JPH10257821A - 可搬式動力ツール - Google Patents

可搬式動力ツール

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JPH10257821A
JPH10257821A JP10000246A JP24698A JPH10257821A JP H10257821 A JPH10257821 A JP H10257821A JP 10000246 A JP10000246 A JP 10000246A JP 24698 A JP24698 A JP 24698A JP H10257821 A JPH10257821 A JP H10257821A
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handle
switch
portable tool
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Robert Stegall
ロバート・スティガル
Lawrence N Will
ローレンス・エヌ・ウィル
William Kalnins
ウイリアム・カルニン
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Kioritz Corp
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G3/00Cutting implements specially adapted for horticultural purposes; Delimbing standing trees
    • A01G3/04Apparatus for trimming hedges, e.g. hedge shears
    • A01G3/047Apparatus for trimming hedges, e.g. hedge shears portable
    • A01G3/053Apparatus for trimming hedges, e.g. hedge shears portable motor-driven
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/02Construction of casings, bodies or handles
    • B25F5/025Construction of casings, bodies or handles with torque reaction bars for rotary tools
    • B25F5/026Construction of casings, bodies or handles with torque reaction bars for rotary tools in the form of an auxiliary handle

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者がハンドルのどの位置を把持していて
も、確実に動力ユニットの作動状態を変更できるように
した可搬式ツール(例えば、ヘッジトリマー)を提供す
る。 【解決手段】 フレーム16に取り付けたスイッチ62
が、フレーム16に取り付けたアクチュエータ60の任
意の異なった方向への移動によっても、その第一の状態
aから第二の状態bに選択的に切り換え可能となるよう
にされている。そのために、アクチュエータ60は複数
個のピン74、76、78、80を有し、フレーム16
はそれと係合してカム作用を生じさせるスロット82、
84、86、88を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬式動力ツール
に関するものであり、より詳細には、動力ツールの動力
源を操作するための制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】多くの
手持ち可能な動力ツールが、今日、市場で入手可能であ
る。こらのツールは危険な作業/操作要素を有してお
り、特定の作動要素と接触して負傷することのないよう
に、使用者の両手を特別な配置に置くことを求めるよう
な固有の安全機構を組み込んでいるのが普通である。
【0003】このようなツールの一つに、片持梁式に前
方に突出した切断アセンブリ(刈取アセンブリ)を利用
したヘッジトリマーがある。典型的な切断アセンブリ
は、植物を切断する鋏作用を生じさせるような形態の同
期化して往復運動をする刃を用いている。或る形態にお
いては、ガソリン作動の動力源が、切断アセンブリを駆
動する。ツールの後部を支持するため、動力ユニットに
は後部ハンドルが備わっている。前部ハンドルが切断ア
センブリの近くに備わっている。両方のハンドルを握る
ことによって、使用者は、ツールをバランスのとれた切
断位置に保持することができる。
【0004】通常「D−ハンドル」と呼ばれる倒立U字
形の前部ハンドルをツールに使用することも公知であ
る。このハンドルは、使用者が、左側及び右側の垂直方
向の刈り込み並びに水平方向の刈り込みを容易にするた
めに、ハンドルの少なくとも三つの異なる領域を握るこ
とを可能としている。前記の如きツールにおいては、前
部ハンドルが切断アセンブリに非常に接近しているた
め、安全動力遮断スイッチを組み込むことが知られてい
る。或る形態では、この安全スイッチは、「オン」位置
と「作動不能」位置との間で回動可能なアクチュエータ
バーによって制御される。このバーは、通常、ツール作
動不能位置へと付勢されている。バーを前部ハンドルの
方へ引くことによって、作業者は、バーをオン位置に位
置変えし、ハンドルの自然な把握行為によってバーをハ
ンドルに対して押圧して、バーをその位置に保持するこ
とができる。このことは、前方に位置する手で前部ハン
ドルとバーを握ることを要求し、結果として、この手
(前方に位置する手)は切断アセンブリから隔離した状
態となる。
【0005】或る構成では、前記バーは、使用者が水平
方向の切断のためにハンドルを握っている状態でのみ、
ハンドルと共に楽に把持されるように設計されている。
左側及び右側の垂直グリップを握っても前記バーをオン
位置へと位置変えすることは可能ではあるが、使用者は
水平切断時と同じような状態は維持できない。そのため
に、該グリップは使用しずらいものであり、使用者の疲
労のもとになることがある。この使いずらさ及び/又は
疲労を回避するため、使用者は当該バーが常にオン位置
にあるようにバーを機械的にハンドルに固定してしまう
ことがあり、このことは大きな問題であると共に、安全
機能を台無しにしてしまう。また、その場合に、使用者
の前側の手は作業の間束縛されないこととなり、切断ア
センブリと接触してしまうことが起こりうる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の実施の一形態に
おいて、可搬式ツールは、フレームと、該フレームに取
り付けた作業要素と、該作業要素を作動させるための動
力ユニットと、を有する。前記フレームに取り付けたス
イッチが、第一の状態と第二の状態の間で選択的に切り
替え可能であり、該スイッチが、前記第一の状態では前
記動力ユニットを第一の状態とし、前記第二の状態では
前記動力ユニットを第二の状態にする。前記フレームに
取り付けたアクチュエータが第一の経路を移動すること
によって前記フレームに対して選択的に位置変えするこ
とができ、それにより、前記スイッチをその第一の状態
からその第二の状態に切り換える。前記アクチュエータ
は前記フレームに対して前記第一の経路とは異なる第二
の経路で移動可能に取り付けられており、その移動によ
り、前記スイッチをその第一の状態から第二の状態に切
り換える。
【0007】可搬式ツールの前記作業要素は、植物を切
断するための可撓性ライン又は板刃であってよい。他の
作業要素も考えられる。実施の一形態において、可搬式
ツールは、作業者による保持を容易にするためのハンド
ルを有している。該ハンドルは、作業者によって把握さ
れ得る第一及び第二の互いに交差する面を備えている。
前記アクチュエータは、前記第一のハンドル面に向けて
移動可能な第一の部分を有し、その移動により前記クチ
ュエータは前記第一の経路を移動する。また、作業者に
よって前記第二のハンドル面に向けて移動可能な第二の
部分を有し、その移動により前記アクチュエータは前記
第二の経路を移動する。
【0008】実施の一形態において、前記ハンドルは、
該ハンドルと把持するために使用者の手で少なくとも部
分的に包囲される第一及び第二の領域を有している。前
記アクチュエータの前記第一の部分は、第一の方向に向
いた第一の握り面を有している。前記第一のハンドル領
域は、前記第一の方向と反対に向いた握り面を有してい
る。作業者は、前記ハンドルを握って前記第一の握り面
及び前記第一のハンドル領域の握り面に握力を加えるこ
とによって前記アクチュエータを移動させ、該アクチュ
エータを前記第一の経路で移動させる。
【0009】前記アクチュエータの前記第二の部分は、
第二の方向に向いた第二の握り面を有することができ、
前記第二のハンドル領域は、前記第二の方向と反対に向
いた握り面を有している。作業者は、前記ハンドルを握
って前記第二の握り面及び前記第二のハンドル領域の前
記握り面に握力を加えることによって前記アクチュエー
タを移動させ、該アクチュエータを前記第二の経路で移
動させる。前記ハンドルは、該ハンドルを握るために作
業者の手の一部を差し込むことのできる開口を画成する
成形管材によって形成することができる。
【0010】実施の一形態において、前記ハンドルは、
握ることのできる第一及び第二の脚部と基部とを備えた
U字形の部分を有し、前記アクチュエータは該アクチュ
エータを前記第一の経路で移動させて前記スイッチをそ
の第一の状態からその第二の状態に切り換えるため、前
記第一の脚部、第二の脚部及び基部のうちの一つを握っ
ている作業者の手によって操作することのできる第一の
部分を有している。前記アクチュエータは、該アクチュ
エータを前記第二の経路で移動させて前記スイッチをそ
の第一の状態からその第二の状態に切り換えるため、前
記第一の脚部、第二の脚部及び基部のうちの別の一つを
握っている作業者の手によって操作することのできる第
二の部分を有している。
【0011】前記アクチュエータを前記フレームに対し
て位置変えする際に、前記アクチュエータを第一の経路
で移動させるため、前記ハンドルと前記アクチュエータ
とに協働するカム面を備えることができる。実施の一態
様において、前記アクチュエータは、ハンドルを握って
いる作業者によって把持可能であり、かつ、該アクチュ
エータを第一の経路で移動させるようにカム面と協働す
るように位置変え可能な第一の面を有している。実施の
一形態において、前記ハンドル及び前記アクチュエータ
のうちの一方にはポストがあり、前記ハンドル及び前記
アクチュエータのうちの他方には面で囲まれたスロット
があり、前記ポスト及び前記スロット面は、前記アクチ
ュエータが前記第一の経路を移動する際に、互いに押圧
されてカム作用を受ける。
【0012】実施の一形態において、前記アクチュエー
タは、前記スイッチをその第一の状態からその第二の状
態に切り換えるため、前記フレームに対して第三の経路
で移動可能に取り付けられている。実施の一形態におい
て、前記アクチュエータは、第一及び第二の脚部と基部
とを備えたほぼU字形で、前記アクチュエータの前記第
一の脚部は、前記ハンドルの前記第一の脚部に沿って延
び、前記アクチュエータの前記第二の脚部は、前記ハン
ドルの前記第二の脚部に沿って延び、前記アクチュエー
タの前記基部は、前記ハンドルの基部に沿って延びてい
る。
【0013】前記スイッチがその第一の状態にあるとに
き前記アクチュエータを解放位置に付勢して保持するた
めに、前記ハンドルとアクチュエータとの間で第一及び
第二の隔たった位置において作用する少なくとも一つの
バネ要素を備えることができる。前記アクチュエータ
は、第一及び第二の握り面を形成した単一部材とするこ
とができる。
【0014】本発明の他の実施の形態では、可搬式ツー
ルは、フレームと、該フレームに取り付けた作業要素
と、第一の状態(a)と第二の状態(b)との間で選択
的に切り換えることのできる前記フレームに取り付けた
スイッチとを有する可搬式ツールが提供される。前記ス
イッチは、第一の状態では前記作業要素を作動させるた
めの前記動力ユニットを第一の状態にし、第二の状態で
は前記作業要素を作動させるための前記動力ユニットを
第二の状態にする。前記スイッチをその第一の状態から
その第二の状態に選択的に切り換えるため、前記フレー
ムに取り付けたアクチュエータが前記フレームに対して
位置変えすることができる。このアクチュエータは、第
一と第二の互いに隔たった面を有している。前記第一の
アクチュエータ面は、作業者によって前記フレームに対
して位置変えすることができ、それにより、前記スイッ
チをその第一の状態からその第二の状態に切り換えるた
めに前記アクチュエータを移動させる。前記第二のアク
チュエータ面は、作業者によって前記フレームに対して
位置変えすることができ、それにより、前記アクチュエ
ータは、前記スイッチをその第一の状態からその第二の
状態に切り換える。
【0015】前記ハンドルは、握ることのできる第一及
び第二の脚部と基部とを備えたU字形の部分を有してい
る。前記第一のアクチュエータ面は、前記ハンドルの前
記第一の脚部、第二の脚部及び基部のうちの一つを握っ
ている作業者の手によって生じた握りしめ作用によって
把握されかつ位置変え可能である。前記第二のアクチュ
エータ面は、前記ハンドルの前記第一の脚部、第二の脚
部及び基部のうちの他の一つを握っている作業者の手に
よって生じた握りしめ作用によって把握可能であり、か
つ、スイッチをその第一の状態からその第二の状態に切
り替えさせるよう前記アクチュエータを位置変えさせる
ことができる。
【0016】前記アクチュエータが解放位置にあるとき
に、前記第一のアクチュエータ面に力を加えることによ
って、前記アクチュエータを前記フレームに対して第一
の経路で移動させ、前記スイッチをその第一の状態から
その第二の状態に切り換えさせる。前記アクチュエータ
が解放位置にあるときに、前記第二のアクチュエータ面
に力を加えることによって、前記アクチュエータは、前
記フレームに対して前記第一の経路と異なる第二の経路
で移動し、前記スイッチをその第一の状態からその第二
の状態に切り換えさせる。
【0017】前記第一及び第二のアクチュエータ面は、
互いに交差する面であってよい。本発明の更に別の実施
の形態では、可搬式ツールは、フレームと、該フレーム
に取り付けた作業要素と、該作業要素を作動させるため
の動力ユニットであって、選択的に第一及び第二の異な
る作動状態にすることができる動力ユニットと、該動力
ユニットを第一の状態から第二の状態に切り換えるた
め、可搬式ツールの第一及び第二の互いに異なる位置の
各々において選択的に操作することのできるアクチュエ
ータシステムとを備えた可搬式ツールが提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図3には、本発明が組み込
まれた可搬式ツールの実施の一形態が参照番号10で示
されている。このツール10は、互いに噛み合って植物
を切断する鋏作用を生じさせる金属板刃14を備えた参
照番号12で示す作業要素/切断(刈取)アセンブリを
有するヘッジトリマーである。前記切断アセンブリ12
は、細長い管状要素18によって一部が形成されたフレ
ーム16の先端に支持されている。前記フレーム16の
基端は動力ユニット20を支持しており、この動力ユニ
ットはガソリン又は電気で作動させることができる。図
示例の場合、前記動力ユニット20はガソリンで作動
し、前記切断アセンブリ12を駆動する。
【0019】前記ツール10は、作業時には、前部及び
後部ハンドル22、24で支持される。該後部ハンドル
24は、基本的に、前記管状要素18を包囲する円筒状
のクッショングリップ26である。前記前部ハンドル2
2は、一般に「Dハンドル」と呼ばれており、以下に説
明するように、いろいろな切断作業を容易にするため、
いろいろな態様で把持することができる。
【0020】より詳細には、前記前部ハンドル22は、
使用者の手40で把持することのできる第一及び第二の
脚部30、32と、該脚部30、32を連結するととも
に把持することのできる基部34と、を備えた倒立U字
形部分28を有している。前記ハンドル22のU字形部
分及び残りの部分は、前記ハンドル22を握るために使
用者の手40を差し込むことのできる開口38を画成す
る、二つ割り形の成形菅材36によって形成することが
できる。水平方向の切断作業を行うことを所望する場合
には、図2に示すように、一方の手40で前記ハンドル
22の前記基部34を把持する。作業者のもう一方の手
42は、スロットルトリガー44を人差し指等によって
操作することのできるようにして、前記後部ハンドル2
4を把持する。
【0021】垂直方向右側の切断作業を行うには、使用
者は、前記ツール10を回動させて前記ハンドル22の
前記第一の脚部30を片手40で把持する。前記もう一
方のハンドル脚部32を手40で同様の態様で把持する
ことによって左側の作業が容易になる。前記ハンドル2
2を把持している使用者の手40が前記切断アセンブリ
12に対して直接剥きだしになることを防止するため、
シールド46が前記フレーム16に取り付けられてい
る。
【0022】これと同じ構成のハンドルは、多くの他の
ツールに用いることができる。例えば、可撓性ライント
リマーが図4に参照番号50で示されている。この場合
の作業要素52は、細長いフレーム56の先端にある回
転ライン54である。前記フレーム56の基端には、動
力ユニット58が取り付けられている。作業者は、先に
説明したツール10と同様の態様で前記ツール50を支
持する。即ち、作業者は、一方の手42で前記後グリッ
プ26を把持し、他方の手40で前記前ハンドル22を
把持する。前記ハンドル22は同様の構成を有している
ので、前記ツール50は、少なくとも先に説明した三つ
の異なる姿勢で具合良く操作することができる。
【0023】本発明は、種々の異なる方向における前記
ツール10、50の安全な作業を容易にするものであ
る。図5〜図8において、より詳細に見られるように、
前記ハンドル22には、スイッチ62を操作する倒立U
字形のアクチュエータ60が備わっている。前記スイッ
チ62は枢支された薄片部材64を有し、該薄片部材6
4は、前記アクチュエータ60によって、前記スイッチ
62が第一の状態aにある図6に示す第一の位置と、前
記スイッチ62が第二の状態bにある図7に示す第二の
位置との間を移動される。前記スイッチ62は、任意の
適当な制御装置66を作動させ、前記動力ユニット2
0、58の特定の状態を変化させる。この場合には、前
記制御装置66は、カットオフ回路の一部である。
【0024】前記スイッチ62が図6の第一の状態aに
あると、前記制御装置66は、前記動力ユニット20、
58の作動を妨げる。即ち、該動力ユニット20、58
は、前記スイッチ62が前記第一の状態aにあるとき始
動又は稼働することができない。図7の第二の状態bで
は、前記制御装置66は前記動力ユニット20、58を
正常に始動させ、作動させる。これは、使用者の前側の
手40が前記ハンドル22を把持して作業を行うときに
要求される一般的な安全機能であり、それにより、前記
ツール10、50を使用しながら、使用者の手40が、
うっかりと作動している前記切断アセンブリ12の方に
移動してぶつかることを防止する。
【0025】前記スイッチ62は、本発明に使用するこ
とのできる多くの異なる種類のスイッチの適例に過ぎな
い。例えば、多数の異なる場所で圧縮可能な加圧ホース
を使用することによりスイッチを作動させることができ
る。他の選択肢として、カム等の中間要素を、前記アク
チュエータ60と前記スイッチ62又は他の種類のスイ
ッチとの間に介在させることができる。前記アクチュエ
ータ60は単一部材として形成され、前記ハンドル22
の全体の輪郭に準じている。即ち、前記アクチュエータ
60は、前記ハンドル22の前記第一の脚部30に沿っ
て延びる第一の脚部68、前記ハンドル22の前記第二
の脚部32に沿って延びる第二の脚部70、及び前記ハ
ンドル22の前記基部34に沿って延びる基部72を有
している。
【0026】前記ハンドル22及び前記ツールフレーム
16、56に対する前記アクチュエータ60の運動を案
内するため、第一の対のポスト74、76が前記アクチ
ュエータ60の一方の側に備わっており、第二の対のポ
スト78、80が前記アクチュエータ60のもう一方の
側に備わっている。前記ポスト74、76、78、80
は、それぞれ、前記ハンドル22の逆三角形状のスロッ
ト82、84、86、88をガイドとして移動する。前
記アクチュエータ60が、図6に示すように、通常の解
放位置にあると、前記ポスト74、76、78、80
は、対応するそれぞれの前記スロット82、84、8
6、88の各底部90、92、94、96にそれぞれ収
まる。前記各々のポスト76、76、78、80と前記
スロット82、84、86、88との間の協働作用は同
じなので、ここでは、一例として左上部の前記スロット
84について説明する。
【0027】前記アクチュエータ60が、解放位置にあ
り、使用者が、図2に示すように前記ハンドル22の前
記基部34を左手40で把持しているとき、使用者は、
その指と手のひらと間に、前記アクチュエータ60の下
方に向いた握り面98と前記ハンドル22の前記基部3
4の上方に向いた握り面100とを握りしめることがで
きる。これが行われると、前記アクチュエータ60の上
端の作動面102が、前記スイッチ62の前記薄片部材
64を、図6の位置から図7の位置に押しやる。前記ア
クチュエータ60は、図6の解放位置aと図8bの参照
符号Iで示す位置との間を、ほぼ真っ直ぐな垂直方向の
第一の経路Aをたどる。これが行われると、前記ポスト
76は、前記スロット84内を、図6の位置から図8の
実線の位置へと妨げられずに移動する。
【0028】図3に示す姿勢で前記ハンドル22を握る
ことにより、使用者は、前記アクチュエータ60の左側
の握り面104と前記第一の脚部30の反対側を向いた
握り面106とを、指と手のひらの間に握りしめる。こ
れが行われると、前記ポスト76は前記スロット84を
画成する左側の傾斜面108を押圧し、それにより、上
方に向けてカム作用を受けて図7の位置にくる。前記他
のピン74、78、80はそれらのそれぞれの前記スロ
ット82、86、88内で同様のカム作用を生じさせ、
前記アクチュエータ60を図6の位置から図7の位置へ
円滑に移動させる。この場合も、前記作動面102は、
やはり、前記スイッチ62の前記薄片部材64を、図6
の第一の位置aから図7の第二の位置bへと移動させ
る。この配置では、前記アクチュエータ60は、該アク
チュエータ60の前記握り面98及び前記ハンドル22
の握り面100を握りしめることによる、前記アクチュ
エータ60の上方への移動から生じた先に説明した経路
Aとは異なる経路Bを移動する。
【0029】反対側を向いて対向する前記アクチュエー
タ60の右側の握り面110と前記第二のハンドル脚部
32の握り面112を握りしめることにより、前記アク
チュエータ60は、第三の経路Cを移動せしめられ、前
記スイッチ62を第一の状態aから第二の状態bへと切
り換える。この場合、前記ポスト76は、図8にIIとし
て特定される点線位置へと、右側のスロット面114に
対してカム作用を行う。もしも、作動システムが、上述
のように、加圧作動ホースを組み込むように変形される
場合には、カム作用構造は排除されよう。
【0030】成形ワイヤバネ116は間隔をおいて配置
された左右の脚部118、120を有しており、これら
の脚部118、120は、二つの隔たった位置において
前記ハンドル22の前記基部34と前記アクチュエータ
60の前記基部72との間で作用して、前記アクチュエ
ータ60を、通常、図6の解放位置へと付勢する。前記
バネ116は、前記アクチュエータ60を通常は解放位
置に保持する一方で、同時に、該アクチュエータ60を
先に説明したような三つの経路A、B、C全てにおいて
移動させて前記スイッチ62の状態を変えること可能に
する十分な可撓性を有している。
【0031】本発明は、他のハンドル形態にも基本概念
を用いることができることを意図するものである。例え
ば、本発明の概念は、前記ハンドル22上の、あるい
は、例えば、それらに向けて前記アクチュエータ60の
前記握り面104、98を引くことのできる前記ハンド
ル22上の面122、124のような任意の交差する面
上の、任意の隔たった位置でスイッチを作動させるのに
用いることができる。しかしながら、本発明は、バラン
ス良く設計することができかつ片手で使用するように設
計される図1の形態を有するツールに対して特に好まし
く適用できる。この全体構成は、また、安全作業、減音
及び排気方向も考慮したものである。
【0032】本発明の構造は大きな利益をもたらすもの
であり、その使用者はツールの安全機能をふみにじるこ
とはないであろう。また、ツール10、50の更に別の
変更形態が考えられる。例えば、ツール10、50の異
なった位置から操作することのできる作動システムを備
え、それにより、各位置から同様の態様で前記動力ユニ
ット20の状態を独立に変えることができるようにする
ことも可能である。上記の具体的な実施の形態の開示
は、本発明によって包含される広い概念を説明すること
を意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】動力ユニットの制御装置のための本発明に係る
アクチュエータを備えたハンドルを有する可搬式動力ツ
ールの実施の一形態の斜視図である。
【図2】図1のツールの拡大部分斜視図であり、ツール
が水平方向の作業のために把持されているのを示す図で
ある。
【図3】図2と同様の図であり、ツールが垂直方向の作
業のために把持されているのを示す図である。
【図4】組み込まれた本発明に係るハンドルに取り付け
られたアクチュエータを備えた可搬式ツールの他の実施
の形態の斜視図である。
【図5】図1〜図4のツールの本発明要部のハンドル及
びアクチュエータの拡大分解斜視図である。
【図6】アクチュエータが解放位置にある図5のハンド
ル及びアクチュエータの拡大横断面図である。
【図7】動力ツールのスイッチを操作するため、アクチ
ュエータが第一の経路で解放位置から移動されているハ
ンドルとアクチュエータの拡大部分横断面図である。
【図8】スイッチの操作を行うため、二つの異なる経路
で解放位置から移動されたアクチュエータを示す図7と
同様の図である。
【符号の説明】
10、50…可搬式ツール 12、52…作業要素 16、56…フレーム 20、58…動力ユニット 22…ハンドル 60…アクチュエータ 62…スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・カルニン アメリカ合衆国 60151 イリノイ州,メ イプルパーク,49 ダヴリュー 175 ル ート 64

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(16)と、 該フレーム(16)に取り付けた作業要素(12)と、 該作業要素を作動させるための動力ユニット(20)
    と、 第一の状態(a)と第二の状態(b)との間で選択的に
    切り換えることのできるよう前記フレーム(16)に取
    り付けたスイッチであって、前記第一の状態(a)では
    前記動力ユニット(20)を第一の状態にし、前記第二
    の状態(b)では前記動力ユニット(20)を第二の状
    態とするスイッチ(62)と、 該スイッチ(62)をその第一の状態(a)からその第
    二の状態(b)に選択的に切り換えるために前記フレー
    ム(16)に対して位置変えすることのできるように前
    記フレーム(16)に取り付けたアクチュエータであっ
    て、前記スイッチ(62)をその第一の状態(a)から
    その第二の状態(b)に切り換えるため、前記フレーム
    (16)に対して第一の経路(A)で移動可能に取り付
    けられており、さらに、前記スイッチ(62)をその第
    一の状態(a)から第二の状態(b)に切り換えるた
    め、前記フレーム(16)に対して前記第一の経路とは
    異なる第二の経路(B)で移動可能に取り付けられてい
    るアクチュエータ(60)と、 を備えていることを特徴とする可搬式ツール。
  2. 【請求項2】 前記作業要素は、植物を切断するための
    可撓性ライン(54)及び板刃(14)のうちの一方を
    備えていることを特徴とする請求項1に記載の可搬式ツ
    ール。
  3. 【請求項3】 前記可搬式ツール(10)は、作業者
    (40)による保持を容易にするためのハンドル(2
    2)を備え、該ハンドル(22)は、作業者(40)に
    把握され得る第一及び第二の互いに交差する面(12
    2)、(124)を備え、前記アクチュエータ(60)
    は、該アクチュエータ(60)を前記第一の経路(A)
    で移動させるため、作業者(40)によって前記第一の
    面(122)に向けて移動させることのできる第一の部
    分(72)を有し、前記アクチュエータ(60)は、該
    アクチュエータ(60)を前記第二の経路(B)で移動
    させるため、作業者(40)によって前記第二の面(1
    24)に向けて移動させることのできる第二の部分(6
    8)を有していることを特徴とする請求項1に記載の可
    搬式ツール。
  4. 【請求項4】 前記ハンドル(22)は、該ハンドル
    (22)を把持するため、使用者の手(40)で少なく
    とも部分的に包囲することのできる第一及び第二の領域
    (34)、(30)を備え、前記アクチュエータ(6
    0)の前記第一の部分(72)は、第一の方向に向いた
    第一の握り面(98)を有し、前記第一のハンドル領域
    (34)は、前記第一の方向と反対に向いた握り面(1
    00)を有し、前記アクチュエータ(60)は、作業者
    の手(40)で前記ハンドル(22)を握って前記第一
    の握り面(98)及び前記第一のハンドル領域(34)
    の前記握り面(100)に握力を加えることによって、
    前記アクチュエータ(60)を前記第一の経路(A)で
    移動させるために、移動することができることを特徴と
    する請求項3に記載の可搬式ツール。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータ(60)の前記第二
    の部分(68)は、第二の方向に向いた第二の握り面
    (104)を有し、前記第二のハンドル領域(30)
    は、前記第二の方向と反対に向いた握り面(124)を
    有し、前記アクチュエータ(60)は、作業者の手(4
    0)で前記ハンドル(22)を握って前記第二の握り面
    (104)及び前記第二のハンドル領域(30)の前記
    握り面(124)に握力を加えることによって、前記ア
    クチュエータ(60)を前記第二の経路(B)で移動さ
    せるために、移動することができることを特徴とする請
    求項4に記載の可搬式ツール。
  6. 【請求項6】 前記ハンドル(22)は、該ハンドル
    (22)を握るために作業者の手(40)の少なくとも
    一部を差し込むことのできる開口(38)を画成する成
    形管材(36)を備えていることを特徴とする請求項4
    に記載の可搬式ツール。
  7. 【請求項7】 前記可搬式ツール(10)は、作業者
    (40)による保持を容易にするためのハンドル(2
    2)を備え、該ハンドル(22)は、握ることのできる
    第一及び第二の脚部(30)、(32)と基部(34)
    とを備えたU字形の部分を有し、前記アクチュエータ
    (60)は、該アクチュエータ(60)を前記第一の経
    路(A)で移動させて前記スイッチ(62)をその第一
    の状態(a)からその第二の状態(b)に切り換えるた
    め、前記第一の脚部(30)、第二の脚部(32)及び
    基部(34)のうちの一つを握っている作業者の手(4
    0)によって操作することのできる第一の部分(72)
    を有し、前記アクチュエータ(60)は、該アクチュエ
    ータ(60)を前記第二の経路(B)で移動させて前記
    スイッチ(62)をその第一の状態(a)からその第二
    の状態(b)に切り換えるため、前記第一の脚部(3
    0)、第二の脚部(32)及び基部(34)のうちの別
    の一つを握っている作業者の手(40)によって操作す
    ることのできる第二の部分(68)、(70)を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の可搬式ツール。
  8. 【請求項8】 前記可搬式ツール(10)は、作業者
    (40)による保持を容易にするためのハンドル(2
    2)を備え、該ハンドル(22)及び前記アクチュエー
    タ(60)のうちの一方にはポスト(76)、(78)
    があり、前記ハンドル(22)及び前記アクチュエータ
    (60)のうちの他方には面(108)、(114)で
    囲まれたスロット(84)、(86)があり、該スロッ
    ト(84)、(86)には前記ポスト(76)、(7
    8)が延出し、該ポスト(76)、(78)及び前記ス
    ロット面(108)、(114)は、前記アクチュエー
    タ(60)が前記第一の経路(A)を移動する際に、互
    いに押圧されてカム作用を受けることを特徴とする請求
    項1に記載の可搬式ツール。
  9. 【請求項9】 前記アクチュエータ(60)は、前記ス
    イッチ(62)をその第一の状態からその第二の状態に
    切り換えるため、前記フレーム(16)に対して第三の
    経路(C)で移動可能に取り付けられていることを特徴
    とする請求項8に記載の可搬式ツール。
  10. 【請求項10】 前記アクチュエータ(60)は、第一
    及び第二の脚部(68)、(70)と基部(72)とを
    備えたほぼU字形で、前記アクチュエータ(60)の前
    記第一の脚部(68)は前記ハンドル(22)の前記第
    一の脚部(30)に沿って延び、前記アクチュエータ
    (60)の前記第二の脚部(70)は前記ハンドル(2
    2)の前記第二の脚部(32)に沿って延び、前記アク
    チュエータ(60)の前記基部(72)は前記ハンドル
    (22)の前記基部(34)に沿って延びていることを
    特徴とする請求項7に記載の可搬式ツール。
  11. 【請求項11】 前記ハンドル(22)と前記アクチュ
    エータ(60)との間で第一及び第二の隔たった位置に
    おいて作用する少なくとも一つのバネ要素(116)を
    有し、前記スイッチ(62)がその第一の状態にあると
    きに、前記アクチュエータ(60)を解放位置に付勢し
    て保持するようになっていることを特徴とする請求項1
    0に記載の可搬式ツール。
  12. 【請求項12】 前記ハンドル(22)及びアクチュエ
    ータ(60)にはカム面(108)、(114)が設け
    られ、該カム面(108)、(114)は、前記アクチ
    ュエータ(60)が前記フレーム(16)に対して位置
    変えされる際、前記アクチュエータ(60)を前記第一
    の経路(A)で移動させるよう協働するようになってい
    ることを特徴とする請求項8に記載の可搬式ツール。
  13. 【請求項13】 前記アクチュエータ(60)は、前記
    ハンドル(22)を握りながら作業者(40)によって
    把握可能であり、かつ、前記アクチュエータ(60)が
    前記第一の経路(A)で移動するように前記カム面(1
    08)、(114)を協働させるために位置変え可能と
    された第一の面(98)を有していることを特徴とする
    請求項12に記載の可搬式ツール。
  14. 【請求項14】 前記アクチュエータ(60)は、前記
    第一及び第二の握り面(98)、(104)を形成した
    単一部材よりなることを特徴とする請求項5に記載の可
    搬式ツール。
  15. 【請求項15】 フレーム(16)と、 該フレーム(16)に取り付けた作業要素(12)と、 第一の状態(a)と第二の状態(b)との間で選択的に
    切り換えることのできるよう前記フレーム(16)に取
    り付けたスイッチであって、前記第一の状態(a)では
    前記作業要素(12)を作動させるための動力ユニット
    (20)を第一の状態にし、前記第二の状態(b)では
    前記作業要素(12)を作動させるための前記動力ユニ
    ット(20)を第二の状態とするようにされたスイッチ
    (62)と、 該スイッチ(62)をその第一の状態(a)からその第
    二の状態(b)に選択的に切り換えるために前記フレー
    ム(16)に対して位置変えすることのできるよう該フ
    レーム(16)に取り付けたアクチュエータ(60)で
    あって、第一と第二の互いに隔たった面(98)、(1
    04)、(110)を有し、前記第一のアクチュエータ
    面(98)は、作業者(40)によって前記フレーム
    (16)に対して位置変えすることができ、それによ
    り、前記スイッチ(62)をその第一の状態(a)から
    その第二の状態(b)に切り換えるために前記アクチュ
    エータ(60)を移動させ、かつ、前記第二のアクチュ
    エータ面(104)、(110)は、作業者(40)に
    よって前記フレーム(16)に対して位置変えすること
    ができ、それにより、前記スイッチ(62)をその第一
    の状態(a)からその第二の状態(b)に切り換えさせ
    るために前記アクチュエータ(60)を移動させるよう
    にされているアクチュエータ(60)、 と、を備えていることを特徴とする可搬式ツール。
  16. 【請求項16】 前記可搬式ツール(10)は、作業者
    (40)による保持を容易にするためのハンドル(2
    2)を備え、該ハンドル(22)は、握ることのできる
    第一及び第二の脚部(30)、(32)と基部(34)
    とを備えたU字形の部分を有し、前記第一のアクチュエ
    ータ面(98)は、前記ハンドル(22)の前記第一の
    脚部(30)、第二の脚部(32)及び基部(34)の
    うちの一つを握っている作業者の手(40)によって生
    じた握りしめ作用によって把持かつ位置変え可能であ
    り、前記第二のアクチュエータ面(104)、(11
    0)は前記ハンドル(22)の前記第一の脚部(3
    0)、第二の脚部(32)及び基部(34)のうちの他
    の一つを握っている作業者の手(40)によって生じた
    握りしめ作用によって把握可能であり、かつ、前記アク
    チュエータ(60)に前記スイッチ(62)をその第一
    の状態(a)からその第二の状態(b)に切り替えさせ
    るよう、位置変え可能であることを特徴とする請求項1
    5に記載の可搬式ツール。
  17. 【請求項17】 前記アクチュエータ(60)は、前記
    第一及び第二のアクチュエータ面(98)、(10
    4)、(110)を形成した単一部材よりなることを特
    徴とする請求項16に記載の可搬式ツール。
  18. 【請求項18】 前記アクチュエータ(60)は、前記
    スイッチ(62)がその第一の状態(a)にある解放位
    置を有し、前記アクチュエータ(60)が解放位置にあ
    る状態で前記第一のアクチュエータ面(98)に力を加
    えることにより、前記アクチュエータ(60)は、前記
    フレーム(16)に対して前記第一の経路(A)で移動
    し、前記スイッチ(62)をその第一の状態(a)から
    その第二の状態(b)に切り換えさせ、前記アクチュエ
    ータ(60)が解放位置にある状態で前記第二のアクチ
    ュエータ面(104)、(110)に力を加えることに
    より、前記アクチュエータ(60)は、前記フレーム
    (16)に対して前記第一の経路(A)と異なる第二の
    経路(B)で移動し、前記スイッチ(62)をその第一
    の状態(a)からその第二の状態(b)に切り換えさせ
    ることを特徴とする請求項16に記載の可搬式ツール。
  19. 【請求項19】 前記アクチュエータ(60)を解放位
    置に付勢して保持する、前記ハンドル(22)と前記ア
    クチュエータ(60)との間で作用する少なくとも一つ
    のバネ要素(116)があることを特徴とする請求項1
    8に記載の可搬式ツール。
  20. 【請求項20】 前記第一及び第二のアクチュエータ面
    (98)、(104)、(110)は、互いに交差する
    面であることを特徴とする請求項15に記載の可搬式ツ
    ール。
  21. 【請求項21】 フレーム(16)と、 該フレーム(16)に取り付けた作業要素(12)と、 該作業要素(12)を作動させるための動力ユニットで
    あって、選択的に第一及び第二の異なる作動状態にする
    ことができる動力ユニット(20)と、 該動力ユニット(20)を前記第一の状態から前記第二
    の状態に切り換えるため、可搬式ツール(10)の第一
    及び第二の互いに異なる位置の各々において選択的に操
    作することのできるアクチュエータシステム(60)
    と、 を備えていることを特徴とする可搬式ツール。
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