JPH10260676A - 電子装置の画面自動復帰装置 - Google Patents

電子装置の画面自動復帰装置

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JPH10260676A
JPH10260676A JP9064328A JP6432897A JPH10260676A JP H10260676 A JPH10260676 A JP H10260676A JP 9064328 A JP9064328 A JP 9064328A JP 6432897 A JP6432897 A JP 6432897A JP H10260676 A JPH10260676 A JP H10260676A
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JP
Japan
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screen
return
time
switch
function
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Application number
JP9064328A
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English (en)
Inventor
Tomohito Iwama
智史 岩間
Kazuya Yanase
和也 柳瀬
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Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は所定時間にわたり操作がされなかった
ときに自動的に復帰画面に切り換わる電子装置の画面自
動復帰装置に関し、画面が突然に自動復帰してユーザを
戸惑わせるなどしないようにすることを目的とする。 【解決手段】各種機能の操作手段と、操作作業を視覚的
に支援する画面を表示する表示手段と、該操作手段によ
り操作がされたら、表示される画面を該操作された内容
に対応した画面に切り換える画面切換え手段とを備えた
電子装置の画面自動復帰装置であって、所定の時間にわ
たり該操作手段により操作がされなかったら、該表示さ
れている現画面を復帰画面に切り換える画面復帰手段
と、該画面復帰手段による画面切換えタイミングへの接
近を報知する報知手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は所定時間にわたり操
作がされなかったときに自動的に復帰画面に切り換わる
電子装置の画面自動復帰装置に係わり、特に画面自動復
帰の報知機能を備えた画面自動復帰装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スイッチ操作があったことに応じ
て表示画面を切り換える電子装置において、所定時間に
わたり操作がなされなかった場合に、自動的に画面を所
定の復帰画面に切り換える画面自動復帰装置が知られて
いる。また一般にこの種の表示装置では、HOLDスイ
ッチを操作することで、画面が自動的に切り換わらない
ように保持する保持機能も備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる表示装置では、
無操作のまま所定時間が経過すると、予告なしに急に画
面が切り換わるため、使用者が戸惑うことがある。特
に、電子装置の各種機能の操作を行うための操作子の役
割を、表示装置に表示した画面の案内に対応するように
切り換えていくタイプのものでは、画面が切り換わる
と、操作子の役割もその画面の切換えに伴って変更され
るため、前画面での操作を続けたい場合には、自動復帰
前の画面に再び入り直す必要があり、操作が面倒なもの
となる。
【0004】このような場合、ホールド機能を持つタイ
プのものでは、HOLDスイッチを操作して画面が自動
的に切り換わらないようにしておけばよいのであるが、
ホールドを設定し忘れた場合には、自動復帰してしま
う。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、画面が突然に自動復帰してユーザを戸惑わせ
るなどしないようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上述の課題を
解決するために、本発明においては、各種機能の操作を
行うための操作手段と、該操作手段による操作作業を視
覚的に支援する画面を表示するための表示手段と、該操
作手段により操作がされたら、該表示手段に表示される
画面を該操作された内容に対応した画面に切り換える画
面切換え手段とを備えた電子装置の画面自動復帰装置で
あって、所定の時間にわたり該操作手段により操作がさ
れなかったら、該表示手段に表示されている現画面を復
帰画面に切り換える画面復帰手段と、該画面復帰手段に
よる画面切換えタイミングへの接近を報知する報知手段
とを備えた電子装置の画面自動復帰装置が提供される。
これにより、自動復帰による画面切換えタイミングが接
近すると、ユーザはあらかじめそれを知ることができる
ので、必要に応じて画面切換えがされないよう所要の処
置を行うことができる。
【0007】上記操作手段は、その操作により実行され
る機能が該表示手段に現に表示されている現画面の内容
に応じて変更されるように構成できる。これにより、少
ない数の操作手段で多数の機能の操作を行うことができ
る。この場合、必要に応じて操作手段の機能を「無し」
に変更してもよい。
【0008】また上記報知手段は、該画面復帰手段によ
り復帰画面に切り換えられるまでの時間が第2の所定時
間よりも短くなったときに報知を開始するよう構成でき
る。
【0009】また上記報知手段は、該画面復帰手段によ
り復帰画面に切り換えられるまでの時間の変化に伴って
報知態様を変化させるよう構成できる。例えば、残り時
間をカウントダウンしながら表示していく、文字を点滅
させてその速度を変える、表示した報知文の内容を変え
る、などが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は本発明に係る表示装置を備えた
電子装置の全体構成を示す図であり、この実施例では電
子装置として電子楽器を用いている。図示するように、
電子楽器の各種機能の操作を行うための操作子群1、操
作子群1による操作を支援する画面を表示する表示器
2、鍵盤装置3、プログラムに従ってこの電子楽器全体
の制御を行うCPU4、プログラムや音色テーブル等を
記憶するROM5、ワーキングエリアとしてのRAM
6、タイマ7、音源部8、スピーカ9、バス10等から
なる。この音源部8は鍵盤装置3等からの発音指示信号
に応じてCPU4の制御に基づいて楽音信号を生成して
スピーカ9に出力し、スピーカ9から放音する。またタ
イマ7は時間をカウントし、一定時間毎にCPU4に対
して割込みをかける処理を行う。
【0011】図2には、電子楽器のパネル上における表
示器2と操作子群1が取り付けられた部分が示される。
ここで、1a〜1eは音色グループ選択スイッチであ
り、各音色グループ選択スイッチ1a〜1eにそれぞれ
ピアノ(グループ)、オルガン(ブループ)・・・など
の異なる音色グループが割り当てられている。これらの
音色グループ選択スイッチ1a〜1eを押すことで、そ
の押した音色グループ選択スイッチに割り付けられた音
色グループの音色選択画面に、表示器2の表示を切り換
えることができる。
【0012】また、1f〜1iはファンクションスイッ
チであり、これらのファンクションスイッチ1f〜1i
は、表示器2に現に表示されている現画面に対応して、
各種の機能が割り当てられる。表示器2に音色選択画面
が表示されているときは、これらのファンクションスイ
ッチ1f〜1iを押すことで、その音色選択画面に対応
して各ファンクションスイッチ1f〜1iに割り付けら
れた音色を選択することができる。
【0013】1jはホールドオンスイッチであり、この
ホールドオンスイッチ1jを押すことで、画面のホール
ドONをセットできる。1kはホールドオフスイッチで
あり、このホールドオフスイッチ1kを押すことで、画
面のホールドONを解除できる。1pは延長スイッチで
あり、この延長スイッチ1pを押すことで、画面の自動
復帰までの時間を元の復帰時間T0 に延長できる。1m
はEXITスイッチであり、このEXITスイッチを押
すことで、現在の画面から所定の復帰画面に抜け出るこ
とができる。
【0014】1nは復帰モード設定スイッチであり、こ
の復帰モード設定スイッチを押す度に画面の復帰モード
をトグルで変更することができる。復帰モードは自動復
帰先の復帰画面を何れにするか決めるもので、復帰画面
を基本画面とするか前画面とするかの選択をできる。こ
こで、前画面とは表示器2に現在表示されている現画面
の1つ前に表示されていた画面である。例えば、音色グ
ループ選択スイッチをピアノ→オルガンというように続
けて操作した場合、オルガン選択画面の前画面はピアノ
選択画面である。なお、電子楽器のパネル上には、以上
で説明したスイッチ以外にも自動伴奏のスタイルやテン
ポを設定するためのスイッチなどが設けられており、ま
たこれらのスイッチに関わる設定画面が用意されている
が、説明が煩雑となるのを避けるために、これらのスイ
ッチに関する説明および図示は省略する。
【0015】図3には表示器2に表示される基本画面の
例が示される。図示するように、テンポ、自動伴奏スタ
イル名、拍子、コードネーム、メトロノームのON/O
FF機能、音色名等が表示される。この基本画面ではフ
ァンクションスイッチ1hにメトロノームのON/OF
Fの機能が割り当てられており、ファンクションスイッ
チ1f、1g、1iには何の機能も割り当てられていな
い。このように、ファンクションスイッチに機能が割り
当てられている場合には、そのファンクションスイッチ
の近傍に機能を示す文字が枠で囲まれて表示され、いず
れのファンクションスイッチにどの機能が割り当てられ
ているか、またファンクションスイッチに機能が割り当
てられているか否かが一目で分かるようになっている。
これは他の画面でも同様である。
【0016】図4には表示器2に音色選択画面が表示さ
れた場合の例が示される。この音色選択画面は音色選択
スイッチ1a〜1eで音色グループとしてピアノ(グル
ープ)が選択された場合のもので、各ファンクションス
イッチ1f〜1iに対応して、グランドピアノ1、グラ
ンドピアノ2、アップライトピアノ、ロックピアノの各
音色名が表示されている。ファンクションスイッチ1f
〜1iのいずれかを押すことによって、その押したファ
ンクションスイッチに対応した音色を選択でき、選択さ
れた音色の音色名が白黒反転表示される。
【0017】以下、この実施例装置の動作を説明する。
図5には実施例装置のメインルーチンが示される。実施
例装置が電源オンされると、メインルーチンが起動さ
れ、各種の初期設定が行われる(ステップS1)。次い
で、鍵盤処理により鍵盤装置3からの各種情報が読みと
られ(ステップS2)、スイッチ処理により操作子群1
の操作状態が検出され(ステップS3)、自動演奏処理
により操作子群1で設定した態様での自動演奏が行われ
(ステップS4)、発音処理が行われる(ステップS
5)。
【0018】図6にはスイッチ処理(ステップS3)の
概要を示すフローチャートが示される。このスイッチ処
理では、押されたスイッチが何であるかを判定し(ステ
ップS11)、その押されたスイッチに応じて、それぞ
れの処理を行う。押されたスイッチが、音色グループ選
択スイッチ1a〜1eであれば、音色グループ選択処理
が行われ(ステップS12)、ファンクションスイッチ
1f〜1iであれば、ファンクションスイッチ処理が行
われ(ステップS13)、ホールドオンスイッチ1jで
あれば、現画面が基本画面でなければホールドオン処理
が行われ(ステップS14)、ホールドオフスイッチ1
kであれば、現画面が基本画面でなければホールドオフ
処理が行われ(ステップS15)、延長スイッチ1pで
あれば、現画面が基本画面でなければ延長処理が行われ
(ステップS15)、EXITスイッチ1mであれば、
現画面が基本画面でなければ画面復帰処理が行われ(ス
テップS17)、復帰モード設定スイッチ1nであれ
ば、復帰モード変更処理が行われる(ステップS1
8)。以下、これらの処理について詳細に説明する。
【0019】図7は音色グループ選択処理の詳細を示す
フローチャートである。音色グループ選択スイッチ1a
〜1eのいずれかが押されると、現在表示器2に表示さ
れている現画面を前画面として記憶する(ステップS2
1)。各画面には画面番号が付けられており、この処理
では現画面の画面番号を、記憶されたデータが記憶の新
しい順に読み出されるLIFO(後入れ先出し)メモリ
に記憶する。なお、LIFOメモリには、画面番号を記
憶する所定数の記憶領域が仮想的にリング状に設けられ
ているとともに、その書き込むべき領域を指定する書込
みポインタおよび書込みポインタの一つ後の領域を読み
出すべき領域として指定する読出しポインタが設けられ
ており、書込みを行う度に両ポインタが一つ進められ、
読出しを行う度に両ポインタが一つ戻される。
【0020】次いで、表示器2の画面を、押された音色
グループ選択スイッチに対応する音色グループの音色選
択画面へ切り換え(ステップS22)、その音色選択画
面に対応してファンクションスイッチ1f〜1iに音色
選択の機能を割り当てる(ステップS23)。例えば図
4の音色選択画面の場合には、ファンクションスイッチ
1fがグランドピアノ1、ファンクションスイッチ1g
がグランドピアノ2、ファンクションスイッチ1hがア
ップライトピアノ、ファンクションスイッチ1iがロッ
クピアノを選択するためのスイッチとなる。なお、音色
グループ選択スイッチを押す前に既に選択されていた音
色が、新たに選択した音色グループに属するものであっ
た場合には、ステップS22においてその音色の音色名
は白黒反転表示とする。次いで、ホールド状態を判定し
(ステップS24)、ホールドOFFであれば待ち時間
Tの値を所定の復帰時間T0 に初期化し(ステップS2
5)、タイマ7をスタートする(ステップS26)。こ
の待ち時間Tは現時点から復帰画面に自動復帰するまで
の待ち時間であり、またこの復帰時間T0 は音色選択画
面に切り換わってから復帰画面に自動復帰するまでの時
間である。また、タイマ7をスタートさせることにより
後述するタイマ割込み処理が行われるようになる。一
方、ホールドONであれば、待ち時間Tの初期化とタイ
マ7のスタートを行わずにメインルーチンにリターンす
る。
【0021】図8はファンクションスイッチ処理の詳細
を示すフローチャートである。ファンクションスイッチ
1f〜1iのいずれかが押された場合、そのファンクシ
ョンスイッチに割り当てられている機能が何であるかを
判定する(ステップS31)。この実施例ではその機能
として「音色選択」と「その他の機能」があるものとす
る。「その他の機能」とは例えば基本画面においては、
メトロノームのON/OFF機能である。割り当てられ
ている機能が「音色選択」であれば、電子楽器で発生す
る音色の設定を、押されたファンクションスイッチに対
応する音色へ変更する(ステップS32)。なお、この
とき新たに選択した音色の音色名を白黒反転表示とす
る。次いで、ホールド状態を判定し(ステップS3
3)、ホールドOFFであければ待ち時間Tの値を復帰
時間T0 に初期化し(ステップS34)、ホールドON
であれば、待ち時間Tの初期化を行わずにメインルーチ
ンにリターンする。また、押されたファンクションスイ
ッチの機能が「その他の機能」であった場合には(ステ
ップS31)、押されたファンクションスイッチに割り
当てられた当該その他の機能に対応した処理を行って
(ステップS35)、リターンする。
【0022】なお、画面の自動復帰は基本画面ではなさ
れずに基本画面以外の画面でなされるようになってい
る。このため、ステップS35の処理では、押されたフ
ァンクションスイッチに割り当てられている機能が基本
画面におけるものの場合には、待ち時間Tの初期化は行
わず、押されたファンクションスイッチに割り当てられ
ている機能が基本画面以外の画面におけるものの場合に
は、ステップS33、S34の処理と同様の処理を行
う。
【0023】図9はホールドオン処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。基本画面以外でホールドオンスイッ
チ1jが押された場合、このホールドオン処理が実行さ
れる。まず、ホールド状態が判定され(ステップS4
1)、ホールドOFFであれば、ホールド状態をホール
ドONに設定し(ステップS42)、タイマ7を停止さ
せ(ステップS43)、リターンする。一方、ホールド
ONであれば(ステップS41)、そのままリターンす
る。
【0024】図10はホールドオフ処理の詳細を示すフ
ローチャートである。基本画面以外でホールドオフスイ
ッチ1kが押された場合、このホールドオフ処理が実行
される。まず、ホールド状態が判定され(ステップS5
1)、ホールドONであれば、ホールド状態をホールド
OFFに設定し(ステップS52)、待ち時間Tを復帰
時間T0 に初期化して(ステップS53)、タイマ7を
スタートさせ(ステップS54)、リターンする。一
方、ホールドOFFであれば(ステップS52)、その
ままリターンする。
【0025】図11は延長処理の詳細を示すフローチャ
ートである。基本画面以外で延長スイッチ1pが押され
た場合、この延長処理が実行される。まず、ホールド状
態が判定され(ステップS61)、ホールドOFFであ
れば、待ち時間Tを復帰時間T0 に初期化して(ステッ
プS62)、リターンする。一方、ホールドONであれ
ば(ステップS61)、そのままリターンする。
【0026】図12は画面復帰処理の詳細を示すフロー
チャートである。基本画面以外でEXITスイッチ1m
が押された場合および後述するタイマ割込み処理におい
て、この画面復帰処理が実行される。まず、タイマ7を
ストップし(ステップS71)、復帰モードを判別する
(ステップS72)。復帰モードが基本画面への復帰で
あれば、表示器2を基本画面へ切り換え(ステップS7
9)、ファンクションスイッチ1f〜1iに基本画面に
おける機能を割り当てて(ステップS710)、リター
ンする。一方、復帰モードが前画面であった場合(ステ
ップS72)、その前画面が基本画面であるか否かを判
別し(ステップS73)、基本画面であれば上述のステ
ップS79に進んで基本画面への切換えを行う。前画面
が基本画面でなければ(ステップS73)、表示器2を
前画面に切り換え(ステップS74)、ファンクション
スイッチ1f〜1iに前画面における機能を割り当てる
(ステップS75)。ステップS73、S74の処理は
前画面の画面番号を記憶したLIFOメモリを参照して
行う。次いで、ホールド状態を判別し(ステップS7
6)、ホールドOFFであれば、待ち時間Tを復帰時間
0 に初期化して(ステップS77)、タイマ7をスタ
ートさせ(ステップS78)、リターンする。一方、ホ
ールドONであれば(ステップS76)、そのままリタ
ーンする。
【0027】図13はタイマ割込み処理を示すフローチ
ャートである。このタイマ割込み処理はタイマ7からの
1秒ごとの割込み信号により実行される割込み処理であ
る。まず、割込みがかけられると、待ち時間Tの値を1
つデクリメントし(ステップS91)、待ち時間Tの値
が0以下か否かを判別する(ステップS92)。0以下
であれば前述の画面復帰処理(図12)を実行し、0よ
り大きければ、待ち時間Tが所定時間T1 以下か否かを
判別する(ステップS93)。ここで、この所定時間T
1 は画面が自動復帰する何秒前から報知を行うかを表す
時間である。待ち時間Tが所定時間T1 以下になった
ら、待ち時間Tの値を画面に表示する(ステップS9
4)。所定時間T1 に達していなければ(ステップS9
3)、タイマ割込み処理からそのままリターンする。
【0028】以上のフローチャートに基づき、この実施
例装置の全体的な動作を説明する。いま、ホールド状態
はホールドOFFであり、電子楽器の表示器2が図3に
示す基本画面であるものとする。この状態で、音色グル
ープ選択スイッチ1a〜1eのうちのピアノに対応する
ものを押したものとする。すると、スイッチ処理(ステ
ップS3)において音色グループ選択処理(ステップS
12)が実行され、図4に示すピアノ選択画面が表示器
2に表示されるとともに、各ファンクションスイッチ1
f〜1iにピアノ音色選択機能が割り当てられ、待ち時
間Tに復帰時間T0 をセットしたうえでタイマ7をスタ
ートする。
【0029】この待ち時間Tはタイマ割込み処理(図1
3)により1秒毎にデクリメントされていく。そして、
復帰時間T0 にわたりファンクションスイッチ1f〜1
iがいずれも押されないと、待ち時間Tの値はやがて0
以下となり(ステップS92)、画面復帰処理が行われ
て(ステップS95)、表示器2の表示はその時の復帰
モードに従った復帰画面に切り換えられる。一方、復帰
時間T0 の間にファンクションスイッチ1f〜1iのい
ずれかが押されると、ファンクションスイッチ処理(図
8)が実行されて、そのスイッチに対応する音色へ音色
設定を変更するとともに(ステップS32)、待ち時間
Tを再び復帰時間T0 に初期化する(ステップS3
4)。したがって、画面自動復帰までの復帰時間は再び
0 となる。
【0030】また、ホールドオンスイッチ1jが押され
ると、ホールド状態がホールドONに設定されるととも
にタイマ7はストップされる。したがって、タイマ割込
み処理(図13)による画面復帰処理は何時までも実行
されず、画面自動復帰機能は無効化される。このホール
ドONの状態はホールドオフスイッチ1kを押してホー
ルド状態をホールドOFFとすることで解除できる。こ
の際には、待ち時間Tは再び復帰時間T0 に初期化され
るので(ステップS53)。したがって、画面自動復帰
までの復帰時間は再びT0 となる。
【0031】また、ピアノ選択画面において延長スイッ
チ1pが押された場合には、待ち時間Tは再び復帰時間
0 に初期化されるので(ステップS62)。したがっ
て、画面自動復帰までの復帰時間はT0 に延長される。
【0032】ここで、待ち時間Tがデクリメントを続
け、その値が所定時間T1 以下になると、表示器2にそ
の待ち時間Tの値が表示されるようになる。したがっ
て、ユーザは画面自動復帰による復帰画面への切換えま
での残り時間を知ることができ、自動復帰をさせたくな
い場合には、ファンクションスイッチ1f〜1iを押し
たり、ホールドオンスイッチ1j、延長スイッチ1p等
を押すことで、画面切換えを延長あるいは無効化するこ
とができる。
【0033】現画面から、復帰モードに応じた復帰画面
に直ちに戻りたい場合にはEXITスイッチ1mを押す
と、画面復帰処理(図12)が実行されて所定の復帰画
面に切り換わる。なお、基本画面の状態ではEXITス
イッチ1mは無効化されているとともにタイマ7もスト
ップされているため、別の画面への画面復帰はなされな
い。
【0034】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えば、表示器は上述の実施例のものに
限られるものではなく、例えば図14に示すように7セ
グメントLEDの表示装置を用いてもよい。この表示装
置では、音色番号等を記号で表示し、操作子でその記号
を選択できるようにしている。
【0035】また、上述の実施例では、自動復帰タイミ
ングへ接近したことを、自動復帰前の時間T1 からダウ
ンカウントによる残り時間で表示することで、ユーザに
報知するようにしたが、もちろん、本発明はこれに限ら
れるものではなく、以下のような種々の報知方法が可能
である。 画面切換え直後から画面自動復帰までの残り時間を表
示することで報知する。 復帰前の所定の時間に一度もしくは数度、またはその
所定の時間にわたり、自動復帰が近づいていることに注
意を喚起するマークあるいは案内(例えば「もうじき切
り換えられる」の案内文)を表示することで報知する。 グラフあるいはメータ表示で自動復帰までの時間を報
知する。 LEDまたは画面を点滅して報知するとともに、点滅
の速度を画面自動復帰タイミングへの接近に合わせて変
化させることで報知する。 音により報知する。 画面の白黒を反転させたり色を変化させることで報知
する。 どの画面に復帰するかを表示することで報知する。 画面中の表示文字を大きい文字から小さい文字に切り
換えることで報知する。
【0036】また、本発明は以下のような変形も可能で
ある。 画面の自動復帰を、自動伴奏のスタイルやテンポ等、
音色以外の要素を選択、設定する画面において適用す
る。 (10)画面のホールドをONするかOFFするか、自動復
帰先を基本画面とするか前画面とするか、を各画面毎に
設定可能とする。この場合、これらの設定をピアノグル
ープの音色選択画面、オルガングループの音色選択画面
・・・など音色グループ毎に設定可能としてもよいし、
あるいは音色選択画面、自動伴奏スタイル選択画面・・
・など選択する要素に対応する画面毎に設定可能として
もよい。 (11)自動復帰後に復帰前の画面に戻ることを指示する機
能を有する操作子を設ける。この場合、自動復帰からの
経過時間が一定時間以内であるときのみ復帰前の画面に
戻れるようにしてもよい。またこのとき、この操作子の
機能を、自動復帰からの経過時間が一定時間以内は復帰
前の画面に戻ることを指示するものとし、それ以後は別
の機能としてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、画面自動復帰により画面が切り換わるタイミングが
前もって分かるため、HOLD設定のし忘れなどがあっ
ても、画面切換えに対処する処置を速やかにとることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】実施例装置のパネル上のスイッチ群部分を示す
図である。
【図3】実施例装置の表示器の基本画面を示す図であ
る。
【図4】実施例装置の表示器の音色選択画面を示す図で
ある。
【図5】実施例装置のメインルーチンのフローチャート
である。
【図6】メインルーチン中のスイッチ処理のフローチャ
ートである。
【図7】スイッチ処理ルーチン中の音色グループ選択処
理のフローチャートである。
【図8】スイッチ処理ルーチン中のファンクションスイ
ッチ処理のフローチャートである。
【図9】スイッチ処理ルーチン中のホールドオン処理の
フローチャートである。
【図10】スイッチ処理ルーチン中のホールドオフ処理
のフローチャートである。
【図11】スイッチ処理ルーチン中の延長処理のフロー
チャートである。
【図12】スイッチ処理ルーチン中の画面復帰処理のフ
ローチャートである。
【図13】タイマ処理のフローチャートである。
【図14】実施例装置における7セグメントLEDを用
いた場含の表示例である。
【符号の説明】
1 操作子群 2 表示器 3 鍵盤装置 4 CPU(中央処理装置) 5 RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 6 ROM(リード・オンリー・メモリ) 7 タイマ 8 音源部 9 スピーカ 10 バス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種機能の操作を行うための操作手段と、
    該操作手段による操作作業を視覚的に支援する画面を表
    示するための表示手段と、該操作手段により操作がされ
    たら、該表示手段に表示される画面を該操作された内容
    に対応した画面に切り換える画面切換え手段とを備えた
    電子装置の画面自動復帰装置であって、 所定の時間にわたり該操作手段により操作がされなかっ
    たら、該表示手段に表示されている現画面を復帰画面に
    切り換える画面復帰手段と、 該画面復帰手段による画面切換えタイミングへの接近を
    報知する報知手段とを備えた電子装置の画面自動復帰装
    置。
  2. 【請求項2】該操作手段は、その操作により実行される
    機能が該表示手段に現に表示されている現画面の内容に
    応じて変更されるように構成された請求項1記載の電子
    装置の画面自動復帰装置。
  3. 【請求項3】該報知手段は、該画面復帰手段により復帰
    画面に切り換えられるまでの時間が第2の所定時間より
    も短くなったときに報知を開始するよう構成された請求
    項1または2記載の電子装置の画面自動復帰装置。
  4. 【請求項4】報知手段は、該画面復帰手段により復帰画
    面に切り換えられるまでの時間の変化に伴って報知態様
    を変化させるものである請求項1〜3のいずれかに記載
    の電子装置の画面自動復帰装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003091283A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Roland Corp 電子楽器のパラメータ設定装置
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