JPH10257556A - 移動通信システムおよびその端末装置 - Google Patents
移動通信システムおよびその端末装置Info
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- JPH10257556A JPH10257556A JP9052034A JP5203497A JPH10257556A JP H10257556 A JPH10257556 A JP H10257556A JP 9052034 A JP9052034 A JP 9052034A JP 5203497 A JP5203497 A JP 5203497A JP H10257556 A JPH10257556 A JP H10257556A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
- H04W88/06—Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ページャーとしての受信効率または通信の確
実性を向上し、構内や地下通路などにおいても、経済的
な移動通信システムを構築可能とする。 【解決手段】 ページャー受信部2がページャー基地局
17のカバーエリア内にあるか否かを判定するページャ
ー電界レベル監視部3と、PHS受信部6がPHS基地
局16のカバーエリア内にあるか否かを判定するPHS
電界レベル監視部8とを設けて、制御部9に、PHS電
界レベル監視部8およびページャー電界レベル監視部3
による判定結果にもとづき、ページャー基地局17また
はPHS基地局16によるページャー呼び出しまたはP
HS呼び出しを制御させる。
実性を向上し、構内や地下通路などにおいても、経済的
な移動通信システムを構築可能とする。 【解決手段】 ページャー受信部2がページャー基地局
17のカバーエリア内にあるか否かを判定するページャ
ー電界レベル監視部3と、PHS受信部6がPHS基地
局16のカバーエリア内にあるか否かを判定するPHS
電界レベル監視部8とを設けて、制御部9に、PHS電
界レベル監視部8およびページャー電界レベル監視部3
による判定結果にもとづき、ページャー基地局17また
はPHS基地局16によるページャー呼び出しまたはP
HS呼び出しを制御させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PHS(簡易型
携帯電話)システムとページャー(無線選択呼び出し受
信機)システムの双方を利用して構築される移動通信シ
ステムおよび端末装置に関する。
携帯電話)システムとページャー(無線選択呼び出し受
信機)システムの双方を利用して構築される移動通信シ
ステムおよび端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PHSシステムとページャーシステムの
双方を利用して構築される従来の移動通信システムは、
PHS端末としての着信率の向上を目的として用いられ
ている。例えば、特開平05―211679号公報に
は、一般の公衆網と接続される交換機に複数の無線基地
局が接続され、これらの複数の無線基地局と無線で交信
することによって通信を可能とする端末の存在するシス
テムにおいて、大ゾーンをカバーするページング用の無
線送信局より端末固有の番号を送信し、屋外にこのペー
ジング用の無線送信局からの電波を受信する受信局を設
け、この受信局で受信した端末固有の番号を屋内の交換
機へ伝達し、前記複数の無線基地局の全て、あるいはい
ずれかを介して、前記端末固有の番号を有する端末に対
して起動信号を送出して着信させる技術が記載されてい
る。
双方を利用して構築される従来の移動通信システムは、
PHS端末としての着信率の向上を目的として用いられ
ている。例えば、特開平05―211679号公報に
は、一般の公衆網と接続される交換機に複数の無線基地
局が接続され、これらの複数の無線基地局と無線で交信
することによって通信を可能とする端末の存在するシス
テムにおいて、大ゾーンをカバーするページング用の無
線送信局より端末固有の番号を送信し、屋外にこのペー
ジング用の無線送信局からの電波を受信する受信局を設
け、この受信局で受信した端末固有の番号を屋内の交換
機へ伝達し、前記複数の無線基地局の全て、あるいはい
ずれかを介して、前記端末固有の番号を有する端末に対
して起動信号を送出して着信させる技術が記載されてい
る。
【0003】すなわち、従来のPHSシステムとページ
ャーシステムの双方を利用して構築される移動通信シス
テムでは、PHSの着信を容易にするためにページャー
システムのカバーエリアの広さを有効に利用している。
ャーシステムの双方を利用して構築される移動通信シス
テムでは、PHSの着信を容易にするためにページャー
システムのカバーエリアの広さを有効に利用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の移動通信システムは以上のように構成されている
ので、構内や地下等の、ページャーシステムではカバー
不可能なエリアにある端末に着信させるためには、ペー
ジャーシステムのような大ゾーンをカバーするページン
グ用の無線送信局から送信された情報を、構内や地下等
に設置したPHSの無線基地局まで引き込む必要がある
ため、専用の受信局や有線による専用の構内配線を新た
に設けなければならず、将来的な通信チャネル増設を行
う際には、通常のPHS基地局設備以外に、前記の専用
の構内配線を追加する必要が生じ、配線が複雑になり、
従って拡張性が低く、また経済的にも費用がかかるとい
う課題があった。
従来の移動通信システムは以上のように構成されている
ので、構内や地下等の、ページャーシステムではカバー
不可能なエリアにある端末に着信させるためには、ペー
ジャーシステムのような大ゾーンをカバーするページン
グ用の無線送信局から送信された情報を、構内や地下等
に設置したPHSの無線基地局まで引き込む必要がある
ため、専用の受信局や有線による専用の構内配線を新た
に設けなければならず、将来的な通信チャネル増設を行
う際には、通常のPHS基地局設備以外に、前記の専用
の構内配線を追加する必要が生じ、配線が複雑になり、
従って拡張性が低く、また経済的にも費用がかかるとい
う課題があった。
【0005】また、従来の移動通信システムは、PHS
システムによる位置登録を行わないことを前提としてい
るため、ページャーシステムとPHSシステムでカバー
不可能なエリアに端末がある場合でも、ページャーシス
テムのページング用の送信局からは端末に受信される可
能性のない無駄な呼び出し送信が行われ、ページャーシ
ステムの無線トラフィックをむやみに増加させる原因と
なる。これは無線通信チャネルの不足により電波の有効
利用が大きな課題となっている移動通信分野において回
避すべき問題点である。
システムによる位置登録を行わないことを前提としてい
るため、ページャーシステムとPHSシステムでカバー
不可能なエリアに端末がある場合でも、ページャーシス
テムのページング用の送信局からは端末に受信される可
能性のない無駄な呼び出し送信が行われ、ページャーシ
ステムの無線トラフィックをむやみに増加させる原因と
なる。これは無線通信チャネルの不足により電波の有効
利用が大きな課題となっている移動通信分野において回
避すべき問題点である。
【0006】さらに、構内や地下等の、ページャーシス
テムではカバー不可能なエリアにある端末に対して、シ
ステム側からきPHSの着信起動信号のみが送信されて
おり、ページャーでのデータ受信をさせる手段が設けら
れていないため、ページャーでのデータ受信が不可能で
あるという課題があった。
テムではカバー不可能なエリアにある端末に対して、シ
ステム側からきPHSの着信起動信号のみが送信されて
おり、ページャーでのデータ受信をさせる手段が設けら
れていないため、ページャーでのデータ受信が不可能で
あるという課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項1の発明にかかる端末装置は、ページャー受信部
がページャー基地局のカバーエリア内にあるか否かを判
定するページャー電界レベル監視部と、PHS受信部が
PHS基地局のカバーエリア内にあるか否かを判定する
PHS電界レベル監視部とを設けて、制御部に、前記P
HS電界レベル監視部および前記ページャー電界レベル
監視部による判定結果にもとづき、前記ページャー基地
局またはPHS基地局によるページャー呼び出しまたは
PHS呼び出しを制御させるようにしたものである。
請求項1の発明にかかる端末装置は、ページャー受信部
がページャー基地局のカバーエリア内にあるか否かを判
定するページャー電界レベル監視部と、PHS受信部が
PHS基地局のカバーエリア内にあるか否かを判定する
PHS電界レベル監視部とを設けて、制御部に、前記P
HS電界レベル監視部および前記ページャー電界レベル
監視部による判定結果にもとづき、前記ページャー基地
局またはPHS基地局によるページャー呼び出しまたは
PHS呼び出しを制御させるようにしたものである。
【0008】また、請求項2の発明にかかる端末装置
は、前記PHS基地局から送信されてPHSデータフォ
ーマットに変換されたページャーデータを、ページャー
データフォーマットに変換するデータ変換部とを設け、
該データ変換部で変換されたページャーデータを表示部
に表示させるようにしたものである。
は、前記PHS基地局から送信されてPHSデータフォ
ーマットに変換されたページャーデータを、ページャー
データフォーマットに変換するデータ変換部とを設け、
該データ変換部で変換されたページャーデータを表示部
に表示させるようにしたものである。
【0009】また、請求項3の発明にかかる移動通信シ
ステムは、ページャー受信部がページャー基地局のカバ
ーエリア内にあるか否かを判定するページャー電界レベ
ル監視部と、PHS受信部がPHS基地局のカバーエリ
ア内にあるか否かを判定するPHS電界レベル監視部
と、前記PHS電界レベル監視部および前記ページャー
電界レベル監視部による判定結果にもとづき、前記ペー
ジャー基地局またはPHS基地局によるページャー呼び
出しまたはPHS呼び出しを制御する制御部とを有し、
制御局に、前記ページャー電界レベル監視部、PHS電
界レベル監視部および制御部を有する端末装置がページ
ャー基地局のカバーエリア内にないとの判定結果にもと
づき、ページャー基地局からの呼び出し要求があった際
に、PHS基地局を利用して前記端末装置を呼び出さ
せ、前記ページャー基地局から前記端末装置に送信され
るべきページャーデータを、PHSデータフォーマット
に変換して前記端末装置に送信させるようにしたもので
ある。
ステムは、ページャー受信部がページャー基地局のカバ
ーエリア内にあるか否かを判定するページャー電界レベ
ル監視部と、PHS受信部がPHS基地局のカバーエリ
ア内にあるか否かを判定するPHS電界レベル監視部
と、前記PHS電界レベル監視部および前記ページャー
電界レベル監視部による判定結果にもとづき、前記ペー
ジャー基地局またはPHS基地局によるページャー呼び
出しまたはPHS呼び出しを制御する制御部とを有し、
制御局に、前記ページャー電界レベル監視部、PHS電
界レベル監視部および制御部を有する端末装置がページ
ャー基地局のカバーエリア内にないとの判定結果にもと
づき、ページャー基地局からの呼び出し要求があった際
に、PHS基地局を利用して前記端末装置を呼び出さ
せ、前記ページャー基地局から前記端末装置に送信され
るべきページャーデータを、PHSデータフォーマット
に変換して前記端末装置に送信させるようにしたもので
ある。
【0010】また、請求項4の発明にかかる移動通信シ
ステムは、制御局に、前記ページャー電界レベル監視
部,PHS電界レベル監視部および制御部を有する端末
装置がページャー基地局のカバーエリア内にあるとの判
定結果にもとづき、端末装置に対するページャー基地局
からの呼び出し要求があった際に、該ページャー基地局
を利用して前記端末装置を呼び出させ、これにページャ
ーデータを送信させるようにしたものである。
ステムは、制御局に、前記ページャー電界レベル監視
部,PHS電界レベル監視部および制御部を有する端末
装置がページャー基地局のカバーエリア内にあるとの判
定結果にもとづき、端末装置に対するページャー基地局
からの呼び出し要求があった際に、該ページャー基地局
を利用して前記端末装置を呼び出させ、これにページャ
ーデータを送信させるようにしたものである。
【0011】また、請求項5の発明にかかる移動通信シ
ステムは、制御局に、前記ページャー電界レベル監視
部,PHS電界レベル監視部および制御部を有する端末
装置とPHS基地局との間で、該PHS基地局に対する
端末装置の位置登録が正常に行われない状態となった場
合には、前記端末装置への呼び出し要求を前記ページャ
ー基地局から送信させ、前記PHS基地局からの着信要
求を前記ページャー基地局からのPHS着信要求の通知
および発呼側端末情報等のデータ送信の設定に移行させ
るようにしたものである。
ステムは、制御局に、前記ページャー電界レベル監視
部,PHS電界レベル監視部および制御部を有する端末
装置とPHS基地局との間で、該PHS基地局に対する
端末装置の位置登録が正常に行われない状態となった場
合には、前記端末装置への呼び出し要求を前記ページャ
ー基地局から送信させ、前記PHS基地局からの着信要
求を前記ページャー基地局からのPHS着信要求の通知
および発呼側端末情報等のデータ送信の設定に移行させ
るようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明のPHS付きペー
ジャー端末としての端末装置(以下、移動端末という)
の内部回路を示すブロック図であり、同図において、2
はページャー受信部であり、これがページャー受信アン
テナ1を介して入力された空中のページャー呼び出し用
電波をオーディオ周波数帯信号に変換して、ページャー
RSSI(電界レベル)監視部3と制御部9にそれぞれ
入力するように機能する。ページャーRSSI監視部3
はページャー受信部2からのオーディオ周波数帯信号を
もとに、ページャー呼び出し用電波の電界強度を周期的
に監視し、ある一定の電界強度以上あるいはそれ以下で
あることを制御部9に通知するものである。
図について説明する。図1はこの発明のPHS付きペー
ジャー端末としての端末装置(以下、移動端末という)
の内部回路を示すブロック図であり、同図において、2
はページャー受信部であり、これがページャー受信アン
テナ1を介して入力された空中のページャー呼び出し用
電波をオーディオ周波数帯信号に変換して、ページャー
RSSI(電界レベル)監視部3と制御部9にそれぞれ
入力するように機能する。ページャーRSSI監視部3
はページャー受信部2からのオーディオ周波数帯信号を
もとに、ページャー呼び出し用電波の電界強度を周期的
に監視し、ある一定の電界強度以上あるいはそれ以下で
あることを制御部9に通知するものである。
【0013】前記ページャーRSSI監視部3での周期
的監視動作は、ページャー基地局から周期的に送信され
る同期信号受信時に行う。制御部9はページャーRSS
I監視部3から電界強度がある一定の値以下であること
を通知されると、表示部10にこれを表示し、かつPH
S送信部7とPHS送受信切り換え部5およびPHS送
受信兼用アンテナ4を介して、PHS基地局に無線によ
る通知を行うように機能する。また、そのPHS送受信
兼用アンテナ4はPHS送信とPHS受信とに兼用され
て、PHS送受信切り換え部5に接続されており、制御
部9からの送受信切り換え制御信号によりPHS受信部
6またはPHS送信部7と接続される。
的監視動作は、ページャー基地局から周期的に送信され
る同期信号受信時に行う。制御部9はページャーRSS
I監視部3から電界強度がある一定の値以下であること
を通知されると、表示部10にこれを表示し、かつPH
S送信部7とPHS送受信切り換え部5およびPHS送
受信兼用アンテナ4を介して、PHS基地局に無線によ
る通知を行うように機能する。また、そのPHS送受信
兼用アンテナ4はPHS送信とPHS受信とに兼用され
て、PHS送受信切り換え部5に接続されており、制御
部9からの送受信切り換え制御信号によりPHS受信部
6またはPHS送信部7と接続される。
【0014】これらのうち、PHS受信部6はPHS送
受信兼用アンテナ4とPHS送受信切り換え部5を介し
て入力された空中のPHS受信電波をオーディオ周波数
帯信号に変換し、PHSRSSI監視部8と制御部9に
入力するように機能する。そして、このPHSRSSI
監視部8はPHS受信部6からのオーディオ周波数帯信
号をもとに、PHS用受信電波の電界強度を周期的に監
視し、ある一定の電界強度以上あるいはそれ以下である
ことを制御部9に通知する。PHSRSSI監視部8で
の周期的監視動作はPHS基地局から周期的に送信され
る同期信号受信時に行う。また、制御部9はPHSRS
SI監視部8から電界強度がある一定の値以下であるこ
とを通知されると、これを表示部10に表示するように
機能する。
受信兼用アンテナ4とPHS送受信切り換え部5を介し
て入力された空中のPHS受信電波をオーディオ周波数
帯信号に変換し、PHSRSSI監視部8と制御部9に
入力するように機能する。そして、このPHSRSSI
監視部8はPHS受信部6からのオーディオ周波数帯信
号をもとに、PHS用受信電波の電界強度を周期的に監
視し、ある一定の電界強度以上あるいはそれ以下である
ことを制御部9に通知する。PHSRSSI監視部8で
の周期的監視動作はPHS基地局から周期的に送信され
る同期信号受信時に行う。また、制御部9はPHSRS
SI監視部8から電界強度がある一定の値以下であるこ
とを通知されると、これを表示部10に表示するように
機能する。
【0015】一方、PHS基地局からPHSデータフォ
ーマットに変換されたページャーデータは、PHS送受
信兼用アンテナ4,PHS送受信切り換え部5およびP
HS受信部6をそれぞれ介して受信され、このPHS受
信部6でオーディオ周波数帯信号に変換されたPHSデ
ータフォーマットのページャーデータを制御部9に取り
込んだのち、データ変換部11において、ページャーデ
ータフォーマットに変換し、制御部9に再度取り込んで
表示部10に表示する。制御部9は表示制御およびPH
S基地局への通知制御を行うにあたり、内部に4ビット
のフラグレジスタを設け、これらのフラグにより各動作
分岐点での分岐制御を行っている。
ーマットに変換されたページャーデータは、PHS送受
信兼用アンテナ4,PHS送受信切り換え部5およびP
HS受信部6をそれぞれ介して受信され、このPHS受
信部6でオーディオ周波数帯信号に変換されたPHSデ
ータフォーマットのページャーデータを制御部9に取り
込んだのち、データ変換部11において、ページャーデ
ータフォーマットに変換し、制御部9に再度取り込んで
表示部10に表示する。制御部9は表示制御およびPH
S基地局への通知制御を行うにあたり、内部に4ビット
のフラグレジスタを設け、これらのフラグにより各動作
分岐点での分岐制御を行っている。
【0016】すなわち、前記4ビットのうち第1のビッ
トはPHS圏内変化フラグであり、PHSRSSI監視
部8から制御部9へある一定の電界強度以下である状態
からそれ以上に変化したことが通知されたときセットさ
れ、PHSカバーエリア圏内が表示部10に表示される
とクリアされる。第2のビットはPHS圏内変化フラグ
であり、PHSRSSI監視部8から制御部9へある一
定の電界強度以上である状態からそれ以下に変化したこ
とが通知されたときセットされ、PHSカバーエリア圏
内が表示部10に表示されるとクリアされる。第3のビ
ットはページャー圏内変化フラグであり、ページャーR
SSI監視部3から制御部9へある一定の電界強度以下
である状態からそれ以上変化したことが通知されたとき
セットされる。このビットがクリアされる条件は2通り
あり、一つは、第4のビットのページャー圏内変化フラ
グがセットされたときである。もう一つは、ページャー
カバーエリア圏内が表示部10に表示され、かつPHS
基地局に無線による通知が行われると、リセットされ
る。
トはPHS圏内変化フラグであり、PHSRSSI監視
部8から制御部9へある一定の電界強度以下である状態
からそれ以上に変化したことが通知されたときセットさ
れ、PHSカバーエリア圏内が表示部10に表示される
とクリアされる。第2のビットはPHS圏内変化フラグ
であり、PHSRSSI監視部8から制御部9へある一
定の電界強度以上である状態からそれ以下に変化したこ
とが通知されたときセットされ、PHSカバーエリア圏
内が表示部10に表示されるとクリアされる。第3のビ
ットはページャー圏内変化フラグであり、ページャーR
SSI監視部3から制御部9へある一定の電界強度以下
である状態からそれ以上変化したことが通知されたとき
セットされる。このビットがクリアされる条件は2通り
あり、一つは、第4のビットのページャー圏内変化フラ
グがセットされたときである。もう一つは、ページャー
カバーエリア圏内が表示部10に表示され、かつPHS
基地局に無線による通知が行われると、リセットされ
る。
【0017】そして、第4のビットはページャー圏外変
化ビットであり、ページャーRSSI監視部3から制御
部9へある一定の電界強度以上である状態からそれ以下
に変化したことが通知されたときセットされる。このビ
ットがクリアされる条件は2通りあり、一つは、第3の
ビットのページャー圏内変化ビットがセットされたとき
である。もう一つは、ページャーカバーエリア圏外が表
示部10に表示され、かつPHS基地局に無線による通
知が行われると、リセットされる。
化ビットであり、ページャーRSSI監視部3から制御
部9へある一定の電界強度以上である状態からそれ以下
に変化したことが通知されたときセットされる。このビ
ットがクリアされる条件は2通りあり、一つは、第3の
ビットのページャー圏内変化ビットがセットされたとき
である。もう一つは、ページャーカバーエリア圏外が表
示部10に表示され、かつPHS基地局に無線による通
知が行われると、リセットされる。
【0018】図2は、本発明のシステムの一実施の形態
として、一般の固定端末から移動端末をページャーとし
て呼び出す場合を示す構成図である。図2において、公
衆網14は固定端末12および制御局15と結ばれ、P
HS基地局16とページャー基地局17はそれぞれ制御
局15と結ばれている。前記の制御局15は公衆網14
とPHS基地局16およびページャー基地局17との間
の通信制御を司る。PHS基地局カバーエリア18はP
HS基地局16がカバー可能なエリアであり、ページャ
ー基地局カバーエリア19はページャー基地局17がカ
バー可能なエリアである。
として、一般の固定端末から移動端末をページャーとし
て呼び出す場合を示す構成図である。図2において、公
衆網14は固定端末12および制御局15と結ばれ、P
HS基地局16とページャー基地局17はそれぞれ制御
局15と結ばれている。前記の制御局15は公衆網14
とPHS基地局16およびページャー基地局17との間
の通信制御を司る。PHS基地局カバーエリア18はP
HS基地局16がカバー可能なエリアであり、ページャ
ー基地局カバーエリア19はページャー基地局17がカ
バー可能なエリアである。
【0019】また、13は移動端末で、これがPHS基
地局16およびページャー基地局17の双方と無線によ
る通信を行う。移動端末13はPHS基地局16から周
期的に送信される同期信号を用いてPHSシステムとの
周期確立および同期保持動作を行う。また、移動端末1
3はPHS基地局16へ周期的に自己IDデータを送信
して、PHSシステムに対する自己の位置登録を行う。
また、移動端末13はページャー基地局17から周期的
に送信される同期信号を用いてページャーシステムとの
同期確立および同期保持動作を行う。
地局16およびページャー基地局17の双方と無線によ
る通信を行う。移動端末13はPHS基地局16から周
期的に送信される同期信号を用いてPHSシステムとの
周期確立および同期保持動作を行う。また、移動端末1
3はPHS基地局16へ周期的に自己IDデータを送信
して、PHSシステムに対する自己の位置登録を行う。
また、移動端末13はページャー基地局17から周期的
に送信される同期信号を用いてページャーシステムとの
同期確立および同期保持動作を行う。
【0020】そして、移動端末13はページャーシステ
ムとの同期に失敗した場合と、その後同期確立した場合
に、PHS基地局16へ無線により通知する。PHS基
地局16へ通知した移動端末13とページャーシステム
との同期状況および位置登録情報は制御局15に通知さ
れ、これらの情報をもとに制御局15は移動端末13と
の通信形態を状況に応じて切り換える制御を行う。
ムとの同期に失敗した場合と、その後同期確立した場合
に、PHS基地局16へ無線により通知する。PHS基
地局16へ通知した移動端末13とページャーシステム
との同期状況および位置登録情報は制御局15に通知さ
れ、これらの情報をもとに制御局15は移動端末13と
の通信形態を状況に応じて切り換える制御を行う。
【0021】次に、図3に示すフローチャートに従って
動作を説明する。まず、第1のケースとして、移動端末
13がPHS基地局カバーエリア18およびページャー
基地局カバーエリア19の双方の領域内にある場合の動
作手順を説明する。動作開始で(ステップS100)、
移動端末13の電源投入が行われる。この動作開始時に
は、移動端末13およびPHS基地局16間、移動端末
13およびページャー基地局17間の同期はそれぞれ確
立していない。制御局15はこの状態を初期状態とし、
その初期設定として移動端末13との通信形態は、ペー
ジャー基地局17からのPHS呼通知およびページャー
基地局17からの通常のページャー呼び出しを行う設定
としている(ステップS101)。
動作を説明する。まず、第1のケースとして、移動端末
13がPHS基地局カバーエリア18およびページャー
基地局カバーエリア19の双方の領域内にある場合の動
作手順を説明する。動作開始で(ステップS100)、
移動端末13の電源投入が行われる。この動作開始時に
は、移動端末13およびPHS基地局16間、移動端末
13およびページャー基地局17間の同期はそれぞれ確
立していない。制御局15はこの状態を初期状態とし、
その初期設定として移動端末13との通信形態は、ペー
ジャー基地局17からのPHS呼通知およびページャー
基地局17からの通常のページャー呼び出しを行う設定
としている(ステップS101)。
【0022】前記のPHS呼通知とは、固定端末12か
らの移動端末13に対するPHSとしての呼が発生した
場合に、ページャー基地局17を介して、呼の要求があ
ったことのみを移動端末13に通知することであり、移
動端末13とPHS基地局16との間での同期が確立し
ていないことが、PHS基地局16から制御局15に通
知されている場合に、制御局15はPHS基地局16と
移動端末13との間での通信は不可能と判断し、移動端
末13が着信する可能性のあるページャー基地局17か
らの送信により、PHSの呼通知を行う。
らの移動端末13に対するPHSとしての呼が発生した
場合に、ページャー基地局17を介して、呼の要求があ
ったことのみを移動端末13に通知することであり、移
動端末13とPHS基地局16との間での同期が確立し
ていないことが、PHS基地局16から制御局15に通
知されている場合に、制御局15はPHS基地局16と
移動端末13との間での通信は不可能と判断し、移動端
末13が着信する可能性のあるページャー基地局17か
らの送信により、PHSの呼通知を行う。
【0023】このとき、移動端末13は電源投入後から
PHS基地局16およびページャー基地局17との同期
が確立するまでの間は初期設定として、PHS基地局カ
バーエリア18およびページャー基地局カバーエリア1
9の圏外にいることを表示部10に表示する(ステップ
S102)。その後、移動端末13はPHS基地局16
から周期的に送信されている同期信号をもとにPHS基
地局16との同期確立を図り、同期確立後は同期信号を
周期的に受信することにより同期保持を行う。また、ペ
ージャー基地局17から周期的に送信されている同期信
号をもとにページャー基地局17との同期確立を図り、
同期確立後は同期信号を周期的に受信することにより同
期保持を行う。
PHS基地局16およびページャー基地局17との同期
が確立するまでの間は初期設定として、PHS基地局カ
バーエリア18およびページャー基地局カバーエリア1
9の圏外にいることを表示部10に表示する(ステップ
S102)。その後、移動端末13はPHS基地局16
から周期的に送信されている同期信号をもとにPHS基
地局16との同期確立を図り、同期確立後は同期信号を
周期的に受信することにより同期保持を行う。また、ペ
ージャー基地局17から周期的に送信されている同期信
号をもとにページャー基地局17との同期確立を図り、
同期確立後は同期信号を周期的に受信することにより同
期保持を行う。
【0024】同期保持状態に入ると、移動端末13は、
PHSRSSI監視部8においてPHS基地局16から
送信される同期信号の電界強度を監視し(ステップS1
03)、データ受信を行うのに必要な予め設定された値
以上であると判断すると、制御部9に通知する。また、
このとき、制御部9のPHS圏内変化フラグがセットさ
れる。これ以降、制御部9の制御により、移動端末13
はPHS基地局16へ周期的に自己のIDデータを送信
し、PHSシステムに対する自己の位置登録を行う。
PHSRSSI監視部8においてPHS基地局16から
送信される同期信号の電界強度を監視し(ステップS1
03)、データ受信を行うのに必要な予め設定された値
以上であると判断すると、制御部9に通知する。また、
このとき、制御部9のPHS圏内変化フラグがセットさ
れる。これ以降、制御部9の制御により、移動端末13
はPHS基地局16へ周期的に自己のIDデータを送信
し、PHSシステムに対する自己の位置登録を行う。
【0025】また、ページャーRSSI監視部3はペー
ジャー基地局17から送信される同期信号の電界強度を
監視し(ステップS104)、この電界強度がデータ受
信を行うのに必要な予め設定された値以上であると判断
すると、これを制御部9に通知する。また、このとき、
制御部9のページャー圏内変化フラグがセットされる。
そして制御部9は、PHS圏内変化フラグをみて(ステ
ップS105)、セット状態を確認すると、PHS基地
局カバーエリア18の圏内にいることを表示部10に表
示し(ステップS106)、PHS圏内変化フラグをク
リアする。さらに、制御部9は、ページャー圏内変化フ
ラグをみて(ステップS107)、セット状態を確認す
ると、PHS基地局16へページャー基地局カバーエリ
ア19の圏内にいることを、PHS送信部7,PHS送
受信切り換え部5およびPHS送受信兼用アンテナ4を
介して無線による通知を行う(ステップS108)。
ジャー基地局17から送信される同期信号の電界強度を
監視し(ステップS104)、この電界強度がデータ受
信を行うのに必要な予め設定された値以上であると判断
すると、これを制御部9に通知する。また、このとき、
制御部9のページャー圏内変化フラグがセットされる。
そして制御部9は、PHS圏内変化フラグをみて(ステ
ップS105)、セット状態を確認すると、PHS基地
局カバーエリア18の圏内にいることを表示部10に表
示し(ステップS106)、PHS圏内変化フラグをク
リアする。さらに、制御部9は、ページャー圏内変化フ
ラグをみて(ステップS107)、セット状態を確認す
ると、PHS基地局16へページャー基地局カバーエリ
ア19の圏内にいることを、PHS送信部7,PHS送
受信切り換え部5およびPHS送受信兼用アンテナ4を
介して無線による通知を行う(ステップS108)。
【0026】この通知がPHS基地局16から制御局1
5に通知されると、それ以降の制御局15と移動端末1
3との通信形態は、PHS基地局16からの通常のPH
S呼び出しおよびページャー基地局17からの通常のペ
ージャー呼び出しを行う設定に移行する(ステップS1
09)。また、このとき移動端末13はページャー基地
局カバーエリア19の圏内にいることを表示部10に表
示し(ステップS110)。ページャー圏内変化フラグ
をクリアする。その後移動端末13はPHS同期信号の
電界強度の監視動作およびページャー同期信号の電界強
度の監視動作を、電界強度に変化があるまで周期的に繰
り返し行う。
5に通知されると、それ以降の制御局15と移動端末1
3との通信形態は、PHS基地局16からの通常のPH
S呼び出しおよびページャー基地局17からの通常のペ
ージャー呼び出しを行う設定に移行する(ステップS1
09)。また、このとき移動端末13はページャー基地
局カバーエリア19の圏内にいることを表示部10に表
示し(ステップS110)。ページャー圏内変化フラグ
をクリアする。その後移動端末13はPHS同期信号の
電界強度の監視動作およびページャー同期信号の電界強
度の監視動作を、電界強度に変化があるまで周期的に繰
り返し行う。
【0027】次に、第2のケースとして、移動端末13
がPHS基地局カバーエリア18内にあって、かつペー
ジャー基地局カバーエリア19内から外に移動した場合
の動作手順を説明する。いま、ステップS104におけ
るようなページャー同期信号の電界強度の監視動作を行
っているとき、ページャー同期信号の電界強度はページ
ャーRSSI監視部3において設定値以下を示し、これ
が制御部9に通知されると、制御部9のページャー圏外
変化フラグがセットされる。こうして、制御部9がペー
ジャー圏外変化フラグのセットを確認すると、移動端末
13はPHS基地局16へ、ページャー基地局カバーエ
リア19の圏外にいることを無線により通知する(ステ
ップS111)。この通知がPHS基地局16から制御
局15に通知されると、それ以降の制御局15と移動端
末13との通信形態は、PHS基地局16からの通常の
PHS呼び出しおよびPHS基地局16からのページャ
ー呼び出しを行う設定に移行する(ステップS11
2)。また、このとき移動端末13はページャー基地局
カバーエリア19の圏外にいることを表示部10に表示
し(ステップS113)、制御部9のページャー圏外変
化フラグをクリアする。その後、移動端末13はPHS
同期信号の電界強度の監視動作(ステップS114)お
よびページャー同期信号の電界強度の監視動作(ステッ
プS115)を、電界強度の状態に変化があるまで、周
期的に繰り返し行う。
がPHS基地局カバーエリア18内にあって、かつペー
ジャー基地局カバーエリア19内から外に移動した場合
の動作手順を説明する。いま、ステップS104におけ
るようなページャー同期信号の電界強度の監視動作を行
っているとき、ページャー同期信号の電界強度はページ
ャーRSSI監視部3において設定値以下を示し、これ
が制御部9に通知されると、制御部9のページャー圏外
変化フラグがセットされる。こうして、制御部9がペー
ジャー圏外変化フラグのセットを確認すると、移動端末
13はPHS基地局16へ、ページャー基地局カバーエ
リア19の圏外にいることを無線により通知する(ステ
ップS111)。この通知がPHS基地局16から制御
局15に通知されると、それ以降の制御局15と移動端
末13との通信形態は、PHS基地局16からの通常の
PHS呼び出しおよびPHS基地局16からのページャ
ー呼び出しを行う設定に移行する(ステップS11
2)。また、このとき移動端末13はページャー基地局
カバーエリア19の圏外にいることを表示部10に表示
し(ステップS113)、制御部9のページャー圏外変
化フラグをクリアする。その後、移動端末13はPHS
同期信号の電界強度の監視動作(ステップS114)お
よびページャー同期信号の電界強度の監視動作(ステッ
プS115)を、電界強度の状態に変化があるまで、周
期的に繰り返し行う。
【0028】さらに、第3のケースとして、移動端末1
3がPHS基地局カバーエリア18内にあって、かつペ
ージャー基地局カバーエリア19の外から内に移動した
場合の動作手順を説明する。前記第2のケースにおいて
ページャー同期信号の電界強度の監視動作のとき(ステ
ップS115)、ページャー同期信号の電界強度はペー
ジャーRSSI監視部3において設定値以上を示すと判
定されると、これが制御部9に通知され、制御部9のペ
ージャー圏内変化フラグがセットされる。制御部9がペ
ージャー圏内変化フラグのセットを確認すると(ステッ
プS107)、移動端末13はPHS基地局16へペー
ジャー基地局カバーエリア19の圏内にいることを無線
により通知する(ステップS108)。以降のシーケン
スはステップS109以降と同様である。
3がPHS基地局カバーエリア18内にあって、かつペ
ージャー基地局カバーエリア19の外から内に移動した
場合の動作手順を説明する。前記第2のケースにおいて
ページャー同期信号の電界強度の監視動作のとき(ステ
ップS115)、ページャー同期信号の電界強度はペー
ジャーRSSI監視部3において設定値以上を示すと判
定されると、これが制御部9に通知され、制御部9のペ
ージャー圏内変化フラグがセットされる。制御部9がペ
ージャー圏内変化フラグのセットを確認すると(ステッ
プS107)、移動端末13はPHS基地局16へペー
ジャー基地局カバーエリア19の圏内にいることを無線
により通知する(ステップS108)。以降のシーケン
スはステップS109以降と同様である。
【0029】また、第4のケースとして、移動端末13
がPHS基地局カバーエリア18の内から外に移動し、
かつページャー基地局カバーエリア19の内にある場合
の動作手順を説明する。いま、第1のケースのPHS同
期信号の電界強度の監視動作のとき(ステップS10
3)、PHS同期信号の電界強度はPHSRSSI監視
部8において設定値以下を示し、これが制御部9に通知
されると、制御部9のPHS圏外変化フラグがセットさ
れる。制御部9がPHS圏外変化フラグのセットを確認
すると、これ以降、制御部9の制御により移動端末13
はPHS基地局16への自己IDデータ送信を停止し、
PHSシステムに対する自己の位置登録を中止する。移
動端末13から自己IDデータが送信されないため、位
置登録は正常に行われず、制御局15は移動端末13が
電源を切っているか、PHS基地局カバーエリア18の
外にいると判断し、それ以降の制御局15と移動端末1
3との通信形態を、ページャー基地局17からのPHS
呼通知およびページャー基地局17からの通常のページ
ャー呼び出しを行う設定に移行する(ステップS11
6)。その後、ページャー同期信号の電界強度の監視動
作を行って(ステップS117)、ページャーRSSI
監視部3はページャー同期信号の電界強度が設定値以上
であると判断した場合には、これを制御部9に通知す
る。このとき制御部9はPHS基地局カバーエリア18
の圏外にいることを表示部10に表示し(ステップS1
18)、制御部9のPHS圏外変化フラグをクリアす
る。その後、移動端末13はPHS同期信号の電界強度
の監視動作(ステップS119)、およびページャー同
期信号の電界強度の監視動作(ステップS120)を、
電界強度の状態に変化があるまで、周期的に繰り返し行
う。
がPHS基地局カバーエリア18の内から外に移動し、
かつページャー基地局カバーエリア19の内にある場合
の動作手順を説明する。いま、第1のケースのPHS同
期信号の電界強度の監視動作のとき(ステップS10
3)、PHS同期信号の電界強度はPHSRSSI監視
部8において設定値以下を示し、これが制御部9に通知
されると、制御部9のPHS圏外変化フラグがセットさ
れる。制御部9がPHS圏外変化フラグのセットを確認
すると、これ以降、制御部9の制御により移動端末13
はPHS基地局16への自己IDデータ送信を停止し、
PHSシステムに対する自己の位置登録を中止する。移
動端末13から自己IDデータが送信されないため、位
置登録は正常に行われず、制御局15は移動端末13が
電源を切っているか、PHS基地局カバーエリア18の
外にいると判断し、それ以降の制御局15と移動端末1
3との通信形態を、ページャー基地局17からのPHS
呼通知およびページャー基地局17からの通常のページ
ャー呼び出しを行う設定に移行する(ステップS11
6)。その後、ページャー同期信号の電界強度の監視動
作を行って(ステップS117)、ページャーRSSI
監視部3はページャー同期信号の電界強度が設定値以上
であると判断した場合には、これを制御部9に通知す
る。このとき制御部9はPHS基地局カバーエリア18
の圏外にいることを表示部10に表示し(ステップS1
18)、制御部9のPHS圏外変化フラグをクリアす
る。その後、移動端末13はPHS同期信号の電界強度
の監視動作(ステップS119)、およびページャー同
期信号の電界強度の監視動作(ステップS120)を、
電界強度の状態に変化があるまで、周期的に繰り返し行
う。
【0030】また、第5ケースとして、移動端末13が
PHS基地局カバーエリア18の外から内に移動し、か
つページャー基地局カバーエリア19の内にある場合の
動作手順を説明する。PHS同期信号の電界強度の監視
動作のとき(ステップS119)、PHS同期信号の電
界強度は、PHSRSSI監視部8において設定値以上
を示し、これが制御部9に通知されると、制御部9のP
HS圏内変化フラグがセットされる。制御部9がPHS
圏内変化フラグのセットを確認すると、これ以降、制御
部9の制御により移動端末13はPHS基地局16へ周
期的に自己IDデータを送信し、PHSシステムに対す
る自己の位置登録を行う。
PHS基地局カバーエリア18の外から内に移動し、か
つページャー基地局カバーエリア19の内にある場合の
動作手順を説明する。PHS同期信号の電界強度の監視
動作のとき(ステップS119)、PHS同期信号の電
界強度は、PHSRSSI監視部8において設定値以上
を示し、これが制御部9に通知されると、制御部9のP
HS圏内変化フラグがセットされる。制御部9がPHS
圏内変化フラグのセットを確認すると、これ以降、制御
部9の制御により移動端末13はPHS基地局16へ周
期的に自己IDデータを送信し、PHSシステムに対す
る自己の位置登録を行う。
【0031】移動端末13からの自己IDデータがPH
S基地局16に受信されて位置登録が完了すると、制御
局15は移動端末13がPHS基地局カバーエリア18
の内にいると判断し、それ以降の制御局15と移動端末
13との通信形態を、PHS基地局16からの通常のP
HS呼び出しおよびページャー基地局17からの通常の
ページャー呼び出しを行う設定に移行する(ステップS
121)。このとき、制御部9はPHS圏内変化フラグ
をみて(ステップS105)、セット状態を確認する
と、PHS基地局カバーエリア18の圏内にいることを
表示部10に表示し(ステップS106)、PHS圏内
変化フラグをクリアする。また、制御部9がページャー
圏内変化フラグをみて(ステップS107)、クリア状
態を確認すると、PHS同期信号の電界強度の監視動作
(ステップS103)およびページャー同期信号の電界
強度の監視動作(ステップS104)を、電界強度の状
態に変化があるまで周期的に繰り返し行う。
S基地局16に受信されて位置登録が完了すると、制御
局15は移動端末13がPHS基地局カバーエリア18
の内にいると判断し、それ以降の制御局15と移動端末
13との通信形態を、PHS基地局16からの通常のP
HS呼び出しおよびページャー基地局17からの通常の
ページャー呼び出しを行う設定に移行する(ステップS
121)。このとき、制御部9はPHS圏内変化フラグ
をみて(ステップS105)、セット状態を確認する
と、PHS基地局カバーエリア18の圏内にいることを
表示部10に表示し(ステップS106)、PHS圏内
変化フラグをクリアする。また、制御部9がページャー
圏内変化フラグをみて(ステップS107)、クリア状
態を確認すると、PHS同期信号の電界強度の監視動作
(ステップS103)およびページャー同期信号の電界
強度の監視動作(ステップS104)を、電界強度の状
態に変化があるまで周期的に繰り返し行う。
【0032】また、第6のケースとして、移動端末13
がPHS基地局カバーエリア18およびページャー基地
局カバーエリア19の双方の外にある場合の動作手順を
説明する。いま、PHS同期信号の電界強度の監視動作
のとき(ステップS103)、PHS同期信号の電界強
度はPHSRSSI監視部8において設定値以下を示
し、これが制御部9に通知されると、制御部9のPHS
圏外変化フラグがセットされる制御部9がPHS圏外変
化フラグのセットを確認すると、これ以降、制御部9の
制御により移動端末13はPHS基地局16への自己I
Dデータ送信を停止し、PHSシステムに対する自己の
位置登録を中止する。移動端末13から自己IDデータ
が送信されないため、位置登録は正常に行われず、制御
局15は移動端末13が電源を切っているか、PHS基
地局カバーエリア18の外にいると判断し、それ以降の
制御局15と移動端末13との通信形態を、ページャー
基地局17からのPHS呼通知およびページャー基地局
17からの通常のページャー呼び出しを行う設定に移行
する(ステップS116)。
がPHS基地局カバーエリア18およびページャー基地
局カバーエリア19の双方の外にある場合の動作手順を
説明する。いま、PHS同期信号の電界強度の監視動作
のとき(ステップS103)、PHS同期信号の電界強
度はPHSRSSI監視部8において設定値以下を示
し、これが制御部9に通知されると、制御部9のPHS
圏外変化フラグがセットされる制御部9がPHS圏外変
化フラグのセットを確認すると、これ以降、制御部9の
制御により移動端末13はPHS基地局16への自己I
Dデータ送信を停止し、PHSシステムに対する自己の
位置登録を中止する。移動端末13から自己IDデータ
が送信されないため、位置登録は正常に行われず、制御
局15は移動端末13が電源を切っているか、PHS基
地局カバーエリア18の外にいると判断し、それ以降の
制御局15と移動端末13との通信形態を、ページャー
基地局17からのPHS呼通知およびページャー基地局
17からの通常のページャー呼び出しを行う設定に移行
する(ステップS116)。
【0033】その後、ページャー同期信号の電界強度の
監視動作をにおいて(ステップS117)、ページャー
RSSI監視部3はページャー同期信号の電界強度が設
定値以下であると判断して、これを制御部9に通知し、
制御部9のページャー圏外変化フラグがセットされる。
制御部9はPHS圏外変化フラグのセットおよびページ
ャー圏外変化フラグのセットを確認すると、PHS基地
局カバーエリア18の圏外およびページャー基地局カバ
ーエリア19の圏外にいることを、表示部10に表示し
(ステップS122)、制御部9のPHS圏外変化フラ
グをクリアする。また、このとき移動端末13はPHS
基地局カバーエリア18の圏外にあるため、PHS基地
局16への無線による通知は実行しない。従って、制御
部9のページャー圏外変化フラグはセット状態を維持す
る。その後、移動端末13はPHS同期信号の電界強度
の監視動作(ステップS123)およびページャー同期
信号の電界強度の監視動作(ステップS124)を電界
強度の状態に変化があるまで、周期的に繰り返し行う。
監視動作をにおいて(ステップS117)、ページャー
RSSI監視部3はページャー同期信号の電界強度が設
定値以下であると判断して、これを制御部9に通知し、
制御部9のページャー圏外変化フラグがセットされる。
制御部9はPHS圏外変化フラグのセットおよびページ
ャー圏外変化フラグのセットを確認すると、PHS基地
局カバーエリア18の圏外およびページャー基地局カバ
ーエリア19の圏外にいることを、表示部10に表示し
(ステップS122)、制御部9のPHS圏外変化フラ
グをクリアする。また、このとき移動端末13はPHS
基地局カバーエリア18の圏外にあるため、PHS基地
局16への無線による通知は実行しない。従って、制御
部9のページャー圏外変化フラグはセット状態を維持す
る。その後、移動端末13はPHS同期信号の電界強度
の監視動作(ステップS123)およびページャー同期
信号の電界強度の監視動作(ステップS124)を電界
強度の状態に変化があるまで、周期的に繰り返し行う。
【0034】次に、第7のケースとして、移動端末13
がPHS基地局カバーエリア18の外から内に移動し、
かつページャー基地局カバーエリア19の外にある場合
の動作手順を説明する。いま、ステップS123でPH
S同期信号の電界強度の監視動作を行っているとき、P
HS同期信号の電界強度は、PHSRSSI監視部8に
おいて設定値以上を示し、これが制御部9に通知される
と、制御部9のPHS圏内変化フラグがセットされる。
制御部9がPHS圏内変化フラグのセットを確認する
と、これ以降、制御部9の制御により移動端末13はP
HS基地局16へ周期的に自己IDデータを送信し、P
HSシステムに対する自己の位置登録を行う。
がPHS基地局カバーエリア18の外から内に移動し、
かつページャー基地局カバーエリア19の外にある場合
の動作手順を説明する。いま、ステップS123でPH
S同期信号の電界強度の監視動作を行っているとき、P
HS同期信号の電界強度は、PHSRSSI監視部8に
おいて設定値以上を示し、これが制御部9に通知される
と、制御部9のPHS圏内変化フラグがセットされる。
制御部9がPHS圏内変化フラグのセットを確認する
と、これ以降、制御部9の制御により移動端末13はP
HS基地局16へ周期的に自己IDデータを送信し、P
HSシステムに対する自己の位置登録を行う。
【0035】移動端末13からの自己IDデータがPH
S基地局16に受信されて位置登録が完了すると、制御
局15は移動端末13がPHS基地局カバーエリア18
内にあると判断し、それ以降の制御局15と移動端末1
3との通信形態を、PHS基地局16からの通常のPH
S呼び出しおよびページャー基地局17からの通常のペ
ージャー呼び出しを行う設定に移行する(ステップS1
25)。また、制御部9がページャー圏外変化フラグの
セットを確認すると、ページャー基地局カバーエリア1
9の外にいることをPHS基地局16に未通知であると
判断し、移動端末13はPHS基地局16へページャー
基地局カバーエリア19の圏外にいることを無線により
通知する(ステップS111)。
S基地局16に受信されて位置登録が完了すると、制御
局15は移動端末13がPHS基地局カバーエリア18
内にあると判断し、それ以降の制御局15と移動端末1
3との通信形態を、PHS基地局16からの通常のPH
S呼び出しおよびページャー基地局17からの通常のペ
ージャー呼び出しを行う設定に移行する(ステップS1
25)。また、制御部9がページャー圏外変化フラグの
セットを確認すると、ページャー基地局カバーエリア1
9の外にいることをPHS基地局16に未通知であると
判断し、移動端末13はPHS基地局16へページャー
基地局カバーエリア19の圏外にいることを無線により
通知する(ステップS111)。
【0036】この通知がPHS基地局16から制御局1
5に通知されると、それ以降の制御局15と移動端末1
3との通信形態は、PHS基地局16からの通常のPH
S呼び出しおよびPHS基地局16からのページャー呼
び出しを行う設定に移行する(ステップS112)。ま
た、このとき移動端末13はPHS基地局カバーエリア
18の圏内にいることおよびページャー基地局カバーエ
リア19の圏外にいることを、表示部10に表示し(ス
テップS113)、制御部9のPHS圏内変化フラグお
よびページャー圏外変化フラグをクリアする。以降のシ
ーケンスはステップS114以降の処理と同様である。
5に通知されると、それ以降の制御局15と移動端末1
3との通信形態は、PHS基地局16からの通常のPH
S呼び出しおよびPHS基地局16からのページャー呼
び出しを行う設定に移行する(ステップS112)。ま
た、このとき移動端末13はPHS基地局カバーエリア
18の圏内にいることおよびページャー基地局カバーエ
リア19の圏外にいることを、表示部10に表示し(ス
テップS113)、制御部9のPHS圏内変化フラグお
よびページャー圏外変化フラグをクリアする。以降のシ
ーケンスはステップS114以降の処理と同様である。
【0037】また、第8のケースとして、移動端末13
がPHS基地局カバーエリア18の外にあり、かつペー
ジャー基地局カバーエリア19の外から内に移動した場
合の動作手順を説明する。ステップS124でページャ
ー同期信号の電界強度の監視動作を行っているとき、ペ
ージャーRSSI監視部3はページャー同期信号の電界
強度が設定値以上であると判断し、これを制御部9に通
知する。このとき、制御部9のページャー圏内変化フラ
グがセットされる。
がPHS基地局カバーエリア18の外にあり、かつペー
ジャー基地局カバーエリア19の外から内に移動した場
合の動作手順を説明する。ステップS124でページャ
ー同期信号の電界強度の監視動作を行っているとき、ペ
ージャーRSSI監視部3はページャー同期信号の電界
強度が設定値以上であると判断し、これを制御部9に通
知する。このとき、制御部9のページャー圏内変化フラ
グがセットされる。
【0038】制御部9はページャー圏内変化フラグのセ
ットを確認すると、ページャー基地局カバーエリア19
の圏内にいることを表示部10に表示する(ステップS
118)。また、このとき移動端末13はPHS基地局
カバーエリア18の圏外にあるため、PHS基地局16
への無線による通知は実行しない。従って、制御部9の
ページャー圏内変化フラグはセット状態を維持する。以
降のシーケンスは前記ステップS119以降と同様であ
る。
ットを確認すると、ページャー基地局カバーエリア19
の圏内にいることを表示部10に表示する(ステップS
118)。また、このとき移動端末13はPHS基地局
カバーエリア18の圏外にあるため、PHS基地局16
への無線による通知は実行しない。従って、制御部9の
ページャー圏内変化フラグはセット状態を維持する。以
降のシーケンスは前記ステップS119以降と同様であ
る。
【0039】また、第9のケースとして、移動端末13
がPHS基地局カバーエリア18の内から外に移動し、
かつページャー基地局カバーエリア19の外にある場合
の動作手順を説明する。いま、ステップS114でPH
S同期信号の電界強度の監視動作を行っているとき、P
HS同期信号の電界強度はPHSRSSI監視部8にお
いて設定値以下を示し、これが制御部9に通知される
と、制御部9のPHS圏外変化フラグがセットされる。
制御部9がPHS圏外変化フラグのセットを確認する
と、これ以降、制御部9の制御により移動端末13はP
HS基地局16への自己IDデータ送信を停止し、PH
Sシステムに対する自己の位置登録を中止する。
がPHS基地局カバーエリア18の内から外に移動し、
かつページャー基地局カバーエリア19の外にある場合
の動作手順を説明する。いま、ステップS114でPH
S同期信号の電界強度の監視動作を行っているとき、P
HS同期信号の電界強度はPHSRSSI監視部8にお
いて設定値以下を示し、これが制御部9に通知される
と、制御部9のPHS圏外変化フラグがセットされる。
制御部9がPHS圏外変化フラグのセットを確認する
と、これ以降、制御部9の制御により移動端末13はP
HS基地局16への自己IDデータ送信を停止し、PH
Sシステムに対する自己の位置登録を中止する。
【0040】移動端末13からの自己IDデータが送信
されないため、位置登録は正常に行われず、制御局15
は移動端末13が電源を切っているか、PHS基地局カ
バーエリア18の外にいると判断し、それ以降の制御局
15と移動端末13との通信形態を、ページャー基地局
17からのPHS呼通知およびページャー基地局17か
らの通常のページャー呼び出しを行う設定に移行する
(ステップS126)。このとき、制御部9はPHS基
地局カバーエリア18の圏外にいることを表示部10に
表示し(ステップS141)、制御部9のPHS圏外変
化フラグをクリアする。以降のシーケンスはステップS
108以下の処理となる。
されないため、位置登録は正常に行われず、制御局15
は移動端末13が電源を切っているか、PHS基地局カ
バーエリア18の外にいると判断し、それ以降の制御局
15と移動端末13との通信形態を、ページャー基地局
17からのPHS呼通知およびページャー基地局17か
らの通常のページャー呼び出しを行う設定に移行する
(ステップS126)。このとき、制御部9はPHS基
地局カバーエリア18の圏外にいることを表示部10に
表示し(ステップS141)、制御部9のPHS圏外変
化フラグをクリアする。以降のシーケンスはステップS
108以下の処理となる。
【0041】また、第10のケースとして、移動端末1
3がPHS基地局カバーエリア18の外にあり、かつペ
ージャー基地局カバーエリア19の内から外に移動した
場合の動作手順を説明する。いま、ステップS120で
ページャー同期信号の電界強度の監視動作を行っている
とき、ページャー同期信号の電界強度はページャーRS
SI監視部3において設定値以下を示し、これが制御部
9に通知されると、制御部9のページャー圏外変化フラ
グがセットされる。
3がPHS基地局カバーエリア18の外にあり、かつペ
ージャー基地局カバーエリア19の内から外に移動した
場合の動作手順を説明する。いま、ステップS120で
ページャー同期信号の電界強度の監視動作を行っている
とき、ページャー同期信号の電界強度はページャーRS
SI監視部3において設定値以下を示し、これが制御部
9に通知されると、制御部9のページャー圏外変化フラ
グがセットされる。
【0042】制御部9がページャー圏外変化フラグのセ
ットを確認すると、ページャー基地局カバーエリア19
の圏内にいることを表示部10に表示する(ステップS
122)。また、このとき移動端末13はPHS基地局
カバーエリア18の圏外にあるため、PHS基地局16
への無線による通知は実行しない。従って、制御部9の
ページャー圏外変化フラグはセット状態を維持する。以
降のシーケンスは前記ステップS123以降と同様であ
る。
ットを確認すると、ページャー基地局カバーエリア19
の圏内にいることを表示部10に表示する(ステップS
122)。また、このとき移動端末13はPHS基地局
カバーエリア18の圏外にあるため、PHS基地局16
への無線による通知は実行しない。従って、制御部9の
ページャー圏外変化フラグはセット状態を維持する。以
降のシーケンスは前記ステップS123以降と同様であ
る。
【0043】従って、この実施の形態によれば、PHS
システムとページャーシステムを併用しているため、単
一システムと比較して、より確実性の高いデータ通信を
実現することができる。また、基地局側から送信される
電波の電界強度を監視する手段を有しており、この電界
強度の監視結果を用いてより確実性の高いシステムを選
択するが、電界監視レベルを任意の値に設定できるた
め、監視レベルを厳しくすることにより、いちはやく着
信確実性の高いシステムを選択し、切り換えることがで
きる。
システムとページャーシステムを併用しているため、単
一システムと比較して、より確実性の高いデータ通信を
実現することができる。また、基地局側から送信される
電波の電界強度を監視する手段を有しており、この電界
強度の監視結果を用いてより確実性の高いシステムを選
択するが、電界監視レベルを任意の値に設定できるた
め、監視レベルを厳しくすることにより、いちはやく着
信確実性の高いシステムを選択し、切り換えることがで
きる。
【0044】図4はこの発明の他の実施の形態を示す。
これについて図面を参照して説明する。ここでは、制御
局15に第2のPHS基地局21が接続されており、第
2のPHS基地局カバーエリア22をカバーしている。
第2の移動端末20は移動端末13同じくPHSやペー
ジャーのようにデジタル方式による通信を行うPHS端
末で、第2のPHS基地局カバーエリア22の内にい
る。移動端末13はPHS基地局カバーエリア18の外
に移動し、ページャーシステムからのPHS呼通知を受
信する状態にあるとすると、第2の移動端末20が移動
端末13に発呼すると、ページャー基地局17から移動
端末13に第2の移動端末20からの呼通知が送信され
るが、このときデジタル方式が用いられているため、発
呼した第2の移動端末20のPHS電話番号等のデータ
をPHS呼通知とともに移動端末13に通知可能であ
る。従って、この場合には、第1の実施の形態の効果に
加えて、呼通知の際に任意のデータを負荷して着信側端
末に通知できるという効果も有する。
これについて図面を参照して説明する。ここでは、制御
局15に第2のPHS基地局21が接続されており、第
2のPHS基地局カバーエリア22をカバーしている。
第2の移動端末20は移動端末13同じくPHSやペー
ジャーのようにデジタル方式による通信を行うPHS端
末で、第2のPHS基地局カバーエリア22の内にい
る。移動端末13はPHS基地局カバーエリア18の外
に移動し、ページャーシステムからのPHS呼通知を受
信する状態にあるとすると、第2の移動端末20が移動
端末13に発呼すると、ページャー基地局17から移動
端末13に第2の移動端末20からの呼通知が送信され
るが、このときデジタル方式が用いられているため、発
呼した第2の移動端末20のPHS電話番号等のデータ
をPHS呼通知とともに移動端末13に通知可能であ
る。従って、この場合には、第1の実施の形態の効果に
加えて、呼通知の際に任意のデータを負荷して着信側端
末に通知できるという効果も有する。
【0045】図5はこの発明のさらに他の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。ここでは、ページャー
RSSI監視部3およびPHSRSSI監視部8を設け
ておらず、電界強度をRSSI監視部8を設けて監視す
ることはせず、代わりに同期保持状態であるか否かによ
り、基地局カバーエリアの圏内であるか圏外であるかを
制御部9で判断している。このため、移動端末の内部回
路の簡略化および端末の小型化を図ることができる。従
って、この場合には、移動端末の内部回路の簡略化およ
び端末の小型化を図ることができる。
ついて図面を参照して説明する。ここでは、ページャー
RSSI監視部3およびPHSRSSI監視部8を設け
ておらず、電界強度をRSSI監視部8を設けて監視す
ることはせず、代わりに同期保持状態であるか否かによ
り、基地局カバーエリアの圏内であるか圏外であるかを
制御部9で判断している。このため、移動端末の内部回
路の簡略化および端末の小型化を図ることができる。従
って、この場合には、移動端末の内部回路の簡略化およ
び端末の小型化を図ることができる。
【0046】このように、PHSシステムとページャー
システムを併用し、より通信確実性が高い方のシステム
を選択して、切り換えるようにすることで、通信の確実
性が向上するほか、移動する端末装置のページャーエリ
ア圏外状態をシステム側に通知し、PHSシステムから
のページャー呼び出しに切り換えるようにすることで、
ページャーシステムにおける周波数資源の有効利用が図
れる。
システムを併用し、より通信確実性が高い方のシステム
を選択して、切り換えるようにすることで、通信の確実
性が向上するほか、移動する端末装置のページャーエリ
ア圏外状態をシステム側に通知し、PHSシステムから
のページャー呼び出しに切り換えるようにすることで、
ページャーシステムにおける周波数資源の有効利用が図
れる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、移動
端末である端末装置がページャー基地局またはPHS基
地局のいずれかのカバーエリア内にあれば、ページャー
データの受信が可能となるようにすることで、ページャ
ーとしての受信効率または通信の確実性を向上できると
ともに、構内や地下通路などにおいても、ページャー通
信専用の受信局や配線を設けることなく、経済的な移動
通信システムを構築でき、通信チャネルの増設にも簡単
かつローコストに対応できるという効果が得られる。
端末である端末装置がページャー基地局またはPHS基
地局のいずれかのカバーエリア内にあれば、ページャー
データの受信が可能となるようにすることで、ページャ
ーとしての受信効率または通信の確実性を向上できると
ともに、構内や地下通路などにおいても、ページャー通
信専用の受信局や配線を設けることなく、経済的な移動
通信システムを構築でき、通信チャネルの増設にも簡単
かつローコストに対応できるという効果が得られる。
【0048】また、PHS基地局による端末装置の呼び
出し制御時にページャー基地局からの端末呼び出しは一
切行わず、PHS基地局からの端末呼び出しのみを行う
ことで、ページャー基地局側からの無駄な送信トラフィ
ックの排除ができ、限られた周波数資源の有効利用が図
れるという効果が得られる。
出し制御時にページャー基地局からの端末呼び出しは一
切行わず、PHS基地局からの端末呼び出しのみを行う
ことで、ページャー基地局側からの無駄な送信トラフィ
ックの排除ができ、限られた周波数資源の有効利用が図
れるという効果が得られる。
【図1】 この発明の実施の一形態による端末装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の一形態による移動通信シス
テムを示す概念図である。
テムを示す概念図である。
【図3】 この発明の移動通信システムの動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】 この発明の移動通信システムの動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】 この発明の実施の他の形態による移動通信シ
ステムを示す概念図である。
ステムを示す概念図である。
【図6】 この発明の実施の他の形態による端末装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
2 ページャー受信部 3 ページャーRSSI監視部 5 PHS送受信切り換え部 6 PHS受信部 7 PHS送信部 8 PHSRSSI監視部 9 制御部 10 表示部 11 データ変換部 13 移動端末(端末装置) 15 制御局 16 PHS基地局 17 ページャー基地局 18 PHS基地局のカバーエリア 19 ページャー基地局のカバーエリア
Claims (5)
- 【請求項1】 ページャー受信部がページャー基地局の
カバーエリア内にあるか否かを判定するページャー電界
レベル監視部と、 PHS受信部がPHS基地局のカバーエリア内にあるか
否かを判定するPHS電界レベル監視部と、 該PHS電界レベル監視部および前記ページャー電界レ
ベル監視部による判定結果にもとづき、前記ページャー
基地局またはPHS基地局によるページャー呼び出しま
たはPHS呼び出しを制御する制御部とを備えたことを
特徴とする端末装置。 - 【請求項2】 前記PHS基地局から送信されてPHS
データフォーマットに変換されたページャーデータを、
ページャーデータフォーマットに変換するデータ変換部
と、 該データ変換部で変換されたページャーデータを表示す
る表示部とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の
端末装置。 - 【請求項3】 ページャー受信部がページャー基地局の
カバーエリア内にあるか否かを判定するページャー電界
レベル監視部と、 PHS受信部がPHS基地局のカバーエリア内にあるか
否かを判定するPHS電界レベル監視部と、 該PHS電界レベル監視部および前記ページャー電界レ
ベル監視部による判定結果にもとづき、前記ページャー
基地局またはPHS基地局によるページャー呼び出しま
たはPHS呼び出しを制御する制御部と、 前記ページャー電界レベル監視部、PHS電界レベル監
視部および制御部を有する端末装置がページャー基地局
のカバーエリア内にないとの判定結果にもとづき、ペー
ジャー基地局からの呼び出し要求があった際に、PHS
基地局を利用して前記端末装置を呼び出させ、前記ペー
ジャー基地局から前記端末装置に送信されるべきページ
ャーデータを、PHSデータフォーマットに変換して前
記端末装置に送信させる制御局とを備えた移動通信シス
テム。 - 【請求項4】 ページャー受信部がページャー基地局の
カバーエリア内にあるか否かを判定するページャー電界
レベル監視部と、 PHS受信部がPHS基地局のカバーエリア内にあるか
否かを判定するPHS電界レベル監視部と、 該PHS電界レベル監視部および前記ページャー電界レ
ベル監視部による判定結果にもとづき、前記ページャー
基地局またはPHS基地局によるページャー呼び出しま
たはPHS呼び出しを制御する制御部と、 前記ページャー電界レベル監視部,PHS電界レベル監
視部および制御部を有する端末装置がページャー基地局
のカバーエリア内にあるとの判定結果にもとづき、端末
装置に対するページャー基地局からの呼び出し要求があ
った際に、該ページャー基地局を利用して前記端末装置
を呼び出させ、これにページャーデータを送信させる制
御局とを備えた移動通信システム。 - 【請求項5】 ページャー受信部がページャー基地局の
カバーエリア内にあるか否かを判定するページャー電界
レベル監視部と、 PHS受信部がPHS基地局のカバーエリア内にあるか
否かを判定するPHS電界レベル監視部と、 該PHS電界レベル監視部および前記ページャー電界レ
ベル監視部による判定結果にもとづき、前記ページャー
基地局またはPHS基地局によるページャー呼び出しま
たはPHS呼び出しを制御する制御部と、 前記ページャー電界レベル監視部,PHS電界レベル監
視部および制御部を有する端末装置とPHS基地局との
間で、該PHS基地局に対する端末装置の位置登録が正
常に行われない状態となった場合には、前記端末装置へ
の呼び出し要求を前記ページャー基地局から送信し、前
記PHS基地局からの着信要求を前記ページャー基地局
からのPHS着信要求の通知および発呼側端末情報等の
データ送信の設定に移行させる制御局とを備えた移動通
信システム。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09052034A JP3105814B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 移動通信システムおよびその端末装置 |
US09/034,842 US6134436A (en) | 1997-03-06 | 1998-03-04 | Mobile communication system with mobile terminal equipment including both PHS and pager subsystems |
AU57383/98A AU738879C (en) | 1997-03-06 | 1998-03-05 | Mobile communication system and mobile terminal equipment thereof |
KR1019980007250A KR100301077B1 (ko) | 1997-03-06 | 1998-03-05 | 이동통신시스템및그이동단말장치 |
GB9804884A GB2322954B (en) | 1997-03-06 | 1998-03-06 | Mobile communication system and mobile terminal equipment thereof |
CN98107840A CN1088307C (zh) | 1997-03-06 | 1998-03-06 | 移动通信系统及其移动终端设备 |
HK98114001A HK1012524A1 (en) | 1997-03-06 | 1998-12-18 | Mobile communication system and mobile terminal equipment thereof |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09052034A JP3105814B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 移動通信システムおよびその端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10257556A true JPH10257556A (ja) | 1998-09-25 |
JP3105814B2 JP3105814B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=12903543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09052034A Expired - Fee Related JP3105814B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 移動通信システムおよびその端末装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
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KR (1) | KR100301077B1 (ja) |
CN (1) | CN1088307C (ja) |
AU (1) | AU738879C (ja) |
GB (1) | GB2322954B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US6570489B1 (en) * | 1999-03-17 | 2003-05-27 | Avaya Technology Corp. | Telephone communication system with integrated pager functionality |
CN100403807C (zh) * | 2002-07-10 | 2008-07-16 | 协同智迅通信技术(深圳)有限公司 | 在终端中增加寻呼接收单元的通信方法及其系统 |
WO2004088875A1 (fr) * | 2003-04-03 | 2004-10-14 | Utstarcom (China) Co., Ltd. | Procede et dispositif permettant la mise en oeuvre d'une fonction d'equilibrage du trafic automatique dans une station de base d'un systeme phs |
KR101118919B1 (ko) * | 2009-07-27 | 2012-02-27 | 주식회사 에이스테크놀로지 | 송수신모듈을 내장한 기지국 안테나장치 |
US8629758B2 (en) | 2011-01-04 | 2014-01-14 | Critical Alert Systems, LLC | System and method for transmitting messages received from a paging network on a paging device to electronic devices |
US8331960B1 (en) | 2011-06-08 | 2012-12-11 | Critical Alert Systems Llc | Systems and methods for communicating with a paging network operations center through wireless cellular devices |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8419003D0 (en) * | 1984-07-25 | 1984-08-30 | Racal Res Ltd | Portable telephones |
JPH0787611B2 (ja) * | 1989-06-29 | 1995-09-20 | 日本移動通信株式会社 | 移動通信システム |
FI894371A (fi) * | 1989-09-15 | 1991-03-16 | Nokia Mobile Phones Ltd | Telefonsystem. |
US5117449A (en) * | 1989-11-03 | 1992-05-26 | Motorola, Inc. | Dual receiver apparatus for integrated paging and radiotelephone functions |
US5255153A (en) * | 1990-07-20 | 1993-10-19 | Tokyo Electron Limited | Electrostatic chuck and plasma apparatus equipped therewith |
US5355126A (en) * | 1990-08-06 | 1994-10-11 | Motorola, Inc. | Selective call system interactive with a wide area selective call system |
KR920015757A (ko) * | 1991-01-22 | 1992-08-27 | 정장호 | 페이저를 갖는 휴대용 무선전화기의 자동 다이얼링 방법 |
DE69225925T2 (de) * | 1991-04-17 | 1998-10-22 | Ericsson Telefon Ab L M | Zellulares Kommunikationssystem mit integrierten Funkrufsystem |
US5539609A (en) * | 1992-12-02 | 1996-07-23 | Applied Materials, Inc. | Electrostatic chuck usable in high density plasma |
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JPH0738627A (ja) * | 1993-07-15 | 1995-02-07 | Casio Comput Co Ltd | 無線電話機及び無線送受信機 |
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JPH08331647A (ja) * | 1995-06-01 | 1996-12-13 | Nec Corp | Phsの制御方法と制御システム |
JPH08331649A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-13 | Nishi Corp Kk | 携帯通信システム |
JPH0984095A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-03-28 | Sony Corp | 移動通信装置、固定通信装置、通信システム及び通信方法 |
US5752163A (en) * | 1996-08-30 | 1998-05-12 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for one-way receiver operation from a two-way communication device |
JP3695061B2 (ja) * | 1997-05-15 | 2005-09-14 | 日産自動車株式会社 | 能動型振動制御装置 |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP09052034A patent/JP3105814B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-03-04 US US09/034,842 patent/US6134436A/en not_active Expired - Fee Related
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