JP2003242875A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2003242875A
JP2003242875A JP2002038476A JP2002038476A JP2003242875A JP 2003242875 A JP2003242875 A JP 2003242875A JP 2002038476 A JP2002038476 A JP 2002038476A JP 2002038476 A JP2002038476 A JP 2002038476A JP 2003242875 A JP2003242875 A JP 2003242875A
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JP
Japan
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circuit breaker
power supply
terminals
side terminal
terminal
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JP2002038476A
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Inventor
Hiroaki Kato
裕明 加藤
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネジによる接続部を無くすと共に、分電盤の
充電部スペースの削減が可能な回路遮断器を提供する。 【解決手段】 ハウジング1の前面1a及び背面1bに
負荷側端子2,2、底面に電源側端子3、上面に夫々の
負荷側端子2,2に対応した2つの操作ハンドル4a,
4bを設けた。電源側端子3は3つの端子3a,3b,
3cから成り、ハウジング1底部に左右方向に切り欠い
た平行な3本の溝7の内部に形成し、左右方向に配設し
た導電バー5を挿入可能な即結端子とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電路に異常電流が
流れた際に電路を遮断する回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回路遮断器のうち単相電路に使用
されるものは図3に示すような形状のものが知られてい
る。図3において、21は電源側端子、22は負荷側端
子、23は操作ハンドルであり、電源側端子21と負荷
側端子22はハウジング24の前面及び背面に対向する
ように配置され、双方とも左右に2つの接続端子を設け
て形成されている。この回路遮断器25は、図4の分電
盤の部分平面図に示すように分電盤内に設置されて使用
されていた。図4において、26は単相3線式電路の主
幹導電バーを示し、3本平行に配設されて回路遮断器2
5は主幹導電バー26に隣接して幅方向に配置され、主
幹導電バー26に平行に負荷の回路数に応じて複数装着
されていた。
【0003】そして、電源側端子21は主幹導電バー2
6から分岐した分岐導電バー27が挿入され、ネジ締め
接続されていた。また、分岐導電バー27と主幹導電バ
ー26の接続もネジ止め接続され、100Vと200V
の電圧の切替は分岐導電バー27を接続する主幹導電バ
ー26を切換えて行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述するように、従来
の回路遮断器25は、主幹導電バー26に接続するため
に分岐導電バー27が必要であるし、分岐導電バー27
はねじ28で主幹導電バー26に連結されるため、連結
するスペースも必要であり分電盤の充電部スペースが大
きなものとなっていた。また、分岐導電バー27は電圧
切替を可能とするために複雑な形状になっていたし、分
岐導電バー27と主幹導電バー26の連結及び分岐導電
バー27と回路遮断器25との連結はねじ28,29に
より行なうため、連結作業が面倒であったし、締め付け
不良等による動作不良が発生することもあった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、電源
側端子に導電バー等の電源導体を接続するにあたり、ネ
ジによる接続部を無くすと共に分電盤等の回路遮断器設
置対象の電源導体等の充電部スペースの削減が可能な回
路遮断器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、ハウジングの底面に電源側端
子、前面及び背面の双方に負荷側端子、上面に夫々の負
荷側端子の電路を開閉操作する2つの操作ハンドルを備
えることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、電源側端子は、前後に整列配置した3つの端子を有
し、該3つの端子は左右方向に一様に切り欠き形成した
溝内に形成されて成ることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、電源側端子が、接続対象の電源導体を挟持接
続する即結端子から成ることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
に係る回路遮断器の一例を示し、単相電路に使用する回
路遮断器の斜視図であり、ハウジング1の前面1aと背
面1bの双方に負荷側端子2,2を有し、底面に電源側
端子3が形成されている。また、ハウジング上面には2
個の操作ハンドル4a,4bが前後方向に配置して設け
られ、前方の操作ハンドル4aは前面に設けられた負荷
側端子2の電路を開閉操作可能とし、後方に設けられた
操作ハンドル4bは背面に設けられた負荷側端子2の電
路を開閉操作可能としている。尚、5は分電盤に設置さ
れる電源導体としての導電バーを示している。
【0010】負荷側端子2は左右に配置された2端子を
有し、2aは接続線挿入口、2bはねじ操作孔であり、
接続線挿入口2aに挿入された接続線を上方のねじ操作
孔2bからネジ止め操作して連結するようになってい
る。
【0011】電源側端子3は、前後方向に配置された3
つの端子3a,3b,3cから成り、各端子はハウジン
グ1の底面略中央部に横方向に切り欠いた平行な3本の
溝7内に形成されている。溝7はハウジング1の左右側
面間に渡り一様に形成され、左右方向に延設された導電
バーを分岐導電バー等を介さずに直接挿入可能となって
いる。そして、溝7内に形成された端子3a,3b,3
cは、導電バー5を挟持接続する接続金具(図示せず)
を備え、即結端子として形成されている。
【0012】次に、上記回路遮断器の設置形態を説明す
る。単相3線式電路の場合、例えば電源側端子3の中央
の端子3bを中性極端子、前側と後側の端子3a,3c
を電圧極端子とすると、接続対象の導電バーも同様に配
設する。そして、電路選択手段を設けて前側の端子3a
と中央の端子3bの一方を選択して2つの電路から成る
負荷電路の一方に接続して、後側の端子3cの接続金具
を他方の電路に接続した構成とすれば、前側の端子3a
が選択された場合は双方の負荷側端子2,2からは20
0V電圧を出力し、中央の端子3bが選択されたなら双
方の負荷側端子2,2から100V電圧を出力させるこ
とができる。
【0013】このように、電源側端子に接続する電源導
体は分電盤等の回路遮断器装着対象の底部に配置すれば
よく、回路遮断器設置スペースに隣接して別途電源導体
を配設する充電部スペースを設ける必要が無くなり、分
電盤等の回路遮断器設置対象を小型化できる。また、2
つの負荷側端子を有するので、1回の施工で2回路の施
工ができ分電盤等の作製作業を簡略化できるし、電源側
端子部材を共用するため、回路遮断器構成部材を削減で
きる。更に、電源導体は上部が回路遮断器で覆われるこ
とになるため別途充電部保護カバーを装着する必要が無
くなる。
【0014】また、分電盤底部に配設した電源導体は回
路遮断器の電源側端子の3つの端子間隔で平行に配置す
れば良く、回路遮断器を上方から押込み操作すること
で、電源導体を電源側端子に接続することができ、ネジ
締め等することなく電源側端子の接続作業を簡易に実施
できる。更に、別途分岐バー等の接続部材を設ける必要
がないし、接続部材を連結するためのネジ孔を設ける必
要もなくなるので、電源導体は単純な帯状の導体にで
き、作製及び設置作業が容易である。
【0015】尚、上記実施の形態は単相3線式電路に設
置する場合を説明したが、3相3線式電路においても例
えば200V出力を得るために3相3線式電路から2線
を引き出す際に使用可能である。また、負荷側端子をネ
ジ締め構造としているが、電源側端子と同様に即結端子
としても良く、そうするれば回路遮断器を小型にするこ
とが可能である。
【0016】図2は本発明の他の実施形態を示し、3相
3線式電路に使用する回路遮断器の斜視図を示してる。
図示するように、ハウジング9前面9aと背面9bの双
方に3端子から成る負荷側端子10,10を有し、上記
実施形態と同様に底面に左右方向に3本の溝11が形成
され、その内部に電源側端子12が夫々形成され、ハウ
ジング上面には2個の操作ハンドル13a,13bが設
けられている。前方の操作ハンドル13aは前面に設け
られた負荷側端子10の電路の開閉操作を可能とし、後
方に設けられた操作ハンドル13bは背面に設けられた
負荷側端子10の電路を開閉操作可能としている。
【0017】このように、3相3線式電路に対しても本
発明の回路遮断器は適用でき、上記実施形態と同様の効
果を得ることができ、充電部スペースを設ける必要が無
くなり、分電盤等の回路遮断器設置対象を小型化できる
し、1回の施工で2回路の施工ができ分電盤等の作製作
業を簡略化できる。また、充電部保護カバーを装着する
必要が無いし、ネジ締め等することなく電源側端子の接
続作業を簡易に実施できる。尚、この3相3線式の回路
遮断器の場合電源側端子と負荷側端子は1対1で対応す
るため、切替え手段は必要ない。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、電源側端子に接続する電源導体は分電盤等の回
路遮断器装着対称の底部に配置すればよく、回路遮断器
設置スペースに隣接して別途電源導体を配設する充電部
スペースを設ける必要が無くなり、分電盤等の回路遮断
器設置対象を小型化できる。また、2つの負荷側端子を
有するので、1回の施工で2回路の施工ができ分電盤等
の作製作業を簡略化できるし、電源側端子部材を共用す
るため、回路遮断器構成部材を削減できる。更に、電源
導体は上部が回路遮断器で覆われることになるため別途
充電部保護カバーを装着する必要が無くなる。
【0019】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加えて、分電盤底部に配設した電源導体は回路遮断器
の電源側端子の3つの端子間隔で平行に配置すれば良
く、回路遮断器を上方から押込み操作することで、電源
導体を電源側端子に接続することが可能であり、電源側
端子の接続作業を簡易に実施できる。また、別途分岐バ
ー等の接続部材を設ける必要がないし、接続部材を連結
するためのネジ孔を設ける必要も無くなり、電源導体は
単純な帯状の導体にでき、作製及び設置作業が容易であ
る。
【0020】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
の効果に加えて、電源導体を挿入するだけで接続でき、
ネジ締め作業が必要無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す回路遮断器の斜
視図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示す回路遮断器の斜視
図である。
【図3】従来の回路遮断器の斜視図である。
【図4】図3の回路遮断器を分電盤に装着した様子を示
す分電盤の部分平面図である。
【符号の説明】
1・・ハウジング、1a・・ハウジング前面、1b・・
ハウジング背面、2・・負荷側端子、3・・電源側端
子、3a,3b,3c・・端子、5・・電源導体として
の導電バー、7・・溝、9・・ハウジング、9a・・ハ
ウジング前面、10・・負荷側端子、11・・溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの底面に電源側端子、前面及
    び背面の双方に負荷側端子、上面に夫々の負荷側端子の
    電路を開閉操作する2つの操作ハンドルを備えることを
    特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】 電源側端子は、前後に整列配置した3つ
    の端子を有し、該3つの端子は左右方向に一様に切り欠
    き形成した溝内に形成されて成る請求項1記載の回路遮
    断器。
  3. 【請求項3】 電源側端子が、接続対象の電源導体を挟
    持接続する即結端子から成る請求項1又は2記載の回路
    遮断器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1638123A1 (de) * 2004-09-20 2006-03-22 ABB Schweiz AG Leitungsschutzschalter mit verschiebbarem Steckkontakt
JP2008271710A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Nitto Electric Works Ltd ブレーカユニット

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