JPH10258573A - 感熱多重複写シート - Google Patents
感熱多重複写シートInfo
- Publication number
- JPH10258573A JPH10258573A JP9066295A JP6629597A JPH10258573A JP H10258573 A JPH10258573 A JP H10258573A JP 9066295 A JP9066295 A JP 9066295A JP 6629597 A JP6629597 A JP 6629597A JP H10258573 A JPH10258573 A JP H10258573A
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- JP
- Japan
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- heat
- recording
- sheet
- layer
- thermal
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 従来の顔料系感熱記録体には、発色画像が近
赤外に吸収波長を持ち、保存性が良いという利点はある
ものの、地肌が着色している、発色濃度が低い、発色画
像の色相が純黒でない、水系塗工ができない、価格が高
い等の多くの問題をかかえている。本発明は従来の顔料
系感熱記録体の持つ多くの問題を解決させ、かつ利点を
そのまま保持した多重複写感熱記録体を提供する。 【解決手段】 基材シート1の一方の面に、電子供与性
の無色ないしは淡色の塩基性染料と該染料を熱反応によ
って発色させる電子受容性の顕色剤とを含有する感熱記
録層2を有し、該基材シート1の他方の面に、有機バナ
ジウム化合物と熱可融性物質とを含有する熱可融性層3
を有する第1の記録用シート4と、基材シート5の一方
の面に、没食子酸エステル類を含有する記録層6を有す
る第2の記録用シート7との組み合わせからなることを
特徴とする感熱多重複写シート。
赤外に吸収波長を持ち、保存性が良いという利点はある
ものの、地肌が着色している、発色濃度が低い、発色画
像の色相が純黒でない、水系塗工ができない、価格が高
い等の多くの問題をかかえている。本発明は従来の顔料
系感熱記録体の持つ多くの問題を解決させ、かつ利点を
そのまま保持した多重複写感熱記録体を提供する。 【解決手段】 基材シート1の一方の面に、電子供与性
の無色ないしは淡色の塩基性染料と該染料を熱反応によ
って発色させる電子受容性の顕色剤とを含有する感熱記
録層2を有し、該基材シート1の他方の面に、有機バナ
ジウム化合物と熱可融性物質とを含有する熱可融性層3
を有する第1の記録用シート4と、基材シート5の一方
の面に、没食子酸エステル類を含有する記録層6を有す
る第2の記録用シート7との組み合わせからなることを
特徴とする感熱多重複写シート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚以上のシート
に同時に感熱記録を行なうことのできる感熱多重複写シ
ートに関するものであり、特に下葉紙の記録の鮮明性、
かつ保存安定性に優れた感熱記録体に関する。
に同時に感熱記録を行なうことのできる感熱多重複写シ
ートに関するものであり、特に下葉紙の記録の鮮明性、
かつ保存安定性に優れた感熱記録体に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱記録体は、一般に支持体上に電子供
与性の通常無色ないし淡色の染料前駆体と、電子受容性
の顕色剤とを主成分とする感熱記録層を設けたもの(一
般に染料系感熱記録体という)で、熱ヘッド、熱ペン、
レーザー光等で加熱することにより、染料前駆体と顕色
剤とが瞬時反応し、記録画像が得られるもので、特公昭
43−4160号、特公昭45−14039号公報等に
開示されている。このような感熱記録体は、比較的簡単
な装置で記録が得られ、保守が容易であること、騒音の
発生がないことなどの利点があり、計測用記録計、ファ
クシミリ、プリンター、コンピューターの端末機、ラベ
ル、乗車券等自動券売機など広範囲の分野に利用されて
いる。特に感熱記録用ラベルはPOS(販売時点情報管
理)システム用のバーコードラベル、価格表示ラベル、
配送・出荷ラベルなど印字後貼付を必要とする用途に用
いられている。特にスーパーマーケットやデパート等の
大型量販店をはじめ、チェーン展開をしている専門店、
レストラン等においてPOSシステムの普及が著しい。
消費者のニーズを明確に把握し、合理的な経営戦略を立
てるために、商品に表示されたバーコードやOCR文字
を、スキャナーで光学的に読み取る方法が現在急速に伸
びてきている。
与性の通常無色ないし淡色の染料前駆体と、電子受容性
の顕色剤とを主成分とする感熱記録層を設けたもの(一
般に染料系感熱記録体という)で、熱ヘッド、熱ペン、
レーザー光等で加熱することにより、染料前駆体と顕色
剤とが瞬時反応し、記録画像が得られるもので、特公昭
43−4160号、特公昭45−14039号公報等に
開示されている。このような感熱記録体は、比較的簡単
な装置で記録が得られ、保守が容易であること、騒音の
発生がないことなどの利点があり、計測用記録計、ファ
クシミリ、プリンター、コンピューターの端末機、ラベ
ル、乗車券等自動券売機など広範囲の分野に利用されて
いる。特に感熱記録用ラベルはPOS(販売時点情報管
理)システム用のバーコードラベル、価格表示ラベル、
配送・出荷ラベルなど印字後貼付を必要とする用途に用
いられている。特にスーパーマーケットやデパート等の
大型量販店をはじめ、チェーン展開をしている専門店、
レストラン等においてPOSシステムの普及が著しい。
消費者のニーズを明確に把握し、合理的な経営戦略を立
てるために、商品に表示されたバーコードやOCR文字
を、スキャナーで光学的に読み取る方法が現在急速に伸
びてきている。
【0003】そこで現在、様々の印刷方式が試みられて
いるが、その中でも特に感熱記録方式が最も優れている
といえる。なぜなら、印字方式が加熱による物質の化学
的または物理的変化を利用して画像を記録する方法であ
り、現像定着を必要とせず、印刷インキの補充も必要と
しない。即ち、機械の小型化、簡素化、記録のスピード
化が可能であり、インキによる手や商品への汚れ、イン
キのかすれの心配も全くないなどの多くの特徴を有する
からである。
いるが、その中でも特に感熱記録方式が最も優れている
といえる。なぜなら、印字方式が加熱による物質の化学
的または物理的変化を利用して画像を記録する方法であ
り、現像定着を必要とせず、印刷インキの補充も必要と
しない。即ち、機械の小型化、簡素化、記録のスピード
化が可能であり、インキによる手や商品への汚れ、イン
キのかすれの心配も全くないなどの多くの特徴を有する
からである。
【0004】また発色画像であるバーコード等の読み取
りには従来より、波長633nmの赤色光をもつHe・
Neレーザー光を用いているが、最近、半導体レーザが
使われるようになってきた。これは電流で直接変調でき
小型化が可能であり、使い易く、低価格であること、ま
た発振波長が700〜1500nmの近赤外部にあるた
め汚れによる語動作が少ないこと、などの利点があり広
く普及してきている。従って、感熱記録用ラベルにおい
ても、半導体レーザで読み取ることができる発色画像を
得ることが望まれている。しかしながら、従来より用い
られているロイコ染料と顕色剤とから成る2成分型感熱
記録体では、黒発色系においても発色画像の吸収波長は
長波長側で550〜620nmのため、He・Neレー
ザー光では読み取り可能であるが、近赤外部の波長をも
つ半導体レーザでの読み取りはできなかった。
りには従来より、波長633nmの赤色光をもつHe・
Neレーザー光を用いているが、最近、半導体レーザが
使われるようになってきた。これは電流で直接変調でき
小型化が可能であり、使い易く、低価格であること、ま
た発振波長が700〜1500nmの近赤外部にあるた
め汚れによる語動作が少ないこと、などの利点があり広
く普及してきている。従って、感熱記録用ラベルにおい
ても、半導体レーザで読み取ることができる発色画像を
得ることが望まれている。しかしながら、従来より用い
られているロイコ染料と顕色剤とから成る2成分型感熱
記録体では、黒発色系においても発色画像の吸収波長は
長波長側で550〜620nmのため、He・Neレー
ザー光では読み取り可能であるが、近赤外部の波長をも
つ半導体レーザでの読み取りはできなかった。
【0005】一方、近赤外部に吸収波長を持つ感熱記録
体としては、写真工業別冊Vol.222P.58 (写真工業
出版社刊)に記載があるように、一方が有機酸重金属塩
または有機酸貴金属塩で、他方が有機還元剤、硫黄化合
物、アミノ化合物の発色系が知られている。この形の感
熱記録体としては 長鎖脂肪酸鉄塩+多価フェノール、 長鎖脂肪酸銀塩+還元剤、 脂肪酸アルミニウム塩+スピロピラン類 などの発色系を用いたものが一部商品化されており、顔
料系感熱記録体と呼ばれている。なかでも特開昭54−
1041号公報に示されているトリオキシベンゼン又は
ジヒドロキシナフタレンを設け、一方の原紙に5価のバ
ナジウム化合物を含む発色層を設けた複数枚感熱記録方
法。特公平2−54796号公報では、高級脂肪酸鉄塩
の受像紙と融点が80〜160℃を有する没食子酸アル
キルエステル、該没食子酸アルキルエステルを溶剤に溶
解した溶液を内包するマイクロカプセル及びワックスを
塗設した感熱熱転写記録紙とを組み合わせた感熱熱転写
記録材が示されている。
体としては、写真工業別冊Vol.222P.58 (写真工業
出版社刊)に記載があるように、一方が有機酸重金属塩
または有機酸貴金属塩で、他方が有機還元剤、硫黄化合
物、アミノ化合物の発色系が知られている。この形の感
熱記録体としては 長鎖脂肪酸鉄塩+多価フェノール、 長鎖脂肪酸銀塩+還元剤、 脂肪酸アルミニウム塩+スピロピラン類 などの発色系を用いたものが一部商品化されており、顔
料系感熱記録体と呼ばれている。なかでも特開昭54−
1041号公報に示されているトリオキシベンゼン又は
ジヒドロキシナフタレンを設け、一方の原紙に5価のバ
ナジウム化合物を含む発色層を設けた複数枚感熱記録方
法。特公平2−54796号公報では、高級脂肪酸鉄塩
の受像紙と融点が80〜160℃を有する没食子酸アル
キルエステル、該没食子酸アルキルエステルを溶剤に溶
解した溶液を内包するマイクロカプセル及びワックスを
塗設した感熱熱転写記録紙とを組み合わせた感熱熱転写
記録材が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の感熱記録体は
前述の顔料系感熱記録体の分野に位置する。従来の顔料
系感熱記録体には、発色画像が近赤外に吸収波長を持
ち、保存性が良いという利点はあるものの、地肌が着色
している、発色濃度が低い、発色画像の色相が純黒でな
い、水系塗工ができない、価格が高い等の多くの問題を
かかえている。本発明は従来の顔料系感熱記録体の持つ
多くの問題を解決させ、かつ利点をそのまま保持した感
熱記録体を提供する事を目的とする。
前述の顔料系感熱記録体の分野に位置する。従来の顔料
系感熱記録体には、発色画像が近赤外に吸収波長を持
ち、保存性が良いという利点はあるものの、地肌が着色
している、発色濃度が低い、発色画像の色相が純黒でな
い、水系塗工ができない、価格が高い等の多くの問題を
かかえている。本発明は従来の顔料系感熱記録体の持つ
多くの問題を解決させ、かつ利点をそのまま保持した感
熱記録体を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上紙になる第
1の記録用シートと下紙になる第2の記録用シートとの
組み合わせによる感熱多重複写シートにおいて、上紙と
下紙におのおの有機バナジウム化合物と没食子酸エステ
ル、および水溶性結着剤とを主成分とした感熱発色層
を、基体に設ける事によって達せられる。
1の記録用シートと下紙になる第2の記録用シートとの
組み合わせによる感熱多重複写シートにおいて、上紙と
下紙におのおの有機バナジウム化合物と没食子酸エステ
ル、および水溶性結着剤とを主成分とした感熱発色層
を、基体に設ける事によって達せられる。
【0008】すなわち本発明の第1の発明は、図1を参
照して、「基材シート1の一方の面に、電子供与性の無
色ないしは淡色の塩基性染料と該染料を熱反応によって
発色させる電子受容性の顕色剤とを含有する感熱記録層
2を有し、該基材シート1の他方の面に、有機バナジウ
ム化合物と熱可融性物質とを含有する熱可融性層3を有
する第1の記録用シート4と、基材シート5の一方の面
に、第1の記録用シート4の熱可融性層3における有機
バナジウム化合物を熱反応によって発色させる下記<化
2>に示される一般式(1)で表される没食子酸エステ
ル類を含有する記録層6を有する第2の記録用シート7
との組み合わせからなることを特徴とする感熱多重複写
シート」である。
照して、「基材シート1の一方の面に、電子供与性の無
色ないしは淡色の塩基性染料と該染料を熱反応によって
発色させる電子受容性の顕色剤とを含有する感熱記録層
2を有し、該基材シート1の他方の面に、有機バナジウ
ム化合物と熱可融性物質とを含有する熱可融性層3を有
する第1の記録用シート4と、基材シート5の一方の面
に、第1の記録用シート4の熱可融性層3における有機
バナジウム化合物を熱反応によって発色させる下記<化
2>に示される一般式(1)で表される没食子酸エステ
ル類を含有する記録層6を有する第2の記録用シート7
との組み合わせからなることを特徴とする感熱多重複写
シート」である。
【0009】
【化2】 (Rは炭素数3〜18のアルキル基、シクロアルキル
基、フェニル基、又はベンジル基をあらわす。)
基、フェニル基、又はベンジル基をあらわす。)
【0010】また、本発明の第2の発明は、「基材シー
ト1の一方の面に、電子供与性の無色ないしは淡色の塩
基性染料と該染料を熱反応によって発色させる電子受容
性の顕色剤とを含有する感熱記録層2を有し、該基材シ
ート1の他方の面に、第1の発明に記載の一般式(1)
で表される没食子酸エステルと熱可融性物質とを含有す
る熱可融性層3' を有する第1の記録用シート4と、基
材シート5の一方の面に、第1の記録用シート4の熱可
融性層3' における没食子酸エステル類を熱反応によっ
て発色させる有機バナジウム化合物を含有する記録層
6' を有する第2の記録用シート7との組み合わせから
なることを特徴とする感熱多重複写シート」である。第
2の発明における記録層3' は、第1の発明における記
録層3と同様の位置に当たり、第2の発明における記録
層6' は第1の発明の記録層6と同様の位置に当たる。
ト1の一方の面に、電子供与性の無色ないしは淡色の塩
基性染料と該染料を熱反応によって発色させる電子受容
性の顕色剤とを含有する感熱記録層2を有し、該基材シ
ート1の他方の面に、第1の発明に記載の一般式(1)
で表される没食子酸エステルと熱可融性物質とを含有す
る熱可融性層3' を有する第1の記録用シート4と、基
材シート5の一方の面に、第1の記録用シート4の熱可
融性層3' における没食子酸エステル類を熱反応によっ
て発色させる有機バナジウム化合物を含有する記録層
6' を有する第2の記録用シート7との組み合わせから
なることを特徴とする感熱多重複写シート」である。第
2の発明における記録層3' は、第1の発明における記
録層3と同様の位置に当たり、第2の発明における記録
層6' は第1の発明の記録層6と同様の位置に当たる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の感熱多重複写シートにお
いて、基材シート5として無機顔料を15〜40重量%
含有したシートや他にシートとして紙、各種の不織布、
プラスチックフィルム、合成紙、金属箔等、あるいはこ
れらを組み合わせた複合シート等が利用される。無機顔
料としてケイソウ土、クレー、焼成クレー、タルク、カ
オリン、焼成カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、アルミナ、
水酸化アルミニウム、合成珪酸マグネシウム、合成珪酸
アルミニウム等の無機顔料が挙げられる。
いて、基材シート5として無機顔料を15〜40重量%
含有したシートや他にシートとして紙、各種の不織布、
プラスチックフィルム、合成紙、金属箔等、あるいはこ
れらを組み合わせた複合シート等が利用される。無機顔
料としてケイソウ土、クレー、焼成クレー、タルク、カ
オリン、焼成カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、アルミナ、
水酸化アルミニウム、合成珪酸マグネシウム、合成珪酸
アルミニウム等の無機顔料が挙げられる。
【0012】感熱記録層2に使用する電子供与性の無色
ないしは淡色の塩基性染料としては、例えば、 (1)トリアリールメタン系化合物 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド(クリスタル・バイオレット・ラ
クトン)、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−
(1,2−ジメチルインドールーアーイル)フタリド、
3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−フェ
ニルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス−
(p−エチルカルバゾール−3−イル)−3−ジメチル
アミノフタリド、3,3−ビス(2−フェニルインドー
ル−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド等;
ないしは淡色の塩基性染料としては、例えば、 (1)トリアリールメタン系化合物 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド(クリスタル・バイオレット・ラ
クトン)、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−
(1,2−ジメチルインドールーアーイル)フタリド、
3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−フェ
ニルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス−
(p−エチルカルバゾール−3−イル)−3−ジメチル
アミノフタリド、3,3−ビス(2−フェニルインドー
ル−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド等;
【0013】(2)ジフェニルメタン系化合物 4,4−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリンベンジル
エーテル、N−ハロフェニルロイコオーラミン、N−
2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラミン等;
エーテル、N−ハロフェニルロイコオーラミン、N−
2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラミン等;
【0014】(3)キサンテン系化合物 ローダミンB−アニリノラクタム、3−ジエチルアミノ
−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−ブチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−エチル−トリルアミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−シクロヘキシル−メチルアミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3ジエチルアミノ−6
−クロロ−7−(β−エトキシエチル)アミノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−(γ−クロ
ロプロピル)アミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−N−シクロ
ヘキシル−N−メチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−フェニルフル
オラン、3−(N−イソアミル−N−エチルアミノ)−
6−メチル−7−アニリノフルオラン等;
−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−ブチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−エチル−トリルアミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−シクロヘキシル−メチルアミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3ジエチルアミノ−6
−クロロ−7−(β−エトキシエチル)アミノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−(γ−クロ
ロプロピル)アミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−N−シクロ
ヘキシル−N−メチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−フェニルフル
オラン、3−(N−イソアミル−N−エチルアミノ)−
6−メチル−7−アニリノフルオラン等;
【0015】(4)チアジン系化合物 ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンゾイ
ルロイコメチレンブルー等;
ルロイコメチレンブルー等;
【0016】(5)スピロピラン系化合物 3−メチル−スピロ−ジナフトピラン、3−エチル−ス
ピロ−ジナフトピラン、3−ベンジルスピロ−ジナフト
ピラン、3−メチルナフト−(3−メトキシ−ベンゾ)
−スピロピラン等;
ピロ−ジナフトピラン、3−ベンジルスピロ−ジナフト
ピラン、3−メチルナフト−(3−メトキシ−ベンゾ)
−スピロピラン等;
【0017】さらには、これらの混合物が利用され、用
途に応じた特性により、選択して利用され、用途に応じ
た特性により、選択して利用される。
途に応じた特性により、選択して利用され、用途に応じ
た特性により、選択して利用される。
【0018】感熱記録層2に使用する電子受容性の顕色
剤としては、4,4’−(1−メチルペンチリデン)ビ
スフェノール、N−ステアリル−p−アミノフェノー
ル、テトラメチルビスフェノールA、4,4’−(α−
メチルベンジリデン)ビスフェノール、4,4’−(p
−フェニレンジイソプロピリデン)ビスフェノール、
4,4’−〔1.3−フェニレンビス(1−メチルエチ
リデン)〕ビスフェノール、4,4’−シクロヘキシリ
デンビスフェノール、2,2’−ビス(4−ヒドロキシ
−3−イソプロピルフェニル)プロパン、α,α’−ビ
ス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイ
ソプロピルベンゼン、n−ブチルビス(ヒドロキシフェ
ニル)アセテート、α,α’,α”−トリス(4−ヒド
ロキシフェニル)−1,3,5−トリイソプロピルベン
セン、4,4’−〔1−〔4−〔1−(4−ヒドロキシ
フェニル)−1−メチルエチル〕フェニル〕エチリデ
ン〕ビスフェノール、没食子酸ステアリル、4−ヒドロ
キシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン、2,
2−ビス(4,4’−ヒドロキシフェニル)スルホン、
4,4−チオビス(6−t−ブチル−m−クレゾー
ル)、2,2−ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェ
ニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)サル
ファイド、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニ
ル)サルファイド、テトラメチルビスフェノールS等が
挙げられ、特に4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシ
ジフェニルスルホン、や2,2−ビス(3−アリル−4
−ヒドロキシフェニル)スルホンが好適である。
剤としては、4,4’−(1−メチルペンチリデン)ビ
スフェノール、N−ステアリル−p−アミノフェノー
ル、テトラメチルビスフェノールA、4,4’−(α−
メチルベンジリデン)ビスフェノール、4,4’−(p
−フェニレンジイソプロピリデン)ビスフェノール、
4,4’−〔1.3−フェニレンビス(1−メチルエチ
リデン)〕ビスフェノール、4,4’−シクロヘキシリ
デンビスフェノール、2,2’−ビス(4−ヒドロキシ
−3−イソプロピルフェニル)プロパン、α,α’−ビ
ス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイ
ソプロピルベンゼン、n−ブチルビス(ヒドロキシフェ
ニル)アセテート、α,α’,α”−トリス(4−ヒド
ロキシフェニル)−1,3,5−トリイソプロピルベン
セン、4,4’−〔1−〔4−〔1−(4−ヒドロキシ
フェニル)−1−メチルエチル〕フェニル〕エチリデ
ン〕ビスフェノール、没食子酸ステアリル、4−ヒドロ
キシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン、2,
2−ビス(4,4’−ヒドロキシフェニル)スルホン、
4,4−チオビス(6−t−ブチル−m−クレゾー
ル)、2,2−ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェ
ニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)サル
ファイド、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニ
ル)サルファイド、テトラメチルビスフェノールS等が
挙げられ、特に4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシ
ジフェニルスルホン、や2,2−ビス(3−アリル−4
−ヒドロキシフェニル)スルホンが好適である。
【0019】熱可融性層3に使用する熱可融性物質とし
ては低融点のワックス類、例えばカルナバワックスやパ
ラフィンワックスやマイクロクリスタリンワックス等が
挙げられる。本発明の第1の発明で用いられる熱可融性
層3に使用する有機バナジウム化合物としては、たとえ
ばステアリン酸バナジウム、バナジールアセチルアセト
ネート、ピバリン酸バナジウム、又は一般式(2)であ
らわされる無機バナジウム化合物と一般式(3)又は
(4)で表される含窒素化合物より形成される有機バナ
ジウム化合物等があげられる。
ては低融点のワックス類、例えばカルナバワックスやパ
ラフィンワックスやマイクロクリスタリンワックス等が
挙げられる。本発明の第1の発明で用いられる熱可融性
層3に使用する有機バナジウム化合物としては、たとえ
ばステアリン酸バナジウム、バナジールアセチルアセト
ネート、ピバリン酸バナジウム、又は一般式(2)であ
らわされる無機バナジウム化合物と一般式(3)又は
(4)で表される含窒素化合物より形成される有機バナ
ジウム化合物等があげられる。
【0020】上記の無機バナジウム化合物は下記の一般
式(2)で表される。 x・M2O・y・V2O・NH2O ・・・・一般式(2) (式中x、yは整数であり、nは 0〜18の整数である。
又、Mは一価の陽イオンを表す。) 一般式(2)中のMに該当する一価の陽イオンを例示す
るとNH4 、Na、K、Li等があげられる。
式(2)で表される。 x・M2O・y・V2O・NH2O ・・・・一般式(2) (式中x、yは整数であり、nは 0〜18の整数である。
又、Mは一価の陽イオンを表す。) 一般式(2)中のMに該当する一価の陽イオンを例示す
るとNH4 、Na、K、Li等があげられる。
【0021】一般式(3)の含窒素化合物は<化3>で
表される。
表される。
【化3】 (式中R1 は炭素数6〜18のアルキル基(分岐を有し
てもよい)を示し、R 2 はH又はベンジル基、又は炭素
数1〜4のアルキル基を示し、R3 、R4 はH又は炭素
数1〜4のアルキル基(R2 、R3 、R4 は同じであっ
ても異なってもよい)を示す。)
てもよい)を示し、R 2 はH又はベンジル基、又は炭素
数1〜4のアルキル基を示し、R3 、R4 はH又は炭素
数1〜4のアルキル基(R2 、R3 、R4 は同じであっ
ても異なってもよい)を示す。)
【0022】上記一般式(3)の化合物を具体的に例示
すると、ヘキシルアンモニウムクロライド、2−エチル
−ヘキシル・ジメチル・ベンジルアンモニウムクロライ
ド、エチルドデシルジメチルアンモニウムクロライド、
ヘキサデシルジメチルアンモニウムクロライド、ヘキサ
デシルトリメチルアンモニウムヒドロオキサイドなどが
あげられる。
すると、ヘキシルアンモニウムクロライド、2−エチル
−ヘキシル・ジメチル・ベンジルアンモニウムクロライ
ド、エチルドデシルジメチルアンモニウムクロライド、
ヘキサデシルジメチルアンモニウムクロライド、ヘキサ
デシルトリメチルアンモニウムヒドロオキサイドなどが
あげられる。
【0023】一般式(4)の含窒素化合物は<化4>で
表される。
表される。
【化4】 上記化合物はピリジン環、キノリン環等のNを含むヘテ
ロ化合物を示し、式中R5 は炭素数6〜18のアルキル
基又は CH2 O−R1 又はベンジル基又はフエナシ
ル基を示す。R1 は炭素数6〜18のアルキル基(分岐
を有してもよい)を示す。一般式(4)の化合物を例示
すると、ドデシルピリジウムクロライド、ドデシルキノ
リニウムクロライド、ベンジルピリジニウムクロライド
などがあげられる。
ロ化合物を示し、式中R5 は炭素数6〜18のアルキル
基又は CH2 O−R1 又はベンジル基又はフエナシ
ル基を示す。R1 は炭素数6〜18のアルキル基(分岐
を有してもよい)を示す。一般式(4)の化合物を例示
すると、ドデシルピリジウムクロライド、ドデシルキノ
リニウムクロライド、ベンジルピリジニウムクロライド
などがあげられる。
【0024】有機バナジウム化合物は種々の方法で合成
出来るが、たとえば一般式(2)で表される無機バナジ
ウム化合物の水溶液と一般式(3)(4)で表される含
窒素化合物の水溶液を5〜30℃で混合して、1時間程
攪拌して沈殿物として得られる。本発明において有機バ
ナジウム化合物は、熱可融性層中に、全固形分の5〜5
0重量%加えることによって目的を達することが出来
る。
出来るが、たとえば一般式(2)で表される無機バナジ
ウム化合物の水溶液と一般式(3)(4)で表される含
窒素化合物の水溶液を5〜30℃で混合して、1時間程
攪拌して沈殿物として得られる。本発明において有機バ
ナジウム化合物は、熱可融性層中に、全固形分の5〜5
0重量%加えることによって目的を達することが出来
る。
【0025】さらに、本発明の第1の発明における第2
の記録用シート7の記録層6に使用する没食子酸エステ
ルは、一般式(1)で表される。該エステルは記録層6
中に全固形分の5〜50重量%加えることによって目的
を達することが出来る。
の記録用シート7の記録層6に使用する没食子酸エステ
ルは、一般式(1)で表される。該エステルは記録層6
中に全固形分の5〜50重量%加えることによって目的
を達することが出来る。
【0026】第1の記録用シート4の感熱記録層2は、
電子供与性の無色ないしは淡色の塩基性染料と該塩基性
染料を熱反応によって発色させる電子受容性の顕色剤と
水溶性又は水分散性結着剤との塗工層として形成され
る。
電子供与性の無色ないしは淡色の塩基性染料と該塩基性
染料を熱反応によって発色させる電子受容性の顕色剤と
水溶性又は水分散性結着剤との塗工層として形成され
る。
【0027】また、第1の記録用シート4の熱可融性層
3は、有機バナジウム化合物と熱可融性物質とを含有す
る加熱溶融物の塗工層として形成される熱可融性層3に
おける有機バナジウム化合物と熱可融性物質との割合は
特別に限定されるものではないが、通常は熱可融性物質
100重量部に対して有機バナジウム化合物3〜40重
量部程度が利用される。なお、この熱可融性層3におい
ては、熱可融性物質が有機バナジウム化合物の結着剤及
び感度向上剤として作用する。
3は、有機バナジウム化合物と熱可融性物質とを含有す
る加熱溶融物の塗工層として形成される熱可融性層3に
おける有機バナジウム化合物と熱可融性物質との割合は
特別に限定されるものではないが、通常は熱可融性物質
100重量部に対して有機バナジウム化合物3〜40重
量部程度が利用される。なお、この熱可融性層3におい
ては、熱可融性物質が有機バナジウム化合物の結着剤及
び感度向上剤として作用する。
【0028】さらに、第2の記録用シート7の記録層6
は、第1の記録用シート4の熱可融性層3における有機
バナジウム化合物を熱反応によって発色させる没食子酸
エステルと水溶性又は水分散性結着剤との塗工層として
形成される。
は、第1の記録用シート4の熱可融性層3における有機
バナジウム化合物を熱反応によって発色させる没食子酸
エステルと水溶性又は水分散性結着剤との塗工層として
形成される。
【0029】第1の記録用シート4の感熱記録層2や第
2の記録用シート7の記録層6に使用する水溶性又は水
分散性結着剤としては、各種のデンプン類、ヒドロキシ
エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコ
ール、変成ポリビニルアルコール、スチレン−無水マレ
イン酸共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体等
の水溶性結着剤や、スチレン−ブタジエン共重合体、ア
クリロニトリル−ブタジエン共重合体、アクリル酸エス
テル−ブタジエン共重合体等の水分散性結着剤が挙げら
れる。
2の記録用シート7の記録層6に使用する水溶性又は水
分散性結着剤としては、各種のデンプン類、ヒドロキシ
エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコ
ール、変成ポリビニルアルコール、スチレン−無水マレ
イン酸共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体等
の水溶性結着剤や、スチレン−ブタジエン共重合体、ア
クリロニトリル−ブタジエン共重合体、アクリル酸エス
テル−ブタジエン共重合体等の水分散性結着剤が挙げら
れる。
【0030】第1の記録用シート4の感熱記録層2や第
2の記録用シート7の記録層6を形成するための塗工液
中には、ケイソウ土、クレー、焼成クレー、タルク、カ
オリン、焼成カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、アルミナ、
水酸化アルミニウム、合成珪酸マグネシウム、合成珪酸
アルミニウム等の無機質顔料や、ポリスチレン、ポリメ
タクリル酸エステル、尿素樹脂、尿素−ホルマリン樹脂
等の有機質顔料を添加してもよい。
2の記録用シート7の記録層6を形成するための塗工液
中には、ケイソウ土、クレー、焼成クレー、タルク、カ
オリン、焼成カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、アルミナ、
水酸化アルミニウム、合成珪酸マグネシウム、合成珪酸
アルミニウム等の無機質顔料や、ポリスチレン、ポリメ
タクリル酸エステル、尿素樹脂、尿素−ホルマリン樹脂
等の有機質顔料を添加してもよい。
【0031】また、第1の記録用シート4の感熱記録層
2を形成するための塗工液中には、熱記録具のヘッド磨
耗防止やスティキング防止等の目的で、ステアリン酸カ
ルシウム等の高級脂肪酸金属塩、パラフィン、酸化パラ
フィン、ポリエチレン、酸化ポリエチレン、ステアリン
酸アミド、カスターワックス等のワックス類等を添加し
てもよい。さらに感度向上剤として、メタターフェニ
ル、パラベンジルビスフェニル、ヒドロキシナフトエ酸
のエステル、ステアリン酸アミド、トリベンジルアミ
ン、ナフタレン誘導体、ジベンジルテレフタレート、蓚
酸ジベンジル、蓚酸ビス(パラメチルベンジル)、蓚酸
ビス(パラクロルベンジル)等の各種の蓚酸エステル類
等を添加してもよい。
2を形成するための塗工液中には、熱記録具のヘッド磨
耗防止やスティキング防止等の目的で、ステアリン酸カ
ルシウム等の高級脂肪酸金属塩、パラフィン、酸化パラ
フィン、ポリエチレン、酸化ポリエチレン、ステアリン
酸アミド、カスターワックス等のワックス類等を添加し
てもよい。さらに感度向上剤として、メタターフェニ
ル、パラベンジルビスフェニル、ヒドロキシナフトエ酸
のエステル、ステアリン酸アミド、トリベンジルアミ
ン、ナフタレン誘導体、ジベンジルテレフタレート、蓚
酸ジベンジル、蓚酸ビス(パラメチルベンジル)、蓚酸
ビス(パラクロルベンジル)等の各種の蓚酸エステル類
等を添加してもよい。
【0032】さらに、第1の記録用シート4の感熱記録
層2や第2の記録用シート7の感熱記録層6を形成する
ための塗工液中には、各種の添加剤、例えば紫外線吸収
剤、酸化防止剤、分散剤、蛍光染料等を添加してもよ
い。
層2や第2の記録用シート7の感熱記録層6を形成する
ための塗工液中には、各種の添加剤、例えば紫外線吸収
剤、酸化防止剤、分散剤、蛍光染料等を添加してもよ
い。
【0033】本発明の感熱記録体は、従来の染料系感熱
記録体と同様な製造方法で製造される。具体的には有機
バナジウム化合物と、一般式(1)の没食子酸エステル
類とを別々に水系でサンドグラインダー、アトライタ
ー、ボールミル等で粉砕分散後、両者を混合して水系塗
料を作る方法や、有機バナジウム化合物および一般式
(1)の没食子酸エステル類の両者または一方をマイク
ロカプセル化した後、両者を混合して水系塗料を作る方
法などがある。
記録体と同様な製造方法で製造される。具体的には有機
バナジウム化合物と、一般式(1)の没食子酸エステル
類とを別々に水系でサンドグラインダー、アトライタ
ー、ボールミル等で粉砕分散後、両者を混合して水系塗
料を作る方法や、有機バナジウム化合物および一般式
(1)の没食子酸エステル類の両者または一方をマイク
ロカプセル化した後、両者を混合して水系塗料を作る方
法などがある。
【0034】本発明の第1の発明の有機バナジウム化合
物と没食子酸エステル類を入れ替えたものが第2の発明
である。即ち、第1の発明における熱可融性層3の変わ
りに、没食子酸エステル類と熱可融性物質を含有する熱
可融性層3' とし、第1の発明の記録層6の変わりに、
有機バナジウム化合物を含有する記録層6' としたもの
が第2の発明である。この場合、各層における配合量、
他の配合物などは全て第1の発明と同様に(没食子酸エ
ステル類と有機バナジウム化合物をよみかえて)設定す
ることができる。
物と没食子酸エステル類を入れ替えたものが第2の発明
である。即ち、第1の発明における熱可融性層3の変わ
りに、没食子酸エステル類と熱可融性物質を含有する熱
可融性層3' とし、第1の発明の記録層6の変わりに、
有機バナジウム化合物を含有する記録層6' としたもの
が第2の発明である。この場合、各層における配合量、
他の配合物などは全て第1の発明と同様に(没食子酸エ
ステル類と有機バナジウム化合物をよみかえて)設定す
ることができる。
【0035】本発明の第1の発明による感熱多重複写シ
ートは、第1の記録用シート4と第2の記録用シート7
とを、熱可融性層3と感熱記録層6とが接するようにし
て重ねた状態で、第1の記録用シート4の感熱記録層2
にサーマルヘッド等による感熱記録を付すと、熱可融性
層3が感熱記録層6に熱転写されると同時に、熱可融性
層3中の有機バナジウム化合物と感熱記録層6中の一般
式(1)で表される没食子酸エステルとの熱反応によ
り、感熱記録層6への熱記録がなされ、第1の記録用シ
ート4と第2の記録用シート7とに対して同時に熱記録
が行なえる。第2の発明においては、有機バナジウム化
合物と没食子酸エステル類を入れ替えること及び、熱可
融性層3と記録層6を夫々、熱可融性層3' 、記録層
6' 、とする他は上記と同様である。
ートは、第1の記録用シート4と第2の記録用シート7
とを、熱可融性層3と感熱記録層6とが接するようにし
て重ねた状態で、第1の記録用シート4の感熱記録層2
にサーマルヘッド等による感熱記録を付すと、熱可融性
層3が感熱記録層6に熱転写されると同時に、熱可融性
層3中の有機バナジウム化合物と感熱記録層6中の一般
式(1)で表される没食子酸エステルとの熱反応によ
り、感熱記録層6への熱記録がなされ、第1の記録用シ
ート4と第2の記録用シート7とに対して同時に熱記録
が行なえる。第2の発明においては、有機バナジウム化
合物と没食子酸エステル類を入れ替えること及び、熱可
融性層3と記録層6を夫々、熱可融性層3' 、記録層
6' 、とする他は上記と同様である。
【0036】本発明の第1の発明の感熱多重複写シート
を利用して2枚の複写物を得るには、図2に示されるよ
うに、第1の記録用シート4と第2の記録用シート7と
の間に、基材シート8の一方の面に一般式(1)で表さ
れる没食子酸エステルを含有する感熱記録層9を有し、
該基材シート8の他方の面に、有機バナジウム化合物と
熱可融性物質とを含有する熱可融性層10を有する第3
の記録用シート11を介装すればよい。第2の発明にお
いても、同様に2枚の複写を得ることが可能である。
を利用して2枚の複写物を得るには、図2に示されるよ
うに、第1の記録用シート4と第2の記録用シート7と
の間に、基材シート8の一方の面に一般式(1)で表さ
れる没食子酸エステルを含有する感熱記録層9を有し、
該基材シート8の他方の面に、有機バナジウム化合物と
熱可融性物質とを含有する熱可融性層10を有する第3
の記録用シート11を介装すればよい。第2の発明にお
いても、同様に2枚の複写を得ることが可能である。
【0037】以上のようにして使用される本発明の感熱
多重複写シートは、有機バナジウム化合物と没食子酸エ
ステル類によるキレート反応を利用したシートを使用す
ることにより複数枚シートにおける下葉紙の記録の鮮明
性、かつ保存安定性に優れた感熱記録体に関する。
多重複写シートは、有機バナジウム化合物と没食子酸エ
ステル類によるキレート反応を利用したシートを使用す
ることにより複数枚シートにおける下葉紙の記録の鮮明
性、かつ保存安定性に優れた感熱記録体に関する。
【0038】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明の感熱多重
複写シートの具体的な構成を説明する。
複写シートの具体的な構成を説明する。
【0039】<実施例1> (1)基材シート5の形成 C.S.F濾水度300mlのLBKP50重量部と C.S.F
濾水度300mlのNBKP50重量部とからなるパル
プスラリー中に沈降性炭酸カルシウム(白石工業社製P
C)を40重量部、カチオン化澱粉(日澱化学社製)3
重量部、アニオン性ポリアクリルアマイド(ポリストロ
ン117荒川化学社製)0.3重量部、中性用サイズ剤
(ハーコンW、ディックハーキュレス社製)0.5重量
部を加え、米坪30g/m2 の紙を抄造し、軽くキャレ
ンダー掛けを行なって、厚さ33μm、表面平滑度60
0秒、サイズ度10秒、填料含有率28%の紙を得た。
濾水度300mlのNBKP50重量部とからなるパル
プスラリー中に沈降性炭酸カルシウム(白石工業社製P
C)を40重量部、カチオン化澱粉(日澱化学社製)3
重量部、アニオン性ポリアクリルアマイド(ポリストロ
ン117荒川化学社製)0.3重量部、中性用サイズ剤
(ハーコンW、ディックハーキュレス社製)0.5重量
部を加え、米坪30g/m2 の紙を抄造し、軽くキャレ
ンダー掛けを行なって、厚さ33μm、表面平滑度60
0秒、サイズ度10秒、填料含有率28%の紙を得た。
【0040】 (2)第1の記録用シート4の感熱記録層2を形成するための塗工液の作成 A液調整: 3−ジ−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン(塩基性染料) ・・・10重量部 20重量%ポリビニルアルコール(クラレ製:クラレポバール105) ・・・10重量部 水 ・・・20重量部 以上の組成による組成物をサンドミルで平均粒子径が
0.8μmになるまで粉砕し、A液を調整した。
0.8μmになるまで粉砕し、A液を調整した。
【0041】 B液調整: 4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン ・・・10重量部 20重量%ポリビニルアルコール(クラレ製:クラレポバール105) ・・・10重量部 水 ・・・20重量部 以上の組成による組成物をサンドミルで平均粒子径が
1.5μmになるまで粉砕し、B液を調整した。
1.5μmになるまで粉砕し、B液を調整した。
【0042】 C液調整 メタターフェニル(増感剤) ・・・10重量部 20重量%ポリビニルアルコール(クラレ製:クラレポバール105) ・・・10重量部 水 ・・・20重量部 以上の組成による組成物をサンドミルで平均粒子径が
1.0μmになるまで粉砕し、C液を調整した。
1.0μmになるまで粉砕し、C液を調整した。
【0043】続いて、先のA液40重量部、B液80重
量部、C液40重量部、非晶性シリカ(水沢化学製:P
−527)15重量部、20重量%ポリビニルアルコー
ル(クラレ製:クラレポバール105)5重量部、水3
0重量部を混合攪拌し、感熱記録層2を形成するための
塗工液を得た。
量部、C液40重量部、非晶性シリカ(水沢化学製:P
−527)15重量部、20重量%ポリビニルアルコー
ル(クラレ製:クラレポバール105)5重量部、水3
0重量部を混合攪拌し、感熱記録層2を形成するための
塗工液を得た。
【0044】(3)感熱記録層2の形成 基材シート1(坪量30g/m2のグラシン紙)の一方の面
に、(2)項で得た塗工液を4.0g(dry)/m2
の割合で塗工した後、該塗工面をキャレンダー処理に付
すことにより感熱記録層2を形成した。
に、(2)項で得た塗工液を4.0g(dry)/m2
の割合で塗工した後、該塗工面をキャレンダー処理に付
すことにより感熱記録層2を形成した。
【0045】(4)熱可融性層3の形成 バナジールアセチルアセトネート10g、カルバナワッ
クス(熱可融性物質)50gを120〜130℃で溶融
した後、この溶融物を70〜80℃にて、基材シート1
の他方の面に3.0g(dry)/m2 の割合で塗工し
て熱可融性層3を形成することにより、第1の記録用シ
ート4を得た。
クス(熱可融性物質)50gを120〜130℃で溶融
した後、この溶融物を70〜80℃にて、基材シート1
の他方の面に3.0g(dry)/m2 の割合で塗工し
て熱可融性層3を形成することにより、第1の記録用シ
ート4を得た。
【0046】(5)第2の記録用シート7の感熱記録層
6を形成するための塗工液の作成 水酸化アルミニウム65重量部、没食子酸ステアリル3
0重量部、ポリビニルアルコー水溶液5重量部(固形
分)、及び水300重量部をボールミルで24時間粉砕
して得た分散液に、カルボキシ変成スチレン・ブタジエ
ン共重合体ラテックス20重量部(固形分)を添加し、
感熱記録層6を形成するための塗工液を調整した。
6を形成するための塗工液の作成 水酸化アルミニウム65重量部、没食子酸ステアリル3
0重量部、ポリビニルアルコー水溶液5重量部(固形
分)、及び水300重量部をボールミルで24時間粉砕
して得た分散液に、カルボキシ変成スチレン・ブタジエ
ン共重合体ラテックス20重量部(固形分)を添加し、
感熱記録層6を形成するための塗工液を調整した。
【0047】(6)第2の記録用シート7の形成 先の(1)の基材シート5の一方の面に、先の(5)項
で得た感熱記録層6を形成するための塗工液を、エアナ
イフコーターにて5g(dry)/m2 の割合で塗工し
て感熱記録層6を形成し、第2の記録用シート7を作成
した。
で得た感熱記録層6を形成するための塗工液を、エアナ
イフコーターにて5g(dry)/m2 の割合で塗工し
て感熱記録層6を形成し、第2の記録用シート7を作成
した。
【0048】<実施例2>実施例1のバナジールアセチ
ルアセトネートにかえて、メタバナジン酸ナトリウムと
ドデシルピリジニウムクロライドとの反応生成物を用い
た以外は、実施例1と全く同様にして製造した感熱記録
体を実施例2とする。
ルアセトネートにかえて、メタバナジン酸ナトリウムと
ドデシルピリジニウムクロライドとの反応生成物を用い
た以外は、実施例1と全く同様にして製造した感熱記録
体を実施例2とする。
【0049】<実施例3>実施例1のバナジールアセチ
ルアセトネートにかえて、メタバナジン酸ナトリウムと
セチルベンジルジメチルアンモニウムクロライドとの反
応生成物を用いた以外は、実施例1と全く同様にして製
造した感熱記録体を実施例3とする。
ルアセトネートにかえて、メタバナジン酸ナトリウムと
セチルベンジルジメチルアンモニウムクロライドとの反
応生成物を用いた以外は、実施例1と全く同様にして製
造した感熱記録体を実施例3とする。
【0050】<比較例1>実施例1の没食子酸ステアリ
ルにかえて、没食子酸を用いた以外は、実施例1と全く
同様にして製造した感熱記録体を比較例1とする。
ルにかえて、没食子酸を用いた以外は、実施例1と全く
同様にして製造した感熱記録体を比較例1とする。
【0051】<比較例2>実施例1の没食子酸ステアリ
ルにかえて、没食子酸メチルを用いた以外は、実施例1
と全く同様にして製造した感熱記録体を比較例2とす
る。
ルにかえて、没食子酸メチルを用いた以外は、実施例1
と全く同様にして製造した感熱記録体を比較例2とす
る。
【0052】<比較例3>実施例1のバナジールアセチ
ルアセトネートにかえて、ステアリン酸第2鉄を用いた
以外は、実施例1と同様にして製造した感熱記録体を比
較例3とする。
ルアセトネートにかえて、ステアリン酸第2鉄を用いた
以外は、実施例1と同様にして製造した感熱記録体を比
較例3とする。
【0053】<比較例4>実施例1のバナジールアセチ
ルアセトネートにかえて、3−(イソアミル−N−エチ
ルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオランを用
い没食子酸ステアリルにかえて、ベンジルパラヒドロキ
シベンゾエートを用いた以外は、実施例1と同様にして
製造した感熱記録体を比較例4とする。
ルアセトネートにかえて、3−(イソアミル−N−エチ
ルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオランを用
い没食子酸ステアリルにかえて、ベンジルパラヒドロキ
シベンゾエートを用いた以外は、実施例1と同様にして
製造した感熱記録体を比較例4とする。
【0054】以上実施例1、2、3、と比較例1、2、
3、4の第2の記録用シート7について次の評価を行な
い、評価結果を表1に示す。 (1)地肌濃度 地肌の光学濃度をマクベスRD918を用いて測定し
た。 (2)発色濃度 感熱評価機(商品名:TH−PMD、大倉電気社製)を
用い、印加エネルギー0.45mJ/dotのエネルギーで
ベタ発色を行ない発色濃度の光学濃度をマクベスRD9
18を用いて測定した。 (3)記録の鮮明性 感熱評価機(商品名:TH−PMD、大倉電気社製)を
用い、印加エネルギー0.45mJ/dotのエネルギーで
ベタ発色を行ない、目視で判定した。 (4)画像保存性 発色画像を50℃、90%の環境下に1週間保存した。
保存後の光学濃度をRD918を用いて測定した。 (5)画像耐水性 発色画像を20℃水道水2 中に水浸けし、24時間保
存した。保存後の光学濃度をマクベスRD918を用い
て測定した。
3、4の第2の記録用シート7について次の評価を行な
い、評価結果を表1に示す。 (1)地肌濃度 地肌の光学濃度をマクベスRD918を用いて測定し
た。 (2)発色濃度 感熱評価機(商品名:TH−PMD、大倉電気社製)を
用い、印加エネルギー0.45mJ/dotのエネルギーで
ベタ発色を行ない発色濃度の光学濃度をマクベスRD9
18を用いて測定した。 (3)記録の鮮明性 感熱評価機(商品名:TH−PMD、大倉電気社製)を
用い、印加エネルギー0.45mJ/dotのエネルギーで
ベタ発色を行ない、目視で判定した。 (4)画像保存性 発色画像を50℃、90%の環境下に1週間保存した。
保存後の光学濃度をRD918を用いて測定した。 (5)画像耐水性 発色画像を20℃水道水2 中に水浸けし、24時間保
存した。保存後の光学濃度をマクベスRD918を用い
て測定した。
【0055】
【表1】 *比較例1,2は地肌かぶりが大きいので他の評価は行
なわなかった。
なわなかった。
【0056】
【発明の効果】実施例から明らかなように有機バナジウ
ム化合物と没食子酸エステル類によるキレート反応を利
用したシートを使用することにより複数枚シートにおけ
る下葉紙の記録の鮮明性、かつ保存安定性に優れてい
る。
ム化合物と没食子酸エステル類によるキレート反応を利
用したシートを使用することにより複数枚シートにおけ
る下葉紙の記録の鮮明性、かつ保存安定性に優れてい
る。
【図1】本発明の感熱多重複写シートの使用状態の1例
を示す模式的断面図である。
を示す模式的断面図である。
【図2】本発明の感熱多重複写シートの使用状態の別の
例を示す模式的断面図である。
例を示す模式的断面図である。
1:第1の記録用シートの基材シート 2:第1の記録用シートの感熱記録層 3:第1の記録用シートの熱可融性層 4:第1の記録用シート 5:第2の記録用シートの基材シート 6:第2の記録用シートの感熱記録層 7:第2の記録用シート 8:第3の記録用シートの基材シート 9:第3の記録用シートの感熱記録層 10:第3の記録用シートの熱可融性層 11:第3の記録用シート
Claims (2)
- 【請求項1】 基材シート1の一方の面に、電子供与性
の無色ないしは淡色の塩基性染料と該染料を熱反応によ
って発色させる電子受容性の顕色剤とを含有する感熱記
録層2を有し、該基材シート1の他方の面に、有機バナ
ジウム化合物と熱可融性物質とを含有する熱可融性層3
を有する第1の記録用シート4と、基材シート5の一方
の面に、第1の記録用シート4の熱可融性層3における
有機バナジウム化合物を熱反応によって発色させる下記
<化1>に示される一般式(1)で表される没食子酸エ
ステル類を含有する記録層6を有する第2の記録用シー
ト7との組み合わせからなることを特徴とする感熱多重
複写シート。 【化1】 (Rは炭素数3〜18のアルキル基、シクロアルキル
基、フェニル基、又はベンジル基をあらわす。) - 【請求項2】 基材シート1の一方の面に、電子供与性
の無色ないしは淡色の塩基性染料と該染料を熱反応によ
って発色させる電子受容性の顕色剤とを含有する感熱記
録層2を有し、該基材シート1の他方の面に、請求項1
に記載の一般式(1)で表される没食子酸エステルと熱
可融性物質とを含有する熱可融性層3'を有する第1の
記録用シート4と、基材シート5の一方の面に、第1の
記録用シート4の熱可融性層3' における没食子酸エス
テル類を熱反応によって発色させる有機バナジウム化合
物を含有する記録層6' を有する第2の記録用シート7
との組み合わせからなることを特徴とする感熱多重複写
シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9066295A JPH10258573A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 感熱多重複写シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9066295A JPH10258573A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 感熱多重複写シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10258573A true JPH10258573A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13311696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9066295A Pending JPH10258573A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 感熱多重複写シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10258573A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020094149A (ja) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | 株式会社ブリヂストン | ゴム用添加剤、ゴム用添加剤組成物、タイヤ用ゴム組成物、タイヤ用架橋ゴム組成物、タイヤ用ゴム製品、及びタイヤ |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP9066295A patent/JPH10258573A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020094149A (ja) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | 株式会社ブリヂストン | ゴム用添加剤、ゴム用添加剤組成物、タイヤ用ゴム組成物、タイヤ用架橋ゴム組成物、タイヤ用ゴム製品、及びタイヤ |
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