JPH1026188A - リンクチェーン - Google Patents
リンクチェーンInfo
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- JPH1026188A JPH1026188A JP9084258A JP8425897A JPH1026188A JP H1026188 A JPH1026188 A JP H1026188A JP 9084258 A JP9084258 A JP 9084258A JP 8425897 A JP8425897 A JP 8425897A JP H1026188 A JPH1026188 A JP H1026188A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact surface
- link
- conical belt
- line
- chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H9/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
- F16H9/02—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
- F16H9/24—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using chains or toothed belts, belts in the form of links; Chains or belts specially adapted to such gearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/16—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
- F16G5/18—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts in the form of links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 揺動リンク部材の当り面の端縁接触に対
処し、好適な圧接状態を作り出すことにより、伝動装置
変速比範囲の全体にわたって、優れた摩擦安定性と同時
に性能向上されたリンクチェーンを提供する。 【解決手段】 多数のリンク具を結合してリンクチェー
ンを形成する揺動リンク部材３３が、個々のリンク具の
貫通孔に挿入されると共に、相互に係合し合う凸状の揺
動面を備えた対として形成されている。１：１の変速比
ポジションにほぼ相当する半径方向高さに位置し、チェ
ーン走行方向と平行な一対の揺動リンク部材３３の当り
面の線４９から出発して、湾曲した当り面を表わす半径
方向外側の別の当り面の線が、揺動面との交点を中心と
して対向した円錐ベルト車の方向に、ずれ角νを形成す
るように順次傾斜することにより、揺動リンク部材３３
がその端部から離れた部分で前記円錐ベルト車と接触す
るようになっている。
処し、好適な圧接状態を作り出すことにより、伝動装置
変速比範囲の全体にわたって、優れた摩擦安定性と同時
に性能向上されたリンクチェーンを提供する。 【解決手段】 多数のリンク具を結合してリンクチェー
ンを形成する揺動リンク部材３３が、個々のリンク具の
貫通孔に挿入されると共に、相互に係合し合う凸状の揺
動面を備えた対として形成されている。１：１の変速比
ポジションにほぼ相当する半径方向高さに位置し、チェ
ーン走行方向と平行な一対の揺動リンク部材３３の当り
面の線４９から出発して、湾曲した当り面を表わす半径
方向外側の別の当り面の線が、揺動面との交点を中心と
して対向した円錐ベルト車の方向に、ずれ角νを形成す
るように順次傾斜することにより、揺動リンク部材３３
がその端部から離れた部分で前記円錐ベルト車と接触す
るようになっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はリンクチェーンに関
し、詳しくは変速比無段調節式円錐ベルト車伝動用のリ
ンクチェーンに関する。
し、詳しくは変速比無段調節式円錐ベルト車伝動用のリ
ンクチェーンに関する。
【０００２】
【従来の技術】この点に関連して、円錐ベルト車伝動装
置は、通例、湾曲した摩擦面を備えた円錐ベルト車対を
各軸上に有している。但し、ベルト車の一方が実際に半
径方向に広がっていることにより、各軸上に配置された
ベルト車対が非対称なベルト車間溝を形成するような伝
動装置も含まれていることとする。リンクチェーン、特
に板リンクチェーンに関しては、たとえばドイツ特許DE
-C-10 65 685号公報、ドイツ特許DE-C-11 19 065号公
報、ドイツ特許DE-C-13 02 795号公報、ドイツ特許DE-C
-23 56 289号公報またはドイツ特許公開DE-A-30 27 834
号公報により、多様な形態が知られている。これらの公
報から、板リンクチェーンがリンク板を２または３枚重
ねて構成されていてもよいことが判かる。これについて
は、たとえばドイツ特許公開DE-A-30 27 834号公報の図
２、図３を参照のこと。
置は、通例、湾曲した摩擦面を備えた円錐ベルト車対を
各軸上に有している。但し、ベルト車の一方が実際に半
径方向に広がっていることにより、各軸上に配置された
ベルト車対が非対称なベルト車間溝を形成するような伝
動装置も含まれていることとする。リンクチェーン、特
に板リンクチェーンに関しては、たとえばドイツ特許DE
-C-10 65 685号公報、ドイツ特許DE-C-11 19 065号公
報、ドイツ特許DE-C-13 02 795号公報、ドイツ特許DE-C
-23 56 289号公報またはドイツ特許公開DE-A-30 27 834
号公報により、多様な形態が知られている。これらの公
報から、板リンクチェーンがリンク板を２または３枚重
ねて構成されていてもよいことが判かる。これについて
は、たとえばドイツ特許公開DE-A-30 27 834号公報の図
２、図３を参照のこと。
【０００３】この種の伝動装置において、揺動リンク部
材（Ｗｉｅｇｅｓｔｕｅｃｋｅ）の湾曲状当り面が同じ
く湾曲して形成された円錐ベルト車の摩擦面と連携して
作用するかぎり、円錐ベルト車の湾曲面は、よく知られ
ているように、いわゆる走路移動エラー、つまり変速比
変更時に摩擦面の母線が相違する円錐ベルト車の幾何学
的所与条件から生ずる板リンクチェーンの傾斜走行を防
止するために利用される。このような湾曲面を備えた円
錐ベルト車と摩擦力伝達に際して連携作用する揺動リン
ク部材の当り面は、一般にチェーン走行方向に対する半
径方向から見て、円弧状の母線を有していて、これらの
母線で形成される当り面は、伝動装置軸とそれぞれ平行
な揺動リンク部材の長手方向または揺動リンク部材の軸
に対して垂直をなしている。
材（Ｗｉｅｇｅｓｔｕｅｃｋｅ）の湾曲状当り面が同じ
く湾曲して形成された円錐ベルト車の摩擦面と連携して
作用するかぎり、円錐ベルト車の湾曲面は、よく知られ
ているように、いわゆる走路移動エラー、つまり変速比
変更時に摩擦面の母線が相違する円錐ベルト車の幾何学
的所与条件から生ずる板リンクチェーンの傾斜走行を防
止するために利用される。このような湾曲面を備えた円
錐ベルト車と摩擦力伝達に際して連携作用する揺動リン
ク部材の当り面は、一般にチェーン走行方向に対する半
径方向から見て、円弧状の母線を有していて、これらの
母線で形成される当り面は、伝動装置軸とそれぞれ平行
な揺動リンク部材の長手方向または揺動リンク部材の軸
に対して垂直をなしている。
【０００４】基本的に円弧状に湾曲した円錐ベルト車摩
擦面と同じく円弧状に湾曲した揺動リンク部材当り面と
で形成される上記の接触については、まさに両極端の変
速比ポジション方向において、揺動リンク部材の当り面
が板リンクチェーンの走行方向から見て、この当り面の
一方の限界端か、または他方の限界端においてしか対応
する円錐ベルト車摩擦面と接触しない。このことによ
り、いわゆる揺動リンク部材当り面の端縁接触が生ずる
に至ることが判明している。そして、円錐ベルト車と揺
動リンク部材との間の接触箇所に高い圧力が生ずる結
果、特に高速伝動装置において、揺動リンク部材当り面
の局部的に過大な摩耗と、いわゆる微小陥没がもたらさ
れる。他方、円錐ベルト車において、溝および／又は灰
斑状の欠陥が形成されることになる。更に又、接触面の
拡大と共に、周知の不適な効果を伴う流体力学的スリッ
プも生ずるおそれがある。この詳細については、ドイツ
特許公開DE-A-34 47 092号公報を参照のこと。
擦面と同じく円弧状に湾曲した揺動リンク部材当り面と
で形成される上記の接触については、まさに両極端の変
速比ポジション方向において、揺動リンク部材の当り面
が板リンクチェーンの走行方向から見て、この当り面の
一方の限界端か、または他方の限界端においてしか対応
する円錐ベルト車摩擦面と接触しない。このことによ
り、いわゆる揺動リンク部材当り面の端縁接触が生ずる
に至ることが判明している。そして、円錐ベルト車と揺
動リンク部材との間の接触箇所に高い圧力が生ずる結
果、特に高速伝動装置において、揺動リンク部材当り面
の局部的に過大な摩耗と、いわゆる微小陥没がもたらさ
れる。他方、円錐ベルト車において、溝および／又は灰
斑状の欠陥が形成されることになる。更に又、接触面の
拡大と共に、周知の不適な効果を伴う流体力学的スリッ
プも生ずるおそれがある。この詳細については、ドイツ
特許公開DE-A-34 47 092号公報を参照のこと。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、摩擦接触箇所の形成を改良することにより、揺動リ
ンク部材当り面の端縁接触に対処し、したがって好適な
圧接状態を作り出すことにより、伝動装置変速比範囲の
全体にわたって、きわめて高度な摩擦安定性と同時に性
能向上されたリンクチェーンを提供することである。
は、摩擦接触箇所の形成を改良することにより、揺動リ
ンク部材当り面の端縁接触に対処し、したがって好適な
圧接状態を作り出すことにより、伝動装置変速比範囲の
全体にわたって、きわめて高度な摩擦安定性と同時に性
能向上されたリンクチェーンを提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項記載
の発明により達成される。まず、本発明のリンクチェー
ンの特徴構成は、多数のリンク具を結合してリンクチェ
ーンを形成する関節具が、個々のリンク具の貫通孔に挿
入されると共に、相互に係合し合う凸状の揺動面を備え
た揺動リンク部材の対として形成されていて、これら揺
動リンク部材が各リンク具と不適当な回転を制限しなが
ら相対回転可能に結合されており、前記リンクチェーン
によって伝動される円錐ベルト車に向き合った前記揺動
リンク部材の当り面が前記円錐ベルト車とリンクチェー
ンとの間の摩擦力を伝達し、前記円錐ベルト車の摩擦面
と前記揺動リンク部材の当り面とが円弧状のカーブに相
当する互いに対向した湾曲面を有していて、１：１の変
速比ポジションにほぼ相当する半径方向高さに位置し、
チェーン走行方向と平行な当り面の線から出発して、湾
曲した当り面を表わす半径方向外側の別の当り面の線
が、前記揺動面との交点を中心として対向した前記円錐
ベルト車の方向に、ずれ角νを形成するように順次傾斜
することにより、前記揺動リンク部材がその端部から離
れた部分で前記円錐ベルト車と接触するようになってい
る点にある。本発明のこのような構成により、円錐ベル
ト車間の回転半径が小さい場合に使用され、それによっ
て相対的にもっとも高く荷重される揺動リンク部材当り
面の半径方向外側領域につき、揺動リンク部材当り面の
接触箇所を当り面に隣接する揺動面との共通の稜からチ
ェーン走行方向から見て、手前側の揺動リンク部材当り
面の稜の方向に移すことが実現される。これにより、接
触箇所は前記の２つの稜の間でより中央に近く位置する
こととなり、その全体にわたって、対応する円錐ベルト
車の摩擦面による接触圧力に直接曝されていない揺動リ
ンク部材の材料で囲まれることとなる。これにより、大
きな荷重のかかる接触箇所にとって揺動リンク部材によ
る全方位的支持・保持が生ずる結果、接触箇所はその断
面全体にわたって均等に歪むこととなる。したがって、
過度に荷重される接触箇所の過大な摩耗は、幾何学的理
由から縮小され、確実に防止される。このように本発明
の構成は、揺動リンク部材の製作にあたって容易に実現
し得ることから、製造コストの点で特に問題はなく、し
かも、リンク具が板状である板リンクチェーンのような
リンクチェーンの性能と寿命を大幅に向上させることが
できるという効果を生じる。
の発明により達成される。まず、本発明のリンクチェー
ンの特徴構成は、多数のリンク具を結合してリンクチェ
ーンを形成する関節具が、個々のリンク具の貫通孔に挿
入されると共に、相互に係合し合う凸状の揺動面を備え
た揺動リンク部材の対として形成されていて、これら揺
動リンク部材が各リンク具と不適当な回転を制限しなが
ら相対回転可能に結合されており、前記リンクチェーン
によって伝動される円錐ベルト車に向き合った前記揺動
リンク部材の当り面が前記円錐ベルト車とリンクチェー
ンとの間の摩擦力を伝達し、前記円錐ベルト車の摩擦面
と前記揺動リンク部材の当り面とが円弧状のカーブに相
当する互いに対向した湾曲面を有していて、１：１の変
速比ポジションにほぼ相当する半径方向高さに位置し、
チェーン走行方向と平行な当り面の線から出発して、湾
曲した当り面を表わす半径方向外側の別の当り面の線
が、前記揺動面との交点を中心として対向した前記円錐
ベルト車の方向に、ずれ角νを形成するように順次傾斜
することにより、前記揺動リンク部材がその端部から離
れた部分で前記円錐ベルト車と接触するようになってい
る点にある。本発明のこのような構成により、円錐ベル
ト車間の回転半径が小さい場合に使用され、それによっ
て相対的にもっとも高く荷重される揺動リンク部材当り
面の半径方向外側領域につき、揺動リンク部材当り面の
接触箇所を当り面に隣接する揺動面との共通の稜からチ
ェーン走行方向から見て、手前側の揺動リンク部材当り
面の稜の方向に移すことが実現される。これにより、接
触箇所は前記の２つの稜の間でより中央に近く位置する
こととなり、その全体にわたって、対応する円錐ベルト
車の摩擦面による接触圧力に直接曝されていない揺動リ
ンク部材の材料で囲まれることとなる。これにより、大
きな荷重のかかる接触箇所にとって揺動リンク部材によ
る全方位的支持・保持が生ずる結果、接触箇所はその断
面全体にわたって均等に歪むこととなる。したがって、
過度に荷重される接触箇所の過大な摩耗は、幾何学的理
由から縮小され、確実に防止される。このように本発明
の構成は、揺動リンク部材の製作にあたって容易に実現
し得ることから、製造コストの点で特に問題はなく、し
かも、リンク具が板状である板リンクチェーンのような
リンクチェーンの性能と寿命を大幅に向上させることが
できるという効果を生じる。
【０００７】ずれ角は、０°から出発して半径方向外側
に向かって２°の値まで増加するのが合理的である。従
来技術の形状に比較して、それ自体としてはわずかにす
ぎないこのような当り面の角度ずれは、本発明の目的を
実現するのに十分であることが判明している。前記に加
えてさらに、請求項３に記載した特徴を設けることがで
きる。これにより、円錐ベルト車対の間のチェーン循環
走行円半径が大きい場合に利用される揺動リンク部材当
り面の領域についても、非常な改善が達成される結果、
今や揺動リンク部材当り面は伝動装置変速比の範囲全体
にわたって可能なかぎり最高の接触挙動を実現すること
となる。この場合、回転半径が大きい場合に生ずる当り
面部における接触箇所を、当り面と揺動面との共通の稜
と向かい合う他方の稜の方向に寄せることを考慮すれ
ば、本発明に基づく構成の効果の点で、前記の方法を準
用することができる。その他の特徴と詳細は、図面に示
した以下の実施形態の説明から明らかとなる。
に向かって２°の値まで増加するのが合理的である。従
来技術の形状に比較して、それ自体としてはわずかにす
ぎないこのような当り面の角度ずれは、本発明の目的を
実現するのに十分であることが判明している。前記に加
えてさらに、請求項３に記載した特徴を設けることがで
きる。これにより、円錐ベルト車対の間のチェーン循環
走行円半径が大きい場合に利用される揺動リンク部材当
り面の領域についても、非常な改善が達成される結果、
今や揺動リンク部材当り面は伝動装置変速比の範囲全体
にわたって可能なかぎり最高の接触挙動を実現すること
となる。この場合、回転半径が大きい場合に生ずる当り
面部における接触箇所を、当り面と揺動面との共通の稜
と向かい合う他方の稜の方向に寄せることを考慮すれ
ば、本発明に基づく構成の効果の点で、前記の方法を準
用することができる。その他の特徴と詳細は、図面に示
した以下の実施形態の説明から明らかとなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１に示す油圧位置調節式円錐ベ
ルト車を備えた伝動装置は、駆動軸１と従動軸２とを有
していて、これらの軸に変速比を調整／保持するために
軸方向に移動することのできる円錐ベルト車３、４が配
置されて、円錐ベルト車がシリンダー−ピストン−ユニ
ット５、６を形成している。他方、前記円錐ベルト車に
相対して、それぞれ軸に不動固定された円錐ベルト車
７、８が配置されている。それぞれの円錐ベルト車対の
間にはスチールリンク製の板リンクチェーンが巻き掛け
られる。シリンダー−ピストン−ユニット５、６には、
圧媒源１０から供給される圧縮油が角形制御スライダー
１１とそれぞれの油送管１２、１３を経て配分される。
さらに従動軸２にはトルクセンサー１４が設けられ、ト
ルクセンサー１４には制御スライダー１１から流出する
圧縮油が油送管１５を経て供給され、この圧縮油はトル
クに応じて絞り調節され、ユニット（シリンダー−ピス
トン−ユニット）の圧力を決定する。トルクセンサー１
４からは圧縮油が管１６を経て無圧で、注油と冷却のた
め板リンクチェーン９に注がれる。シリンダー５は周溝
１７を有し、この周溝１７には滑りこま１８を介して変
速比調整素子２０のアーム１９がピンで連結されてい
る。このアーム１９には、さらに調整素子２０と滑りこ
ま１８との間で角形制御スライダーのスライダー２１
が、回転式にピンで連結されている。前記伝動装置の機
能方式は、すでに一般に知られていることから、再度の
説明は行なわない。
ルト車を備えた伝動装置は、駆動軸１と従動軸２とを有
していて、これらの軸に変速比を調整／保持するために
軸方向に移動することのできる円錐ベルト車３、４が配
置されて、円錐ベルト車がシリンダー−ピストン−ユニ
ット５、６を形成している。他方、前記円錐ベルト車に
相対して、それぞれ軸に不動固定された円錐ベルト車
７、８が配置されている。それぞれの円錐ベルト車対の
間にはスチールリンク製の板リンクチェーンが巻き掛け
られる。シリンダー−ピストン−ユニット５、６には、
圧媒源１０から供給される圧縮油が角形制御スライダー
１１とそれぞれの油送管１２、１３を経て配分される。
さらに従動軸２にはトルクセンサー１４が設けられ、ト
ルクセンサー１４には制御スライダー１１から流出する
圧縮油が油送管１５を経て供給され、この圧縮油はトル
クに応じて絞り調節され、ユニット（シリンダー−ピス
トン−ユニット）の圧力を決定する。トルクセンサー１
４からは圧縮油が管１６を経て無圧で、注油と冷却のた
め板リンクチェーン９に注がれる。シリンダー５は周溝
１７を有し、この周溝１７には滑りこま１８を介して変
速比調整素子２０のアーム１９がピンで連結されてい
る。このアーム１９には、さらに調整素子２０と滑りこ
ま１８との間で角形制御スライダーのスライダー２１
が、回転式にピンで連結されている。前記伝動装置の機
能方式は、すでに一般に知られていることから、再度の
説明は行なわない。
【０００９】図２に拡大して示すように、図１で説明し
た一般に知られている伝動装置において、円錐ベルト車
２４〜２７は軸２２、２３と共に回転可能に軸２２、２
３に固定・配置されている。その際、円錐ベルト車２４
と２６は軸方向不動に固定されており、他方、シリンダ
ー−ピストン−ユニット２８、２９を形成する円錐ベル
ト車２５と２７は、それぞれ軸２２、２３と共に回転可
能で、矢印３０、３１で示すように、軸方向に移動する
ことができる。円錐ベルト車の間にはスチール製リンク
チェーンが巻き掛けられるが、このリンクチェーンは図
中においてニュートラルな１：１変速ポジションにある
揺動リンク部材３２、３３と、それらの中心を結ぶ軌跡
線３４とで表わされている。図２に看られるように、円
錐ベルト車２４〜２７の摩擦面は基本的に円弧状の接触
面であり、他方、揺動リンク部材３２、３３の当り面も
同じく基本的に円弧状の接触面を形成している。
た一般に知られている伝動装置において、円錐ベルト車
２４〜２７は軸２２、２３と共に回転可能に軸２２、２
３に固定・配置されている。その際、円錐ベルト車２４
と２６は軸方向不動に固定されており、他方、シリンダ
ー−ピストン−ユニット２８、２９を形成する円錐ベル
ト車２５と２７は、それぞれ軸２２、２３と共に回転可
能で、矢印３０、３１で示すように、軸方向に移動する
ことができる。円錐ベルト車の間にはスチール製リンク
チェーンが巻き掛けられるが、このリンクチェーンは図
中においてニュートラルな１：１変速ポジションにある
揺動リンク部材３２、３３と、それらの中心を結ぶ軌跡
線３４とで表わされている。図２に看られるように、円
錐ベルト車２４〜２７の摩擦面は基本的に円弧状の接触
面であり、他方、揺動リンク部材３２、３３の当り面も
同じく基本的に円弧状の接触面を形成している。
【００１０】図３は、関節を形成する揺動リンク部材対
３２、３３を有するチェーン９を、側面視において部分
拡大して示す。この場合、揺動リンク部材３２、３３
は、それらが３５、３６又は３７、３８の２箇所で、そ
れぞれに対応する、リンク具たるリンク板３９と４０の
貫通孔の球欠部に密接可能になっていて、対応するリン
ク板に対する回転が阻止される形状を有している。揺動
リンク部材３２、３３の相互関節形成的支持は、基本的
に凸形に湾曲した揺動面４１、４２を介して行なわれ
る。リンク板３９、４０が相互に直線状に整合した位置
から、図示した相互に角度を形成する位置に移動する
と、揺動リンク部材３２、３３が相互の湾曲した揺動面
上を互いに転がり合うこととなる。それぞれのリンク板
は相対した２つの円錐ベルト車によって形成された溝に
入り込む毎に、前記チェーン直線走行と板リンクが互い
に角度をなしたチェーン走行との反復運動を実施する。
この場合、隣り合った揺動リンク部材３２、３３は、円
錐ベルト車対の間のチェーン循環走行円の半径に応じて
異なった別の回転ポジションを占めることとなる。
３２、３３を有するチェーン９を、側面視において部分
拡大して示す。この場合、揺動リンク部材３２、３３
は、それらが３５、３６又は３７、３８の２箇所で、そ
れぞれに対応する、リンク具たるリンク板３９と４０の
貫通孔の球欠部に密接可能になっていて、対応するリン
ク板に対する回転が阻止される形状を有している。揺動
リンク部材３２、３３の相互関節形成的支持は、基本的
に凸形に湾曲した揺動面４１、４２を介して行なわれ
る。リンク板３９、４０が相互に直線状に整合した位置
から、図示した相互に角度を形成する位置に移動する
と、揺動リンク部材３２、３３が相互の湾曲した揺動面
上を互いに転がり合うこととなる。それぞれのリンク板
は相対した２つの円錐ベルト車によって形成された溝に
入り込む毎に、前記チェーン直線走行と板リンクが互い
に角度をなしたチェーン走行との反復運動を実施する。
この場合、隣り合った揺動リンク部材３２、３３は、円
錐ベルト車対の間のチェーン循環走行円の半径に応じて
異なった別の回転ポジションを占めることとなる。
【００１１】図４は、図２の一部を拡大し、基本的に円
弧状に湾曲した当り面４３を備えた揺動リンク部材３３
と円錐ベルト車２４の基本的に円弧状に湾曲した摩擦面
４４との接触を示す。同図から、両者が接触箇所４５で
互いに接し、その際、当り面４３は円錐ベルト車２４の
半径方向における互いに平行に並んだ同面の等高線が揺
動リンク部材３３の長手方向軸４６に対して垂直をなす
ように湾曲していることがわかる。図４において、考え
られ得るさらに別の接触箇所が４７と４８により表わさ
れているが、この場合、接触箇所４７は円錐ベルト車２
４に実現されるニュートラルな変速比時のチェーン循環
走行円半径よりも小さな循環走行円半径に対応し、接触
箇所４８はそれよりも大きなチェーン循環走行円半径に
対応している。
弧状に湾曲した当り面４３を備えた揺動リンク部材３３
と円錐ベルト車２４の基本的に円弧状に湾曲した摩擦面
４４との接触を示す。同図から、両者が接触箇所４５で
互いに接し、その際、当り面４３は円錐ベルト車２４の
半径方向における互いに平行に並んだ同面の等高線が揺
動リンク部材３３の長手方向軸４６に対して垂直をなす
ように湾曲していることがわかる。図４において、考え
られ得るさらに別の接触箇所が４７と４８により表わさ
れているが、この場合、接触箇所４７は円錐ベルト車２
４に実現されるニュートラルな変速比時のチェーン循環
走行円半径よりも小さな循環走行円半径に対応し、接触
箇所４８はそれよりも大きなチェーン循環走行円半径に
対応している。
【００１２】図５は、図４に示した対象を図４において
円錐ベルト車２４を透視できるものと想定して左側から
見た状態を示す。この場合、図５には、伝動装置の３つ
の異なった変速比ポジションに対応する揺動リンク部材
３３の回転ポジションが拡大して示されている。その
際、実線で示した揺動リンク部材のポジションは伝動装
置のニュートラルな変速比ポジションに対応していると
いってよく、他方、鎖線で示したポジションはより大き
なチェーン循環走行円半径に、破線で示したポジション
はより小さなチェーン循環走行円半径にそれぞれ対応し
ている。
円錐ベルト車２４を透視できるものと想定して左側から
見た状態を示す。この場合、図５には、伝動装置の３つ
の異なった変速比ポジションに対応する揺動リンク部材
３３の回転ポジションが拡大して示されている。その
際、実線で示した揺動リンク部材のポジションは伝動装
置のニュートラルな変速比ポジションに対応していると
いってよく、他方、鎖線で示したポジションはより大き
なチェーン循環走行円半径に、破線で示したポジション
はより小さなチェーン循環走行円半径にそれぞれ対応し
ている。
【００１３】図６には、図５に示した揺動リンク部材３
３の前記の３つの回転ポジションに対応して、それぞれ
線５３〜５５に対してほぼ垂直な半径方向から見た円錐
ベルト車２４と揺動リンク部材３３との間の接触関係を
示す。線５５、５３および５４は、半径方向から見た円
錐ベルト車２４の大きな曲率度合、中位の曲率度合、小
さな曲率度合に対応している。この場合、５３は接触箇
所４５を通る等高線または当り面の線であり、線５４と
５５はそれぞれ接触箇所４７と４８を通る等高線であ
る。ここで、大きな回転半径に対応した左側の図６
（Ａ）から、揺動リンク部材３３の当り面４３は揺動面
４２とは反対側の外端部に近い方で接していることがわ
かる。図５の実線で示したポジションに対応する中央の
ポジションにあっては、揺動リンク部材３３の当り面４
３はすでに揺動面４２の近くで接している（図６
（Ｂ））。他方、小さな回転半径に対応した右側の図６
（Ｃ）にあっては、揺動リンク部材３３の当り面４３は
揺動面４２とまったく共通の端部で接している。特に図
６（Ａ）と（Ｃ）は、かなり誇張された図であるが、そ
れぞれの場合に揺動リンク部材３３の当り面４３のそれ
ぞれ一箇所の比較的小さな面部が摩擦伝動に利用される
にすぎず、それゆえこの面部には特に高い負荷がかかる
ことを明らかにしている。これに対処するため、当り面
４３の流れは本発明に基づき、それぞれの接触箇所にお
いて円錐ベルト車２４に実現される対応回転円に基本的
に接する、図６から看られる当り面の線を角度νだけ回
転させ、接触箇所が揺動リンク部材３３の左右の端部か
ら揺動リンク部材の中央近くに移動するように修正され
る。
３の前記の３つの回転ポジションに対応して、それぞれ
線５３〜５５に対してほぼ垂直な半径方向から見た円錐
ベルト車２４と揺動リンク部材３３との間の接触関係を
示す。線５５、５３および５４は、半径方向から見た円
錐ベルト車２４の大きな曲率度合、中位の曲率度合、小
さな曲率度合に対応している。この場合、５３は接触箇
所４５を通る等高線または当り面の線であり、線５４と
５５はそれぞれ接触箇所４７と４８を通る等高線であ
る。ここで、大きな回転半径に対応した左側の図６
（Ａ）から、揺動リンク部材３３の当り面４３は揺動面
４２とは反対側の外端部に近い方で接していることがわ
かる。図５の実線で示したポジションに対応する中央の
ポジションにあっては、揺動リンク部材３３の当り面４
３はすでに揺動面４２の近くで接している（図６
（Ｂ））。他方、小さな回転半径に対応した右側の図６
（Ｃ）にあっては、揺動リンク部材３３の当り面４３は
揺動面４２とまったく共通の端部で接している。特に図
６（Ａ）と（Ｃ）は、かなり誇張された図であるが、そ
れぞれの場合に揺動リンク部材３３の当り面４３のそれ
ぞれ一箇所の比較的小さな面部が摩擦伝動に利用される
にすぎず、それゆえこの面部には特に高い負荷がかかる
ことを明らかにしている。これに対処するため、当り面
４３の流れは本発明に基づき、それぞれの接触箇所にお
いて円錐ベルト車２４に実現される対応回転円に基本的
に接する、図６から看られる当り面の線を角度νだけ回
転させ、接触箇所が揺動リンク部材３３の左右の端部か
ら揺動リンク部材の中央近くに移動するように修正され
る。
【００１４】これにより、結果的に、半径方向から見
て、図７に表わされているような当り面の流れが生じ
る。図７は、変速比ポジション１：１にほぼ相当する線
４９において、揺動リンク部材３３の長手軸４６に対す
る垂線とのずれは生じていないことを示す。この線から
出発して前記垂線からのずれは、半径方向外側にいくに
つれて、したがって、線４９に比較して小さな回転半径
に際して利用される当り面領域と相関して、図示されて
いない円錐ベルト車方向に増大する。同じく線４９から
出発して半径方向内側に向かい、より大きな回転半径に
際して利用される領域側に負のずれが存在している。か
くて全体として本発明により、隣接する揺動面との共通
の稜５２から出発して、５０で表わされた従来技術の当
り面の流れに比較して、５１で表わされた当り面の流れ
が結果し、これにより、それぞれの接触面が、常に、チ
ェーン走行方向から見て外側にある揺動リンク部材の２
つの稜のほぼ中央部に位置することが保証されることと
なる。
て、図７に表わされているような当り面の流れが生じ
る。図７は、変速比ポジション１：１にほぼ相当する線
４９において、揺動リンク部材３３の長手軸４６に対す
る垂線とのずれは生じていないことを示す。この線から
出発して前記垂線からのずれは、半径方向外側にいくに
つれて、したがって、線４９に比較して小さな回転半径
に際して利用される当り面領域と相関して、図示されて
いない円錐ベルト車方向に増大する。同じく線４９から
出発して半径方向内側に向かい、より大きな回転半径に
際して利用される領域側に負のずれが存在している。か
くて全体として本発明により、隣接する揺動面との共通
の稜５２から出発して、５０で表わされた従来技術の当
り面の流れに比較して、５１で表わされた当り面の流れ
が結果し、これにより、それぞれの接触面が、常に、チ
ェーン走行方向から見て外側にある揺動リンク部材の２
つの稜のほぼ中央部に位置することが保証されることと
なる。
【００１５】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図１】油圧制御式円錐ベルト車伝動装置を示す概略図
【図２】図１の伝動装置における円錐ベルト車の湾曲状
の摩擦面と揺動リンク部材の湾曲状の当り面を示す概略
図
の摩擦面と揺動リンク部材の湾曲状の当り面を示す概略
図
【図３】関節を形成する揺動リンク部材対を備えた板リ
ンクチェーンを側面から見た図
ンクチェーンを側面から見た図
【図４】円錐ベルト車の摩擦面と揺動リンク部材の当り
面との間の接触を部分的に拡大した図
面との間の接触を部分的に拡大した図
【図５】揺動リンク部材が種々の回転ポジションにある
図４の対象を左から見た図
図４の対象を左から見た図
【図６】揺動リンク部材が図５の回転ポジションにある
場合の図４、５の対象を半径方向から見た部分図
場合の図４、５の対象を半径方向から見た部分図
【図７】本発明に基づいて改良された当り面を備えた揺
動リンク部材の端部の拡大斜視図
動リンク部材の端部の拡大斜視図
【符号の説明】 ３、４ 円錐ベルト車 ７、８ 円錐ベルト車 ２４、２５ 円錐ベルト車 ２６、２７ 円錐ベルト車 ３２、３３ 関節具 ３９、４０ リンク具 ４１、４２ 揺動面 ４３ 当り面 ４９、５３ 当り面の線 ５５ 当り面の線 ν ずれ角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597046421 ＩＮＤＵＳＴＲＩＥＳＴＲＡＳＳＥ ３, Ｄ‐61352 ＢＡＤ ＨＯＭＢＵＲＧ, ＢＵＮＤＥＳＲＥＰＵＢＬＩＫ ＤＥＵ ＴＳＣＨＬＡＮＤ (72)発明者 ヨハネス・ハインリッヒ ドイツ連邦共和国 デー‐61381 フリー トリッヒスドルフ／タウヌス フランクフ ルター・ホール ５ (72)発明者 マンフレート・マイアー ドイツ連邦共和国 デー‐64380 ロスド ルフ ハインリッヒ‐フォン‐クライス ト‐シュトラーセ １ (72)発明者 クラウス・ゼーンゲ ドイツ連邦共和国 デー‐61250 ウージ ンゲン シュールシュトラーセ 11 (72)発明者 ディルク・ヴァイツェル ドイツ連邦共和国 デー‐63546 ハンマ ースバッハ リングシュトラーセ 24 (72)発明者 ゲオルク・ケル ドイツ連邦共和国 デー‐60599 フラン クフルト／マイン マックス‐ベックマ ン‐シュトラーセ 18 (72)発明者 ゲルト・シェーンネンベック ドイツ連邦共和国 デー‐61352 バー ト・ホムブルク アーデルハルトシュトラ ーセ 63アー (72)発明者 ペーター・ヴァーグナー ドイツ連邦共和国 デー‐35444 ビーバ ータール イム・バッケンボルン ２
Claims (4)
- 【請求項１】 多数のリンク具（３９、４０）を結合し
てリンクチェーンを形成する関節具（３２、３３）が、
個々のリンク具（３９、４０）の貫通孔に挿入されると
共に、相互に係合し合う凸状の揺動面（４１、４２）を
備えた揺動リンク部材の対として形成されていて、これ
ら揺動リンク部材が各リンク具と不適当な回転を制限し
ながら相対回転可能に結合されており、前記リンクチェ
ーンによって伝動される円錐ベルト車（３、４、７、
８、２４〜２７）に向き合った前記揺動リンク部材の当
り面（４３）が前記円錐ベルト車（３、４、７、８、２
４〜２７）とリンクチェーンとの間の摩擦力を伝達し、
前記円錐ベルト車（３、４、７、８、２４〜２７）の摩
擦面と前記揺動リンク部材の当り面（４３）とが円弧状
のカーブに相当する互いに対向した湾曲面を有するリン
クチェーンにおいて、 １：１の変速比ポジションにほぼ相当する半径方向高さ
に位置し、チェーン走行方向と平行な当り面の線（４
９、５３）から出発して、湾曲した当り面（４３）を表
わす半径方向外側の別の当り面の線（５４）が、前記揺
動面（４１、４２）との交点を中心として対向した前記
円錐ベルト車（３、４、７、８、２４〜２７）の方向
に、ずれ角（ν）を形成するように順次傾斜することに
より、前記揺動リンク部材がその端部から離れた部分で
前記円錐ベルト車と接触するようになっていることを特
徴とするリンクチェーン。 - 【請求項２】 前記ずれ角（ν）が、０から始まって半
径方向外側にいくにつれて増大して２°の範囲にまで達
する請求項１に記載のリンクチェーン。 - 【請求項３】 １：１の変速比ポジションにほぼ相当す
る半径方向高さに位置する、チェーン走行方向と平行な
当り面の線（４９、５３）から出発して、湾曲した当り
面（４３）を表わす半径方向内側の別の当り面の線（５
５）が、前記揺動面（４１、４２）との交点を中心とし
て対向した前記円錐ベルト車（３、４、７、８、２４〜
２７）から離反する方向に順次傾斜する請求項１又は２
に記載のリンクチェーン。 - 【請求項４】 前記ずれ角（ν）が、０から始まって半
径方向内側にいくにつれて増大して２°の範囲にまで達
する請求項３に記載のリンクチェーン。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19613368 | 1996-04-03 | ||
| DE19613368:8 | 1996-04-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1026188A true JPH1026188A (ja) | 1998-01-27 |
| JP3964958B2 JP3964958B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=7790395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08425897A Expired - Fee Related JP3964958B2 (ja) | 1996-04-03 | 1997-04-03 | リンクチェーン |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5792013A (ja) |
| EP (1) | EP0800018B1 (ja) |
| JP (1) | JP3964958B2 (ja) |
| DE (2) | DE19708865B4 (ja) |
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| DE10047979B4 (de) | 1999-10-13 | 2013-05-16 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Kette |
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- 1997-03-07 DE DE59701904T patent/DE59701904D1/de not_active Expired - Lifetime
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- 1997-03-19 US US08/820,161 patent/US5792013A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-03 JP JP08425897A patent/JP3964958B2/ja not_active Expired - Fee Related
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