JPH05121665A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH05121665A
JPH05121665A JP30697091A JP30697091A JPH05121665A JP H05121665 A JPH05121665 A JP H05121665A JP 30697091 A JP30697091 A JP 30697091A JP 30697091 A JP30697091 A JP 30697091A JP H05121665 A JPH05121665 A JP H05121665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
semiconductor device
high resistance
upper layer
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP30697091A
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English (en)
Inventor
Takamichi Fukui
孝道 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05121665A publication Critical patent/JPH05121665A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積層配線構造の上層部を一部除去することに
より高抵抗領域を形成し、抵抗体とする半導体装置を提
供すること。 【構成】 積層配線上層部1、積層配線下層部2、下地
絶縁膜3から構成されており、積層配線上層部1の1部
を除去することにより高抵抗領域を形成した半導体装
置。 【効果】 このように積層配線上層部1の一部を除去
し、その領域の配線抵抗を上げて高抵抗領域を形成し、
高抵抗体とすることにより、抵抗体の形成に必要な面積
を縮少することができるので、高集積化が可能となり、
また、制御性が容易である効果が生ずる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高抵抗を形成してなる
半導体装置に関し、詳細には、2種類以上の積層配線構
造を用いて高抵抗を形成してなる半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の抵抗について、図5
(平面図)及び図6(図5のC−C線断面図)に基づい
て説明する。従来の半導体装置における抵抗の構成は、
図5及び図6に示すように、Si基板4、下地絶縁膜
3、第1の配線5、拡散層高抵抗領域6、コンタクトホ
ール7からなっている。
【0003】上記従来の半導体装置の製造方法を図6に
基づいて説明すると、抵抗値として10〜100Ω程度の抵
抗を形成する場合、まず、N型のSi(シリコン)基板
4上にホトリソグラフィ技術を用いてレジストマスクに
よりW=10μm、L=20μmのパターンを形成し、ボロ
ン等のP型の不純物のイオン注入(1021〜1022原子
/cm3)を行い、熱処理後、拡散層高抵抗領域6を形
成する。次に、レジストマスクを剥離した後、Si基板
4上にCVD法を用いて下地絶縁膜3(5000オングスト
ローム)を堆積し、ホトリソグラフィ技術及びエッチン
グ技術によりコンタクトホール7を形成する。その後、
第1の配線5をスパッタし、パターニングを行い、この
ようにして不純物拡散による100Ω程度の抵抗を形成す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体装置
の抵抗は、不純物拡散層領域内に形成するので、各工程
の位置合せ精度が困難であり、また、層抵抗を数10Ω以
下にすることができず、しかも、大きな面積を必要とす
るところから、高集積化に不向きであるという問題点を
有している。更に、下地工程で形成することから、抵抗
値が変動し、バラつくため、制御性に問題があった。
【0005】そこで、本発明は、上記問題点を解消する
半導体装置を提供することを目的とし、詳細には、高集
積化が可能であり、しかも、制御性が容易である半導体
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、本発明は、積層
配線構造の上層部を一部除去することにより高抵抗領域
を形成し、抵抗体とする点を特徴とし、これにより上記
目的とする半導体装置を提供するものである。具体的に
は、本発明は、多層配線構造を有する半導体装置の配線
形成において、高融点金属とアルミニウム、又は、高融
点金属とポリシリコンからなる積層配線とした後、配線
の一部のアルミニウム層のみ、又は、高融点金属層のみ
を除去することにより高融点金属による高抵抗領域、又
は、ポリシリコンによる高抵抗領域を形成してなること
を特徴とする半導体装置である。
【0007】以下、本発明を具体的に説明すると、本発
明は、例えば内部に多層配線構造を有する半導体集積回
路装置において、積層配線をパタ−ニングした後、積層
配線の上層部を一部除去して高抵抗領域を形成し、抵抗
体とするものである。そして、このように積層配線上層
部の一部を除去し、その領域の配線抵抗を上げて高抵抗
領域を形成し、高抵抗体とすることにより、抵抗体の形
成に必要な面積を縮少することができ、抵抗値の制御性
も容易になるという作用が生ずるものである。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1〜図4に基づい
て詳細に説明する。 (実施例1)図1は、本発明の第1の実施例である半導
体装置の平面図であり、図2は、図1のA−A線断面図
である。この半導体装置は、図1及び図2に示すよう
に、積層配線上層部1(アルミニウム合金金属)と積層
配線下層部2(Ti、TiN、WSixなどの高融点金
属又は合金金属)並びに下地絶縁膜3から構成される。
【0009】この半導体装置の製造方法について説明す
ると、まず、CDV法を用いて半導体素子上に下地絶縁
膜3(5000オングストロームのシリコン酸化膜)を成長
させる。次に、積層配線下層部2(1000オングストロー
ムのTiN)をスパッタし、その後、積層配線上層部1
(5500オングストロームのAl−Si−Cuからなるア
ルミニウム合金)をスパッタし、ホトリソグラフィ技術
及びエッチング技術により所望の配線のパターニングを
行う。
【0010】その後、積層配線上層部1の1部をホトリ
ソグラフィ技術及びエッチング技術により除去を行い、
図2に示す積層配線構造を有する半導体装置を製造す
る。この工程で除去された領域は、ρsの高い積層配線
下層部2だけが残るため、この領域のみの配線抵抗が高
く、高抵抗の領域となる。そして、配線幅L=1.2μ
m、厚さ6200オングストロームの時、Al−Si−Cu
のρsは60mΩ/□、TiNのρsは7.8Ω/□であ
り、一方、配線抵抗がρs×L/Wより算出されるとこ
ろから、Lの寸法(積層上層部の除去範囲)により通常
の配線抵抗の数10〜数100倍の高抵抗領域を得ることが
できる。
【0011】(実施例2)図3は、本発明の第2の実施
例である半導体装置の平面図であり、図4は、図3のB
−B線断面図である。この半導体装置の構造は、図3及
び図4に示すように、積層配線上層部1(TiSix
WSixなどの高融点金属)、積層配線下層部2(ポリ
シリなど)及びシリコン基板4から構成される。
【0012】この実施例2における半導体装置の製造方
法について説明すると、まず、Si(シリコン)基板4
上にCVD法により積層配線下層部2(2000オングスト
ロームのポリシリ)を成長させる。次に、積層配線上層
部1(2000オングストロームのWSix)をスパッタ
し、ポリサイド構造を形成し、その後、ホトリソグラフ
ィ技術、エッチング技術により配線(ゲ−ト電極)のパ
タ−ニングを行う。その後、積層配線上層部1(WSi
x)の一部をホトリソグラフィ技術、エッチング技術に
より除去する。
【0013】この除去された領域は、ρsの高い積層配
線下層部2だけが残るため、この領域のみの配線抵抗が
高く、高抵抗の領域となる。そして、ポリサイドのρs
は6.3Ω/□、ポリシリのρsは60Ω/□であり、一
方、配線抵抗がρs×L/Wより算出されるところか
ら、L、Wの寸法により通常の配線抵抗の数10〜数100
倍の高抵抗領域を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、積層配
線構造及びポリサイド構造の上層構成材料の一部を除去
することにより、配線抵抗の高い領域を形成し、その領
域を高抵抗体として用いるものであり、これにより、抵
抗サイズを従来の不純物拡散抵抗に比べ1/5〜1/10に
縮少することができ、高集積化が可能となる効果が生
じ、しかも、制御性が容易であるという効果が生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である半導体装置の平面
図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例である半導体装置の平面
図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】従来の半導体装置の平面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 積層配線上層部 2 積層配線下層部 3 下地絶縁膜 4 Si基板 5 第1の配線 6 拡散層高抵抗領域 7 コンタクトホール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層配線構造の上層部を一部除去し、こ
    れにより高抵抗領域を形成してなることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 多層配線構造を有する半導体装置の配線
    形成において、高融点金属とアルミニウムからなる積層
    配線とした後、配線の一部のアルミニウム層のみを除去
    することにより高融点金属による高抵抗領域を形成して
    なることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 多層配線構造を有する半導体装置の配線
    形成において、高融点金属とポリシリコンからなる積層
    配線とした後、配線の一部の高融点金属層のみを除去す
    ることによりポリシリコンによる高抵抗領域を形成して
    なることを特徴とする半導体装置。
JP30697091A 1991-10-26 1991-10-26 半導体装置 Pending JPH05121665A (ja)

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JP30697091A JPH05121665A (ja) 1991-10-26 1991-10-26 半導体装置

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JPH05121665A true JPH05121665A (ja) 1993-05-18

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JP30697091A Pending JPH05121665A (ja) 1991-10-26 1991-10-26 半導体装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008171919A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Seiko Epson Corp 半導体装置、電気光学装置並びに電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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