JPH10256477A - 抵抗素子及びその製造方法ならびに集積回路 - Google Patents

抵抗素子及びその製造方法ならびに集積回路

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JPH10256477A
JPH10256477A JP5587397A JP5587397A JPH10256477A JP H10256477 A JPH10256477 A JP H10256477A JP 5587397 A JP5587397 A JP 5587397A JP 5587397 A JP5587397 A JP 5587397A JP H10256477 A JPH10256477 A JP H10256477A
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JP
Japan
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film
sheet resistance
resistance
sheet
resistance element
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Application number
JP5587397A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Masuda
宏 増田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体基板上の集積回路において、金属膜を用
いた抵抗素子の面積を小さくしながら抵抗値の大きく異
なる抵抗素子を混在させる。 【解決手段】第1のシート抵抗膜による第1の抵抗素子
と第1のシート抵抗膜上に第2のシート抵抗膜を重ねた
構造の第2の抵抗素子を集積回路内に混在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板上に形成した抵
抗素子およびそれを有する集積回路ならびにその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体基板上に形成した抵抗素子
としては、例えば電子情報通信学会技術研究報告(19
9,MW96−69,pp7−12)にシート抵抗が1
00Ω/□程度のWSiN膜を用いた抵抗素子が報告さ
れている。従来技術では図4のように、基板1上の絶縁
膜2上に形成されたシート抵抗膜3が一種類であるた
め、抵抗値は抵抗素子の縦横比を変えることで所定の値
になるように抵抗素子を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、小さい
抵抗値の抵抗素子では幅が広く、また、抵抗値の大きな
抵抗素子では長細くなり、結果として抵抗素子の面積が
大きくなりレイアウト設計上問題となっていた。特にバ
イポーラトランジスタを用いた集積回路では抵抗値が小
さいエミッタバラスト抵抗を用いることがあり、この場
合抵抗素子の幅が広がり、その面積がトランジスタに比
べて2〜5倍になることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は二種類以上の
シート抵抗からなる抵抗素子を半導体基板上に形成すれ
ばよく、第1のシート抵抗膜による第1の抵抗素子と第
1のシート抵抗膜上に第2のシート抵抗膜を重ねた構造
の第2の抵抗素子を集積回路内に混在させることにより
解決する。
【0005】本発明の素子の作製工程の増加を最小限に
するためには、第1のシート抵抗膜上に第2のシート抵
抗膜を重ねて堆積し、第1と第2のシート抵抗膜が重な
った(第2の)抵抗素子と第2のシート抵抗膜を除去し
た第1のシート抵抗膜だけからなる(第1の)抵抗素子
を形成する。このとき、特に第2のシート抵抗膜を二層
以上とし、下層を上層のエッチングストッパとすること
により、効率良く本発明の抵抗素子を形成できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例の抵抗素
子の断面構造を示す。本実施例は図のように二種類の抵
抗素子を半導体基板上の絶縁膜上の同一平面上に形成し
たものである。第1の抵抗素子は第1のシート抵抗膜3
のみで形成されており、第2の抵抗素子は第1のシート
抵抗膜3とそれより大きな第2のシート抵抗膜からな
り、この第2のシート抵抗膜は二層構造の金属膜4,5
からなっている。
【0007】上記第2のシート抵抗膜の内、下層の金属
膜のシート抵抗は上層の金属膜のシート抵抗より大きく
なるように薄く形成している。本実施例では第1のシー
ト抵抗からなる金属膜としてシート抵抗が200Ω/□
のWSiN膜,第2のシート抵抗からなる金属膜として
下層がTi膜,上層がWSi膜とし、Ti膜のシート抵
抗が大きくなるように膜厚は10nm以下とした。
【0008】図2に本発明の抵抗素子の作製方法を示
す。半導体基板1上にトランジスタ等の素子(図示略)
を形成後、絶縁膜2を堆積する。この絶縁膜2上に第1
のシート抵抗膜3と二層の膜4,5からなる第2のシー
ト抵抗膜を続けて堆積する。本実施例では第1のシート
抵抗膜3としてシート抵抗が200Ω/□のWSiN
膜,第2のシート抵抗膜の下層4としてTi膜,上層5
としてWSi膜をスパッタにより連続して堆積した。上
記WSi層5のシート抵抗は10Ω/□とし、Ti膜4
のシート抵抗は100Ω/□となるように膜厚を調整し
た(a)。
【0009】次に第2の抵抗素子のパターン6をホトレ
ジストにより形成し、第2のシート抵抗膜の上層5のみ
をエッチング除去する。本実施例ではCF4 ガスを用い
てエッチングした。このとき本エッチング方法ではTi
はエッチングされないことから、エッチング終了時には
パターニングされていないところではWSiN層3とT
i層4が残っている。続けてTi層4を希釈フッ酸によ
り除去する(b)。
【0010】次に第1の抵抗素子のパターン8と第2の
抵抗素子のパターン7をホトレジストにより形成し
(c)、第1のシート抵抗膜3の不要部をエッチング除
去する(d)。本実施例ではCF4 ガスを用いてエッチ
ングした。また、第2の抵抗素子のパターンはホトリソ
グラフィの合わせ余裕分だけ前記第2の抵抗素子のパタ
ーンより大きくし、合わせずれによるシート抵抗の小さ
い第2シート抵抗の金属層の加工寸法変動に伴う抵抗値
の変動を抑えている。
【0011】以上の工程により本発明の抵抗素子が形成
できる。図3は本発明の実施により形成した抵抗素子を
有する集積回路の平面図である。図において、Q1〜Q
7はバイポーラトランジスタ、R1〜R5は第1のシー
ト抵抗の金属膜抵抗素子、R6〜R7は第1のシート抵
抗の金属膜上に第2のシート抵抗の金属膜が重なった抵
抗素子である。
【0012】
【発明の効果】本発明の抵抗素子を用いることにより、
抵抗値に合わせたシート抵抗の抵抗素子形成が容易とな
り、かつ抵抗素子の面積を小さくでき、回路レイアウト
において抵抗素子の配置の自由度が増加する。また、抵
抗素子を小さくできることから、半導体基板上のトラン
ジスタ等の素子間隔が縮まり、回路の高速化が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の抵抗素子の断面図。
【図2】本発明の一実施例の抵抗素子の作製工程を示す
断面図。
【図3】本発明の一実施例の抵抗素子を用いた集積回路
の平面図。
【図4】従来の抵抗素子の断面図。
【符号の説明】
1…半導体基板、2…絶縁膜、3…第1のシート抵抗の
金属膜、4…第2のシート抵抗の金属膜下層、5…第2
のシート抵抗の金属膜上層、6…第2の抵抗素子のホト
レジストパターン、7…第2の抵抗素子のホトレジスト
パターン、8…第1の抵抗素子のホトレジストパター
ン、Q1〜Q7…バイポーラトランジスタ、R1〜R5
…第1のシート抵抗の金属膜抵抗素子、R6〜R7…第
1のシート抵抗の金属膜上に第2のシート抵抗の金属膜
が重なった抵抗素子。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に形成する抵抗素子におい
    て、第1のシート抵抗膜を用いた第1の抵抗素子と上記
    第1のシート抵抗膜上に第1のシート抵抗より小さな第
    2のシート抵抗膜を重ねた第2の抵抗素子が形成されて
    なることを特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】請求項1の抵抗素子において、第2のシー
    ト抵抗膜が二種類以上の層からなることを特徴とする抵
    抗素子。
  3. 【請求項3】請求項2において、第1のシート抵抗膜が
    WSiN、第2のシート抵抗膜の内二層目以上にWSi
    を用いていることを特徴とする抵抗素子。
  4. 【請求項4】請求項2において、第2のシート抵抗膜の
    内最下層の膜のシート抵抗が上層の膜のそれより5倍以
    上大きいことを特徴とする抵抗素子。
  5. 【請求項5】請求項2において、第2のシート抵抗膜の
    内、最下層の膜がTi,Ta,Al,Tiの酸化物,T
    iの窒化物,Taの酸化物,Taの窒化物,Alの酸化
    物,Alの窒化物のいずれかからなることを特徴とする
    抵抗素子。
  6. 【請求項6】請求項1において、第2の抵抗素子の第1
    のシート抵抗膜部分が第2のシート抵抗膜部分より幅が
    広いことを特徴とする抵抗素子。
  7. 【請求項7】半導体基板上に前記第1のシート抵抗膜と
    二層の金属層からなる第2のシート抵抗膜を重ねて堆積
    し、第2のシート抵抗膜部分に第2の抵抗素子のパター
    ン加工を施し、さらに第1のシート抵抗膜を第1の抵抗
    素子のパターンと第2の抵抗素子のパターンに加工する
    ことを特徴とする抵抗素子の製造方法。
JP5587397A 1997-03-11 1997-03-11 抵抗素子及びその製造方法ならびに集積回路 Pending JPH10256477A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10083781B2 (en) 2015-10-30 2018-09-25 Vishay Dale Electronics, Llc Surface mount resistors and methods of manufacturing same
US10438729B2 (en) 2017-11-10 2019-10-08 Vishay Dale Electronics, Llc Resistor with upper surface heat dissipation

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10083781B2 (en) 2015-10-30 2018-09-25 Vishay Dale Electronics, Llc Surface mount resistors and methods of manufacturing same
US10418157B2 (en) 2015-10-30 2019-09-17 Vishay Dale Electronics, Llc Surface mount resistors and methods of manufacturing same
US10438729B2 (en) 2017-11-10 2019-10-08 Vishay Dale Electronics, Llc Resistor with upper surface heat dissipation

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