JPH10263666A - 金属板の圧延方法及び金属板の圧延装置 - Google Patents

金属板の圧延方法及び金属板の圧延装置

Info

Publication number
JPH10263666A
JPH10263666A JP7140597A JP7140597A JPH10263666A JP H10263666 A JPH10263666 A JP H10263666A JP 7140597 A JP7140597 A JP 7140597A JP 7140597 A JP7140597 A JP 7140597A JP H10263666 A JPH10263666 A JP H10263666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
metal
steel plate
turning
plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7140597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3401738B2 (ja
Inventor
Hiroshi Nakamura
弘 中村
Ichiro Asahi
一郎 旭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP07140597A priority Critical patent/JP3401738B2/ja
Publication of JPH10263666A publication Critical patent/JPH10263666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3401738B2 publication Critical patent/JP3401738B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼板の表面の法線方向の回転軸を中心とした
回転による90度転回を適宜行って、金属板を多方向か
ら圧延する多方向圧延の際の、90度転回に要する時間
を削減して圧延時間を短縮する。 【解決手段】 転回段取り装置12Aは2つの鋼板1A
及び1Bを同時に90度転回でき、前記多方向圧延を2
つの鋼板1A及び1Bで同時に行うことができる。90
度転回を同時に行うことでこれに要する時間が短縮さ
れ、圧延時間が短縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延機近傍で、金
属板の表面の法線方向の回転軸を中心とした90度転回
を適宜行なって、金属板を多方向から圧延し、熱間厚板
の金属板の成形圧延、あるいは成形・幅出し圧延を行う
金属板の圧延方法及び金属板の圧延装置に係り、特に、
圧延時間を短縮することができる、あるいは、圧延を行
う前や圧延中の圧延温度低下を抑えることができる金属
板の圧延方法及び金属板の圧延装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に厚板圧延では、以下に列挙する手
順で鋼板の圧延を行う。
【0003】A1.成形圧延:1本の鋼板毎に成形圧延
を行う。 A2.90度転回:鋼板の表面の法線方向の回転軸を中
心とした回転による90度転回を行う。 A3.幅出し圧延:所定の板幅に圧延する。 A4.90度転回:再度90度転回させる。 A5.厚み出し圧延:所定の板厚まで厚み出し圧延を行
う。
【0004】なおこのように90度転回を適宜行って金
属板を多方向から圧延する金属板の圧延を、説明の便宜
上、以降多方向圧延と称する。
【0005】図1は上記のような多方向圧延を行う従来
の鋼板の圧延装置の構成図である。
【0006】この圧延装置は加熱炉13と、転回段取り
装置12Bと、圧延機11とにより構成される。又搬送
経路3には多数の搬送ロール20が配置されている。圧
延機11で熱間圧延を行う鋼板1は予め加熱炉13で所
定の圧延温度まで加熱される。左方から搬入された鋼板
1は加熱炉13で加熱された後に圧延機11で圧延さ
れ、右方へと払い出され、このように鋼板1はこの図1
で矢印Aで示されるように左方から右方へと搬送され
る。該搬送は、搬送経路3の下方に配列され、搬送する
鋼板1に接しながら回転する搬送ロール20による。該
搬送ロール20は図示されない動力源の電動機によって
回転駆動される。
【0007】又転回段取り装置12Bにおいては、図1
では一点鎖線の範囲であり、図2に示されるように搬送
ロール20は一点鎖線で示す鋼板1の矢印Aの進行方向
に対して2列配列されている。なお搬送ロール20につ
いては図20において、鋼板1に接する部分を実線で示
し、その他の部分は破線で示す。又この2列の搬送ロー
ル20において、鋼板1の進行方向で左側列と右側列と
は相互に逆方向に回転させ、これによって鋼板1を回転
することができる。又多方向圧延においては、上記の回
転を90度だけ適宜行う(90度転回)。
【0008】例えば図2の如く、鋼板1の進行方向で左
側の搬送ロール20を符号20Aとし、右側の搬送ロー
ル20を符号20Bとする。又搬送ロール20Aは鋼板
1が通常の進行方向へ進むように回転駆動し、搬送ロー
ル20Bはこれとは逆方向に回転駆動すると、鋼板1は
この図2において矢印BやCで示される方向に、鋼板1
の表面の法線方向の回転軸を中心とした転回を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のように多方向圧
延では適宜90度転回を行う必要があり、例えば成形圧
延から幅出し圧延に移行する際や、幅出し圧延から厚み
出し圧延に移行する際に、例えば前述の図1や図2に示
した転回段取り装置12Bにて鋼板を90度転回する必
要があった。通常鋼板等の金属板を90度転回させるた
めには長い時間を要する。例えば前述の図1の圧延装置
では圧延機11を用いた多方向圧延における約150秒
の圧延時間に対して、転回段取り装置12Bで90度転
回させるのに約15秒要しており、又2回この90度転
回を行えば都合約30秒要することになり、圧延時間に
占める回転時間の割合が多く、圧延時間短縮の阻害要因
となっている。
【0010】一方熱間の金属板の圧延においては、圧延
機の入側まで規定の圧延温度を得ている必要がある。し
かしながら圧延機入側までの過程で、何等かの要因で金
属板が待機状態となって冷却されてしまうことがある。
このような場合圧延温度が低下するため、圧延精度低下
の製品不良等、圧延時に問題を生じてしまうこともあ
る。
【0011】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、圧延時間を短縮することができる金
属板の圧延方法及び金属板の圧延装置を提供することを
第1目的とする。又圧延を行う前の圧延温度低下を抑え
ることができる金属板の圧延方法及び金属板の圧延装置
を提供することを第2目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】まず本願の第1発明の金
属板の圧延方法は、圧延機近傍で、金属板の表面の法線
方向の回転軸を中心とした回転による90度転回を適宜
行なって、金属板を多方向から圧延する金属板の圧延方
法において、圧延機近傍で2つの金属板を同時に前記9
0度転回できるようにし、2つの金属板のそれぞれの前
記90度転回に要する時間の少なくとも一部を相互に重
複させるようにしたことにより、前記第1目的を達成す
るようにしたものである。
【0013】又本願の第2発明の金属板の圧延方法は、
熱間の金属板の圧延方法において、圧延機の入側で金属
板を保温するようにしたことにより、前記第2目的を達
成したものである。
【0014】更に本願の第3発明の金属板の圧延装置
は、圧延機近傍で、金属板の表面の法線方向の回転軸を
中心とした回転による90度転回を適宜行なって、金属
板を多方向から圧延する金属板の圧延装置において、金
属板の圧延温度を上昇させる加熱炉と、圧延温度の低下
を抑えるための保温設備と、2つの金属板を同時に前記
90度転回する転回段取り装置とを、圧延の際の金属板
の搬送進行方向でこれらの順に、前記圧延機の入側に配
置するようにしたことにより、前記第1目的及び前記第
2目的を達成したものである。
【0015】以下、前記第1発明の作用について簡単に
説明する。
【0016】本発明は前述の多方向圧延を構成する工程
のそれぞれの時間を分析しなされている。前述のように
圧延時間に占める90度転回に要する時間の割合は多
い。このため本発明では圧延機近傍で2つの金属板を同
時に90度転回できるようにする。これによって2つの
金属板のそれぞれの90度転回に要する時間の少なくと
も一部を相互に重複させることができる。このように時
間を重複させれば、重複した分だけ圧延時間を短縮する
ことができる。即ち、従来の多方向圧延を2つの金属板
について個別に、一方の後に他方を行う場合に比べ、こ
のように圧延時間を短縮できる。
【0017】前述のように通常熱間厚板の鋼板の圧延に
おいては、ステップA1〜A5を順に行う。この多方向
圧延に際し、圧延機の入側や出側に2つの金属板を同時
に90度転回できる転回段取り装置を配置した場合、ス
テップA2やA4における90度転回を2つの金属板で
同時に行うことができ、この後2つの金属板についてス
テップA3やA5の圧延を順次行える。このように同時
に行う90度転回を複数回行うことが可能な多方向圧延
は多く、圧延時間短縮の効果は顕著である。
【0018】次に前記第2発明の作用について簡単に説
明する。
【0019】本発明においては圧延機の入側で金属板を
保温するため、圧延を行う前の圧延温度低下を抑えるこ
とができる。ここで本第2発明はこれに限定されるもの
ではないが、特に前記第1発明と複合的に実施した場合
にも顕著な効果がある。前述の第1発明では2つの金属
板を同時に90度転回させてから1つの圧延機でこれら
2つの金属板を順次圧延する。従って一方の金属板を圧
延している際には他方の金属板は待機状態にある。この
ため前記第1発明で本第2発明を適用すれば、このよう
に待機状態にある金属板の圧延温度低下を抑えることが
できる。従って圧延を行う前や圧延中の圧延温度低下を
抑えることで、規定通りの圧延温度で金属板を圧延しや
すくなり、例えば圧延品質の向上等を図ることができ
る。
【0020】最後に前記第3発明の作用について簡単に
説明する。
【0021】本第3発明においては、前述した第1発明
及び第2発明が共に適用されており、これら第1発明及
び第2発明の優れた効果を得ることができる。更に本第
3発明では構成する要素の配置順序に工夫がなされ、圧
延温度の低下を抑えるための保温設備を効果的に活用す
ることができる。
【0022】本発明においては、金属板の圧延温度を上
昇させる加熱炉と、圧延温度の低下を抑えるための保温
設備と、2つの金属板を同時に90度転回する転回段取
り装置とを、圧延の際の金属板の搬送進行方向でこれら
の順に、圧延機の入側に配置する。このような配置順序
とすることで上記の保温設備は、まず後方の金属板を加
熱炉で加熱中に、加熱済みの前方の金属板の冷却を抑え
ることができる。又この保温設備は一方の金属板が圧延
中に、圧延待ちの他方の金属板の冷却を抑えることがで
きる。このように本発明では保温設備が頻繁に活用さ
れ、圧延温度低下を効果的に抑えることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態を詳細に説明する。
【0024】図3は本発明が適用された第1実施形態の
鋼板の圧延装置の構成図である。
【0025】図3において転回段取り装置12Aは一点
鎖線の範囲である。前述の図1の従来例では転回段取り
装置12Bが1つの鋼板1のみ90度転回可能であった
のに対し、本実施形態の転回段取り装置12Aは矢印A
の搬送方向の長さが延長され、これによって例えば図示
される鋼板1Aや1B等、2つの鋼板を同時に搬入し、
2つの鋼板を同時に90度転回可能である。該転回段取
り装置12Aの転回動作の原理は図2を用いて前述した
通りである。このように本実施形態は前記第1発明が適
用され、2つの鋼板(金属板)のそれぞれの90度転回
に要する時間の少なくとも一部を相互に重複させること
ができるようになっている。
【0026】以下本実施形態における多方向圧延の工程
をステップ順に説明する。
【0027】B1.成形圧延:2本の鋼板1A及び1B
を直列に、かつ2本同時に圧延機11にて圧延する。 B2.90度転回:転回段取り装置12Aにて、鋼板1
A及び1Bを2本同時に90度転回させる。 B3.幅出し圧延:鋼板1A及び1Bを直列に、2本同
時に圧延機11で幅出し圧延する。 B4.90度転回:再度転回段取り装置12Aにて、鋼
板1A及び1Bを2本同時に90度転回させる。 B5.厚み出し圧延:まず鋼板1Aのみ、圧延機11に
おいて矢印Aの方向に対して前進及び後退を繰り返しな
がら厚み出し圧延を行う。この前進及び後退はこの図3
では右行あるいは左行である。該厚み出し圧延に際して
鋼板1Aが行う前進及び後退の繰り返し動作に鋼板1B
が干渉しないように、鋼板1Bは圧延機11から必要最
小限離れた位置まで、加熱炉13側に退避させる。 B6.厚み出し圧延:鋼板1Aの厚み出し圧延の後に、
続いて鋼板1Bの厚み出し圧延を鋼板1Aと同様に行
う。
【0028】以上のようなステップA1〜A6を行う
と、2つの鋼板1A及び1Bの多方向圧延が完了する。
【0029】ここでステップA2及びA4では2つの鋼
板1A及び1Bの90度転回を同時に行っている。この
ため2つの鋼板1A及び1Bそれぞれの90回転に要す
る時間がほぼすべて重複させられているので、この重複
の分、圧延時間を短縮することが可能となっている。
【0030】なお鋼板1Aと1Bとが幅出し圧延の圧延
条件が異なる場合がある。この場合にはA4の90度転
回は鋼板1Aと1Bとは個別に行うようにすればよい。
即ち90度転回はステップA2のみ鋼板1A及び1Bで
2本同時に行い、鋼板1Bを退避させて、まずステップ
A3〜A6の工程を鋼板1Aのみ独立して行い、この後
に同じくステップA3〜A6を鋼板1Bに対して行うこ
とも可能である。このような場合にもステップA2では
2つの鋼板1A及び1Bの90度転回を同時に行ってい
るため、少なくともこの分圧延時間を短縮することが可
能である。
【0031】図4は本発明が適用された鋼板の圧延装置
の第2実施形態の構成図である。
【0032】本実施形態では前記第1発明〜第3発明が
適用されている。前述の図3の第1実施形態と比較して
明らかなように、本実施形態は保温設備14を備えてい
る。この保温設備14は例えば破線で示す鋼板1Cが保
有する熱が大気中に拡散されてしまうことを抑えるため
の保温を目的としている。
【0033】なお保温設備14における保温方法につい
ては具体的に限定されるものではない。例えば次に列挙
するように構成することができる。
【0034】C1.保温する内部にある鋼板全体を覆う
保温設備14の内面を鏡面とし、鋼板の輻射熱の反射に
より鋼板の温度低下を防止する。例えば図5において、
保温設備14の内面14aは鏡面となっている。該図5
及び、後述する図6、図7は、鋼板1の搬入側からの斜
視図である。 C2.鋼板全体を覆う保温設備14の内面に断熱材を張
り付ける。あるいは保温設備14の筐体自体に断熱素材
を用いてもよい。このような断熱作用のある材質を用い
ることで、鋼板から大気への熱流出を防ぎ、鋼板の温度
低下を防止することができる。例えば図6において、保
温設備14の筐体14bは断熱材が用いられる。 C3.鋼板全体を覆う保温設備14の内側に、加熱装置
を配置する。この加熱装置はバーナーあるいは温風を吹
き付けるファン等であり、保温設備14内の雰囲気温度
を上昇させ、鋼板の温度低下を防止する。あるいは放熱
によって失われた鋼板の熱を補うように、該鋼板を加熱
するものであってもよい。例えば図7において、14個
の加熱装置14cはバーナー若しくは温風ファンであ
る。 C4.前述のように加熱装置34として電磁誘導を利用
した発熱装置を用い、これによって加熱することで鋼板
の温度低下を防止する。例えば図8において、保温設備
14は電磁方式の誘導加熱装置14dを有し、これによ
り鋼板1の温度低下を防止する。この図8は鋼板1の搬
入側から見た正面図である。
【0035】本実施形態ではこのような保温設備14を
用いることで、圧延機11を用いて多方向圧延を行う前
や、行っている最中の鋼板の圧延温度低下を抑えること
ができる。具体的には多方向圧延の前述のステップB1
〜B6において、まずステップB1以前に、後方の鋼板
1Bが加熱炉13で加熱中、加熱済みの鋼板1Aを保温
設備14で保温することができる。B5で退避させれて
いる鋼板1Bを保温することができる。又場合によって
は鋼板1A及び1Bを直列に2本同時に圧延する場合に
も、圧延機11で圧延中ではない方を保温できる場合も
あり、例えばステップB1やB3で保温できる場合もあ
る。
【0036】このように本実施形態ではまず前述の第1
実施形態と同様、転回段取り装置12Bで2つの鋼板を
同時に90度転回可能であり、2つの鋼板のそれぞれの
90度転回に要する時間の少なくとも一部を相互に重複
させることができ、圧延時間を短縮することができる。
又本実施形態では保温設備14によって圧延前や多方向
圧延中の鋼板の圧延温度低下を抑えることができ、規定
された圧延温度により厳密に従って圧延でき、圧延精度
の向上や制御安定性の向上を図ることができる。特に2
つの鋼板で多方向圧延を同時に行う際、待機状態にある
鋼板を保温することができ、圧延温度低下を効果的に防
止することができる。
【0037】なお図9は保温設備14の一実施例であ
る。
【0038】この保温設備14は図5に示すように、断
熱保温材32及び加熱装置34を有する。断熱保温材3
2は保温設備14の内面に張り付けられ、この図5に図
示される保温設備14内の上面や下面だけでなく、図示
されない側面にも張り付けられている。又搬送ロール2
0上にある鋼板1Cの上面には加熱装置34が配置さ
れ、失われた熱を補うように加熱することで、鋼板1C
の保温を行う。この加熱装置34は電磁誘導によって鋼
板1Cに渦電流を生じさせジュール熱を発生させること
で、該鋼板1Cを加熱する。
【0039】
【発明の効果】圧延時間を短縮することができる。ある
いは圧延を行う前や圧延中の圧延温度低下を抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の鋼板の圧延装置の構成図
【図2】上記金属板の圧延装置に用いられる90度転回
を行う転回段取り装置の斜視図
【図3】本発明が適用された第1実施形態の鋼板の圧延
装置の構成図
【図4】本発明が適用された第2実施形態の鋼板の圧延
装置の構成図
【図5】上記第2実施形態で用いられる保温設備の第1
例の構成図
【図6】前記第2実施形態で用いられる保温設備の第2
例の構成図
【図7】前記第2実施形態で用いられる保温設備の第3
例の構成図
【図8】前記第2実施形態で用いられる保温設備の第4
例の構成図
【図9】前記第2実施形態で用いられる保温設備の一実
施例の構成図
【符号の説明】
1、1A〜1C…鋼板 3…搬送経路 11…圧延機 12A、12B…転回段取り装置 13…加熱炉 14…保温設備 20、20A、20B…搬送ロール 32…断熱保温材 34…加熱装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延機近傍で、金属板の表面の法線方向の
    回転軸を中心とした回転による90度転回を適宜行なっ
    て、金属板を多方向から圧延する金属板の圧延方法にお
    いて、 圧延機近傍で2つの金属板を同時に前記90度転回でき
    るようにし、 2つの金属板のそれぞれの前記90度転回に要する時間
    の少なくとも一部を相互に重複させるようにしたことを
    特徴とする金属板の圧延方法。
  2. 【請求項2】熱間の金属板の圧延方法において、 圧延機の入側で金属板を保温するようにしたことを特徴
    とする金属板の圧延方法。
  3. 【請求項3】圧延機近傍で、金属板の表面の法線方向の
    回転軸を中心とした回転による90度転回を適宜行なっ
    て、金属板を多方向から圧延する金属板の圧延装置にお
    いて、 金属板の圧延温度を上昇させる加熱炉と、 圧延温度の低下を抑えるための保温設備と、 2つの金属板を同時に前記90度転回する転回段取り装
    置とを、 圧延の際の金属板の搬送進行方向でこれらの順に、前記
    圧延機の入側に配置するようにしたことを特徴とする金
    属板の圧延装置。
JP07140597A 1997-03-25 1997-03-25 金属板の圧延方法及び金属板の圧延装置 Expired - Fee Related JP3401738B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07140597A JP3401738B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 金属板の圧延方法及び金属板の圧延装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07140597A JP3401738B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 金属板の圧延方法及び金属板の圧延装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10263666A true JPH10263666A (ja) 1998-10-06
JP3401738B2 JP3401738B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=13459582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07140597A Expired - Fee Related JP3401738B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 金属板の圧延方法及び金属板の圧延装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3401738B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216278A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Nippon Steel Corp 鋼材の圧延設備
JP2008194715A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Jfe Steel Kk 熱間圧延設備
JP2011067825A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Nippon Steel Corp 厚鋼板の製造方法および製造設備
CN114247757A (zh) * 2021-12-02 2022-03-29 北京科技大学设计研究院有限公司 一种宽厚板轧线自动转钢的控制方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216278A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Nippon Steel Corp 鋼材の圧延設備
JP4585465B2 (ja) * 2006-02-17 2010-11-24 新日本製鐵株式会社 鋼材の圧延設備
JP2008194715A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Jfe Steel Kk 熱間圧延設備
JP2011067825A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Nippon Steel Corp 厚鋼板の製造方法および製造設備
CN114247757A (zh) * 2021-12-02 2022-03-29 北京科技大学设计研究院有限公司 一种宽厚板轧线自动转钢的控制方法
CN114247757B (zh) * 2021-12-02 2023-10-27 北京科技大学设计研究院有限公司 一种宽厚板轧线自动转钢的控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3401738B2 (ja) 2003-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4260964B2 (ja) ガラス板の加熱方法及びその装置
JPH10263666A (ja) 金属板の圧延方法及び金属板の圧延装置
JP2012009527A (ja) 熱処理装置及び熱処理方法
JP5544168B2 (ja) 展延済鋼製品の熱処理方法
JP2002164647A (ja) リフローはんだ付け装置
JP6487729B2 (ja) 基材処理装置、塗膜形成システム、基材処理方法及び塗膜形成方法
JP5226037B2 (ja) 熱処理装置及び熱処理方法
JPS6154091B2 (ja)
KR100499365B1 (ko) 하이브리드형열처리장치
KR100775487B1 (ko) 압연 대기재 보열 및 예열장치
JP2003292154A (ja) 厚膜印刷基板用熱処理装置および搬送ローラ
JP3971295B2 (ja) 誘導加熱装置および熱間圧延設備
JP5063741B2 (ja) 熱処理装置及び熱処理方法
JPH0634810U (ja) 角管曲り矯正装置
JPH1022192A (ja) 基板処理装置
JP3319075B2 (ja) 薄スラブの熱間圧延設備
JP3478449B2 (ja) コイル状巻取体の端面加熱装置
JPH0596317A (ja) コイルの保熱方法
JPH04293735A (ja) ロール冷却方法
JPH0747422A (ja) 熱間圧延設備用巻き取り装置
JPH04354825A (ja) 線材コイルの加熱・冷却方法
JP2002224745A (ja) コイルボックス
US7335267B2 (en) Heat treating apparatus having rotatable heating unit
JPH0537954U (ja) 直火式連続加熱炉における鋼帯の加熱装置
JPH0491813A (ja) 熱間製管法における帯板走行制御方法・装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees