縦方向に伝達する縦コネ
クティングロッド26と、縦コネクティングロッド26
の縦方向回動を横方向に伝達する横コネクティングロッ
ド27と、横コネクティングロッド27の回動によって
コンテナ31を緊締すると共に、横部材4a、4bの両
端に設けられた緊締部28とを有している。四つの緊締
部28には吊りブラケット30が設けられ、前記ワイヤ
ー36の先端に設けられた図示していないフックがかけ
られる。
ター装置1は、コンテナ31を緊締し、吊り上げる緊締
手段23が設けられている。緊締手段23は、コンテナ
スプレッター装置1の略中央に設けられた操作バー24
と、操作バー24の回動を伝達する回動伝達機構25
と、回動伝達機構25の回動を縦方向に伝達する縦コネ
クティングロッド26と、縦コネクティングロッド26
の縦方向回動を横方向に伝達する横コネクティングロッ
ド27と、横コネクティングロッド27の回動によって
コンテナ31を緊締すると共に、横部材4a、4bの両
端に設けられた緊締部28とを有している。四つの緊締
部28には吊りブラケット30が設けられ、前記ワイヤ
ー36の先端に設けられた図示していないフックがかけ
られる。
【0022】又、縦コネクティングロッド26の途中に
は表示板29が取り付けられ、緊締手段23がコンテナ
を緊締(ロック)した状態と、緊締解除(アンロック)
した状態とのどちらの状態であるかをクレーン操作者に
示す。
は表示板29が取り付けられ、緊締手段23がコンテナ
を緊締(ロック)した状態と、緊締解除(アンロック)
した状態とのどちらの状態であるかをクレーン操作者に
示す。
【0023】以上の構造を有する本実施の形態のコンテ
ナスプレッター装置1は、次のように作用する。即ち、
二つの第1の案内手段7a、7bと一つの第2の案内手
段8aとを備えることにより、コンテナの一つの隅を挾
んで容易にコンテナに接近することが出来るので、位置
合わせが容易となり、コンテナ荷役の作業スピードが向
上する。
ナスプレッター装置1は、次のように作用する。即ち、
二つの第1の案内手段7a、7bと一つの第2の案内手
段8aとを備えることにより、コンテナの一つの隅を挾
んで容易にコンテナに接近することが出来るので、位置
合わせが容易となり、コンテナ荷役の作業スピードが向
上する。
【0024】更に、第2の案内手段のガイドバー13が
他方の側面に対面する側面35側に移し変え可能なこと
により、コンテナスプレッター装置1のコンテナへの接
近自由度が増し容易になる。又、構造が単純で、メンテ
ナンスが容易であり、経済的である更に、上下方向に移
動自在のガイドバー13を備えることにより、コンテナ
スプレッター装置1への上下方向の無理な力がかから
ず、上下方向の衝撃吸収手段として働く。更に、水平方
向の衝撃吸収手段を有したことにより、水平方向の衝撃
を吸収し、コンテナへの位置合わせスピードが一層向上
する。作業は1名の合図者がコンテナの位置を指示する
ことによりコンテナスプレッター装置1をセット出来、
高所での墜落、転落災害の防止も可能となる。
他方の側面に対面する側面35側に移し変え可能なこと
により、コンテナスプレッター装置1のコンテナへの接
近自由度が増し容易になる。又、構造が単純で、メンテ
ナンスが容易であり、経済的である更に、上下方向に移
動自在のガイドバー13を備えることにより、コンテナ
スプレッター装置1への上下方向の無理な力がかから
ず、上下方向の衝撃吸収手段として働く。更に、水平方
向の衝撃吸収手段を有したことにより、水平方向の衝撃
を吸収し、コンテナへの位置合わせスピードが一層向上
する。作業は1名の合図者がコンテナの位置を指示する
ことによりコンテナスプレッター装置1をセット出来、
高所での墜落、転落災害の防止も可能となる。
【0025】以上この発明を図示の実施例について詳し
く説明したが、それを以ってこの発明をそれらの実施例
のみに限定するものではなく、この発明の精神を逸脱せ
ずして種々改変を加えて多種多様の変形をなし得ること
は云うまでもない。
く説明したが、それを以ってこの発明をそれらの実施例
のみに限定するものではなく、この発明の精神を逸脱せ
ずして種々改変を加えて多種多様の変形をなし得ること
は云うまでもない。
【0026】
【発明の効果】本発明のコンテナスプレッター装置によ
れば、コンテナ荷役の作業スピードが向上すると共に、
構造が単純で、メンテナンスが容易であり、経済的であ
る。
れば、コンテナ荷役の作業スピードが向上すると共に、
構造が単純で、メンテナンスが容易であり、経済的であ
る。
【図1】本発明に係るコンテナスプレッター装置の一実
施の形態を示す斜視図である。
施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1の第1の案内手段の拡大斜視図である。
【図3】図2と同様の第1の案内手段を示し、(A)は
側面図、(B)はガイドバーの正面図、(C)はガイド
バーの側面図である。
側面図、(B)はガイドバーの正面図、(C)はガイド
バーの側面図である。
【図4】図2、3に示す第1の案内手段の衝撃吸収手段
の部材を示し、(A)はガイド箱の斜視図、(B)は蓋
の斜視図、(C)は入れ子の斜視図である。
の部材を示し、(A)はガイド箱の斜視図、(B)は蓋
の斜視図、(C)は入れ子の斜視図である。
1 コンテナスプレッター装置 7a、7b 第1の案内手段 8a、8b 第2の案内手段 13 ガイドバー(案内部材) 31 コンテナ 32 縦方向側面(一方の側面) 33 横方向側面(他方の側面) 35 他方の側面(横方向側面)に対面する側面
Claims (3)
- 【請求項1】 コンテナーを吊り上げ又は吊り下すコン
テナスプレッター装置において、コンテナーの相隣り合
う二つの側面のうちの少なくとも等しいか大きい方の一
方の側面に当接して案内する案内部材を有する二つの第
1の案内手段と、前記相隣り合う二つの側面のうちの他
方の側面に当接して案内する案内部材を有する一つの第
2の案内手段とを備えたことを特徴とするコンテナスプ
レッター装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記第2の案内手段
の案内部材は、上方に引き抜いて前記他方の側面に対面
する側面側に移し変えることが可能なことを特徴とする
コンテナスプレッター装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記第1、第
2の案内手段は、前記コンテナに当接した際の衝撃を吸
収する衝撃吸収手段を有し、該衝撃吸収手段は、前記案
内部材が上下方向に移動自在に形成されたことを特徴と
し、或いは該衝撃吸収手段は、前記案内部材の水平方向
の衝撃を吸収する弾性部材を有したことを特徴とするコ
ンテナスプレッター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7356697A JPH10265166A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | コンテナスプレッター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7356697A JPH10265166A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | コンテナスプレッター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10265166A true JPH10265166A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13521953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7356697A Pending JPH10265166A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | コンテナスプレッター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10265166A (ja) |
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WO2009024404A1 (de) * | 2007-08-22 | 2009-02-26 | Fm Patentverwertung Kg | Spreader zur aufnahme von containern |
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1997
- 1997-03-26 JP JP7356697A patent/JPH10265166A/ja active Pending
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