JPH10256393A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH10256393A
JPH10256393A JP9057728A JP5772897A JPH10256393A JP H10256393 A JPH10256393 A JP H10256393A JP 9057728 A JP9057728 A JP 9057728A JP 5772897 A JP5772897 A JP 5772897A JP H10256393 A JPH10256393 A JP H10256393A
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    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices
    • H01L27/0255Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices using diodes as protective elements

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気放電によるMOSトランジスタの特性
変動等を防ぐことが可能な静電保護素子を有する半導体
装置を提供する。 【解決手段】 高濃度なN+ カソード領域8と、P+
板1上のボロンせり上がり領域3との間で高濃度なPN
接合が形成され、低い逆方向電圧でブレイクダウンをす
る低耐圧ダイオードDが形成される。これを入力回路又
は出力回路の静電保護素子として用いることにより、ゲ
ート酸化膜が薄膜化した際にも、有効に内部素子トラン
ジスタを印加サージから保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
特にエピタキシャル基板を用いたシリコンLSIにおい
て静電保護素子を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置においては、その規定された
値を超えて使用してはならないとする定格値が存在し、
この定格値を超えて使用した場合、半導体装置の特性が
変化したり破壊されたりする。しかしながら、半導体装
置にはその定格値を超えてしまう突発的な電気パルスで
ある、いわゆるサージが印加される場合がある。
【0003】そこで、このサージから半導体装置を保護
するために様々な方法が提案されている。このサージか
ら半導体装置を保護するための従来の技術について、An
ant.G.Sabnis著、「ブイエルエスアイ エレクトロニク
ス マイクロストラクチャーサイエンス Vol.22
(VLSI ELECTRONICS MICROSTRUCTURE SCIENCE Vol.2
2)」を用いて以下に説明する。
【0004】この従来技術によると、LSIの内部トラ
ンジスタは、静電保護素子によって外部端子に印加され
るサージから保護される。図8の(a)に示すようにM
OSLSIでは、サージが直接内部回路のゲート酸化膜
へ印加されてトランジスタの特性が変動したりゲート酸
化膜が破壊されるのを防止するために、例えば入力端子
では保護素子を設けている。つまり、外部端子とVDD
間、及び外部端子とGND間にそれぞれダイオード8
1、82が接続され、サージの印加により発生したチャ
ージをこれらのダイオードを通して放電させることによ
り内部トランジスタのゲート酸化膜へのストレスを緩和
する働きをしている。一方、出力端子に関しては、出力
トランジスタT80のドレイン接合が保護素子の役割を
果たす。
【0005】また、図8の(b)に示すように、ゲート
アレイに代表されるロジックLSIでは、入力端子の保
護素子としてダイオードよりも保護効果の高いゲート制
御型ダイオード83、84が用いられる。ゲート制御型
ダイオード83、84は、MOSトランジスタを利用
し、制御用ゲート端子をNMOS型84はGNDへ、P
MOS型83はVDDへ接続している。順方向の特性は
前述のダイオードと同等であるが、逆方向の特性は、前
述のダイオードよりも低い電圧(BVds)でブレイク
ダウンするため、サージに対する保護効果が高まる。更
に、NMOS型84では、ソース端子をGNDへ接続し
てMOS構造とすることにより、スナップバック現象を
利用して更に低い電圧で保護素子がオンするため、サー
ジに対する保護効果を更に高めている。
【0006】一方、LSIの高速化、高集積化には、ゲ
ート酸化膜の薄膜化が必須であるが、それに伴い、ゲー
ト酸化膜のサージ耐性が弱くなる。しかし、前述した保
護素子83、84は、いずれもMOS構造であり、保護
素子のゲート酸化膜にサージが印加されてリーク電流が
増加したり破壊に至りやすくなるという問題点を有して
いた。さらに、保護素子の役割を兼ねる出力トランジス
タT80では、破壊に至らなくても、チャージがゲート
酸化膜に注入されることによる特性変動により、回路動
作へ影響を及ぼすという問題点を有していた。
【0007】上記問題点を解決する方法として、Y.Fong
and C.Hu 著「インターナル イーエスデー トランジ
ェンツ イン インプット プロテクション サーキッ
ツ(Internal ESD Transients in Input Protection Cir
cuits IEEE/IRPS 1989) 」に示されているように、従来
の保護素子にフィールドトランジスタを追加した構造が
用いられている。図9の(a)に示すように、前述した
従来の保護素子(Field Plate Diode,FPD)91、9
2と入力パッド93との間にフィールドトランジスタ
(Thick Field Device, TFD)90を挿入する。出力
トランジスタに対しては、図9の(b)に示すようにP
MOS型96と、NMOS型97との2つの出力トラン
ジスタと出力パッド98との間にフィールドトランジス
タ(TFD)95を挿入する。
【0008】次に、従来のフィールドトランジスタの断
面構造を図10に示す。このトランジスタは素子分離酸
化膜4により分離された隣接するN+ 拡散層領域31を
エミッタ、コレクタとし、Pウエル2をベースとする寄
生バイポーラトランジスタであって、素子分離酸化膜4
をおおう制御用の電極はコレクタに接続されている。N
+ 拡散層領域31はNMOSトランジスタのソース領域
及びドレイン領域と同時に形成され、Pウエル2上にN
MOSトランジスタが形成される。N+ 拡散層領域31
やMOSトランジスタのゲート電極6の表面には、低抵
抗化を図るための金属シリサイド10が形成されてい
る。ここで、5はゲート酸化膜、6はゲート電極、7は
側壁酸化膜、9はN+ SD領域、11は下地層間絶縁
膜、12は埋め込み電極、13は配線電極、30はP型
基板である。
【0009】次に、従来の半導体装置のサージに対する
保護効果について、図9、図10を参照して説明する。
図9に示す入力パッド93、又は出力パッド98に例え
ば正のサージ電圧が印加された場合、コレクタ−エミッ
タ間の寄生バイポーラトランジスタをオンさせて、サー
ジを逃がすことにより次段の保護素子や出力トランジス
タ96、97を保護している。負の電圧印加に対して
は、コレクタ−Pウエル間のダイオードが順方向バイア
スとなるので、Vf以上のバイアスに対してはPウエル
2にチャージを逃がすことができる。
【0010】従って、この従来のフィールドトランジス
タを用いた静電保護素子では、フィールドトランジスタ
をオンさせることにより、サージから内部回路やゲート
制御型ダイオードのゲート酸化膜を保護している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
装置の保護効果は未だ不十分でありその効果の拡大が要
望されている。従来の半導体装置において、その保護効
果を増大させるためにはフィールドトランジスタの面積
を増やしてサージにともなうチャージを流しやすくする
方法か、若しくはトランジスタがオンしやすいデバイス
構造にする方法があるが、前者に関しては、LSIの微
細化の方向に逆らうだけでなく、寄生容量の増加に伴う
回路特性への影響が大きく、動作マージンが減少してし
まう等の問題点がある。後者に関しては、まずPウエル
2を低濃度化してエミッタからベースへのキャリアの注
入効率を高めることが必要となる。
【0012】しかし、LSIの微細化のためには、スケ
ーリング則に代表されるようにウエルの高濃度化が必須
となる。また、ウエルの高濃度化は微細な素子分離を実
現するためにも必須とされる技術であり、従って、Pウ
エルを低濃度化してエミッタからベースへのキャリアの
注入効率を高めることは、フィールドトランジスタに必
要とされる機能と相反する。フィールドトランジスタの
製造工程においてPR(フォトレジスト)工程を追加
し、N型の不純物をPウエルにイオン注入することによ
り、フィールドトランジスタ形成部のPウエルのみ実効
不純物濃度を下げることも可能であるが、この方法では
イオン注入の打ち返しによる濃度制御の製造バラツキが
非常に大きいという問題点を有している。
【0013】また、0.25μmプロセス前後からは、
微細な素子分離を実現するためにシャロートレンチ分離
(STI)技術が用いられる。シャロートレンチによる
素子分離構造では、分離酸化膜が厚いことと、その側面
の形状が垂直に近くなることから、フィールドトランジ
スタがオンしにくくなるという問題点を有している。
【0014】従って、LSIの高速化、微細化に伴い、
従来のフィールドトランジスタを用いた静電保護素子で
は保護効果を高めることが難しくなっている。一方、M
OSトランジスタのゲート酸化膜が薄膜化されていく
と、ゲート酸化膜の電荷注入に対する耐性は弱くなる。
従って、ESD(ElectroStatic Discharge)ダメージに
より、ゲート酸化膜の信頼性が低下し易くなるという問
題点に直面している。
【0015】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
信頼性の高い集積回路装置を実現し、入出力バッファの
サイズを縮小してLSIの高集積化にも寄与することが
可能な、ESDに対して保護効果の高い構造の静電保護
素子を有する半導体装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
第1導電型の高濃度半導体基板上にエピタキシャル成長
された第1導電型の半導体層上にMOSトランジスタが
形成される半導体装置において、前記MOSトランジス
タの静電保護素子として、前記MOSトランジスタのゲ
ート電極又はドレイン領域と高濃度半導体基板との間に
逆方向接続され、かつその接合面におけるアノード側の
不純物濃度が、前記MOSトランジスタのドレイン接合
面におけるアノード側の不純物濃度よりも高いダイオー
ドを有することを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記静電保護素子であるダイオードの逆方
向耐圧が、前記MOSトランジスタのドレイン接合耐圧
より低いことを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記静電保護素子であるダイオードの逆方
向耐圧が、前記MOSトランジスタのゲート酸化膜の耐
圧よりも低いことを特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1又は2に
記載の発明において、前記静電保護素子であるダイオー
ドの接合面が、前記MOSトランジスタのドレイン接合
面より前記高濃度半導体基板に近いところに存在するこ
とを特徴とする。
【0020】従って、本発明に係る半導体装置において
は、外部端子から正のサージ電圧が印加されたとき、ダ
イオードの接合耐圧以上の電圧に対しては、降伏電流を
流すことによりダイオードを通してチャージを低抵抗な
基板に逃がすことができる。一方負のサージ電圧に対し
ては、ダイオードが順方向バイアスされるため、Vf以
上の電圧に対して順方向電流を流すことによりチャージ
を基板に逃がすことができる。
【0021】このように、外部から印加されるサージに
対して、ダイオードを通して効率よくチャージを低抵抗
な基板に逃がすことにより、チャージがMOSトランジ
スタへ印加されてゲート酸化膜を破壊させたり、特性変
動を起こすのを防ぐ働きをする。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る半導体装置の
一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、
低耐圧静電保護ダイオードDと内部トランジスタTとを
有する本発明に係る半導体装置の第1の実施形態の断面
図である。ただし、図10に示す従来の半導体装置と同
様な部材には同様な番号を付す。この半導体装置は、P
+ 型基板1上にボロンせり上がり領域3を介してPウエ
ル2が設けられ、N+ カソード領域8とボロンせり上が
り領域3との間で低耐圧静電保護ダイオードDが形成さ
れ、Pウエル2上に内部トランジスタT(図中ではNM
OSトランジスタ)が形成されている。また、N+ カソ
ード領域8、N+ SD領域9及びゲート電極6の表面に
は、低抵抗化を図るための金属シリサイド10が形成さ
れている。この金属シリサイドとしては以下に述べる実
施形態においてはCoシリサイドを用いるが、この金属
シリサイドは低抵抗化を図るために用いられているもの
で、本発明はCoシリサイドに限定するものではなく、
適当な金属シリサイドを用いても良い。低耐圧静電保護
ダイオードDの接合耐圧は、LSIの電源電圧よりは高
く、内部トランジスタTのゲート耐圧より低く設定され
ている。
【0023】図2は、図1に示す半導体装置の製造工程
を示す断面図である。まず、P+ 型基板1上にボロンせ
り上がり領域3を介してPウエル2を設ける。具体的に
は、P- /P+ 基板上にイオン注入によりPウエル2を
形成する。そして選択的に素子分離酸化膜4を形成する
(図2の(a))。次に、フォトレジスト(PR)20
をマスクとしてN型不純物イオンをイオン注入すること
によりN+ カソード領域8を形成する(図2の
(b))。
【0024】次に、ゲート酸化膜5を形成後、マスク材
21をマスクとするエッチングにより内部トランジスタ
のゲート電極6のパターニングを行う(図2の
(c))。その後、公知の技術により、側壁酸化膜7を
利用してLDD構造のトランジスタのソース・ドレイン
領域を形成する。このとき、N+ SD領域9を形成する
ためのイオン注入はN+ カソード領域にも施す(図2の
(d))。その後、公知の技術により、シリコンの表面
に金属シリサイド10を形成し、図1に示す下地層間絶
縁膜11の形成、コンタクト領域の開孔、埋込電極12
の形成、配線電極13の形成とパターニングを行い、図
1に示される構造の半導体装置が完成する。
【0025】図3及び図4は、図1に示される構造を有
する半導体装置を用いた入出力回路の一実施形態を示す
図である。
【0026】図3は入力保護回路を示す図であり、入力
端子と内部回路との間に低耐圧静電保護ダイオード35
とゲート制御型ダイオード36、37とが接続されてい
る。低耐圧静電保護ダイオード35は、入力端子にカソ
ードが、GNDにアノードが接続される。さらに、カソ
ードからは抵抗38を介しN型、P型の2つの型のゲー
ト制御型ダイオード36、37に接続される。この2つ
のゲート制御型ダイオード36、37は従来から使用さ
れている保護素子であり、更に抵抗39を介して内部回
路へと接続される。
【0027】図4は出力保護回路を示す図であり、出力
トランジスタT40、T41と出力端子との間に低耐圧
静電保護ダイオード40が設けられている。出力トラン
ジスタT40、T41のドレインにカソードが、GND
にアノードが接続されている。
【0028】図5は、LSIのチップ内における低耐圧
静電保護素子の配置例を示したものである。入出力端子
(PAD)50のすぐ内側に、低耐圧静電保護ダイオー
ド形成領域51を設け、全ての入出力バッファの低耐圧
静電保護ダイオードをこの領域内に形成する。そして、
この低耐圧静電保護ダイオード形成領域51で囲われた
内側が内部エリア52となる。内部エリア52には、入
力バッファの場合は図3に示すゲート制御型ダイオード
と内部回路が配置され、出力バッファの場合図4に示す
出力トランジスタを含む内部回路が配置される。
【0029】次に、第1の実施形態に係る半導体装置の
サージに対する保護動作について図3、図4を参照して
さらに詳細に説明する。図3に示す入力保護回路におい
ては、入力端子にサージが印加されると、低耐圧静電保
護ダイオード35によりゲート制御型ダイオード36、
37が印加サージから保護され、更に低耐圧静電保護ダ
イオード35とゲート制御型ダイオード36、37の働
きにより内部回路が保護される。つまり、正のサージ電
圧が印加された場合、カソード−アノード間の接合耐圧
以上の電圧に対しては、接合降伏電流により、低耐圧静
電保護ダイオード35を通して低抵抗なP+ 型基板へチ
ャージを逃がすことができる。
【0030】低耐圧静電保護ダイオード35のカソード
−アノード間の逆方向接合耐圧は、ゲート酸化膜の耐圧
より低く設定されているため、ゲート制御型ダイオード
36、37のゲート酸化膜に側面から注入されるチャー
ジ量を低減することができる。これにより、ゲート制御
型ダイオード36、37の内部回路に対する静電保護能
力が変化したり、ゲート酸化膜が破壊されるのを防ぐ。
一方、負のサージ電圧に対しては低耐圧静電保護ダイオ
ード35が順方向バイアスされるため、Vf以上の電圧
でP+ 型基板に対してチャージを逃がすことができる。
【0031】図4に示す出力回路では、出力端子に印加
されたサージから、低耐圧静電保護ダイオード40によ
り出力トランジスタT40、T41が保護される。低耐
圧静電保護ダイオード40の動作については、前述の図
3に示す低耐圧静電保護ダイオード35の動作と同様な
ので省略する。
【0032】次に、本発明に係る半導体装置の第1の実
施形態の構造についてさらに詳細に説明する。図1に示
す半導体装置では、ボロンを1×1019〜1020cm-3
含んだP+ 型基板1上に、表面ボロン濃度が1〜5×1
17cm-3程度のPウエル2が設けられ、P+ 型基板1
とPウエル2との間にボロンを1×1018〜1019cm
-3含んだボロンせり上がり領域3が存在する。ボロンせ
り上がり領域3の厚さは1.5μm程度、Pウエル2の
厚さは1μm程度である。
【0033】また、N型不純物を1×1018〜1020
-3含んだN+ カソード領域8がボロンせり上がり領域
3に接するように設けられる。ここで、接合面における
+カソード領域8の不純物濃度は5×1019cm-3
度に設定されている。N+ カソード領域8とボロンせり
上がり領域3との間で低耐圧静電保護ダイオードDが形
成され、その逆方向耐圧は4V程度である。一方、Pウ
エル2上にはLDD構造の内部トランジスタ(NMOS
トランジスタ)Tが形成される。また、ゲート酸化膜5
の厚さは5nm程度である。N+ カソード領域8、MO
SトランジスタのN+ SD領域9及びゲート電極6の表
面には、低抵抗化を図るために金属シリサイド(Coシ
リサイド)10が設けられている。
【0034】次に、図2に示す半導体装置の製造工程の
断面図を参照して、本発明に係る半導体装置についてさ
らに詳細に説明する。ボロンを1×1019〜1020cm
-3含んだP+ 型基板1上に1×1015cm-3程度のボロ
ンを含んだシリコンを約2.5μm成長させる。このと
き、P+ 型基板1からのオートドーピングと熱拡散によ
りボロンを1×1018〜1019cm-3含んだボロンせり
上がり領域3が1.5μm程度の厚さに形成される。そ
の後、公知の技術により厚さ400nm程度のシリコン
酸化膜からなる素子分離酸化膜4を形成する。そして、
表面に厚さ20nm程度の酸化膜(不図示)を設けた
後、NMOSトランジスタと低耐圧静電保護ダイオード
が形成される領域にボロンのイオン注入を施してPウエ
ル2を設ける(図2の(a))。
【0035】このイオン注入は、加速電圧300KV、
ドーズ3×1013cm-2と、加速電圧150KV、ドー
ズ5×1012cm-2と、加速電圧30KV、ドーズ5×
1012cm-2の条件で3回行う。2回目の注入はNMO
Sトランジスタ間の素子分離とNMOSトランジスタの
パンチスルー防止のために行い、3回目の注入は所望の
Vtを得るために行う。その後、PMOSトランジスタ
を形成する領域にN型の不純物をイオン注入してNウエ
ル領域を形成する(不図示)。その後、フォトレジスト
20のパターニングを行い、フォトレジスト20をマス
クとしてリンを注入することによりN+ カソード領域8
を形成する(図2の(b))。
【0036】リン注入は、加速電圧1MV、ドーズ5×
1014〜1×1015cm-2と、加速電圧300KV、ド
ーズ5×1014cm-2と、加速電圧70KV、ドーズ1
×1014cm-2の条件で3回行う。最初の注入は低耐圧
静電保護ダイオードの接合耐圧を決めるために行い、2
回目と3回目の注入はN+ カソード領域8をシリコン表
面まで低抵抗に引き出すために行う。その後、850℃
〜900℃のドライブインにより結晶性の回復と不純物
の再分布を施す。その後、公知の技術により、厚さ5n
mのゲート酸化膜5を形成した後、全面に厚さ200n
m程度のシリコンからなるゲート電極を形成する。
【0037】そしてパターニングされたマスク材21を
マスクとするエッチングによりMOSトランジスタのゲ
ート電極6を加工する(図2の(c))。内部トランジ
スタのゲート長は、例えば0.15μm程度に加工す
る。その後、公知の技術により、側壁酸化膜7を利用し
てLDD構造のトランジスタのソース・ドレイン領域を
形成する。例えば、NMOSトランジスタに対して、ヒ
素を加速電圧20KV、ドーズ量2×1013cm-2の条
件でイオン注入した後、全面に60nm程度の酸化膜を
成長してエッチバックする。これにより側壁酸化膜7が
形成される。その後、NMOSトランジスタと低耐圧静
電保護ダイオードを含む領域にヒ素のイオン注入を行
い、N+ SD領域9を形成する(図2の(d))。
【0038】ヒ素のイオン注入は、加速電圧40KV、
ドーズ量1〜5×1015cm-2の範囲で行う。その後、
PMOSトランジスタのP+ SD領域(不図示)をボロ
ンのイオン注入により形成する。このイオン注入は、加
速電圧10KV程度、ドーズ量1〜5×1015cm-2
行う。その後、公知の技術により、シリコンの表面に厚
さ20nm程度の金属シリサイド(Coシリサイド)1
0を形成し、厚さ0.8μm程度の下地層間絶縁膜11
の形成、コンタクト領域の開孔、Wの埋込電極12の形
成、AlCuから成る配線電極13の形成とパターニン
グを行うことにより、図1に示す構造を有する半導体装
置が完成する。
【0039】従って、この第1の実施形態によれば、ダ
イオードの接合耐圧以上の電圧に対しては、降伏電流を
流すことによりダイオードDを通してチャージを低抵抗
なP+ 型基板1に逃がすことができる。一方負のサージ
電圧に対しては、ダイオードDが順方向バイアスされる
ため、Vf以上の電圧に対して順方向電流を流すことに
よりチャージをP+ 型基板1に逃がすことができる。
【0040】次に、本発明に係る半導体装置の第2の実
施形態について図面を参照して説明する。図6は静電保
護素子としての、低耐圧静電保護ダイオードDと、内部
トランジスタTとを有する本発明に係る半導体装置の第
2の実施形態の断面図である。ただし、図1に示す第1
の実施形態に係る半導体装置と同様な部材には同様な番
号を付す。この半導体装置はP+ 型基板1上にボロンせ
り上がり領域3を介してPウエル2が設けられている。
【0041】また、Pウエル2中にP+ アノード領域1
4が設けられ、N+ カソード領域8とP+ アノード領域
14の間で低耐圧静電保護ダイオードDが形成され、P
ウエル2上に内部トランジスタT(図中では、NMOS
トランジスタとして形成されている。)が形成されてい
る。N+ カソード領域8、N+ SD領域9及びゲート電
極6の表面には、低抵抗化を図るための金属シリサイド
10が形成されている。また、低耐圧静電保護ダイオー
ドDの接合耐圧は、LSIの電源電圧よりは高く、内部
トランジスタTのゲート耐圧よりは低く設定されてい
る。
【0042】図7は、図6に示す半導体装置の製造工程
を示す断面図である。第1の実施形態と同様に、P+
基板1上にボロンせり上がり領域3を介してPウエル2
を設けた後、ゲート酸化膜5の形成、マスク材21をマ
スクとするエッチングにより内部トランジスタのゲート
電極6のパターニングを行う(図7の(a))。その
後、公知の技術により、側壁酸化膜7を利用してLDD
構造のトランジスタのソース・ドレイン領域を形成す
る。N型LDD領域22と側壁酸化膜7とを形成後、フ
ォトレジスト23をマスクとするボロンのイオン注入に
よりP+ アノード領域14を形成する(図7の
(b))。
【0043】そして、N+ SD領域9を形成するための
ヒ素のイオン注入を低耐圧静電保護ダイオード領域にも
施し、N+ カソード領域8を形成する(図7の
(c))。その後、公知の技術により、シリコンの表面
に金属シリサイド10を形成し、下地層間絶縁膜11の
形成、コンタクト領域の開孔、埋込電極12の形成、配
線電極13の形成とパターニングを行い、図6に示す構
造の半導体装置が完成する。
【0044】従って、この第2の実施形態である半導体
装置を用いても、図3〜図5に示すような入出力回路を
構成することが可能であり、従って第1の実施形態と同
様な動作を実現でき、第1の実施形態と同様の効果を得
ることができる。
【0045】次に、本発明に係る半導体装置の第2の実
施形態の構造について図6、図7を参照してさらに詳細
に説明する。図6を参照すると、この半導体装置は、P
+ 型基板1上に、Pウエル2が設けられ、P+ 型基板1
とPウエル2との間にボロンせり上がり領域3が存在す
る。各領域の不純物濃度及び厚さは図1に示す第1の実
施形態における不純物濃度及び厚さとほぼ同じとして良
い。また、P型不純物を1×1018〜1019cm-3含ん
だP+ アノード領域14がボロンせり上がり領域3に接
するように設けられ、P+ アノード領域14中にヒ素を
1×1020〜1021cm-3含んだN+ カソード領域8が
設けられる。
【0046】N+ カソード領域8とP+ アノード領域1
4との間で低耐圧静電保護ダイオードDが形成され、そ
の逆方向耐圧は4V程度である。一方、Pウエル2上に
はLDD構造の内部トランジスタ(NMOSトランジス
タ)Tが形成される。さらに、ゲート酸化膜5の厚さは
5nm程度である。N+ カソード領域8、MOSトラン
ジスタのN+ SD領域9及び、ゲート電極6の表面に
は、低抵抗化を図るために金属シリサイド(Coシリサ
イド)10が設けられている。
【0047】次に、図7に示す第2の実施形態に係る半
導体装置の製造工程図を参照し、第2の実施形態に係る
半導体装置についてさらに詳細に説明する。ただし、図
2に示す第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程と
同様に、P+ 型基板1上にシリコンを成長後、シリコン
酸化膜からなる素子分離酸化膜4を形成し、Pウエル2
及び、図示しないNウエルを設ける。プロセスの条件は
第1の実施形態と同様である。その後、850℃〜90
0℃のドライブインにより結晶性の回復と不純物の再分
布を施す。さらに、公知の技術により、厚さ5nmのゲ
ート酸化膜5を形成した後、全面に厚さ200nm程度
のシリコンからなるゲート電極6を形成する。そしてパ
ターニングされたマスク材21をマスクとするエッチン
グによりMOSトランジスタのゲート電極6を加工する
(図7の(a))。内部トランジスタのゲート長は、例
えば0.15μm程度に加工する。
【0048】その後、公知の技術により、側壁酸化膜7
を利用してLDD構造のトランジスタのソース・ドレイ
ン領域を形成する。例えば、NMOSトランジスタに対
して、ヒ素を加速電圧20KV、ドーズ量2×1013
-2の条件でイオン注入した後、全面に60nm程度の
酸化膜を成長してエッチバックする。これにより側壁酸
化膜7が形成される。その後、フォトレジスト23をマ
スクとするボロンのイオン注入により、低耐圧静電保護
ダイオードを形成する領域にP+ アノード領域14を形
成する(図7の(b))。ボロンのイオン注入は、加速
電圧300KV、ドーズ量5×1014cm-2と、加速電
圧120KV、ドーズ量1〜5×1014cm-2の条件で
行う(図7の(c))。
【0049】その後、850〜900℃のドライブイン
により、結晶性の回復と不純物の再分布を施す。さら
に、NMOSトランジスタと低耐圧静電保護ダイオード
を含む領域にヒ素のイオン注入を行い、N+ SD領域9
とN+ カソード領域8を形成する(図7の(c))。イ
オン注入は、加速電圧40KV、ドーズ量1〜5×10
15cm-2の範囲で行う。その後、PMOSトランジスタ
のP+ SD領域(不図示)をボロンのイオン注入により
形成する。
【0050】このボロンのイオン注入は、加速電圧10
KV程度、ドーズ量1〜5×1015cm-2で行う。その
後、公知の技術により、シリコンの表面に厚さ20nm
程度の金属シリサイド(Coシリサイド)10を形成
し、厚さ0.8μm程度の下地層間絶縁膜11の形成、
コンタクト領域の開孔、Wで示される埋込電極12の形
成、AlCuから成る配線電極13の形成とパターニン
グを行い、図6の構造を有する半導体装置が完成する。
【0051】この第2の実施形態においては、前述の第
1の実施形態と同様の効果が得られると共に、前述の第
1の実施形態のようにボロンのせり上がりを利用するの
ではなく、イオン注入により高濃度なアノード領域14
を形成するため、濃度の制御が容易となり、低耐圧静電
保護ダイオードの耐圧の製造バラツキを小さくすること
が可能である。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、高濃度のPN接合から成るダイオードを静電
保護素子としているため、逆方向接合耐圧を低く設定で
き、逆方向の印加サージに対しては、チャージを効率よ
くダイオードを通してシリコン基板へ逃がすことが可能
となり、内部素子を保護することができる。従って、微
細化したMOSトランジスタに対する静電保護機能を向
上できるため、信頼性の高い半導体装置を提供すること
ができる。
【0053】例えば、MOSトランジスタのゲート酸化
膜の膜厚が5nmの場合を仮定すると、5V以上の電圧
ストレスがゲート酸化膜に印加されると、特性変動が顕
著になり印加時間が長くなるとゲート酸化膜の破壊に至
る。電源電圧2.5Vでの動作を仮定すると、2.5V
の印加ではオフ状態にあり、5V以下の電圧でオン状態
に入る保護素子が要求される。このような保護素子は従
来の保護素子では実現が難しかったのに対し、本発明に
係る半導体装置が有する保護ダイオードの構造では、容
易に実現が可能である。さらに、アノード領域、カソー
ド領域を前述の実施形態において設定したような濃度に
することにより、例えば4Vで逆方向降伏をおこすよう
なダイオードを形成することが可能となる。その結果、
後段の素子のゲート酸化膜をサージから保護することが
可能となる。
【0054】また、低抵抗な基板を用いているため、チ
ャージを効率よくGNDレベルへ逃がせることができ、
後段の素子へ印加されるチャージ量を低減する効果が得
られ、静電保護機能の向上に寄与することができる半導
体装置を提供することができる。
【0055】さらに、従来の半導体装置に比べて保護素
子の機能を向上させているので、保護素子自体の面積を
小さくできる。また、出力回路においては、出力トラン
ジスタに大きな寄生容量を持たせる必要がなくなるた
め、トランジスタサイズを小さくすることが可能なだけ
でなく、出力ピンの低容量化により高速I/Oを容易に
実現することができる。入力回路においても、実施形態
で説明したような、ゲート制御型ダイオードとの併用を
行わずに、ダイオードのみで静電保護機能を実現するこ
とも可能である。従って、高集積化及び高性能化が可能
な半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の第1の実施形態の構
造を示す断面図である。
【図2】図1に示す半導体装置の製造工程を示す断面図
である。
【図3】本発明に係る半導体装置を入力回路に適用した
一実施形態の回路図である。
【図4】本発明に係る半導体装置を出力回路に適用した
一実施形態の回路図である。
【図5】本発明に係る半導体装置のLSI内部における
レイアウトの一実施形態を示す図である。
【図6】本発明に係る半導体装置の第2の実施形態の構
造を示す断面図である。
【図7】図6に示す半導体装置の製造工程を示す断面図
である。
【図8】従来の入力保護回路を示す回路図である。
【図9】フィールドトランジスタを用いた従来の入出力
保護回路を示す回路図である。
【図10】従来のフィールドトランジスタの構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 P+ 型基板 2 Pウエル 3 ボロンせり上がり領域 4 素子分離酸化膜 5 ゲート酸化膜 6 ゲート電極 7 側壁酸化膜 8 N+ カソード領域 9 N+ SD領域 10 金属シリサイド 11 下地層間絶縁膜 12 埋込金属 13 配線電極 14 P+ アノード領域 20 フォトレジスト(PR) 21 マスク材 22 N型LDD領域 23 フォトレジスト(PR) 30 P型基板 31 N+ 拡散層領域 35 低耐圧静電保護ダイオード 36 ゲート制御型ダイオード(P型) 37 ゲート制御型ダイオード(N型) 40 低耐圧静電保護ダイオード 50 入出力端子(PAD) 51 低耐圧静電保護ダイオード形成領域 52 内部エリア D 低耐圧静電保護ダイオード T 内部トランジスタ T40、T41 出力トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の高濃度半導体基板上にエピ
    タキシャル成長された第1導電型の半導体層上にMOS
    トランジスタが形成される半導体装置において、前記M
    OSトランジスタの静電保護素子として、 前記MOSトランジスタのゲート電極又はドレイン領域
    と高濃度半導体基板との間に逆方向接続され、かつその
    接合面におけるアノード側の不純物濃度が、前記MOS
    トランジスタのドレイン接合面におけるアノード側の不
    純物濃度よりも高いダイオードを有することを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記静電保護素子であるダイオードの逆
    方向耐圧が、前記MOSトランジスタのドレイン接合耐
    圧より低いことを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記静電保護素子であるダイオードの逆
    方向耐圧が、前記MOSトランジスタのゲート酸化膜の
    耐圧よりも低いことを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 前記静電保護素子であるダイオードの接
    合面が、前記MOSトランジスタのドレイン接合面より
    前記高濃度半導体基板に近いところに存在することを特
    徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
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