JPH1026190A - 自動車用変速装置の構成部品配設構造 - Google Patents

自動車用変速装置の構成部品配設構造

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JPH1026190A
JPH1026190A JP8199785A JP19978596A JPH1026190A JP H1026190 A JPH1026190 A JP H1026190A JP 8199785 A JP8199785 A JP 8199785A JP 19978596 A JP19978596 A JP 19978596A JP H1026190 A JPH1026190 A JP H1026190A
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JP
Japan
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shift
transmission
inner lever
supported
shaft
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Application number
JP8199785A
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English (en)
Inventor
Hisayasu Murakami
久康 村上
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速機構と複数のコントロールシャフト群と
の間に余剰の空間が存在する点に着目し、この空間を利
用することにより、変速装置を小形にさせる。 【解決手段】 コントロールシャフト30の軸方向に沿
った視線でみて、シフトインナレバー39の他端部41
と係脱自在とされる各シフトフォーク32の被係合部4
3を互いに接近させると共に、これら被係合部43群
を、互いに噛合する入力ギヤ28と出力ギヤ29で挟ま
れたほぼ三角形状の第1空間45の近傍に位置させる。
各コントロールシャフト30の各軸心31を結ぶ仮想線
46を設定したとき、上記被係合部43群を変速機構2
6と、上記仮想線46との間の第2空間47に位置させ
る。変速操作部40に連結される上記シフトインナレバ
ー39の一端部38を上記仮想線46を基準として上記
変速機構26とは反対側に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯車式変速機構を
変速操作可能とする自動車用変速装置の構成部品配設構
造に関し、より詳しくは、上記変速機構に係合する複数
のシフトフォークと、機外からの変速操作力で、これら
複数のシフトフォークに選択的に係脱自在とされるシフ
トインナレバーとを備えた自動車用変速装置の構成部品
配設構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用変速装置には、従来、特開平3
‐121373号公報で示されたものがある。
【0003】これによれば、自動車の車体に支持された
変速装置は、その外殻を構成するミッションハウジング
を有している。このミッションハウジングにはエンジン
からの動力を入力する入力軸がその軸心回りに回転自在
となるよう支承されている。また、上記入力軸に平行に
延びる出力軸がその軸心回りに回転自在となるよう同上
ミッションハウジングに支承され、これら入力軸と出力
軸とを連動連結させる歯車式変速機構が設けられてい
る。
【0004】上記変速機構は、上記入力軸にその軸心上
に支持される複数の入力ギヤと、上記出力軸にその軸心
上に支持されて上記入力ギヤに噛合する出力ギヤとを備
えている。
【0005】上記変速機構の一側方で上記軸心に平行に
延びる複数のコントロールシャフトが設けられ、これら
各コントロールシャフトの軸方向に移動自在となるよう
これら各コントロールシャフトに支持されると共に上記
変速機構に係合する複数のシフトフォークが設けられて
いる。また、一端部が上記ミッションハウジングに支持
されると共に、操作レバー等の変速操作部が連結される
シフトインナレバーが設けられ、上記変速操作部に連動
する上記シフトインナレバーの作動で、このシフトイン
ナレバーの他端部が上記複数のシフトフォークの各被係
合部のいずれかに選択的に係脱自在とされると共にその
係合状態のシフトフォークを上記軸方向に押動可能とさ
れている。
【0006】そして、運転者が上記変速操作部を操作し
て、上記シフトインナレバーを作動させれば、このシフ
トインナレバーが所定のシフトフォークの被係合部に係
合すると共に、このシフトフォークが所定の方向に押動
され、これに伴い、上記変速機構が所定の変速状態に切
り換えられて、所望の減速比で上記エンジンから各車輪
に動力が伝達されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術において、上記変速装置を入力軸や出力軸の軸方向
に沿った視線でみたとき、上記各シフトフォークの被係
合部群は複数のコントロールシャフト群を基準として、
上記変速機構26とは反対側に配置されていて、これら
は全体に広い空間にわたり配置されている。このため、
これらを収容するミッションハウジング16が大形とな
り、つまり、上記変速装置が大形となっている。
【0008】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、変速機構と複数のコントロールシャフト
群との間に余剰の空間が存在する点に着目し、この空間
を利用することにより、変速装置を小形にさせることを
課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の自動車用変速装置の構成部品配設構造は、変
速装置9の外殻を構成するミッションハウジング16を
設け、このミッションハウジング16にエンジン6から
の動力を入力する入力軸18をその軸心20回りに回転
自在となるよう支承させ、上記入力軸18に平行に延び
る出力軸19をその軸心21回りに回転自在となるよう
同上ミッションハウジング16に支承させ、これら入力
軸18と出力軸19とを連動連結させる歯車式変速機構
26を設け、この変速機構26が、上記入力軸18にそ
の軸心20上に支持される複数の入力ギヤ28と、上記
出力軸19にその軸心21上に支持されて上記入力ギヤ
28に噛合する出力ギヤ29とを備え、
【0010】上記変速機構26の一側方で上記軸心2
0,21に平行に延びる複数のコントロールシャフト3
0を設け、これら各コントロールシャフト30の軸方向
に移動自在となるようこれら各コントロールシャフト3
0に支持されると共に上記変速機構26に係合する複数
のシフトフォーク32を設け、一端部38が上記ミッシ
ョンハウジング16に支持されると共に変速操作部40
が連結されるシフトインナレバー39を設け、上記変速
操作部40に連動する上記シフトインナレバー39の作
動で、このシフトインナレバー39の他端部41が上記
複数のシフトフォーク32の各被係合部43のいずれか
に選択的に係脱自在とされると共にその係合状態のシフ
トフォーク32を上記軸方向に押動可能とした場合にお
いて、
【0011】上記コントロールシャフト30の軸方向に
沿った視線でみて、上記各シフトフォーク32の被係合
部43を互いに接近させると共に、これら被係合部43
群を、互いに噛合する上記入力ギヤ28と出力ギヤ29
で挟まれたほぼ三角形状の第1空間45の近傍に位置さ
せ、
【0012】かつ、上記各コントロールシャフト30の
各軸心31を結ぶ仮想線46を設定したとき、上記被係
合部43群を上記変速機構26と、上記仮想線46との
間の第2空間47に位置させ、上記シフトインナレバー
39の一端部38を上記仮想線46を基準として上記変
速機構26とは反対側に位置させたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0014】図2、3中、符号1は自動車で、矢印Fr
はこの自動車1の前方を示し、下記する左右とは、この
自動車1の車幅方向をいうものとする。
【0015】上記自動車1は、車体2と、この車体2を
走行路面3上に支持するそれぞれ左右一対の前、後側の
車輪4,4とを備えている。
【0016】上記車体2の前部にはエンジンルーム5が
形成され、このエンジンルーム5に内燃機関であるエン
ジン6が設けられている。このエンジン6のクランク軸
7は車幅方向に延び、つまり、このエンジン6は横置き
式とされている。また、このエンジン6の左右一側部に
クラッチ8と変速装置9とが連設され、これらは車幅方
向に並設されている。更に、上記前側の左右車輪4,4
をそれぞれ自在継手軸10を介し互いに連動させる差動
装置11が設けられている。
【0017】全図において、上記クラッチ8は、上記エ
ンジン6のクランクケース12に取り付けられたクラッ
チハウジング13と、このクラッチハウジング13に収
容されたクラッチ本体14とで構成されている。
【0018】上記変速装置9は、その外殻を構成して上
記クラッチハウジング13に取り付けられるミッション
ハウジング16と、このミッションハウジング16の内
部空間17に収容される入力軸18および出力軸19と
を備えている。上記入力軸18と出力軸19の各軸心2
0,21は互いに平行に延び、かつ、ほぼ水平な車幅方
向に延びている。上記入力軸18はその軸心20回りに
回転自在となるよう上記ミッションハウジング16に軸
受23により支承され、上記入力軸18の上記エンジン
6側の一端部は上記クラッチ本体14を介して上記エン
ジン6のクランク軸7に連動連結されている。また、上
記出力軸19はその軸心21回りに回転自在となるよう
上記ミッションハウジング16に軸受24により支承さ
れている。
【0019】上記入力軸18と上記出力軸19とを互い
に連動連結させる歯車式変速機構26が上記内部空間1
7に収容されている。上記変速機構26は、上記入力軸
18にその軸心20上に支持される複数の入力ギヤ28
と、上記出力軸19にその軸心21上に支持される複数
の出力ギヤ29とを備え、これら入力ギヤ28と出力ギ
ヤ29は互いに噛合させられている。また、上記出力ギ
ヤ29のうちの一つの出力ギヤ29aは、上記差動装置
11のリングギヤ11aに噛合させられている。
【0020】上記変速機構26の一側方(上記軸心2
0,21の径方向の外方)で、上記軸心20,21に平
行に延びる複数(三本)のコントロールシャフト30が
設けられている。これら各コントロールシャフト30
は、その軸心31の各軸方向に摺動自在となるよう上記
ミッションハウジング16に支承されている。これら各
コントロールシャフト30にはそれぞれシフトフォーク
32の一端部32aが支持され、他端部32bは上記変
速機構26の係合子33に係合し、上記各シフトフォー
ク32は、上記コントロールシャフト30と共にその軸
方向に移動自在とされている。
【0021】図1は、上記軸心20,21に沿った視線
でみた図であり、この図において、上記各コントロール
シャフト30を並設させた方向は、上記入力軸18と出
力軸19とを並設させた方向とほぼ平行とされている。
【0022】上記ミッションハウジング16にシフトレ
バー軸35が、その軸心36の軸方向に往復移動自在
(図1、5中、矢印A、B)、かつ、上記軸心36回り
に往復回動自在(図1、5中、矢印C)に支承されてい
る。このシフトレバー軸35に固着されることにより、
このシフトレバー軸35を介し上記ミッションハウジン
グ16に一端部38が支持されるシフトインナレバー3
9が設けられている。上記シフトインナレバー39の上
記一端部38には、上記シフトレバー軸35を介して運
転者が操作可能な操作レバーである変速操作部40が連
結されている。
【0023】そして、上記変速操作部40への操作に連
動して、上記シフトレバー軸35と共にシフトインナレ
バー39が上記シフトレバー軸35の軸方向に往復移動
(図1、5中、矢印A、B)すれば、上記シフトインナ
レバー39の他端部41が、上記各シフトフォーク32
にそれぞれ形成された被係合部43のいずれか一つに選
択的に係脱自在に係合することとされている。
【0024】また、上記変速操作部40への操作に連動
して、上記シフトレバー軸35と共にシフトインナレバ
ー39が上記シフトレバー軸35の軸心36回りに往復
回動(図1、5中、矢印C)すれば、上記シフトインナ
レバー39の他端部41が、この他端部41と係合状態
のシフトフォーク32を上記軸心36の軸方向に押動可
能とされている。
【0025】そして、運転者が、上記変速操作部40を
操作して、その操作力で上記シフトインナレバー39を
作動させれば、このシフトインナレバー39が上記した
ようにいずれかのシフトフォーク32の被係合部43に
係合すると共に、このシフトフォーク32が押動され、
これに伴い、上記変速機構26が所定の変速状態(前進
1速〜4速、後進など)に切り替えられて、所望の減速
比で、上記エンジン6から上記差動装置11を介して各
車輪4,4に動力が伝達され、自動車1が走行させられ
るようになっている。
【0026】図1において、上記コントロールシャフト
30の軸心31についての上記軸方向に沿った視線でみ
て、上記各シフトフォーク32の被係合部43は互いに
接近させられており、かつ、これら被係合部43群は、
互いに噛合する上記入力ギヤ28と出力ギヤ29とで挟
まれたほぼ三角形状の第1空間45の近傍に位置させら
れている。また、この場合、上記軸心20,21の軸方
向で、上記各被係合部43は互いに接近させられてお
り、かつ、これら被係合部43群は、上記第1空間45
の近傍に位置させられている。
【0027】このため、上記入力ギヤ28と出力ギヤ2
9で挟まれていて、従来では利用されていない余剰の空
間である上記第1空間45が、上記被係合部43を含む
各シフトフォーク32と、上記各被係合部43に係脱自
在とされるシフトインナレバー39の他端部41との配
置に利用されたのであり、その分、ミッションハウジン
グ16の容積が小さくされている。
【0028】しかも、上記各コントロールシャフト30
の各軸心31を結ぶほぼ直線状の仮想線46を設定した
とき、上記被係合部43群は上記変速機構26と、上記
仮想線46との間の第2空間47に位置させられ、一
方、上記シフトインナレバー39の一端部38は上記仮
想線46を基準として上記変速機構26とは反対側に位
置させられている。
【0029】このため、変速機構26と、上記仮想線4
6との間にあって、従来では利用されていない余剰の空
間である上記第2空間47が、上記被係合部43群と、
これら各被係合部43に係脱自在とされるシフトインナ
レバー39の他端部41との配置に利用されたのであ
り、その分、ミッションハウジング16の容積が更に小
さくされている。
【0030】また、上記の場合、シフトインナレバー3
9の一端部38は、上記仮想線46を基準として上記変
速機構26とは反対側に位置させられている。
【0031】このため、上記シフトインナレバー39の
一端部38に変速操作部40を連結させるときに、上記
変速機構26が邪魔になるということが防止される。よ
って、ミッションハウジング16が小形にされたもので
ありながら、上記シフトインナレバー39の一端部38
に対し、上記変速機構26を迂回しないで変速操作部4
0をより直接的に、つまり、簡単な構成で連結させるこ
とができると共に、上記連結をさせる際の作業が容易に
できる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、変速装置の外殻を構成するミ
ッションハウジングを設け、このミッションハウジング
にエンジンからの動力を入力する入力軸をその軸心回り
に回転自在となるよう支承させ、上記入力軸に平行に延
びる出力軸をその軸心回りに回転自在となるよう同上ミ
ッションハウジングに支承させ、これら入力軸と出力軸
とを連動連結させる歯車式変速機構を設け、この変速機
構が、上記入力軸にその軸心上に支持される複数の入力
ギヤと、上記出力軸にその軸心上に支持されて上記入力
ギヤに噛合する出力ギヤとを備え、
【0033】上記変速機構の一側方で上記軸心に平行に
延びる複数のコントロールシャフトを設け、これら各コ
ントロールシャフトの軸方向に移動自在となるようこれ
ら各コントロールシャフトに支持されると共に上記変速
機構に係合する複数のシフトフォークを設け、一端部が
上記ミッションハウジングに支持されると共に変速操作
部が連結されるシフトインナレバーを設け、上記変速操
作部に連動する上記シフトインナレバーの作動で、この
シフトインナレバーの他端部が上記複数のシフトフォー
クの各被係合部のいずれかに選択的に係脱自在とされる
と共にその係合状態のシフトフォークを上記軸方向に押
動可能とした自動車の変速装置において、
【0034】上記コントロールシャフトの軸方向に沿っ
た視線でみて、上記各シフトフォークの被係合部を互い
に接近させると共に、これら被係合部群を、互いに噛合
する上記入力ギヤと出力ギヤで挟まれたほぼ三角形状の
第1空間の近傍に位置させてある。
【0035】このため、上記入力ギヤと出力ギヤで挟ま
れていて、従来では利用されていない余剰の空間である
上記第1空間が、上記被係合部を含む各シフトフォーク
と、上記各被係合部に係脱自在とされるシフトインナレ
バーの他端部との配置に利用されたのであり、よって、
その分、ミッションハウジングの容積を小さくできて、
変速装置を小形にすることができる。
【0036】しかも、上記各コントロールシャフトの各
軸心を結ぶ仮想線を設定したとき、上記被係合部群を上
記変速機構と、上記仮想線との間の第2空間に位置さ
せ、上記シフトインナレバーの一端部を上記仮想線を基
準として上記変速機構とは反対側に位置させてある。
【0037】このため、変速機構と、上記仮想線との間
にあって、従来では利用されていない余剰の空間である
上記第2空間が、上記被係合部群と、これら各被係合部
に係脱自在とされるシフトインナレバーの他端部との配
置に利用されたのであり、よって、その分、ミッション
ハウジングの容積が更に小さくできて、変速装置が更に
小形にできる。
【0038】また、上記の場合、シフトインナレバーの
一端部は、上記仮想線を基準として上記変速機構とは反
対側に位置させられている。
【0039】このため、上記シフトインナレバーの一端
部に変速操作部を連結させるときに、上記変速機構が邪
魔になるということが防止される。よって、変速装置が
小形にできるものでありながら、上記シフトインナレバ
ーの一端部に対し、上記変速機構を迂回しないで変速操
作部をより直接的に、つまり、簡単な構成で連結させる
ことができると共に、上記連結をさせる際の作業が容易
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の部分拡大断面図である。
【図2】自動車の正面線図である。
【図3】自動車前部の側面線図である。
【図4】図2の部分拡大断面図である。
【図5】図1の5‐5線矢視図である。
【符号の説明】
1 自動車 4 車輪 6 エンジン 9 変速装置 11 差動装置 16 ミッションハウジング 17 内部空間 18 入力軸 19 出力軸 20 軸心 21 軸心 26 変速機構 28 入力ギヤ 29 出力ギヤ 30 コントロールシャフト 31 軸心 32 シフトフォーク 32a 一端部 32b 他端部 38 一端部 39 シフトインナレバー 40 変速操作部 41 他端部 43 被係合部 45 第1空間 46 仮想線 47 第2空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速装置の外殻を構成するミッションハ
    ウジングを設け、このミッションハウジングにエンジン
    からの動力を入力する入力軸をその軸心回りに回転自在
    となるよう支承させ、上記入力軸に平行に延びる出力軸
    をその軸心回りに回転自在となるよう同上ミッションハ
    ウジングに支承させ、これら入力軸と出力軸とを連動連
    結させる歯車式変速機構を設け、この変速機構が、上記
    入力軸にその軸心上に支持される複数の入力ギヤと、上
    記出力軸にその軸心上に支持されて上記入力ギヤに噛合
    する出力ギヤとを備え、 上記変速機構の一側方で上記軸心に平行に延びる複数の
    コントロールシャフトを設け、これら各コントロールシ
    ャフトの軸方向に移動自在となるようこれら各コントロ
    ールシャフトに支持されると共に上記変速機構に係合す
    る複数のシフトフォークを設け、一端部が上記ミッショ
    ンハウジングに支持されると共に変速操作部が連結され
    るシフトインナレバーを設け、上記変速操作部に連動す
    る上記シフトインナレバーの作動で、このシフトインナ
    レバーの他端部が上記複数のシフトフォークの各被係合
    部のいずれかに選択的に係脱自在とされると共にその係
    合状態のシフトフォークを上記軸方向に押動可能とした
    自動車の変速装置において、 上記コントロールシャフトの軸方向に沿った視線でみ
    て、上記各シフトフォークの被係合部を互いに接近させ
    ると共に、これら被係合部群を、互いに噛合する上記入
    力ギヤと出力ギヤで挟まれたほぼ三角形状の第1空間の
    近傍に位置させ、 かつ、上記各コントロールシャフトの各軸心を結ぶ仮想
    線を設定したとき、上記被係合部群を上記変速機構と、
    上記仮想線との間の第2空間に位置させ、上記シフトイ
    ンナレバーの一端部を上記仮想線を基準として上記変速
    機構とは反対側に位置させた自動車用変速装置の構成部
    品配設構造。
JP8199785A 1996-07-09 1996-07-09 自動車用変速装置の構成部品配設構造 Pending JPH1026190A (ja)

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