JPH10263254A - ランドリー装置 - Google Patents

ランドリー装置

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JPH10263254A
JPH10263254A JP9073106A JP7310697A JPH10263254A JP H10263254 A JPH10263254 A JP H10263254A JP 9073106 A JP9073106 A JP 9073106A JP 7310697 A JP7310697 A JP 7310697A JP H10263254 A JPH10263254 A JP H10263254A
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water supply
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laundry
water level
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Masashi Kanetake
政司 兼武
武人 ▲高▼橋
Taketo Takahashi
Takahiro Matsumoto
孝広 松本
Akira Shoji
彰 荘司
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 略水平方向に設けた回転軸を中心に回転自在
に配設したドラム内で洗濯物を洗濯、または洗濯と乾燥
を行うランドリー機器において、給水時に、水道の蛇口
を開け忘れていたり、給水系統の故障で給水が行われな
いとき、使用者へ的確な情報を伝えて対処を促し、早期
に修復できるようにする。 【解決手段】 ドラム1を内包して回転自在に配設した
外槽3内に第1の給水弁15aより給水し、送風ファン
27を有する循環経路25に熱交換器24を設けてドラ
ム1内の湿気を含む温風を熱交換するとともに、熱交換
器24に第2の給水弁15bより熱交換のための水を給
水する。制御手段は、洗濯行程において第1の給水弁1
5aにより給水し第1の所定時間経過後、水位検知手段
23により検知した外槽3内の水位が第1の設定水位に
達していないときは表示手段に異常表示をして運転を停
止するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略水平方向に設け
た回転軸を中心に回転自在に配設したドラム内で洗濯物
を洗濯、または洗濯と乾燥を行うランドリー機器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のランドリー機器は図5に
示すように構成していた。以下、その構成について説明
する。
【0003】図に示すように、ドラム1は、外周部に多
数の通水孔2を全面に設け、外槽3内に回転自在に配設
している。ドラム1の回転中心に略水平方向に設けた回
転軸4の一端を固定し、回転軸4の他端にドラムプーリ
ー5を固定している。モータ6は、ベルト7によりドラ
ムプーリー5と連結し、ドラム1を回転駆動する。ドラ
ム1の開口部に蓋8を開閉自在に設けている。
【0004】外槽3は、ランドリー機器本体9よりばね
体10で吊り下げ、防振ダンパー11により脱水時の振
動がランドリー機器本体9に伝達されないように防振支
持するとともに、脱水時の振動を低減する重り12を設
けている。ヒータ13は、外槽3内の洗濯水を加熱する
ものである。制御装置14は、モータ6、ヒータ13な
どの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥などの一
連の行程を逐次制御する。
【0005】給水弁15は洗濯やすすぎ時に外槽3内に
給水する第1の給水弁15aと、乾燥時に循環経路(図
示せず)に設けた送風ファンとヒーターで温風を循環さ
せドラム1内の湿気を含む温風を水で直接熱交換するた
めに給水する第2の給水弁15bからなる。排水ポンプ
16は外槽3にホース17で連結し、外槽3内の洗濯水
や乾燥時に貯まった熱交換後の水を排水するものであ
る。
【0006】上記構成において動作を説明すると、蓋8
を開いてドラム1内に洗濯物を投入し、運転を開始する
と、ドラム1はモータ6によって低速で回転し、ドラム
1内の洗濯物は持ち上げられて落下され、この動作を続
けながら第1の給水弁15aより給水する。所定の水量
が給水されると、給水を停止して洗濯を続行し、ドラム
1内の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。こ
うして洗濯行程が進行する。
【0007】すすぎ行程においても洗濯行程と同様の動
作を行う。脱水行程では、ドラム1は高速で回転駆動さ
れ、洗濯物は遠心脱水される。このとき、ドラム1内の
洗濯物の片寄り、すなわちアンバランスが生じると、ド
ラム1および外槽3は振動するが、防振ダンパー11に
より振動を減衰してランドリー機器本体9に伝達される
ことはない。
【0008】乾燥行程においては、洗濯行程と同様にド
ラム1をモータ6によって低速で回転すると、ドラム1
内の洗濯物は持ち上げられて落下し、同時に送風ファン
とヒーターにより温風をドラム1内に循環させ、第2の
給水弁15bより給水して熱交換し、洗濯物を乾燥させ
る。熱交換後の水は外槽3内に排出され、外槽3内に貯
まった熱交換後の水がドラム1に達する前に排水する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、給水行程で、ドラム1をモータ6によって低速で
回転しながら第1の給水弁15aより給水し、外槽3の
水位を検知する水位検知手段(図示せず)の設定水位に
なると給水を停止し、ドラム1の回転によってドラム1
内の洗濯物に給水した水が徐々に浸み込むと外槽3の水
位が低下し、水位検知手段(図示せず)のリセット水位
になると、補給水する動作を繰り返し、洗濯物に浸み込
む水の量が徐々に少なくなり、外槽3の水位が水位検知
手段のリセット水位まで下がらなくなると給水を終了す
るようにしていた。しかし、水道の蛇口を開け忘れてい
たり、給水系統の故障で外槽3に給水が行われない場
合、いつまでも給水動作をしてしまい、使用者が故障等
に気が付かないという問題を有していた。
【0010】また、乾燥行程おいては、前述の原因で熱
交換用の給水が行われない場合、乾燥が進行しないとい
う問題を有していた。
【0011】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、給水時に、水道の蛇口を開け忘れていたり、給水系
統の故障で給水が行われないとき、使用者へ的確な情報
を伝えて対処を促し、早期に修復できるようにすること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ドラムを内包して回転自在に配設した外槽
内に第1の給水手段より給水し、送風手段を有する循環
経路に熱交換器を設けてドラム内の湿気を含む温風を熱
交換するとともに、熱交換器に第2の給水手段より熱交
換のための水を給水する。制御手段は、第1の給水手
段、第2の給水手段などの動作を制御して洗濯行程と乾
燥行程とを制御するとともに、洗濯行程において第1の
給水手段により給水し第1の所定時間経過後、水位検知
手段により検知した外槽内の水位が第1の設定水位に達
していないときは表示手段に異常表示をして運転を停止
するようにしたものである。
【0013】これにより、給水時に、水道の蛇口を開け
忘れていたり、給水系統の故障で、給水して第1の所定
時間経過しても、第1の設定水位に達していないときは
表示手段に異常表示をして運転を停止しすることで、無
駄な運転をせず、使用者へ給水系統の異常を伝えて対処
を促し、早期に修復することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外槽に内包し回転自在に配設したドラムと、前記外
槽内に給水する第1の給水手段と、送風手段を有する循
環経路に設け前記ドラム内の湿気を含む温風を水で直接
熱交換する熱交換器と、前記熱交換器に熱交換のための
水を給水する第2の給水手段と、前記外槽内の水位を検
知する水位検知手段と、運転内容を表示する表示手段
と、前記第1の給水手段、第2の給水手段などの動作を
制御して洗濯行程と乾燥行程とを制御する制御手段とを
備え、前記制御手段は、洗濯行程において前記第1の給
水手段により給水し第1の所定時間経過後、第1の設定
水位に達していないときは前記表示手段に異常表示をし
て運転を停止するようにしたものであり、洗濯行程の給
水状態を水位検知手段で継続して監視し、第1の所定時
間経過しても、第1の設定水位に達していないときは、
表示手段に異常表示をして運転を停止するので、無駄な
運転をせず、使用者へ給水系統の異常を伝えて対処を促
し、早期に修復することができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、乾燥行程において第
2の給水手段により給水し第2の所定時間経過後、第2
の設定水位に達していないときは表示手段に異常表示を
して運転を停止するようにしたものであり、乾燥行程で
熱交換後に外槽内に流した水を水位検知手段により継続
して監視し、第2の所定時間経過後、第2の設定水位に
達していないときは表示手段に異常表示をして運転を停
止するので、無駄な運転をせず、使用者へ給水系統の異
常を伝えて対処を促し、早期に修復することができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、異常表示を
電源を切るまで表示し、電源を入れ直すと異常表示を解
除して操作を受け付けるようにしたものであり、使用者
が気づくまで表示を継続し、水道の蛇口の開け忘れのよ
うな単純で簡単に修復できる要因を除くとすぐに運転を
再開することができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、洗濯行程に
おける異常と乾燥行程における異常とを区別して表示手
段に表示するようにしたものであり、洗濯物等の状態を
確認しなくてもどの部分で不具合が発生したのかを知る
ことができ、使用者や修理員が的確な処置を行うことが
できる。
【0018】請求項5に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、記憶手段を備え、制御手
段は、異常内容を記憶するようにしたものであり、不具
合が発生して電源を切ってしまっても、たとえば修理員
が異常内容を後で確認することができるので的確な処置
を行うことができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、報知手段を備え、制御手
段は、異常表示と同時に報知音を発生するようにしたも
のであり、不具合が発生した時に表示が見えないところ
にいる使用者に異常を知らせることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0021】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、第1のモータ(モータ)18は、ドラム1を第1の
回転数N1(たとえば、53rpm)で回転させて、洗
濯またはすすぎをするものであり、第2のモータ(モー
タ)19は、ドラム1を第2の回転数N2(たとえば、
1000rpm)で回転させて脱水する。これら第1の
モータ18および第2のモータ19は、インダクション
モータで構成し、それぞれベルト20、21を介して従
動プーリー22に連結している。
【0022】従動プーリー22は、2種の減速比を有し
ており、第1のモータ18をベルト20を介して減速比
が大きい従動プーリー22aと連結し、第2のモータ1
9をベルト21を介して減速比が小さい従動プーリー2
2bと連結し、ドラム1の回転中心に一端を固定した回
転軸4の他端に固定している。
【0023】水位検知手段23は、外槽3に連結し、外
槽3内の水位に応じた圧力で動作するダイヤフラムに磁
性体(いずれも図示せず)を固着しておき、この磁性体
をコイル(図示せず)の中心に移動自在に装着し、この
コイルを用いて発振回路を形成し、外槽3内の水位に応
じた圧力によるダイヤフラムの動きにより磁性体とコイ
ルとの位置関係を変化させて、コイルのインダクタンス
を変化させ、発振回路の発振周波数の変化を検知するこ
とで、外槽3内の水位を検知するように構成している。
【0024】熱交換器24は、循環経路25を介して外
槽3の投入口上部と側面部との間を連結し、循環経路2
5の途中に乾燥ヒータ26と送風ファン(送風手段)2
7を内蔵し、乾燥行程において外槽3の中へ温風を循環
させるとともに、ドラム1内の湿気を含む温風を水で直
接熱交換するように構成している。
【0025】第1の給水弁(第1の給水手段)15aは
外槽3内に給水し、第2の給水弁(第2の給水手段)1
5bは熱交換器24に給水する。排水ポンプ16は排水
ホース28を通して排水するようにしている。
【0026】制御装置29は、第1のモータ18、第2
のモータ19などを制御するもので、図3に示すように
構成している。制御手段30は、マイクロコンピュータ
で構成し、双方向性サイリスタなどで構成したパワース
イッチング手段31を介して、ヒータ13、第1の給水
弁15a、第2の給水弁15b、排水ポンプ16、第1
のモータ18、第2のモータ19、乾燥ヒータ26、送
風ファン27などを制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥
の一連の行程を逐次制御する。
【0027】入力設定手段32は、使用者が必要な設定
コース、動作のスタートなどを入力するもので、制御手
段30に入力している。表示手段33は、入力設定手段
32による設定内容、動作状態などを表示する。水温検
知手段34は、外槽3内の水温を検知して制御手段30
に入力している。回転数検知手段35は、第1のモータ
18の回転数を検知することでドラム1の回転数を検知
し、制御手段30に入力している。記憶手段36は、一
連の制御に必要なデータなどを記憶している。報知手段
37は制御手段27の信号に応じて報知音や音声を発生
させる。なお、38は商用電源、39は電源スイッチで
ある。
【0028】図4は入力設定手段32と表示手段33か
らなる操作パネルを示す。行程進行表示部40は動作す
る予定の当該行程ランプが点灯し、動作中の行程ランプ
が点滅し、動作終了の行程は消灯する。残り時間表示部
41は後どれくらいで運転が終了するかの残時間を数字
で表示する。
【0029】制御手段30は、洗濯行程において第1の
給水弁15aにより給水し、第1の所定時間(たとえ
ば、10分)経過後、第1の設定水位(たとえば、10
0mm)に達していないときは、残り時間表示部41通常
の時間表示ではなく、「U13」の異常表示をして運転
を停止するようにしている。
【0030】上記構成において動作を説明すると、洗濯
行程で給水を行うとき、制御手段30は第1の給水弁1
5aを動作させ、外槽3の水位を水位検知手段23で監
視する。ここで、第1の給水弁15aを動作開始してか
ら、第1の所定時間(10分)経過しても、外槽3の水
位が第1の設定水位(100mm)に達していない場合
は、水道蛇口の開け忘れ等の給水系統に異常があると判
断し、残り時間表示部41に通常の数字表示ではなく、
「U13」の異常表示をし、運転を停止する。これによ
り、使用者へ給水系統の異常を的確に伝えて対処を促
し、早期に修復することができる。すすぎ行程での給水
についても同様である。
【0031】(実施例2)図3における制御手段30
は、乾燥行程において第2の給水弁15bにより給水
し、第2の所定時間(たとえば、20分)経過後、第2
の設定水位(たとえば、50mm)に達していないとき
は、残り時間表示部41に通常の数字表示ではなく、
「U14」の異常表示をし、運転を停止するようにして
いる。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0032】上記構成において動作を説明すると、乾燥
行程では、送風ファン27と乾燥ヒータ26により温風
をドラム1内に循環させ、熱交換器24内に第2の給水
弁15bより給水して熱交換し、洗濯物を乾燥させる。
熱交換後の水は外槽3内に排出され、外槽3内に貯まっ
た熱交換後の水が第2の設定水位(50mm)に達する
と、排水ポンプ16を駆動して排水する。
【0033】ここで、第2の給水弁15bを動作開始し
てから、第2の所定時間(20分)経過しても、第2の
設定水位(50mm)に達していないときは、水道蛇口の
開け忘れ等の給水系統に異常があると判断し、残り時間
表示部41に通常の数字表示ではなく、「U14」の異
常表示をし運転を停止する。これにより、使用者へ給水
系統の異常を的確に伝えて対処を促し、早期に修復する
ことができる。
【0034】また、洗濯行程における異常表示は、上記
実施例1のように、「U13」とし、乾燥行程における
異常表示は、「U14」とすることで、洗濯物等の状態
を確認しなくても不具合がどの時点で発生したのか、あ
るいはどの部位に要因があるのかを細かく知ることがで
き、使用者や修理員が的確な処置を行うことができ、早
期に修復することができる。
【0035】(実施例3)図3における制御手段30
は、給水動作中に第1または第2の設定時間内に第1ま
たは第2の設定水位まで達しないとき、残り時間表示部
41に異常表示をし、この異常表示は、電源スイッチ3
9を操作して電源を切るまで表示し、再度電源を入れ直
すと、異常表示を解除して通常の操作を受け付けるよう
にしている。他の構成は上記実施例1または2と同じで
ある。
【0036】上記構成において動作を説明すると、給水
動作中に第1または第2の設定時間内に第1または第2
の設定水位まで達しないとき、残り時間表示部41に異
常表示をし、使用者が気づくまで異常表示を継続し、水
道の蛇口の開け忘れのような単純で簡単に修復できる要
因を除くと、電源スイッチ39を操作して電源を切るこ
とで、すぐに運転が再開できる。
【0037】また、電源を切る操作については、ヒータ
13、第1の給水弁15a、第2の給水弁15b、排水
ポンプ16、第1のモータ18、第2のモータ19、乾
燥ヒータ26、送風ファン27などの負荷の通電のみを
切り、制御手段30には通電される続ける構成であって
もよく、制御手段30が負荷への通電が遮断されたこと
を検知することで、上記と同様の動作を行うことができ
る。
【0038】(実施例4)図3における制御手段30
は、給水動作中に第1または第2の設定時間内に第1ま
たは第2の設定水位まで達しないとき、残り時間表示部
41に異常表示をし、同時に記憶手段36に異常表示に
対応するコードを記憶するようにしている。他の構成は
上記実施例1または2と同じである。
【0039】上記構成において動作を説明すると、給水
動作中に第1または第2の設定時間内に第1または第2
の設定水位まで達しないとき、残り時間表示部41に異
常表示をし、この状態で電源スイッチ39を操作して電
源を切ってしまっても、再度電源を入れると、記憶手段
36からデータを読み出して残り時間表示部41に異常
表示をすることができ、修理員等が異常内容を後で確認
することができるので、的確な処置を行うことができ
る。
【0040】また、上記実施例3のように、不具合が発
生して電源を切ってしまっても、再度電源を入れると通
常の使用ができる場合には、入力設定手段32で同時に
3つのキー入力を受け付けたときなどの特殊入力時の
み、記憶手段36からデータを読み出して、残り時間表
示部41に異常表示を行うようにしてもよい。
【0041】(実施例5)図3における制御手段30
は、給水動作中に第1または第2の設定時間内に第1ま
たは第2の設定水位まで達しないとき、残り時間表示部
41に異常表示をし、同時に報知手段37に信号を出力
し、報知音を発生するようにしている。他の構成は上記
実施例1または2と同じである。
【0042】上記構成において動作を説明すると、給水
動作中に第1または第2の設定時間内に第1または第2
の設定水位まで達しないとき、残り時間表示部41に異
常表示をし、同時に報知手段37により報知音を発生す
る。これにより、不具合が発生したとき、表示が見えな
いところにいる使用者に報知音で異常を知らせることが
できる。
【0043】なお、この報知音は通常のボタン操作時に
発するものとパターンを変えることで異常が発生したこ
とがが分かり易いようにしている。また、単調な音に限
らず例えば「異常です」というような音声で報知しても
よい。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、外槽に内包し回転自在に配設したドラム
と、前記外槽内に給水する第1の給水手段と、送風手段
を有する循環経路に設け前記ドラム内の湿気を含む温風
を水で直接熱交換する熱交換器と、前記熱交換器に熱交
換のための水を給水する第2の給水手段と、前記外槽内
の水位を検知する水位検知手段と、運転内容を表示する
表示手段と、前記第1の給水手段、第2の給水手段など
の動作を制御して洗濯行程と乾燥行程とを制御する制御
手段とを備え、前記制御手段は、洗濯行程において前記
第1の給水手段により給水し第1の所定時間経過後、第
1の設定水位に達していないときは前記表示手段に異常
表示をして運転を停止するようにしたから、洗濯行程の
給水状態を水位検知手段で継続して監視し、第1の所定
時間経過しても、第1の設定水位に達していないとき
は、給水系統の異常と判断し、表示手段に異常表示をし
て運転を停止するので、無駄な運転をせず、使用者へ給
水系統の異常を伝えて対処を促し、使用者や修理員がこ
れを知ることで、早期に修復することができる。
【0045】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、乾燥行程において第2の給水手段により給水
し第2の所定時間経過後、第2の設定水位に達していな
いときは表示手段に異常表示をして運転を停止するよう
にしたから、乾燥行程で熱交換後に外槽内に流した水を
水位検知手段により継続して監視し、第2の所定時間経
過後、第2の設定水位に達していないときは表示手段に
異常表示をして運転を停止するので、無駄な運転をせ
ず、使用者へ給水系統の異常を伝えて対処を促し、早期
に修復することができる。
【0046】また、請求項3に記載の発明によれば、制
御手段は、異常表示を電源を切るまで表示し、電源を入
れ直すと異常表示を解除して操作を受け付けるようにし
たから、使用者が気づくまで表示を継続し、水道の蛇口
の開け忘れのような単純で簡単に修復できる要因を除く
とすぐに運転を再開することができる。
【0047】また、請求項4に記載の発明によれば、制
御手段は、洗濯行程における異常と乾燥行程における異
常とを区別して表示手段に表示するようにしたから、洗
濯物等の状態を確認しなくてもどの部分で不具合が発生
したのか、あるいはどの部位に要因があるのかを細かく
知ることができ、使用者や修理員が的確な処置を行うこ
とができ、早期に修復することができる。
【0048】また、請求項5に記載の発明によれば、記
憶手段を備え、制御手段は、異常内容を記憶するように
したから、不具合が発生して電源を切ってしまっても、
たとえば修理員が異常内容を後で確認することができる
ので的確な処置を行うことができる。
【0049】また、請求項6に記載の発明によれば、報
知手段を備え、制御手段は、異常表示と同時に報知音を
発生するようにしたから、不具合が発生した時に表示が
見えないところにいる使用者に異常を知らせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のランドリー機器の一部
切欠した斜視図
【図2】同ランドリー機器の断面図
【図3】同ランドリー機器のブロック回路図
【図4】同ランドリー機器の操作パネルの拡大正面図
【図5】従来のランドリー機器の断面図
【符号の説明】
1 ドラム 3 外槽 15a 第1の給水弁(第1の給水手段) 15b 第2の給水弁(第2の給水手段) 23 水位検知手段 24 熱交換器 25 循環経路 27 送風ファン(送風手段) 30 制御手段 33 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06F 58/02 D06F 58/02 Q F (72)発明者 荘司 彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外槽に内包し回転自在に配設したドラム
    と、前記外槽内に給水する第1の給水手段と、送風手段
    を有する循環経路に設け前記ドラム内の湿気を含む温風
    を水で直接熱交換する熱交換器と、前記熱交換器に熱交
    換のための水を給水する第2の給水手段と、前記外槽内
    の水位を検知する水位検知手段と、運転内容を表示する
    表示手段と、前記第1の給水手段、第2の給水手段など
    の動作を制御して洗濯行程と乾燥行程とを制御する制御
    手段とを備え、前記制御手段は、洗濯行程において前記
    第1の給水手段により給水し第1の所定時間経過後、第
    1の設定水位に達していないときは前記表示手段に異常
    表示をして運転を停止するようにしたランドリー装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、乾燥行程において第2の給
    水手段により給水し第2の所定時間経過後、第2の設定
    水位に達していないときは表示手段に異常表示をして運
    転を停止するようにした請求項1記載のランドリー機
    器。
  3. 【請求項3】 制御手段は、異常表示を電源を切るまで
    表示し、電源を入れ直すと異常表示を解除して操作を受
    け付けるようにした請求項1または2記載のランドリー
    機器。
  4. 【請求項4】 制御手段は、洗濯行程における異常と乾
    燥行程における異常とを区別して表示手段に表示するよ
    うにした請求項1または2記載のランドリー機器。
  5. 【請求項5】 記憶手段を備え、制御手段は、異常内容
    を記憶するようにした請求項1または2記載のランドリ
    ー機器。
  6. 【請求項6】 報知手段を備え、制御手段は、異常表示
    と同時に報知音を発生するようにした請求項1または2
    記載のランドリー機器。
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KR20050103710A (ko) * 2004-04-27 2005-11-01 엘지전자 주식회사 세탁기의 재급수 방법
JP2009055998A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Toshiba Corp 洗濯機

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