JPH10254719A - 情報処理装置及びその方法 - Google Patents

情報処理装置及びその方法

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JPH10254719A
JPH10254719A JP9060852A JP6085297A JPH10254719A JP H10254719 A JPH10254719 A JP H10254719A JP 9060852 A JP9060852 A JP 9060852A JP 6085297 A JP6085297 A JP 6085297A JP H10254719 A JPH10254719 A JP H10254719A
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JP9060852A
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Masanori Wakai
聖範 若井
Suresshu Jachandoran
スレッシュ ジェヤチャンドラン
Arunaroora Suda
アルナ・ローラ 須田
Masayuki Takayama
誠之 高山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/451Execution arrangements for user interfaces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99931Database or file accessing
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実行した動作の履歴を活用して、処理を効率
的に実行する情報処理装置を提供する。 【解決手段】 情報処理装置1に、操作部41に対するユ
ーザの操作や、環境の変化や、他の機器からのタスク等
を状況の変化として受信し、新たなタスクとしてタスク
テーブル44に追加するタスク受信部43と、タスクテーブ
ル44から最優先タスクを取り出し、その目的を解析する
タスク解析部45と、タスク解析部45の解析結果を受け
て、行うべき処理を決定するプランニング決定部46と、
プランニング決定部46により決定された内容に従って、
情報処理装置2への指示や要求等の処理を実行する処理
実行部47と、操作部41による操作、タスク受信部43によ
る受信及び処理実行部47による処理の履歴を履歴情報49
として記憶し、タスクに元となった履歴の番号を付与す
る履歴情報管理部48を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作や処理など履
歴を記憶し、履歴を参照して処理を行なう情報処理装置
及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1(a)のように、従来、ワードプロセッ
サなどの編集アプリケーションでは、過去にユーザが行
った操作の履歴を記憶し、操作をやり直すことができ
る。
【0003】また、図1(b)のように、Webブラウザア
プリケーションでは、過去にユーザが参照したホームペ
ージのアドレス情報を、ホームページの履歴として記憶
し、過去に参照したホームページを参照し直すことがで
きる。
【0004】ところで、パーソナルコンピュータ(以後
PCと記載する)と呼ばれている情報処理装置は、電子
的な情報を扱う機器である。このため、人間が筆記した
紙や、印刷された文書のような現実空間に存在する物理
的な情報は、スキャナやデジタルカメラなどの入力機器
により、電子的な情報に変換され、初めてPCが扱える
ものになる。逆に、PCが持つ電子的な情報を、人間が
扱えるようにする為には、プリンタやディスプレイのよ
うな出力機器により、物理的な情報に変換しなければな
らない。そこで、PCが持つ電子的な情報を、プリンタ
に出力することを考える。
【0005】図2のように、サーバ22を介してプリンタ
21に印刷することで、サーバ22に履歴情報24を残すこと
ができる。記憶された履歴情報24は、管理者によって参
照される程度で、利用されることはない。もちろん、プ
リンタ21はサーバ22によって管理されることになるの
で、サーバ22が正常に動作していなければならない。
【0006】一方、サーバ25を介してプリンタ21に印刷
された場合には、サーバ25にだけ履歴情報27が残され
る。このように、サーバ22が管理不可能な経路からの操
作は、履歴情報25に記憶させることはできず、個々のサ
ーバに別に履歴情報が管理される。
【0007】もちろん、これは履歴情報を記憶可能なサ
ーバを介したからこそ、履歴情報が各サーバに記憶され
たのであって、サーバを介さずに直接プリンタ21に行わ
れた情報の入出力や、操作などは履歴情報として残すこ
とはできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、履歴情報として
記憶されている情報には、後で参照して何が行われたの
かを知る為に必要な程度の、最低限の情報しか記憶され
ていない。その為、履歴情報を利用して新たな操作を行
うには、情報が不足しており、そのような新たな操作を
行うことはできなかった。
【0009】すなわち、記憶された履歴情報は、過去に
行われた操作の確認や、操作のやり直し以外の目的に有
効に活用されておらず、操作を行った情報処理装置以外
で履歴情報を活用することがなかった。また、操作対象
となる情報の内容を、履歴情報として記憶していない。
【0010】更に、上記入出力機器に関しては、PCの
周辺機器であるという考え方から、入出力機器自体で、
履歴情報を扱うことはできず、あくまでもPCの制御下
に置かれて処理が実行された時に、PCに履歴情報が記
憶されるに過ぎない。しかし、ユーザとPCとの接点
は、物理情報の入出力に関しては入出力機器が担ってい
るものであり、PCの制御下を通った処理しか、履歴情
報として記憶されず、利用することができないというの
は、ユーザに不便を強いているだけでなく、上記システ
ムを利用したい潜在的なユーザを拒絶する壁になってい
る。
【0011】また、入出力機器の履歴情報を残す為に
は、入出力機器をわざわざサーバに接続する必要があ
り、サーバの管理者に多大な負担を負わせているだけで
なく、入出力機器単体での使用や、個々のPCを利用し
た直接的な使用を不可能にしていた。
【0012】更に、サーバは、すべての履歴情報を得る
ためには、管理下にあるネットワークドメイン内の、す
べての入出力機器を一元的に管理しなければならない
為、PC(サーバ)の負荷が重くなり、偏ってしまう場
合があった。
【0013】更に、各サーバは、管理不能な経路からの
操作の履歴を残すことはできないが、入出力機器への多
様な情報の流れを、1つのPC(サーバ)で管理するこ
とは不可能であり、不完全な履歴情報しか扱えない。
【0014】本発明の目的は、上記課題を解決し、履歴
情報を有効に活用することで、ユーザの操作性を飛躍的
に向上させることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、情報処理装置に、情報を入力する
入力手段と、該入力手段より入力した情報を処理する処
理手段と、該処理手段により処理した結果を出力する出
力手段と、前記入力手段または前記処理手段により実行
された動作を関連情報とともに履歴情報として記憶する
記憶手段とを備える。
【0016】また、他の態様によれば、情報処理装置
に、情報を入力する入力手段と、該入力手段より入力さ
れた情報を処理する処理手段と、該処理手段による処理
または前記入力手段による入力の履歴情報を記憶する記
憶手段とを備える。
【0017】また、他の態様によれば、情報処理方法
に、情報を入力する入力工程と、該入力工程より入力し
た情報を処理する処理工程と、該処理工程により処理し
た結果を出力する出力工程と、前記入力工程または前記
処理工程により実行された動作を関連情報とともに履歴
情報として記憶する記憶工程とを備える。
【0018】また、他の態様によれば、情報処理方法
に、情報を入力する入力工程と、該入力工程より入力さ
れた情報を処理する処理工程と、該処理工程による処理
または前記入力工程による入力の履歴情報を記憶する記
憶工程とを備える。
【0019】
【発明の実施の形態】図3は、本実施形態の処理を実現
するための各装置のハードウェア構成図である。
【0020】I/O31は、装置外部との入出力を行な
う。CPU32は、プログラムを実行するとともに、装置
各部を制御する。ROM33は、後述する各フローチャー
トに対応するCPU202の実行すべきプログラムや固定
データなどを記憶する。RAM34は、図4につき後述す
るタスクテーブル44や、操作情報42、履歴情報49など、
処理の実行中に発生する各種変数や中間データなどを一
時的に記憶する。また、RAM34に、装置外部などから
プログラムをロードして記憶させるようにしてもよい。
【0021】図4は、本実施形態の機能構成図であり、
図8は、システム構成の一例を示す図である。
【0022】図4の情報処理装置1は、例えば、図8のプ
リンタ81であり、図4の情報処理装置2は、図8において
プリンタ81と関連して処理を行うPC82及び83や電話84
である。
【0023】図8は、情報処理装置1の1実施形態である
プリンタ81において、情報処理装置2の1実施形態であ
るPC82及び83や電話84からのアクションや、プリンタ
81の後述する操作部41の操作や、PC82の存在の検出な
どの履歴を、履歴情報85としてプリンタ81内に記憶して
いることを示している。この履歴情報については、図7
につき後述する。
【0024】なお、後述する各実施形態において、情報
処理装置1及び2は、履歴情報を記憶し、必要な機能を
備えていれば、どのような種類の装置であってもよく、
例えば、プリンタ、スキャナ、FAX、デスクトップP
C、ファイルサーバ、デジタルカメラなどでもよい。
【0025】図4において、操作部41は、操作情報42に
格納されている情報に従って、ユーザの操作に必要な画
面の表示等を行い、ユーザが行った操作や指示の情報
を、タスク受信部43及び履歴情報管理部48に渡す。
【0026】例えば、図8において、ユーザが、情報処
理装置1の1実施形態であるプリンタ81に、情報処理装
置2の1実施形態であるPC82が持つファイル"abc.doc"
の印刷を指示したとすると、図7の707に示すような情報
が、履歴情報管理部48によって履歴情報49に追加され、
同情報がタスク受信部43に渡される。本実施形態におい
ては、この履歴情報管理部48及び履歴情報49を各入出力
機器が持ち、適切な管理を行っている点が重要である。
【0027】操作情報42は、上記操作部41で参照される
情報・知識であり、操作部41での動作を規定している。
本実施形態では、操作情報42を、タスク受信部43で受信
された情報を元に、後述する処理実行部47により変更・
更新することで、柔軟な操作手順の実現を可能にしてい
る。
【0028】例えば、情報処理装置1で、情報処理装置2
を操作する為の方法の1つには、情報処理装置2の操作
情報42を取得して、情報処理装置1の操作情報42を変更
・更新する方法がある。
【0029】また他の例では、情報処理装置1とネット
ワーク等で接続された、情報処理装置2の存在を検知す
ることで、2つの情報処理装置を組み合わせた新たな機
能の実現の可能性を認識し、その機能の操作指示に必要
な情報を操作情報42に追加することで、複数機器を組み
合わせた機能の操作が可能になる。
【0030】タスク受信部43は、前述の操作部41からの
情報だけでなく、情報処理装置1が置かれた環境の変化
や、情報処理装置2等の他の機器からのタスク等を、状
況の変化として受信する。例えば、ネットワークで接続
されている場合には、ネットワーク上に新たな機器が接
続されたことを検知したり、他機器からの印刷指示をタ
スクとして受信したり、あるいは一定時間の間、何の処
理も行われていないこと等の検知も、ここで行われる。
【0031】その結果、受信した情報を新たなタスクと
して、タスクテーブル44に追加し、履歴情報管理部48に
渡す。上記タスク受信部43は、後述する処理実行部47と
ともに、異なる機器の間でコミュニケーションを行う為
に必要なものである。
【0032】例えば、図8において、情報処理装置1の1
実施形態であるプリンタ81とネットワーク等で接続され
た情報処理装置2の1実施形態であるPC82の電源が入
れられた場合、PC82の存在を検知し、図7の705に示
すような情報が履歴情報管理部48によって履歴情報49に
追加される。
【0033】図6は、タスクテーブル44の一例を表す図
である。
【0034】タスクテーブル44は、図6に示すように、
起動条件と内容、及びそれぞれのタスクが実行される元
になった処理の履歴情報49中の履歴番号を持ったタスク
を格納しているテーブルである。図6では、タスクを、
優先すべき順にテーブルの上位から並べている。タスク
テーブル44へのタスクの追加は、前述のタスク受信部43
及び後述する処理実行部47により行われる。タスクが実
行される元になった処理の履歴情報49中の履歴番号は、
履歴情報管理部48によって与えられる。また、タスクテ
ーブル44からのタスクの取り出しは、後述するタスク解
析部45により行われる。
【0035】例えば、図6のタスクテーブル44中のタス
ク62で示されたANALYZEは、図7の履歴情報49中の履歴情
報707で示された、履歴No.7のユーザの操作「Print "ab
c.doc" from PC 82」がきっかけとなって生成されたタ
スクなので、元履歴の欄に 7が格納されており、起動条
件は無条件で、内容は上記ユーザの操作の解析となって
いる。また、上記タスク62自体は、履歴No.8の履歴とし
て履歴情報49に追加されるので、これが元になって生成
されたタスク63の元履歴に8が設定され、同様にタスク6
4の元履歴は9に設定される。
【0036】タスク解析部45は、前述のタスクテーブル
44から最優先タスクを取り出し、そのタスクの目的を解
析する。このタスク解析部45により、目的を解析するこ
とで、後述するプランニング決定部46及び処理実行部47
での効率の悪い処理の実行を避け、最適な処理を行える
ようになる。
【0037】例えば、図6に示したタスクテーブル44に
格納されたタスク63からは、直接的な目的は印刷するこ
とあり、最終的には印刷された文書をユーザに渡すこと
にあると解析される。これにより、もしより効率的な方
法で最終目的を達することができれば、印刷を実行する
ことさえ不要であることが理解され、それに従ってプラ
ンニングされることになる。
【0038】プランニング決定部46は、前述のタスク解
析部45の解析結果を受けて、プランニングの知識を参照
して、解析されたタスクの目的に対して行うべき処理を
プランニングする。例えば、図6に示したタスクテーブ
ル44に格納されたタスク63からは、Objectを印刷する前
に、機器BからObjectをPULLすることが、プランニング
される。
【0039】処理実行部47は、前述のプランニング決定
部46により、決定された内容に従って処理を実行すると
ともに、その処理内容を履歴情報管理部48に渡す。例え
ば、印刷処理を実行した場合には、図7の711に示すよう
な情報が履歴情報管理部48によって履歴情報49に追加さ
れる。
【0040】履歴情報管理部48は、検索・編集・削除・
条件/設定変更等の操作者が行った操作や、他の情報処
理装置からの指示あるいは情報の入力・受信や、状況検
出や、情報の読み込み・印刷・表示・送信・保存・保留
等の自分自身が行った処理等に対応して、操作部41やタ
スク受信部43や処理実行部47の指示により、操作者・指
示者・処理者など行為者の情報や、操作・指示・処理な
ど行われた行為の情報や、操作・指示・処理の行われた
時刻などの情報や、操作・指示・処理などの行われた場
所又は機器の情報や、操作・指示・処理の行われた対象
の情報等の内容を履歴情報49に、それぞれの履歴情報に
関連を持たせて追加する。また、追加された履歴情報に
関して履歴番号を出力する。
【0041】また、上記履歴情報49に追加された、操作
・指示・処理の行われた対象の情報等は、ファイル情報
・スケジュール情報・処理が保留された情報・データベ
ース(住所録等)・ある情報から抽出された情報・メー
ル・デバイス管理情報等、他のアプリケーションで扱わ
れる情報と関連付けて記憶することで、それぞれのアプ
リケーションからの利用が容易となる。
【0042】また、操作部41やタスク受信部43や処理実
行部47等の指示により実行される、履歴条件指定操作等
により、操作や指示や処理に対応した履歴情報を残すか
どうか、対象の実体を残すかどうか、履歴を参照可能な
人物等の指定が可能であり、それぞれの指定に従って履
歴情報49に追加される。
【0043】また、操作部41やタスク受信部43や処理実
行部47等の指示により実行される履歴情報利用処理によ
り、それまでに追加された、複数機器が持つそれぞれの
履歴情報49を元に、以前行なった処理の再実行や、以前
行なった処理の処理対象に対して、印刷・表示・送信・
保存・検索・保留・編集・削除などの新たな処理を施し
たり、履歴の保存に関して、保存期間の変更・保存条件
の設定変更などを行なったり、操作や処理などに関する
知識の更新が行われる。
【0044】図7は、履歴情報49の一例を表す図であ
る。
【0045】履歴情報49は、図7に示されるように、履
歴Noと、それぞれの履歴が表す処理が生成されるきっか
けとなった処理の履歴情報の履歴Noを示す前履歴番号
と、それぞれの履歴が表す処理がきっかけとなって生成
された処理の履歴情報の履歴Noを示す後履歴番号と、そ
れぞれの履歴が表す処理の実行時刻と、処理の行為の種
類と、処理の行為者と、処理の行為対象と、処理の行為
元や行為先や行為を行った場所などのその他の情報を持
つ情報から構成される。
【0046】例えば、図7の707が示す〔No=7〕は、こ
の履歴情報の履歴番号が7であることを示している。ま
た、〔前=頭〕は、この履歴が表す処理自体が一連の処
理のきっかけであり、先頭の処理であることを示してい
る。また、〔後=8〕は、この履歴が表す処理がきっか
けとなって生成された処理の履歴番号が、8であること
を示している。
【0047】また、〔Time=2/5 9:30:00〕は、この履
歴が表す処理が2/5 9:30:00に行われたことを示してい
る。また、〔Action=Operate〕は、この履歴が表す処
理とは、操作であったことを示している。また、〔Acto
r=Operator〕は、この履歴が表す処理を、操作者が行
ったことを示している。また、〔Object=「Print "ab
c.doc" from PC 82」〕は、この履歴が表す処理の対象
とは、「Print "abc.doc"from PC 82」という指示であ
ったことを示している。また、〔その他=操作部41〕
は、この履歴が表す処理を、操作部41を介して行ったこ
とを示している。
【0048】図5は、本実施形態の全体処理の流れを表
す図である。
【0049】情報処理装置1が起動されると、図6の(a)
のようにステップS51でタスクテーブル44が初期化され
る。
【0050】続く、ステップS52では、前述の操作部41
から取得されたユーザが行った操作指示の情報や、環境
の変化や、他の機器からのタスク等が状況の変化として
タスク受信部43が受信したかどうかチェックされる。こ
こで、タスクが受信されたと判断された場合、ステップ
S53に進み、情報を受信したという記録が履歴情報49に
図7の704に示すように追加され、図6の(b)に示したよう
に受信情報の解析タスク62がタスクテーブル44の先頭に
追加される。
【0051】続く、ステップS54で、実行可能なタスク
がタスクテーブル44に存在するかどうかがチェックさ
れ、存在しない場合、ステップS52にもどり、再びタス
クの受信がチェックされる。ここで、タスクが存在する
場合、ステップS55に進み、最優先のタスクがタスクテ
ーブル44から取り出される。
【0052】続く、ステップS56でタスクの目的が解析
され、ステップS57で行うべき処理がプランニングさ
れ、決定される。タスクテーブル44が図6の(b)に示した
状態の場合、最優先タスク62のANALYZEが取り出され、
その目的が受信情報を解析することにあると理解され、
解析を実行するようにプランニングされる。
【0053】続く、ステップS58で、上記プランニング
に従った処理を実行し、その記録が履歴情報49に図7の7
10に示すように追加され、必要であれば新たなタスクが
タスクテーブル44に追加される。
【0054】例えば、図6の(b)に示したタスク62のANAL
YZEからプランニングされた通り、受信情報を解析する
と、ユーザが操作部41により指示した内容「Print "ab
c.doc" from PC 82」が解析され、新たなタスク63のPRI
NTが図6の(c)のように追加される。
【0055】次に、再びステップS52に戻るが、新たな
タスクが受信されていないので、そのままステップS54
に進み、処理が繰り返される。その結果、前回のステッ
プS58で追加された図6の(c)に示したタスク63のPRINTが
取り出され、解析され、プランニングされる。この場
合、タスクPRINTを実行する為には、Objectが情報処理
装置1に存在しなければならないことが解析され、新た
なタスク64のPULLと、そのPULLされたObjectを利用する
タスク65のPRINTが、図6の(d)のように追加される。
【0056】更に、処理が繰り返されると、図6の(d)に
示したタスク64のPULLが実行される。更に、処理が繰り
返されると、上記タスクPULLの結果取得されたObjectを
利用して、図6の(e)で示したタスク65が実行される。
【0057】その結果、タスクテーブル44は、図6の(f)
で示すように、初期化された時と同じ状態に戻る。
【0058】次に、操作部41の処理を説明する。
【0059】図9は、操作部41の処理の流れを表すフロ
ーチャートである。図10は、操作部41により表示される
操作画面の一例を表す図である。図11は、操作部41で音
声指示により操作をした場合のシステムの動作の一例を
説明する図である。
【0060】ここで、情報処理装置1の操作部41では、
ユーザの操作に対応して、操作部41内部の処理だけで完
結する操作と、タスク受信部43を介して処理を行わなけ
ればならない操作を切り分けて、処理を行っている。
【0061】例えば、図10の操作画面103の入力ボック
ス104への文字列の入力・削除などの操作に対応した、
表示文字列の変更や操作部41内変数の更新などの処理
は、操作部41内部の処理だけで完結する。一方、印刷指
示ボタン105が押された後の、実際の印刷処理は操作部4
1内部では処理できない為、タスク受信部43を介して外
部で処理を行うようにしている。
【0062】以降、図9のフローチャートを参照して、
操作部41の処理の流れについて説明する。
【0063】操作部41が起動されると、ステップS901に
おいて、操作情報42で定義されている情報を参照して、
表示される操作画面の内容も含めた操作手順を決定す
る。
【0064】続くステップS902で、文字列の入力など実
際にユーザが操作を行ったかどうかをチェックし、操作
が行われていなければ、操作が行われるまでステップS9
02を繰り返す。
【0065】次のステップS903では、ユーザが行った操
作内容を解析し、続くステップS904で操作部41内部の処
理だけで完結すると判断された場合にはステップS905に
進み、操作部41外部の処理が必要と判断された場合には
ステップS913に進む。
【0066】ステップS905では、ユーザが行った操作の
内容が、図10の106に示すような履歴条件の指定操作で
あるかどうか判断し、履歴条件の指定操作以外の場合に
はステップS906に進む。
【0067】ステップS906では、履歴条件の指定操作以
外の、ユーザが行った操作に対応した処理を実行し、表
示文字列の変更や操作部41内変数の更新などを行い、続
くステップS907で操作部内履歴情報に操作の情報を追加
する。この操作部41内履歴情報を利用することで、ユー
ザが行った操作を取り消したり(UNDO)、繰り返したり(R
EDO)することが可能になる。その後、再びステップS902
に戻り、ユーザの操作を受け付ける。
【0068】一方、ステップS905で履歴条件の指定操作
であると判断された場合には、ステップS908に進み、履
歴条件指定操作部の処理が実行される。
【0069】履歴条件指定操作部が起動されると、ステ
ップS908で、文字列の入力など実際にユーザが操作を行
ったかどうかをチェックし、操作が行われていなけれ
ば、操作が行われるまでステップS908を繰り返す。
【0070】次のステップS909では、ユーザが行った操
作内容を解析し、続くステップS910で履歴条件指定操作
部内部の処理だけで完結すると判断された場合にはステ
ップS911に進み、履歴条件指定操作部外部の処理が必要
と判断された場合にはステップS907に進む。
【0071】ステップS911では、ユーザが行った操作に
対応して、表示文字列の変更や履歴条件指定操作部内変
数の更新などを行い、続くステップS912で履歴条件指定
操作部内履歴情報に操作の情報を追加する。この履歴条
件指定操作部内履歴情報を利用することで、ユーザが行
った操作をやり直したり(UNDO)、繰り返したり(REDO)す
ることが可能になる。その後、再びステップS908に戻
り、ユーザの操作を受け付ける。
【0072】一方、ステップS902で操作部41外部の処理
が必要と判断された場合には、ステップS913に進み、前
述の履歴条件指定操作部等により、あるいはユーザの標
準的な設定等により、履歴情報を残すように指定されて
いるかどうか判断する。
【0073】その結果、履歴を残すと判断された場合に
はステップS914に進み、履歴情報管理部48を介して、履
歴情報49に操作内容を追加し、そこで取得された履歴番
号を返して終了する。
【0074】なお、上記履歴情報49に追加した操作内容
は、今後実行される処理のきっかけとなるものなので、
一連の履歴情報の先頭であることを明示して追加され
る。また、実際に履歴情報を追加した場合には、履歴情
報管理部48から追加された履歴番号が返されるので、そ
の値を操作部41外部に返すが、履歴を残す必要が無い場
合には履歴を残す必要が無いという意味で、履歴番号と
して無効値を返して終了する。
【0075】次に、図10の操作画面の例を用いて、操作
部41の具体的な処理の流れについて詳細に説明する。
【0076】操作部41が起動されると、ステップS901に
おいて操作情報42で定義されている情報を参照して、操
作手順が決定された結果、図10に示すような操作画面10
3が表示される。
【0077】ここで、ユーザが操作画面103の指示に従
って、印刷したい文書の格納場所を指定する入力ボック
ス104に文字列「Filing Server 102」を入力すると、ス
テップS902で文字列が入力されたことを検出し、ステッ
プS903でユーザが行った操作内容を解析する。
【0078】その結果、ステップS904で操作部41内部の
処理だけで完結すると判断され、ステップS905で履歴条
件の指定操作の実行を指示していないと判断される。
【0079】そこで、ステップS906で、ユーザの行った
文字列の入力に対応して、操作画面の表示を変更し、操
作部41内変数を更新し、続くステップS907で、操作部41
内履歴情報に文字列を入力したという情報を追加する。
この操作部41内履歴情報を利用することで、ユーザが入
力ミスなどに気づいた場合、簡単に修正することができ
る。
【0080】一方、ユーザが履歴条件の指定操作の実行
を指示するための履歴条件ボタン107を押すと、履歴条
件指定操作画面108が表示される。
【0081】ここで、履歴条件指定操作画面108の指示
に従って、項目〔履歴を残す〕のチェックマークをチェ
ックする(白丸を黒丸に変更する)よう操作を行うと、
ステップS908で何らかの操作がされたことを検出し、ス
テップS909でユーザが行った操作内容を解析する。
【0082】その結果、ステップS910で、履歴条件指定
操作部内部の処理だけで完結すると判断され、ステップ
S907で、ユーザの行った操作に対応して、履歴条件指定
操作画面108の表示を変更し、履歴を残すように指定を
変更し、続くステップS912で、履歴条件指定操作部内履
歴情報に指定を変更したという情報を追加する。この履
歴条件指定操作部内履歴情報を利用することで、ユーザ
が操作ミスなどに気づいた場合、簡単に修正することが
できる。同様に、履歴条件指定操作画面108では、履歴
として処理対象である実態を残すかどうかを指定でき、
履歴を参照可能なユーザとして、特定のユーザやグルー
プのメンバーなどを指定できる。
【0083】上記のような操作により、必要な条件の指
定をすべて行った後、ユーザがこれらの指定を有効にす
ることを指示するための設定ボタン109を押すと、ステ
ップS910で履歴条件指定操作部内部の処理だけでは完結
しないと判断され、設定内容を有効にした上で、ステッ
プS907に進む。
【0084】更に、操作部41においても、印刷したい文
書の格納場所と同様に、ファイル名、印刷部数、印刷範
囲、必要な処理実行の指定をすべて行った後、ユーザが
これらの指定に基づく処理の実行を促す為の印刷ボタン
105を押すと、ステップS904で操作部41内部の処理だけ
では完結しないと判断され、ステップS913に進み、履歴
情報を残すように指定されていることが判断される。
【0085】その結果、ステップS914に進み、履歴情報
管理部48を介して、一連の履歴情報の先頭であることを
明示して履歴情報49に操作内容を追加し、そこで取得さ
れた履歴番号を返して、終了する。
【0086】なお、キャンセルを指定するボタンが押さ
れた場合には、それまでの操作が無効になるだけであ
る。よって、説明が複雑になるのを避ける為に、詳細な
説明は省略する。
【0087】次に、図11を用いて、音声指示により操作
をした場合の操作部41の具体的な処理の流れについて詳
細に説明する。
【0088】図11は、情報処理装置1の1実施形態であ
るプリンタ111を介して、ネットワーク等で接続されて
いる情報処理装置2の1実施形態であるファイリングサ
ーバ112が持つ、ファイル"abc.doc"を取得し、印刷する
場合の例を表している。
【0089】まず、ユーザが情報処理装置1の1実施形
態であるプリンタ111に、音声で「Print "abc.doc" fro
m Filing Server112」と指示すると、ステップS902で音
声が入力されたことを検出し、ステップS903でユーザが
行った操作内容を解析する。
【0090】その結果、例えば操作部41では音声の入力
を理解することができないとすると、ステップS904で操
作部41内部の処理だけで完結しないと判断され、ステッ
プS913に進み、履歴情報を残すように指定されているか
判断される。
【0091】例えば、この時点の標準設定で履歴を残す
ように設定してあったとすると、ステップS914に進み、
履歴情報管理部48を介して、一連の履歴情報の先頭であ
ることを明示して履歴情報49に操作内容を追加し、そこ
で取得された履歴番号を返して、操作部41での処理を終
了する。なお、入力された音声の処理はタスク受信部43
に引き渡される。
【0092】次に、タスク受信部43の処理を説明する。
【0093】図12は、タスク受信部43の処理の流れを表
すフローチャートである。
【0094】情報処理装置1のタスク受信部43では、操
作部41で取得されたユーザの操作内容及びその履歴番号
や、情報処理装置1とネットワーク等で接続された情報
処理装置2からの指示やデータや情報などの受信情報
や、情報処理装置1自ら検知した外部の状況の情報や、
情報処理装置1自らの入力部から入力された文書などの
情報等、情報処理装置1が関連するあらゆる情報が、受
信タスクとして扱われる。
【0095】タスク受信部43では、これら受信タスクに
対応して、タスク受信部43内部の処理だけで完結する受
信タスクと、タスクテーブル44にタスクを追加して、タ
スク受信部43外部で処理を行わなければならない受信タ
スクとを切り分けて、処理を行っている。
【0096】例えば、情報処理装置1とネットワーク等
で接続された情報処理装置2とのTCP/IPやHTTPなどの基
本となる通信にともなう受信タスクに対応した、プロト
コルに従った単純なやり取りなどの処理は、タスク受信
部43内部の処理だけで完結する。一方、操作部41で取得
されたユーザの操作内容及びその履歴番号や、情報処理
装置1とネットワーク等で接続された情報処理装置2から
の何らかの処理実行の指示等はタスク受信部43内部では
処理できない為、タスクテーブル44にタスクを追加し
て、タスク受信部43の外部で処理を行うようにしてい
る。
【0097】以降、タスク受信部43の具体的な処理の流
れについて説明する。
【0098】タスク受信部41が起動されると、ステップ
S121で、タスクが受信されたかどうかチェックし、受信
されていなければ、タスクが受信されるまでステップS1
21を繰り返す。
【0099】次のステップS122では受信タスクの内容を
解析し、続くステップS123では、タスク受信部43内部の
処理だけで完結するかを判断し、完結すると判断された
場合には、ステップS124に進む。
【0100】ステップS124では、受信タスクに対応した
処理を実行し、プロトコルに従った単純なやり取りなど
の処理を行い、続くステップS125でタスク受信部内履歴
情報に受信タスクの情報等を追加する。このタスク受信
部43内履歴情報を利用することで、ノイズ等による通信
手続きの混乱を回避する等の為に、取り消したり(UND
O)、繰り返したり(REDO)することが可能になる。その
後、再びステップS121に戻り、受信タスクを受け付け
る。
【0101】一方、ステップS123でタスク受信部43外部
の処理が必要と判断された場合には、ステップS126に進
み、前述の操作部41の履歴条件指定操作部等により、あ
るいはユーザの標準的な設定等により、あるいは受信タ
スク自体の設定などにより、履歴情報を残すように指定
されているかどうか判断する。
【0102】その結果、履歴を残すと判断された場合に
は、ステップS127に進み、上記受信タスクが操作部41か
ら受信したものかを判断する。その結果、操作部41から
受信したものである場合には、既に操作部41で、履歴情
報49に履歴が追加されているので、履歴を追加せずにス
テップS129に進む。
【0103】ステップS127で、上記受信タスクが操作部
41以外から受信されたと判断された場合には、ステップ
S128に進み、履歴情報管理部48を介して、履歴情報49に
受信タスクの内容を追加し、履歴番号を取得する。な
お、上記履歴情報49に追加した受信タスクの内容は、今
後実行される処理のきっかけとなるものなので、一連の
履歴情報の先頭であることを明示して追加される。
【0104】続くステップS129では、操作部41から渡さ
れた履歴番号、又はステップS128で履歴情報を追加した
場合には履歴情報管理部48から返された履歴番号を、タ
スクの元履歴番号にセットして、タスクテーブル44に追
加する。一方、ステップS126で履歴を残す必要が無いと
判断された場合には、履歴を残す必要が無いという意味
で、タスクの元履歴番号として無効値をセットして、タ
スクテーブル44に追加する。
【0105】次に、処理実行部47の処理を説明する。
【0106】図13は、処理実行部47の処理の流れを表す
フローチャートある。
【0107】情報処理装置1の処理実行部47では、実行
される処理内容に対応して、処理実行部47内部の処理だ
けで完結する処理と、タスクテーブル44に新たなタスク
を追加して、処理実行部47外部で行わなければならない
処理とを切り分けて、処理を行っている。
【0108】以降、処理実行部47の具体的な処理の流れ
について説明する。
【0109】処理実行部47が起動されると、ステップS1
31で処理内容を解析し、続くステップS132で処理実行部
47内部の処理だけで完結するかを判断し、完結すると判
断された場合にはステップS133に進み、処理実行部47外
部の処理が必要と判断された場合にはステップS135に進
む。
【0110】ステップS133では、処理内容に対応した処
理を実行し、続くステップS134で処理実行部47内履歴情
報に処理内容の情報等を追加する。この処理実行部47内
履歴情報を利用することで、取り消したり(UNDO)、繰り
返したり(REDO)することが可能になる。その後、再びス
テップS131に戻り、残る処理を続行する。
【0111】一方、ステップS135に進むと、実行された
処理に対応するタスクに指定された元履歴番号が、履歴
を残すことを意味する有効な元履歴番号かどうかチェッ
クし、有効であれば履歴を残し、無効であれば残さない
と判断する。
【0112】その結果、履歴を残すと判断された場合に
は、ステップS136に進み、履歴情報管理部48を介して、
履歴情報49に処理内容を追加し、履歴番号を取得する。
【0113】続くステップS137では、ステップS136で履
歴情報を追加した場合には、履歴情報管理部48から返さ
れた履歴番号をタスクの元履歴番号にセットして、タス
クテーブル44に追加する。一方、ステップS135で履歴を
残す必要が無いと判断された場合には、履歴を残す必要
が無いという意味で、タスクの元履歴番号として無効値
をセットして、タスクテーブル44に追加する。
【0114】なお、上記処理内容は以前に行われた何ら
かの処理の結果実行を規定されたものなので、元になっ
た処理の履歴情報の番号を明示して追加される。
【0115】もちろん、その為にステップS135で履歴情
報が追加された時に、対応する元になった処理の履歴情
報の番号を取得し、その番号と共に新しいタスクをタス
クテーブルに追加しておくことが必要である。
【0116】次に、履歴情報管理部48による履歴情報記
憶処理を説明する。
【0117】図14は、履歴情報記憶処理の流れを表す図
である。図15は、履歴情報記憶処理の入出力情報を表す
図である。
【0118】情報処理装置1の履歴情報管理部48による
履歴情報記憶処理では、履歴情報が表す過去のユーザの
操作、他装置からの指示や状況の変化、及び自ら行った
処理、それぞれをお互いに関連付けて記憶管理してい
る。
【0119】本実施形態の説明では、わかりやすくする
為、図7に示した履歴情報49のように、それぞれの履歴
情報が示す処理のきっかけとなった処理の履歴情報の履
歴番号を前履歴番号として、それぞれの履歴情報の示す
処理がきっかけとなって行われた処理の履歴情報の履歴
番号を後履歴番号として、関連付けて表している。
【0120】上記のような管理方法の他にも、履歴情報
が示すそれぞれの処理に固有の名前を付け、それぞれの
履歴情報が関連する処理の名前を記憶すると共に、それ
ぞれの名前に対応する処理の情報自体も保存すること
で、更に複雑な管理が可能になるが、詳細な説明は省略
する。
【0121】履歴情報記憶処理の入力情報には、図15の
(a)に示すように、履歴情報として追加しようとしてい
る処理が実行されたきっかけとなった、ユーザの操作、
他装置からの指示や状況の変化、及び自ら行った処理の
履歴番号をセットした元履歴番号と、実際に実行された
内容をセットしたActionがある。
【0122】ユーザの操作、他装置からの指示や状況の
変化、及び自ら行った処理の行為自体を表すActionに
は、更に詳細な情報として、行為者を表すActorと、行
為の対象を表すObjectと、行為の対象先を表すIobjと、
行為の理由を表すReasonと、行為の対象元を表すFrom
と、行為の道具・手段を表すInstrと、行為の場所・装
置を表すSupportと、行為の開始・終了・期間など時間
に関する情報を表すTime等、詳細情報が含まれる。
【0123】履歴情報記憶処理の出力情報には、図15の
(b)に示すように、追加された処理の履歴情報の履歴番
号がある。
【0124】以降、履歴情報記憶処理の具体的な処理の
流れについて説明する。
【0125】履歴情報記憶処理が起動されると、ステッ
プS141で、前履歴番号に入力情報として渡された元履歴
番号を、後履歴番号に一連の関連する履歴情報の末尾を
表す情報をセットし、次のステップS142で実際に履歴情
報49に履歴情報を追加し、追加された新履歴番号を取得
する。
【0126】次のステップS143では、入力情報として渡
された元履歴番号が、一連の関連する履歴情報のきっか
けとなることを表す情報かどうか判断され、きっかけと
ならない場合にはステップS144に進み、きっかけとなる
場合には終了する。
【0127】ステップS144では、上記で追加された履歴
情報が、元履歴番号が示す履歴情報がきっかけとなって
行われた処理であることを示す為に、元履歴番号が示す
履歴情報の後履歴番号に、新履歴番号をセットして、終
了する。
【0128】次に、履歴情報管理部48による履歴情報検
索処理を説明する。
【0129】図16は、履歴情報検索処理の流れを表す図
である。図17は、履歴情報検索処理の入出力情報を表す
図である。
【0130】以下の情報処理装置1の履歴情報管理部48
における履歴情報検索処理の説明では、わかりやすくす
る為、それまでに記憶されたすべての履歴情報49を検索
対象として、指定された検索条件で検索対象を絞り込む
方法で処理を行っている。
【0131】履歴情報検索処理の入力情報には、図17の
(a)に示すように、ある特定の履歴情報が示す処理と関
連する、すべての履歴情報の履歴番号を取得するために
指定される履歴番号と、ある特定のユーザの操作、他装
置からの指示や状況の変化、及び自ら行った処理と一致
する履歴情報の履歴番号を取得するために指定されるAc
tionがある。
【0132】ユーザの操作、他装置からの指示や状況の
変化、及び自ら行った処理の行為自体を表すActionに
は、更に詳細な情報として、行為者を表すActorと、行
為の対象を表すObjectと、行為の対象先を表すIobjと、
行為の理由を表すReasonと、行為の対象元を表すFrom
と、行為の道具・手段を表すInstrと、行為の場所・装
置を表すSupportと、行為の開始・終了・期間など時間
に関する情報を表すTime等、詳細情報が含まれる。
【0133】履歴情報検索処理の出力情報には、図17の
(b)に示すように、検索された処理の履歴情報の履歴番
号を含む、検索結果情報がある。
【0134】以降、履歴情報検索処理の具体的な処理の
流れについて説明する。
【0135】履歴情報検索処理が起動されると、ステッ
プS161で、それまでに記憶されたすべての履歴情報49を
検索対象とする為に、すべての履歴情報49が検索結果情
報にセットされる。
【0136】次のステップS162では、入力情報として渡
された検索条件で、履歴番号が指定されているかどうか
判断し、有効な履歴番号が指定されている場合には、ス
テップS163に進む。
【0137】ステップS163では、検索結果情報で示され
たすべての検索対象の履歴情報を検索し、入力情報とし
て指定された履歴番号に対応する履歴情報と、その履歴
情報の前履歴番号が示す履歴情報を、前履歴番号が先頭
を示すまでたどり、すべての履歴情報を取得すると共
に、同様にして後履歴番号が末尾を示すまでたどり、関
連する一連のすべての履歴情報を取得し、検索結果情報
を更新する。
【0138】例えば、図7で示した履歴情報49におい
て、履歴番号=9を指定して検索を行うと、履歴番号=9
の履歴情報を取得し、更に履歴番号=9の履歴情報の前
履歴番号が8なので履歴番号=8の履歴情報を取得し、更
に履歴番号=8の履歴情報の前履歴番号が7なので履歴番
号=7の履歴情報を取得するが、履歴番号=7の履歴情報
の前履歴番号は一連の関連する履歴情報の先頭を示して
いるので、これ以上の前への取得は行わない。一方、同
様に後履歴番号についても行った結果、履歴番号=7か
ら11までの履歴情報が検索結果情報に格納される。
【0139】次のステップS164では、入力情報として渡
された検索条件で、Actionが指定されているかどうか判
断し、有効なActionが指定されている場合には、ステッ
プS165に進む。
【0140】ステップS165では、検索結果情報で示され
たすべての検索対象の履歴情報を検索し、入力情報とし
て指定されたActionと一致するActionを持つすべての履
歴情報を取得し、検索結果情報を更新する。
【0141】例えば、図7で示した履歴情報49におい
て、Action=Printを指定して検索を行うと、ActionにP
rintが格納されている履歴情報709と711が検索結果情報
に格納される。
【0142】前述のように本実施形態の説明では、わか
りやすくする為、図7に示した履歴情報49のように、そ
れぞれの履歴情報が示す処理のきっかけとなった処理の
履歴情報の履歴番号を前履歴番号として、それぞれの履
歴情報の示す処理がきっかけとなって行われた処理の履
歴情報の履歴番号を後履歴番号として、関連付けて表し
ているので、709と711の履歴情報は異なる処理として検
索された。しかし、詳細には説明しないが、履歴情報が
示すそれぞれの処理に固有の名前を付け、それぞれの履
歴情報が関連する処理の名前を記憶すると共に、それぞ
れの名前に対応する処理の情報自体も保存すれば、履歴
情報709と711は同じ処理の別表現であるとして検索され
る。
【0143】次のステップS166では、同様に、入力情報
として渡された検索条件において、Actorが指定されて
いるかどうか判断し、有効なActorが指定されている場
合には、ステップS167に進む。
【0144】ステップS167でも、同様に、検索結果情報
で示されたすべての検索対象の履歴情報を検索し、入力
情報として指定されたActorと一致するActorを持つすべ
ての履歴情報を取得し、検索結果情報を更新する。
【0145】ステップS168以降、Actionの他の要素につ
いても、同様な処理が行われ、入力情報で指定されたす
べての検索条件で、検索結果を絞り込んだ後、検索結果
情報を返して終了する。
【0146】次に、処理実行部47による履歴情報利用処
理を説明する。
【0147】図18は、履歴情報利用処理の流れを表す図
である。また、図19は、履歴情報利用処理で表示される
操作画面、及び関連する他の情報処理装置との関係を表
す図である。
【0148】図19は、情報処理装置1であるプリンタ190
1が、ユーザからの検索指示を受けて、プリンタ1901自
身の履歴の履歴と、情報処理2であるスキャナ1903、デ
ィスプレイ1902、ファイリングサーバ1910の履歴とを検
索し、検索結果をプリンタ1901自身のパネルに表示する
ことを示している。
【0149】情報処理装置1の処理実行部47による履歴
情報利用処理では、ユーザの操作に対応した指示に従っ
て履歴情報49の検索結果を表示し、ユーザが指定した履
歴情報に対して何らかの処理の実行を指示している場合
には、指示された処理の処理内容に対応して、履歴情報
利用処理の処理だけで完結する処理と、タスクテーブル
44に新たなタスクを追加して、履歴情報利用処理外部で
処理を行わなければならない処理を切り分けて、処理を
行っている。
【0150】以降、履歴情報利用処理の具体的な処理の
流れについて説明する。
【0151】履歴情報利用処理が起動されると、図19に
示すような操作画面を表示した後、ステップS1801で、
文字列の入力など実際にユーザが操作を行ったかどうか
をチェックし、操作が行われていなければ、操作が行わ
れるまでステップS1801を繰り返す。
【0152】次のステップS1802では、ユーザが行った
操作内容を解析し、続くステップS1803で操作内容に応
じた処理に分岐する。ユーザが履歴情報の検索及び検索
結果の表示を指示していると判断された場合にはステッ
プS1804に進み、何らかの処理の実行を指示していると
判断された場合にはステップS1807に進み、履歴情報利
用処理の終了を指示していると判断された場合には終了
する。
【0153】ステップS1804では、前述の履歴情報検索
処理を利用して、履歴情報49の検索を行い、ステップS1
805で図19の1906に示すように検索結果を表示する。続
くステップS1806で履歴情報利用処理内履歴情報に操作
の情報等を追加する。この履歴情報利用処理内履歴情報
を利用することで、ユーザが行った操作を取り消したり
(UNDO)、繰り返したり(REDO)することが可能になる。そ
の後、再びステップS1801に戻り、ユーザの操作を受け
付ける。
【0154】また、上記ステップS1803で、何らかの処
理の実行を指示していると判断された場合、更に、指示
された処理が履歴情報利用処理内部だけで完結するか否
かを、ステップS1807で判断する。
【0155】例えば、図19の実行処理の選択ウィンドウ
1908から処理内容を指定した場合に、ユーザが指定した
処理の内容を更に特定する為の操作画面1909を表示する
などの処理は、履歴情報利用処理内部だけで完結すると
判断され、ステップS1808に進み、操作に対応した処理
を実行し、ステップS1806に進む。
【0156】一方、ステップS1807で履歴情報利用処理
外部の処理が必要と判断された場合には、ステップS180
9に進み、図18では図面が複雑になるのを避ける為に省
略しているが、履歴情報を残すように指定されているか
どうか判断し、その結果、履歴を残すと判断された場合
には履歴情報管理部48を介して、履歴情報49に受信タス
クの内容を追加し、履歴番号を取得する。なお、上記履
歴情報49に追加した受信タスクの内容は、今後実行され
る処理のきっかけとなるものなので、一連の履歴情報の
先頭であることを明示して追加される。
【0157】続くステップS1810では、ステップS1809で
履歴情報を追加した場合には、履歴情報管理部48から返
された履歴番号をタスクの元履歴番号にセットして、タ
スクテーブル44に追加する。一方、ステップS1809で履
歴を残す必要が無いと判断された場合には、履歴を残す
必要が無いという意味で、タスクの元履歴番号として無
効値をセットして、タスクテーブル44に追加して、終了
する。
【0158】次に、図19を用いて、履歴情報利用処理の
具体的な処理の流れについて詳細に説明する。
【0159】履歴情報利用処理が起動されると、図19に
示すような操作画面を表示した後、ステップS1801で、
ユーザの操作を受け付ける。ここで、ユーザが操作画面
の指示に従って、検索条件のActionを指定する入力ボッ
クス1904に文字列「操作」を入力すると、ステップS180
1で文字列が入力されたことを検出し、ステップS1802で
ユーザが行った操作内容を解析する。
【0160】その結果、ステップS1803及びステップS18
07により、履歴情報利用処理内部の処理だけで完結する
と判断され、ステップS1808でユーザの行った文字列の
入力に対応して、操作画面の表示を変更し、履歴情報利
用処理内変数を更新し、続くステップS1806で、履歴情
報利用処理内履歴情報に文字列を入力したという情報を
追加する。この履歴情報利用処理内履歴情報を利用する
ことで、ユーザが入力ミスなどに気づいた場合、簡単に
修正することができる。
【0161】上記のような操作により、検索条件を指定
した後、ユーザが検索実行を指示するためのボタン1905
を押すと、ステップS1804に進み、前述の履歴情報検索
処理を利用して履歴情報49の検索を行い、ステップS180
5で、検索結果1906を表示する。
【0162】更に、表示された検索結果の中から、ユー
ザが1つの履歴情報1907を指定して、実行処理の選択ウ
ィンドウ1908の中から、1つの処理「保存」を選択する
と、ステップS1808に進み、選択された「保存」処理に対
応する実行処理指定操作画面1909を表示する。
【0163】操作画面1909で、格納場所を「Filing Ser
ver 1910」、ファイル名を"new.doc"、保存範囲を「2-
8」などと指定して、保存ボタンを押すことで、ユーザが
処理の実行を促すと、ステップS1807で履歴情報利用処
理内部の処理だけでは完結しないと判断され、ステップ
S1809に進む。そして、履歴情報を残すように指定され
ていれば、履歴情報管理部48を介して、一連の履歴情報
の先頭であることを明示して履歴情報49に操作内容を追
加し、履歴番号を取得し、その履歴番号を元履歴番号に
セットしてタスクテーブル44に追加して、終了する。
【0164】次に、図20を用いて、音声により指示した
場合の履歴情報利用処理の具体的な処理の流れについて
詳細に説明する。
【0165】ユーザが情報処理装置1の1実施形態であ
るプリンタ201に、音声で「この前Tomのプリンタで印刷
した文書を"new.doc"という名称でFiling Server 202に
保存しておいて」と指示すると、ステップS1801で音声
が入力されたことを検出し、ステップS1802でユーザが
行った操作内容を解析する。
【0166】その結果、例えば履歴情報利用処理では音
声の入力を理解することができないとすると、ステップ
S1807で履歴情報利用処理内部の処理だけで完結しない
と判断され、ステップS1809に進む。そして、履歴情報
を残すように指定されていれば、履歴情報管理部48を介
して、一連の履歴情報の先頭であることを明示して履歴
情報49に操作内容を追加し、履歴番号を取得し、その履
歴番号を元履歴番号としてタスクテーブル44に追加し
て、終了する。
【0167】その後、追加されたタスクが実行され、必
要に応じて履歴情報49が検索されて、「この前Tomのプ
リンタで印刷した文書」を、ファイル名"new.doc"とい
う名称で、Filing Server 202に保存するよう、処理が
実行される。
【0168】以上説明した例では、わかりやすくする為
に、ユーザが操作画面を通して履歴情報49の利用を促し
ていたが、情報処理装置1自らが生成したタスクによ
り、ユーザからの指示無しで履歴情報49が利用される場
合もある。また、情報処理装置1とネットワーク等で接
続された他の情報処理装置2の指示により、履歴情報49
が利用される場合もある。
【0169】例えば、情報処理装置1が自らのプランニ
ング決定部46の知識ベースをアップデートする為に、ユ
ーザが行った過去の操作も含めて履歴情報49を参照し、
特定の操作指示に対する過去何回かの実行処理の違いを
分析することで、特定の操作指示に対するプランニング
方法を学習することも可能である。
【0170】また、情報処理装置1とネットワーク等で
接続された他の情報処理装置2の指示により、ネットワ
ーク上に接続されているすべての情報処理装置が持つ履
歴情報49を、まとめて分析することも可能である。
【0171】なお、本発明は、上記実施形態の機能が実
現できる範囲において、複数の機器(例えばコンピュー
タ本体、インターフェイス機器、ディスプレイなど)か
ら構成されるシステムに適用しても、単一の機器からな
る装置に適用してもよい。
【0172】また、前述した実施形態の機能を実現する
ように各種デバイスを動作させることを目的として、該
各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコ
ンピュータに、前述した実施形態の機能を実現するソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、供給されたプロ
グラムにしたがって、そのシステムあるいは装置のコン
ピュータ(またはCPUやMPU)により、前記各種デ
バイスを動作させることによって実施したものも、本願
発明の範囲に含まれる。またこの場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコード自
体、そのプログラムコードをコンピュータに供給する手
段、例えばかかるプログラムコードを記憶した記憶媒体
は、本発明を構成することになる。
【0173】かかるプログラムコードを供給する為の記
憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM等を使用できる。
【0174】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)、あるいは他のアプリケーショ
ンソフトなどと協働して前述の実施形態の機能が実現さ
れる場合にも、かかるプログラムコードは本願発明の範
囲に含まれることは言うまでもない。
【0175】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0176】本願発明を上記記憶媒体に適用する場合、
その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応
するプログラムコードを格納すればよい。
【0177】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実行された動作を関連情報とともに履歴情報として記憶
するようにしたので、履歴情報として単に動作を記憶す
るよりも、履歴情報を以後の処理に有効に活用すること
ができる。例えば、履歴情報を、過去に行われた動作の
確認や、動作のやり直し以外の目的として、他の処理や
操作に利用するなどして、処理効率や操作性の大幅な向
上が実現される。
【0178】また、実行された動作を、実行に関わる人
物、時刻、場所、対象などとともに履歴情報として記憶
することにより、以後の処理において履歴情報の利用が
容易となる。
【0179】また、実行された一連の動作を関連付けて
履歴情報として記憶することにより、過去の動作同士の
関連や意味などが容易に把握できるようになる。
【0180】また、他の処理の処理対象と履歴情報を関
連付けて記憶することにより、他の処理において履歴情
報の利用が容易となる。
【0181】更に、履歴情報の記憶条件を指定可能とす
ることで、各動作に応じて必要な履歴情報を記憶させる
ことができる。
【0182】また、自装置の履歴情報とともに、他の装
置の履歴情報も利用することにより、処理効率や操作性
の向上が図られる。これにより、履歴情報の有効な活用
が複数の装置が利用されている環境でも図られ、また、
ユーザは機器の違いを意識せずにそれぞれの装置が持つ
履歴情報をシームレスに参照、利用することができる。
【0183】また、PCの制御下に無い操作や指示、処
理であっても、履歴情報を扱うことが可能になり、入出
力機器が必要となる操作や指示、処理の履歴を記憶可能
にし、操作性を大幅に向上させる効果がある。
【0184】更に、それぞれの入出力機器が本来扱うべ
き履歴情報は各入出力機器で記憶可能になるので、処理
の負荷を分散することができる。
【0185】また、それぞれの入出力機器が関係する履
歴情報は、すべてそれぞれの入出力機器が管理すること
になり、完全な履歴情報を扱うことができる。
【0186】また、履歴情報として動作の対象も記憶す
ることで、以前行なった動作対象を対象として、新たな
処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術を説明する図である。
【図2】従来技術を説明する図である。
【図3】実施形態の各装置のハードウェア構成を表す図
である。
【図4】実施形態の機能構成を示す図である。
【図5】実施形態の全体処理の流れを示したフローチャ
ートである。
【図6】タスクテーブルの一例を表す図である。
【図7】履歴情報の一例を表す図である。
【図8】実施形態のシステム構成の一例を表す図であ
る。
【図9】操作部の処理の流れを表すフローチャートであ
る。
【図10】操作画面の一例を表す図である。
【図11】音声により操作をした場合のシステムの動作
の一例を説明する図である。
【図12】タスク受信部の処理の流れを表すフローチャ
ートである。
【図13】処理実行部の処理の流れを表すフローチャー
トである。
【図14】履歴情報記憶処理の流れを表すフローチャー
トである。
【図15】履歴情報記憶処理の入出力情報を表す図であ
る。
【図16】履歴情報検索処理の処理の流れを表すフロー
チャートである。
【図17】履歴情報検索処理の入出力情報を表す図であ
る。
【図18】履歴情報利用処理の流れを表すフローチャー
トである。
【図19】履歴情報利用処理の操作画面、及び関連する
他の情報処理装置との関係を表す図である。
【図20】音声により操作をした場合の履歴情報利用処
理を説明する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 誠之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (100)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を入力する入力手段と、 該入力手段より入力した情報を処理する処理手段と、 該処理手段により処理した結果を出力する出力手段と、 前記入力手段または前記処理手段により実行された動作
    を関連情報とともに履歴情報として記憶する記憶手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段または前記処理手段による
    実行内容を解析して、前記実行された動作の関連情報を
    取得する解析手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、ユーザの操作により入
    力を行なう操作入力手段を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段は、外部装置からの指示ま
    たは情報を受信する受信手段を含むことを特徴とする請
    求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記指示は、外部装置のユーザからの指
    示を含むことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記入力手段は、状況を検出する検出手
    段を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記関連情報は、実行に関わる人物の情
    報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記人物の情報は、指示あるいは操作を
    行なった人物の情報を含むことを特徴とする請求項7に
    記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記関連情報は、実行に関わる時刻の情
    報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記関連情報は、実行に関わる場所の
    情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  11. 【請求項11】 前記場所の情報は、入力あるいは処理
    を行なった機器の情報を含むことを特徴とする請求項1
    0に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記関連情報は、実行に関わる対象の
    情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  13. 【請求項13】 前記関連情報は、関連する他の動作の
    履歴情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  14. 【請求項14】 前記関連情報により、一連の動作の履
    歴情報を関連付けて記憶することを特徴とする請求項1
    3に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記関連情報は、一連の動作における
    前後の動作の履歴情報と関連付けるための情報を含むこ
    とを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記記憶手段が、前記履歴情報を前記
    処理手段による処理以外の処理における処理対象と関連
    づけて記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  17. 【請求項17】 前記処理対象は、ファイル情報、スケ
    ジュール情報、処理が保留された情報、データベースに
    より管理された情報、ある情報から抽出された情報、メ
    ール情報、デバイス管理情報のいずれかを含むことを特
    徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記記憶手段により前記履歴情報を記
    憶するための条件を指定する指定手段を有することを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 前記指定手段が、各動作について、履
    歴情報を記憶するか否かを指定することを特徴とする請
    求項18に記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 前記指定手段が、動作の実行対象の実
    体を記憶するか否かを指定することを特徴とする請求項
    18に記載の情報処理装置。
  21. 【請求項21】 前記指定手段が、履歴情報を参照可能
    な人物を指定することを特徴とする請求項18に記載の
    情報処理装置。
  22. 【請求項22】 前記処理手段による処理は、情報の読
    み込み、印刷、複写、表示、送信、保存、検索、保留、
    編集、削除、条件/設定変更のいずれかを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記記憶手段に記憶された履歴情報に
    基づいて、前記処理手段の処理を制御する制御手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記制御手段が、前記処理手段による
    処理の再実行あるいは取り消しを制御することを特徴と
    する請求項23に記載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記記憶手段に記憶された履歴情報に
    基づいて処理を実行する第2の処理手段を有することを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】 前記第2の処理手段による処理は、他
    の装置に対する所定の処理の実行指示であることを特徴
    とする請求項25に記載の情報処理装置。
  27. 【請求項27】 前記第2の処理手段による処理は、印
    刷、表示、送信、保存、保留、編集、削除、履歴保存期
    間の変更、条件/設定変更、知識の更新のいずれかを含
    むことを特徴とする請求項25に記載の情報処理装置。
  28. 【請求項28】 前記第2の処理手段による処理は、フ
    ァイリング、スケジューリング、保留、住所録管理、メ
    ール処理、デバイス管理のいずれかを含むことを特徴と
    する請求項25に記載の情報処理装置。
  29. 【請求項29】 前記記憶手段が、前記第2の処理手段
    による処理対象と関連付けて履歴情報を記憶することを
    特徴とする請求項28に記載の情報処理装置。
  30. 【請求項30】 前記第2の処理手段による処理は、履
    歴情報の検索を含むことを特徴とする請求項25に記載
    の情報処理装置。
  31. 【請求項31】 前記第2の処理手段による処理は、検
    索された履歴情報の一覧表示を含むことを特徴とする請
    求項30に記載の情報処理装置。
  32. 【請求項32】 前記第2の処理手段による処理は、前
    記記憶手段に記憶された履歴情報の一覧表示を含むこと
    を特徴とする請求項25に記載の情報処理装置。
  33. 【請求項33】 前記第2の処理手段による処理は、一
    覧表示された履歴情報から特定の履歴を選択する処理を
    含むことを特徴とする請求項32に記載の情報処理装
    置。
  34. 【請求項34】 前記第2の処理手段による処理は、選
    択された履歴に対応する動作の再実行を含むことを特徴
    とする請求項33に記載の情報処理装置。
  35. 【請求項35】 前記第2の処理手段による処理は、選
    択された履歴に対応する動作対象に対して、当該履歴に
    対応する動作とは異なる処理の実行を含むことを特徴と
    する請求項33に記載の情報処理装置。
  36. 【請求項36】 前記装置は複数の機能部を有し、特定
    の機能部内で完結する動作の履歴を前記記憶手段に記憶
    される履歴とは独立に記憶することを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理装置。
  37. 【請求項37】 他の装置の履歴情報を取得する取得手
    段を備え、該取得手段により取得した履歴情報と、前記
    記憶手段に記憶された履歴情報とに基づいて、前記第2
    の処理手段が処理を実行することを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  38. 【請求項38】 前記第2の処理手段が、前記取得手段
    により取得した他の装置の履歴情報と、前記記憶手段に
    記憶された自装置の履歴情報とを合わせて表示すること
    を特徴とする請求項37に記載の情報処理装置。
  39. 【請求項39】 情報を入力する入力手段と、 該入力手段より入力された情報を処理する処理手段と、 該処理手段による処理または前記入力手段による入力の
    履歴情報を記憶する記憶手段とを有することを特徴とす
    る情報処理装置。
  40. 【請求項40】 前記処理手段が処理結果を出力する出
    力手段を有することを特徴とする請求項39に記載の情
    報処理装置。
  41. 【請求項41】 前記記憶手段に記憶された履歴情報に
    基づいて、前記処理手段の処理を制御する制御手段を有
    することを特徴とする請求項39に記載の情報処理装
    置。
  42. 【請求項42】 前記記憶手段に記憶された履歴情報に
    基づいて処理を実行する第2の処理手段を有することを
    特徴とする請求項39に記載の情報処理装置。
  43. 【請求項43】 前記履歴情報は前記入力または処理の
    対象を含み、該対象に対して、前記第2の処理手段が処
    理を実行することを特徴とする請求項42に記載の情報
    処理装置。
  44. 【請求項44】 前記記憶手段に記憶された履歴情報か
    ら特定の履歴情報を選択する選択手段を有し、該選択手
    段により選択された履歴情報中の前記対象に対して、前
    記第2の処理手段が処理を実行することを特徴とする請
    求項43に記載の情報処理装置。
  45. 【請求項45】 前記入力手段は、ユーザの操作により
    入力を行なう操作入力手段を含むことを特徴とする請求
    項39に記載の情報処理装置。
  46. 【請求項46】 前記入力手段は、外部装置からの指示
    または情報を受信する受信手段を含むことを特徴とする
    請求項39に記載の情報処理装置。
  47. 【請求項47】 前記指示は、外部装置のユーザからの
    指示を含むことを特徴とする請求項46に記載の情報処
    理装置。
  48. 【請求項48】 前記入力手段は、状況を検出する検出
    手段を含むことを特徴とする請求項39に記載の情報処
    理装置。
  49. 【請求項49】 前記入力手段は、画像情報を読み取り
    入力する読み取り手段を含むことを特徴とする請求項3
    9に記載の情報処理装置。
  50. 【請求項50】 前記処理手段による処理は、情報の読
    み込み、印刷、表示、送信、保存、検索、保留、編集、
    削除、条件/設定変更のいずれかを含むことを特徴とす
    る請求項39に記載の情報処理装置。
  51. 【請求項51】 情報を入力する入力工程と、 該入力工程により入力した情報を処理する処理工程と、 該処理工程により処理した結果を出力する出力工程と、 前記入力工程または前記処理工程により実行された動作
    を関連情報とともに履歴情報として記憶する記憶工程と
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  52. 【請求項52】 前記入力工程または前記処理工程によ
    る実行内容を解析して、前記実行された動作の関連情報
    を取得する解析工程を有することを特徴とする請求項5
    1に記載の情報処理方法。
  53. 【請求項53】 前記入力工程は、ユーザの操作により
    入力を行なう操作入力工程を含むことを特徴とする請求
    項51に記載の情報処理方法。
  54. 【請求項54】 前記入力工程は、外部装置からの指示
    または情報を受信する受信工程を含むことを特徴とする
    請求項51に記載の情報処理方法。
  55. 【請求項55】 前記指示は、外部装置のユーザからの
    指示を含むことを特徴とする請求項54に記載の情報処
    理方法。
  56. 【請求項56】 前記入力工程は、状況を検出する検出
    工程を含むことを特徴とする請求項51に記載の情報処
    理方法。
  57. 【請求項57】 前記関連情報は、実行に関わる人物の
    情報を含むことを特徴とする請求項51に記載の情報処
    理方法。
  58. 【請求項58】 前記人物の情報は、指示あるいは操作
    を行なった人物の情報を含むことを特徴とする請求項5
    7に記載の情報処理方法。
  59. 【請求項59】 前記関連情報は、実行に関わる時刻の
    情報を含むことを特徴とする請求項51に記載の情報処
    理方法。
  60. 【請求項60】 前記関連情報は、実行に関わる場所の
    情報を含むことを特徴とする請求項51に記載の情報処
    理方法。
  61. 【請求項61】 前記場所の情報は、入力あるいは処理
    を行なった機器の情報を含むことを特徴とする請求項6
    0に記載の情報処理方法。
  62. 【請求項62】 前記関連情報は、実行に関わる対象の
    情報を含むことを特徴とする請求項51に記載の情報処
    理方法。
  63. 【請求項63】 前記関連情報は、関連する他の動作の
    履歴情報を含むことを特徴とする請求項51に記載の情
    報処理方法。
  64. 【請求項64】 前記関連情報により、一連の動作の履
    歴情報を関連付けて記憶することを特徴とする請求項6
    3に記載の情報処理方法。
  65. 【請求項65】 前記関連情報は、一連の動作における
    前後の動作の履歴情報と関連付けるための情報を含むこ
    とを特徴とする請求項64に記載の情報処理方法。
  66. 【請求項66】 前記記憶工程では、前記履歴情報を前
    記処理工程による処理以外の処理における処理対象と関
    連づけて記憶することを特徴とする請求項51に記載の
    情報処理方法。
  67. 【請求項67】 前記処理対象は、ファイル情報、スケ
    ジュール情報、処理が保留された情報、データベースに
    より管理された情報、ある情報から抽出された情報、メ
    ール情報、デバイス管理情報のいずれかを含むことを特
    徴とする請求項66に記載の情報処理方法。
  68. 【請求項68】 前記記憶工程により前記履歴情報を記
    憶するための条件を指定する指定工程を有することを特
    徴とする請求項51に記載の情報処理方法。
  69. 【請求項69】 前記指定工程が、各動作について、履
    歴情報を記憶するか否かを指定することを特徴とする請
    求項68に記載の情報処理方法。
  70. 【請求項70】 前記指定工程が、動作の実行対象の実
    体を記憶するか否かを指定することを特徴とする請求項
    68に記載の情報処理方法。
  71. 【請求項71】 前記指定工程が、履歴情報を参照可能
    な人物を指定することを特徴とする請求項68に記載の
    情報処理方法。
  72. 【請求項72】 前記処理工程による処理は、情報の読
    み込み、印刷、複写、表示、送信、保存、検索、保留、
    編集、削除、条件/設定変更のいずれかを含むことを特
    徴とする請求項51に記載の情報処理方法。
  73. 【請求項73】 前記記憶工程で記憶された履歴情報に
    基づいて、前記処理工程の処理を制御する制御工程を有
    することを特徴とする請求項51に記載の情報処理方
    法。
  74. 【請求項74】 前記制御工程が、前記処理工程による
    処理の再実行あるいは取り消しを制御することを特徴と
    する請求項73に記載の情報処理方法。
  75. 【請求項75】 前記記憶工程で記憶された履歴情報に
    基づいて処理を実行する第2の処理工程を有することを
    特徴とする請求項51に記載の情報処理方法。
  76. 【請求項76】 前記第2の処理工程による処理は、他
    の装置に対する所定の処理の実行指示であることを特徴
    とする請求項75に記載の情報処理方法。
  77. 【請求項77】 前記第2の処理工程による処理は、印
    刷、表示、送信、保存、検索、保留、編集、削除、履歴
    保存期間の変更、条件/設定変更、知識の更新のいずれ
    かを含むことを特徴とする請求項75に記載の情報処理
    方法。
  78. 【請求項78】 前記第2の処理工程による処理は、フ
    ァイリング、スケジューリング、保留、住所録管理、メ
    ール処理、デバイス管理のいずれかを含むことを特徴と
    する請求項75に記載の情報処理方法。
  79. 【請求項79】 前記記憶工程において、前記第2の処
    理工程による処理対象と関連付けて履歴情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項78に記載の情報処理方法。
  80. 【請求項80】 前記第2の処理工程による処理は、履
    歴情報の検索を含むことを特徴とする請求項75に記載
    の情報処理方法。
  81. 【請求項81】 前記第2の処理工程による処理は、検
    索された履歴情報の一覧表示を含むことを特徴とする請
    求項80に記載の情報処理方法。
  82. 【請求項82】 前記第2の処理工程による処理は、前
    記記憶工程に記憶された履歴情報の一覧表示を含むこと
    を特徴とする請求項75に記載の情報処理方法。
  83. 【請求項83】 前記第2の処理工程による処理は、一
    覧表示された履歴情報から特定の履歴を選択する処理を
    含むことを特徴とする請求項82に記載の情報処理方
    法。
  84. 【請求項84】 前記第2の処理工程による処理は、選
    択された履歴に対応する動作の再実行を含むことを特徴
    とする請求項83に記載の情報処理方法。
  85. 【請求項85】 前記第2の処理工程による処理は、選
    択された履歴に対応する動作対象に対して、当該履歴に
    対応する動作とは異なる処理の実行を含むことを特徴と
    する請求項83に記載の情報処理方法。
  86. 【請求項86】 前記情報処理方法は複数の機能実行工
    程を有し、特定の機能実行工程内で完結する動作の履歴
    を前記記憶工程で記憶される履歴とは独立に記憶するこ
    とを特徴とする請求項51に記載の情報処理方法。
  87. 【請求項87】 他の装置の履歴情報を取得する取得工
    程を備え、該取得工程により取得した履歴情報と、前記
    記憶工程で記憶された履歴情報とに基づいて、前記第2
    の処理工程の処理が実行されることを特徴とする請求項
    51に記載の情報処理方法。
  88. 【請求項88】 前記第2の処理工程において、前記取
    得工程により取得した他の装置の履歴情報と、前記記憶
    工程で記憶された自装置の履歴情報とを合わせて表示す
    ることを特徴とする請求項87に記載の情報処理方法。
  89. 【請求項89】 情報を入力する入力工程と、 該入力工程により入力された情報を処理する処理工程
    と、 該処理工程による処理または前記入力工程による入力の
    履歴情報を記憶する記憶工程とを有することを特徴とす
    る情報処理方法。
  90. 【請求項90】 前記処理工程が処理結果を出力する出
    力工程を有することを特徴とする請求項89に記載の情
    報処理方法。
  91. 【請求項91】 前記記憶工程で記憶された履歴情報に
    基づいて、前記処理工程の処理を制御する制御工程を有
    することを特徴とする請求項89に記載の情報処理方
    法。
  92. 【請求項92】 前記記憶工程で記憶された履歴情報に
    基づいて処理を実行する第2の処理工程を有することを
    特徴とする請求項89に記載の情報処理方法。
  93. 【請求項93】 前記履歴情報は前記入力または処理の
    対象を含み、該対象に対して、前記第2の処理工程の処
    理が実行されることを特徴とする請求項92に記載の情
    報処理方法。
  94. 【請求項94】 前記記憶工程で記憶された履歴情報か
    ら特定の履歴情報を選択する選択工程を有し、該選択工
    程により選択された履歴情報中の前記対象に対して、前
    記第2の処理工程の処理を実行することを特徴とする請
    求項93に記載の情報処理方法。
  95. 【請求項95】 前記入力工程は、ユーザの操作により
    入力を行なう操作入力工程を含むことを特徴とする請求
    項89に記載の情報処理方法。
  96. 【請求項96】 前記入力工程は、外部装置からの指示
    または情報を受信する受信工程を含むことを特徴とする
    請求項89に記載の情報処理方法。
  97. 【請求項97】 前記指示は、外部装置のユーザからの
    指示を含むことを特徴とする請求項86に記載の情報処
    理方法。
  98. 【請求項98】 前記入力工程は、状況を検出する検出
    工程を含むことを特徴とする請求項89に記載の情報処
    理方法。
  99. 【請求項99】 前記入力工程は、画像情報を読み取り
    入力する読み取り工程を含むことを特徴とする請求項8
    9に記載の情報処理方法。
  100. 【請求項100】 前記処理工程による処理は、情報の
    読み込み、印刷、表示、送信、保存、検索、保留、編
    集、削除、条件/設定変更のいずれかを含むことを特徴
    とする請求項89に記載の情報処理方法。
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