JPH10257617A - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JPH10257617A
JPH10257617A JP9055943A JP5594397A JPH10257617A JP H10257617 A JPH10257617 A JP H10257617A JP 9055943 A JP9055943 A JP 9055943A JP 5594397 A JP5594397 A JP 5594397A JP H10257617 A JPH10257617 A JP H10257617A
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Yutaka Ogino
裕 荻野
Hiromitsu Takamoto
博光 高本
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化が図れるとともに避雷器を各導電バー
に電気的に接続する作業が容易となる分電盤の提供。 【解決手段】 主幹開閉器 3に複数の分岐開閉器 9を3
本の導電バー 4,5,6の分岐接続部 7,7,8を介して電気的
に接続し、3本の導電バー 4,5,6の分岐接続部7,8a,8を
避雷器10の電源側の端子25,26,27に接続するとともに避
雷器の負荷側から接地バー35に接続される接地線28を導
出させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単相3線式配線路
に介在して負荷を雷サージから保護する避雷器を備えた
分電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年における電気機器の電子化により、
雷サージが配電線に重畳して電気機器のプラグを差し込
んでいるコンセントから侵入すると、コンセントに接続
されている電気機器が壊れることがあった。
【0003】このため、コンセントや電灯等に電気を供
給する分岐開閉器を有した分電盤内に避雷器を配設する
ことが行われ、雷サージに起因する過電圧の波高値があ
る値を越えたときに放電して過電圧を制限し、コンセン
トに接続される電気機器が壊れるのを防止している。
【0004】この分電盤の一種としては、2本の電圧極
及び1本の中性極からなる単相三線式配線路に介在する
主幹開閉器に複数の分岐接続部を有した各極毎の3本の
導電バーを接続し、これらの3本の導電バーの幅方向両
側で横並びに並設され、各コンセントや電灯等に電気を
供給する複数の分岐開閉器を3本の導電バーのうちの2
本の導電バーの分岐接続部に接続し、各導電バーにおけ
る主幹開閉器を接続した一端側とは反対の他端側に避雷
器を配設し、この避雷器の電源側の端子と3本の導電バ
ーとを各々リード線を介して電気的に接続するとともに
避雷器の負荷側を接地したものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した分電盤にあっ
ては、各導電バーにおける主幹開閉器を接続した一端側
とは反対の他端側に避雷器を配設しているので、避雷器
を配設するスペースが必要であり、大型化してしまうと
いう問題があった。また、避雷器と3本の導電バーとの
電気的接続を各々リード線により行っているので、避雷
器を各導電バーに電気的に接続する作業が煩わしいとい
う問題があった。
【0006】本発明は、かかる事由に鑑みて成されたも
のであり、その目的とするところは、小型化が図れると
ともに避雷器を各導電バーに電気的に接続する作業が容
易となる分電盤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の分電盤は、2本の電圧極及び1
本の中性極からなる単相三線式配線路に介在する主幹開
閉器と、この主幹開閉器の負荷側に接続され、複数の分
岐接続部を各々有した3本の導電バーと、これらの導電
バーの幅方向に配設して各々2本の導電バーの分岐接続
部に電源側が接続される複数の分岐開閉器と、3本の導
電バーに電源側が各々電気的に接続されるとともに負荷
側が接地され、各分岐開閉器の負荷側に接続される負荷
を雷サージから保護する避雷器と、を備えた分電盤にお
いて、前記避雷器は、分岐開閉器に横並びに配設され、
3本の導電バーの各々の分岐接続部に接続された構成と
してある。
【0008】請求項2記載の分電盤は、請求項1のもの
の避雷器の導電バーにおける延出方向の長さを隣合う2
つの分岐開閉器の導電バーにおける延出方向の長さと略
同一とした構成としてある。
【0009】請求項3記載の分電盤は、請求項2のもの
の3本の導電バーを取着する基板を設け、該基板に分岐
開閉器を取り付ける取付螺子の螺子孔を各導電バーの延
出方向で等間隔に形成するとともに、前記避雷器の隣合
う2つの分岐開閉器を取り付ける螺子孔に対応する位置
に、取付螺子が挿通される挿通孔を形成した構成として
ある。
【0010】請求項4記載の分電盤は、請求項1乃至請
求項3のものの避雷器は、隣合う4つの分岐接続部が挿
通される4つの収納部を有し、該4つの収納部のうちの
3つに分岐接続部が接続される電源側の端子を配設した
構成としてある。
【0011】請求項5記載の分電盤は、請求項4のもの
の避雷器の電源側の端子に接続される3つの分岐接続部
のうちの1つは、中性極の導電バーと1本の電圧極の導
電バーとを切り換える切換手段により1本の電圧極の導
電バーに接続された構成としてある。
【0012】請求項6記載の分電盤は、請求項1乃至請
求項5のものの避雷器は、各分岐開閉器の負荷側に負荷
を接続する負荷線の引出口から一番離れた位置に配設さ
れた構成としてある。
【0013】請求項7記載の分電盤は、請求項1乃至請
求項6のものの避雷器の負荷側の近傍に接地線を接続す
る接地バーを配設した構成としてある。
【0014】請求項8記載の分電盤は、請求項1乃至請
求項7のものの主幹開閉器、3本の導電バー、分岐開閉
器及び避雷器を収納した一面開口の箱体と、この箱体の
開口を塞ぐとともに、主幹開閉器及び各分岐開閉器の操
作ハンドルを突出する複数の窓孔を有した蓋体とを備
え、前記避雷器に、隣合う2つの窓孔内に臨む状態表示
部を設けた構成としてある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
8を参照して説明する。 (実施形態1)この分電盤は、図1及び図2に示すよう
に、一面開口の箱体 1及びこの箱体 1の開口を塞ぐ蓋体
2内に、2本の電圧極及び1本の中性極からなる単相三
線式配線路に介在する主幹開閉器 3と、この主幹開閉器
3の負荷側に接続され、複数の分岐接続部 7,8を有した
3本の導電バー 4,5,6と、これらの導電バー 4,5,6の幅
方向両側に配設して各々2本の導電バー4(5),6の分岐接
続部 7,8に電源側が接続される複数の分岐開閉器 9と、
3本の導電バー 4,5,6に電源側が各々電気的に接続され
るとともに負荷側が接地され、各分岐開閉器 9の負荷側
に接続される負荷を雷サージから保護する避雷器10と、
を収納したものである。
【0016】主幹開閉器 3は、漏洩電流が流れたときに
強制開極する漏電遮断器を用いており、単相三線式配線
路の2本の電圧極及び1本の中性極の引き込み線(図示
せず)を電源側の端子11に接続し、この電源側の端子11
と負荷側の端子(図示せず)とをハンドル12により電気
的に開閉操作するものである。
【0017】導電バー 4,5,6は、主幹開閉器 3の負荷側
に接続される3本の送りバー(図示せず)に個々に接続
され、図3乃至図5に示すように、各分岐開閉器 9及び
避雷器10に接続される複数の分岐接続部 7,8を有してい
る。これらの3本の導電バー4,5,6は、中央を中性極の
導電バー 6とするとともにこの導電バー 6の両側に電圧
極の導電バー 4,5を配設し、さらに中性極の導電バー 6
が図1における紙面手前側となるよう絶縁性の基台13に
載置される。
【0018】電圧極の2つの導電バー 4,5は、それぞれ
分岐開閉器 9に接続される複数の分岐接続部 7と、他方
の電圧極の導電バー 5,4方向に突出して他方の電圧極の
導電バー 5,4側に配設される分岐開閉器 9に状態に応じ
て電気的に接続される突出片14とを有している。中性極
の導電バー 6は、電圧極の導電バー 4及び導電バー 5側
で分岐接続部 8を接続する接続部15が交互に突出するよ
うに略ジグザグ状に形成され、突出する側に配設した分
岐開閉器 9を分岐接続部 8により接続する。
【0019】なお、分岐接続部 8は、電圧極の導電バー
4(5)と中性極の導電バー 6とを切り換える一種の切換手
段8aであり、この分岐接続部8aを中性極の導電バー 6の
接続部15に接続したときには、一方の電圧極の導電バー
4(5)の分岐接続部 7とともに分岐開閉器 9に100Vの電気
を供給し、この分岐接続部8aを電圧極の導電バー5(4)の
突出片14に接続したときには、一方の電圧極の導電バー
4(5)の分岐接続部 7とともに分岐開閉器 9に200Vの電気
を供給するようになっている。(本実施の形態では、分
岐開閉器 9全てが中性極の導電バー 6に電気的に接続さ
れて100Vの電気が供給されるものとしている。) 分岐開閉器 9は、図1乃至図3に示すように、導電バー
4,5,6の幅方向両側に横並びに配設され、各々1本の電
圧極の導電バー4(5)と1本の中性極の導電バー6との分
岐接続部 7,8に電源側の端子16を接続するとともに、負
荷に接続される負荷線17を負荷側の端子18に接続してい
る。この分岐開閉器 9の略中央には電源側の端子16と負
荷側の端子18とを電気的に開閉操作する操作ハンドル19
を有し、電気を負荷線17を介して各負荷に供給したり遮
断したりする。
【0020】これらの分岐開閉器 9は、図1乃至図4に
示すように、基台13を取着する基板20に等間隔で形成さ
れた螺子孔 20aに取付螺子21により負荷側が取着される
とともに、1本の電圧極の導電バー4(5)及び1本の中性
極の導電バー 6に各々分岐接続部 7,8を介して電源側の
端子16が接続されることにより取着される。
【0021】基板20は、その中央部を凹まして基台13の
引掛爪 13aが掛止される引掛孔22を有して基台13を取着
するとともに、両側に形成されたガイド突起 23,23間で
各分岐開閉器 9をスライドさせて各分岐接続部 7,8に接
続し易いようにしている。なお、24,24 は基板20を取着
する一対のフレームで、基板20を各々螺子により取着す
る。
【0022】避雷器10は、図1に示すように、分岐開閉
器 9に横並びに配設され、3本の導電バー 4,5,6の分岐
接続部7,8a,8に接続される電源側の3つの端子25,26,27
と、接地される負荷側の接地線28と、電圧極の導電バー
4 に接続される端子25及び中性極に接続される導電バー
6に接続される端子27間の通電状態を表示する発光素子
LED1(状態表示部)と、電圧極の導電バー 5に接続され
る端子26及び中性極の導電バー 6に接続される端子27間
の通電状態を表示する発光素子LED2(状態表示部)とを
備えており、各分岐開閉器 9の負荷側の端子18に負荷線
17を介して接続される負荷を雷サージから保護する。そ
して、この避雷器10が分岐開閉器 9に横並びに配設され
て導電バー 4,5,6の分岐接続部7,8a,8に直接接続される
ことで、小型化が図れるとともに避雷器10を各導電バー
4,5,6に電気的に接続する作業が容易になる。
【0023】この避雷器10の内部は、図8に示すよう
に、各導電バー 4,5,6にヒューズ a,b,cとサージ吸収素
子ZNR3,ZNR5,ZNR4とギャップ Gとを直列に接続するとと
もに、各電圧極 4,5と中性極 6との間に、サージ吸収素
子 ZNR2,ZNR1と発光素子LED2,LED2(状態表示部) とを接
続して構成されており、雷サージが侵入していない通常
の状態では、ヒューズa(b)→発光素子LED2(LED1)→ヒュ
ーズ cという順路で発光素子LED2(LED1)が通電されて発
光素子LED2(LED1)が点灯し、雷サージが侵入すると、ヒ
ューズa(b,c)→サージ吸収素子 ZNR3(ZNR5,ZNR4)→ギャ
ップ Gという順路で放電される。つまり、各極間のサー
ジをサージ吸収素子ZNR2,ZNRで吸収し、ギャップ Gによ
る放電をサージ吸収素子XNR3,ZNR5,ZNR4で停止するよう
にしているのである。
【0024】なお、この避雷器10の導電バー 4,5,6にお
ける延出方向の長さX1を隣合う2つの分岐開閉器 9,9の
導電バー 4,5,6における延出方向の長さ(2つの分岐開
閉器9,9及びこれらの2つの分岐開閉器 9,9間の隙間の
長さ)Y1と略同一としており、隣合う2つの分岐開閉器
9,9を外し、この位置にそのまま避雷器10を配設するこ
とができ、避雷器10を取り付ける位置を分岐開閉器 9の
配設位置間で可変することができるようになっている。
つまり、本実施の形態では、図1において避雷器10を主
幹開閉器 3側で導電バー 4,5,6に対して下側に配設して
いるが、他の隣合う2つの分岐開閉器 9,9を外してその
位置に配設することもできるのである。
【0025】また、図1及び図6に示すように、避雷器
10の負荷側には、隣合う2つの分岐開閉器 9.9を取着す
る基板20の螺子孔 20a,20aに対応する位置に、取付螺子
21が挿通される挿通孔 30,30を有しており、隣合う2つ
の分岐開閉器 9,9を外し、この位置で2つの分岐開閉器
9,9を取着する取付螺子21によりそのまま基板20に取着
でき、避雷器10を取着する作業を容易にしている。つま
り、隣合う2つの分岐開閉器 9,9を取り付ける取付螺子
21,21間の長さY2と、避雷器10の挿通孔 30,30間の長さ
X2とを同一としているのである。
【0026】また、避雷器10の電源側は、図7に示すよ
うに、隣合う4つの分岐接続部 7,8,7,8が挿通される4
つの収納部 31,32,33,34を有し、この4つの収納部 31,
32,33,34のうちの3つの収納部31,32,34に分岐接続部7,
8a,8が接続される電源側の端子25,26,27を配設している
ので、4つの分岐接続部 7,8,7,8が各収納部 31,32,33,
34に収納されることとなって、電源側の端子25,26,27に
接続されない1つの分岐接続部 7を切断する必要が無く
なるのである。このため、各分岐接続部7,8a,8を避雷器
10に接続する作業が容易になる。
【0027】また、この避雷器10に3本の導電バー 4,
5,6を電気的に接続する3つの分岐接続部7,8a,8のうち
の電源側の端子26に接続される1つの分岐接続部8aは、
この分岐接続部8a自体が切換手段であり、上述した分岐
開閉器 9における100V及び200V切り換えのように、図6
に示す通り、100Vの分岐開閉器 9に接続する本来の分岐
接続部 8であれば中性極の導電バー 6に接続されるので
あるが、この分岐接続部8を略 180度回転させて他方の
導電バー 5に接続することにより、避雷器10自体が2本
の電圧極の導電バー 4,5及び1本の中性極の導電バー 6
に接続されることとなる。従って、避雷器10から一番遠
い導電バー 5の電気的接続を容易に行えるのである。
【0028】また、図1に示すように各分岐開閉器 9の
負荷側の端子18に負荷を接続する負荷線17の引出口1aか
ら一番離れた位置となる、主幹開閉器 3側、かつ、導電
バー4,5,6よりも下側に避雷器10を配設しているので、
各分岐開閉器 9の負荷側の端子18に接続される負荷線17
が避雷器10の負荷側には引き回されないこととなり、現
在配設されている避雷器10が破壊された後に避雷器10を
取り替える作業が容易になるのである。
【0029】また、図1における箱体 1の下側で避雷器
10の負荷側の近傍に接地線28を接続する接地バー35を配
設しているので、避雷器10から接地バー35に接続する接
地線28を短くすることができ、避雷器10が接地バー35に
電気的に接続されているか否か容易に確認できるように
なっている。
【0030】また、箱体 1の開口を塞ぐ蓋体 2には、図
1に示すように、主幹開閉器 3のハンドル12や分岐開閉
器 9の操作ハンドル19を突出させる窓孔 36,37が形成さ
れている。この窓孔 36,37のうちの分岐開閉器 9の操作
ハンドル19を突出させる窓孔37は、避雷器10の発光素子
LED1,LED2(状態表示部)が臨むようになっており、蓋
体 2を箱体 1から外さなくても避雷器10の状態が分かる
ようになっている。なお、避雷器10の発光素子 LED1,LE
D2(状態表示部)が臨む2つの窓孔 37,37は、避雷器10
が配設されない場合には分岐開閉器 9の操作ハンドル19
が突出するものであり、各導電バー 4,5,6から避雷器10
を外して2つの分岐開閉器 9,9を配設することもできる
ようになっている。
【0031】なお、本実施の形態では、各導電バー 4,
5,6の幅方向両側に分岐開閉器9,9,……を配設している
が、各導電バー 4,5,6の幅方向一方側にのみ分岐開閉器
9,9,……を配設しても良い。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の分電盤は、2本の電圧極
及び1本の中性極からなる単相三線式配線路に介在する
主幹開閉器と、この主幹開閉器の負荷側に接続され、複
数の分岐接続部を各々有した3本の導電バーと、これら
の導電バーの幅方向に配設して各々2本の導電バーの分
岐接続部に電源側が接続される複数の分岐開閉器と、3
本の導電バーに電源側が各々電気的に接続されるととも
に負荷側が接地され、各分岐開閉器の負荷側に接続され
る負荷を雷サージから保護する避雷器と、を備えた分電
盤において、前記避雷器は、分岐開閉器に横並びに配設
されているので、分岐開閉器を配設するスペースに避雷
器を配設でき、もって小型化を図れる。また、避雷器は
3本の導電バーの各々の分岐接続部に接続されているの
で、避雷器と3本の導電バーとをリード線により電気的
に接続する必要がなくなり、避雷器を各導電バーに電気
的に接続する作業を容易にできる。
【0033】請求項2記載の分電盤は、避雷器の導電バ
ーにおける延出方向の長さを隣合う2つの分岐開閉器の
導電バーにおける延出方向の長さと略同一としているの
で、隣合う2つの分岐開閉器を外し、この位置にそのま
ま避雷器を配設することができ、請求項1記載の効果に
加え、避雷器を取り付ける位置を複数の分岐開閉器の配
設位置間で可変することができる。
【0034】請求項3記載の分電盤は、3本の導電バー
を取着する基板を設け、該基板に分岐開閉器を取り付け
る取付螺子の螺子孔を各導電バーの延出方向で等間隔に
形成するとともに、前記避雷器の隣合う2つの分岐開閉
器を取り付ける螺子孔に対応する位置に、取付螺子が挿
通される挿通孔を形成しているので、隣合う2つの分岐
開閉器を外し、この位置で2つの分岐開閉器を取着する
取付螺子によりそのまま基板に取着でき、請求項2記載
の効果に加え、避雷器を取着する作業を容易にできる。
【0035】請求項4記載の分電盤は、避雷器は、隣合
う4つの分岐接続部が挿通される4つの収納部を有し、
該4つの収納部のうちの3つに分岐接続部が接続される
電源側の端子を配設しているので、4つの分岐接続部が
各収納部に収納されることとなって、4つの分岐接続部
のうちの1つを切断する必要が無くなり、請求項1乃至
請求項3記載の効果に加え、各分岐接続部を避雷器に接
続する作業が容易になる。
【0036】請求項5記載の分電盤は、避雷器の電源側
の端子に接続される3つの分岐接続部のうちの1つは、
中性極の導電バーと1本の電圧極の導電バーとを切り換
える切換手段により1本の電圧極の導電バーに接続され
ているので、請求項4記載の効果に加え、避雷器から一
番遠い導電バーの接続を容易に行える。
【0037】請求項6記載の分電盤は、避雷器は、各分
岐開閉器の負荷側に負荷を接続する負荷線の引出口から
一番離れた位置に配設されているので、各分岐開閉器の
負荷側に接続される負荷線が避雷器の負荷側には引き回
されないこととなり、請求項1乃至請求項5記載の効果
に加え、現在配設されている避雷器が破壊された後に避
雷器を取り替える作業が容易になる。
【0038】請求項7記載の分電盤は、避雷器の負荷側
の近傍に接地線を接続する接地バーを配設しているの
で、避雷器から接地バーに接続する接地線を短くするこ
とができ、請求項1乃至請求項6記載の効果に加え、避
雷器が接地バーに電気的に接続されているか否か容易に
確認できる。
【0039】請求項8記載の分電盤は、主幹開閉器、3
本の導電バー、分岐開閉器及び避雷器を収納した一面開
口の箱体と、この箱体の開口を塞ぐとともに、主幹開閉
器及び各分岐開閉器の操作ハンドルを突出する複数の窓
孔を有した蓋体とを備え、前記避雷器に、隣合う2つの
窓孔内に臨む状態表示部を設けているので、蓋体を外さ
ずに窓孔から避雷器の状態を確認でき、請求項1乃至請
求項7記載の効果に加え、避雷器の状態を容易に確認す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す分電盤の内部正面
図である。
【図2】同上の分電盤全体を示す斜視図である。
【図3】同上の導電バー及び分岐開閉器の分解斜視図で
ある。
【図4】同上の導電バー及び基板の分解斜視図である。
【図5】同上の導電バーの分解斜視図である。
【図6】同上の避雷器を導電バーに接続する説明図であ
る。
【図7】同上の避雷器の斜視図である。
【図8】同上の避雷器の回路図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 蓋体 3,4,5 導電バー 7,8 分岐接続部 9 分岐開閉器 10 避雷器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の電圧極及び1本の中性極からなる
    単相三線式配線路に介在する主幹開閉器と、この主幹開
    閉器の負荷側に接続され、複数の分岐接続部を各々有し
    た3本の導電バーと、これらの導電バーの幅方向に配設
    して各々2本の導電バーの分岐接続部に電源側が接続さ
    れる複数の分岐開閉器と、3本の導電バーに電源側が各
    々電気的に接続されるとともに負荷側が接地され、各分
    岐開閉器の負荷側に接続される負荷を雷サージから保護
    する避雷器と、を備えた分電盤において、 前記避雷器は、分岐開閉器に横並びに配設され、3本の
    導電バーの各々の分岐接続部に接続されたことを特徴と
    する分電盤。
  2. 【請求項2】 前記避雷器の導電バーにおける延出方向
    の長さを隣合う2つの分岐開閉器の導電バーにおける延
    出方向の長さと略同一としたことを特徴とする請求項1
    記載の分電盤。
  3. 【請求項3】 前記3本の導電バーを取着する基板を設
    け、該基板に分岐開閉器を取り付ける取付螺子の螺子孔
    を各導電バーの延出方向で等間隔に形成するとともに、
    前記避雷器の隣合う2つの分岐開閉器を取り付ける螺子
    孔に対応する位置に、取付螺子が挿通される挿通孔を形
    成したことを特徴とする請求項2記載の分電盤。
  4. 【請求項4】 前記避雷器は、隣合う4つの分岐接続部
    が挿通される4つの収納部を有し、該4つの収納部のう
    ちの3つに分岐接続部が接続される電源側の端子を配設
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の分電
    盤。
  5. 【請求項5】 前記避雷器の電源側の端子に接続される
    3つの分岐接続部のうちの1つは、中性極の導電バーと
    1本の電圧極の導電バーとを切り換える切換手段により
    1本の電圧極の導電バーに接続されたことを特徴とする
    請求項4記載の分電盤。
  6. 【請求項6】 前記避雷器は、各分岐開閉器の負荷側に
    負荷を接続する負荷線の引出口から一番離れた位置に配
    設されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の
    分電盤。
  7. 【請求項7】 前記避雷器の負荷側の近傍に接地線を接
    続する接地バーを配設したことを特徴とする請求項1乃
    至請求項6記載の分電盤。
  8. 【請求項8】 前記主幹開閉器、3本の導電バー、分岐
    開閉器及び避雷器を収納した一面開口の箱体と、この箱
    体の開口を塞ぐとともに、主幹開閉器及び各分岐開閉器
    の操作ハンドルを突出する複数の窓孔を有した蓋体とを
    備え、前記避雷器に、隣合う2つの窓孔内に臨む状態表
    示部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7記
    載の分電盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001157327A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Kawamura Electric Inc 一次送り用端子台
JP2002345114A (ja) * 2001-05-11 2002-11-29 Kawamura Electric Inc 停電用保安灯
WO2007088932A1 (ja) * 2006-02-02 2007-08-09 Daikin Industries, Ltd. サージ吸収回路

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