JPH06225440A - 電気機器の過電圧防止ユニット - Google Patents

電気機器の過電圧防止ユニット

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Publication number
JPH06225440A
JPH06225440A JP5027474A JP2747493A JPH06225440A JP H06225440 A JPH06225440 A JP H06225440A JP 5027474 A JP5027474 A JP 5027474A JP 2747493 A JP2747493 A JP 2747493A JP H06225440 A JPH06225440 A JP H06225440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overvoltage
connector
overvoltage protection
control circuit
broken
Prior art date
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Pending
Application number
JP5027474A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nunokawa
廣之 布川
Yoichi Ikeda
洋一 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5027474A priority Critical patent/JPH06225440A/ja
Publication of JPH06225440A publication Critical patent/JPH06225440A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器に過電圧が印加されて過電圧防止回
路が破壊されたときの無駄を少なくする。 【構成】 ヒューズ9とバリスタ10とから成る過電圧
防止回路が破壊されたときには、コネクタ12をコネク
タ12’から取りはずして過電圧防止ユニット13だけ
の交換ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雷サージなどにより電
気機器に過電圧が印加されるのを防止する電気機器の過
電圧防止ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】電気機器の中には、送電線に落雷があっ
たときの雷サージなどにより電気機器に過電圧が印加さ
れて破壊するのを防止するために、たとえばバリスタと
ヒューズとから成る過電圧防止回路を備えているものが
ある。過電圧防止回路は、電気機器に過電圧が印加され
るとバリスタが破壊されて短絡し、その結果ヒューズが
焼け切れることによって電気機器を保護するようになっ
ている。
【0003】過電圧防止回路を構成するバリスタとヒュ
ーズは電気機器の制御回路基板にハンダ付けされている
ものが多く、過電圧が印加されて破壊された場合は破壊
された過電圧防止回路(バリスタとヒューズ)を含む制
御回路基板ごとに交換していた。この方法は一見無駄の
ように見えるが手間を考えると過電圧防止回路を構成す
る部品だけを交換するより経済的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近家庭用
の電気機器の中には電力上有利であるという理由から2
00Vの電圧を使用する機器が開発され、ものによって
は実用化され始めたため、家庭に引き込まれる配電線も
単相3線式を用いて100Vと200Vの両方を供給で
きるようになってきている。それにともなって、電気工
事者が単相3線式の3本の配電線の接続を間違えてしま
うと100V使用の電気機器に200Vという過電圧が
かかり過電圧防止回路を破壊してしまう事故が起こるこ
とがある。以下、この点について説明する。
【0005】図3はこのような単相3線式配電線のブレ
ーカの接続を示した図である。
【0006】メインブレーカ1には屋外から単相3線式
配電線a、b、cが接続されており、配電線aと配電線
bとの間および配電線bと配電線cとの間には100
V、配電線aと配電線cとの間には200Vの電位差が
ある。2、3、4はそれぞれサブブレーカであり、たと
えばサブブレーカ2には電灯負荷L1 が接続されるブレ
ーカ、サブブレーカ3は一般電気機器L2 が接続される
コンセント用ブレーカ、サブブレーカ4は大型電気機器
3 が接続されるコンセント(たとえば空気調和機用コ
ンセント)用ブレーカである。サブブレーカ2は配電線
bと配電線cとに接続され、サブブレーカ3は配電線a
と配電線bとに接続され、サブブレーカ4は配電線bと
配電線cとに接続されて100Vの電圧が供給される。
【0007】ここで問題になるのは、電気工事者による
接続ミスである。たとえば、電気工事者がサブブレーカ
4を配電線bと配電線cとの間に接続するのを間違えて
配電線aと配電線cとの間に接続してしまった場合、サ
ブブレーカ4には200Vの電圧が供給されるので、こ
のコンセントに接続された電気機器には200Vの電圧
が印加されてしまう。多くの電気機器の定格電圧は10
0Vであるので、この100V定格の電気機器を接続し
たときはその内部に設けられた過電圧防止回路のバリス
タとヒューズは破壊されてしまう。なお、200Vが印
加されると流れる電流は減るのでサブブレーカ4は作動
しない。
【0008】しかし、電気工事者による接続ミスのたび
に、電気機器の制御回路基板を交換をしていたのでは無
駄が大きくコスト上のネックになってきた。
【0009】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、電気機器に過電圧が印加されて過電圧防止回路が
破壊されたときの無駄を少なくすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、電気機器の制御を行うための制御回路を
搭載して成る制御基板と、この制御基板上に設けられる
第1のコネクタと、この第1のコネクタと着脱可能に嵌
り合う第2のコネクタおよび過電圧防止回路とを搭載し
た副基板とを備え、前記第1のコネクタと前記第2のコ
ネクタとが嵌り合った際に前記過電圧防止回路が前記制
御回路に電気的に組込まれるように電気機器の過電圧防
止ユニットを構成した。
【0011】
【作用】本発明は以上の構成によって、過電圧防止回路
が破壊されたときにはコネクタから取りはずし、電気機
器の過電圧防止ユニットだけの交換ができる。
【0012】
【実施例】以下本発明を図面に基づいて説明する。
【0013】本発明による過電圧防止回路が備え付けら
れる機器は種々あるが、たとえば空気調和機がその一例
である。
【0014】図1は本発明による過電圧防止回路の取付
状態を示す斜視図である。
【0015】6は電気機器の制御回路基板であり、コネ
クタ12’が固定配置されている。13は過電圧防止ユ
ニットであり、過電圧防止回路基板8と、この基板8上
に固定配置したコネクタ12と、ヒューズ9と、バリス
タ10とから構成される。コネクタ12は端子ピン12
a、12b、12cを有し、これらの端子ピン12a〜
12cを制御回路基板6上のコネクタ12’の端子穴1
2a’、12b’12c’にそれぞれ差し込むことによ
って過電圧防止ユニット13が制御回路基板6に対して
垂直に配置される。なお、コネクタの組み合わせはこれ
に限るものではなく適宜に選択し設定すればよい。
【0016】図2は過電圧防止回路の回路図である。
【0017】図2において図1と同じ構成部材には同じ
参照番号を付してある。
【0018】5は電気機器であり、電源プラグ11を電
源コンセント(図示せず)に差し込むことによって電気
機器5に通電される。7は制御回路基板6上に配置され
た制御回路であり、図1に示したコネクタ12の端子ピ
ン12bと端子ピン12cとで過電圧防止回路基板8と
電気的に接続される。過電圧防止回路基板8は図1に示
した端子ピン12aと端子ピン12cとで電源プラグ1
1に接続される。
【0019】配電線にのった雷サージなどにより電源プ
ラグ11を介して電気機器5に過電圧が印加された場合
には、バリスタ10が破壊されて2線が短絡し、ヒュー
ズ9が焼け切れるので制御回路7には過電圧が印加さ
れ、電気機器5を保護することができる。また、図1に
示したように過電圧防止回路基板8のコネクタ12を制
御回路基板6のコネクタ12’に抜き差しが自由にでき
るので、過電圧防止回路が破壊された場合にはその基板
8のみを容易に交換できる。
【0020】本実施例は制御回路基板のコネクタに端子
穴を設け、過電圧防止回路基板のコネクタに端子ピンを
設けたが、逆に制御回路基板のコネクタに端子ピンを設
け、過電圧防止回路基板のコネクタに端子穴を設けても
よいのはもちろんである。
【0021】また、本実施例は制御回路基板に過電圧防
止回路基板をコネクタで接続するようにしたが、本発明
はこれに限らず、過電圧防止回路基板をたとえば制御回
路用以外の別用途の基板に取り付けたり、電気機器の筐
体に取り付けるようにしても構わない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気機器に過電圧が印加されたとき破壊された過電圧防
止回路を有する過電圧防止ユニットのみを交換すること
ができ、たとえば電気工事者の接続ミスが原因で起こる
過電圧防止回路の破壊の際にも正常な制御回路を無駄に
することがなくなったので、コスト低減にも有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による過電圧防止ユニットの取付状態の
一例を示す斜視図である。
【図2】過電圧防止回路の回路図である。
【図3】単相3線式配電線を用いた場合のブレーカの接
続図である。
【符号の説明】
6 制御回路基板 8 過電圧防止回路基板 9 ヒューズ 10 バリスタ 12、12’ コネクタ 12a、12b、12c 端子ピン 12a’、12b’、12c’ 端子穴 13 過電圧防止ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器の制御を行うための制御回路を
    搭載して成る制御基板と、該制御基板上に設けられる第
    1のコネクタと、該第1のコネクタと着脱可能に嵌り合
    う第2のコネクタおよび過電圧防止回路を搭載した副基
    板とを備え、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタ
    とが嵌り合った際に前記過電圧防止回路が前記制御回路
    に電気的に組込まれることを特徴とする電気機器の過電
    圧防止ユニット。
JP5027474A 1993-01-22 1993-01-22 電気機器の過電圧防止ユニット Pending JPH06225440A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5027474A JPH06225440A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 電気機器の過電圧防止ユニット

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JP5027474A JPH06225440A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 電気機器の過電圧防止ユニット

Publications (1)

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JPH06225440A true JPH06225440A (ja) 1994-08-12

Family

ID=12222118

Family Applications (1)

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JP5027474A Pending JPH06225440A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 電気機器の過電圧防止ユニット

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012073211A (ja) * 2010-09-03 2012-04-12 Enegate:Kk 電子式電力量計
JP2017199587A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 岩崎電気株式会社 屋外灯用の光源点灯装置及び道路灯

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04359403A (ja) * 1991-06-05 1992-12-11 Tdk Corp 過電流過電圧保護素子及びそのホルダー

Patent Citations (1)

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JP2017199587A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 岩崎電気株式会社 屋外灯用の光源点灯装置及び道路灯

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Effective date: 20000627