JPH06348471A - ソフトウェア部品検索装置 - Google Patents

ソフトウェア部品検索装置

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Publication number
JPH06348471A
JPH06348471A JP5166329A JP16632993A JPH06348471A JP H06348471 A JPH06348471 A JP H06348471A JP 5166329 A JP5166329 A JP 5166329A JP 16632993 A JP16632993 A JP 16632993A JP H06348471 A JPH06348471 A JP H06348471A
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JP
Japan
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search
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software component
attribute
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Withdrawn
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JP5166329A
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English (en)
Inventor
Masahiro Noguchi
正浩 野口
Hiroshi Takada
寛 高田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検索時における誤検出や過検出をなくすとと
もに、利用者が簡便に検索を行うことができるようにす
る。 【構成】 ソフトウェア部品の記述文書を複数の独立し
た記述属性から構成するとともに、各記述属性毎に独立
した登録手段6a,6b,…により、記述文書を記述属
性毎に集めて検索対象中間データ8a,8b,…として
保存しておく。検索時には、各記述属性毎に独立した検
索手段5a,5b,…により、各検索条件を満たす記述
文書を検索対象中間データ8a,8b,…の中から各々
検索し、これらの検索結果を検索結果総合評価手段10
により総合評価して最終的な検索結果を得るようにする
ことにより、各記述属性毎に独立に検索手段を指定でき
るようにして、各記述文書のデータの型に応じた検索を
行えるようにするとともに、検索者の各部品に対する見
方の多様性に柔軟に対応できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウェア開発にお
ける提案書、仕様書、設計書、プログラム、テストケー
ス、マニュアルなどを、ソフトウェア部品として登録す
るとともに、登録した部品の検索を行うソフトウェア部
品検索装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、設計書やプログラムをはじめ
とするソフトウェアを生産する過程における生産物を、
ソフトウェア開発のための部品(以下、「ソフトウェア
部品」と呼ぶ)として登録するようにしている。そし
て、上記登録したソフトウェア部品を同一開発プロジェ
クト内、あるいは他のプロジェクトの各作業者が利用で
きるようにすることで、ソフトウェア開発の生産性の向
上を図ってきた。
【0003】ところで、ソフトウェア部品を利用するた
めには、登録されているソフトウェア部品を検索する必
要がある。このような検索方式の代表的なものには、従
来以下のようなものがある。その第1は、ソフトウェア
部品をある基準に基づいて分類し、その分類カテゴリを
表すコードを検索条件として指定することにより検索を
行う方式(以下、単に「分類コード検索方式」と呼ぶ)
である。
【0004】第2は、任意の個数の属性を予め決められ
た値(いわゆるキーワード)の中から選択してソフトウ
ェア部品に付加し、その属性を検索条件として指定する
ことにより検索を行う方式(以下、単に「キーワード検
索方式」と呼ぶ)である。第3は、プログラム設計仕様
書等のソフトウェア部品記述文書を、利用者が任意に入
力した文字列を検索条件として全文検索する方式(以
下、単に「記述文書全文検索方式」と呼ぶ)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
分類コード検索方式においては、登録されている部品の
分類体系を利用者が予め熟知していなければならないと
いう問題があった。特に、ソフトウェア部品の分類基準
が複数存在する(たとえば、プログラム部品における、
機能、記述言語、ハードウェア前提、プログラムサイズ
など)現状では、利用者が簡便に部品検索を行うことは
困難であった。
【0006】さらに、利用者がソフトウェア部品をどの
ような観点から検索するかは予め予測できないことが多
いため、この分類コード検索方式のように唯一の分類体
系を設けることは、ソフトウェア部品検索装置の利用可
能性を著しく低下させるという問題があった。
【0007】また、第2のキーワード検索方式では、分
類体系に基づいてソフトウェア部品を登録している訳で
はないので、分類コード検索方式のように利用者は分類
体系に関する知識を要求されることはないが、検索条件
として指定可能なキーワードの範囲を知らなければなら
ない。
【0008】ここで、専門用語として使用頻度の高い用
語をキーワードに選ぶことによって、利用者が日常的に
使用している用語とのミスマッチを結果的に少なくする
ことは可能である。しかし、そのキーワードは検索装置
において必ずしも受理されるとは限らないので、キーワ
ードが受理されるかどうかという利用者の心理的負担は
依然として大きかった。
【0009】すなわち、ソフトウェア部品の登録者と検
索者とが一般に異なることを考慮すると、このキーワー
ド検索方式のように予め使用できるキーワードを限定す
ることは、部品検索装置の利用者の心理的負担を著しく
増大させるという問題があった。
【0010】一方、第3の記述文書全文検索方式は、利
用者が入力した文字列のパターン・マッチングに基づい
て検索を行う方式であるため、上記した2つの検索方式
における問題点は克服されている。しかし、この記述文
書全文検索方式の場合には、検索時に同義語、類義語等
の近接語が見落とされてしまう可能性があるという問題
があった。また、文書における適切な箇所においての
み、要求された文字列パターンを検出するという細かい
制御は、従来の全文書を一括して扱う方式では不可能で
あった。
【0011】すなわち、文字列パターンの一致のみに基
づいて検索を行うようにする全文検索方式では、重要で
ない箇所で検出されたパターンでも検索条件に合致した
ものと見なされるので、検索結果の質を低下させる過検
出の可能性があるという問題があった。
【0012】さらに、ソフトウェア部品記述文書に記載
されるデータには、文章だけでなく、数値(パラメー
タ)、日付け等の種々のデータ型が存在する。そのた
め、これらの異なる型のデータに対して同一の検索手段
を適用するようにしている方式では、記述文書に記載さ
れている情報を検索時に有効に利用できないという問題
があった。
【0013】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたもので、検索時における誤検出や過検出をなく
すとともに、利用者が簡便に検索を行うことができるソ
フトウェア部品検索装置を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、ソフトウェア部品の記述文書(例えば、サブルー
チンに対するサブルーチン説明書のように関連するドキ
ュメントや説明書の類ばかりでなく、提案書や仕様書に
おいては、それら自身がソフトウェア部品であり、か
つ、ソフトウェア部品の記述文書である)を独立した複
数の記述属性(例えば、名前、作成者、作成日、概要、
動作環境、使用上の注意などの独立した項目)に区分す
るとともに、ソフトウェア部品記述文書の登録手段およ
び検索手段をそれぞれ上記各記述属性毎に独立して複数
設け、上記複数の登録手段により各記述属性毎に登録し
た検索対象中間データの中から、利用者によって入力さ
れた検索条件に合致するソフトウェア部品記述文書を上
記複数の検索手段により検索し、この複数の検索結果を
総合評価して最終的な検索結果を求めるようにしたもの
である。
【0015】
【作用】本発明は上記技術手段より成るので、ソフトウ
ェア部品記述文書の記述属性毎に独立に検索手段を選択
指定することができる。このため、記述文書に記載され
ているデータの型に応じた検索手段を指定することで、
記述文書に記載されているデータの型の情報を検索時に
有効に利用することができ、検索漏れや過検出を防止す
ることが可能になる。
【0016】特に、検索条件として、ソフトウェア部品
記述文書の記述属性毎に検索の重要度を指定できるよう
にしたことにより、検索者にとって重要と思われる記述
属性を重点的に扱うことが可能となる。さらに、上記重
要度として負数を指定することで、入力された検索条件
に合致するソフトウェア部品の記述文書を積極的に排除
することも可能となる。
【0017】また、記述属性毎に独立した各検索手段に
対して、それらの検索手段に対応した検索条件を指示す
る手段を具備しているため、検索条件として特定の記述
属性を検索者が指定しなくても、上述のソフトウェア部
品記述文書の記述属性毎の検索の特徴をそのまま活かし
た検索を行うことができるとともに、記述文書の記述属
性を検索者が検索時に意識しないで済むようになる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すソフトウェ
ア部品検索装置全体の機能ブロック図である。図1にお
いて、提案書、仕様書、設計書、プログラムなどのソフ
トウェア部品は、ソフトウェア部品記憶手段としてのソ
フトウェア部品データベース1に蓄積されている。
【0019】このソフトウェア部品に対応する記述文書
の記述形式、すなわち、各種記述属性の組み合わせは、
ソフトウェア部品の集まり(いわゆるソフトウェア部品
ライブラリ)毎に設定される(たとえば、仕様書をソフ
トウェア部品として管理する場合は、その仕様書ライブ
ラリとして1つの部品スキーマが設定される)。そし
て、設定された各種記述属性の組み合わせは、図2に例
示するような内容のソフトウェア部品スキーマ2として
保存される。
【0020】このソフトウェア部品スキーマ2は、ソフ
トウェア部品記述文書を独立した複数の記述属性毎に管
理するソフトウェア部品管理手段として機能する。そし
て、ソフトウェア部品スキーマ2の内容は、登録管理手
段3によって登録時に参照されるとともに、検索管理手
段4によって検索時に参照される。ここで、ソフトウェ
ア部品スキーマ2は、1個の独立ファイルとして保存す
るだけでなく、いくつかのファイルに分割して保存する
ようにしても構わない。
【0021】図2のソフトウェア部品スキーマ2の例で
は、各記述属性毎に、その記述属性を検索対象とするか
否かを指定するとともに、検索対象とする場合には、検
索手段を全文書検索とするか(図2ではtextと表
示)、あるいはキー一致検索(範囲指定検索を含む)と
するか(図2ではSQLと表示)をも指定している。
【0022】このソフトウェア部品スキーマ2に対応す
るソフトウェア部品の記述文書の例を、図3に示す。図
3において、%記号で始まる単語は、文書の記述属性を
表す標識(タグ)であり、図2で示されるようなソフト
ウェア部品スキーマ2のファイルにあらかじめ定義され
ている。ある標識から次の標識が現れるまで(次の標識
が無い場合は最後まで)の文章が、その記述属性のデー
タである。なお、%記号で始まる単語は、文書記述属性
を示す標識の一例であり、他の形式を用いても構わな
い。
【0023】図1に示すように、本実施例では、検索手
段5a,5b,…と、各記述属性毎に記述文書のみを集
めて各検索手段5a,5b,…における検索に適した形
式に変換する登録手段6a,6b,…とを、各記述属性
毎に独立に設けている。
【0024】登録入力手段7から入力されたソフトウェ
ア部品の記述文書は、登録管理手段3により、ソフトウ
ェア部品スキーマ2に従って各記述属性のデータとして
抽出される。抽出されたデータは、各登録手段6a,6
b,…に送られる。そして、各記述属性毎の検索手段5
a,5b,…が要請する形式でひとまとめにされて、検
索対象中間データ8a,8b,…として保存される。
【0025】検索時には、検索条件入力手段9から入力
された検索条件は、検索管理手段4により各記述属性毎
の検索条件に分解され、該当する記述属性の検索手段5
a,5b,…にそれぞれ送られる。そして、各記述属性
毎の検索手段5a,5b,…により、各検索対象中間デ
ータ8a,8b,…のみが主記憶上にロードされ、検索
管理手段4から送られてくる各記述属性毎の検索条件に
従って、ソフトウェア部品記述文書の検索が各記述属性
毎に行われる。
【0026】この検索の結果、検索条件の合致度が利用
者によって設定された閾値(図2参照)を越える全ての
ソフトウェア部品記述文書の文書番号と合致度との対
が、検索結果総合評価手段10に出力される。そして、
検索結果総合評価手段10によって、検索の結果得られ
た各記述属性毎の合致度から、ソフトウェア部品全体の
検索合致度が算出される。
【0027】算出されたソフトウェア部品全体の検索合
致度は、検索結果判定手段11に送られる。そして、こ
の検索合致度が利用者によって予め設定された閾値を越
えるソフトウェア部品記述文書の文書番号が決定され
る。その結果をもとに、ソフトウェア部品データベース
1から該当するソフトウェア部品が読み込まれ、検索結
果表示手段12に表示される。
【0028】検索結果総合評価手段10において、各記
述属性の検索手段5a,5b,…より出力されるソフト
ウェア部品記述文書の文書番号と検索条件合致度との対
から、ソフトウェア部品全体の検索合致度を算出する方
式(以下、これを「検索総合評価方式」と呼ぶ)として
は、各記述属性毎の検索条件合致度の荷重平均をとる方
式と、最大値をとる方式(以下、これを「MAX方式」
と呼ぶ)との2種類に分けられる。
【0029】さらに、前者の荷重平均方式は、検索条件
合致度が閾値を下回る記述属性が1つでも含まれるソフ
トウェア部品記述文書を排除するAND方式と、そうで
ないOR方式との2種類に細分される。そこで、以上の
合計3種類の検索総合評価方式を自由に選択できるよう
に構成するとともに、各評価方式の検索条件合致度およ
び検索結果を、たとえば次のように定義する。
【0030】MAX方式における合致度は、検索対象と
なった各記述属性の合致度のうちの最大値と定義し、検
索結果は、検索対象となった各記述属性の検索結果の論
理和と定義する。AND方式における合致度は、検索対
象となった各記述属性の合致度の加重平均を1から0
(それぞれの値を含む)に正規化したものと定義し、検
索結果は、検索対象となった各記述属性の検索結果の論
理和と定義する。OR方式における合致度は、検索対象
となった各記述属性の合致度の加重平均を1から0(そ
れぞれの値を含む)に正規化したものと定義し、検索結
果は、検索対象となった各記述属性の検索結果の論理積
と定義する。
【0031】さらに、各記述属性毎の検索結果を総合評
価する際に評価の重みを付けるために、利用者が各記述
属性に、たとえば、−1から+1までの範囲で重要度を
検索条件入力手段9から自由に設定できるように構成す
る。ここで、負数は、検索結果を排除する重みとみな
す。
【0032】このように、検索条件の一部として、ソフ
トウェア部品の記述属性毎に重要度を指定できるように
したので、検索者にとって重要と思われる記述属性を重
点的に扱うことができるようになる。さらに、重要度と
して負数を指定することにより、入力された検索条件に
合致するソフトウェア部品記述文書を積極的に排除する
ことも可能となり、利用者の不完全な記憶からでもソフ
トウェア部品記述文書の検索を行い得るものとなる。
【0033】また、本実施例においては、ソフトウェア
部品の記述属性毎に独立に検索手段を選択指定できるの
で、記述文書に記載されているデータの型に応じた検索
手段を指定することで、記述文書に記載されているデー
タの型の情報を検索時に有効に利用することができる。
これによって、検索時における検索漏れと過検出とを防
止することが可能になる。
【0034】ここで、一例として、「プログラム作成
日」という記述属性のデータを考える。これは日付型の
データであり、この型に対しては、たとえば、範囲指定
の検索が可能な検索手段を指定することで、特定の日付
を持つソフトウェア部品を検索することが可能となる。
そこで、図2の例では、作成日付という記述属性の検索
手段として、キー一致検索(SQL)を指定している。
【0035】一方、「プログラム概要」という記述属性
のデータは、文字列型(あるいはテキスト型)のデータ
である。この型に対しては、全文検索手段を指定するこ
とはできるが、範囲指定の検索手段を指定したのでは意
味のある結果はほとんど得られない。そこで、図2の例
では、概要という記述属性の検索手段として、全文書検
索(Text)を指定している。
【0036】また、このようなソフトウェア部品検索装
置において、検索条件入力手段9から特定の記述属性の
指定をせずに部品全体としての検索条件が指示された場
合を考慮し、検索管理手段4に対して、独立した全ての
検索手段5a,5b,…に対して各検索手段5a,5
b,…に対応した検索条件を指示する手段を付加してい
る。
【0037】このようにすることにより、部品全体とし
て検索条件が指示された場合にも、上述の記述属性毎の
検索の特徴をそのまま活かした検索を行うことができる
とともに、ソフトウェア部品の記述属性を利用者が検索
時に意識しなければならないという欠点を克服すること
ができる。その結果、利用者はソフトウェア部品の記述
属性を意識しないで部品の全体的な特徴で検索すること
が可能となる。
【0038】なお、各記述属性毎の検索を行うか、ある
いは部品全体としての検索を行うかは、任意のタイミン
グで切替えることができるようにしている。
【0039】次に、本実施例のソフトウェア部品検索装
置の動作を、図4および図5のフローチャートを用いて
以下に説明する。まず、図4を用いてソフトウェア部品
の登録処理手順について説明する。
【0040】図4に示すように、ソフトウェア部品の登
録時には、ステップP1から以下に述べる登録処理を開
始する。ステップP2で、登録管理手段3により、登録
者(ライブラリアン)よって検索用中間データディレク
トリ内に作成されたソフトウェア部品スキーマ2を読み
込むとともに、ソフトウェア部品の各記述属性毎の登録
手段6a,6b,…を必要な数だけ主記憶上に用意す
る。
【0041】次に、ステップP3で登録対象のソフトウ
ェア部品記述文書の登録を全て終了したと判断してステ
ップP6で登録処理を終了するまで、登録対象の全ての
ソフトウェア部品記述文書に対して、以下に示すステッ
プP4、P5の処理を繰り返す。
【0042】ステップP4では、ソフトウェア部品の開
発者によって作成されたソフトウェア部品記述文書を登
録入力手段7から登録管理手段3に入力する。ステップ
P5では、登録管理手段3により、ステップP2で読み
込んだソフトウェア部品スキーマ2に従って、ソフトウ
ェア部品記述文書に記載されている各記述属性のデータ
を、各記述属性毎に割り当てられている登録手段6a,
6b,…に出力する。そして、各記述属性毎の登録手段
6a,6b,…により、それ自身に定義されている登録
手法に従って、各記述属性毎に固有の検索対象中間デー
タ8a,8b,…を作成して保存する。
【0043】次に、図5を用いてソフトウェア部品の検
索処理手順について説明する。図5に示すように、ソフ
トウェア部品の検索時には、ステップP1から以下に述
べる検索処理を開始する。
【0044】ステップP2で、検索管理手段4により、
ソフトウェア部品スキーマ2を読み込むとともに、ソフ
トウェア部品の各記述属性毎の検索手段5a,5b,…
を必要な数だけ主記憶上に用意する。さらに、この各記
述属性毎の検索手段5a,5b,…により、各記述属性
毎の検索対象中間データ8a,8b,…を主記憶上に読
み込む。
【0045】次に、ステップP3で利用者によって入力
された検索終了の指示をステップP4で検出し、ステッ
プP5に移行して検索処理を終了するまで、全てのソフ
トウェア部品の検索要求に対して、以下に示すステップ
P6〜ステップP11の処理を繰り返す。
【0046】すなわち、ステップP3で検索条件が入力
されたときは、ステップP4を介してステップP6に移
行する。そして、ステップP6で利用者によって簡易検
索が指定されているか、あるいは属性指定検索が指定さ
れているかを調べる。そして、簡易検索が指定されてい
るときは、ステップP8に移行して簡易検索の処理を行
う。また、属性指定検索が指定されてるときは、ステッ
プP7に移行して、以下の(1)(2)(3) の順で示すよう
な、スキーマ定義に基づく属性指定の検索処理を行う。
【0047】(1) 利用者によって検索条件入力手段9か
ら入力されたソフトウェア部品の検索条件を検索管理手
段4に入力する。そして、検索管理手段4により、入力
した検索条件を各記述属性毎の検索条件に分解し、既に
ステップP2にて各記述属性毎に割り当てられている検
索手段5a,5b,…にそれぞれ与える。
【0048】(2) 検索条件を与えられた記述属性毎の検
索手段5a,5b,…は、それ自身に定義されている検
索手法に従い、既にステップP2にて主記憶上に読み込
まれている検索対象中間データ8の中から、検索条件と
の合致度が予め利用者によって設定されている閾値を上
回るソフトウェア部品記述文書を検索する。そして、検
索した記述文書の文書番号と検索条件合致度との対のリ
ストを、検索結果として検索結果総合評価手段10に与
える。
【0049】(3) 検索結果総合評価手段10は、あらか
じめ利用者によって選択されている検索総合評価方式
(AND方式、OR方式またはMAX方式の何れか)に
従って、記述属性毎の検索手段5a,5b,…における
検索結果からソフトウェア部品記述文書全体の検索合致
度を算出する。そして、その算出結果(ソフトウェア部
品記述文書全体の検索合致度)を、検索結果判定手段1
1に出力する。
【0050】次に、ステップP9で、検索結果判定手段
11により、検索結果総合評価手段10から出力された
ソフトウェア部品記述文書全体の検索合致度が、利用者
によって予め設定されている閾値を上回るかどうかを確
かめる。そして、この条件を満たすソフトウェア部品記
述文書の文書番号とその検索合致度とのリストを、最終
的な検索結果として検索結果表示手段12に出力する。
【0051】検索結果表示手段12は、検索条件を満足
するソフトウェア部品記述文書があったときは、ステッ
プP10で、与えられたリストに該当するソフトウェア
部品をソフトウェア部品データベース1から読み込んで
表示する。また、検索条件を満たすソフトウェア部品記
述文書がなかったときは、ステップP11でエラー表示
をする。
【0052】利用者が以上のように個別の記述属性の指
定をせずに、全体的な部品の特徴からソフトウェア部品
の検索を行うように指示した場合には、上述のステップ
P7における(1) の処理の代わりに、以下の(1)'のよう
な処理を行う。それ以外の処理については上述の処理と
同様なので、重複する説明を省略する。
【0053】(1)' 利用者が検索条件入力手段9から個
別の記述属性を指定せずに全体的な部品の特徴に関する
検索条件を入力した場合は、検索管理手段4により、入
力した検索条件を、利用者の自由選択によって予め指定
された記述属性の検索条件として、各記述属性毎の検索
手段5a,5b,…に与える。
【0054】上述の例では、1種類のソフトウェア部品
を検索の対象としたソフトウェア部品検索装置の実施例
について示したが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。たとえば、図6に示すように、複数種類のソフト
ウェア部品を蓄積するソフトウェア部品ライブラリ13
と、それに対応するソフトウェア部品スキーマデータベ
ース14と、これらを管理するソフトウェア部品ライブ
ラリ管理手段15と、ソフトウェア部品ライブラリ13
中の各ソフトウェア部品間の関連を管理する部品間関連
管理手段16とを備えることで、複数種類のソフトウェ
ア部品を単独に、あるいは相互に関連させて管理するこ
とも可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ソ
フトウェア部品の記述文書を独立した複数の記述属性に
区分するとともに、記述文書を登録する登録手段と、登
録した記述文書を検索する検索手段とを、記述属性毎に
独立して備える構成としたので、ソフトウェア部品の記
述属性毎に独立に検索手段を選択指定することができる
ようになる。これにより、記述文書に記載されているデ
ータの型に応じた検索手段を指定することで、記述文書
に記載されているデータの型の情報を検索時に有効に利
用することが可能となり、検索漏れや過検出を防止する
ことができるとともに、ソフトウェア部品検索装置の利
用者のソフトウェア部品に対する見方の多様性にも柔軟
に対応することができる。
【0056】特に、検索条件として、ソフトウェア部品
の記述属性毎に検索の重要度を指定できるようにしたの
で、利用者にとって重要と思われる記述属性を重点的に
扱うことができる。さらに、検索の重要度として負数を
指定することで、入力された検索条件に合致するソフト
ウェア部品の記述文書を積極的に排除することも可能と
なり、利用者の不完全な記憶からでもソフトウェア部品
の検索を行うことが可能となる。この結果、利用者が事
前に所定の知識をもたなくても利用することができるよ
うになるとともに、利用者の心理的負担を少なくするこ
とができる。
【0057】また、記述属性毎に独立した各検索手段に
対して、それらの検索手段に対応した検索条件を指示す
る手段を具備する構成としたので、検索条件として特定
の記述属性を利用者が指定しなくても、上述のソフトウ
ェア部品の記述属性毎の検索の特徴をそのまま活かした
検索を行うことができるとともに、ソフトウェア部品の
記述属性を利用者が検索時に意識しなくても済むように
することができる。その結果、ソフトウェア部品の記述
属性を意識しないで部品の全体的な特徴により検索する
ことも可能となる。
【0058】さらに、各記述属性毎の検索は完全に独立
に実行することができるので、検索手段の修正・追加等
を簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のソフトウェア部品検索装置
を示す機能ブロック図である。
【図2】ソフトウェア部品記述文書の記述属性、各記述
属性毎の検索手段および検索合致度の閾値等を定義した
ソフトウェア部品スキーマの例を示す図である。
【図3】ソフトウェア部品記述文書の記述例を示す図で
ある。
【図4】ソフトウェア部品の登録処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】ソフトウェア部品の検索処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】複数のソフトウェア部品を管理する手段の例を
示すブロック図である。
【符号の説明】 1 ソフトウェア部品データベース 2 ソフトウェア部品スキーマ 3 登録管理手段 4 検索管理手段 5a,5b 記述属性毎の独立した検索手段 6a,6b 記述属性毎の独立した登録手段 7 登録入力手段 8a,8b 検索対象中間データ 9 検索条件入力手段 10 検索結果総合評価手段 11 検索結果判定手段 12 検索結果表示手段 13 ソフトウェア部品ライブラリ 14 ソフトウェア部品スキーマデータベース 15 ソフトウェア部品ライブラリ管理手段 16 部品間関連管理手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたソフトウェア部品の記述文書
    を、予め定義されている記述属性毎に分けて送り出す登
    録管理手段と、 上記登録管理手段によって分類されたソフトウェア部品
    記述文書の記述属性毎にそれぞれ設けられているととも
    に、各々に登録手法が定義されていて、上記登録手法に
    従って各記述属性毎に固有の検索対象中間データを作成
    して保存する複数の登録手段と、 上記ソフトウェア部品記述文書の各記述属性毎にそれぞ
    れ設けられているとともに、各々に検索手法が定義され
    ていて、上記検索手法に従って上記複数の登録手段に登
    録されている検索対象中間データの中から、利用者によ
    って入力された検索条件に合致するソフトウェア部品記
    述文書を検索する複数の検索手段とを具備することを特
    徴とするソフトウェア部品検索装置。
  2. 【請求項2】 上記各検索手段は、上記入力検索条件に
    合致する度合いが、予め利用者によって設定されている
    閾値を上回るソフトウェア部品記述文書を検索し、その
    文書番号と検索条件合致度とが対になったリストを検索
    結果として出力することを特徴とする請求項1記載のソ
    フトウェア部品検索装置。
  3. 【請求項3】 ソフトウェア部品を格納するソフトウェ
    ア部品記憶手段と、上記ソフトウェア部品の記述文書を
    登録するために入力するための登録入力手段と、上記ソ
    フトウェア部品の検索条件を入力するための検索条件入
    力手段と、入力された上記検索条件を満たすソフトウェ
    ア部品を検索する検索手段と、上記検索手段による検索
    結果を表示する検索結果表示手段とを備えたソフトウェ
    ア部品検索装置において、 上記ソフトウェア部品記述文書を独立した複数の記述属
    性毎に管理するソフトウェア部品管理手段と、 上記ソフトウェア部品記述文書の各記述属性毎に独立し
    て設けられていて、上記各記述属性毎に記述文書のみを
    集め、各記述属性毎に固有の検索対象中間データを作成
    して保存する複数の登録手段と、 上記ソフトウェア部品管理手段に従って、上記各記述属
    性毎に独立して設けられている登録手段全体を管理する
    登録管理手段と、 上記ソフトウェア部品記述文書の検索対象とする記述属
    性の組合せ、検索属性の値およびその属性の重要度を指
    示する各検索条件を入力するための検索条件入力手段
    と、 入力された上記各検索条件を解析し、指示された各検索
    手段に個々の検索条件を割り当てる検索管理手段と、 上記ソフトウェア部品記述文書の各記述属性毎に独立し
    て設けられていて、上記複数の登録手段により登録され
    た検索対象中間データの中から、上記検索管理手段によ
    り割り当てられた検索条件に合致するソフトウェア部品
    記述文書を検索する複数の検索手段と、 上記複数の検索手段により得られる各検索結果をもと
    に、上記ソフトウェア部品記述文書全体としての検索合
    致度を評価する検索結果総合評価手段と、 上記ソフトウェア部品記述文書全体としての検索合致度
    が、利用者によって予め設定された閾値より大きいソフ
    トウェア部品記述文書を、最終的な検索結果として求め
    る検索結果判定手段とを備えることを特徴とするソフト
    ウェア部品検索装置。
  4. 【請求項4】 上記検索管理手段は、特定の記述属性の
    指定がされずにソフトウェア部品全体としての検索条件
    が指示された場合に、独立した全ての検索手段に対して
    各検索手段に対応した検索条件を指示する手段を備える
    ことを特徴とする請求項3記載のソフトウェア部品検索
    装置。
JP5166329A 1993-06-11 1993-06-11 ソフトウェア部品検索装置 Withdrawn JPH06348471A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007046445A1 (ja) * 2005-10-18 2009-04-23 株式会社ジャストシステム 検索装置及び検索方法
JP2017522639A (ja) * 2014-06-02 2017-08-10 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー 開発システムにおける意味論的なコンテンツアクセス

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