JP2002227935A - 移動接触線を有する横断要素を装備したトランスミッションベルト - Google Patents

移動接触線を有する横断要素を装備したトランスミッションベルト

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JP2002227935A
JP2002227935A JP2001387336A JP2001387336A JP2002227935A JP 2002227935 A JP2002227935 A JP 2002227935A JP 2001387336 A JP2001387336 A JP 2001387336A JP 2001387336 A JP2001387336 A JP 2001387336A JP 2002227935 A JP2002227935 A JP 2002227935A
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belt
transmission belt
curvature
continuously variable
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JP2001387336A
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Arjen Brandsma
ブランドスマ アルイェーン
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Bosch Transmission Technology BV
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Van Doornes Transmissie BV
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/16V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスミッションまたはトランスミッショ
ンベルトの能力を犠牲にすることなく比率適用範囲を拡
大できるトランスミッションベルトを提供する。 【解決手段】 横断要素(5)とこれら横断要素を一緒
に保持する無端キャリヤー(9)とを備え、実質的に軸
方向に配向された接触線(7)の周りで傾斜角(α、
β)にわたって隣接横断要素(5)を相互に傾斜させる
曲率を有する揺動縁(12)が各横断要素(5)に設け
られ、ベルトの一部が、長さ方向の湾曲軌道に沿って通
過していくようにした連続可変トランスミッション用ト
ランスミッションベルト。傾斜角(α、β)に応じて接
触線(7)を移動させるよう揺動縁(12)の曲率を決
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特許請求の範囲請
求項1の導入部に記載の、連続可変トランスミッション
のためのトランスミッションベルトに関するものであ
る。また本発明はトランスミッションに関し、そしてこ
のようなトランスミッションベルトを使用する乗り物
(例えば車両、特に自動車等)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなトランスミッションベルトは
例えばヨーロッパ出願公開明細書第0.522.612
号に示されており、このベルトは金属製であることが一
般的である。この公知のベルトの横断要素は、上方の若
しくは半径方向の外方部分に対して先細りとなっている
かまたは窪んでいる、下方の若しくは半径方向の内方部
分を有している。トランスミッションの第1プーリーか
ら第2プーリーへベルトが走るとき、横断要素の半径方
向外方部分の主面によりベルトの押圧軌道内で横断要素
は、押力を一方から他方へ伝達する。主面から、窪んで
いる下方部分への移行部分は揺動縁という。この窪んで
いる下方部分により、隣接横断要素はその揺動縁上の接
触線の周りで、ある傾斜角度で相互に傾斜することがで
き、その結果連続可変トランスミッションのプーリー滑
車間の曲線状の、すなわち湾曲した軌道部分に沿ってベ
ルトは通過できる。公知のベルトにおいて、揺動縁は、
横断要素の軸方向すなわちプーリーの回転軸と平行な方
向の幅にわたり延びており、そしてベルトの半径方向に
おいて約6mmの半径を有する曲率を揺動縁は示す。こ
れは、公知の自動車関連技術において横断要素の初期摩
耗後または運転摩耗後、安定した値として生じる曲率半
径と一致する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1プーリーと第2プ
ーリーのそれぞれに対して調和のとれた仕方で湾曲軌道
部分の半径を変えることにより第1プーリーと第2プー
リーの間の連続可変速度比をトランスミッションが実現
する。このトランスミッションは比率適用範囲を有す
る、と言われる。この比率適用範囲とはトランスミッシ
ョンによって達成できる速度比率範囲の度合いであっ
て、湾曲軌道部分の最大半径と最小半径の商の平方数と
して定義され、それにより湾曲軌道部分の半径は接触線
の半径方向位置により決められる。比率適用範囲が大き
いと、トランスミッションを搭載した自動車の有効性と
運転の楽しさとは増大する。
【0004】本質的にトランスミッションもしくはトラ
ンスミッションベルトの能力を犠牲にすることなく、一
定のトランスミッション構造に対する比率適用範囲を拡
大するトランスミッションベルト、このトランスミッシ
ョンベルトを用いたトランスミッション、およびこのト
ランスミッションを用いた乗り物を提供することを本発
明は目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、横断
要素(5)とこれら横断要素を一緒に保持する無端キャ
リヤー(9)とを備え、実質的に軸方向に配向された接
触線(7)の周りで傾斜角(α、β)にわたり隣接横断
要素(5)を相互に傾斜させる曲率を有する揺動縁(1
2)が各横断要素(5)に設けられ、トランスミッショ
ンベルト(4)の一部分が、長さ方向に湾曲している軌
道に沿って通過していくようにした連続可変トランスミ
ッション(1)用トランスミッションベルト(4)にお
いて、揺動縁(12)の曲率が傾斜角(α、β)に応じ
て接触線(7)を移動させるようにしたことを特徴とす
る連続可変トランスミッション用トランスミッションベ
ルト(4)に関する。
【0006】前記揺動縁(12)の曲率は、20mmを
超える複数の半径(R)の少なくとも1つによって決め
られてもよい。前記揺動縁(12)の曲率は、半径方向
内側に連続的に増加する複数の半径(R)の少なくとも
1つによって決められてもよい。前記揺動縁(12)の
曲率は実質的に楕円であってもよい。
【0007】前記揺動縁(12)の曲率半径(R)は、
20〜180mmの範囲にあってもよい。各横断要素
(5)に設けた突出部(10)は、横断要素の主面(1
1)からベルトの長さ方向に延び、2つの相互に接触す
る横断要素(5)の間の突出部(10)の位置で、ベル
トの長さ方向の最大傾斜クリアランス(C)よりも突出
部の突出高さは小さくてもよい。
【0008】トランスミッションベルト(4)の半径方
向において、揺動縁(12)は少なくとも部分的には無
端キャリヤー(9)と一致していてもよい。約5cmの
曲率半径で長さ方向に湾曲しているトランスミッション
ベルト(4)の少なくとも一部分で、無端キャリヤー
(9)から半径方向内方に、2つの隣接横断要素(5)
の間の接触線(7)が位置しているように揺動縁(1
2)の曲率が決められていてもよい。
【0009】前記ベルト(4)において、トランスミッ
ション(1)のプーリー(2、3)と接触する軸方向側
面(8)が横断要素(5)に設けられ、そして揺動縁
(12)が軸方向側面(8)の半径方向の大きさの半分
まで半径方向に延びていてもよい。本発明はまた、本発
明の前記トランスミッションベルト(4)を装備した連
続可変トランスミッション(1)に関する。
【0010】前記トランスミッション(1)において、
トランスミッション(1)の作動中、トランスミッショ
ンベルト(4)の少なくとも一部に対し、2つの隣接横
断要素(5)の間の接触線(7)が無端キャリヤー
(9)から半径方向内側に位置するようにトランスミッ
ションベルト(4)の横断要素(5)の揺動縁(12)
が決められていてもよい。
【0011】前記トランスミッション(1)において、
トランスミッションベルト(4)の湾曲軌道部分の最小
半径(RMIN)において接触線(7)の移動が最大とな
るように揺動縁(12)の曲率が決められていてもよ
い。さらに本発明は、本発明の前記トランスミッション
(1)を装備した乗り物に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明により前記目的は独立請求
項1の構成により達成される。本発明の基礎になってい
る重要なこととして、そのような構成において接触線の
半径方向位置は、横断要素の全半径位置が殆ど変わるこ
となく隣接横断要素が相互に傾くとき移動するというこ
とである。従って、公知ベルトに関しては、トランスミ
ッションに適用されると、ベルトの湾曲軌道部分の最大
半径と最小半径とは減少し、それにより接触線の移動量
は相互傾斜量すなわち、傾斜角につれて増大し、そして
湾曲軌道部分の半径に逆比例する。
【0013】湾曲軌道部分の最大半径と最小半径の商に
よりトランスミッション比率適用範囲が決められるの
で、比率適用範囲は都合よく増大される。計算例を図に
示す。このような構成により大きな利点が得られるので
あって、比率適用範囲の拡大を利用して乗り物の燃料消
費を直接改善するばかりでなく、全体の大きさすなわち
トランスミッションの取り付けのための占有空間をも間
接的に減少し、またはトランスミッションの初期の比率
適用範囲を維持しながらトランスミッションの動力伝達
能を増大しているのである。
【0014】揺動縁の半径よりも幾らか大きな半径の曲
率を示している下方要素部分を有するベルト要素は、日
本国特開平1−98733(01/098733)号公
報に示されている。この付加的な曲率により、傾斜角が
異常に大きくなる場合の隣接横断要素の摩耗という問題
に対する解決法が試みられている。この下方の曲率は、
既知程度の大きさの半径に従って曲げられた揺動縁を繋
いでいる。この公報は、キャリヤーと横断要素との間の
相対的速度差を小さく保つように揺動縁に比較的小さな
曲率半径を持たせることを教示している。この公報は本
発明が開示した要件も、それによる効果も示していな
い。
【0015】本発明のトランスミッションベルトの別の
実施態様の特徴は、それぞれ20mmを超える複数の曲
率半径の少なくとも一つによって揺動縁を規定すること
にある。本発明によるトランスミッションベルトの利点
とは、そのような曲率半径において半径方向に移動する
横断要素の接触線を効果的に利用してトランスミッショ
ン比率制御域を顕著に拡大することである。
【0016】結果として、トランスミッションベルトを
使用した典型的な自動車において3〜5%も比率適用範
囲が拡張され、適応能力を拡大し、そして燃料費の低減
を達成するさらなる可能性をももたらす。または、前記
可変トランスミッションの駆動プーリー軸と被駆動プー
リー軸との間のある所与の距離に対して、この距離を比
率適用範囲を十分に維持しながら減少できる。この減少
した軸距離により連続可変トランスミッションの容積は
小さくなり、このことは現在の小型の乗り物にとって非
常に有利なことである。このような大きい曲率半径を用
いることで隣接横断要素間のヘルツ接触応力とそれに伴
う変形とが少なくなる。
【0017】本発明のトランスミッションベルトの驚く
べき効果とは、湾曲軌道部分に沿ってベルトが通過する
とき、プーリー滑車に対する横断要素の位置の正確さが
実現されることである。特に、トランスミッションベル
トの軸の周りで横断要素が傾く傾向を低減する。プーリ
ーに接触する横断要素の軸側面の半径の大きさの半分だ
け半径方向内側へ揺動縁が延びる場合、安定形状が得ら
れる。この利点により可能となることは、突出部・ホー
ル結合の仕上げ処理の精度を小さくしてもよいというこ
とであり、この処理は第1横断要素の主面から突出し、
隣接横断要素のホールに入り込む突出部により横断要素
の整列及び/又は位置決めするために、公知の横断要素
で採用されている。
【0018】突出部の突出高さはトランスミッションベ
ルト全体の大きさに対してさらに一層小さくできる。な
ぜなら本発明のベルトにおいては、傾斜角がほぼ零であ
る押し軌道部分において、一方のプーリーから他方のプ
ーリーへ横断要素が通過するとき、突出部が横断要素の
整列及び/又は位置決めに主として役立っているからで
ある。
【0019】従って、本発明の別の実施態様の特徴は、
プーリー滑車間の湾曲軌道部分に沿って横断要素が通過
するときの2つの相互に接触する横断要素間の最大傾斜
クリアランスよりも、(少なくとも、ベルトの長さ方向
において測定したとき、すなわち接線方向で、突出部の
位置で)突出部の突出高さは、小さくてもよいというこ
とである。
【0020】本発明のトランスミッションベルトのさら
に別の実施態様では、半径方向内側へ連続的に増大する
複数の半径により、実質的に楕円曲率となるように揺動
縁を決めてもよい。この楕円曲率がもたらす別の利点
は、比較的小さい傾斜角度では接触線は殆ど動かず、比
較的大きい接触(傾斜)角度でかなり動くことができる
ということである。この効果として、湾曲軌道部分の最
大半径はベルトに対して殆ど減少しないが、湾曲軌道部
分の最小半径はかなり減少することができ、トランスミ
ッションの比率適用範囲は最大限拡大される。
【0021】本発明のトランスミッションの次の実施態
様の特徴は、揺動縁を決めている曲率半径の値が20〜
180mmであり、好ましくは30〜150mm、さら
には約40mmにすることができるということである。
これらの曲率半径は本発明の利点を達成するよう十分に
精確につくることができる。
【0022】本発明のトランスミッションベルトの幾つ
かの他の実施態様によれば、曲率半径の選択の自由性と
実際の位置決めとが実際には非常に重要である。これら
他の実施態様は従属請求項に記載されている。
【0023】日本国特開2000−074150号公報
が開示しているベルトの横断要素は、突出部/ホール組
立体と揺動縁とを有しており、その揺動縁の曲率半径は
次のようにして決まる最小値と最大値との間にある。す
なわち、この最小値はトランスミッションの何れの速度
比においても揺動縁に作用する最大許容ヘルツ応力によ
り決まり、最大値は揺動縁に作用するヘルツ応力により
生じるクリアランスを含むクリアランスの総計が横断要
素の突出部の突出高さよりも小さいという前提条件によ
って決まる。この公報は、本発明が開示した要件もそれ
による効果も示していない。
【0024】本発明の、横断要素を装備したトランスミ
ッションベルトとその効果とを、添付図を参照して以下
に詳述する。同じ部材には同じ参照番号を付す。図1は
連続可変トランスミッション1を断面で表した概略側面
図である。トランスミッション1は、駆動滑車一対を有
する駆動プーリー2と、被駆動滑車一対を有する被駆動
プーリー3とを備えている。トランスミッションベルト
4はプーリー2、3を駆動接続している。各プーリー
2、3の滑車の間で前記ベルトの一部は湾曲軌道を走
り、他方前記ベルト4は、一方のプーリーから他方へベ
ルトがプーリー2、3間を横断するとき、押し軌道部分
において一方のプーリーから他方のプーリーへ押力を伝
達する。湾曲軌道部分の曲率半径は相互に協調する仕方
で制御されて、プーリー2、3間に所望の速度比をつく
る。この制御はこの方面の技術では一般に知られてお
り、これ以上詳述することもない。
【0025】曲率半径は、湾曲軌道部分の最大曲率半径
MAXと湾曲軌道部分の最小曲率半径RMINとの間の値と
みなすことができる。RMAXとRMINはそれぞれ、プーリ
ーの中心からキャリヤー9まで延びている。RMINは約
25〜35mmであってもよく、RMAXは約60〜10
0mmであってもよい。
【0026】トランスミッションベルト4はキャリヤー
9と複数の横断要素5とを含み、それらの軸方向(プー
リー回転軸に平行な方向)の側面8は駆動プーリー2の
滑車間および被駆動プーリー3の滑車間でそれぞれ摩擦
接触して締め付けられ、それらの間でトルクを伝達す
る。従って横断要素5は、キャリヤー9を収容する少な
くとも1つの窪みを有する形状にされていてもよい。
【0027】図2は、駆動ベルトの長さ方向から見た図
(a)と、側面から見た図(b)とを示す。本発明によ
るこのトランスミッションベルト4の例では、キャリヤ
ー9は、半径方向に積み上げた2組の無端条片から成
り、この無端条片はリング9’とも称する。横断要素5
には突出部10があって、突出部は横断要素の主面11
から突出しており、横断要素5の背面のホール(図示せ
ず)と相互作用して、2つの隣接横断要素5を相互に整
列及び/又は位置決めする。
【0028】キャリヤーにつき無端条片は約9〜14枚
程積み上げられていてもよく、また、ベルトにつきキャ
リヤーは通常、1組若しくは2組含まれていてもよい
が、もっと多くの数の無端条片およびキャリヤーを用い
ることも可能である。
【0029】さらには揺動縁12が設けられ、揺動縁1
2は横断要素5の、主面11と半径方向内側部分6との
間の移行部分を形成している。この内側部分6は、横断
要素5の他の部分に対してベルトの長さ方向(縦方向)
に窪みが設けられている。揺動縁12と窪んだ内側部分
6とにより横断要素5の相互傾斜が可能となり、前記ベ
ルト4の一部は側面図に示すように湾曲軌道をとる。
【0030】前記主面11は平らであり、この主面はど
のような形状でもよく、キャリヤー9を収容する少なく
とも1つの窪みを有する形状にされていてもよい。キャ
リヤーは前記窪みを通り抜けているので、横断要素はキ
ャリヤーの周囲に沿って滑走できる。
【0031】隣接横断要素5は揺動縁12上で軸方向に
向いた接触線7にわたって互いに接触する。本発明によ
れば揺動縁12は比較的大きい半径Rを有する半径方向
の曲率を示す。これにより接触線7は横断要素の相対的
な傾斜量に応じて半径方向内側に移動する。
【0032】移動できる接触線の原理を図3(a)、図
3(b)および図3(c)に示す。これらの図は、半径
Rの湾曲揺動縁12を設けた2つの隣接横断要素5の概
略側面図である。横断要素5は接触線7において相互に
接触しており、接触線の半径方向の位置は横断要素5の
相互配向により、すなわち傾斜角α、βにより決まる。
横断要素5が最小曲率半径RMINを有する湾曲軌道部分
に沿って通るときの隣接横断要素5の位置を図3(a)
に示している。横断要素5が最大曲率半径RMA Xを有す
る湾曲軌道部分に沿って通るときの隣接横断要素5の位
置を図3(b)に示している。横断要素5が押し軌道部
分に沿って通るときの隣接横断要素5の位置を図3
(c)は示している。
【0033】これらの図から明らかなように、接触線は
移動し、そしてその移動は湾曲軌道部分の最大曲率半径
MAXに対してよりも湾曲軌道部分の最小曲率半径RMIN
に対しての方が大きい。横断要素5の揺動縁12の曲率
半径Rが約6mmである公知のトランスミッションベル
トを使用するトランスミッションからは離れて、同型の
トランスミッション1のしかしながら本発明のトランス
ミッションベルト4を装備したものの比率適用範囲は以
下のように近似できる。
【0034】
【数1】 ここでtは、ベルト4の長さ方向における横断要素5の
厚みであり、この厚みは約1.5〜2.5mmであって
もよく、Δαは、最小曲率半径RMINを有する湾曲軌道
部分と関連した傾斜角αと最大曲率半径RMAXを有する
湾曲軌道部分と関連した傾斜角βとの間の差の近似値で
ある。横断要素の軸方向(プーリー回転軸に平行な方
向)の最大幅は、約20〜40mmであってもよい。横
断要素の高さは約10〜20mmであってもよい。
【0035】これらの式において接触線7の平均半径方
向位置は、本発明のトランスミッションベルト4でも公
知のベルトでも同じであるとみなされる。従って、前記
ベルト4の作動中の接触線7の相対移動の他に、それの
絶対位置が比率適用範囲に影響する。なぜならRMIN
MAXの両方が同じ絶対量だけ変化すると、それの商、
すなわち比率適用範囲も変化するからである。
【0036】前記式から明らかなように、揺動縁12の
曲率半径Rを適正に選定することにより比率適用範囲を
所望値へ向けて操作できる。自動車に採用されている公
知のトランスミッション(横断要素5の厚みtは約1.
8mm、そして差Δαは約2゜)を参照して幾つかの本
発明の実施態様についての特性値を表1に示す。
【0037】
【表1】 揺動縁12の曲率は楕円もしくは円であってもよく、も
しくは接触線7を移動させるに適したどのような形でも
よい。機能と製作という観点から曲率半径は20mm以
上、例えば20〜180mm、好ましくは30〜150
mm、約120mmであることが好ましい。一般に、同
様の拡張した比率適用範囲を実現するには、横断要素の
厚みtが薄いほど、揺動縁の曲率半径Rは大きいことが
必要である。この点で注意することは、公知のベルトに
おけるように揺動縁12がキャリヤー9より半径方向内
側にあるということは必ずしも必要ではないということ
である。
【0038】揺動縁12はトランスミッションベルト4
の半径方向でキャリヤー9と少なくとも部分的には一致
してもよいしまたは、それを超えて延びていてもよく、
それによって非常に大きい半径Rとなることを許してい
る。しかし、注目することは、本発明の揺動縁12によ
って接触線7は、作動中、駆動ベルト4の半径方向へ比
較的大きい距離にわたって動くことができるということ
である。
【0039】この点について注目することは、本発明の
基礎となっている考察によれば、前記ベルト4の少なく
とも一部分すなわち第1プーリーと第2プーリー2、3
の滑車の間の湾曲軌道の少なくとも一つに対して、2つ
の隣接横断要素5の間の接触線7が無端キャリヤー9か
ら半径方向内方に位置するように揺動縁12の形と位置
を決めることが必要である。トランスミッション1の幾
何学的分析によれば、作動中、横断要素5、キャリヤー
9そしてキャリヤー9のリング9’が異なる速度で動く
という状態が生じることが判明している。
【0040】横断要素5とキャリヤー9との間に、そし
て個々のリング9’の間に作動中存在することが一般に
知られている垂直力と組み合わせて、その速度差によっ
てこれらのベルト部材5、9および9’間に摩擦力が生
じる。
【0041】本発明の実施態様では、横断要素5と半径
方向内側のリング9’との間の摩擦力と半径方向内側の
リング9’と隣接リング9’との間の摩擦力とは常に揃
っている、すなわち同じ方向を向いており、このこと
が、対向している摩擦力に比して半径方向内側のリング
9’にかける負荷と負荷分布を好都合なものとし、ベル
ト4に最適な寿命を与えている。自動車に一般に使用さ
れるベルト4に対して、このことが意味していること
は、2つの隣接横断要素5の間の接触線7が、ほぼ5セ
ンチの曲率半径で長さ方向に湾曲しているベルト4の
(少なくともその)部分で無端キャリヤー9から半径方
向内側に位置するように、揺動縁12の曲率を決めるの
が好ましいということである。
【0042】実施態様における揺動縁12の曲率半径R
の関数として比率適用範囲Rcのグラフを図4に示す。
表1と図4から明らかなように、比率適用範囲Rcは3
0%程増加している。また、プーリーの中心距離Av
(図1参照)を小さくするのが好ましく、これは連続可
変トランスミッション1の貴重な空間と重さとを節約す
る。
【0043】本発明に従って揺動縁12の形を、ある打
ち抜きの形により製作するのが好ましい。本発明の最適
もしくは好ましいと思われる実施例を説明したが、これ
らの連続可変トランスミッションの実施例は限定的なも
のとして解釈されるべきものではない。本発明の技術思
想の範囲内で様々に変更できることは当業者に明らかで
あろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 連続可変トランスミッション部分としての、
プーリー滑車輪とトランスミッションベルトの概略側面
図である。
【図2】 本発明のトランスミッションベルトに使用す
る横断要素の一例を示す実施態様の、ベルト長さ方向断
面図(a)と、側面図(b)である。
【図3】 本発明の原理を説明する図である。
【図4】 図2の横断要素の揺動縁の曲率半径の関数と
してのトランスミッション比率適用範囲のグラフであ
る。
【符号の説明】
1:トランスミッション、2:駆動プーリー、3:被駆
動プーリー、4:トランスミッションベルト、5:横断
要素、6:半径方向内側部分、7:接触線、8:横断要
素側面、9:キャリヤー、9’:リング、10:突出
部、11:主面、12:揺動縁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルイェーン ブランドスマ オランダ国、エンエル−5045 ヴェーエン ティルブルク、ロムバルディエンラーン 225 Fターム(参考) 3J050 AA03 BA02 CE01 DA02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断要素(5)とこれら横断要素を一緒
    に保持する無端キャリヤー(9)とを備え、実質的に軸
    方向に配向された接触線(7)の周りで傾斜角(α、
    β)にわたり隣接横断要素(5)を相互に傾斜させる曲
    率を有する揺動縁(12)が各横断要素(5)に設けら
    れ、トランスミッションベルト(4)の一部分が、長さ
    方向に湾曲している軌道に沿って通過していくようにし
    た連続可変トランスミッション(1)用トランスミッシ
    ョンベルト(4)において、揺動縁(12)の曲率が傾
    斜角(α、β)に応じて接触線(7)を移動させるよう
    にしたことを特徴とする連続可変トランスミッション用
    トランスミッションベルト(4)。
  2. 【請求項2】 揺動縁(12)の曲率が、20mmを超
    える複数の半径(R)の少なくとも1つによって決めら
    れる請求項1に記載の連続可変トランスミッション用ト
    ランスミッションベルト(4)。
  3. 【請求項3】 揺動縁(12)の曲率が、半径方向内側
    に連続的に増加する複数の半径(R)の少なくとも1つ
    によって決められる請求項1または2に記載の連続可変
    トランスミッション用トランスミッションベルト
    (4)。
  4. 【請求項4】 揺動縁(12)の曲率は実質的に楕円で
    ある請求項1、2もしくは3に記載の連続可変トランス
    ミッション用トランスミッションベルト(4)。
  5. 【請求項5】 揺動縁(12)の曲率半径(R)が、2
    0〜180mmの範囲にある、請求項1−4の何れか1
    つに記載の連続可変トランスミッション用トランスミッ
    ションベルト(4)。
  6. 【請求項6】 各横断要素(5)に設けた突出部(1
    0)は、横断要素の主面(11)からベルトの長さ方向
    に延び、2つの相互に接触する横断要素(5)の間の突
    出部(10)の位置で、ベルトの長さ方向の最大傾斜ク
    リアランス(C)よりも突出部の突出高さは小さい請求
    項1−5の何れか1つに記載の連続可変トランスミッシ
    ョン用トランスミッションベルト(4)。
  7. 【請求項7】 トランスミッションベルト(4)の半径
    方向において、揺動縁(12)は少なくとも部分的には
    無端キャリヤー(9)と一致する請求項1−6の何れか
    1つに記載の連続可変トランスミッション用トランスミ
    ッションベルト(4)。
  8. 【請求項8】 約5cmの曲率半径で長さ方向に湾曲し
    ているトランスミッションベルト(4)の少なくとも一
    部分で、無端キャリヤー(9)から半径方向内方に、2
    つの隣接横断要素(5)の間の接触線(7)が位置して
    いるように揺動縁(12)の曲率が決められている請求
    項7に記載の連続可変トランスミッション用トランスミ
    ッションベルト(4)。
  9. 【請求項9】 トランスミッション(1)のプーリー
    (2、3)と接触する軸方向側面(8)が横断要素
    (5)に設けられ、そして揺動縁(12)が軸方向側面
    (8)の半径方向の大きさの半分まで半径方向に延びて
    いる請求項7もしくは8に記載の連続可変トランスミッ
    ション用トランスミッションベルト(4)。
  10. 【請求項10】 請求項1−9のいずれか1つに記載の
    トランスミッションベルト(4)を装備した連続可変ト
    ランスミッション(1)。
  11. 【請求項11】 トランスミッション(1)の作動中、
    トランスミッションベルト(4)の少なくとも一部に対
    し、2つの隣接横断要素(5)の間の接触線(7)が無
    端キャリヤー(9)から半径方向内側に位置するように
    トランスミッションベルト(4)の横断要素(5)の揺
    動縁(12)が決められている請求項10に記載の連続
    可変トランスミッション(1)。
  12. 【請求項12】 トランスミッションベルト(4)の湾
    曲軌道部分の最小半径(RMIN)において接触線(7)
    の移動が最大となるように揺動縁(12)の曲率が決め
    られている請求項10もしくは11に記載の連続可変ト
    ランスミッション(1)。
  13. 【請求項13】 請求項10、11または12に記載の
    トランスミッション(1)を装備した乗り物。
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