JPH10263923A - 短尺切断部材の切断方法及び装置 - Google Patents

短尺切断部材の切断方法及び装置

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JPH10263923A
JPH10263923A JP8590497A JP8590497A JPH10263923A JP H10263923 A JPH10263923 A JP H10263923A JP 8590497 A JP8590497 A JP 8590497A JP 8590497 A JP8590497 A JP 8590497A JP H10263923 A JPH10263923 A JP H10263923A
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JP
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cutting member
square tube
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rotary cutter
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JP8590497A
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Yoji Hajima
養二 羽島
Shinichi Maeda
真一 前田
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短尺切断部材であっても、容易かつ確実に切
断できかつ搬送することができる短尺切断部材の切断方
法及び装置を提供する。 【解決手段】 角管10の端面を切断機構Aの回転カッ
ター40、41より短尺切断部材68の長さ分だけ前方
に突出させ、角管10の回転カッター40、41より後
方をなす部分をクランプ機構Bによって固定し、回転カ
ッター40、41を回転しながら角管10の底辺及び
左、右辺に沿って移動することによって、角管10の底
辺及び左、右辺を切断し、回転カッター40、41より
前方をなす角管10の部分の底辺を底辺支持機構Cによ
って支持した後、回転カッター41を上辺に沿って移動
して角管10の上辺を切断することによって短尺切断部
材68を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に角形電縫管か
ら短尺切断部材を切断するために用いることができる短
尺切断部材の切断方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電縫管精製設備においては、図1
2及び図13に示すように、回転カッター81を具備す
るミーリング式切断機構82を用いて、角形電縫管80
を切断して、所望の長さの切断部材を得るようにしてい
る。即ち、ミーリング式切断機構82の両側に位置する
角形電縫管80の部分をクランプ機構83、84によっ
てクランプした後、切断機構82の回転カッター81を
角形電縫管80の外周にそって移動することによって切
断部材を切断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した角形
電縫管80から切断部材を切断する切断方法は、未だ以
下の解決すべき課題を有していた。一般に、定尺材から
所定の切断長さの切断部材を得るためには端材が生じ、
その長さの大小が歩留りを大きく左右する。即ち、上記
した切断方法では、角形電縫管80の切断しようとする
切断予定線85の両側に、切断機構82の近寄り代及び
クランプ機構83、84を取付けるためのクランプ板当
接代86、87を確保する必要があるため、角形電縫管
80から短尺の切断部材を切断するのは困難であった。
そのため、端材から製品長さをとることが困難で全てス
クラップとして処理されていた。また、前方のクランプ
機構83を省略して短尺切断を実施すると、切断部材が
落下、或いは極めて短い場合は飛散し、回転カッター8
1と接触し、回転カッター81を損傷する場合もあり、
課題を有していた。また、図14に示すように、切断終
了前に、切断部材88が傾転することで、未切断部が捩
じられ、バリ89を生じることにもなっていた。さら
に、上記のようにして切断した短尺の切断部材88は、
その長さによっては、図15に示すローラコンベア90
上を搬送する場合、ローラ91間に挟まったり、引っ掛
かり、安定して搬送することが困難であった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、短尺切断部材であっても、容易かつ確実に
切断でき、かつ搬送することができる短尺切断部材の切
断方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の短尺切断部材の切断方法は、連続的に移送されて
くる角管から短尺切断部材を切断する短尺切断部材の切
断方法において、前記角管の端面を切断機構の回転カッ
ターより前記短尺切断部材の長さ分だけ前方に突出させ
る工程と、前記角管の前記回転カッターより後方をなす
部分をクランプ機構によって固定する工程と、前記回転
カッターを回転しながら前記角管の底辺及び左、右辺に
沿って移動することによって、前記角管の底辺及び左、
右辺を切断する第1の切断工程と、前記角管の前記回転
カッターより前方をなす部分の底辺を底辺支持機構によ
って支持した後、前記回転カッターを上辺に沿って移動
して前記角管の上辺を切断する第2の切断工程とを具備
する。
【0006】請求項2記載の短尺切断部材の切断方法
は、請求項1記載の短尺切断部材の切断方法において、
前記第2の切断工程において切断された前記短尺切断部
材を、その長さに応じて前記底辺支持機構上に転倒又は
斜行させるようにしている。
【0007】請求項3記載の短尺切断部材の切断装置
は、長尺の角管を連続的に角管搬送面に沿って移送可能
な搬送テーブルと、前記搬送テーブルの先端の前方に配
設され、前記角管の周りを移動しながら回転することに
よって、前記角管から短尺切断部材を切断する一対の回
転カッターを具備する切断機構と、前記角管の端面を前
記切断機構の回転カッターより前記短尺切断部材の長さ
だけ前方に突出させる角管位置決め制御装置と、前記回
転カッターより後方をなす前記角管の部分をクランプす
るクランプ機構と、前記搬送テーブルの終端側に連設さ
れると共に上面に昇降自在な切断部材支持面を具備し、
該切断部材支持面は、前記角管の上辺を除いた部分の切
断時には下方カッター退避位置に配置され、前記角管の
上辺の切断時には上方底辺支持位置に配置される底辺支
持用テーブルとを具備する。請求項4記載の短尺切断部
材の切断装置は、請求項3記載の短尺切断部材の切断装
置において、前記底辺支持用テーブルに組み込まれ、前
記切断機構によって切断された前記短尺切断部材を、そ
の長さに応じて、前記切断部材支持面上に転倒又は斜行
させる切断部材姿勢変更機構を具備する。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。まず、図1〜図3を参照して、本発
明の一実施の形態に係る短尺切断部材の切断方法に用い
る切断機構A、クランプ機構B及び底辺支持機構Cの構
成について説明する。
【0009】(切断機構A)図1〜図3に示すように、
長尺の角管の一例である角形電縫管10が搬送される搬
送テーブル11は、上下横架ビーム12、13と、左、
右支柱14、15とからなる剛性矩形枠であるカッター
案内フレーム16の中央部を貫通する状態に配設されて
いる。搬送テーブル11はテーブル支持ビーム17上に
固定載置されており、テーブル支持ビーム17は、上下
横架ビーム12、13間に介設された内側支柱18、1
9の中間部分間に安定状態に架設されている。
【0010】図1及び図2に示すように、剛性矩形枠か
らなるカッター案内フレーム16の上、下横架ビーム1
2、13の後面には、それぞれ、長手方向中心線P−P
を対称にして一対の横長の横行案内レール20、21、
22、23が取付けられている。これらの横行案内レー
ル20、21、22、23には、それぞれ、縦長の左、
右横行台24、25がX方向(水平方向)に移動自在に
取付けられている。
【0011】上横架ビーム12の後面下部には、それぞ
れ、長手方向中心線P−Pを対称にして一対の横長の回
転ねじ軸26、27が取付けられている。各回転ねじ軸
26、27の基部はそれぞれ横行用モータ28、29の
出力軸に連動連結されており、その中途部は、左、右横
行台24、25の上部に内設したねじ筒(図示せず)に
螺合されている。
【0012】左、右横行台24、25の両側面には、そ
れぞれ、縦長の縦行案内レール30、31、32、33
が取付けられている。これらの縦行案内レール30、3
1、32、33には、左、右横行台24、25の前面に
配設された左、右縦行台34、35の基部がY方向(垂
直方向)に移動自在に取付けられている。左、右横行台
24、25の前面には、それぞれ、長手方向中心線P−
Pを対称にして一対の縦長の回転ねじ軸36、37が取
付けられている。各回転ねじ軸36、37の基部はそれ
ぞれ縦行用モータ38、39の出力軸に連動連結されて
おり、その中途部は、左、右縦行台34、35の基部に
内設したねじ筒(図示せず)に螺合されている。
【0013】左、右縦行台34、35の先部は搬送テー
ブル11に向けて伸延しており、伸延端には、それぞ
れ、回転カッター40、41が角形電縫管10の軸線を
中心として、略、点対称をなす状態で取付けられてい
る。また、回転カッター40、41は、同様に、左、右
縦行台34、35の先部に取付けられているカッター回
転用モータ42、43に連動連結されている。かかる構
成によって、左、右横行台24、25及び左、右縦行台
34、35を作動することによって、回転カッター4
0、41を、それぞれ、独立に、X・Y方向に移動する
ことができる。
【0014】また、図2〜図4に示すように、カッター
案内フレーム16の内部に配設されている内側支柱1
8、19には、それぞれ、進退ガイド44、45によっ
て案内される左、右クランプシリンダ46、47が取付
けられており、左、右クランプシリンダ46、47の先
部にはクランプ板48、49が取付けられている。これ
らの左、右クランプシリンダ46、47及びクランプ板
48、49からなる前部クランプ機構は、従来と同様
に、角形電縫管10から長尺切断部材を切断する際に、
角形電縫管10を後述するクランプ機構Bと共に固定す
るため用いられる。
【0015】(クランプ機構B)図1及び図3に示すよ
うに、クランプ機構Bは、切断機構Aの前方に配設さ
れ、以下の構成を有する。図1及び図2に示すように、
切断機構Aを構成する左、右横行台24、25及び左、
右縦行台34、35の前方には、上、下横架ビーム5
0、51と、左、右支柱52、53とからなる剛性矩形
枠であるクランプ板取付フレーム54が配設されてお
り、その中央部を搬送テーブル11の上流側をなす搬送
テーブル11aが貫通している。
【0016】図2に示すように、クランプ板取付フレー
ム54の上横架ビーム50及び左、右支柱52、53に
は、上クランプシリンダ55及び左、右クランプシリン
ダ56、57が配設されており、これらのクランプシリ
ンダ55、56、57の先部には、図8に示すように、
それぞれ、クランプ板58、59、60が、角形電縫管
10の上面及び左、右側面と対峙する状態に取付けられ
ている。
【0017】(底辺支持機構C)図3に示すように、底
辺支持機構Cは、切断機構Aとクランプ機構Bとの間で
回転カッター40、41の下方に配設されており、以
下、図5〜図7を参照して、その構成を具体的に説明す
る。図5及び図6に示すように、搬送テーブル11と、
その上流側をなす搬送テーブル11aとの間には上部に
複数の支持ロール61を具備する底辺支持用テーブル6
2が介設されており、底辺支持用テーブル62の基部は
枢軸63によって搬送テーブル11の後端に枢支連結さ
れている。なお、複数の支持ロール61の上面によって
切断部材支持面が形成される。
【0018】搬送テーブル11の後部裏面にはテーブル
起倒用シリンダ64が枢軸65によって揺動自在に取付
けられており、テーブル起倒用シリンダ64の伸縮ロッ
ド66の先部は底辺支持用テーブル62の裏面に枢軸6
7によって枢支連結されている。
【0019】また、図5〜図7に示すように、底辺支持
用テーブル62の前部には、角形電縫管10から切断さ
れた短尺切断部材68を搬送しやすい姿勢に変更するた
めの切断部材姿勢変更機構69が取付けられている。切
断部材姿勢変更機構69は、底辺支持用テーブル62上
を搬送される短尺切断部材68を転倒及び底辺支持を行
うための転倒用進退片70と、転倒用進退片70を底辺
支持用テーブル62の上面から出没させ、短尺切断部材
68を倒すための進退片作動シリンダ71と、底辺支持
用テーブル62上で短尺切断部材68を水平回転して姿
勢を変える姿勢変更棒72からなる。
【0020】次に、上記した構成を有する切断機構A、
クランプ機構B及び底辺支持機構Cを用いた短尺切断部
材の切断方法について、図1〜図11を参照して説明す
る。図2、図3及び図8に示すように、矢印の方向から
搬送テーブル11aの前部上に搬送されてきた角形電縫
管10の先端面を、図示しない角管位置決め制御装置
(具体的には、搬送テーブル11の駆動制御等を行う制
御装置を用いる)によって、回転カッター40、41に
よる切断予定線より切断されるべき短尺切断部材68の
長さtに等しい距離だけ前方に突出すると共に搬送テー
ブル11aによる搬送を停止する。
【0021】クランプ機構Bの上クランプシリンダ55
及び左、右クランプシリンダ56、57を作動して、ク
ランプ板58〜60によって角形電縫管10の上面及び
左右側面を強力にクランプし、固定する。切断機構Aに
おける横行用モータ28、29と縦行用モータ38、3
9とを作動して、左、右横行台24、25と左、右縦行
台34、35とを縦横方向に移動して、回転カッター4
0、41を図9(a)に示す位置に移動し停止する。
【0022】その後、再度、切断機構Aにおける横行用
モータ28、29と縦行用モータ38、39とを作動し
て、左、右横行台24、25と左、右縦行台34、35
とを縦横方向に移動して、図9(b)に示すように、回
転カッター40によって、切断予定線に沿って角形電縫
管10の左辺を上端から下端に向けて切断した後底辺を
左端から右端に向けて切断すると共に、回転カッター4
1によって、切断予定線に沿って角形電縫管10の右辺
を下端から上端に向けて切断する(第1の切断工程)。
なお、この時点においては、図5に仮想線で示すよう
に、底辺支持機構Cの底辺支持用テーブル62は、テー
ブル起倒用シリンダ64の後退動作によって略直角に垂
下された状態(下方カッター退避位置)にあるので、回
転カッター40は角形電縫管10の底辺に沿って移動で
きる。
【0023】図9(c)に示すように、回転カッター4
1は右辺の上端位置が退避した高さを保持したままで、
左横行台24を横方向に移動して、回転カッター40を
底辺の右端から左端方向に移動して所望の位置に退避さ
せる。
【0024】図9(d)に示すように、テーブル起倒用
シリンダ64を作動して底辺支持機構Cの底辺支持用テ
ーブル62を、図5に実線で示す水平位置(上方底辺支
持位置)まで持ち上げ、角形電縫管10の切断された部
分に当接させ、支持する。その後、右横行台25を横方
向に移動して角形電縫管10の上辺を切断予定線に沿っ
て切断し、短尺切断部材68を切断する(第2の切断工
程)。
【0025】このようにして得られた短尺切断部材68
は、図10に実線で示すように、進退片作動シリンダ7
1によって転倒用進退片70を進出させることによって
底辺支持用テーブル62上に倒すことができ、その後、
底辺支持用テーブル62から搬送テーブル11にむけて
安定状態に移送することができる。また、図10及び図
11に仮想線で示すように、短尺切断部材68の長さt
が比較的大きい場合は、姿勢変更棒72によって、底辺
支持用テーブル62上で水平回転させることによって斜
行させて2ピッチ以上の支持ロール61に支持させるこ
とができ、その後、底辺支持用テーブル62から搬送テ
ーブル11にむけて安定状態に移送することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の短尺切断部材の切断方法
においては、角管の端面を切断機構の回転カッターより
短尺切断部材の長さ分だけ前方に突出させ、角管の回転
カッターより前方をなす部分をクランプ機構によって固
定し、回転カッターを回転しながら角管の底辺及び左、
右辺に沿って移動することによって、角管の底辺及び
左、右辺を切断し、角管の回転カッターより前方をなす
部分の底辺を底辺支持機構によって支持した後、回転カ
ッターを上辺に沿って移動して角管の上辺を切断するこ
とによって短尺切断部材を切断するようにしている。
【0027】従って、従来の切断機構では困難であった
短尺切断部材を容易に、かつ、短尺切断部材が傾転しな
いため、未切断部が捩じられることなく切断されるた
め、短尺切断部材の切断面にバリを生じることなく切断
することができる。従って、切断材をクランプすること
なく、切断材の落下、傾転、及び飛散を防ぐと共に、そ
れによる回転カッターの損傷を防止することができ、回
転カッターの寿命も延長できる。このように、短尺切断
を可能にすることで、定尺から効率よく所定の長さの切
断長を得ることができ、ひいては歩留りを向上すること
ができる。また、短尺切断用の大掛かりなクランプ機構
を付設することなく、簡易かつ低コストな短尺切断が可
能となる。
【0028】請求項2記載の短尺角管の切断方法におい
ては、切断された短尺切断部材を、その長さに応じて底
辺支持機構上に転倒又は斜行させるようにしているの
で、切断された短尺切断部材を次の工程へ安定状態に移
送することができる。
【0029】請求項3記載の短尺切断部材の切断装置に
おいては、長尺の角管を連続的に角管搬送面に沿って移
送可能な搬送テーブルと、搬送テーブルの先端の前方に
配設され、角管の周りを移動しながら回転することによ
って、角管から短尺切断部材を切断する一対の回転カッ
ターを具備する切断機構と、角管の端面を切断機構の回
転カッターより短尺切断部材の長さだけ前方に突出させ
る角管位置決制御装置と、回転カッターより後方をなす
角管の部分をクランプするクランプ機構と、搬送テーブ
ルの終端側に連設されると共に上面に昇降自在な切断部
材支持面を具備し、切断部材支持面が、角管の上辺を除
いた部分の切断時には下方カッター退避位置に配置さ
れ、角管の上辺の切断時には上方底辺支持位置に配置さ
れる底辺支持用テーブルとを具備する。従って、角管の
上辺を除いた部分の切断時には、クランプ機構によって
角管を強力にクランプして角管の上辺を除いた部分を安
定状態にて切断することができると共に、角管の上辺の
切断時には上方底辺支持位置に配置された底辺支持用テ
ーブルによって支持されて、未切断部が捩られることな
く、角管の上辺を安定状態にして切断することができ
る。また、角管の上辺を除いた部分の切断時には、底辺
支持用テーブルは下方カッター退避位置に配設されてい
るので、回転カッターは角形電縫管の底辺に沿って移動
できる。
【0030】請求項4記載の短尺切断部材の切断装置
は、請求項3記載の短尺切断部材の切断装置において、
前記底辺支持用テーブルに組み込まれ、前記切断機構に
よって切断された前記短尺切断部材を、その長さに応じ
て、前記切断部材支持面上に転倒又は斜行させる切断部
材姿勢変更機構を具備するので、短尺切断部材を搬送し
やすい姿勢に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る短尺切断部材の切
断方法に用いる切断機構、クランプ機構及び底辺支持機
構の正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同側面図である。
【図4】長尺部材をクランプ機構と協働してクランプす
る前部クランプ機構の平断面図である。
【図5】底辺支持機構の側面図である。
【図6】底辺支持機構の平面図である。
【図7】図5のI−I線による矢視図である。
【図8】回転カッターによる切断状態説明図である。
【図9】回転カッターによる切断状態説明図である。
【図10】切断部材姿勢変更機構の作動説明図である。
【図11】切断部材姿勢変更機構の作動説明図である。
【図12】従来の角形電縫管の切断方法の説明図であ
る。
【図13】従来の角形電縫管の切断方法におけるクラン
プ機構の説明図である。
【図14】従来の角形電縫管の切断方法における切断部
材の切断直前の説明図である。
【図15】従来の角形電縫管の切断方法における切断後
の切断部材の搬送状態説明図である。
【符号の説明】
A 切断機構 B クランプ機
構 C 底辺支持機構 P−P 長手方
向中心線 t 長さ 10 角形電縫
管 11 搬送テーブル 11a 搬送テ
ーブル 12 上横架ビーム 13 下横架ビ
ーム 14 左支柱 15 右支柱 16 カッター案内フレーム 17 テーブル
支持ビーム 18 内側支柱 19 内側支柱 20 横行案内レール 21 横行案内
レール 22 横行案内レール 23 横行案内
レール 24 左横行台 25 右横行台 26 回転ねじ軸 27 回転ねじ
軸 28 横行用モータ 29 横行用モ
ータ 30 縦行案内レール 31 縦行案内
レール 32 縦行案内レール 33 縦行案内
レール 34 左縦行台 35 右縦行台 36 回転ねじ軸 37 回転ねじ
軸 38 縦行用モータ 39 縦行用モ
ータ 40 回転カッター 41 回転カッ
ター 42 カッター回転用モータ 43 カッター
回転用モータ 44 進退ガイド 45 進退ガイ
ド 46 左クランプシリンダ 47 右クラン
プシリンダ 48 クランプ板 49 クランプ
板 50 上横架ビーム 51 下横架ビ
ーム 52 左支柱 53 右支柱 54 クランプ板取付フレーム 55 上クラン
プシリンダ 56 左クランプシリンダ 57 右クラン
プシリンダ 58 クランプ板 59 クランプ
板 60 クランプ板 61 支持ロー
ル 62 底辺支持用テーブル 63 枢軸 64 テーブル起倒用シリンダ 65 枢軸 66 伸縮ロッド 67 枢軸 68 短尺切断部材 69 切断部材
姿勢変更機構 70 転倒用進退片 71 進退片作
動シリンダ 72 姿勢変更棒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に移送されてくる角管から短尺切
    断部材を切断する短尺切断部材の切断方法において、 前記角管の端面を切断機構の回転カッターより前記短尺
    切断部材の長さ分だけ前方に突出させる工程と、 前記角管の前記回転カッターより後方をなす部分をクラ
    ンプ機構によって固定する工程と、 前記回転カッターを回転しながら前記角管の底辺及び
    左、右辺に沿って移動することによって、前記角管の底
    辺及び左、右辺を切断する第1の切断工程と、 前記角管の前記回転カッターより前方をなす部分の底辺
    を底辺支持機構によって支持した後、前記回転カッター
    を上辺に沿って移動して前記角管の上辺を切断する第2
    の切断工程とを具備する短尺切断部材の切断方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の切断工程において切断された
    前記短尺切断部材を、その長さに応じて前記底辺支持機
    構上に転倒又は斜行させるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の短尺切断部材の切断方法。
  3. 【請求項3】 長尺の角管を連続的に角管搬送面に沿っ
    て移送可能な搬送テーブルと、 前記搬送テーブルの先端の前方に配設され、前記角管の
    周りを移動しながら回転することによって、前記角管か
    ら短尺切断部材を切断する一対の回転カッターを具備す
    る切断機構と、 前記角管の端面を前記切断機構の回転カッターより前記
    短尺切断部材の長さだけ前方に突出させる角管位置決め
    制御装置と、 前記回転カッターより後方をなす前記角管の部分をクラ
    ンプするクランプ機構と、 前記搬送テーブルの終端側に連設されると共に上面に昇
    降自在な切断部材支持面を具備し、該切断部材支持面
    は、前記角管の上辺を除いた部分の切断時には下方カッ
    ター退避位置に配置され、前記角管の上辺の切断時には
    上方底辺支持位置に配置される底辺支持用テーブルとを
    具備する短尺切断部材の切断装置。
  4. 【請求項4】 前記底辺支持用テーブルに組み込まれ、
    前記切断機構によって切断された前記短尺切断部材を、
    その長さに応じて、前記切断部材支持面上に転倒又は斜
    行させる切断部材姿勢変更機構を具備することを特徴と
    する請求項3記載の短尺切断部材の切断装置。
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