JP3630966B2 - 可搬式動力ツール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可搬式動力ツールに関するものであり、より詳細には、動力ツールの動力源を操作するための制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
多くの手持ち可能な動力ツールが、今日、市場で入手可能である。こらのツールは危険な作業/操作要素を有しており、特定の作動要素と接触して負傷することのないように、作業者の両手を特別な配置に置くことを求めるような固有の安全機構を組み込んでいるのが普通である。
【0003】
このようなツールの一つに、片持梁式に前方に突出した切断アセンブリ(刈取アセンブリ)を利用したヘッジトリマーがある。典型的な切断アセンブリは、植物を切断する鋏作用を生じさせるような形態の同期化して往復運動をする刃を用いている。或る形態においては、ガソリン作動の動力源が、切断アセンブリを駆動する。ツールの後部を支持するため、動力ユニットには後部ハンドルが備わっている。前部ハンドルが切断アセンブリの近くに備わっている。両方のハンドルを握ることによって、作業者は、ツールをバランスのとれた切断位置に保持することができる。
【0004】
通常「D−ハンドル」と呼ばれる倒立U字形の前部ハンドルをツールに使用することも公知である。このハンドルは、作業者が、左側及び右側の垂直方向の刈り込み並びに水平方向の刈り込みを容易にするために、ハンドルの少なくとも三つの異なる領域を握ることを可能としている。
前記の如きツールにおいては、前部ハンドルが切断アセンブリに非常に接近しているため、安全動力遮断スイッチを組み込むことが知られている。或る形態では、この安全スイッチは、「オン」位置と「作動不能」位置との間で回動可能なアクチュエータバーによって制御される。このバーは、通常、ツール作動不能位置へと付勢されている。バーを前部ハンドルの方へ引くことによって、作業者は、バーをオン位置に位置変えし、ハンドルの自然な把握行為によってバーをハンドルに対して押圧して、バーをその位置に保持することができる。このことは、前方に位置する手で前部ハンドルとバーを握ることを要求し、結果として、この手(前方に位置する手)は切断アセンブリから隔離した状態となる。
【0005】
或る構成では、前記バーは、作業者が水平方向の切断のためにハンドルを握っている状態でのみ、ハンドルと共に楽に把持されるように設計されている。左側及び右側の垂直グリップを握っても前記バーをオン位置へと位置変えすることは可能ではあるが、作業者は水平切断時と同じような状態は維持できない。そのために、該グリップは使用しづらいものであり、作業者の疲労のもとになることがある。
この使いづらさ及び/又は疲労を回避するため、作業者は当該バーが常にオン位置にあるようにバーを機械的にハンドルに固定してしまうことがあり、このことは大きな問題であると共に、安全機能を台無しにしてしまう。また、その場合に、作業者の前側の手は作業の間束縛されないこととなり、切断アセンブリと接触してしまうことが起こりうる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の実施の一形態において、可搬式ツールは、フレームと、該フレームに取り付けた作業要素と、該作業要素を作動させるための動力ユニットと、を有する。前記フレームに取り付けたスイッチが、第一の状態と第二の状態の間で選択的に切り替え可能であり、該スイッチが、前記第一の状態では前記動力ユニットを第一の状態とし、前記第二の状態では前記動力ユニットを第二の状態にする。前記フレームに取り付けた手動操作部材が第一の経路を移動することによって前記フレームに対して選択的に位置変えすることができ、それにより、前記スイッチをその第一の状態からその第二の状態に切り換える。前記手動操作部材は前記フレームに対して前記第一の経路とは異なる第二の経路で移動可能に取り付けられており、その移動により、前記スイッチをその第一の状態から第二の状態に切り換える。
【0007】
可搬式ツールの前記作業要素は、植物を切断するための可撓性ライン又は板刃であってよい。他の作業要素も考えられる。
実施の一形態において、可搬式ツールは、作業者による保持を容易にするためのハンドルを有している。該ハンドルは、作業者によって把握され得る第一及び第二の互いに交差する面を備えている。前記手動操作部材は、前記第一のハンドル面に向けて移動可能な第一の部分を有し、その移動により前記手動操作部材は前記第一の経路を移動する。また、作業者によって前記第二のハンドル面に向けて移動可能な第二の部分を有し、その移動により前記手動操作部材は前記第二の経路を移動する。
【0008】
実施の一形態において、前記ハンドルは、該ハンドルと把持するために作業者の手で少なくとも部分的に包囲される第一及び第二の領域を有している。前記手動操作部材の前記第一の部分は、第一の方向に向いた第一の握り面を有している。前記第一のハンドル領域は、前記第一の方向と反対に向いた握り面を有している。作業者は、前記ハンドルを握って前記第一の握り面及び前記第一のハンドル領域の握り面に握力を加えることによって前記手動操作部材を移動させ、該手動操作部材を前記第一の経路で移動させる。
【0009】
前記手動操作部材の前記第二の部分は、第二の方向に向いた第二の握り面を有することができ、前記第二のハンドル領域は、前記第二の方向と反対に向いた握り面を有している。作業者は、前記ハンドルを握って前記第二の握り面及び前記第二のハンドル領域の前記握り面に握力を加えることによって前記手動操作部材を移動させ、該手動操作部材を前記第二の経路で移動させる。
前記ハンドルは、該ハンドルを握るために作業者の手の一部を差し込むことのできる開口を画成する成形管材によって形成することができる。
【0010】
実施の一形態において、前記ハンドルは、握ることのできる第一及び第二の脚部と基部とを備えたU字形の部分を有し、前記手動操作部材は該手動操作部材を前記第一の経路で移動させて前記スイッチをその第一の状態からその第二の状態に切り換えるため、前記第一の脚部、第二の脚部及び基部のうちの一つを握っている作業者の手によって操作することのできる第一の部分を有している。前記手動操作部材は、該手動操作部材を前記第二の経路で移動させて前記スイッチをその第一の状態からその第二の状態に切り換えるため、前記第一の脚部、第二の脚部及び基部のうちの別の一つを握っている作業者の手によって操作することのできる第二の部分を有している。
【0011】
前記手動操作部材を前記フレームに対して位置変えする際に、前記手動操作部材を第一の経路で移動させるため、前記ハンドルと前記手動操作部材とに協働するカム面を備えることができる。
実施の一態様において、前記手動操作部材は、ハンドルを握っている作業者によって把持可能であり、かつ、該手動操作部材を第一の経路で移動させるようにカム面と協働するように位置変え可能な第一の面を有している。
実施の一形態において、前記ハンドル及び前記手動操作部材のうちの一方にはポストがあり、前記ハンドル及び前記手動操作部材のうちの他方には面で囲まれたスロットがあり、前記ポスト及び前記スロット面は、前記手動操作部材が前記第一の経路を移動する際に、互いに押圧されてカム作用を受ける。
【0012】
実施の一形態において、前記手動操作部材は、前記スイッチをその第一の状態からその第二の状態に切り換えるため、前記フレームに対して第三の経路で移動可能に取り付けられている。
実施の一形態において、前記手動操作部材は、第一及び第二の脚部と基部とを備えたほぼU字形で、前記手動操作部材の前記第一の脚部は、前記ハンドルの前記第一の脚部に沿って延び、前記手動操作部材の前記第二の脚部は、前記ハンドルの前記第二の脚部に沿って延び、前記手動操作部材の前記基部は、前記ハンドルの基部に沿って延びている。
【0013】
前記スイッチがその第一の状態にあるとにき前記手動操作部材を解放位置に付勢して保持するために、前記ハンドルと手動操作部材との間で第一及び第二の隔たった位置において作用する少なくとも一つのバネ要素を備えることができる。
前記手動操作部材は、第一及び第二の握り面を形成した単一部材とすることができる。
【0014】
本発明の他の実施の形態では、可搬式ツールは、フレームと、該フレームに取り付けた作業要素と、第一の状態(a)と第二の状態(b)との間で選択的に切り換えることのできる前記フレームに取り付けたスイッチとを有する可搬式ツールが提供される。前記スイッチは、第一の状態では前記作業要素を作動させるための前記動力ユニットを第一の状態にし、第二の状態では前記作業要素を作動させるための前記動力ユニットを第二の状態にする。前記スイッチをその第一の状態からその第二の状態に選択的に切り換えるため、前記フレームに取り付けた手動操作部材が前記フレームに対して位置変えすることができる。この手動操作部材は、第一と第二の互いに隔たった面を有している。前記第一の手動操作部材面は、作業者によって前記フレームに対して位置変えすることができ、それにより、前記スイッチをその第一の状態からその第二の状態に切り換えるために前記手動操作部材を移動させる。前記第二の手動操作部材面は、作業者によって前記フレームに対して位置変えすることができ、それにより、前記手動操作部材は、前記スイッチをその第一の状態からその第二の状態に切り換える。
【0015】
前記ハンドルは、握ることのできる第一及び第二の脚部と基部とを備えたU字形の部分を有している。前記第一の手動操作部材面は、前記ハンドルの前記第一の脚部、第二の脚部及び基部のうちの一つを握っている作業者の手によって生じた握りしめ作用によって把握されかつ位置変え可能である。前記第二の手動操作部材面は、前記ハンドルの前記第一の脚部、第二の脚部及び基部のうちの他の一つを握っている作業者の手によって生じた握りしめ作用によって把握可能であり、かつ、スイッチをその第一の状態からその第二の状態に切り替えさせるよう前記手動操作部材を位置変えさせることができる。
【0016】
前記手動操作部材が解放位置にあるときに、前記第一の手動操作部材面に力を加えることによって、前記手動操作部材を前記フレームに対して第一の経路で移動させ、前記スイッチをその第一の状態からその第二の状態に切り換えさせる。前記手動操作部材が解放位置にあるときに、前記第二の手動操作部材面に力を加えることによって、前記手動操作部材は、前記フレームに対して前記第一の経路と異なる第二の経路で移動し、前記スイッチをその第一の状態からその第二の状態に切り換えさせる。
【0017】
前記第一及び第二の手動操作部材面は、互いに交差する面であってよい。
本発明の更に別の実施の形態では、可搬式ツールは、フレームと、該フレームに取り付けた作業要素と、該作業要素を作動させるための動力ユニットであって、選択的に第一及び第二の異なる作動状態にすることができる動力ユニットと、該動力ユニットを第一の状態から第二の状態に切り換えるため、可搬式ツールの第一及び第二の互いに異なる位置の各々において選択的に操作することのできる手動操作部材システムとを備えた可搬式ツールが提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1〜図3には、本発明が組み込まれた可搬式ツールの実施の一形態が参照番号10で示されている。このツール10は、互いに噛み合って植物を切断する鋏作用を生じさせる金属板刃14を備えた参照番号12で示す作業要素/切断(刈取)アセンブリを有するヘッジトリマーである。
前記切断アセンブリ12は、細長い管状要素18によって一部が形成されたフレーム16の先端に支持されている。前記フレーム16の基端は動力ユニット20を支持しており、この動力ユニットはガソリン又は電気で作動させることができる。図示例の場合、前記動力ユニット20はガソリンで作動し、前記切断アセンブリ12を駆動する。
【0019】
前記ツール10は、作業時には、前部及び後部ハンドル22、24で支持される。該後部ハンドル24は、基本的に、前記管状要素18を包囲する円筒状のクッショングリップ26である。前記前部ハンドル22は、一般に「Dハンドル」と呼ばれており、以下に説明するように、いろいろな切断作業を容易にするため、いろいろな態様で把持することができる。
【0020】
より詳細には、前記前部ハンドル22は、作業者の手40で把持することのできる第一及び第二の脚部30、32と、該脚部30、32を連結するとともに把持することのできる基部34と、を備えた倒立U字形部分28を有している。前記ハンドル22のU字形部分及び残りの部分は、前記ハンドル22を握るために作業者の手40を差し込むことのできる開口38を画成する、二つ割り形の成形菅材36によって形成することができる。
水平方向の切断作業を行うことを所望する場合には、図2に示すように、一方の手40で前記ハンドル22の前記基部34を把持する。作業者のもう一方の手42は、スロットルトリガー44を人差し指等によって操作することのできるようにして、前記後部ハンドル24を把持する。
【0021】
垂直方向右側の切断作業を行うには、作業者は、前記ツール10を回動させて前記ハンドル22の前記第一の脚部30を一方の手40で把持する。前記もう一方のハンドル脚部32を他方の手40で同様の態様で把持することによって左側の作業が容易になる。
前記ハンドル22を把持している作業者の手40が前記切断アセンブリ12に対して直接剥きだしになることを防止するため、シールド46が前記フレーム16に取り付けられている。
【0022】
これと同じ構成のハンドルは、多くの他のツールに用いることができる。例えば、可撓性ライントリマーが図4に参照番号50で示されている。この場合の作業要素52は、細長いフレーム56の先端にある回転ライン54である。前記フレーム56の基端には、動力ユニット58が取り付けられている。
作業者は、先に説明したツール10と同様の態様で前記ツール50を支持する。即ち、作業者は、一方の手42で前記後グリップ26を把持し、他方の手40で前記前ハンドル22を把持する。前記ハンドル22は同様の構成を有しているので、前記ツール50は、少なくとも先に説明した三つの異なる姿勢で具合良く操作することができる。
【0023】
本発明は、種々の異なる方向における前記ツール10、50の安全な作業を容易にするものである。図5〜図8において、より詳細に見られるように、前記ハンドル22には、スイッチ62を操作する倒立U字形の手動操作部材60が備わっている。前記スイッチ62は枢支された薄片部材64を有し、該薄片部材64は、前記手動操作部材60によって、前記スイッチ62が第一の状態aにある図6に示す第一の位置と、前記スイッチ62が第二の状態bにある図7に示す第二の位置との間を移動される。前記スイッチ62は、任意の適当な制御装置66を作動させ、前記動力ユニット20、58の特定の状態を変化させる。この場合には、前記制御装置66は、カットオフ回路の一部である。
【0024】
前記スイッチ62が図6の第一の状態aにあると、前記制御装置66は、前記動力ユニット20、58の作動を妨げる。即ち、該動力ユニット20、58は、前記スイッチ62が前記第一の状態aにあるとき始動又は稼働することができない。図7の第二の状態bでは、前記制御装置66は前記動力ユニット20、58を正常に始動させ、作動させる。これは、作業者の前側の手40が前記ハンドル22を把持して作業を行うときに要求される一般的な安全機能であり、それにより、前記ツール10、50を使用しながら、作業者の手40が、うっかりと作動している前記切断アセンブリ12の方に移動してぶつかることを防止する。
【0025】
前記スイッチ62は、本発明に使用することのできる多くの異なる種類のスイッチの適例に過ぎない。例えば、多数の異なる場所で圧縮可能な加圧ホースを使用することによりスイッチを作動させることができる。他の選択肢として、カム等の中間要素を、前記手動操作部材60と前記スイッチ62又は他の種類のスイッチとの間に介在させることができる。
前記手動操作部材60は単一部材として形成され、前記ハンドル22の全体の輪郭に準じている。即ち、前記手動操作部材60は、前記ハンドル22の前記第一の脚部30に沿って延びる第一の脚部68、前記ハンドル22の前記第二の脚部32に沿って延びる第二の脚部70、及び前記ハンドル22の前記基部34に沿って延びる基部72を有している。
【0026】
前記ハンドル22及び前記ツールフレーム16、56に対する前記手動操作部材60の運動を案内するため、第一の対のポスト74、76が前記手動操作部材60の一方の側に備わっており、第二の対のポスト78、80が前記手動操作部材60のもう一方の側に備わっている。前記ポスト74、76、78、80は、それぞれ、前記ハンドル22の逆三角形状のスロット82、84、86、88をガイドとして移動する。前記手動操作部材60が、図6に示すように、通常の解放位置にあると、前記ポスト74、76、78、80は、対応するそれぞれの前記スロット82、84、86、88の各底部90、92、94、96にそれぞれ収まる。前記各々のポスト76、76、78、80と前記スロット82、84、86、88との間の協働作用は同じなので、ここでは、一例として左上部の前記スロット84について説明する。
【0027】
前記手動操作部材60が、解放位置にあり、作業者が、図2に示すように前記ハンドル22の前記基部34を左手40で把持しているとき、作業者は、その指と手のひらと間に、前記手動操作部材60の下方に向いた握り面98と前記ハンドル22の前記基部34の上方に向いた握り面100とを握りしめることができる。これが行われると、前記手動操作部材60の上端の作動面102が、前記スイッチ62の前記薄片部材64を、図6の位置から図7の位置に押しやる。前記手動操作部材60は、図6の解放位置aと図8bの参照符号Iで示す位置との間を、ほぼ真っ直ぐな垂直方向の第一の経路Aをたどる。これが行われると、前記ポスト76は、前記スロット84内を、図6の位置から図8の実線の位置へと妨げられずに移動する。
【0028】
図3に示す姿勢で前記ハンドル22を握ることにより、作業者は、前記手動操作部材60の左側の握り面104と前記第一の脚部30の反対側を向いた握り面106とを、指と手のひらの間に握りしめる。これが行われると、前記ポスト76は前記スロット84を画成する左側の傾斜面108を押圧し、それにより、上方に向けてカム作用を受けて図7の位置にくる。前記他のピン74、78、80はそれらのそれぞれの前記スロット82、86、88内で同様のカム作用を生じさせ、前記手動操作部材60を図6の位置から図7の位置へ円滑に移動させる。この場合も、前記作動面102は、やはり、前記スイッチ62の前記薄片部材64を、図6の第一の位置aから図7の第二の位置bへと移動させる。この配置では、前記手動操作部材60は、該手動操作部材60の前記握り面98及び前記ハンドル22の握り面100を握りしめることによる、前記手動操作部材60の上方への移動から生じた先に説明した経路Aとは異なる経路Bを移動する。
【0029】
反対側を向いて対向する前記手動操作部材60の右側の握り面110と前記第二のハンドル脚部32の握り面112を握りしめることにより、前記手動操作部材60は、第三の経路Cを移動せしめられ、前記スイッチ62を第一の状態aから第二の状態bへと切り換える。この場合、前記ポスト76は、図8にIIとして特定される点線位置へと、右側のスロット面114に対してカム作用を行う。
もしも、作動システムが、上述のように、加圧作動ホースを組み込むように変形される場合には、カム作用構造は排除されよう。
【0030】
成形ワイヤバネ116は間隔をおいて配置された左右の脚部118、120を有しており、これらの脚部118、120は、二つの隔たった位置において前記ハンドル22の前記基部34と前記手動操作部材60の前記基部72との間で作用して、前記手動操作部材60を、通常、図6の解放位置へと付勢する。前記バネ116は、前記手動操作部材60を通常は解放位置に保持する一方で、同時に、該手動操作部材60を先に説明したような三つの経路A、B、C全てにおいて移動させて前記スイッチ62の状態を変えること可能にする十分な可撓性を有している。
【0031】
本発明は、他のハンドル形態にも基本概念を用いることができることを意図するものである。例えば、本発明の概念は、前記ハンドル22上の、あるいは、例えば、それらに向けて前記手動操作部材60の前記握り面104、98を引くことのできる前記ハンドル22上の面122、124のような任意の交差する面上の、任意の隔たった位置でスイッチを作動させるのに用いることができる。しかしながら、本発明は、バランス良く設計することができかつ片手で使用するように設計される図1の形態を有するツールに対して特に好ましく適用できる。この全体構成は、また、安全作業、減音及び排気方向も考慮したものである。
【0032】
本発明の構造は大きな利益をもたらすものであり、その作業者はツールの安全機能をふみにじることはないであろう。また、ツール10、50の更に別の変更形態が考えられる。例えば、ツール10、50の異なった位置から操作することのできる作動システムを備え、それにより、各位置から同様の態様で前記動力ユニット20の状態を独立に変えることができるようにすることも可能である。
上記の具体的な実施の形態の開示は、本発明によって包含される広い概念を説明することを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】動力ユニットの制御装置のための本発明に係る手動操作部材を備えたハンドルを有する可搬式動力ツールの実施の一形態の斜視図である。
【図2】図1のツールの拡大部分斜視図であり、ツールが水平方向の作業のために把持されているのを示す図である。
【図3】図2と同様の図であり、ツールが垂直方向の作業のために把持されているのを示す図である。
【図4】組み込まれた本発明に係るハンドルに取り付けられた手動操作部材を備えた可搬式ツールの他の実施の形態の斜視図である。
【図5】図1〜図4のツールの本発明要部のハンドル及び手動操作部材の拡大分解斜視図である。
【図6】手動操作部材が解放位置にある図5のハンドル及び手動操作部材の拡大横断面図である。
【図7】動力ツールのスイッチを操作するため、手動操作部材が第一の経路で解放位置から移動されているハンドルと手動操作部材の拡大部分横断面図である。
【図8】スイッチの操作を行うため、二つの異なる経路で解放位置から移動された手動操作部材を示す図7と同様の図である。
【符号の説明】
10、50…可搬式ツール
12、52…作業要素
16、56…フレーム
20、58…動力ユニット
22…ハンドル
60…手動操作部材
62…スイッチ

Claims (5)

  1. フレーム(16)と、
    該フレーム(16)に取り付けた作業要素(12)と、
    該作業要素を作動させるための動力ユニット(20)と、
    第一の状態(a)と第二の状態(b)との間で選択的に切り換えることのできるよう前記フレーム(16)に取り付けたスイッチであって、前記第一の状態(a)では前記動力ユニット(20)を第一の状態にし、前記第二の状態(b)では前記動力ユニット(20)を第二の状態とするスイッチ(62)と、
    該スイッチ(62)をその第一の状態(a)からその第二の状態(b)に選択的に切り換えるために前記フレーム(16)に対して位置変えすることのできるように前記フレーム(16)に取り付けた手動操作部材であって、前記スイッチ(62)をその第一の状態(a)からその第二の状態(b)に切り換えるため、前記フレーム(16)に対して第一の経路(A)で移動可能に取り付けられており、さらに、前記スイッチ(62)をその第一の状態(a)から第二の状態(b)に切り換えるため、前記フレーム(16)に対して前記第一の経路とは異なる第二の経路(B)で移動可能に取り付けられている手動操作部材(60)と、
    作業者による保持を容易にするための作業者の手(40)に把握され得る第一及び第二の互いに交差する面(122)、(124)を備えるハンドル(22)と、
    を備え
    前記手動操作部材(60)は、該手動操作部材(60)を前記第一の経路(A)で移動させるため、作業者の手(40)によって前記第一の面(122)に向けて移動させることのできる第一の部分(72)と、前記第二の経路(B)で移動させるため、作業者の手(40)によって前記第二の面(124)に向けて移動させることのできる第二の部分(68)を有していることを特徴とする可搬式ツール。
  2. 前記ハンドル(22)は、該ハンドル(22)を把持するため、作業者の手(40)で少なくとも部分的に包囲することのできる第一及び第二の領域(34)、(30)を備え、前記手動操作部材(60)の前記第一の部分(72)は、第一の方向に向いた第一の握り面(98)を有し、前記第一のハンドル領域(34)は、前記第一の方向と反対に向いた握り面(100)を有し、前記手動操作部材(60)は、作業者の手(40)で前記ハンドル(22)を握って前記第一の握り面(98)及び前記第一のハンドル領域(34)の前記握り面(100)に握力を加えることによって、前記手動操作部材(60)を前記第一の経路(A)で移動させるために、移動することができることを特徴とする請求項に記載の可搬式ツール。
  3. 前記手動操作部材(60)の前記第二の部分(68)は、第二の方向に向いた第二の握り面(104)を有し、前記第二のハンドル領域(30)は、前記第二の方向と反対に向いた握り面(106)を有し、前記手動操作部材(60)は、作業者の手(40)で前記ハンドル(22)を握って前記第二の握り面(104)及び前記第二のハンドル領域(30)の前記握り面(106)に握力を加えることによって、前記手動操作部材(60)を前記第二の経路(B)で移動させるために、移動することができることを特徴とする請求項に記載の可搬式ツール。
  4. 前記ハンドル(22)は、該ハンドル(22)を握るために作業者の手(40)の少なくとも一部を差し込むことのできる開口(38)を画成する成形管材(36)を備えていることを特徴とする請求項2または3に記載の可搬式ツール。
  5. 前記ハンドル(22)と前記手動操作部材(60)との間で第一及び第二の隔たった位置において作用する少なくとも一つのバネ要素(116)を有し、前記スイッチ(62)がその第一の状態(a)にあるときに、前記手動操作部材(60)を解放位置に付勢して保持するようになっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の可搬式ツール。
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