JPH1026430A - ガスインジェクション式ヒートポンプ装置 - Google Patents

ガスインジェクション式ヒートポンプ装置

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JPH1026430A
JPH1026430A JP8183722A JP18372296A JPH1026430A JP H1026430 A JPH1026430 A JP H1026430A JP 8183722 A JP8183722 A JP 8183722A JP 18372296 A JP18372296 A JP 18372296A JP H1026430 A JPH1026430 A JP H1026430A
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JP
Japan
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air
heat exchanger
gas
pressure
indoor heat
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JP8183722A
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Inventor
Takahisa Suzuki
隆久 鈴木
Yuji Takeo
裕治 竹尾
Yukikatsu Ozaki
幸克 尾崎
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Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
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Publication date
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B49/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25B49/02Arrangement or mounting of control or safety devices for compression type machines, plants or systems
    • F25B49/027Condenser control arrangements
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25B2400/23Separators

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスインジェクション式ヒートポンプ装置に
おいて、ガスインジェクション量の増大により暖房能力
の向上を図る。 【解決手段】 室内熱交換器通過風量により高圧圧力が
変化して、ガスインジェクション量が変化するという点
に注目して、暖房時には、サイクル高圧圧力を検出し、
この検出値に基づいて室内熱交換器通過風量の上限値B
Pを決定する(ステップ106)。この上限値BPと、
風量切換レバーにて設定された設定風量BOとの大小を
比較し(ステップ107)、設定風量BOの方が大きい
ときは、室内熱交換器通過風量を上限値BP以内に制限
する(ステップ108)。この通過風量の制限により、
高圧圧力を上昇させて、気液分離器での中間圧を上昇さ
せ、ガスインジェクション量を増大でき、暖房能力を効
果的に向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスインジェクシ
ョン式ヒートポンプ装置における暖房能力向上のための
改良に関するもので、車両用空調装置、特には寒冷地向
け電気自動車の空調用ヒートポンプシステムとして好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、特願平7−2479
33号の特許出願において、ガスインジェクション式ヒ
ートポンプ装置において、中間圧の気液分離器の上流側
に、高圧側の減圧手段として電気式膨張弁を設け、この
電気式膨張弁の絞り量を制御して、気液分離器の中間圧
を高くすることにより、圧縮機へのガスインジェクショ
ン量を増大させ、これにより暖房能力の向上を図るよう
にしたものを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記先願の
装置について、本発明者らが種々実験検討したところ、
次のごとき問題が生じることが判明した。すなわち、低
外気温時の暖房開始直後に、使用者の設定により室内へ
の吹出風量が大風量になっているときは、室内熱交換器
(暖房時は凝縮器)の凝縮能力が大きくなるため、圧縮
機回転数が最高回転数であっても、高圧圧力があまり上
昇せず、ガスインジェクション量を増大できない。
【0004】図9はガスインジェクション式ヒートポン
プ装置におけるモリエル線図であって、外気温および圧
縮機回転数が一定であるという条件のもとで、破線は室
内熱交換器の通過風量が多い時(風量:350m3
h)であり、実線は室内熱交換器の通過風量が少ない時
(風量:180m3 /h)である。この図9の破線と実
線で示される特性から理解されるように、室内熱交換器
の通過風量が多い時は、少ない時に比して、ガスインジ
ェクション量が大幅に減少してしまう。
【0005】このガスインジェクション量の大幅減少に
伴って、室内熱交換器への循環冷媒量が減少し、ガスイ
ンジェクションによる暖房能力の向上分が減少してしま
う。そして、この暖房能力の向上分が減少すると、高圧
圧力の上昇も遅くなり、ガスインジェクション量が増加
しないという悪循環となる。本発明は上記問題に鑑みて
なされたもので、ガスインジェクション式ヒートポンプ
装置において、ガスインジェクション量の増大により暖
房能力の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1〜5記載の発明では、図9に示すように、
室内熱交換器(14)の通過風量の大小により高圧圧力
が変化して、ガスインジェクション量が変化するという
点に注目して、暖房時には、冷凍サイクルの高圧圧力に
関連する物理量を検出し、この検出値に基づいて決定さ
れる上限値(BP)以内に、室内熱交換器(14)を通
過する風量を制限するという技術的手段を採用する。
【0007】これにより、暖房時にサイクル高圧圧力が
低いときは、この低い高圧圧力に対応して決定した上限
値(BP)以内に、室内熱交換器(14)を通過する風
量を制限することができる。この通過風量の制限により
室内熱交換器(14)の凝縮能力が低下して、高圧圧力
を上昇させることができ、その結果、気液分離器(2
5)での中間圧が上昇して、ガスインジェクション量を
増加できる。このガスインジェクション量の増大によ
り、室内熱交換器14への循環冷媒量が増大してガスイ
ンジェクション式ヒートポンプ装置における暖房能力を
効果的に向上できる。
【0008】そして、この暖房能力が向上すると、高圧
圧力がさらに上昇し、ガスインジェクション量が増加す
るという好循環となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1〜図6は本発明を電気自動車用空
調装置に適用した第1実施形態を示しており、まず、本
実施形態の全体構成について図1を用いて説明する。空
調ユニット1は電気自動車の車室内に設置されるもの
で,その空調ダクト2は、車室内に空調空気を導く空気
通路を構成するものである。この空調ダクト2の一端側
に内外気を吸入する吸入口3、4が設けられており、こ
の内気吸入口3と外気吸入口4は、内外気切換ドア5に
より選択的に開閉され、この内外気切換ドア5は図示し
ないサーボモータによって駆動される。
【0010】また、空調ダクト2内には、上記吸入口
3、4に隣接して、空調ダクト2内に空気流を発生する
送風機6が設置されている。この送風機6は、ファンモ
ータ7aと、このファンモータ7aにより駆動される遠
心ファン7bとから構成されている。一方、空調ダクト
2の他端側には、車室内乗員の足元部に向かって空調空
気を吹き出すフット吹出口8、車室内乗員の上半身に向
かって空調空気を吹き出すフェイス吹出口9、および車
両フロントガラスの内面に向かって空調空気を吹き出す
デフロスタ吹出口10が形成されている。これらの各吹
出口8、9、10の空気流路はドア11〜13により開
閉されるようになっており、そして、各ドア11〜13
は、それぞれ図示しないサーボモータによって駆動され
る。
【0011】また、送風機6よりも空気下流側における
空調ダクト2内には、室内熱交換器14が設けられてい
る。この室内熱交換器14は、後述する冷凍サイクル2
1の一部を構成する熱交換器であり、暖房運転モード時
には、凝縮器として作用して冷媒の凝縮潜熱を放出する
ことによりダクト2内の空気を加熱する。一方、冷房運
転モード時には、蒸発器として作用し、冷媒の蒸発潜熱
を空調ダクト2内の空気から吸熱して空気を除湿、冷却
する。
【0012】ところで、上記冷凍サイクル21は、上記
室内熱交換器14により車室内の暖房および冷房を行う
ガスインジェクション式ヒートポンプ装置として構成さ
れており、上記室内熱交換器14の他に以下の機器を備
えている。すなわち、冷媒を吸入、圧縮、吐出する圧縮
機22、冷媒の流れを切り換える電磁式四方弁23、室
外熱交換器24、冷媒を気液分離するとともに液冷媒を
溜める気液分離器25、冷凍サイクル21の高圧側冷媒
を中間圧(例えば4〜13kg/cm2 程度)に減圧す
る固定絞り(第1減圧手段)26、気液分離器25から
の液冷媒を低圧に減圧する温度作動式膨張弁(第2減圧
手段)27、および逆止弁28a〜28eがさらに冷凍
サイクル21に備えられている。
【0013】上記圧縮機22は、電動式圧縮機であっ
て、図示しない電動モータによって駆動されて冷媒の吸
入、圧縮、吐出を行う。この電動モータは、圧縮機22
と一体的に密封ケース内に配置されており、この電動モ
ータへの供給電力をインバータ29によって制御するこ
とにより、圧縮機22の回転速度が連続的に可変する。
このインバータ29は、車載バッテリー30と接続さ
れ、制御装置40によって通電制御される。
【0014】上記圧縮機22には、圧縮した冷媒を吐出
する吐出ポート22a、サイクル低圧側の冷媒を吸入す
る吸入ポート22b、および気液分離器25で分離され
た中間圧のガス冷媒がインジェクションされるガスイン
ジェクションポート22cが備えられている。このガス
インジェクションポート22cは、逆止弁28eを有す
るガスインジェクション通路22dを介して気液分離器
25上部のガス冷媒出口25aに連通している。
【0015】上記吸入ポート22bに接続されている冷
媒吸入通路22eには、温度作動式膨張弁27の感温筒
27aが設置され、この膨張弁27の開度(絞り量)は
吸入通路22e内の冷媒の過熱度が所定値となるように
調整される。また、上記室外熱交換器24は、車室外の
走行風を受けやすい位置に設置されており、電動室外フ
ァン24aから送風される外気と熱交換するようになっ
ている。この電動室外ファン24aの作動は、制御装置
40によって制御される。
【0016】ところで、圧縮機22の吐出ポート22a
から吐出された高圧ガス冷媒が流れる冷媒吐出通路22
fには、サイクル高圧圧力を検出する圧力センサ41が
設置され、この圧力センサ41の検出信号は制御装置4
0に入力される。また、制御装置40には、空調装置の
制御のために、図示しない外気温度を検出する外気温セ
ンサ、車室内温度を検出する内気温センサ、室内熱交換
器14を通過した直後の空気温度を検出するダクト内温
度センサ、室外熱交換器24を出た直後の冷媒温度を検
出する室外熱交換器出口温度センサ等からの各検出値が
入力される。
【0017】また、上記制御装置40には、車室内前面
の計器盤周辺に設けられた空調用コントロールパネル5
0の各レバー、スイッチからの信号が入力される。この
コントロールパネル50には、図2に示すように、乗員
によって手動操作される以下の部材51〜55が設けら
れている。ここで、51は車室内への吹出空気温度の目
標値を設定する温度設定レバーで、52は送風機6によ
る送風量を切り換える風量切換レバー(風量設定手段)
である。53は圧縮機22の運転を断続させるエアコン
スイッチ、54は吹出モードの設定を切り換える吹出モ
ード切換レバー、55は内外気吸入モードを切り換える
内外気切換レバーである。
【0018】このうち、上記温度設定レバー51は、車
室内への吹出空気温度の目標値を設定する温度設定手段
であり、制御装置40は、このレバー51の設定位置に
応じて、暖房運転モード時には、室内熱交換器14にお
ける空気加熱度合い(具体的には、圧縮機22の吐出冷
媒圧力=高圧圧力)の目標値を図3の特性図に示すよう
に決定する。
【0019】一方、冷房運転モード時には、室内熱交換
器14における空気冷却度合い(具体的には、この熱交
換器14を通過した直後の空気温度)の目標値をレバー
51の設定位置に応じて図4の特性図に示すように決定
する。また、この温度設定レバー51は冷凍サイクル2
1の運転モードを決定するレバーとしても機能し、制御
装置40はこのレバー51の設定位置に応じて冷凍サイ
クル21の運転モードを切り換える。すなわち、制御装
置40は、レバー51が図2の左端側から右端側へ移動
するに伴って、冷凍サイクル21の運転モードが冷房運
転モードから暖房運転モードとなるように、四方弁23
を制御する。
【0020】そして、上記制御装置40の内部には、図
示しないCPU、ROM、RAM等からなる周知のマイ
クロコンピュータが設けられ、上記各センサおよびコン
トロールパネル50からの各信号は、制御装置40内の
図示しない入力回路を経て、上記マイクロコンピュータ
へ入力される。そして、このマイクロコンピュータが後
述する所定の処理を実行し、その結果に基づいて、ファ
ンモータ7a、電磁式四方弁23、電動室外ファン24
a、インバータ30等を制御する。なお、制御装置40
は、自動車の図示しないキースイッチがオンされたと
き、上記バッテリー31から電源が供給される。
【0021】上記構成において、本実施形態の作動を説
明すると、エアコンスイッチ53がオンされると、その
信号が制御装置40に入力され、圧縮機22が起動され
る。そして、温度設定レバー51によって冷房運転モー
ドが設定されると、冷媒は図1の破線矢印に示す経路で
流れる。すなわち、圧縮機22から吐出された高温高圧
のガス冷媒は、四方弁23を通って、室外熱交換器24
に流入し、ここで室外ファン24aにより送風される外
気と熱交換してガス冷媒が凝縮する。次に、室外熱交換
器24から流出した冷媒は、逆止弁28dを通って、固
定絞りで減圧され、中間圧の気液2相状態となる。
【0022】この中間圧の気液2相冷媒は気液分離器2
5内に流入し、ここで冷媒は飽和ガス冷媒と飽和液冷媒
とに分離される。ガス冷媒は気液分離器25上部のガス
冷媒出口25aからガスインジェクション通路22d、
逆止弁28eを通って、ガスインジェクションポート2
2cに至り、このポート22cから圧縮機22の圧縮過
程途中の部位に中間圧のガス冷媒がインジェクションさ
れる。
【0023】一方、気液分離器25内の液冷媒は、気液
分離器25の底部近くに開口している液冷媒出口25b
より流出して温度作動式膨張弁27で減圧され、低温低
圧の気液2相状態となる。この低圧冷媒は、逆止弁28
aを通過した後に、室内熱交換器14に流入する。そし
て、この熱交換器14内の冷媒は、送風機6の送風空気
から吸熱して蒸発する。この熱交換器14で吸熱されて
冷却された冷風は、通常、フェイス吹出口9から車室内
へ吹き出され、これによって車室内冷房が行われる。
【0024】冷房用室内熱交換器14で蒸発したガス冷
媒は、冷媒吸入通路22eから圧縮機22の吸入ポート
22bに吸入される。このとき、冷媒吸入通路22eに
設置された感温筒27aにより圧縮機吸入冷媒の温度が
感知され、膨張弁27に伝達されるので、膨張弁27
は、圧縮機吸入冷媒が所定の過熱度を持つように、熱交
換14への流入冷媒の流量を調整する。
【0025】次に、温度設定レバー51によって暖房運
転モードが設定されると、冷媒は図1の実線矢印に示す
経路で流れる。すなわち、圧縮機22から吐出された高
圧ガス冷媒は、四方弁23を通って、最初に室内熱交換
器14に流入し、ここで送風機6により送風される空気
と熱交換してガス冷媒が凝縮する。ガス冷媒の凝縮潜熱
の放出により加熱された温風は、主にフット吹出口8か
ら車室内へ吹き出され、これによって車室内暖房が行わ
れる。
【0026】そして、室内熱交換器14を出た冷媒は、
逆止弁28bを通過した後に、固定絞り26で減圧さ
れ、中間圧の気液2相状態となる。この中間圧の気液2
相冷媒は気液分離器25内に流入し、ここで分離された
ガス冷媒は気液分離器25上部のガス冷媒出口25aか
らガスインジェクション通路22d、逆止弁28eを通
って、ガスインジェクションポート22cに吸入され
る。
【0027】一方、気液分離器25内の液冷媒は、液冷
媒出口25bより流出して温度作動式膨張弁27で減圧
され、逆止弁28cを通過した後に、室外熱交換器24
に流入する。そして、この室外熱交換器24内の冷媒
は、室外ファン24aの送風空気(外気)から吸熱して
蒸発する。室外熱交換器24で蒸発したガス冷媒は、四
方弁23を通って、冷媒吸入通路22eから圧縮機22
の吸入ポート22bに吸入される。
【0028】次に、制御装置40のマイクロコンピュー
タによる暖房時の送風量制御について、図5のフローチ
ャートを用いて説明する。キースイッチがオンされて制
御装置40に電源が供給されると、図5のルーチンが起
動される。そして、まずステップ101にて、空調操作
パネル50の温度設定レバー51の設定位置を読み込
む。次のステップ102にて、図3の特性(ROMに記
憶されているマップ)に従って、温度設定レバー51の
設定位置に対応した目標高圧圧力POを決定する。
【0029】次のステップ103にて、圧力センサ41
の検出する実際の高圧圧力を読み込む。次のステップ1
04にて、実際の高圧圧力が上記目標高圧圧力POとな
るように、圧縮機22の回転数制御を行う。具体的に
は、実際の高圧圧力と上記目標高圧圧力POとの偏差を
算出して、この偏差に対応して、圧縮機22の電動モー
タへの供給電力をインバータ29により制御する。
【0030】次のステップ105にて、空調操作パネル
50の風量切換レバー52の設定風量BOを読み込む。
次のステップ106にて、図6の特性(ROMに記憶さ
れているマップ)に従って、圧力センサ41の検出する
実際の高圧圧力に基づいて送風機風量の上限値BPを決
定する。ここで、図6の特性について具体的に説明する
と、横軸は圧力センサ41の検出する実際の高圧圧力で
あり、横軸の目盛り位置のPO−4〜PO−1は、上述
した目標高圧圧力POから4〜1(kg/cm2 )をマ
イナスした圧力値を意味している。縦軸は送風機6の風
量レベルであり、LoからHiに向かって順次風量が増
大する。
【0031】例えば、実際の高圧圧力がPO−3とPO
−2の間にあるときは、送風機風量の上限値BPをMe
1レベルに決定する。次のステップ107にて、上記設
定風量BOが上記上限値BPより大きいか判定する。設
定風量BOが上限値BPより大きいときは、ステップ1
08に移行して、送風機6の風量を強制的に上限値BP
とする。
【0032】ここで、上限値BPは図6の特性から理解
されるように、実際の高圧圧力が低下する程小さい値に
してあるから、実際の高圧圧力が低下するにつれて、送
風機6の風量は強制的により小さい値に制限されること
になる。つまり、低外気温時における暖房開始直後にお
いて、使用者が設定風量BOを図6に示す例えばHiレ
ベルに設定しても、実際の高圧圧力が低いときは、送風
機6の風量が強制的に小さい値に制限される。
【0033】この送風機6の風量制限により、室内熱交
換器14の通過風量も制限され、凝縮能力が減少するの
で、大風量(例えばHiレベル)の設定時に比較して高
圧圧力が上昇する。この高圧圧力の上昇により図9の破
線のモリエル線図に示すように、中間圧が高くなり、そ
れに伴ってガスインジェクション量が増大する。このガ
スインジェクション量の増大により室内熱交換器14へ
の循環冷媒量が増大して暖房能力を向上できる。しか
も、室内熱交換器14への循環冷媒量の増大により高圧
圧力が一層上昇し、暖房能力がさらに向上するという好
循環を作りだすことができる。
【0034】一方、ステップ107にて、上記設定風量
BOが上記上限値BPより小さいと判定されたときは、
ステップ109に移行して、送風機6の風量を設定風量
BOとする。なお、実際の高圧圧力が図6に示す「PO
−4」よりも低下したときは、風量レベルがOFFとな
り、送風機6が停止され、高圧圧力の急速上昇を図る。
【0035】以上説明したように、本実施形態では、暖
房運転モード時において、使用者が設定風量BOを大風
量(例えばHiレベル)に設定しても、冷凍サイクルの
高圧圧力に基づいて決定した上限値BP以内に、送風機
6の風量(室内熱交換器14の通過風量)を制限するこ
とができるため、大風量の設定時に比較して高圧圧力を
上昇させて、ガスインジェクション量が増大でき、暖房
能力を向上できる。
【0036】なお、第2実施形態では、ステップ106
により室内熱交換器通過風量の上限値BPを決定する風
量上限値決定手段を構成し、また、ステップ107によ
り、風量切換レバー(風量設定手段)52により設定さ
れた設定風量BOと上限値BPとの大小を判定する判定
手段を構成している。さらに、ステップ108により、
設定風量BOが上限値BPより大きいと判定されたとき
に、室内熱交換器通過風量を上限値BPに制限する第1
制御手段を構成し、また、ステップ109により、設定
風量BOが上限値BPより小さいと判定されたときに、
室内熱交換器通過風量を設定風量BOとする第2制御手
段を構成している。 (第2実施形態)図7は第2実施形態を示すもので、ダ
クト2内において室内熱交換器14の側方にバイパス通
路15を設けるとともに、室内熱交換器14を通過する
空気とバイパス通路15を通過する空気とを振り分ける
エアミックスドア16(ドア手段)を設け、このエアミ
ックスドア16の開度により室内熱交換器14の通過風
量を制御できるようにしたものである。
【0037】エアミックスドア16はサーボモータ等の
電気アクチュエータにより駆動制御されるものであっ
て、制御装置40により、図8に示す特性(ROMに記
憶されているマップ)に従って、圧力センサ41の検出
する実際の高圧圧力に基づいてエアミックスドア16の
開度が決定される。図8の縦軸において、開度100%
はエアミックスドア16が図7の実線位置に操作され
て、送風機6の送風空気が全量、室内熱交換器14を通
過する位置であり、これに対し、最小開度の20%は、
送風機6の送風空気の20%が室内熱交換器14を通過
し、80%の風量がバイパス通路15を通過する開度位
置を意味している。
【0038】このように、第2実施形態によれば、実際
の高圧圧力に基づいて決定される開度位置にエアミック
スドア16を操作することにより、室内熱交換器14の
通過風量を実際の高圧圧力に基づいて決定される上限値
BP以内に制限できることになる。従って、送風機6の
風量は使用者が設定した設定風量BOのまま、暖房運転
を行っても、室内熱交換器14の通過風量の制限によ
り、高圧圧力を上昇させて、暖房能力を向上させること
ができる。
【0039】なお、第2実施形態では、エアミックスド
ア16の最小開度を20%にしているので、高圧圧力が
低下しても、室内熱交換器14の通過風量が零になるこ
とはない。 (他の実施形態)なお、第1実施形態では、図6に示す
ように、上限値BPの風量レベルを切り換える切換点を
すべて目標高圧圧力POに連動して設定しているが、最
も低圧側の切換点(PO−4)を予め設定した所定値
(例えば、7kg/cm2 )に固定してもよい。このよ
うにすれば、風量レベルをOFFからLoレベルに切り
換える切換点を目標高圧圧力POと関係なく常に同一の
高圧圧力に固定できる。
【0040】同様に、第2実施形態においても、エアミ
ックスドア開度の最小開度側の切換点(PO−4)を予
め設定した所定値(例えば、7kg/cm2 )に固定し
てもよい。また、第1実施形態では、実際の高圧圧力が
図6に示す「PO−4」よりも低下したときは、送風機
6を停止しているが、送風機6を停止せずに、第2実施
形態のように、所定の最小風量が室内熱交換器14を通
過するようにしてもよい。
【0041】このようにすれば、高圧圧力の低下時に、
送風機6が停止している時間が長くなって、空調装置が
故障しているのではないかと、使用者が誤認することが
ない。なお、第1、第2実施形態では、サイクル高圧圧
力を圧力センサ41にて直接検出しているが、高圧圧力
ではなく、室内熱交換器14吹出直後の空気温度を温度
センサにて検出し、この検出温度に基づいて、室内熱交
換器14の通過風量の上限値BPを決定するようにして
もよい。同様に、圧縮機吐出冷媒ガスの温度を温度セン
サにて検出してもよい。要は、サイクル高圧圧力に関連
する物理量であるならば、どのようなものを検出しても
よい。
【0042】また、第1、第2実施形態では、送風機6
の風量を手動操作される風量切換レバー52にて設定す
るようにしているが、車室内への目標吹出空気温度に基
づいて送風機6の風量を自動設定する方式は自動車用空
調装置において周知であり、このような風量自動設定方
式のものにおいても、本発明を同様に実施できる。この
場合は、図5のフローチャートにおいて、ステップ10
5の設定風量BOが上記の自動設定の風量になるので、
ステップ109にて自動設定の風量にて送風機6が作動
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の全体構成図である。
【図2】第1実施形態の空調用コントロールパネル50
の正面図てある。
【図3】第1実施形態において暖房時における図2の温
度設定レバー51の設定位置に対する目標高圧圧力の関
係を示す特性図である。
【図4】第1実施形態において冷房時における図2の温
度設定レバー51の設定位置に対する目標吹出温度の関
係を示す特性図である。
【図5】第1実施形態のマイクロコンピュータによる制
御フローチャートである。
【図6】第1実施形態において暖房時における高圧圧力
と送風機風量レベルとの関係を示す特性図である。
【図7】本発明の第2実施形態の全体構成図である。
【図8】第2実施形態において暖房時における高圧圧力
とエアミックスドア開度との関係を示す特性図である。
【図9】本発明と先願の作動を比較して示すモリエル線
図である。
【符号の説明】
2…空調ダクト(空気通路)、6…送風機、14…室内
熱交換器、21…冷凍サイクル、22…圧縮機、22a
…吐出ポート、22b…吸入ポート、22c…ガスイン
ジェクションポート、22d…ガスインジェクション用
通路、24…室外熱交換器、25…気液分離器、26…
固定絞り(第1減圧手段)、27…温度作動式膨張弁
(第2減圧手段)、40…制御装置、41…高圧圧力の
圧力センサ(検出手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 幸克 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を送風する送風機(6)と、 この送風機(6)により送風される空気を室内に導く空
    気通路(2)と、 冷凍サイクル(21)の低圧冷媒を吸入する吸入ポート
    (22b)、前記冷凍サイクル(21)の中間圧のガス
    冷媒を導入するガスインジェクションポート(22
    c)、および圧縮された高圧冷媒を吐出する吐出ポート
    (22a)を有する圧縮機(22)と、 前記空気通路(2)内に設けられ、前記送風空気と冷媒
    との間で熱交換を行う室内熱交換器(14)と、 前記空気通路(2)の外部に設けられ、外気と冷媒との
    間で熱交換を行う室外熱交換器(24)と、 冷凍サイクル高圧側冷媒を中間圧まで減圧する第1減圧
    手段(26)と、 この第1減圧手段(26)で減圧された中間圧冷媒の気
    液を分離する気液分離器(25)と、 この気液分離器(25)で分離されたガス冷媒を前記ガ
    スインジェクションポート(22c)に導くガスインジ
    ェクション用通路(22d)と、 前記気液分離器(25)で分離された液冷媒を減圧する
    第2減圧手段(27)とを備え、 暖房時には、前記圧縮機(22)、前記室内熱交換器
    (14)、前記第1減圧手段(26)、前記気液分離器
    (25)、前記第2減圧手段(27)、および前記室外
    熱交換器(24))の順に冷媒が循環するとともに、前
    記気液分離器(25)で分離されたガス冷媒を前記ガス
    インジェクション用通路(22d)を通して前記ガスイ
    ンジェクションポート(22c)に導入するガスインジ
    ェクション式ヒートポンプ装置において、 前記暖房時には、冷凍サイクルの高圧圧力に関連する物
    理量を検出し、この検出値に基づいて決定される上限値
    (BP)以内に、前記室内熱交換器(14)を通過する
    風量を制限することを特徴とするガスインジェクション
    式ヒートポンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記室内熱交換器(14)の通過風量を
    設定する風量設定手段(52)を有し、 この風量設定手段(52)により設定された設定風量
    (BO)と、前記上限値(BP)との大小を判定し、 前記設定風量(BO)が前記上限値(BP)より大きい
    と判定されたときは、前記室内熱交換器(14)の通過
    風量を前記上限値(BP)とし、 前記設定風量(BO)が前記上限値(BP)より小さい
    と判定されたときは、前記室内熱交換器(14)の通過
    風量を前記設定風量(BO)とすることを特徴とする請
    求項1に記載のガスインジェクション式ヒートポンプ装
    置。
  3. 【請求項3】 冷凍サイクルの高圧圧力に関連する物理
    量を検出する検出手段(41)と、 この検出手段(41)の検出値に基づいて、前記室内熱
    交換器(14)の通過風量の上限値(BP)を決定する
    風量上限値決定手段(ステップ106)と、 前記風量設定手段(52)により設定された設定風量
    (BO)と、前記上限値(BP)との大小を判定する判
    定手段(ステップ107)と、 前記設定風量(BO)が前記上限値(BP)より大きい
    と判定されたときは、前記室内熱交換器(14)の通過
    風量を前記上限値(BP)とする第1制御手段(ステッ
    プ108)と、 前記設定風量(BO)が前記上限値(BP)より小さい
    と判定されたときは、前記室内熱交換器(14)の通過
    風量を前記設定風量(BO)とする第2制御手段(ステ
    ップ109)とを備えることを特徴とする請求項2に記
    載のガスインジェクション式ヒートポンプ装置。
  4. 【請求項4】 前記室内熱交換器(14)の通過風量
    を、前記送風機(6)の風量制御により制限することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のガ
    スインジェクション式ヒートポンプ装置。
  5. 【請求項5】 前記空気通路(2)内に、前記室内熱交
    換器(14)を通過する空気と、前記室内熱交換器(1
    4)をパイパスする空気とを振り分けるドア手段(1
    6)を有し、 このドア手段(16)の開度により前記室内熱交換器
    (14)の通過風量を制限することを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1つに記載のガスインジェクショ
    ン式ヒートポンプ装置。
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