JPH10255515A - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JPH10255515A JPH10255515A JP9081940A JP8194097A JPH10255515A JP H10255515 A JPH10255515 A JP H10255515A JP 9081940 A JP9081940 A JP 9081940A JP 8194097 A JP8194097 A JP 8194097A JP H10255515 A JPH10255515 A JP H10255515A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fog lamp
- lamp
- reflector
- headlamp
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フォグランプの光量の無駄をなくして、照射
範囲を広げることを可能にした車両用灯具を提供する。 【解決手段】 ヘッドランプ４がフォグランプ３に車幅
方向の外側へ隣り合わせに共通のハウジング１内に設け
られると共に、ヘッドランプ４のフォグランプ３側のリ
フレクタ側面８ａは、フォグランプ３のヘッドランプ４
側リフレクタ側面７ａの前方ヘ位置している。このリフ
レクタ側面７ａの前端位置７ｂをリフレクタ側面８ａの
前端部分の裏面へフォグランプ３のバルブ５の直射光を
入射させる隙間１９を形成するように設定すると共に、
裏面に形成されたリブ１０の前後方向の幅を隙間を隠す
ように設定し、リブ１０の表面形状を直射光を車両側方
へ斜めに反射するように形成した。
範囲を広げることを可能にした車両用灯具を提供する。 【解決手段】 ヘッドランプ４がフォグランプ３に車幅
方向の外側へ隣り合わせに共通のハウジング１内に設け
られると共に、ヘッドランプ４のフォグランプ３側のリ
フレクタ側面８ａは、フォグランプ３のヘッドランプ４
側リフレクタ側面７ａの前方ヘ位置している。このリフ
レクタ側面７ａの前端位置７ｂをリフレクタ側面８ａの
前端部分の裏面へフォグランプ３のバルブ５の直射光を
入射させる隙間１９を形成するように設定すると共に、
裏面に形成されたリブ１０の前後方向の幅を隙間を隠す
ように設定し、リブ１０の表面形状を直射光を車両側方
へ斜めに反射するように形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドランプとフ
ォグランプとが共通のハウジング内に隣り合わせに設け
られると共に、フォグランプのヘッドランプ側リフレク
タ側面とヘッドランプのフォグランプ側リフレクタ側面
との間に生じる隙間を隠すリブが、ヘッドランプのリフ
レクタ側面の裏面に設けられた車両用灯具に関するもの
である。
ォグランプとが共通のハウジング内に隣り合わせに設け
られると共に、フォグランプのヘッドランプ側リフレク
タ側面とヘッドランプのフォグランプ側リフレクタ側面
との間に生じる隙間を隠すリブが、ヘッドランプのリフ
レクタ側面の裏面に設けられた車両用灯具に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】図３はこの種の車両用灯具を示すもの
で、前面開口部にレンズ２を備えた共通のハウジング１
内に、グレアキャップ５ａが前置されたバルブ５がハウ
ジング背面１ａに取付けられたソケット５ｂに装着され
たフォグランプ３と、グレアキャップ６ａが前置された
バルブ６がソケット６ｂに装着されたヘッドランプ４と
が前者を車幅方向の外側に配置して隣り合わせに収納さ
れている。バルブ５の背後には前面にレンズを備えたリ
フレクタ７が取付けられ、バルブ６の背後には前面にレ
ンズを備えたリフレクタ８が取付けられている。
で、前面開口部にレンズ２を備えた共通のハウジング１
内に、グレアキャップ５ａが前置されたバルブ５がハウ
ジング背面１ａに取付けられたソケット５ｂに装着され
たフォグランプ３と、グレアキャップ６ａが前置された
バルブ６がソケット６ｂに装着されたヘッドランプ４と
が前者を車幅方向の外側に配置して隣り合わせに収納さ
れている。バルブ５の背後には前面にレンズを備えたリ
フレクタ７が取付けられ、バルブ６の背後には前面にレ
ンズを備えたリフレクタ８が取付けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような灯具におい
て、フォグランプ３の照射光は主に車両進行方向に向け
て照射され、隣接ランプとの境界部分では配光されてお
らず、散光により光量も無駄になっていた。
て、フォグランプ３の照射光は主に車両進行方向に向け
て照射され、隣接ランプとの境界部分では配光されてお
らず、散光により光量も無駄になっていた。
【０００４】本発明は、このような点に鑑みて、フォグ
ランプの光量の無駄をなくして、照射範囲を広げること
を可能にした冒頭に述べた類の車両用灯具を提供するこ
とを目的とする。
ランプの光量の無駄をなくして、照射範囲を広げること
を可能にした冒頭に述べた類の車両用灯具を提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するに際して、この種の灯具ではフォグランプ
３のヘッドランプ４側のリフレクタ側面７ａと、相対的
に前方に位置したヘッドランプ４のフォグランプ３側の
リフレクタ側面８ａの裏面との間に隙間が生じる場合、
見栄えを損なわないように、リフレクタ側面８ａの先端
裏面にリブ９を形成することが行われていることに着眼
した。そして、前述の目的を達成するために、請求項１
により、ヘッドランプがフォグランプに車幅方向の外側
へ隣り合わせに共通のハウジング内に設けられると共
に、フォグランプのヘッドランプ側リフレクタ側面とヘ
ッドランプのフォグランプ側の前方ヘ位置したリフレク
タ側面との間に生じる隙間を隠すリブを備えた車両用灯
具において、フォグランプのヘッドランプ側リフレクタ
側面の前端位置を、ヘッドランプのフォグランプ側リフ
レクタ側面の前端部分の裏面へフォグランプのバルブの
直射光を入射させる隙間を形成するように設定すると共
に、裏面に形成されたリブの前後方向の幅を隙間を隠す
ように設定し、リブの表面形状を直射光を車両側方へ斜
めに反射するように形成したことを特徴とする。
題を解決するに際して、この種の灯具ではフォグランプ
３のヘッドランプ４側のリフレクタ側面７ａと、相対的
に前方に位置したヘッドランプ４のフォグランプ３側の
リフレクタ側面８ａの裏面との間に隙間が生じる場合、
見栄えを損なわないように、リフレクタ側面８ａの先端
裏面にリブ９を形成することが行われていることに着眼
した。そして、前述の目的を達成するために、請求項１
により、ヘッドランプがフォグランプに車幅方向の外側
へ隣り合わせに共通のハウジング内に設けられると共
に、フォグランプのヘッドランプ側リフレクタ側面とヘ
ッドランプのフォグランプ側の前方ヘ位置したリフレク
タ側面との間に生じる隙間を隠すリブを備えた車両用灯
具において、フォグランプのヘッドランプ側リフレクタ
側面の前端位置を、ヘッドランプのフォグランプ側リフ
レクタ側面の前端部分の裏面へフォグランプのバルブの
直射光を入射させる隙間を形成するように設定すると共
に、裏面に形成されたリブの前後方向の幅を隙間を隠す
ように設定し、リブの表面形状を直射光を車両側方へ斜
めに反射するように形成したことを特徴とする。
【０００６】ヘッドランプのリフレクタ側面の裏面に形
成されたリブは、フォグランプのバルブのリフレクタ側
面の先端間の隙間を隠すと共に、フォグランプのバルブ
からヘッドランプ側に斜めに入射する直射光を車両側方
へ斜めに反射する。
成されたリブは、フォグランプのバルブのリフレクタ側
面の先端間の隙間を隠すと共に、フォグランプのバルブ
からヘッドランプ側に斜めに入射する直射光を車両側方
へ斜めに反射する。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１及び図２を基に本発明の実施
の形態の一例による車両用灯具を説明する。これらの図
において、本発明の車両用灯具は、基本的には図３のも
のと同様に構成されており、同一もしくは同等部分は同
一符号で示す。
の形態の一例による車両用灯具を説明する。これらの図
において、本発明の車両用灯具は、基本的には図３のも
のと同様に構成されており、同一もしくは同等部分は同
一符号で示す。
【０００８】一方、本発明によりフォグランプ３のヘッ
ドランプ４側のリフレクタ側面７ａの前端７ｂは、ヘッ
ドランプ４のフォグランプ３側のリフレクタ側面８ａの
リング状の開口部周面８ｂに前後方向へ揃うと共に、そ
の後方寄りの裏面へフォグランプ３のバルブ５から４５
°前後の斜め方向の直射光を入射させるための隙間１９
を形成するように、前述の従来のものより後退して位置
設定されている。
ドランプ４側のリフレクタ側面７ａの前端７ｂは、ヘッ
ドランプ４のフォグランプ３側のリフレクタ側面８ａの
リング状の開口部周面８ｂに前後方向へ揃うと共に、そ
の後方寄りの裏面へフォグランプ３のバルブ５から４５
°前後の斜め方向の直射光を入射させるための隙間１９
を形成するように、前述の従来のものより後退して位置
設定されている。
【０００９】リフレクタ側面８ａの裏面における開口部
周面８ｂの後方側には、合成樹脂製のリブ１０がリフレ
クタ８と一体に形成されている。リブ１０の前後方向の
幅は、隙間１９を隠すように、リフレクタ側面７ａの裏
面に侵入する程度に設定されると共に、その表面１１の
形状はバルブ５の約４５°の直射光を車両側方へ約９０
°で反射するように形成されている。リブ１０の表面
は、リフレクタ７、８と同様にアルミ蒸着により鏡面と
して形成されている。
周面８ｂの後方側には、合成樹脂製のリブ１０がリフレ
クタ８と一体に形成されている。リブ１０の前後方向の
幅は、隙間１９を隠すように、リフレクタ側面７ａの裏
面に侵入する程度に設定されると共に、その表面１１の
形状はバルブ５の約４５°の直射光を車両側方へ約９０
°で反射するように形成されている。リブ１０の表面
は、リフレクタ７、８と同様にアルミ蒸着により鏡面と
して形成されている。
【００１０】フォグランプ３のリフレクタ側面７ａの前
端７ｂの前方を通過したバルブ５の４５°前後の斜め方
向の照射光はリブ１０の表面１１により、車室外側へ４
５°前後の斜め車両側方へ反射され、照射範囲を側方へ
広げる。また、リブ１０は隙間１９を隠すと共に、同じ
鏡面であるために、フォグランプ３との一体感も得られ
る。リブ１０はリフレクタ側面７ａの裏面に侵入するた
めに、見掛け良く隙間１９を隠す。
端７ｂの前方を通過したバルブ５の４５°前後の斜め方
向の照射光はリブ１０の表面１１により、車室外側へ４
５°前後の斜め車両側方へ反射され、照射範囲を側方へ
広げる。また、リブ１０は隙間１９を隠すと共に、同じ
鏡面であるために、フォグランプ３との一体感も得られ
る。リブ１０はリフレクタ側面７ａの裏面に侵入するた
めに、見掛け良く隙間１９を隠す。
【００１１】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ヘッドランプの
リフレクタの裏面に設けられた隙間隠し用リブにより、
簡単な構成でヘッドランプの外側に位置したフォグラン
プの照射範囲を無駄にしていた光束を利用して車両側方
へ広げることが可能となる。
リフレクタの裏面に設けられた隙間隠し用リブにより、
簡単な構成でヘッドランプの外側に位置したフォグラン
プの照射範囲を無駄にしていた光束を利用して車両側方
へ広げることが可能となる。
【図１】本発明の実施の形態による車両用灯具の断面図
である。
である。
【図２】同灯具の要部斜視図である。
【図３】従来の対応する灯具の断面図である。
３ フォグランプ ４ ヘッドランプ ７ａ、８ａ リフレクタ側面 １０ リブ １９ 隙間
Claims (1)
- 【請求項１】 ヘッドランプがフォグランプに車幅方向
の外側へ隣り合わせに共通のハウジング内に設けられる
と共に、フォグランプのヘッドランプ側リフレクタ側面
とヘッドランプのフォグランプ側の前方ヘ位置したリフ
レクタ側面との間に生じる隙間を隠すリブを備えた車両
用灯具において、 フォグランプのヘッドランプ側リフレクタ側面の前端位
置を、前記ヘッドランプの前記フォグランプ側リフレク
タ側面の前端部分の裏面へ前記フォグランプのバルブの
直射光を入射させる隙間を形成するように設定すると共
に、前記裏面に形成されたリブの前後方向の幅を前記隙
間を隠すように設定し、前記リブの表面形状を前記直射
光を車両側方へ斜めに反射するように形成したことを特
徴とする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9081940A JPH10255515A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9081940A JPH10255515A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 車両用灯具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10255515A true JPH10255515A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13760499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9081940A Pending JPH10255515A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10255515A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007280880A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Koito Mfg Co Ltd | 車輌用灯具 |
| JP2014229588A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP9081940A patent/JPH10255515A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007280880A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Koito Mfg Co Ltd | 車輌用灯具 |
| JP2014229588A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061117 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061121 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070120 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070530 |