JPH10258618A - 車両のタイヤ空気圧低下検出方法 - Google Patents

車両のタイヤ空気圧低下検出方法

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JPH10258618A
JPH10258618A JP10056874A JP5687498A JPH10258618A JP H10258618 A JPH10258618 A JP H10258618A JP 10056874 A JP10056874 A JP 10056874A JP 5687498 A JP5687498 A JP 5687498A JP H10258618 A JPH10258618 A JP H10258618A
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JP
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wheel
wheels
rotational speed
rotation speed
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Withdrawn
Application number
JP10056874A
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English (en)
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Frank Sager
フランク・ザーガー
John Y Liu
ジョン・ワイ・リュー
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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Publication of JPH10258618A publication Critical patent/JPH10258618A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C27/00Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/06Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle
    • B60C23/061Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle by monitoring wheel speed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 4個の車輪の夫々の回転速度に基づいてタイ
ヤの空気圧低下を検出するタイヤ空気圧低下検出方式の
検出精度を向上させる。 【解決手段】 4個の車輪の各々の車輪回転速度値を収
集して解析し、タイヤ空気圧の低下を表し得る統計値で
ある分散を算出する。解析に先立って、システムのリセ
ット直後に、4個の車輪の夫々に対応した校正係数を算
出する。校正係数は、タイヤの転がり半径のばらつきを
補償するための係数であり、全ての車輪回転速度値の補
正に用いる。補正された回転速度値にフィルタ処理を施
して、車輪のスリップ、路面の凹凸による動揺、車両の
コーナリング走行、登坂走行ないし降坂走行の影響を受
けている回転速度値を排除する。十分な個数の回転速度
値を収集して「分散解析法」とほぼ同様の方法でF値を
算出し、所定の空気圧低下量に対応した実験的に決定し
た値と比較し、その比較結果に応じて、運転者へ警告を
発するか否かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ空気圧が所
定圧力以下に低下したときに、車輪の回転速度に基づい
てその空気圧低下を検出するようにした、車両のタイヤ
空気圧低下検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤの空気圧を直接測定する方式の従
来のタイヤ空気圧低下検出装置では、タイヤにセンサを
装着し、そのセンサが発生する電気信号を、車輪のハブ
に備えたスリップ・リングや無線送信手段を介して伝達
するようにしていた。この方式のタイヤ空気圧低下検出
装置は高価であり、また特に、車両の車輪という過酷な
環境において十分な信頼性をもって動作し得るものでは
なかった。
【0003】ABS(アンチロック・ブレーキ・システ
ム)が開発された結果、車輪の各々に個別に車輪回転速
度検出装置が装備されるようになったことから、その車
輪回転速度データを利用して、タイヤ空気圧が低下した
ときにその空気圧低下を検出できるようにすることが試
みられるようになった。この検出方式は基本的に、走行
中に車輪のタイヤ空気圧が低下したならば、そのタイヤ
の転がり有効半径が僅かに小さくなって、その車輪の回
転速度の測定値が上昇することを利用したものである。
このような検出システムは、タイヤ空気圧が低下したこ
とを運転者に警告する警告装置の他には特にハードウェ
アを追加する必要がないため、低コストで装備すること
ができ、また信頼性の高い検出システムとすることがで
きる。
【0004】英国特許公報第2225434号に、この
種の検出システムの一例が開示されており、その検出シ
ステムでは、全ての車輪の転がり有効半径が互いに等し
く、しかも車両が直線走行をしていれば、全ての車輪の
回転速度が互いに等しくなるということを前提条件とし
ている。車輪回転速度信号に含まれる外乱成分を除去す
るためのフィルタ処理は特に行っておらず、所定期間に
亙って車輪回転速度信号の平均値を取ることで、外乱成
分の影響を低下させるようにしている。あるタイヤの空
気圧が低下したならば、車輪どうしの間で回転速度に差
が発生することによってその空気圧の低下が示される。
【0005】米国特許公報第4876528号にも、こ
の種の検出方法が開示されており、その検出方法では、
車輪の角速度の測定値に比例する信号に計算処理を施し
て求めた値を、所定スレショルド値と比較するようにし
ており、あるタイヤがその他のタイヤに対して相対的に
空気圧が低下したならば、その比較結果によってその空
気圧の低下を検出できるようにしている。この方法で
は、同様の方式のその他の様々な方法と同じく、対角線
上にある右前輪と左後輪の回転速度の和と、もう1つの
対角線上にある左前輪と右後輪の回転速度の和との間の
差をもって、検出のための基準としている。
【0006】米国特許第5483220号には、混合方
式による方法が開示されており、その方法は、1個の車
輪のタイヤ空気圧を直接検出する空気圧検出装置を使用
すると共に、全ての車輪の角速度を測定するようにして
いる。直接検出した空気圧が低下していたならば、警告
装置を作動させる。一方、その検出した空気圧が正常で
あったならば、空気圧検出対象車輪の角速度の値に対す
るその他の車輪の角速度の値の比を求めることで、その
他の車輪のうちの何れか1つの車輪の空気圧が低下した
場合にその空気圧の低下を検出できるようにしている。
この方式によれば、相対的な空気圧ではなく実際の空気
圧を評価することができるという利点が得られるが、た
だし、空気圧センサと信号伝達手段とが必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、車輪回転
速度に基づいてタイヤの空気圧をモニタする方式には、
故障のおそれが小さく安価であるという利点が有る一方
で、精度が良くないという短所がある。そのため、車輪
回転速度の測定値に外乱成分が含まれていたり、車輪回
転速度値を測定したときに舵取操作が行われていたりし
ても、そのような測定値によって悪影響を受けることな
く、車輪回転速度値に対して、タイヤの転がり有効半径
のばらつきを補正するための校正を施すことができるよ
うに然るべき手段を備えることが望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる方法にお
いては、個々の車輪ごとの半径寸法のばらつきによる誤
差や車両の舵取操作に起因する誤差を含んだ車輪回転速
度データから、利用可能な車輪回転速度データを分離す
るようにした。こうして分離した利用可能なデータから
F値と呼ばれる数値を算出し、このF値に基づいて有意
の車輪回転速度差を検出し、それによってタイヤ空気圧
が低下していることを検出するようにしたものである。
【0009】このF値は、アンチロック・ブレーキ・シ
ステム(ABS)が発生する車輪回転速度信号Vijに基
づいて算出するようにしている。タイヤにスリップが発
生しておらず、車両が直進走行をしており、しかも、タ
イヤの転がり有効半径が不変であるという、完全な状態
にあるときには、下記数式9で表される関係が成り立
つ。
【0010】
【数9】 この数式9において、Vijは車輪回転速度(/秒)、R
ijはタイヤの半径(m)、そしてVi ref は車両速度
(m/秒)である。所定の長さの期間に亙って測定され
る4個の車輪に対応した車輪回転速度信号は、縦列の数
が4列で、多数の行を有する行列の形で表すことがで
き、従って下記数式10のように書き表せる。
【0011】
【数10】 統計的方法である「分散解析法」を用いることで、4個
の各車輪に対応した4列の車輪回転速度値のその縦列ど
うしが互いに統計的に同等であるか否かを最適に調べる
ことができる。この方法によれば更に、所定長さの期間
に亙って測定された4個の各車輪に対応した車輪回転速
度信号の間の差を定量的に測定することも可能である。
車輪回転速度信号を各列ごとに(即ち、各車輪ごとに)
独立したサンプル集合として取り扱えば、それら車輪の
車輪中心の線速度が互いに同一である場合には、測定ノ
イズ及び路面ノイズの影響を排除した後には車輪回転速
度値の各列は互いに統計的に同等になるはずである。F
値は、差違の程度を統計的に表す指標値であり、このF
値を用いて、車輪の角速度の差の大きさを識別する。そ
れには、先ず最初に、タイヤの転がり有効半径の変動要
因のうちタイヤ空気圧の低下以外の要因を特定するよう
にし、それによって車輪の角速度の差を分離してタイヤ
空気圧の低下が表されるようにすればよい。
【0012】このF試験法は、ある1つの事象について
のサンプル集合が複数あるときに、それらサンプル集合
どうしの間の差違の程度を調べるための統計的試験方法
である。このF試験法が、従来一般的であった平均値を
比較する方法より優れているのは、差違の指標値として
標準偏差を考慮に入れているからである。このF試験法
は、妥当性試験法として用いた場合に、(1)確度とい
う点で最適な方法であるという利点と、(2)方法が簡
明であって実行に際してRAMの記憶容量を効率的に利
用できるという利点とを有する。
【0013】「分散解析法」に基づいて行われるF値の
算出方法は、多くの統計学の本に記載されている。例え
ば、「Chi−Square Tests and A
nalysis of Variance」という文献
の第244頁〜第259頁を参照されたい。その文献に
よれば、F値の算出は下記数式11に従って行われてい
る。
【0014】
【数11】
【0015】一方、本発明においては、F値の算出方法
を、この数式11に示された方法とは幾分異なった方法
にしてあり、それによって、十分な精度を維持しつつ、
必要とされるRAMの記憶容量を低減している。即ち、
本発明においては、所与の長さの期間中、各車輪ごと
に、下記数式12によって表されるSUMVj の値と、
SUM2Vj と値とをセーブするようにしている。
【0016】
【数12】 そして、下記の数式13に従った計算処理によってF値
を算出するようにしている。
【0017】
【数13】
【0018】こうにして算出したF値は、いわゆるF分
布曲線を満足する値となる。4列の車輪回転速度値の各
列(即ち、各車輪の車輪回転速度値)の間に大きな差違
が存在していない場合には、このF値は「1」に近い値
を取る。一方、いずれか2つの縦列の車輪回転速度値の
間に大きな差違が存在する場合には、それら縦列に対応
した2つの分散の算出値が大きく異なったものとなり、
従ってSt 2>Sp 2となるため、算出されるF値はそれよ
り大きな値となる。このF値を、所定空気圧低下量に対
応した実験的に決定した値と比較して、このF値の方が
その値より大きかったならば、運転者に対して警告を発
する警告装置を作動させるようにすればよい。
【0019】更に、F値の算出に先立って、校正手順を
実行することで校正係数を求めるようにしており、その
求めた校正係数によって、車輪回転速度の測定値に補正
を加えることで、静的な、即ち各車輪に固有の、タイヤ
の転がり有効半径のばらつきの影響を排除するようにし
ている。また、それら校正係数は、最小二乗法を用いて
求めるようにしている。一般的に最小二乗法は、その他
の方法では正確に解くことができない連立一次方程式の
解を最適に求めることのできるシステム化された方法で
ある。最小二乗法を用いて、所与の車輪回転速度データ
集合についての夫々のタイヤの転がり有効半径どうしの
間の相対的な比率を求めることで、誤差をできる限り小
さくすると共に、この方法の実施を容易にし、また、R
AMの記憶容量を効率的に利用できるようにしている。
ある長さの期間に亙って、夫々のタイヤの空気圧が互い
に等しく、車両が直進走行をしており、しかも、走行し
ている路面が水平である場合には、車輪回転速度につい
ての連立方程式は下記数式14で表される。
【0020】
【数14】
【0021】各車輪ごとに固有のばらつきが付随してい
るため、それら車輪の転がり有効半径が互いに正確に同
一であると見なすことはできず、また、ある1個の車輪
の転がり有効半径が時間の経過にかかわらず一定である
と見なすこともできない。それゆえ、各車輪ごとに、そ
の車輪のタイヤの転がり有効半径の最適な推定値を最小
二乗法を用いて求めるようにしている。ある数値Rj
が最小二乗解であるというのは、その数値が下記数式1
5を満足する場合である。
【0022】
【数15】 こうして夫々の車輪に対応した車輪校正係数を求めたな
らば、下記の数式16に示すように、それら車輪校正係
数によって車輪回転速度信号に校正を施す。
【0023】
【数16】 そして、こうして校正を施した信号値Vij cal に基づい
て、F値を算出する。
【0024】更に、校正手順及び回転速度差検出手順に
先立って、車輪回転速度の測定値の全てを、基準速度V
i ref によって正規化する(即ち、基準速度Vi ref
対する比の値で表す)ようにしている。基準速度Vi
ref の値は、4個の車輪について平均した平均車輪回転
速度に仮想タイヤ半径を乗じることで算出することがで
き、従って下記数式17に従って算出することができ
る。
【0025】
【数17】 尚、ここで行う車輪回転速度の正規化は、分散解析法の
結果に影響を及ぼすことはなく、従ってF値に影響を及
ぼすことはない。校正を施すという目的に適したタイヤ
の転がり有効半径Rj*の最適解は下記数式18で表さ
れる。
【0026】
【数18】
【0027】舵取操作検出:ある車輪のタイヤ空気圧が
低下したことによって発生した車輪回転速度差を、その
他の様々な要因によって発生した車輪回転速度差から区
別するために、動的なフィルタ処理を施すようにしてい
る。これによって、車両が種々に舵取操作されている間
に収集された車輪回転速度データを排除することができ
る。また、そのために、本発明に採用しているアルゴリ
ズムには、(1)車両の加速及び減速の影響を排除する
ためのフィルタ処理、(2)車輪が1回転する間の回転
速度の変動の影響を排除するためのフィルタ処理、それ
に(3)路面の凹凸の影響を排除するためのフィルタ処
理が含まれており、これらフィルタ処理はABSのサン
プリング間隔(10ミリ秒)と同じ間隔で実行される。
また更に、このアルゴリズムには、(1)コーナリング
走行検出ルーチンと、(2)登坂走行/降坂走行検出ル
ーチンとが含まれており、これら検出ルーチンは、所定
回数のサンプリング期間が経過するごとに起動され、そ
の所定回数とは例えば40回である(回数が40回の場
合には400ミリ秒毎に起動されることになる)。コー
ナリング走行に関しては、右側の前後輪の車輪中心の線
速度と左側の前後輪の車輪中心の線速度との差が、車両
の走行速度に比例しコーナリング半径に逆比例すること
になる。従って下記数式19で表される関係が成り立
つ。
【0028】
【数19】 この数式19において、rはコーナリング半径であり、
lはトレッド(左右の車輪間の距離)である。コーナリ
ング走行しているときに求められた車輪回転速度差は、
そのコーナリング走行に起因する誤差を含んでいるた
め、タイヤ空気圧の低下の有無を判定するという目的に
は用いることができない。このアルゴリズムは、コーナ
リング走行を識別するために、左右の前輪間の車輪回転
速度差のパターンと、左右の後輪間の車輪回転速度差の
パターンとの間に類似性があるか否かを調べるようにし
ており、コーナリング走行中に収集したデータは、タイ
ヤ空気圧低下検出手順に持ち込まれることがないよう
に、排除するようにしている。また、一定速度での登坂
走行ないし降坂走行に関しては、エンジンからトルクが
伝達するため、登坂走行中であれば駆動輪に発生するタ
イヤのスリップ量が非駆動輪に発生するタイヤのスリッ
プ量より大きくなり、降坂走行中であればその逆にな
る。従って、登坂走行中や降坂走行中に算出された車輪
回転速度差は、タイヤ空気圧の低下の有無を判定すると
いう目的には用いることができない。このアルゴリズム
は、左側の前後輪間の車輪回転速度差のパターンと、右
側の前後輪間の車輪回転速度差のパターンとの間に類似
性があるか否かを調べることで、登坂走行ないし降坂走
行を識別するようにしており、登坂走行中または降坂走
行中に収集したデータは、タイヤ空気圧低下検出手順に
持ち込まれることがないように、排除するようにしてい
る。
【0029】
【発明の実施の形態】これより図面に示したフローチャ
ートを参照しつつ、本発明の好適な実施の形態について
説明する。図示したフローチャートは、本発明にかかる
方法を実行するために用いることのできるコンピュータ
・プログラムの一例を簡明に表したものである。
【0030】このプログラムを実行している間中、4個
の車輪の各々に1個ずつ装備した車輪回転速度センサの
各々から、10ミリ秒間隔で車輪回転速度値が読み込ま
れている。それら車輪回転速度値は、上で説明したよう
にして正規化された上で、校正手順とそれに続くF値ル
ーチンとの両方に用いられる。校正手順では各車輪に付
随している固有のばらつきの大きさが判定され、F値ル
ーチンでは3レベルの空気圧低下量についてタイヤの空
気圧低下の有無が調べられる。ここでは、タイヤに空気
圧低下が発生していることが検出されたならば、運転者
が回復操作を実行することで、夫々のタイヤの空気圧を
一様にするものとする。また運転者は、これを行う際に
は、リセット・ボタンを押下してシステムをリセットす
る。システムのリセットは、タイヤの空気圧を一様にす
るときばかりでなく、システムの校正を再実行したいと
きにいつでも行うことができ、例えば、車輪のアライメ
ントを調整したときや、新しいタイヤにはきかえたとき
に行われる。
【0031】システムがリセットされたならば、このプ
ログラムにおいて使用する様々なフラグ及びカウンタが
初期化される(ブロック10)。このとき、校正フラグ
はセット状態にされ(f cal=1)、これによっ
て、リセット・ボタンが押下されたこと、及び校正手順
を実行すべきことが表示される。また、警告灯フラグも
セット状態にされ(f wlt=1)、これによって警
告灯が点灯状態となる。制動灯スイッチ・フラグ(f
bls=0)は、制動油圧が不足している場合にそのこ
とを表示するフラグである。制動灯スイッチは制動灯と
並列に接続されている。更に、タイヤ空気圧低下モニタ
用カウンタがセット状態にされ(i tim=1)、舵
取操作検出用カウンタもセット状態にされる(i ma
n=1)。これらカウンタは、これによって、ゼロから
カウントを開始するようになる。
【0032】以上の初期化が完了したならば、車輪回転
速度値の読込みが開始される(ブロック12)。4個の
車輪の各々から読み込まれる4つの車輪回転速度値が1
つの組をなし、1組の車輪回転速度値が読み込まれるた
びに、校正フラグと警告灯フラグとが参照される(ブロ
ック14)。それら2つのフラグが両方ともセット状態
にあったならば、それは、このプログラムがまだ校正ル
ープの中にあることを表している。この場合には、警告
灯を消灯し(ブロック16)、4つの校正係数の全てを
「1」に設定し(ブロック18)、更に、舵取操作検出
用積算値とタイヤ空気圧モニタ用積算値との両方をクリ
アする(ブロック20)。以上の動作は校正手順が完了
するまで、繰り返して実行される。警告灯フラグがセッ
ト状態にされているが、システムが校正手順を実行して
いないと判定されたならば(ブロック22)、それは、
タイヤ空気圧低下状態が検出されたことを示しており、
その場合にはこのプログラムは終了する。また、その場
合には、運転者がタイヤに空気を注入した上でシステム
をリセットする。
【0033】一方、警告灯が消灯されており、しかもシ
ステムが校正ループ中にはないと判定された(ブロック
22の判定結果が「NO」であった)ならば、続いて、
車輪回転速度値に対して数段階のフィルタ処理を施すこ
とによって、信頼性の高いタイヤ空気圧チェックを行う
ためには使用してはならない車輪回転速度値を排除す
る。そのために先ず、ブロック24において、ABSの
故障の有無をチェックする。このチェックはABSの外
部から行われ、ABSの動作を停止させて、制動油圧の
自動制御を切った状態で行われる。続くブロック26で
は、いずれかの車輪にスペアタイヤが装着されているか
否かを調べる。スペアタイヤが装着されているときに
は、4個の車輪のうちの1個だけが他の車輪より著しく
高速で回転していることから、スペアタイヤが装着され
ていることを検出できる。ブロック28では、車両が非
常な低速(10km/h以下)または非常な高速(20
0km/h以上)で走行しているときに測定された車輪
回転速度値を排除するためのフィルタ処理を実行する。
続いてブロック30では、制動操作が実行中であるか否
かを調べ、制動灯のスイッチが閉成されているときに測
定された車輪回転速度値を排除する。制動操作の実行中
ではなかったならば、車輪回転速度値に急上昇または急
低下が発生していないかどうかを調べる(ブロック3
2)。急上昇が発生していれば、駆動に伴うタイヤのス
リップが発生しているおそれがあり、急低下が発生して
いれば、タイヤのロックが発生しているおそれがある。
即ち、ブロック32では、dvr/dtの値が、車輪回
転速度の加速限界値と減速限界値との間にある場合にだ
け、その車輪回転速度値を合格させる。
【0034】次に図2について説明する。図1に示した
前処理としてのフィルタ処理に続いて、ブロック34で
は、車輪回転速度値の正規化と補正とを実行する。もし
この時点で校正ループがまだ完了していなかったなら
ば、どの車輪のタイヤの転がり有効半径の値Rj*も、
「1」に設定されたままになっている。正規化及び補正
に続いて、それら正規化及び補正が施された各車輪に対
応した車輪回転速度値を、その車輪に対応した舵取操作
検出用積算値に加算し(ブロック36)、続いて舵取操
作検出用カウンタをインクリメントする。舵取操作検出
ループは、読込みループが40回実行されるごとに(従
って400ミリ秒ごとに)1回ずつ実行されるループで
あり、車両が舵を切った状態にあるか否かを調べるため
に常時実行されている。読込みループが40回実行され
たならば(ブロック40)、舵取操作が実行されている
か否か(舵が切られているか否か)をチェックし(ブロ
ック42)、それには、左右の前輪間の回転速度差と、
左右の後輪間の回転速度差とを比較する。もし、前輪と
後輪のいずれにおいても左右の車輪間の速度差が大き
く、しかも左右の前輪間の回転速度差と左右の後輪間の
回転速度差とが略々同程度の大きさであったならば、舵
取操作検出用積算値(MAN積算値)をクリアし(ブロ
ック50)、続いて舵取操作検出用カウンタ(MANカ
ウンタ)をリセットする(ブロック52)。一方、それ
ら回転速度差が大きなものでなかったならば、その舵取
操作検出用積算値(MAN積算値)をタイヤ空気圧低下
モニタ用積算値(TIM積算値)に加算し(ブロック4
6)、それに続いてTIMカウンタを「40」だけイン
クリメントする(ブロック48)。こうしてTIM積算
値とTIMカウンタとをインクリメントしたならば、M
AN積算値をクリアし(ブロック50)、MANカウン
タをリセットする(ブロック52)。続いてブロック5
4では、校正手順が完了しているか否か、即ち、校正フ
ラグがリセット状態にあるか否かを調べる。
【0035】ブロック42では、舵取操作が実行されて
いるか否かをチェックすると共に、登坂走行中または降
坂走行中か否かを併せてチェックするようにしてもよ
く、それには、左側の前後輪間の回転速度差と右側の前
後輪間の回転速度差とを比較すればよい。左右いずれの
側においても前後輪間の回転速度差が大きく、しかも左
側の前後輪間の回転速度差と右側の前後輪間の回転速度
差とが略々同程度の大きさであったならば、それは、登
坂走行中ないし降坂走行中(或いは、車両の加速中ない
し減速中)であることを表すものであり、この場合に
は、車両が舵を切った状態で走行しているときと同様
に、舵取操作検出用積算値をクリアする。このチェック
の方式は、車両が加速しているときや、たとえ一定速度
であっても登坂走行しているときには、駆動輪の方が非
駆動輪よりも高速で回転しているという事実に基づいた
ものである。これとは逆に、車両が減速しているとき
や、たとえ一定速度であっても降坂走行しているときに
は、駆動輪の方が非駆動輪よりも低速で回転している。
【0036】リセットによって開始される校正手順を実
行するためには、フィルタ処理を通過した車輪回転速度
の読込み値が6000組必要である。従って、校正フラ
グがセット状態にあるときには、ブロック56におい
て、そのループが6000回実行されたか否かを判定す
る(i tim=6001)。もし、そのループの実行
回数が6000回に達していなかったならば、車輪回転
速度の読込みを更に追加して実行する。一方、6000
回に達していたならば、続いてブロック58において、
正規化された車輪回転速度値から、夫々の車輪のタイヤ
の転がり有効半径の値Rj*を算出する。続いてブロッ
ク60では、TIM積算値をクリアする。ここでTIM
積算値をクリアする理由は、それまでに収集したデータ
は校正手順を実行するためのデータであって、タイヤ空
気圧低下モニタ手順は、まだ開始されていないからであ
る。最後に、校正フラグを「0」にリセットし、TIM
カウンタもリセットする(ブロック62)。これによっ
て、タイヤ空気圧低下モニタ手順を開始する準備が完了
し、この準備が完了したということは、ブロック54に
おいてf cal=0であることによって示される。
【0037】タイヤ空気圧低下モニタ手順においては、
検出時間を延長して行くことで3レベルのタイヤ空気圧
低下を検出できるようにしている。校正手順に引き続い
て実行するタイヤ空気圧低下モニタ手順の第1段階は、
読込みループが6000回実行されていることを必要と
する。読込みループが6000回実行されたと判定され
た時点で(ブロック64)、先に説明した改良を加えた
分散解析法に従ってF値を算出する。こうして算出した
F値を、実験的に決定した、所定の空気圧低下量(例え
ば50%)に対応していることが分かっているスレショ
ルド値T1 と比較する(ブロック68)。空気圧低下量
が50%であるということは、例えば、タイヤ製造会社
の推奨タイヤ空気圧が36psi(約2.53kg/c
2 )であるならば、4個のタイヤのうちの1個の空気
圧を18psi(約1.27kg/cm2 )にして読み
込んだ測定値からF値を算出することで、このスレショ
ルド値T1 の値を決定することができる。そして、算出
したF値がスレショルド値T1 より大きかったならば、
50%の空気圧低下が発生したものと判定して警告灯を
点灯する(ブロック70)。続いて、TIM積算値をク
リアして(ブロック72)、このプログラムを「終了」
する。即ち、車輪回転速度値の読込みは続行するが、新
たに読込まれた値は、このブロック72へ至るサブルー
チンでは使用しない。既述の如く、あるサンプル集合か
ら算出されたF値が大きいほど、発生していると推定さ
れるタイヤ空気圧の低下量も大きなものである可能性が
ある。また、そのサンプルのサイズが大きいほど(従っ
て、サンプルを収集する時間が長くなるほど)、タイヤ
空気圧の低下量を判定するためのF値の信頼性が向上す
る。そこで、F値がスレショルド値T1 以下であったな
らば、それに続いて更なる判定を行って、そのF値が、
より低下幅の小さいタイヤ空気圧低下量(例えば25
%)に対応した、より小さなスレショルド値(スレショ
ルド値T12)より小さいか否かを調べる。本実施の形態
では、このスレショルド値T12の値として、タイヤ空気
圧を27psi(約1.90kg/cm2 )に設定して
サンプルを収集するためのループを6000回実行する
ことにより、実験的に決定した値を使用している。F値
がこのスレショルド値T12以上であったならば(即ち、
ブロック74の判定結果が「NO」であったならば)、
それは、25%以上で50%以下のタイヤ空気圧低下が
発生しているおそれがあることを表している。ただし、
信頼性の高い判定を行うためには更に多くのデータが必
要である。そのため、車輪回転速度値の読込みを続行す
るようにしているが、ただし、続いて読込まれる車輪回
転速度値は、この6000回までのループ実行に対応し
たサブルーチンでは使用しない。
【0038】車輪回転速度値読込みループが丁度600
0回実行された時点で警告灯が点灯されなかった場合に
は、6001回目の車輪回転速度値の読込みが行われた
ときのブロック64における判定結果は「NO」にな
る。最初のF値の算出が行われるのは、そのループが丁
度6000回実行された時点であり、そのとき、下記数
式20によって表されるTIM積算値の算出も行われ
る。
【0039】
【数20】
【0040】50%以下で25%以上のタイヤ空気圧低
下が発生しているおそれがあると判定された場合には、
このプログラムは、車両の舵取操作の有無のチェックを
実行しつつ、車輪回転速度値の収集を続行して、読込ん
だ車輪回転速度値にフィルタ処理を施す。これに関して
図3を参照して説明すると、車輪回転速度値の組を12
000組収集した時点で(i tem=12001)、
ブロック78における判定結果が「YES」になり、そ
れによって車輪回転速度値が12000組収集されたと
いうことが示される。このとき、F値の算出が再び実行
され(ブロック80)、算出されたF値は、第2の所定
スレショルド値T2 と比較される(ブロック82)。こ
のスレショルド値T2 は、タイヤ空気圧低下量が33%
である場合に対応したスレショルド値である。このスレ
ショルド値T2 は、前述のスレショルド値T12と同じ値
ではなく、なぜならば、スレショルド値T2 は、データ
収集ループを12000回実行することによって決定し
た値であり、F値はサンプルのサイズが大きくなると変
化するからである。この第2のF値がスレショルド値T
2 を超えていたならば、警告灯を点灯して(ブロック8
4)、TIM積算値をクリアする。一方、この第2のF
値がスレショルド値T2 以下であったならば、更なるチ
ェックを実行して、そのF値が、更に小さなスレショル
ド値(スレショルド値T23)より小さいか否かを調べ
る。スレショルド値T23は、更に低下幅の小さな空気圧
低下量(例えば25%)に対応したものであり、この判
定の信頼性は2分間に亙って得たデータに基づいたもの
となっている。本実施の形態では、このスレショルド値
23としては、タイヤ空気圧を27psi(約1.90
kg/cm2 )に設定して読込みループを12000回
繰り返して得たサンプルに基づいて実験的に決定した値
を使用している。第2のF値がスレショルド値T23より
小さかったならば(ブロック88における判定結果が
「YES」であったならば)、TIMカウンタをリセッ
トする(ブロック90)。一方、第2のF値がスレショ
ルド値T23以上であったならば(即ち、ブロック88に
おける判定結果が「NO」であったならば)、車輪回転
速度値の読込みを続行する。
【0041】もし、データ収集ループが12000回実
行された時点で、警告灯が点灯されなかったならば、1
2001回目の車輪回転速度読込みが行われたときのブ
ロック78における判定結果は「NO」になる。そのた
め、TIM積算値の積算は継続して行われ、TIMカウ
ンタのカウント値はやがて18000回を示すようにな
り(i tim=18001)、そうなったことは、ブ
ロック92で判定される。この時点で、更にもう一度F
値の算出を実行し(ブロック94)その算出したF値を
第3の所定スレショルド値T3 と比較する(ブロック9
6)。このスレショルド値T3 は、25%のタイヤ空気
圧低下量に対応した値である。ただし、25%のタイヤ
空気圧低下量に対応してはいるものの、このスレショル
ド値T3はスレショルド値T23と同じ値ではなく、なぜ
ならば、このスレショルド値T3は、読込みループを1
8000回繰り返した場合に用いる値として定めた値だ
からである。比較の結果、そのF値がスレショルド値T
3 を超えていたならば、警告灯を点灯させ(ブロック9
8)、続いてTIM積算値をクリアする(ブロック10
0)。一方、そのF値がスレショルド値T3 以下であっ
たならば、単にTIMカウンタをリセットする(ブロッ
ク102)。するとこのプログラムは、50%の空気圧
低下の有無をチェックするための新たな6000回のル
ープの実行に取りかかる。読込みループを18000回
実行することは、フィルタ処理した回転速度値のデータ
を3分間分収集するということに対応しており、本実施
の形態ではこれが最大の実行回数となっている。
【0042】以上に説明したプログラムにおいては、最
初に、50%の空気圧低下が発生したか否かを調べるた
めのチェックを実行するため、急激な空気圧低下が発生
した場合でも、運転者はその空気圧低下を速やかに知る
ことができる。もし、スリップや舵取操作の影響を受け
ていると判定されて、フィルタ処理によって排除された
車輪回転速度値が皆無であったならば、この50%の空
気圧低下の発生の有無を調べるためのチェックは1分間
で完了する(読込みループの1回の実行に10ミリ秒か
かり、それを6000回実行すると1分間になる)。5
0%の空気圧低下が検出されなかった場合には、車輪回
転速度のデータをクリアした上で(50%の空気圧低下
を検出するための)6000回のループの実行をあらた
めて開始するか、或いは、データ蓄積を続行して更に6
000回のループを実行し(合計2分間分のデータが得
られる)、33%の空気圧低下の有無を調べるためのチ
ェックを実行するかのいずれかとなる。更に、そのチェ
ックを実行した結果、33%の空気圧低下が検出されな
かった場合には、それまでの車輪回転速度のデータをク
リアした上で(50%の空気圧低下を検出するための)
6000回のループの実行をあらためて開始するか、或
いは、データ蓄積を続行して更に6000回のループを
実行し(合計3分間分のデータが得られる)、25%の
空気圧低下の有無を調べるためのチェックを実行するか
のいずれかとなる。尚、これら3レベルの空気圧低下量
のどれが発生した場合にも同じ警告灯を作動させるよう
にしてあると、運転者は、空気圧が少なくとも25%低
下したということしか分からないため、タイヤの空気圧
低下がどの程度のものであるかを知ることができない。
この点に関しては、3つの警告灯を使用したり、異なっ
た点滅方式で警告灯を点滅させるようにすれば、空気圧
低下の程度を表示することが可能である。
【0043】図4は、先に説明したF値算出方法のより
詳細なフローチャートを示したものである。
【0044】開始ステップ201に続いて、下記数式2
1に示したステップに従ってF値の算出が行われる。
【0045】
【数21】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態にかかる方法を表し
たフローチャートを3つに分割したうちの第1の部分を
示した図である。
【図2】本発明の好適な実施の形態にかかる方法を表し
たフローチャートを3つに分割したうちの第2の部分を
示した図である。
【図3】本発明の好適な実施の形態にかかる方法を表し
たフローチャートを3つに分割したうちの第3の部分を
示した図である。
【図4】図1〜図3に示したフローチャートの一部を更
に詳細に表したフローチャートである。
【符号の説明】
10〜208 本発明の好適な実施の形態にかかる方法
の各ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ワイ・リュー アメリカ合衆国カリフォルニア州90505, トーランス,トゥハンドレッドサーティナ インス・ストリート 4131,アパートメン ト 116

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4個の車輪を有しそれら車輪の各々にタ
    イヤを装備した自動車のタイヤ空気圧低下検出方法にお
    いて、 前記4個の車輪の各々の回転速度値Vijを第1期間内に
    複数回(n回)に亙って測定し、 前記4個の車輪の各々ごとにその車輪に関する複数の回
    転速度値を加え合わせることで、下記数式1で表される
    4つの車輪別の車輪回転速度積算値SUMVjを算出
    し、 【数1】 前記4つの車輪別の車輪回転速度積算値SUMVj を加
    え合わせることによって、車輪回転速度総合計値Xを算
    出し、 前記4つの車輪別の車輪回転速度積算値SUMVj と前
    記車輪回転速度総合計値Xとに基づいて、車輪間の分散
    SSCを求め、 前記4つの車輪別の車輪速度積算値SUMVj と夫々の
    車輪回転速度値Vijとに基づいて、回転速度値間の分散
    SSRを求め、 SSC/SSRの比の値に基づいてF値を求め、 前記F値を第1所定空気圧低下量に対応した第1スレシ
    ョルド値と比較し、 前記F値が前記第1所定スレショルド値より大きかった
    ならば運転者警告装置を作動させる、ことを特徴とする
    タイヤ空気圧低下検出方法。
  2. 【請求項2】 前記車輪間の分散SSCを求める際に、
    各車輪ごとに、前記車輪別回転速度積算値SUMVj
    4倍した値から前記車輪回転速度総合計値Xを差し引い
    て偏差を求めることで、合計4つの偏差を求め、それら
    4つの偏差の各々を二乗した値を加え合わせ、以上によ
    って、下記数式2で表される前記分散SSCを求めるこ
    とを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧低下検出方
    法。 【数2】
  3. 【請求項3】 前記回転速度値間の分散SSRを求める
    際に、前記4つの車輪別の車輪回転速度積算値SUMV
    j の各々を二乗して加え合わせることで、下記数式3で
    表される車輪別の車輪回転速度積算値の合計値を求め、 【数3】 前記4個の車輪の各々ごとに回転速度の測定値Vijを二
    乗して加え合わせることで、下記数式4で表される合計
    4つの車輪別の回転速度二乗値の合計値SUMVj を求
    め、 【数4】 それら回転速度二乗値の合計値SUMVj を加え合わせ
    ることで、下記数式5で表される回転速度二乗値の総合
    計値を求め、 【数5】 前記回転速度二乗値の総合計値から前記車輪別の回転速
    度合計値の二乗値の総合計値を差し引き、以上によっ
    て、下記数式6で表される前記分散SSRを求めること
    を特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧低下検出方
    法。 【数6】
  4. 【請求項4】 F=SSC/SSRであることを特徴と
    する請求項1記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
  5. 【請求項5】 前記F値が前記第1所定スレショルド値
    を超えていなかったならば、前記F値を前記第1所定ス
    レショルド値より小さい第1所定サブスレショルド値と
    比較し、 前記F値が前記第1サブスレショルド値より大きかった
    ならば、前記第1期間に追加される第2期間内において
    複数回に亙って前記4個の車輪の各々の回転速度を測定
    し、 前記第2期間内に測定した車輪回転速度の複数の測定値
    に基づいて第2のF値を求め、 前記第2のF値を前記第1所定空気圧低下量より小さい
    第2所定空気圧低下量に対応した第2所定スレショルド
    値と比較し、 前記第2のF値が前記第2所定スレショルド値より大き
    かったならば運転者警告装置を作動させる、 ことを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧低下検出
    方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のF値が前記第2所定スレショ
    ルド値を超えていなかったならば、前記第2のF値を前
    記第2所定スレショルド値より小さい第2所定サブスレ
    ショルド値と比較し、 前記第2のF値が前記第2サブスレショルド値より大き
    かったならば、前記第2期間に追加される第3期間内に
    おいて複数回に亙って前記4個の車輪の各々の回転速度
    を測定し、 前記第3期間内に測定した車輪回転速度の複数の測定値
    に基づいて第3のF値を求め、 前記第3のF値を前記第2所定空気圧低下量より小さい
    第3所定空気圧低下量に対応した第3所定スレショルド
    値と比較し、 前記第3のF値が前記第3所定スレショルド値より大き
    かったならば運転者警告装置を作動させる、ことを特徴
    とする請求項5記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
  7. 【請求項7】 前記第1期間の開始に先立って前記4個
    の車輪の夫々に対応した車輪校正係数を決定し、それら
    車輪校正係数は、前記4個の車輪の間の転がり有効半径
    のばらつきの影響を排除するための係数であり、 前記第1期間において、また前記第1期間に続く期間が
    存在する場合にはその後続の期間においても、前記車輪
    校正係数によって前記車輪回転速度値に補正を施す、こ
    とを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧低下検出方
    法。
  8. 【請求項8】 車輪回転速度の全ての測定値を正規化
    し、その正規化を行うのに、車両基準速度Vi ref を算
    出し、車輪回転速度の各測定値Vijを前記車両基準速度
    i ref で割ることによって、正規化した車輪回転速度
    値Vij nor を求めることを特徴とする請求項1記載のタ
    イヤ空気圧低下検出方法。
  9. 【請求項9】 前記車両基準速度は、前記4個の車輪の
    角速度の平均値に仮想タイヤ半径を乗じて得た値である
    ことを特徴とする請求項8記載のタイヤ空気圧低下検出
    方法。
  10. 【請求項10】 前記第1期間の開始に先立って前記4
    個の車輪の夫々の回転速度を複数回(m回)に亙って測
    定し、 前記第1期間の開始に先立って前記4個の車輪の夫々に
    対応した車輪校正係数を決定し、それら車輪校正係数
    は、下記数式7に従ってタイヤの転がり有効半径の値R
    j*として決定され、 【数7】 前記第1期間において、また前記第1期間に続く期間が
    存在する場合にはその後続の期間においても、前記車輪
    校正係数によって前記車輪回転速度値に補正を施す、こ
    とを特徴とする請求項8記載のタイヤ空気圧低下検出方
    法。
  11. 【請求項11】 前記車両がコーナリング走行している
    ときにそのことを判定し、 コーナリング走行中に発生した車両回転速度の測定値を
    前記F値を求めるためのステップから排除することを特
    徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
  12. 【請求項12】 コーナリング走行の有無を判定する際
    に、 左前輪の回転速度と右前輪の回転速度との差を求め、 左後輪の回転速度と右後輪の回転速度との差を求め、 前輪における左右車輪間の前記回転速度差と、後輪にお
    ける左右車輪間の前記回転速度差とを比較し、 前記2つの回転速度差が所定最小値より大きく、且つ、
    前記2つの回転速度差が同じ所定上限値と同じ所定下限
    値との間にあったならば、前記車両がコーナリング走行
    していると判定する、ことを特徴とする請求項11記載
    のタイヤ空気圧低下検出方法。
  13. 【請求項13】 前記4個の車輪のうちのいずれかが加
    速または減速しているときにそのことを判定し、 前記4個の車輪のうちのいずれかが加速または減速して
    いるときに測定された車輪回転速度値を前記F値を求め
    るためのステップから排除する、ことを特徴とする請求
    項1記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
  14. 【請求項14】 車輪の加速及び減速を判定する際に、 時間的変動率dVij/dtを求め、 前記時間的変動率dVij/dtが所定の正のスレショル
    ド値以上の値を有するときに車輪が加速していると判定
    し、 前記時間的変動率dVij/dtが所定の負のスレショル
    ド値以下の値を有するときに車輪が減速していると判定
    する、ことを特徴とする請求項13記載のタイヤ空気圧
    低下検出方法。
  15. 【請求項15】 前記車両が登坂走行または降坂走行し
    ているときにそのことを検出し、 前記車両が登坂走行または降坂走行しているときに測定
    された車輪回転速度値を前記F値を求めるためのステッ
    プから排除する、ことを特徴とする請求項1記載のタイ
    ヤ空気圧低下検出方法。
  16. 【請求項16】 登坂走行及び降坂走行を判定する際
    に、 左前輪の回転速度と左後輪の回転速度との差を求め、 右前輪の回転速度と右後輪の回転速度との差を求め、 左側の前後輪間の前記回転速度差と、右側の前後輪間の
    前記回転速度差とを比較し、 前記2つの回転速度差が所定最小値より大きく、且つ、
    前記2つの回転速度差が同じ所定上限値と同じ所定下限
    値との間にあったならば、登坂走行または降坂走行が行
    われていると判定する、ことを特徴とする請求項15記
    載のタイヤ空気圧低下検出方法。
  17. 【請求項17】 4個の車輪を有しそれら車輪の各々に
    タイヤを装備した自動車のタイヤ空気圧低下の検出方法
    において、 前記4個の車輪の各々の回転速度Vijを校正期間内に複
    数回(m回)に亙って測定し、 前記4個の車輪の夫々に対応した車輪構成係数を、それ
    ら4個の車輪の各々に対応した回転速度の複数個(m
    個)の測定値に基づいて求め、それら車輪校正係数は、
    前記4個の車輪の間の転がり有効半径のばらつきの影響
    を排除するための係数であり、 前記4個の車輪の各々の回転速度値Vijを前記校正期間
    に続く第1期間内に複数回(n回)に亙って測定し、 前記第1期間において、また前記第1期間に続く期間が
    存在する場合にはその後続の期間においても、前記車輪
    校正係数によって前記車輪回転速度値に補正を施し、 前記4個の車輪の各々ごとにその車輪に関する複数の回
    転速度値を加え合わせることで、下記数式8で表される
    4つの車輪別の車輪回転速度積算値SUMVjを算出
    し、 【数8】 前記4つの車輪別の車輪回転速度積算値SUMVj を加
    え合わせることによって、車輪回転速度総合計値Xを算
    出し、 前記4つの車輪別の車輪回転速度積算値SUMVj と前
    記車輪回転速度総合計値Xとに基づいて、車輪間の分散
    SSCを求め、 前記4つの車輪別の車輪速度積算値SUMVj と夫々の
    車輪回転速度値Vijとに基づいて、回転速度値間の分散
    SSRを求め、 SSC/SSRの比の値に基づいてF値を求め、 前記F値を第1所定空気圧低下量に対応した第1スレシ
    ョルド値と比較し、 前記F値が前記第1所定スレショルド値より大きかった
    ならば運転者警告装置を作動させる、ことを特徴とする
    タイヤ空気圧低下検出方法。
JP10056874A 1997-03-07 1998-03-09 車両のタイヤ空気圧低下検出方法 Withdrawn JPH10258618A (ja)

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