JPH06243170A - 検索装置および検索結果再利用方法 - Google Patents
検索装置および検索結果再利用方法Info
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- JPH06243170A JPH06243170A JP5048816A JP4881693A JPH06243170A JP H06243170 A JPH06243170 A JP H06243170A JP 5048816 A JP5048816 A JP 5048816A JP 4881693 A JP4881693 A JP 4881693A JP H06243170 A JPH06243170 A JP H06243170A
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Abstract
所望の検索を効率的にすることが可能にされた検索装置
および検索結果再利用方法を提供すること。 【構成】検索条件と検索結果を保持し、前記記録にある
検索条件の検索指示に対して対応する検索結果を前記検
索指示の検索結果として利用する検索装置(1)におい
て、検索対象の内容の変化を検出する変化検出手段(1
2A)と、前記変化検出手段による検出に対応して前記
保持された検索結果を更新して変化を反映させる検索結
果更新手段(12B)とを有しており、前記変化検出手
段は、前記検索結果の利用に先立ち変化を検出するとと
もに、定期的な検出をするように構成された前記の検索
装置、および、検索条件と検索結果を保持し、前記記録
にある検索条件の検索指示に対して対応する検索結果を
前記検索指示の検索結果として再利用する方法におい
て、検索対象の内容の変化を検出する変化検出手順と、
前記変化検出手段による検出に対応して前記保持された
検索結果を更新して変化を反映させる手順とを含んでな
る検索結果再利用方法。
Description
結果再利用方法に関するものであり、特に、検索に関す
る履歴情報を活用することによって所望の検索を効率的
にすることが可能にされた検索装置および検索結果再利
用方法に関するものであって、過去において用いられた
検索条件に基づいて得られた検索結果を取得することに
よって検索操作の処理に必要な時間を短縮可能にするこ
とに加えて、検索結果として得られた検索対象の内容に
変化があったときには、これに応じて適切な更新処理を
自動的に施しておくことにより、前記検索対象の内容に
変化があったことによる悪影響の発生を防止できるよう
にされたものである。
々の情報管理装置に対する検索のやり方として従来から
一般的に採用されていることは、ある所定の検索条件を
検索対象の情報管理装置に与えておき、当該所定の検索
条件に合致したデータやファイルを前記検索対象として
の情報管理装置から取得することである。ここでの検索
条件としては、キーワードや属性で構成された論理式を
もって表現されているものが多い。このような情報管理
装置を実際に使用する場合には、過去に用いたと同じ検
索条件を用いて検索をせねばならないことがあるけれど
も、その都度前記過去に用いたと同じ検索条件をもって
情報管理装置を再度検索することは時間的にも無駄であ
り、また、作業担当者の負担も増大することになる。そ
こで、過去に使用された検索条件とその結果として取得
された事項とを対(ペア)にして、履歴情報として適当
な手段に登録・管理しておき、必要に応じて前記履歴情
報を活用することによって所要の検索作業を効率化させ
る技術が、[検索作業の省略化]を主たる目標として従
来から開発・提案されている。この種の従来からの技術
的事項が開示されているものとしては、例えば、特開平
4−86950号公報[文書検索方法],特開平2−2
87877号公報[データ処理装置]や特開昭63−2
04434号公報[電子化文書検索装置]等を挙げるこ
とができる。
観点をおいた検索処理の説明をするためのフローチャー
トである。この図18において、所要の検索作業が開始
され(S181)、検索を所望する事項に関連する検索
条件が指定される(S182)と、これに応じて、前記
のステップS182で指定されたと同じ検索条件に基づ
く履歴情報が存在するか否かの判定がなされる(S18
3)。この判定の結果がYESであったときには、即
ち、該指定されたと同じ検索条件に基づく履歴情報が存
在すると判定されたときには、この履歴情報に基づいて
目標とする検索結果が取得される(S184)。これに
対して、前記のステップS183における判定の結果が
NOであったときには、即ち、該指定されたと同じ検索
条件に基づく履歴情報が存在しないと判定されたときに
は、ステップS182で指定された検索条件に基づく検
索作業の処理が実行される(S185)。そして、ステ
ップS184またはS185のいずれかにおける作業が
なされてから、所要の検索作業の処理は全て終了する
(S186)ようにされる。このような従来からの検索
作業の処理によれば、ステップS184における作業か
ら認められるように検索作業の部分的な省略化が実現さ
れていることから、比較的短い時間内に所望の検索結果
を得ることができるという相応の利点がある。
種の技術においては、過去に用いられたと同じ検索条件
を使用することが必要とされたときに、前記過去におい
て用いられた検索条件に基づいて得られた検索結果を取
得することによって目標を達するようにされており、検
索操作の処理に必要な時間を短縮することができるとい
うことでは相応の利点があるけれども、次のような問題
点があった。即ち、ある所定の検索対象としてのデータ
ベースやファイル等の情報装置に対して指定された検索
条件が、ある過去の時点において使用されたものである
ときには、前記所定の検索対象が対応の検索結果として
機械的に得られることになる。しかるに、このような操
作がなされるときには、検索結果として得られた検索対
象の内容に変化があって、所期の目標とは食い違うこと
があり得る。ところが、このような事態が生じる恐れが
あるにも拘らず、目標とは異なる検索結果が機械的に得
られてしまうという問題点があった。
めになされたものであって、過去に用いられたと同じ検
索条件を使用することが必要とされたときに、前記過去
において用いられた検索条件に基づいて得られた検索結
果を取得することによって検索操作の処理に必要な時間
を短縮可能にすることに加えて、検索結果として得られ
た検索対象の内容に変化があったときには、これに応じ
て適切な更新処理を自動的に施しておくことにより、前
記検索対象の内容に変化があったことによる悪影響の発
生を防止できるようにすることを目的とするものであ
る。
果たすためになされたものであり、この発明に係る検索
装置は、検索条件と検索結果を保持し、前記記録にある
検索条件の検索指示に対して対応する検索結果を前記検
索指示の検索結果として利用する検索装置(1)におい
て、検索対象の内容の変化を検出する変化検出手段(1
2A)と、前記変化検出手段による検出に対応して前記
保持された検索結果を更新して変化を反映させる検索結
果更新手段(12B)とを有して構成されたことを特徴
とするものである。また、この発明に係る検索装置にお
ける変化検出手段(12A)は、前記検索結果の利用に
先立ち変化を検出するようにされており、また、その検
出が定期的になされることを特徴とするものである。更
に、この発明に係る検索装置における検索結果の再利用
方法は、検索条件と検索結果を保持し、前記記録にある
検索条件の検索指示に対して対応する検索結果を前記検
索指示の検索結果として再利用する方法において、検索
対象の内容の変化を検出する変化検出手順と、前記変化
検出手段による検出に対応して前記保持された検索結果
を更新して変化を反映させる手順とを含んでいることを
特徴とするものである。
方法によれば、検索対象としての情報装置の内容に変更
が生じたことを検出する手段を設けておき、過去におい
て用いられた検索条件に基づいて得られた検索結果を取
得することによって検索操作の処理に必要な時間を短縮
可能にすることに加えて、検索結果として得られた検索
対象の内容に変化があったときには、これに応じて適切
な更新処理を自動的に施しておいて、前記検索対象の内
容に変化があったことによる悪影響の発生を防止できる
という利点が得られる。
置の構成を例示するブロック図である。この図1におい
て、2は情報装置であり、これにはデータベースやファ
イルシステムのような形式の大量の情報が格納されてお
り、検索装置1による検索処理の実行の対象にされる。
この検索装置1には次のような諸手段が含まれている。
即ち、ある所定の検索対象としての情報に対する検索条
件を設定・入力するための検索条件入力部13,前記所
定の検索対象としての情報内容の変化を検出する変化検
出部12A,前記変化検出部12Aによる検出に対応し
て保持された検索結果を更新して変化を反映させる検索
結果変更部12B,ある所定の検索対象とそれに関連す
る検索結果との対(ペア)から構成される検索履歴(情
報)を登録・管理する検索履歴(情報)管理部11,お
よび、前記所定の検索条件に基づく所要の検索処理を実
行する検索実行部10が含まれている。
ての情報装置の構成を示す例示図である。この図2にお
いて、情報装置2はファイルシステムとされており、次
の4個のファイルが含まれているものとして示されてい
る。即ち、第1キーワード21Aである(A,B)が付
与された第1ファイル21;第2キーワード22Aであ
る(B,C)が付与された第2ファイル22;第3キー
ワード23Aである(A,C)が付与された第3ファイ
ル23;および、第4キーワード24Aである(A,
C,D)が付与された第4ファイル24;が含まれてい
るものとして示されている。また、この情報装置2にお
けるファイルの内容が変更された時刻を表す変更時刻2
6が、例えば、[1992年10月12日13:30]
のように例示されている。
してのファイルシステムについて、キーワードAが含ま
れたファイルを検索するときの態様を説明する。まず、
ファイルの検索条件としてのキーワードAが検索装置1
の検索条件入力部13から入力される。検索実行部10
においては、情報装置2であるファイルシステム内の4
個のファイルに個別に対応するキーワードリストを調べ
て、現在の検索条件としてのキーワードAを含むファイ
ルを抽出するようにされる。そして、このような検索操
作の結果として、第1ファイル21,第3ファイル23
および第4ファイル24が条件に合致したファイルとし
て抽出される。なお、この発明の実施例においては、あ
る所定の検索結果に関連する履歴情報が、検索条件とし
てのキーワードとその検索結果としてのファイルリスト
との対(ペア)から構成されており、このような履歴情
報は検索履歴(情報)管理部11内にある所定の序列を
もって登録・格納されている。
示された情報装置に関する履歴情報の内容に対する説明
図である。前記の図2に関して既に説明されたように、
情報装置2であるファイルシステム内の4個のファイル
に個別に対応するキーワードリストが調べられて、当面
の検索条件であるキーワードAを含むファイル(即ち、
第1ファイル21,第3ファイル23および第4ファイ
ル24)が条件に合致したものとして抽出される。そし
て、図3において示されているように、この検索処理の
結果が履歴情報として検索履歴(情報)管理部11に登
録・格納されることになる。図3に例示された第1履歴
情報111に含まれている事項は、検索条件111Aに
対応するキーワードA,および、検索結果111Bに対
応する第1ファイル21,第3ファイル23および第4
ファイル24である。
のフローチャートであり、検索条件としてのキーワード
を指定してから履歴情報を作成するまでの処理の流れを
例示するものである。この図4において、所要の検索作
業が開始され(S41)、検索を所望する事項に関連す
る検索条件としてのキーワードが指定されて(S42)
から、これに応じて入力されたキーワードが対応する履
歴情報における検索条件の項目として検索履歴(情報)
管理部11内に格納される(S43)。そして、これに
続けて、情報装置2としてのファイルシステム内に未検
査のファイルが存在するか否かの判定がなされる(S4
4)。この判定の結果がYESであったときには、即
ち、未検査状態にあるファイルが残っていると判定され
たときには、該未検査の状態で残っているファイルの中
の所定順位の1件が検査対象として取り出される(S4
5)。そして、このようにして取り出された検査対象と
してのファイルについて、該当する検査条件としてのキ
ーワードが含まれているか否かの判定がなされる。この
判定の結果がNOであったときには、即ち、該当する検
査条件としてのキーワードが前記検査対象としてのファ
イルに含まれていないと判定されたときには、先のステ
ップS44に戻ってそれ以後の作業が繰り返される。こ
れに対して、前記ステップS46における判定の結果が
YESであったときには、即ち、該当する検査条件とし
てのキーワードが前記検査対象としてのファイルに含ま
れていると判定されたときには、検査対象としてのファ
イルが対応の履歴情報における検索結果の項目に追加さ
れて(S47)から、先のステップS44に戻ってそれ
以後の作業が繰り返される。その一方において、前記ス
テップS44の判定の結果がNOであったときには、即
ち、未検査状態にあるファイルが残っていないと判定さ
れたときには、ステップS48に移行して所要の作業は
全て終了されることになる。
ての情報装置の構成を、ある所定の時刻0のときのもの
として示す例示図である。この図5においても、前述さ
れた図2の場合のように情報装置2はファイルシステム
とされており、次の4個のファイルが含まれているもの
として示されている。即ち、第1キーワード21Aであ
る(A,B)が付与された第1ファイル21;第2キー
ワード22Aである(B,C)が付与された第2ファイ
ル22;第3キーワード23Aである(A,C)が付与
された第3ファイル23;および、第4キーワード24
Aである(A,C,D)が付与された第4ファイル2
4;が含まれているものとして示されている。ただし、
情報装置2におけるファイルの内容が変更された時刻を
表す変更時刻26については、[−t1(t1>0)]
として示されている。
ながら、上記実施例の検索装置1における変化検出部1
2Aの動作について説明する。いま、ある所定の時刻0
における検索対象としてのファイルシステムが図5の状
態にあり、また、検索装置1における検索履歴(情報)
管理部11が図3の状態にあるものとする。なお、変化
検出部12Aにおける調査の作業はある一定の時間間隔
(T)をもって定期的になされており、前記所定の時刻
0において定期的な変更検出処理が実行されたものとす
る。
刻Tまでは、上記実施例における検索対象としての情報
装置2の状態が前記図5のままで変化しなかったとす
る。このときに、検索対象であるファイルシステムの内
容の最近の変更時刻(−t1)と検索装置1における検
索履歴(情報)管理部11の前回変更検出処理時刻
(0)との比較が、変化検出部12Aによって実行され
る。この比較の結果として、検索対象の内容の最近の変
更時刻(−t1)の方が前記検索履歴(情報)管理部1
1の前回変更検出処理時刻(0)よりも古いことから、
現在問題にされている検索対象の内容には変化がないも
のと判断される。従って、このような場合には、検索装
置1における検索履歴(情報)管理部11の状態を変更
するための検索処理が起動されることはない。そして、
今回の時刻Tにおける定期的な変更検出処理が終了する
と、前記検索装置1における検索履歴(情報)管理部1
1の前回変更検出処理時刻が0からTに更新されること
になる。
き、変更時刻t2(T<t2<2T)において、情報装
置2であるファイルシステムが図6に示す状態に変更さ
れたとする。この図6においては、次の5個のファイル
が含まれているものとして示されている。即ち、第1キ
ーワード21Aである(A,B)が付与された第1ファ
イル21;第2キーワード22Aである(B,C)が付
与された第2ファイル22;第3キーワード23Aであ
る(C,D)が付与された第3ファイル23;第4キー
ワード24Aである(A,C,D)が付与された第4フ
ァイル24;および、第5キーワード25Aである
(A)が付与された第5ファイル25;が含まれている
ものとして示されている。そして、情報装置2における
ファイルの内容が変更された時刻を表す変更時刻26に
ついては、[t2(T<t2<2T)]として示されて
いる。
テムの内容の最近の変更時刻(t2)と検索装置1にお
ける検索履歴(情報)管理部11の前回変更検出処理時
刻(T)との比較が、変化検出部12Aによって実行さ
れる。この比較の結果として、検索対象の内容の最近の
変更時刻(t2)の方が前記検索履歴(情報)管理部1
1の前回変更検出処理時刻(T)よりも新しいことか
ら、現在問題にされている検索対象の内容が変化したも
のと判断される。従って、このような場合には、検索装
置1における検索履歴(情報)管理部11の状態を変更
するための検索処理が起動される。そして、この結果と
して、検索装置1における検索履歴(情報)管理部11
の履歴情報が図7に示されているように変化される。即
ち、この図7は、上記実施例の検索装置1における検索
履歴(情報)管理部11の履歴情報の内容に対する説明
図である。この図7においては、前記の図6に関連して
認められるように、情報装置2であるファイルシステム
内の5個のファイルに個別に対応するキーワードリスト
が調べられて、当面の検索条件であるキーワードAを含
むファイル(即ち、第1ファイル21,第4ファイル2
4および第5ファイル25)が条件に合致したものとし
て抽出される。そして、図7において示されているよう
に、この検索処理の結果が履歴情報として検索履歴(情
報)管理部11に登録・格納されることになる。図7に
例示された第1履歴情報111に含まれている事項は、
検索条件111Aに対応するキーワードA,および、変
更後の検索結果111Bに対応する第1ファイル21,
第4ファイル24および第5ファイル25である。今回
の時刻2Tにおける変更検出処理が終了すると、前記検
索装置1における検索履歴(情報)管理部11の前回変
更検出処理時刻がTから2Tに更新されることになる。
のフローチャートであり、検索装置における変化検出部
の変化検出処理の流れを例示するものである。この図8
において、所要の検索作業が開始され(S81)、これ
に応じて所要の変化検出処理の待機に入り(S82)、
前記所要の変化検出処理のための調査時間間隔が経過し
たか否かの判定がなされる(S83)。そして、この判
定の結果がNOであったときには、即ち、前記調査時間
間隔がまだ経過していないと判定されたときには、ステ
ップS82に戻って待機の体勢をとることになる。これ
に対して、前記のステップS83の判定の結果がYES
であったときには、即ち、前記調査時間間隔が経過した
(または、ある所定の調査時点に到達した)と判定され
たときには、現在問題にされている検索対象の変更時刻
と検索装置における変化検出部の前回の変更検出処理時
刻との比較がなされ(S84)てから、該検索装置にお
ける検索履歴(情報)管理部の情報内容を変更すること
の要否のいかんが判定される(S85)。この判定の結
果がNOであったときには、即ち、検索装置における検
索履歴(情報)管理部の情報内容を変更することが不要
であると判定されたときには、ステップS82に戻って
待機の体勢をとることになる。これに対して、前記のス
テップS85の判定の結果がYESであったときには、
即ち、該検索装置における検索履歴(情報)管理部の情
報内容を変更することが必要であると判定されたときに
は、これに続けて所要の検索処理が実行され(S8
6)、検索装置における変化検出部の前回の変更検出処
理時刻が現在の時刻に変更されて(S87)から、ステ
ップS82に戻って待機の体勢に入るようにされる。
検索検索履歴(情報)管理部11の履歴情報の内容に対
する別の説明図である。この図9においても、前記の図
6に関連して認められるように、情報装置2であるファ
イルシステム内の5個のファイルに個別に対応するキー
ワードリストが調べられて、第1の検索条件であるキー
ワードAを含むファイル(即ち、第1ファイル21,第
4ファイル24および第5ファイル25)が条件に合致
したものとして抽出される。そして、図9において示さ
れているように、この検索処理の結果が第1履歴情報1
11として検索履歴(情報)管理部11に登録・格納さ
れることになる。この第1履歴情報111に含まれてい
る事項は、第1の検索条件111Aに対応するキーワー
ドA,および、関連の検索結果111Bに対応する第1
ファイル21,第4ファイル24および第5ファイル2
5である。また、これに次いで、前記ファイルシステム
内の5個のファイルに個別に対応するキーワードリスト
が調べられて、第2の検索条件であるキーワードCを含
むファイル(即ち、第2ファイル22,第3ファイル2
3および第4ファイル24)が条件に合致したものとし
て抽出される。そして、これも図9において示されてい
るように、この検索処理の結果が第2履歴情報112と
して検索履歴(情報)管理部11に登録・格納されるこ
とになる。この第2履歴情報112に含まれている事項
は、第2の検索条件112Aに対応するキーワードC,
および、関連の検索結果112Bに対応する第2ファイ
ル22,第3ファイル23および第4ファイル24であ
る。
しての情報装置の別の構成を示す例示図である。この図
10において、情報装置2はファイルシステムとされて
おり、次の4個のファイルが含まれているものとして示
されている。即ち、第1キーワード21Aである(A,
B)が付与された第1ファイル21;第2キーワード2
2Aである(B,C)が付与された第2ファイル22;
第3キーワード23Aである(A,C)が付与された第
3ファイル23;および、第4キーワード24Aである
(A,C,D)が付与された第4ファイル24;が含ま
れているものとして示されている。なお、情報装置2に
おけるファイルの内容が変更された時刻を表す変更時刻
が識別子27として与えられており、例えば、[199
2年10月12日13:30]のように例示されてい
る。
記図10に示された情報装置に関する履歴情報の内容に
対する説明図である。前記の図10に関して既に説明さ
れたように、情報装置2であるファイルシステム内の4
個のファイルに個別に対応するキーワードリストが調べ
られて、当面の検索条件であるキーワードAを含むファ
イル(即ち、第1ファイル21,第3ファイル23およ
び第4ファイル24)が条件に合致したものとして抽出
される。そして、図11において示されているように、
この検索処理の結果が履歴情報として検索履歴(情報)
管理部11に登録・格納されることになる。図11に例
示された第1履歴情報111に含まれている事項は、検
索条件111Aに対応するキーワードA,検索結果11
1Bに対応する第1ファイル21,第3ファイル23と
第4ファイル24,および、情報装置2におけるファイ
ルの内容が変更された時刻に対応する識別子27[19
92年10月12日13:45]である。
めのフローチャートであり、検索条件としてのキーワー
ドを指定してから履歴情報を作成するまでの処理の流れ
を例示するものである。この図12において、所要の検
索作業が開始され(S121)、検索を所望する事項に
関連する検索条件としてのキーワードが指定されて(S
122)から、これに応じて入力されたキーワードが対
応する履歴情報における検索条件の項目として検索履歴
(情報)管理部11内に格納される(S123)。そし
て、これに続けて、情報装置2としてのファイルシステ
ム内に未検査のファイルが存在するか否かの判定がなさ
れる(S124)。この判定の結果がYESであったと
きには、即ち、未検査状態にあるファイルが残っている
と判定されたときには、該未検査の状態で残っているフ
ァイルの中の所定順位の1件が検査対象として取り出さ
れる(S125)。そして、このようにして取り出され
た検査対象としてのファイルについて、該当する検査条
件としてのキーワードが含まれているか否かの判定がな
される(S126)。この判定の結果がNOであったと
きには、即ち、該当する検査条件としてのキーワードが
前記検査対象としてのファイルに含まれていないと判定
されたときには、先のステップS124に戻ってそれ以
後の作業が繰り返される。これに対して、前記ステップ
S126における判定の結果がYESであったときに
は、即ち、該当する検査条件としてのキーワードが前記
検査対象としてのファイルに含まれていると判定された
ときには、検査対象としてのファイルが対応の履歴情報
における検索結果の項目に追加されて(S127)か
ら、先のステップS124に戻ってそれ以後の作業が繰
り返される。その一方において、前記ステップS124
の判定の結果がNOであったときには、即ち、未検査状
態にあるファイルが残っていないと判定されたときに
は、関連の日時情報が対応する履歴情報における識別子
の項目に登録されて(S128)から、所要の作業は全
て終了される(S129)ことになる。
る検索履歴(情報)管理部11の履歴情報の内容に対す
る別の説明図である。この図13においては、後述の図
14に関連して認められるように、情報装置2であるフ
ァイルシステム内の5個のファイルに個別に対応するキ
ーワードリストが調べられて、第1の検索条件であるキ
ーワードAを含むファイル(即ち、第1ファイル21,
第4ファイル24および第5ファイル25)が条件に合
致したものとして抽出される。そして、図13において
示されているように、この検索処理の結果が第1履歴情
報111として検索履歴(情報)管理部11に登録・格
納されることになる。この第1履歴情報111に含まれ
ている事項は、第1の検索条件111Aに対応するキー
ワードA,関連の検索結果111Bに対応する第1ファ
イル21,第4ファイル24と第5ファイル25,およ
び、識別子111Cに対応する時間情報[1992年1
0月12日13:45]である。また、これに次いで、
前記ファイルシステム内の5個のファイルに個別に対応
するキーワードリストが調べられて、第2の検索条件で
あるキーワードCを含むファイル(即ち、第2ファイル
22,第3ファイル23および第4ファイル24)が条
件に合致したものとして抽出される。そして、これも図
13において示されているように、この検索処理の結果
が第2履歴情報112として検索履歴(情報)管理部1
1に登録・格納されることになる。この第2履歴情報1
12に含まれている事項は、第2の検索条件112Aに
対応するキーワードC,関連の検索結果112Bに対応
する第2ファイル22,第3ファイル23と第4ファイ
ル24,および、識別子112Cに対応する時間情報
[1992年10月12日14:00]である。
しての情報装置の構成について、ある所定の時点におい
て変更したものの例示図である。この図14において
は、次の5個のファイルが含まれているものとして示さ
れている。即ち、第1キーワード21Aである(A,
B)が付与された第1ファイル21;第2キーワード2
2Aである(B,C)が付与された第2ファイル22;
第3キーワード23Aである(C,D)が付与された第
3ファイル23;第4キーワード24Aである(A,
C,D)が付与された第4ファイル24;および、第5
キーワード25Aである(A)が付与された第5ファイ
ル25;が含まれているものとして示されている。そし
て、情報装置2におけるファイルの内容が変更された時
刻[1992年10月12日14:20]が識別子27
として示されている。
る検索履歴(情報)管理部11の履歴情報の内容に対す
る別の説明図である。この図15は、検索対象について
ある所定の変更がなされてから、キーワードAで検索し
たときの検索履歴(情報)管理部の状態を例示するもの
である。図15においては、情報装置2であるファイル
システム内の5個のファイルに個別に対応するキーワー
ドリストが調べられて、第1の検索条件であるキーワー
ドAを含むファイル(即ち、第1ファイル21,第4フ
ァイル24および第5ファイル25)が条件に合致した
ものとして抽出される。そして、この図15で示されて
いるように、この検索処理の結果が第1履歴情報111
として検索履歴(情報)管理部11に登録・格納される
ことになる。この第1履歴情報111に含まれている事
項は、第1の検索条件111Aに対応するキーワード
A,関連の検索結果111Bに対応する第1ファイル2
1,第4ファイル24と第5ファイル25,および、識
別子111Cに対応する時間情報[1992年10月1
2日14:30]である。一方、前記ファイルシステム
内の5個のファイルに個別に対応するキーワードリスト
が別に調べられており、第2の検索条件であるキーワー
ドCを含むファイル(即ち、第2ファイル22,第3フ
ァイル23および第4ファイル24)が条件に合致した
ものとして抽出されている。そして、これも図15にお
いて示されているように、この検索処理の結果が第2履
歴情報112として検索履歴(情報)管理部11に登録
・格納されることになる。この第2履歴情報112に含
まれている事項は、第2の検索条件112Aに対応する
キーワードC,関連の検索結果112Bに対応する第2
ファイル22,第3ファイル23と第4ファイル24,
および、識別子112Cに対応する時間情報[1992
年10月12日14:00]である。
実施例の全体的な検索処理の流れを説明をするためのフ
ローチャートである。この図16において、所要の検索
作業が開始され(S161)、検索を所望する事項に関
連する検索条件が指定される(S162)と、これに応
じて、前記のステップS162で指定されたと同じ検索
条件に基づく履歴情報が存在するか否かの判定がなされ
る(S163)。この判定の結果がYESであったとき
には、即ち、該指定されたと同じ検索条件に基づく履歴
情報が存在すると判定されたときには、この履歴情報に
含まれている識別子と目標とする検索対象における識別
子との比較がなされ(S164)てから、その再検索を
必要とするか否かの判定がなされる(S165)。これ
に対して、前記のステップS163における判定の結果
がNOであったときには、即ち、該指定されたと同じ検
索条件に基づく履歴情報が存在しないと判定されたとき
には、ステップS162で指定された検索条件に基づく
検索作業の処理が実行される(S167)。そして、ス
テップS165における判定の結果がYESであったと
きには、即ち、再検索を必要とすると判定されたときに
は、ステップS167に移行して所要の検索処理が実行
される。これに対して、前記ステップS165における
判定の結果がNOであったときには、即ち、再検索は不
要であると判定されたときには、同じ条件の履歴情報に
基づいて所期の検索結果が得られる(S166)ことに
なる。そして、ステップS166またはS167のいず
れかにおける作業がなされてから、所要の検索作業の処
理は全て終了する(S168)ようにされる。なお、前
記の図10から図16までの説明においては、ある所定
の時間情報が識別子として使用されたが、これに限ら
ず、例えば検索対象に対する操作および検索処理の順序
を表す番号を用いることもできる。
テムの内容の変化や所要の処理の順序を表す番号を履歴
情報における識別子として用いたときの、該識別子の変
化に関する説明図である。この図17の[1](〇内に
番号1を記したものに相当する)においては、ある所定
の時点で変更されたファイルシステムを対象とし、この
ときの識別子が前記の[1]として履歴情報に付与され
るものとする。まず、ある所定の時点においてキーワー
ドAを含むファイルの検索がなされたとすると、この検
索処理に対応する識別子としての[2](〇内に番号2
を記したものに相当する)が履歴情報に付与される。次
に、別のキーワードCを含むファイルの検索がなされた
とすると、この検索処理に対応する識別子としての
[3](〇内に番号3を記したものに相当する)が履歴
情報に付与される。ここでキーワードAを含むファイル
の検索が再びなされたとしても、実際の検索処理が実行
されることはなく、識別子としての[3]はそのままの
状態に留まる。これに次いで、情報装置2であるファイ
ルシステムの内容が(例えば図10の状態から図14の
状態へと)変更されると、このときの検索対象の識別子
は[4](〇内に番号4を記したものに相当する)にさ
れる。そして、このような状態においてキーワードAを
含むファイルの検索が実行されると、この検索処理に対
応する識別子としての[4]が履歴情報に付与されるこ
とになる。
検索装置および検索結果再利用方法によれば、検索対象
としての情報装置の内容に変更が生じたことを検出する
手段を設けておくことにより、過去において用いられた
検索条件に基づいて得られた検索結果を取得することに
よって検索操作の処理に必要な時間を短縮可能にするこ
とに加えて、検索結果として得られた検索対象の内容に
変化があったときには、これに応じて適切な更新処理を
自動的に施しておくことにより、前記検索対象の内容に
変化があったことによる悪影響の発生を防止できるとい
う効果が奏せられる。
例示するブロック図である。
の構成を示す例示図である。
装置に関する履歴情報の内容に対する説明図である。
ローチャートであり、検索条件としてのキーワードを指
定してから履歴情報を作成するまでの処理の流れを例示
するものである。
の構成を、時刻0のときのものとして示す例示図であ
る。
の構成を、時刻t2のときに変更したものとして示す例
示図である。
履歴情報の内容に対する説明図である。
ートであり、検索装置における変化検出部の変化検出処
理の流れを例示するものである。
履歴情報の内容に対する別の説明図である。
置の別の構成を示す例示図である。
された情報装置に関する履歴情報の内容に対する説明図
である。
のフローチャートであり、検索条件としてのキーワード
を指定してから履歴情報を作成するまでの処理の流れを
例示するものである。
(情報)管理部11の履歴情報の内容に対する別の説明
図である。
置の構成について、ある所定の時点において変更したも
のの例示図である。
(情報)管理部11の履歴情報の内容に対する別の説明
図である。
的な検索処理の流れを説明をするためのフローチャート
である。
化や所要の処理の順序を表す番号を履歴情報における識
別子として用いたときの、該識別子の変化に関する説明
図である。
検索処理の説明をするためのフローチャートである。
部;11−−検索履歴(情報)管理部;12A−−変化
検出部;12B−−検索結果更新部;13−−検索条件
入力部。
Claims (4)
- 【請求項1】検索条件と検索結果を保持し、前記記録に
ある検索条件の検索指示に対して対応する検索結果を前
記検索指示の検索結果として利用する検索装置におい
て、 検索対象の内容の変化を検出する変化検出手段と、 前記変化検出手段による検出に対応して前記保持された
検索結果を更新して変化を反映させる検索結果更新手段
と、 を有する検索装置。 - 【請求項2】前記変化検出手段は、前記検索結果の利用
に先立ち変化を検出するようにされている、 請求項1に記載の検索装置。 - 【請求項3】前記変化検出手段は、定期的な検出をする
ようにされている、 請求項1に記載の検索装置。 - 【請求項4】検索条件と検索結果を保持し、前記記録に
ある検索条件の検索指示に対して対応する検索結果を前
記検索指示の検索結果として再利用する方法において、 検索対象の内容の変化を検出する変化検出手順と、 前記変化検出手段による検出に対応して前記保持された
検索結果を更新して変化を反映させる手順と、 を含んでいる検索結果再利用方法。
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---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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