JPH1026039A - エンジン - Google Patents

エンジン

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JPH1026039A
JPH1026039A JP8195245A JP19524596A JPH1026039A JP H1026039 A JPH1026039 A JP H1026039A JP 8195245 A JP8195245 A JP 8195245A JP 19524596 A JP19524596 A JP 19524596A JP H1026039 A JPH1026039 A JP H1026039A
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Japan
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fuel
engine
oxygen sensor
fuel injection
amount
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JP8195245A
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Kimihiro Nonaka
公裕 野中
Toshiaki Sato
敏明 佐藤
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Yamaha Marine Co Ltd
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Sanshin Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 酸素センサーの検出値により制御されて
いるエンジンにおいて、より安定して回転することがで
きるエンジンを提供する。 【解決手段】 エンジン(12)は、エンジンに吸気さ
れる空気に燃料を噴射する燃料噴射装置(27)と、エ
ンジンで燃焼された燃焼ガスの酸素濃度を検出する酸素
センサー(46)とを備えており、この酸素センサーの
検出値に基づいて燃料噴射装置の燃料噴射量を変更して
いる。そして、酸素センサーに到達する未燃燃料の量に
応じて、燃料噴射量を補正している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸素センサーの検
出値に基づいて燃料吐出量を変更しているエンジンに関
し、特に、2サイクルの船外機のエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの燃料噴射装置の燃料噴
射量は、エンジンに吸気される吸気量をセンサーで検出
し、この検出値に応じて制御されたり、また、スロット
ルバルブの開閉度やエンジン回転数に応じて制御された
りしている。そして、この制御により、エンジンに吸気
される吸気ガスの空燃比を所定の値すなわち設定値にな
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、船外機など
のマリンエンジンにおいては、海上などで使用されるた
め、吸気には塩気や水分が多く、吸気量を検出するセン
サーがこの塩気や水分により、損傷され、検出精度が悪
化したり、検出不能になったりすることがある。
【0004】また、図5において、船外機Sが取り付け
られている船Fは、図5(a)に図示する滑走前の状態
の場合と、図5(b)に図示する滑走状態の場合とがあ
る。そして、船外機Sのエンジンからの排気ガスは、ス
クリュウ軸1から排出されている。したがって、図5
(a)に図示する滑走前の状態では、速度が遅く、か
つ、船Fの喫水が大きいので、エンジンの背圧が大きく
なる。一方、図5(b)に図示する滑走状態の際には、
速度が早く、かつ、船Fは浮上して喫水が小さくなるの
で、エンジンの背圧が小さくなる。この様に、船外機S
などのエンジンにおいては、船外機Sの取り付け高さ
や、船Fの状態などで、エンジンの背圧が大きく異なる
ので、スロットルバルブの開度やエンジン回転数が同じ
でも、エンジンへの吸気量が異なることがある。したが
って、スロットルバルブの開閉度やエンジン回転数だけ
に依存して、燃料の噴射量を制御していると、エンジン
に供給される吸気ガスの空燃比が、設定値から大きくず
れることがある。
【0005】そこで、酸素センサーで、エンジンの燃焼
ガスの酸素濃度を検出して、エンジンに吸気される吸気
ガスの空燃比を設定値に制御することが行われている。
しかしながら、この酸素センサーによる制御では、エン
ジン回転数の低速域(特に2サイクルエンジン)におい
て、安定性が良くなかった。その原因を種々検討した結
果、下記のことが分かった。
【0006】2サイクルエンジンでは、燃料にオイルが
混合されているとともに、掃気の際に未燃燃料が燃焼ガ
スに混入しているので、酸素センサーに未燃燃料が付着
したり、酸素センサーが取り付けられている部分付近に
付着した未燃燃料が酸素センサーに流れたりすることが
ある。そして、酸素センサーの表面には、白金が被膜さ
れており、この白金を触媒として、この未燃燃料の水素
原子(H)や炭素原子(C)が、燃焼ガスに含まれる酸
素(O2)と反応し、水(H2O)や炭酸ガス(CO2)になるこ
とがある。すると、燃焼ガス中の酸素が減少するので、
酸素センサーは、燃焼ガスの酸素濃度を実際よりも低く
検知する。そして、この酸素センサーの検出値に基づい
て、フィードバック制御を行なうと、所期の値よりも燃
料噴射量が減少し、空燃比が増大して、失火などの不具
合が起こりやすくなって、エンジンが不安定になること
が分かった。また、フィードバック制御における設定値
は、実際に実験でシュミレートして決定されているの
で、シュミレートの際よりも、未燃燃料が少ない状態に
なると、逆に、酸素センサーは、燃焼ガスの酸素濃度を
高く検知する。そして、この検出値がフィードバックさ
れるので、燃料の噴射量が増大し、燃費が悪くなる。
【0007】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、酸素センサーの検出値により制御されてい
るエンジンにおいて、より安定して回転することができ
るエンジンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のエンジン(1
2)は、エンジンに吸気される空気に燃料を噴射する燃
料噴射装置(27)と、エンジンで燃焼された燃焼ガス
の酸素濃度を検出する酸素センサー(46)とを備えて
おり、この酸素センサーの検出値に基づいて燃料噴射装
置の燃料噴射量を変更している。そして、前記課題を解
決するために、酸素センサーに到達する未燃燃料の量に
応じて、燃料噴射量を補正している。
【0009】また、酸素センサーに到達する未燃燃料の
量を、エンジンケースの温度(T1)または吸気温度(T
2)の少なくとも一方の温度に基づいて推定し、この未
燃燃料の推定値に応じて、燃料噴射量を補正している場
合がある。
【0010】さらに、酸素センサーに到達する未燃燃料
の量を、燃料組成(Q)に基づいて推定し、この未燃燃
料の推定値に応じて、燃料噴射量を補正している場合が
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明におけるエンジンの
実施の形態を図1ないし図5を用いて説明する。図1は
本発明におけるエンジンの燃料系および制御系の模式図
で、(a)がエンジンの平面図および燃料系の図、
(b)が(a)の B-B断面図である。図2は酸素センサ
ー取り付け部の拡大断面図である。図3は酸素センサー
の検出値と、空燃比との関係を示すグラフである。図4
は制御装置のマップの説明図である。図5は船の状態を
説明するための側面図で、(a)が滑走前の状態の図、
(b)が滑走状態の図である。
【0012】船外機Sには、図1(a)および図1
(b)に図示するV型6気筒2サイクルエンジン12が
配置されている。この従来よく知られたエンジン12
は、クランクシャフト13の軸が略上下方向に配置さ
れ、また、エンジン12の6個のシリンダーC1〜C6は略
水平に配置されている。なお、シリンダーC1〜C6の符号
Cに添字されている番号は、一番上に配置されているシ
リンダーC1の1から順番に、一番下に配置されているシ
リンダーC6の6まで付されている。
【0013】このエンジン12のシリンダーC1〜C6に空
気を供給する各吸気通路16には、スロットル弁17が
設けられており、このスロットル弁17を操作すること
で、吸気通路16の流路の断面積を変更することができ
る。
【0014】また、船外機Sが取り付けられている船F
(図5参照)には、燃料タンク21および低圧ポンプ2
2が設けられており、この低圧ポンプ22が駆動する
と、燃料タンク21に貯蔵されている燃料を吸い上げ
て、船外機S内のベーパーセパレータータンク23に供
給する。このベーパーセパレータータンク23に供給さ
れた燃料は、高圧ポンプ26で燃料噴射弁27に吐出さ
れている。そして、制御装置28から信号が入力される
と、燃料噴射装置である燃料噴射弁27から吸気通路1
6に燃料が噴射され、吸気通路16に流れている空気に
混合されている。また、燃料噴射弁27に供給される燃
料の圧力が所定圧力すなわち設定圧力となるように、燃
料噴射弁27において余った燃料は、レギュレーター2
9を介して、ベーパーセパレータータンク23に戻され
ている。そして、燃料が混合された空気は、各シリンダ
ーC1〜C6の燃焼室に供給され、燃焼して、排気通路31
を通って、スクリュウ軸1から排気されている。
【0015】燃料噴射弁27を制御する制御装置28に
は、種々のセンサーからの信号が入力されている。この
発明の実施の形態に関係するセンサーとしては、スロッ
トル弁17の開度を検出するスロットル開度センサー4
1、吸気温度T1を検出する吸気温度センサー42、エン
ジン12のケース12aの温度T2を検出するエンジンケ
ース温度センサー43、クランクシャフト13の回転角
度を検出するクランク角センサー44、酸素センサー4
6および燃料組成検知センサー(図示しない)などがあ
り、各センサーは制御装置28に接続されている。そし
て、クランク角センサー44の出力信号により、エンジ
ンの回転数を算出することができる。
【0016】エンジンケース温度センサー43は、エン
ジン12のケース12aの外壁面に取り付けられてい
る。また、酸素センサー46は、一番上のシリンダーC1
の内部空間すなわち燃焼室に連通する燃焼ガス導入室5
1に設けられており、この燃焼ガス導入室51は、L字
状に折れ曲がっている。そして、酸素センサー46の表
面は白金の電極で被膜されている。
【0017】図3において、酸素センサー46の出力電
圧は、実線で図示した曲線を描いており、吸気ガスの空
燃比が小で燃焼ガスの酸素濃度が低いと、高くなって約
0.9Vになり、一方、吸気ガスの空燃比が大で燃焼ガスの
酸素濃度が高いと、低くなって約0.1Vとなる。遷移部分
においては、漸減している。そして、吸気ガスの空燃比
をたとえば、所定の値K1になるように制御する場合に
は、制御装置28における燃焼ガスの酸素濃度の設定値
をM1にする。すると、酸素センサー46の出力電圧がM1
より高くなると、制御装置28が燃料噴射弁27からの
燃料噴出量を絞り、逆に、酸素センサー46の出力電圧
がM1より低くなると、制御装置28が燃料噴射弁27か
らの燃料噴出量を増大している。そして、シリンダーC1
は、酸素センサー46の検出値で直接的に制御されてお
り、他の5個のシリンダーC2〜C6は各シリンダーC2〜C6
の特性を考慮しながら、シリンダーC1の制御に付随して
制御されている。この様にして、吸気ガスの空燃比は、
制御されている。
【0018】ところが、シリンダーC1の壁面などに付着
した未燃燃料などが、酸素センサー46に到達すると、
前述の発明が解決しようとする課題の欄で述べたよう
に、酸素センサー46の白金などが触媒となり、未燃燃
料が反応して、酸素濃度が減少する。すると、吸気ガス
の空燃比が所定の値K1の際には、酸素センサー46の出
力電圧は、値M1から値M2に上昇する。したがって、制御
装置28における燃焼ガスの酸素濃度の設定値を値M1か
ら値M2に変更する必要がある。もしも、値M2に変更しな
い場合には、制御装置28は吸気ガスの空燃比を値K2に
なるように制御し、最適値よりもリーン側になり、燃焼
が不安定となる。特に、エンジン温度が一定ではないこ
とが多いエンジン回転数の低速域において、未燃燃料の
影響が現れやすい。
【0019】また、吸気ガスの空燃比の最適値は、実験
などによりシュミレートとして決定されているが、その
シュミレートの際に使用した燃料よりも揮発性の高い燃
料(たとえば冬ガソリンなど)を用いた場合などにおい
ては、逆に、酸素センサー46に到達する未燃燃料など
が減少し、シュミレートにおいて消費した酸素よりも酸
素の消費量が減少して、酸素センサー46の出力電圧
が、値M1から値M3に低下する。したがって、制御装置2
8における燃焼ガスの酸素濃度の設定値を値M1から値M3
に変更する必要がある。もしも、値M3に変更しない場合
には、制御装置28は吸気ガスの空燃比を値K3になるよ
うに制御し、最適値よりもリッチ側になり、燃料消費量
が増大する。
【0020】そして、酸素センサー46に到達する未燃
燃料の量は、温度が高い場合などには未燃燃料が揮発し
て減少し、逆に、温度が低い場合などには未燃燃料が揮
発しにくく増大しており、エンジンケースの温度T2、吸
気温度T1や燃料組成Qなどに依存している。これらの全
てのパラメーターで制御装置28における制御マップを
作ることも可能であるが、メモリーの容量が増大するの
で、吸気温度T1、エンジンケースの温度T2や燃料組成Q
などを考慮した修正温度Tをパラメーターとして、図4
に図示するような制御マップが形成されている。この制
御マップの縦軸には修正温度Tが、横軸にはエンジン回
転数が割り当てられ、各コラムには未燃燃料の影響を考
慮して補正した目標の空燃比amnが示されている。そし
て、制御装置28は、酸素センサー46の検出値が目標
の空燃比amnになるように、燃料噴射弁27の燃料噴射
量を制御している。なお、この図4に図示するような制
御マップは、スロットル弁17のスロットル開度毎に形
成されている。
【0021】そして、修正温度TはT=dT1+eT2+q
(d,eは正の係数、qは燃料組成Qで決まる定数)で
求められており、定数qは燃料の揮発性が高い方が大き
くなっている。また、目標の空燃比amnは、修正温度T
が高い方が修正温度Tが低い側よりもリーン側に設定さ
れている。すなわち、吸気温度T1やエンジンケースの温
度T2が高い場合には、低い場合よりも目標の空燃比amn
はリーン側に、同様に、燃料の揮発性が高いたとえば冬
ガソリンなどの場合には、燃料の揮発性が低いたとえば
夏ガソリンなどの場合よりも目標の空燃比amnはリーン
側に設定されている。この様に、吸気温度センサー42
の検出値すなわち吸気温度T1、エンジンケース温度セン
サー43の検出値すなわちエンジンケースの温度T2およ
び燃料組成検知センサーの検出値qを、制御装置28に
入力して、修正温度Tを求め、この修正温度Tで、吸気
ガスの目標の空燃比すなわち燃料噴射弁27の噴射量を
補正して制御しているので、エンジン回転数の低速域に
おいても、安定性が向上する。
【0022】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、エンジンはV型6気筒2
サイクルであるが、その気筒数や形式などは適宜変更可
能である。たとえば、燃料を直接エンジンのシリンダー
内に噴射する形式でも可能である。また、4サイクルで
も可能であり、かつ、エンジンを船外機以外たとえば
船、水上スクーター、スノーモービル、自動車、および
発電機などに設けることも可能である。
【0023】(2)実施の形態においては、エンジンケ
ース温度センサー43は、エンジン12のケース12a
の外壁面に設けられているが、ケース12aの内面側に
設けることも可能である。但し、エンジンケース温度セ
ンサーをケース12aの内側に取り付けると、燃料やオ
イルなどがエンジンケース温度センサーに付着し、汚損
して検出精度が上がらないことがある。 (3)実施の形態においては、酸素センサー46はシリ
ンダーC1の内部に連通する燃焼ガス導入室51に設けら
れているが、排気通路31に設けることも可能である。
また、酸素センサー46は複数設けることも可能であ
る。たとえば、各シリンダー毎に設けることも可能であ
る。
【0024】(4)実施の形態においては、温度や燃料
組成Qなどが変わると、制御装置の設定値が自動的に変
更する様になっているが、手動でスイッチなどを切り換
えて変更することも可能である。また、制御装置のメモ
リーの容量が大きな場合には、エンジンケースの温度T
2、吸気温度T1や燃料組成Qなどの全てのパラメーター
で制御マップを作ることも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、酸素センサーに到達す
る未燃燃料の量に応じて、燃料噴射量を補正しているの
で、酸素センサーにおける未燃燃料の影響を是正するこ
とができる。その結果、エンジンを安定して回転させる
ことができる。
【0026】また、酸素センサーに到達する未燃燃料の
量を、エンジンケースの温度または吸気温度の少なくと
も一方の温度に基づいて推定し、この未燃燃料の推定値
に応じて、燃料噴射量を補正している場合がある。この
場合には、温度の影響による未燃燃料の増減に対応し
て、燃料噴射量を補正することができる。しかも、セン
サーが温度センサーであるので、安価に製造することが
できる。
【0027】さらに、酸素センサーに到達する未燃燃料
の量の推定を燃料組成に基づいて行っている場合があ
る。この場合には、燃料組成の影響による未燃燃料の増
減に対応して、燃料噴射量を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明におけるエンジンの燃料系および
制御系の模式図で、(a)がエンジンの平面図および燃
料系の図、(b)が(a)の B-B断面図である。
【図2】図2は酸素センサー取り付け部の拡大断面図で
ある。
【図3】図3は酸素センサーの検出値と、空燃比との関
係を示すグラフである。
【図4】図4は制御装置のマップの説明図である。
【図5】図5は船の状態を説明するための側面図で、
(a)が滑走前の状態の図、(b)が滑走状態の図であ
る。
【符号の説明】
Q 燃料組成 T1 吸気温度 T2 エンジンケースの温度 12 エンジン 12a ケース 27 燃料噴射弁(燃料噴射装置) 46 酸素センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに吸気される空気に燃料を噴射
    する燃料噴射装置と、エンジンで燃焼された燃焼ガスの
    酸素濃度を検出する酸素センサーとを備え、この酸素セ
    ンサーの検出値に基づいて燃料噴射装置の燃料噴射量を
    変更しているエンジンにおいて、 前記酸素センサーに到達する未燃燃料の量に応じて、前
    記燃料噴射量を補正していることを特徴とするエンジ
    ン。
  2. 【請求項2】 酸素センサーに到達する未燃燃料の量
    を、エンジンケースの温度または吸気温度の少なくとも
    一方の温度に基づいて推定し、この未燃燃料の推定値に
    応じて、燃料噴射量を補正していることを特徴とする請
    求項1記載のエンジン。
  3. 【請求項3】 酸素センサーに到達する未燃燃料の量
    を、燃料組成に基づいて推定し、この未燃燃料の推定値
    に応じて、燃料噴射量を補正していることを特徴とする
    請求項1記載のエンジン。
JP8195245A 1996-07-08 1996-07-08 エンジン Pending JPH1026039A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8195245A JPH1026039A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 エンジン
US08/971,868 US5983878A (en) 1996-07-08 1997-11-19 Engine control

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JP8195245A JPH1026039A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 エンジン
US08/971,868 US5983878A (en) 1996-07-08 1997-11-19 Engine control

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