JP4759110B2 - 連続可変トランスミッションに使用される駆動ベルト - Google Patents

連続可変トランスミッションに使用される駆動ベルト Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも1つの無端バンドから成る少なくとも1つの無端キャリヤ(endless carrier)によって担持されている複数の横部材を含み、該無端キャリヤは該部材に形成されている無端バンドを受入れるための受入溝に受入れられ、受入溝は該部材とバンドとの間でベルトの主として長手方向に軸線方向遊びを許容するようになされている連続可変トランスミッションに使用される駆動ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような駆動ベルトは米国特許第5004450号公報により周知である。この公報で知られる構造において、横部材の接触面の高さすなわち半径方向長さは、該部材の幅に対して、プーリーのシーブ(sheaves)の間における、すなわちベルトの長手方向に直角な平面内における部材の安定した位置決めが行えるように、定められる。
【0003】
ヨーロッパ特許公報EP−A−0626526によれば、いわゆるミスアライメント現象により、ベルト部材は長手方向に直角な先に説明した前記平面に対して角度を有してプーリーに進入するという悪影響を受けることがさらに周知である。このミスアライメント現象は、例えば米国特許第4854919号によれば、ベルトが或る変速比においてプーリーの回転軸線に対して直角でなくなることを表す。この幾何学的な特徴は、市販製品のトランスミッションにおいて実際に行われているように、一方のシーブが軸線方向に可動とされたプーリーにおいてベルトが作動されるときに生じる。前記ヨーロッパ特許公報によれば、部材内部の指定された横幅とそれに関してキャリヤに許容された半径方向遊び量との間のアークタンジェント(arc tangent)を幾何学的に制限することで、横部材に発生し得る回転を制限することは周知である。この周知の構造の欠点は、或るベルト/プーリーの配置において部材が依然として不都合な状態にてプーリーに進入すると思われることである。さらにこの周知構造は、部材のヘッド部分に一般に与えられるような突部および凹部を、1つの凹部が1つの突部を横方向遊びのある状態で受取るように成形することを要求する。このような形状は形成するのが困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、選択的に定められるベルトの幾何学的構造を達成し、自動車分野で使用されているような考え得る大多数のベルト/プーリーの組合わせ装置によるベルトの適当且つ耐久的な作動を実現することである。本発明によれば、これは請求項1における特徴を示す箇所に記載された特徴、すなわち軸線方向遊びが横方向変位量で表されるベルトに定められている最大ミスアライメント(misalignment)量の0.2〜0.95倍の範囲の大きさであるという特徴を有する既定ベルトによって実現される。このような特徴を備えたベルトは、自動車分野で実際に与えられているような範囲内でさまざまなプーリーの中心間距離を有する大多数のプーリー組と組合わされて正確に作動することが可能である。特に本発明の解決方法は、平面図で見たときにベルトの長手方向の一端と、対を成す他方のプーリーの他端との間で、全ての部材は実質的に直線上を、すなわちプーリーに進入するときにその方向から外れるように曲ることなく、移動し続けることを実現する。この作用は、部材における受入溝内でのキャリヤ(carrier)の請求項に記載された最小且つ適当な軸線方向遊びを定めることによって可能にされた。この構造によれば、部材は2つのプーリー間で横方向へ導かれるようになり、ミスアライメントに対するベルトの感応性を大幅に減少させる。特に部材がプーリーに進入するときのシーブ(sheave)に対する部材の衝撃は最小限に抑えられる。また本発明はトランスミッションで発生される騒音レベル、ならびにベルトで生じる運動エネルギーの損失を減少させる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
キャリヤが劣化する危険性があって市販のトランスミッションではベルトが損傷する危険性があるという理由でキャリヤ側とネック部との間の接触は許容すべきでないという連続可変トランスミッションの技術分野における技術的偏見を、ガイド部材としてキャリヤを使用することで、すなわちキャリヤと部材のネック部との間の接触を許容することによって、本発明は解消する。この偏見は、ネック部およびベルト側縁の丸めおよび硬質化により、また本発明による構造においては2つのプーリー間を移動するときに部材は徐々に軸線方向へ移動されるだけであって、部材に大きな衝撃やいかなる力荷重も生じないということを実現することにより、この技術的に進んだ知識によって解消された。したがって、キャリヤと部材のネック部との有害な相互接触の発生は最小限に抑制される。また、部材によって振動される一方のプーリー内では、キャリヤはミスアライメントを補償するように軸線方向へ既に移動しているのに対し、部材はプーリーのシーブから解放されるまで真っ直ぐ前方へ向かって推し進められることが認識される。本発明の構造においては、プーリーを離れるときに部材のネック部およびベルト側縁は実質的に隣接され、すなわち最小限の遊びを有することになり、それらの間の衝撃発散衝撃に保持される。
【0006】
さらに、本発明により認識される遊び量の減少は設計上の自由度を高め、部材幅およびそれと共にベルト重量の減少に有利に使用でき、部材のネック部を強化するか、該部材内でのキャリヤの幅を増大させる。後の可能性に関しては、典型的に24mm幅を有する本発明によるベルトでは、例えば1.2mmという既知の遊び量は0.2mmまで減少できる。これによりキャリヤの幅は、例えば8.75から10.1mmへ増加され、一般的な実際形式のベルトでキャリヤは全体的に20.2mmとなる。
【0007】
日本特許第08021488号公報の特許要約書によれば、2つの分離されたキャリヤを有する形式のベルトにおいて、ネック部とキャリヤ側縁との間の間隙すなわち遊びを最小限に抑えること自体は周知であると述べられている。この公報で知られる構造において、最小化された遊びは一方のキャリヤに対して0.7mmまで、また他方のキャリヤに対して1.3mmまでと、非対称の対をなすことが教示されており、遊びは全体として2mmとなる。
【0008】
本発明はまた特願昭61−167896号で周知の構造からかけ離れたものを示し、且ついわゆるピラー(pillar)とリング側縁との間の間隙がミスアライメントの値よりも大きな値であるべきであることを示す。
【0009】
本発明は図面を参照してさらに説明される。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に概略的に示された連続可変トランスミッション1は、第1シャフト2に配置されたプーリー3と、第2シャフト4に配置されたプーリー5と、プーリー3,5のまわりに配置された駆動ベルト6とを含んで成る。駆動ベルト6は1つ以上の無端キャリヤ7を含んで成り、キャリヤ自体は1つ以上のリング(代替的にバンドと称される)がキャリヤを形成するように重ねられて組合わされて構成できる。横部材8がキャリヤ7上に配置され、この部材は一般にキャリヤ7上をスライドできる。本明細書では、連続可変トランスミッション1が作動する方法は一般に知られていると想定する。
【0011】
図2はプーリーの半径方向断面図でそのプーリーのシーブ9,10の間に挟まれた横部材8を示している。横部材8は2つの溝を備えており、これらの溝はキャリヤ7aまたは7bを受入れるのに適当な形状をしている。この実施例の溝はプーリー3またはプーリー5のシーブ9,10を連結するフランク(flank)13,14の上方に位置されている。1つの溝は横部材8の本体部分の支持面15、および横部材8のネック部23の頂面17および側面18を示す。この実施例にでは、キャリヤ7a,7bを受入れる開口部は一方においてネック部23のリム18により、他方においてフランク13または14に近い開口部の軸線方向端部によって軸線方向に定められている。
【0012】
横部材8は一般に1面に凸部12を、また図示されていないが反対側の面に凹部を備えている。周知の構造において、突起および凹部12は丸い形状に形成されて、横部材8の相対的な回転を可能にする。やや溝のような形状の凹部は、隣接する横部材8の軸線方向の相対的な小さな量の移動と、その制限との両方を可能にしている。したがって、隣接する横部材8の凸部および凹部は互いに係合し、また周知の構造においては横部材8の移動および回転の両方をガイドする。
【0013】
図3はバリエター(variator)、すなわち一対のプーリー3,5に取付けられたベルトの概略平面図である。便宜的に表示するために、各プーリーにおける一方のシーブだけが示されている。このバリエター即ちベルトは、プーリー3,5の間の軸線方向の変位量Sで表すことのできる極限のミスアライメント位置で示されている。この位置では、駆動ベルト6と第2プーリー5との接触円の半径Rsは、第1プーリー3における同じ半径Rpに対して小さい。しかしながら、半径が或る程度逆転した状態の変速比において、同量のミスアライメントが生じる。この図では、駆動ベルト6の横部材8はそれらのネック部23によって示されている。他図には、ネック部23がキャリヤ7の軸線方向変位を制限する側壁面18を有することが示されている。この図はさらにプーリー3または5内でキャリヤ7a,7bが一方のバリエター即ちベルト外側から他方のバリエター即ちベルト外側へ向かって、軸線方向20に直角な仮想線28に対して鋭角をなして直線に沿って延在することを示している。軸線方向20は第1プーリー3の軸線Apおよび第2軸線Asの方向である。プーリーの中心間距離、すなわちApとAsとの間の距離はLで示されている。一方のプーリーから他方のプーリーへ移動するときの部材の軸線方向変位は、横部材の受入溝内におけるキャリヤ7に軸線方向遊びPaを与えておくことで可能になる。キャリヤ7a,7bに対する横部材8の軸線方向遊びPaは、プーリー面21に対する接触により、バンドの長手方向およびその実質的に平坦な面に対して実質的に横方向に延在する横部材の第1部分すなわち側壁18、および対応する第2部分18、または横部材8の軸線方向端部13,14によって境界内に制限される。
【0014】
例えば米国特許第4854919号明細書に詳細に説明されているように、連続可変トランスミッションのこの幾何学形状は、しばしば駆動ベルト6をプーリー3への正確な位置から逸脱させる。正確な位置からのこの逸脱の結果は、例えば前記米国特許明細書によりそれ自体は周知とされている対策によって、かなりの程度で解消することができる。正確な位置からの逸脱は駆動ベルト6の横部材8をまず最初にシーブ9に接触させる。このとき、シーブ10とはまだ接触していない。この結果、周知の構造において横部材8はシーブ10に向かって衝撃力を与えられ、この結果としてシーブ10の方向へ移動して、不利なことに横部材8に回転を生じさせることになり得る。
【0015】
最初にプーリー3または5のシーブ9または10と接触したときに横部材8が受ける上述した衝撃力は、メタルプッシュベルト式トランスミッションの欠点として騒音を発生する。これは、快適さを得るために従来より自動トランスミッションを搭載している贅沢な車輌に適用された場合には、一層気になる。通常のプッシュベルト式トランスミッションの騒音レベルは、これまでは自動トランスミッションの既存の市場にプッシュベルト式トランスミッションを浸透させることの障害となっていた。
【0016】
本発明による構造において、この騒音量は低減された。また、凸部および凹部の少なくとも軸線方向のガイド機能は本発明によって陳腐化された。本発明の構造において、凸部の可能とされる機能は、ベルトの隣合う部材における相対的な半径方向の位置決め機能に有利に制限されることが示される。本発明は、プーリーに挟まれる前に横部材8を改善された位置へガイドすることで、駆動ベルト6の正確な位置からの逸脱という望ましくない副作用を有利に解決し、これにより最適とされるベルト設計を達成する。
【0017】
本発明は、プーリーに挟まれるときに駆動ベルト6の横部材8が軸線方向に直角な直線に沿って押されるという状況を認識した。しかしながらプーリー3,5の間において、ネック部23で図3に示されている横部材8は、前記軸線方向に対して鋭角をなして少なくともほとんどの範囲で直線に沿って移動する。この角度は距離LとSによって定る。本発明によれば、キャリヤ7(単数または複数)がその同一平面内でその長手方向に対する横方向の曲りを吸収できないことも見い出された。これは図3にキャリヤ7の描かれた直線によって示されている。実際にキャリヤ7は、支持面15の凸形状によって示されている量のミスアライメントS(代替的に傾きSで示される)、および恐らく僅かな量の捩りを処理する。本発明によれば上述の観察は、図3の平面図で見てキャリヤ7が、駆動ベルト6のそれぞれの接触半径Rs,Rpにおけるプーリー5の最外位置24,25およびプーリー3の最外位置26,27、および例えば横部材8のネック部23の直立壁面によってバリエター即ちベルト内に収められるという結論を導き出す。第1プーリー3から一旦離れると、横部材8すなわち図3のネック部23はそのプーリー3によって与えられる方向に保持される。図3に示されるように、また本発明によれば、トランスミッションのミスアライメント量Sが最大可能値のとき、横部材8は強制される直線に沿って移動する一方、キャリヤ7はその2つが互いに妨害することなく傾いて移動するように、ネック部23の軸線方向遊びの全量が設定される。キャリヤ7は、図されていないシーブ9またはネック部23との接触点27により境界される接触円の最外端部の内側に、またそれぞれネック部23または接触点26によりプーリーの最内側に位置する。このような設計において、プーリー3を離れた後、横部材8はキャリヤ(この場合はキャリヤ7a)によって他方のプーリー5へ向かって軸線方向に滑らかにガイドされる。図4で示されるように、本発明による構造が最大の利点を見い出すのは、進入位置においてである。
【0018】
図4はプーリー5の部分の水平断面図において、キャリヤ7による横部材8のこれまで説明したガイド機能がない現状におけるベルトの進入を示している。したがって横部材8は点P1でプーリー5に進入する。本発明の構造によれば、ベルトは点P2において強調線(thicker lines)で示されたプーリーに進入する。この進入点P2はこの時点でプーリー内で一層先に位置しており、したがって横部材8に必要とされる軸線方向の残された移動量は上述した現状によるベルトの軸線方向の移動量に比べて少ない。この現象はシーブに接触したときに部材が受ける軸線方向の衝撃力をかなり軽減する。何故なら、接触するプーリー面21上へのベルト6の進入線は円弧となるからである。それ故に、平面図で見て進入線である前記円弧の中心線に対する接触点の余弦によってミスアライメントの残量が減少される。さらに、ベルトの主として長手方向すなわちシーブの回転方向と直角な、少なくとも部分的に接触した横部材8を回転させようとする衝撃力は、関連するシーブの軸線Asまでの接触点P1またはP2の距離によって直線状に減少される。部材に対する衝撃力が著しく小さいこれらの現象は、ミスアライメントの悪影響およびバリエター即ちベルトにより発生される騒音を減少させる。
【0019】
図5はキャリヤが1つの形式の部材19を備えたベルトの横断面を示しており、これは1つのキャリヤ7を備え、このキャリヤはその上側から蓋部材22で溝内に閉込められている。図示したプッシュベルト式実施例の部材19をガイドする原理、および最大遊び量の査定は2つのキャリヤを備えた上述で説明した実施例の場合と似ている。
【0020】
図6および図8は、図2および図5に応じた正面図によって、本発明で作られる簡略化した部材30,35を示している。横部材8におけるように凸部および凹部12が多少丸い形状とされる代りに、これらの新しい実施例である部材30,35は、ベルトの引き続く部材間の相対的な接触を得て、少なくとも一方の部材30,35の半径方向の移動を少なくとも一方の半径方向において制限するための、軸線方向に突出した接触面31〜34および36,37を示している。接触面31〜34および36,37は部材の局部的な幅の全体にわたって延在している。
【0021】
図7および図9は側面図でこれらの部材30,35をそれぞれ示している。一方のプーリーから他方のプーリーへ向かって横断するときの凸部/凹部12による部材の軸線方向のガイド機能は、本発明によればキャリヤ7のための溝の直立壁面18によって行われるので、本発明のさらなる発展にしたがえば、多少丸められた形状の周知の凹部12は側面図で見られるように多少丸められるのが好ましい形状の上側および下側接触面31,32を有する軸線方向に延在した溝および隆起部で置換してもよい。部材30の他側の突出した隆起部は合致するように成形される。部材のこのような溝状の変形は現在技術による穴状の凹部/凸部よりも格段に実現し易い。さらなる発展において、半径方向の1つの接触面36だけが形成され、隣接する部材35の合致するように成形された接触面と協働され、また部材の形状および製造方法がさらに簡略化される。この実施例において、ベルトの部材35はベルトとして一旦嵌め合わされたならば互いに固定的に取付けられる。
【0022】
いずれの実施例においても、溝または隆起部は更なる発展により軸線方向に僅かに湾曲して形成され、これにより接触面31,32,36,37の中心部分のまわりの僅かながらの揺動が許容されることができる。。しかしながら本発明によれば、少なくとも1箇所で受入溝内のキャリヤの半径方向遊びを最小化することにより、プーリーに進入する部材が回転する傾向を最小限に抑えることが好ましい。しかしながら本発明による対策により、この遊びは従来形状の部材よりもかなり大きくできる。したがって本発明は1つの形式の部材8,30,35を各種厚さのキャリヤと共に使用して、ベルトの製造費を減少することが可能となる。このような遊びは、本発明によればキャリヤの厚さの1.05〜2.0倍の範囲とされるべきである。好ましい実施例では、最小溝高さはキャリヤ7の厚さ±0.4mmの範囲内とされ、シーブに対する衝突時に回転でなく軸線方向へ移動させる、すなわち換言すればミスアライメントに対するベルトの感度を減少させる、という利点を保有する。接触面31〜34および36,37の説明した軸線方向の丸め、および部材30,35の僅かながらの揺動すなわち回転運動を許容することは、部材がキャリヤ7に与える局部的圧力の分散を向上させる。
【0023】
本発明の好ましい実施例によれば、自動車に対する適用において典型的に予期されるように、遊び量は傾き量Sの範囲の上限領域に設定される。トランスミッションにおける傾きSの最大量は、例えば米国特許公報第4546536号で周知のように、プーリー間距離L、ベルトおよびプーリー間に生じる接触半径、およびプーリーの円錐角度(conus angle) αによって定る。この公報によれば、最悪の場合の傾き量は次式で求められる。
【数2】
Figure 0004759110
ここで、
Sはベルト組立体におけるmm単位の傾き量(代替的にミスアライメントで示される)、
Dは標準的な単位変速比位置(E=1)でのベルトの湾曲走行の直径、
Lは駆動シャフトApおよび被駆動シャフトAsの間の直角方向の距離、
Eは現在の変速比(代替的にIを表す)、および
αはプーリー組立体のV形溝の半角である。
【0024】
典型的にLは自動車の適用例では構造空間を節約するために可能な限り短縮される。したがってLはしばしばシーブの最大径に近づく。シーブの最大径は最大変速比I、すなわち第1シャフトの回転速度で第2シャフトの回転速度を割った値によって決り、典型的には0.4〜2.7の範囲である。円錐角度αは最大が11゜である。したがって、自動車で一般に予期される最大比の上限範囲から値を選定し、また典型的な距離Lの下限領域を選定することで、本発明によれば軸線方向遊びPaの最大値を得る費用効果のある値が得られる。この実施例は費用効果がある。何故なら、本発明によれば大きな距離Lまたは小さな最大比Eにおける最大傾き量Sという考え方を基礎にして、広くさまざまな適用例に使用でき、さらに部材のシーブに対する衝撃が小さく抑えられるからである。さらに詳しくは、このように最適化された最大軸線方向遊びPaは式Pa=B×Sで与えられる。ここで本発明によれば、0.2<B<0.7であり、B=0.4に近い値が好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属駆動ベルトを備えた連続可変トランスミッションの概略図を進入軸線および進出軸線の方向に対して直角な方向で示す横断面。
【図2】プーリーのシーブ間に挟まれた駆動ベルトを示す断面図。
【図3】対をなすシーブ間のミスアライメント状態で走行するベルトを概略的に示す頂面図であり、一方のシーブは図で省略されている。
【図4】ミスアライメント状態でプーリーに進入する駆動ベルト、および強調線で示された本発明によるベルトの走行を示す頂面図。
【図5】本発明による改良を受入れることのできる部材の、代替的なキャリヤの1つの形式の実施例を示す図2に似た断面図。
【図6】ベルトにおける適用が本発明を通じて技術的に実行可能にされる横部材の第1の新規な実施例を概略的に示す前立面図。
【図7】図6による部材の側立面図。
【図8】横部材の第2の新規な実施例を示す図5による断面図。
【図9】図8による部材の側立面図。
【符号の説明】
1 連続可変トランスミッション
2 第1シャフト
3,5 プーリー
6 駆動ベルト
7 キャリヤ
8 横部材
9,10 シーブ
12 凸部
13,14 フランク
15 支持面
17 頂面
18 側壁
22 蓋部材
23 ネック部
31〜34,35,36,37 接触面
30,35 部材

Claims (8)

  1. 第1軸線(Ap)上に配置された第1プーリー(3)、および第2軸線(As)上に配置された第2プーリー(5)を備え、前記各プーリー(3,5)がその1つが軸線方向に可動とされた2つのシーブ(9,10)を有し、
    かつ前記プーリー(3,5)のシーブ(9,10)に挟まれた駆動ベルト(6)を備え、
    前記駆動ベルト(6)が、少なくとも1つの無端バンドから成る少なくとも1つの無端キャリヤ(7a,7b)によって担持されている複数の横部材(8)を含み、かつ該無端キャリヤは前記部材(8)に形成されている無端キャリヤ(7a,7b)を受入れるための受入溝(18,15,13,17)に受入れられ、
    相互の軸線方向遊び(Pa)の量は、駆動ベルト(6)の主として長手方向に対して横方向で、前記駆動ベルト(6)の軸線方向の無端キャリヤ(7a,7b)と前記横部材(8)の間で定められている
    連続可変トランスミッションであって、
    Figure 0004759110
    ここで、
    Dは標準的な単位変速比位置(E=1)での前記駆動ベルトの湾曲走行の直径、
    Lは前記第1軸線(Ap)および前記第2軸線(As)の間の直角方向の距離、
    Eは前記トランスミッション(1)の変速比、および
    αは前記プーリー(3,5)のV形溝の半角であり、
    軸線方向遊び(Pa)が、前記式で求められる前記駆動ベルト(6)の横方向の変位(S)の最大量の0.2〜0.7あることを特徴とする連続可変トランスミッション
  2. 請求項1記載された連続可変トランスミッション(1)であって、軸線方向遊び(Pa)が、前記駆動ベルト(6)の横方向の変位(S)の最大量の0.35〜0.45倍あることを特徴とする連続可変トランスミッション
  3. 請求項1または2に記載された連続可変トランスミッション(1)であって、前記駆動ベルト(6)が、24mm幅を有し、かつ軸線方向遊び(Pa)が0.5mm未満で0.2mmより大きいことを特徴とする連続可変トランスミッション
  4. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載された連続可変トランスミッション(1)であって、前記横部材(8,30,35)はそれ自体を隣の部材(8,30,35)に対して半径方向に位置決めするために軸線方向及び長手方向に延在する突出した接触面(31〜34,36,37)を備えていることを特徴とする連続可変トランスミッション
  5. 請求項に記載された連続可変トランスミッション(1)であって、接触面(31〜34,36,37)が、前記駆動ベルト(6)の長手方向に向けられた、仮想回転軸のまわりの前記横部材(8,30,35)の回転運動を可能にする軸線方向に湾曲する形状とされていることを特徴とする連続可変トランスミッション
  6. 請求項4または5に記載された連続可変トランスミッション(1)であって、前記接触面(31〜34,36,37)が前記横部材(8)の局部的な幅の全体にわたって延在していることを特徴とする連続可変トランスミッション。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載された連続可変トランスミッション(1)であって、前記横部材(8)が1面に凸部(12)を備え、かつ反対側の面に凹部を備え、隣接する横部材(8)の前記凸部(12)および凹部は互いに係合し、前記軸方向で前記隣接する横部材(8)の相互の移動を制限された量で可能とすることを特徴とする連続可変トランスミッション。
  8. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載された連続可変トランスミッション(1)であって、前記横部材(8,30,35)の受入溝(18,15,13,17)内での無端キャリヤ(7a,7b)の半径方向遊びが、前記軸線方向で前記無端キャリヤ(7a,7b)の厚さの1.05倍より大きく2.0倍より小さいことを特徴とする連続可変トランスミッション
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