JPH09182151A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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Publication number
JPH09182151A
JPH09182151A JP7340065A JP34006595A JPH09182151A JP H09182151 A JPH09182151 A JP H09182151A JP 7340065 A JP7340065 A JP 7340065A JP 34006595 A JP34006595 A JP 34006595A JP H09182151 A JPH09182151 A JP H09182151A
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JP
Japan
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call
base station
networks
calls
mobile phone
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Application number
JP7340065A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kanai
晋一 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH09182151A publication Critical patent/JPH09182151A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類の網の基地局と交信できる地点に位
置している場合に、どの基地局経由の着信呼であっても
交信することのできる携帯電話機を実現する。 【解決手段】 家庭用コードレス基地局からの呼は、家
庭用電話受信器103がその着信を受ける。公衆用基地
局からの呼は、公衆用電話受信器102がその着信を受
ける。自営用基地局からの呼は、自営用電話受信器10
1がその着信を受ける。つまり、1つの網からのみの呼
があった場合は、その呼に対応する受信器がその着信を
受ける。一方、2つの網からの呼が競合した場合は、予
め設定しておいた優先順位に応じていずれか一方の網か
らの呼に対してその着信を受ける。呼が競合しているか
どうかは、網の1つからの呼の着信時からその呼に対す
る通話開始時までの時間内に、他の網からの呼があるか
どうかによって判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に関し、
特に複数種類の網からの呼に対して夫々通話できる携帯
電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話システムでは、家庭用
基地局、公衆用基地局及び自営用基地局の夫々の電波の
届く範囲内においていずれか1つの基地局と交信が可能
となっている。そして、複数種類の網、例えば家庭用基
地局による網及び公衆用の網の両方の網と交信が可能な
場合は、どちらか一方に決定する必要がある。
【0003】従来の携帯電話システムでは、予め網を設
定しておくためのスイッチが携帯電話機に設けられてい
た。例えば、周知のPHS(Personal Han
dyphone System)の携帯電話機は、家庭
内では親子電話機の子機として使用し、屋外では携帯電
話機として使用できるが、子機として使用するか携帯電
話機として使用するかはユーザがスイッチで予め選択し
ておくようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の携帯電
話機が互いに異なる複数種類の網の基地局と交信できる
地点に位置している場合には、どちらか一方の種類の網
のみの基地局としか交信することができない。したがっ
て、たとえ複数種類の網の基地局と交信できる地点に位
置していても、スイッチで選択されていない網の基地局
とは交信できなかった。
【0005】このため本来着信可能な地点に位置してい
ても、発呼者側では、呼出し音の継続状態となるか、携
帯電話機の電源が入っていない旨が告知されることにな
り、携帯電話機のメリットが十分に生かせないという欠
点がある。
【0006】なお、特開平5―130026号公報に開
示されている携帯電話システムでは、着信時にユーザが
手動で選択操作をしなければならず、操作を誤る場合が
あるという欠点がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は複数種類の網
の基地局と交信できる地点に位置している場合に、どの
基地局経由の着信呼であっても交信することのできる携
帯電話機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による携帯電話機
は、複数種類の網からの呼に対して夫々通話できる携帯
電話機であって、所定時間内に互いに種類の異なる網か
らの呼を受信したときそれら呼を選択する選択制御手段
を含み、この選択された呼に対して通話するようにした
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の作用は以下の通りであ
る。
【0010】複数種類の網からの呼に対して夫々通話で
きる携帯電話機において、所定時間内に互いに種類の異
なる網からの呼を受信したときそれら呼を予め定められ
た優先順位に応じて選択し、この選択された呼に対して
通話するようにする。この場合、網の1つからの呼の着
信時からその呼に対する通話開始時までの時間を上記の
所定時間とする。これにより、例えば家庭用コードレス
電話機、公衆用及び自営網ワイヤレスPBX(Priv
ate Branch Exchange)の各基地局
と同時に交信できるエリアに位置している場合には、ど
の基地局経由の着信呼であっても、交信することができ
る。
【0011】次に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0012】図2は本発明の一実施例による携帯電話機
の使用状況を示すブロック図である。同図には、本発明
の一実施例による携帯電話機の端末10が、家庭用コー
ドレス基地局21、公衆用基地局22及び自営用基地局
23の夫々からの呼に対して着信できるエリア20内に
位置している状態が示されている。すなわち、各基地局
21〜23及び端末10には夫々アンテナが設けられて
おり、これらアンテナを用いて各基地局と端末10との
間で交信を行うのである。
【0013】エリア20内の家庭用コードレス基地局2
1は、端末10との間で親子電話のと親機としての機能
を有している。また、公衆用基地局22は、主として屋
外において端末10を携帯電話機として動作させるため
の機能を有している。さらにまた、自営用基地局23
は、例えば工場内において、端末10を携帯電話機とし
て動作させるための機能を有している。
【0014】公衆用携帯電話付加装置24は、公衆用基
地局22に対する携帯端末10の公衆での移動制御を行
う機能を有している。また、自営網ワイヤレスPBX交
換機25は、自営用基地局23の制御を行う機能を有し
ている。なお、家庭用コードレス基地局21及び公衆用
携帯電話付加装置24並びに自営網ワイヤレスPBX交
換機25は公衆網交換機26に接続されている。
【0015】家庭用コードレス基地局21と公衆網交換
機26とは、加入者線路で接続される。公衆用基地局2
2と公衆用携帯電話付加装置24とは、加入者線路又は
光ケーブル等で接続される。自営用基地局23と自営網
ワイヤレスPBX交換機25とは、自営網内の加入者線
路で接続される。
【0016】ここで、端末10に対しては、家庭用コー
ドレス電話用、公衆用移動電話用及び自営用PBXワイ
ヤレス電話用に、夫々独立した加入者番号が付与され、
各基地局と端末との間の交信は排他的に行われるものと
する。そして、端末10への着信が1つであれば、その
着信があった基地局との交信が行われる。着信が2つ以
上であれば、後述するように、いずれか一方の着信を選
択して交信が行われる。
【0017】次に、本実施例の携帯電話機の端末10の
内部構成について図面を参照して説明する。図1は本発
明の一実施例による携帯電話機である端末10の内部構
成例を示すブロック図である。図において本例の端末1
0は、図2中の自営用基地局23と交信を行うための機
能を有する自営用電話受信器101と、図2中の公衆用
基地局22と交信を行うための機能を有する公衆用電話
受信器102と、図2中の家庭用コードレス基地局21
と交信を行うための機能を有する家庭用電話受信器10
3と、これら受信器101〜103による受信信号を選
択する選択制御部104とを含んで構成されている。な
お、図中の100は送受信アンテナである。
【0018】選択制御部104には、選択すべき呼の優
先順位が予め設定できるように構成されている。具体的
には、ユーザがキー入力した優先順位を、図示せぬメモ
リに記憶しておき、着信時にこれを参照すれば良い。
【0019】かかる構成において、端末10が図2中の
エリア20のように家庭用コードレス基地局21、公衆
用基地局22及び自営用基地局23の夫々からの呼に対
して着信できる地点に位置している状態であるものとす
る。この状態において、家庭用コードレス基地局21か
らの呼があると、送受信アンテナ100を介して家庭用
電話受信器103がその着信を受ける。また、公衆用基
地局22からの呼があると、送受信アンテナ100を介
して公衆用電話受信器102がその着信を受ける。さら
にまた、自営用基地局23からの呼があると、送受信ア
ンテナ100を介して自営用電話受信器101がその着
信を受ける。つまり、1つの網からのみの呼があった場
合は、その呼に対応する受信器がその着信を受けるので
ある。したがって、いずれか1つのみの網からの呼があ
れば、予め設定しておいた優先順位に関係なく、その呼
に対して交信することができるのである。
【0020】一方、2つの網からの呼が競合した場合
は、予め設定しておいた優先順位に応じていずれか一方
の網からの呼に対してその着信を受ける。この場合、受
信器101〜103のいずれか2つの受信器から受信信
号が送出されて選択制御部104に入力されるが、選択
制御部104はキー入力等によって予め設定された優先
順位に応じていずれか1つの受信信号を選択して送出す
るのである。
【0021】ここで、2つの網からの呼が競合している
かどうかは、網の1つからの呼の着信時からその呼に対
する通話開始時までの時間内に、他の網からの呼がある
かどうかによって判断する。つまり、2つの呼が全く同
時に発生した場合はもちろん、呼出し音が鳴っている最
中に他の網からの呼があった場合にも、呼が競合してい
るものとするのである。
【0022】一方、網の1つからの呼に対する通話が開
始された後は、たとえ他の網からの呼があった場合でも
呼が競合しているものとはしない。よって、この場合に
は予め設定しておいた優先順位に拘らず、現在の通話状
態が維持される。
【0023】予め設定しておくべき優先順位は、例えば
通話料金の安い網からの呼を高い優先順位とすることが
考えられる。これは、通話料金のより安い網が利用され
る可能性が高いからである。
【0024】携帯電話機の端末が家庭用コードレス基地
局21、公衆用基地局22及び自営用基地局23の3つ
の基地局から同時に着信があった場合に限らず、これら
3つの基地局のうちの2つの基地局から同時に着信があ
った場合についても同様に優先順位に応じて選択され、
交信される。
【0025】なお、選択制御部104から送出された受
信信号は、周知の電話回路によって処理されて通話が実
現される。
【0026】次に、図1の携帯電話機の端末10の動作
について図3のフローチャートを参照して説明する。
【0027】まず、各基地局21、22及び23を介す
る端末10への着呼の有無は、夫々の基地局の制御チャ
ネルを順次走査することによって検出される(ステップ
11→12→11…)。
【0028】着信が検出されると、まず1つの基地局か
らの着信か又は複数の基地局からの着信かを判断する
(ステップ12→13)。1つの基地局のみからの着信
であれば、その基地局と端末10との間で交信を開始す
る(ステップ14)。
【0029】複数の基地局からの着信である場合は、上
述したメモリを参照し予め定められた優先順位に応じて
より優先順位の高い基地局からの着信、すなわち優先順
位の高い網からの呼を選択し(ステップ13→15)、
その選択した呼に対しての交信が開始される(ステップ
15→14)。
【0030】以上のように、本携帯電話機によれば、端
末が複数の異なった種類の網の基地局と交信できる地点
に位置しているときには、どの網の基地局経由の呼に対
しても交信することができるのである。これにより、携
帯電話機の利便性が高まり、加入者の増加が期待でき
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、所定時間
内に互いに種類の異なる網からの呼を受信したときそれ
ら呼を予め定められた優先順位に応じて選択することに
より、複数の異なった種類の網の基地局と交信できる地
点に位置しているときには、どの網の基地局経由の呼に
対しても交信することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による携帯電話機の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の携帯電話機の使用状況を示すブロック図
である。
【図3】図1の携帯電話機の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 端末 101 自営用電話受信器 102 公衆用電話受信器 103 家庭用電話受信器 104 選択制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の網からの呼に対して夫々通話
    できる携帯電話機であって、所定時間内に互いに種類の
    異なる網からの呼を受信したときそれら呼を選択する選
    択制御手段を含み、この選択された呼に対して通話する
    ようにしたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記選択制御手段は、複数種類の網から
    の呼を夫々受信する受信手段と、この受信手段が所定時
    間内に互いに種類の異なる網からの複数の呼を受信した
    とき予め定められた優先順位に応じてそれら呼のうちの
    1つを選択する選択手段とを含むことを特徴とする請求
    項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記所定時間は、網の1つからの呼の着
    信時からその呼に対する通話開始時までの時間であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記複数種類の網は、公衆回線網及び自
    営用回線網並びに家庭用コードレス電話回線網のうちの
    少なくとも2つの網であることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の携帯電話機。
JP7340065A 1995-12-27 1995-12-27 携帯電話機 Pending JPH09182151A (ja)

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ID=18333394

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005160064A (ja) * 2003-11-06 2005-06-16 Ad Step:Kk 歩行支援システムとこのシステムで使用する携帯端末機及びアダプタ装置

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07203539A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Sharp Corp デジタルコードレス電話機
JPH07274255A (ja) * 1994-03-30 1995-10-20 Daini Denden Kk 複数電話番号移動電話機

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