JP2007179249A - 情報検索装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract


【課題】 検索時のユーザのキーワード入力を支援すると共に、個々のユーザの嗜好に合わせたカテゴリの検索を行える情報検索装置等を実現すること。
【解決手段】 天気キャラクタCR1と交通キャラクタCR2とを用いた連続的な検索が所定回数以上行われたら、これらのキャラクタを親キャラクタとしてその組み合わせに応じて外出キャラクタCR4を作成する。外出キャラクタデータ91のカテゴリ情報には、天気キャラクタデータ70aのカテゴリ情報と、交通キャラクタデータ70bのカテゴリ情報とを合わせて設定する。外出キャラクタCR4が選択されて検索を行う際には、カテゴリ情報に設定された「天気」と「交通」とのカテゴリ内における情報検索を行ってユーザに通知する。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報検索装置及びプログラムに関する。
インターネットや各種データベース(以下、適宜「DB」と略す。)における情報検索は、ユーザがキーワード(文字列)を入力して行う方法が主流であり、この入力したキーワードを含む情報や当該キーワードに対応付けられた情報が検索されて表示される。
ユーザは、所望する検索結果を得るためのアプローチとして、先ず、自分の持つ知識の中から検索に適するキーワードを考え、そのキーワードを入力して検索を実行する。そして、検索結果が複数あった場合には、更にキーワードを追加入力して絞り込み検索を行っていく。ユーザが過去に入力したキーワードは履歴として記憶され、ユーザは、文字列をわざわざ入力することなく、その履歴の中からキーワードを選択して検索を行うこともできる。
また、膨大な情報量を持つインターネットやデータベースの中から情報検索を容易にするための技術として、天気、交通、食事といった予め絞り込まれたカテゴリ(トピック)の範囲内で情報を階層化しておくことで、そのカテゴリ内での検索を行って、所望の検索結果を得られやすくするようにユーザ支援する技術が実用化されている(特許文献1参照)。
特開2002−169818号公報
しかし、ユーザが個々に入力するキーワードには、ユーザ毎に個人差があるため、入力したキーワードが適切ではなかったり、絞り込み検索時のキーワードの追加入力に漏れが生じたりして、所望の検索結果が得られない恐れがある。また、例えば、入力が足りなかったキーワードを、ユーザが過去の検索時に入力していたとしても、ユーザは入力履歴を逐一参照しなければそのキーワードを確認することができない。
また、特許文献1の技術のように、カテゴリ毎に情報を階層化することで、検索範囲をそのカテゴリ内に絞ることができるが、このカテゴリは、一般的な分類として統計的に求められたものであり、ユーザ毎の興味や検索時の習慣等の嗜好に沿ったものではない。このため、例えば、外出の際には、目的地への交通情報と天気を調べるというユーザは、交通というカテゴリで目的地までの交通情報を検索し、更に、天気というカテゴリで目的地の天気を検索しなければならない。
このように、検索時に用いるカテゴリの組み合わせにユーザ毎の嗜好の違いがあったとしても、ユーザは、複数のカテゴリを逐一選択して、同一のキーワードを入力して検索を繰り返して行わなければならず、その操作は煩雑であった。
本発明は、上述したような課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、検索時のユーザのキーワード入力を支援すると共に、個々のユーザの嗜好に合わせたカテゴリの検索を行える情報検索装置等を実現することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の情報検索装置は、
予め設定された複数のカテゴリを記憶するカテゴリ記憶手段と、
前記カテゴリ記憶手段に記憶されたカテゴリを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された複数のカテゴリに基づいて新たなカテゴリを作成し、当該新たなカテゴリをその作成元の複数のカテゴリと対応づけて前記カテゴリ記憶手段に追加記憶するカテゴリ作成手段と、
前記選択手段により前記予め設定されたカテゴリが選択された場合、当該カテゴリ内の情報検索を行い、前記新たなカテゴリが選択された場合、前記カテゴリ作成手段により当該新たなカテゴリに対応づけられたカテゴリ内の情報検索を行う情報検索手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記カテゴリ作成手段は、前記選択手段により選択された複数のカテゴリの組み合わせに基づいて、前記新たなカテゴリを作成することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記カテゴリ作成手段は、前記選択手段による選択の頻度が高いカテゴリに基づいて新たなカテゴリを作成することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記カテゴリ記憶手段は、
前記複数のカテゴリ毎に対応づけてキーワードを記憶するキーワード記憶手段を有し、
前記カテゴリ作成手段は、
前記新たなカテゴリの作成元の複数のカテゴリにそれぞれ対応づけられたキーワードを前記キーワード記憶手段から読み出し、それぞれのキーワードのうちの同一のキーワードを当該新たなカテゴリに対応づけて当該キーワード記憶手段に追加記憶するキーワード作成手段を有し、
前記情報検索手段は、
前記情報検索を行うカテゴリに対応づけられたキーワードを前記キーワード記憶手段から読み出し、当該キーワードに基づいて情報検索を行うキーワード検索手段を有する、
ことを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記キーワードを入力する入力手段を更に備え、
前記キーワード記憶手段は、
前記キーワード検索手段が情報検索を行うカテゴリに前記入力手段により入力されたキーワードを対応づけて蓄積的に記憶する履歴記憶手段を有することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、
前記選択手段により選択されたカテゴリに対応づけられたキーワードを前記キーワード記憶手段から読み出して、前記入力手段によるキーワードの入力時にユーザに通知する通知手段を更に備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、
前記通知手段は、
前記選択手段により前記新たなカテゴリが選択された場合に、当該新たなカテゴリの作成元のカテゴリに対応づけられたキーワードを前記キーワード記憶手段から読み出して通知することを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の発明において、
前記選択手段によるカテゴリの選択頻度に応じた大きさの表示体で前記複数のカテゴリを選択可能に表示する表示手段を更に備えることを特徴としている。
請求項9に記載の情報検索装置は、
キーワードを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力されたキーワードに基づいて、予め定められたカテゴリ内の情報検索を行う情報検索手段と、
他機が前記カテゴリ内の情報検索を行う際に用いたキーワードを通信回線網を介して当該他機から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得されたキーワードを前記キーワードの入力時にユーザに通知する通知手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、
前記入力手段により入力されたキーワードを蓄積的に記憶する履歴記憶手段を更に備え、
前記通知手段は、
前記取得手段により取得されたキーワードのうち、前記履歴記憶手段に記憶されたキーワードと異なるキーワードを前記入力手段によるキーワードの入力時に通知することを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項9又は10に記載の発明において、
前記通知手段は、
前記履歴記憶手段に記憶されたキーワードを前記入力手段によるキーワードの入力時に通知する履歴通知手段を有することを特徴としている。
請求項12に記載の発明は、請求項9〜11の何れか一項に記載の発明において、
前記情報検索手段は、
予め定められた複数のカテゴリのうち、ユーザにより選択されたカテゴリの情報検索を前記入力手段により入力されたキーワードに基づいて行うカテゴリ検索手段を有し、
前記取得手段は、
他機が情報検索を行う複数のカテゴリのうち、前記カテゴリ検索手段により情報検索が行われる複数のカテゴリと異なるカテゴリを取得するカテゴリ取得手段を有し、
前記通知手段は、
前記カテゴリ取得手段により取得されたカテゴリを前記ユーザのカテゴリ選択時に通知するカテゴリ通知手段を有することを特徴としている。
請求項13に記載の情報検索装置は、
予め定められた複数のカテゴリのうち、ユーザにより選択されたカテゴリの情報検索を前記入力手段により入力されたキーワードに基づいて行うカテゴリ検索手段と、
他機が情報検索を行う複数のカテゴリのうち、前記カテゴリ検索手段により情報検索が行われる複数のカテゴリと異なるカテゴリを通信回線網を介して当該他機から取得するカテゴリ取得手段と、
前記カテゴリ取得手段により取得されたカテゴリを前記ユーザのカテゴリ選択時に通知するカテゴリ通知手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項14に記載のプログラムは、コンピュータを、
予め設定された複数のカテゴリを記憶するカテゴリ記憶手段、
前記カテゴリ記憶手段に記憶されたカテゴリを選択する選択手段、
前記選択手段により選択された複数のカテゴリに基づいて新たなカテゴリを作成し、当該新たなカテゴリをその作成元の複数のカテゴリと対応づけて前記カテゴリ記憶手段に追加記憶するカテゴリ作成手段、
前記選択手段により前記予め設定されたカテゴリが選択された場合、当該カテゴリ内の情報検索を行い、前記新たなカテゴリが選択された場合、前記カテゴリ作成手段により当該新たなカテゴリに対応づけられたカテゴリ内の情報検索を行う情報検索手段、
として機能させることを特徴としている。
請求項15に記載のプログラムは、コンピュータを、
キーワードを入力する入力手段、
前記入力手段により入力されたキーワードに基づいて、予め定められたカテゴリ内の情報検索を行う情報検索手段、
他機が前記カテゴリ内の情報検索を行う際に用いたキーワードを通信回線網を介して当該他機から取得する取得手段、
前記取得手段により取得されたキーワードを前記キーワードの入力時にユーザに通知する通知手段、
として機能させることを特徴としている。
請求項16に記載のプログラムは、コンピュータを、
予め定められた複数のカテゴリのうち、ユーザにより選択されたカテゴリの情報検索を前記入力手段により入力されたキーワードに基づいて行うカテゴリ検索手段、
他機が情報検索を行う複数のカテゴリのうち、前記カテゴリ検索手段により情報検索が行われる複数のカテゴリと異なるカテゴリを通信回線網を介して当該他機から取得するカテゴリ取得手段、
前記カテゴリ取得手段により取得されたカテゴリを前記ユーザのカテゴリ選択時に通知するカテゴリ通知手段、
として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、選択された複数のカテゴリに基づいて新たなカテゴリを作成し、その新たなカテゴリが情報検索時に選択された場合には、当該新たなカテゴリに対応づけられた作成元のカテゴリ内の情報検索を行うため、カテゴリの選択のパターンに応じたカテゴリ、即ちユーザの嗜好に沿ったカテゴリが作成される。また、ユーザのキーワードの入力時に、他機がカテゴリ内の情報検索を行う際に用いたキーワードを取得して通知するため、検索時のキーワード入力のヒントをユーザに提案することができる。従って、ユーザのキーワードの入力を支援すると共に、ユーザの検索時の嗜好に沿った検索を行える情報検索装置等を実現することができる。
〔実施形態〕
以下、本発明の情報検索装置の実施形態について図1〜図14を用いて詳細に説明する。情報検索装置1(図1参照)は、インターネットや公衆電話回線、LAN(Local Area Network)等の通信回線網Nに通信接続可能なパーソナルコンピュータやカーナビゲーション装置、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)等の電子機器により構成される。
〔情報検索装置の概要〕
先ず、情報検索装置1の概要について図1を参照して説明する。情報検索装置1は、ユーザにより入力されたキーワードに基づいて各種情報検索を行い、当該キーワードを含む情報や当該キーワードに対応づけられた情報を、通信回線網N上の各種サーバやデータベースから取得して、その検索結果を表示出力や音声出力によってユーザに提供する。その情報検索の検索範囲を予め絞っておくために当該検索範囲毎のカテゴリを複数設定する。
ユーザは、所望のカテゴリを選択後、キーワードを入力して検索の実行を指示すると、そのキーワードに基づいた情報検索が選択したカテゴリ(以下、「選択カテゴリ」という。)内で行われる。情報検索装置1では、ユーザが所望する検索結果に到達できるように、エージェントキャラクタがキーワードをユーザに提案し、ユーザの指示に従って情報検索を行っていく。
エージェントキャラクタ(以下、適宜「キャラクタ」と略す。)は、対話形式でユーザの情報検索を支援する機能(ソフトウェア)の総称であり、擬人化されたキャラクタを表示部34(図2参照)上に表示させてユーザとの対話を行う。
本実施形態において情報検索装置1には、「天気」に関する情報検索を行う天気キャラクタCR1、「交通」に関する情報検索を行う交通キャラクタCR2、「食事」に関する情報検索を行う食事キャラクタCR3等の様々なキャラクタが初期状態において予め設定されている。尚、この予め設定されたキャラクタを、以下「基本キャラクタ」という。
図1は、キャラクタの選択を行うキャラクタ選択画面340の一例である。例えば、図1(a)のように、キャラクタ選択画面340には、天気キャラクタCR1、交通キャラクタCR2及び食事キャラクタCR3が、メインキャラクタ表示領域AR1に、ショッピングキャラクタCR10、レジャー(遊園地)キャラクタCR12等のその他のキャラクタがキャラクタリスト表示領域AR3にそれぞれ選択可能に表示される。
メインキャラクタ表示領域AR1は、ユーザが頻繁に検索に用いるキャラクタを表示する領域である。メインキャラクタ表示領域AR1内に表示されるキャラクタは、その使用頻度に応じた大きさで表示される。即ち、図1(a)では、天気キャラクタCR1が最もユーザに使用される頻度が高く、次に交通キャラクタCR2、食事キャラクタCR3といった順序で使用されている。また、メインキャラクタ表示領域AR1内に表示できないキャラクタがキャラクタリスト表示領域AR3内に表示される。
ユーザは、キャラクタ選択画面340内に表示された複数のキャラクタの中から、所望のキャラクタを選択後、更にキーワードを入力すると、そのキャラクタに対応するカテゴリ内の情報検索が当該キーワードに基づいて行われる。これにより、そのキャラクタが得意とするカテゴリ内における情報検索を、当該キャラクタが行って、インターネットやデータベース上から情報を取得してユーザに提供するという処理が情報検索装置1によって行われて、エージェントキャラクタとしての擬人化した機能が実現される。
また、ユーザがある組み合わせでキャラクタを選択して、検索を実行した回数が所定回数を超えた場合には、その組み合わせに応じて新たなキャラクタが作成されていく。例えば、天気キャラクタCR1と交通キャラクタCR2とを用いて5回以上検索を行った場合には、図1(b)のように、外出キャラクタCR4が新たに作成される。
この外出キャラクタCR4は、天気キャラクタCR1と交通キャラクタCR2とがそれぞれ得意とするカテゴリ等を引き継いだ、いわば融合したキャラクタである。外出キャラクタCR4は、入力されたキーワードに基づいた情報検索を、天気と交通という2つのカテゴリ内で行って、その2つのカテゴリにおける検索結果をユーザに提供する。
このように、キャラクタの選択時の組み合わせや使用頻度といったユーザの嗜好に応じて新たなキャラクタが作成され、ユーザが頻繁に検索に用いるキャラクタの特性を引き継いだキャラクタにより、ユーザは、検索時に複数のキャラクタを逐一選択せずに検索を行うことができるようになる。
〔情報検索装置の構成〕
次に、情報検索装置1の機能構成について図2を用いて説明する。図2に示すように、情報検索装置1は、制御部10と、音声入力部22及び操作部24とを有する入力部20と、音声出力部32及び表示部34を有する出力部30と、通信部40と、記憶部50とを備えて構成される。
音声入力部22は、例えば、マイクロフォン、AF(Audio Frequency)増幅器、サンプラー及びA/D(Analog-to-Digital)コンバータ等により構成される。音声入力部22は、マイクロフォンが集音した音声を表す音声信号を増幅し、サンプリングしてA/D変換する。そして、音声を表すデジタル形式の音声データを生成して制御部10に出力する。
操作部24は、カーソルキー、テンキー及び各種ファンクションキー等を有するキーボード等を備えて構成され、ユーザにより押下操作されたキーの操作信号を制御部10に出力する。また、操作部24は、マウスやタッチパネル等のポインティングデバイスを備えて構成され、マウスによって表示部34の画面内のクリックされた位置や、ユーザの指先等で当接された位置の位置信号を制御部10に出力する。
音声出力部32は、例えば、D/A(Digital-to-Analog)コンバータ、AF増幅器及びスピーカ等を備えて構成され、制御部10から供給された音声データをD/A変換して増幅し、得られたアナログ信号に基づいてスピーカから音声を再生する。
表示部34は、カラーLCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)により構成され、制御部10から出力された表示データに基づいて、情報検索装置1に係る各種情報やキャラクタの画像等を表示する。また、表示部34には、操作部24の一つであるタッチパネルが一体的に形成される。
通信部40は、モデムやLANインターフェイス、USB等により構成され、制御部10の指示に従って、通信回線網N介してインターネット上の各種サーバや他機とデータ通信を行う。
制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等からなるプロセッサと、このプロセッサが実行するプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリと、このプロセッサのワークエリアとなる記憶領域を有するRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリとにより構成され、各機能部に対する指示入力や当該機能部間のデータ通信等を統括的に管理する。
より具体的には、操作部24から出力される操作信号や位置信号に基づいてROMに記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムに基づいて処理を行う。また、音声入力部22から音声データが出力された場合には、その音声データに公知の音声認識を施す処理を行うことにより、この音声データが表している可能性のある単語の候補と、この候補のスコア(近似度)とを特定する。
そして、そのスコアの値が所定値以上である単語の読みを単語データベース(図示略)から読み出して、一連のテキストデータを作成し、当該テキストデータを解析して、ユーザの音声入力による指示内容を判定し、その指示内容に従ったプログラムの処理を行う。制御部10は、ユーザの指示に基づいて行った処理結果を表示部34に表示させるための画像データを表示部34に出力すると共に、その処理結果を音声出力させるための音声データを音声出力部32に出力する。
記憶部50は、フラッシュメモリややHD(Hard Disk)等の不揮発性メモリにより構成され、情報検索装置1の各種機能に実現に必要なデータを読み書き可能に記憶する。記憶部50は、図2に示すように、キャラクタデータベース(以下、「DB」と略す。)60と、キャラクタ派生パターン62と、補助キーワードリスト64とを記憶する。
図3に、キャラクタDB60のデータ構成の一例を示す。キャラクタDB60は、複数のキャラクタ毎の基本キャラクタデータ70と、派生キャラクタデータ80とを検索可能に記憶したデータテーブルである。
基本キャラクタデータ70としては、天気キャラクタCR1、交通キャラクタCR2、食事キャラクタCR3、・・・といった基本キャラクタに対応する天気キャラクタデータ70a、交通キャラクタデータ70b、食事キャラクタデータ70c、・・・等があり、初期時に予め設定される。
また、派生キャラクタデータ80としては、外出キャラクタCR4、レジャー(遊園地)キャラクタ82、レジャー(映画)キャラクタ83、・・・といった基本キャラクタから新たに作成したキャラクタ(以下、「派生キャラクタ」という。)に対応する外出キャラクタデータ91、レジャー(遊園地)キャラクタデータ92、レジャー(映画)キャラクタデータ93、・・・・等があり、ユーザの検索操作に応じて基本キャラクタデータ70や当該派生キャラクタデータ80の2つのキャラクタデータが合成されて生成される。
図4(a)に基本キャラクタデータ70、図4(b)に派生キャラクタデータ80それぞれのデータ構成例を示す。図4に示すように、基本キャラクタデータ70及び派生キャラクタデータ80それぞれは、カテゴリ情報71と、固定キーワード73と、ユーザキーワード75と、キャラクタ係数77とを有して構成され、派生キャラクタデータ80は、サブキーワード79とを更に有して構成される。
また、図示は省略するが、基本キャラクタデータ70及び派生キャラクタデータ80は、図1に示したようなキャラクタの静止画像や動画像を表示させるための画像データと、制御部10が生成したテキストデータを読み上げる音声を録音編集方式や規則合成方式の手法によりデジタル変換した音声データをキャラクタ毎に記憶している。
カテゴリ情報71は、キャラクタが情報検索を行う検索範囲となる分野や分類、トピックのカテゴリを示すデータであり、固定キーワード73は、カテゴリ情報71で示されるカテゴリ内での検索に関連するキーワードである。基本キャラクタデータ70のカテゴリ情報71と固定キーワード73とは、初期状態で予め設定される。
例えば、天気キャラクタデータ70aのカテゴリ情報71としては「天気」が設定され、固定キーワード73は、「台風」、「降水確率」、「気温」、「警報」といった天気に関連するキーワードが予め設定される。ユーザは、操作部24の操作によってキャラクタを選択して検索を行う際には、その選択したキャラクタ(以下、「選択キャラクタ」という。)の固定キーワード73の中から所望のキーワードを選択して検索を実行することができる。
また、この固定キーワード73の他にユーザが独自に入力するキーワードが、ユーザキーワード75として蓄積的に記憶されていく。基本キャラクタデータ70及び派生キャラクタデータ80それぞれのユーザキーワード75は、キャラクタ毎にユーザが入力したキーワードの入力履歴である。ユーザは、その履歴としてのユーザキーワード75を参照して選択する。
尚、キャラクタの選択やユーザキーワード75の入力及び選択は音声入力部22からの音声入力によって行うこととしてもよい。具体的には、制御部10は、音声入力部22から出力される音声データに音声認識を施して、その認識結果に基づいて何れのキャラクタが指定されたかが判定可能であり、また、キーワードの入力時にはその認識結果をキーワードとして設定する。
キャラクタ係数77は、そのキャラクタを用いた検索実行の頻度を示すパラーメータであり、当該キャラクタが選択されて検索実行する度に加算されていく。制御部10は、このキャラクタ係数77と、ユーザキーワード75として記憶されているキーワードの数とから、ユーザが検索に用いる頻度の高い所定数(例えば、3つ)のキャラクタをメインキャラクタ表示領域AR1内に表示させる。
派生キャラクタデータ80は、2つのキャラクタを用いた情報検索が同時期に行われた回数が所定回数以上になった場合に、図5に示すキャラクタ派生パターン62に従って新たなキャラクタを作成して、そのキャラクタ毎の派生キャラクタデータ80を生成する。尚、派生キャラクタデータ80の作成元のキャラクタを「親キャラクタ」、そのキャラクタの基本キャラクタデータ70及び派生キャラクタデータ80を「親キャラクタデータ」という。
キャラクタ派生パターン62は、新たなキャラクタを作成するにその作成元となる親キャラクタの組み合わせのパターンと、派生キャラクタと、検索回数とを対応づけて記憶するデータテーブルである。検索回数は、親キャラクタの組み合わせパターンでの同時期の検索が行われた回数であり、制御部10により設定・更新される。
ここでいう「同時期」とは、同じ検索のタイミングということで、具体的には、1つのキャラクタを選択して検索した後、連続して2つ目のキャラクタを選択して検索するように、連続的に複数のキャラクタが選択されて検索するタイミングをいう。
例えば、制御部10は、天気キャラクタCR1による情報検索と、交通キャラクタCR2による情報検索とが同時期に行われた場合は、「天気」と「交通」の親キャラクタの組み合わせパターンに対応する検索回数を加算する。そして、この検索回数が例えば、5回以上になった場合に、当該パターンに対応する派生キャラクタ、即ち外出キャラクタCR4を作成して外出キャラクタデータ91を生成する。
ここで、図6を用いて派生キャラクタデータ80の生成方法を説明する。尚、派生キャラクタの作成元となるキャラクタ、即ち親キャラクタは、基本キャラクタと派生キャラクタとの両方が想定されるため、親キャラクタデータの構成要素をカテゴリ情報71、固定キーワード73、ユーザキーワード75及びキャラクタ係数77として説明する。
先ず、2つの親キャラクタの第1親キャラクタデータ91と、第2親キャラクタデータ92のそれぞれのカテゴリ情報を合わせて、派生キャラクタデータ80のカテゴリ情報71として設定する。また、第1親キャラクタデータ91のユーザキーワード75と、第2親キャラクタデータ92のユーザキーワード75とから重複するキーワードを抽出して、そのキーワードを派生キャラクタデータ80の固定キーワード73として設定する。
また、第1親キャラクタデータ91のユーザキーワード75と、第2親キャラクタデータ92のユーザキーワード75のうち、重複せずに相異なるキーワードを抽出して、派生キャラクタデータ80の固定キーワード73に設定する。また、第1親キャラクタデータ91のキャラクタ係数77と、第2親キャラクタデータ92のキャラクタ係数77との大きい方を、派生キャラクタデータ80のキャラクタ係数77として設定する。尚、派生キャラクタのキャラクタ係数77には、親キャラクタのキャラクタ係数77の平均値を設定してもよいし、合計値を設定することとしてもよい。
例えば、天気キャラクタCR1と交通キャラクタCR2との同時期の検索が所定回数を超えた場合には、図7に示すように、先ず、外出キャラクタCR4の外出キャラクタデータ91を生成する。そして、天気キャラクタデータ70aと交通キャラクタデータ70bそれぞれのカテゴリ情報71「天気」及び「交通」を合わせて、外出キャラクタデータ91のカテゴリ情報71に設定する。
次いで、天気キャラクタデータ70a及び交通キャラクタデータ70bそれぞれのユーザキーワード75から、重複する「舞浜」及び「茅ヶ崎」というキーワードを抽出して、外出キャラクタデータ91の固定キーワード73に設定する。また、天気キャラクタデータ70aのユーザキーワード75の「八王子」及び「洗濯」と、交通キャラクタデータ70bのユーザキーワード75の「トイレ」及び「料金」とは、重複しない相異なるキーワードであるため、これらを抽出して外出キャラクタデータ91のユーザキーワード75に設定する。
これにより、外出キャラクタCR4は、親キャラクタから「天気」と「交通」というカテゴリを引き継いで、このカテゴリ内の情報検索を行うキャラクタとなる。また、ユーザが天気キャラクタCR1と交通キャラクタCR2とで同時期に検索していたキーワード「舞浜」、「茅ヶ崎」が固定キーワード73として設定されるため、外出キャラクタCR4での検索時には、親キャラクタにおいて共通するキーワードを逐一入力せずに予め設定された固定キーワード73の中から選択するといった容易な操作で検索を実行できる。
また、天気キャラクタCR1と交通キャラクタCR2で入力したユーザキーワード75も、引き継がれて外出キャラクタCR4のユーザキーワード75に設定されるため、親キャラクタの検索時に入力したキーワードの入力の手間が省ける。尚、派生キャラクタの名称をユーザ変更可能としてもよく、これにより、ユーザが自分の嗜好に沿った分かりやすい名称を個々に設定することができる。
一方、図4(b)において、派生キャラクタデータ80が有するサブキーワード79は、他機から取得してきた自機が保有していないキーワードである。情報検索装置1は、通信回線網Nに接続されている他機が有するキャラクタに、自機のキャラクタとは異なる固定キーワード、ユーザキーワードが保有されていると、その異なるキーワードを取得してサブキーワード79として記憶する。
例えば、図8に示すように情報検索装置1の外出キャラクタCR4の固定キーワード73とユーザキーワード75とを他機1aの固定キーワードとユーザキーワードと比較して、自機が保有していないキーワードである「ホテル」、「遊園地」及び「電車」を取得して、サブキーワード79として設定する。
補助キーワードリスト64は、ユーザのキーワード入力を補助するためにキャラクタ(情報検索装置1)がユーザに提案するキーワードリストであり、ユーザが過去に入力したキーワード(ユーザキーワード75)や、同じキャラクタでの情報検索で他機のユーザが入力したキーワード(サブキーワード79)が設定される。
例えば、選択キャラクタが基本キャラクタである場合は、ユーザが過去に入力したキーワードを履歴から逐一参照しなくてもよいように、基本キャラクタデータ70のユーザキーワード75を読み出して補助キーワードリスト64として記憶し、音声出力及び表示出力によってユーザに提示する。
また、選択キャラクタが派生キャラクタである場合は、派生キャラクタ、即ち新たに作成したキャラクタでのキーワード入力でユーザが想定していないキーワードを提案するために、サブキーワード79を更に補助キーワードリスト64として追加記憶して、音声出力及び表示出力して提示する。
例えば、図8のように外出キャラクタCR4が選択された場合に、他機1aと異なるキーワードは、「ホテル」、「遊園地」及び「電車」であり、これらをサブキーワード79として取得する。そして、他機1aのユーザが「ホテル」、「遊園地」及び「電車」というキーワードで検索を行っている旨を自機のユーザに提示して、当該ユーザのキーワード入力のヒントを与える。このため、ユーザは、サブキーワード79から自分では想定しえなかったキーワードを知ることができる。
このように、キーワードの入力履歴や他機のユーザが入力したキーワードを補助キーワードリスト64としてユーザに提示・提案することで、ユーザのキーワードの入力を補助する機能を持つキャラクタが実現される。
また、ユーザが予め自分の興味のあるカテゴリを情報検索装置1に登録しておくと、制御部10は、その登録されたカテゴリで除法検索を行うキャラクタを他機が保有していた場合は、そのキャラクタのキャラクタデータを取得して、自機のキャラクタDB60に記憶する。
例えば、図8のように他機1aが健康キャラクタCR5aを保有していたとする。そして、ユーザの興味のあるカテゴリとして「健康」が登録されていた場合には、「健康」をカテゴリ情報71に含む健康キャラクタデータ95aを他機1aから取得して、自機の基本キャラクタデータ70として記憶する。尚、この取得したキャラクタデータのカテゴリ情報71が複数のカテゴリからなる場合は、派生キャラクタデータ80として記憶する。
ユーザは、この取得された健康キャラクタCR5aを選択して、検索を実行すると、「健康」に関する情報検索が健康キャラクタCR5aにより行われる。このように、自分の興味のあるカテゴリを登録しておくこと、そのカテゴリでの情報検索が得意なキャラクタを他機から連れてきて、自機側でそのキャラクタが得意とするカテゴリの検索を行うような機能を提供することができる。
〔情報検索装置の具体的な動作〕
次に、図9〜11のフローチャートと、図12〜図14の表示画面例とを参照しながら、情報検索装置1の具体的な動作について説明する。
先ず、制御部10は、情報検索装置1の電源投入時に初期画面340(図12(a)参照)を表示部34に表示すると共に、ROMに記憶されたプログラムに従って検索処理を開始すると、ユーザにより情報検索の検索指示が為されるまで待機する(ステップA1)。制御部10は、例えば、操作部24からの位置信号に基づいて初期画面340の情報検索ボタンBT2上のタッチパネルが当接さたと判定した場合や、音声入力部22からの音声データに基づいて「ジョウホウケンサク」と音声入力されたと判定した場合に、情報検索の検索指示が為されたと判定する。
そして、図12(b)に示すキャラクタ選択画面342を表示させると共に、例えば、「専用エージェントを選択して下さい。」という音声出力を行って、ユーザにキャラクタの選択を促す。そして、当該キャラクタ選択画面342内の複数のキャラクタから一つのキャラクタが選択されたら(ステップA3)、図12(c)のようなキーワード入力画面344を表示部34に表示させ、固定キーワードの選択と、ユーザキーワードの入力とを促す。このとき、選択キャラクタのキャラクタデータの固定キーワード73を読み出して、チェックボックス346により選択可能に表示する。
ユーザが固定キーワードを使用する場合には(ステップA5;Yes)、チェックボックス346がONにされて選択された固定キーワードを取得し(ステップA11)、次に、入力エリア348に入力されたユーザキーワードを取得する(ステップA13)。
図12(c)において、キーワード一覧表示ボタン350がタッチパネルの当接等により指定された場合には、ユーザキーワード75として記憶しているキーワードを図13(a)のように一覧リスト352によって表示する。ユーザは、この一覧リスト352の中から所望のキーワードを選択することができる。
そして、制御部10は、ユーザに選択・入力された固定キーワードとユーザキーワードとに基づいて選択キャラクタのカテゴリ情報71のカテゴリ内で情報検索を行って(ステップA15)、その検索結果を表示部34に表示出力すると共に、音声出力部32から音声出力する(ステップA17)。
また、ユーザが固定キーワード73を使用しない場合には(ステップA5;No)、入力されたユーザキーワードを取得して、当該ユーザキーワードに基づいて選択キャラクタのカテゴリ内で情報検索を行って(ステップA9)、その検索結果を表示部34及び音声出力部32から通知する(ステップA17)。制御部10は、ステップA7及びA13において入力されたキーワードを選択キャラクタのユーザキーワード75として記憶し(ステップA19)、その選択キャラクタのキャラクタ係数77に1加算する(ステップA21)。
図13(a)は、交通キャラクタCR2を選択して「茅ヶ崎」というキーワードを入力して検索を実行した場合の検索結果表示画面354の一例である。この検索結果表示画面354には「交通」というカテゴリ内で「茅ヶ崎」に関連する情報の検索結果356が表示される。また、この表示と共に、検索結果を音声出力するための音声データがキャラクタDB60から読み出して音声出力部32に出力することで、交通キャラクタCR2があたかも検索結果356を読み上げているように音声出力する。
制御部10は、ステップA21の処理後、図9に示す補助キーワード提案処理を開始して、補助キーワードリスト64を作成し、当該リストをユーザに提示する。ここで、補助キーワード提案処理を説明すると、次のようになる。
先ず、制御部10は、通信部40を介して通信回線網N上に通信接続されている他機のキャラクタにアクセスして(ステップB1)、当該他機が格納しているキャラクタデータのキャラクタに、自機が保有しているキャラクタと同じキャラクタがあるか否かを判定する(ステップB3)。そして、同じキャラクタが他機において保有されていなかった場合は(ステップB3;No)、ユーザの興味に合ったキャラクタが他機保有されているか否かを判定する(ステップB9)。
制御部10は、ユーザの興味に合ったキャラクタが保有されていると判定した場合(ステップB9;Yes)、当該キャラクタのキャラクタデータを他機から通信回線網Nを介して取得して、自機のキャラクタDB60に記憶する(ステップB11)。このように、他機が保有するキャラクタデータを取得することで、情報検索装置1が初期状態から設定されていなかった新たなカテゴリでの情報検索をユーザに代わって行う新たなキャラクタが情報検索装置1に設けられる。
制御部10は、ステップB3において、他機が保有している派生キャラクタと、自機が保有する派生キャラクタとに同じものがあると判定した場合(ステップB3;Yes)、互いの派生キャラクタデータ80の固定キーワード73及びユーザキーワード75を比較して、同一であるか否かを判定する(ステップB5)。そして、同一ではないと判定した場合は(ステップB5;No)、自機の固定キーワード73及びユーザキーワード75からサブキーワード79を取得して、キャラクタデータ毎に記憶する(ステップB7)。
制御部10は、ステップB7及びB11の処理後、又はステップB5において自機及び他機が保有するキーワードが同一であると判定した場合(ステップB5;Yes)、現在の情報検索が基本キャラクタで行われているか否を判定し(ステップB13)、基本キャラクタである場合には(ステップB13;Yes)、ユーザキーワード75を補助キーワードリスト64に記憶する(ステップB15)。
そして、補助キーワードリスト64を例えば、図13(b)のキーワード候補362として表示部34に表示して、メッセージ358によりユーザが過去に入力したキーワードを提示する(ステップB17)。ユーザは、キーワード候補362の中に所望のキーワードがあった場合には、チェックボックス364をONにして、再検索ボタン360を指示することで、図13(c)のように更に絞り込んだ情報検索の検索結果356を得ることができる。このように、ユーザは、過去に入力したキーワードの履歴を逐一参照することなく、キャラクタからの提案をヒントに容易に選択して情報検索することができる。
また、ステップB13において、現在の情報検索が派生キャラクタで行われていると判定した場合には、(ステップB13;No)、選択キャラクタのユーザキーワード75とサブキーワード79とを補助キーワードリスト64に記憶させ(ステップB19)、更に、選択キャラクタの親キャラクタの固定キーワード73を補助キーワードリスト64に追加記憶する(ステップB21)。
そして、親キャラクタのユーザキーワード75が更新されている場合は(ステップB23;Yes)、そのユーザキーワード75の更新分を補助キーワードリスト64に追加記憶して(ステップB25)、ステップB17において当該リストをユーザに提示する。
尚、親キャラクタのユーザキーワード75の更新の有無に応じて処理を行うのは、次の理由からである。即ち、派生キャラクタの固定キーワード73は、上述したように親キャラクタのユーザキーワード75を元に設定しているため、当該派生キャラクタの作成時のユーザキーワードが固定キーワード73に反映されている。派生キャラクタの作成後には、親キャラクタの更新内容が反映されないので、親キャラクタのユーザキーワードの更新分をステップB25において取得して、ユーザの補助キーワードリスト64として提示するのである。
例えば、図14(a)のように表示されたキャラクタ選択画面342において、外出キャラクタCR4を選択すると、図14(b)のキーワード入力画面344が表示部34に表示される。ユーザが、当該画面の入力エリア348に「遊園地」と入力して、固定キーワードの中から「舞浜」のチェックボックス346をONにして検索の実行を指示すると、外出キャラクタCR4のカテゴリ情報71の「天気」と「交通」というカテゴリ内で、「遊園地」と「舞浜」とをキーワードとした情報検索が行われて、図14(c)のような検索結果356が得られる。
このように、外出する際に、その外出先の天気と交通についての情報検索を頻繁に行うユーザは、逐一天気キャラクタCR1と交通キャラクタCR2とを選択して繰り返し検索を行う必要がなくなり、ユーザの嗜好に沿ったキャラクタによりその検索操作が容易になる。
また、外出キャラクタCR4の外出キャラクタデータ91が図8のようなデータ構成である場合、図8の外出キャラクタデータ91のユーザキーワード及びサブキーワードと、図7に示す天気キャラクタデータ70a及び交通キャラクタデータ70bそれぞれの固定キーワードとが補助キーワードリスト64として記憶する。そして、補助キーワードリスト64のキーワードのうち、例えば、ユーザの使用頻度の高いキーワードを選択して表示部34にキーワード候補362として表示すると共に、メッセージ364を表示出力及び音声出力する。
このため、ユーザは、例えば、外出キャラクタCR4から提案されるキーワード候補362をヒントにして、キーワードを入力することができる。尚、補助キーワードリスト64は、キーワード毎の使用頻度の順序で表示することで、ユーザの頻繁に用いるキーワードをより選択しやくすくすることができる。また、その表示の順序を五十音順としてもよい。
制御部10は、補助キーワード提案処理を終了すると、図9の検索処理のステップA25に処理を移行して、操作部24からの操作信号や音声入力部22からの音声データに基づいて、ユーザにキャラクタの変更指示が為されたか否かを判定する(ステップA25)。そして、例えば、「キャラクタヘンコウ」という音声データが入力されて、キャラクタの変更指示が為されたと判定した場合は(ステップA25;Yes)、図12(a)のようなキャラクタ選択画面342を表示部34に表示させて、ユーザのキャラクタ選択を受け付ける(ステップA27)。
そして、選択されたキャラクタと、前回の検索時に選択されていたキャラクタとを親キャラクタとして、その親キャラクタの組み合わせがキャラクタ派生パターン62にある場合は、その組み合わせに対応する検索回数を1加算する(ステップA29)。そして、図11に示す派生キャラクタ作成処理を行って(ステップA31)、派生キャラクタを作成後、ステップA5に処理を移行して、再度固定キーワード73及びユーザキーワード75による情報検索を行っていく。
ここで、派生キャラクタ作成処理を説明すると、次のようになる。先ず、図9のステップA29において加算した検索回数が所定回数(例えば、5回)以上であるか否かを判定する(ステップC1)。当該検索回数が所定回数未満であった場合は(ステップC1;No)、そのまま派生キャラクタ作成処理を終了する。
一方、例えば、図5に示すキャラクタ派生パターン62の親キャラクタが「天気」と「交通」の組み合わせの検索回数のように5回以上であった場合は(ステップC1;Yes)、その組み合わせに対応する派生キャラクタを作成して、その派生キャラクタデータ80を格納するメモリ領域を記憶部50に確保する(ステップC5)。
制御部10は、親キャラクタとなる基本キャラクタデータ70又は派生キャラクタデータ80のカテゴリ情報71とキャラクタ係数77とに基づいて、上述したように派生キャラクタデータ80のカテゴリ情報71とキャラクタ係数77とを設定する(ステップC5)。そして、親キャラクタ同士のユーザキーワード75を比較して、重複するキーワードの有無を判定する(ステップC7)。
制御部10は、重複するキーワードがないと判定した場合(ステップC7;No)、親キャラクタのユーザキーワード75を派生キャラクタのユーザキーワード75に設定する(ステップC9)。また、重複するキーワードがあると判定した場合は(ステップC7;Yes)、そのキーワードを抽出して派生キャラクタの固定キーワード73に設定し(ステップC11)、更に重複していないキーワードをユーザキーワード75に設定する(ステップC13)。
制御部10は、ステップC9及びC13の処理後、メインキャラクタ表示領域AR1に表示しているキャラクタのキャラクタ係数77と、作成した派生キャラクタのキャラクタ係数77とを比較していく。具体的には、表示しているキャラクタの大きさの順序を表す変数aを設け、当該変数aに“1”を設定する(ステップC15)。そして、派生キャラクタのキャラクタ係数77が、メインキャラクタ表示領域AR1にa番目に大きく表示しているキャラクタのキャラクタ係数77より大きいか否かを判定する(ステップC17)。
制御部10は、派生キャラクタのキャラクタ係数77が、a番目に大きく表示しているキャラクタのキャラクタ係数77より小さいと判定した場合は(ステップC17;No)、変数aをインクリメントして(ステップC19)、その変数aがメイン表示可能数以下であれば、ステップC17に処理を移行して、再度比較する。
そして、変数aがメイン表示可能数を越えた場合(ステップC21;Yes)、即ち、派生キャラクタのキャラクタ係数77がメインキャラクタ表示領域AR1に表示しているキャラクタのキャラクタ係数77より小さい場合、作成した派生キャラクタの画像をキャラクタリスト表示領域AR3内に追加して表示する(ステップC23)。
また、ステップC17において、派生キャラクタのキャラクタ係数77が、a番目に大きく表示しているキャラクタのキャラクタ係数77より大きいと判定した場合(ステップC17;Yes)、制御部10は、そのa番目に表示しているキャラクタより大きい画像で派生キャラクタをメインキャラクタ表示領域AR1内に表示させる。
例えば、天気キャラクタCR1と交通キャラクタCR2とによる連続した検索の回数が5回以上になった場合、制御部10は、これらのキャラクタを親キャラクタとして外出キャラクタCR4を作成して、上述したように外出キャラクタデータ91を生成する。そして、図7に示すように外出キャラクタデータ91のキャラクタ係数77が“10”である場合、メインキャラクタ表示領域AR1に表示している天気キャラクタCR1、交通キャラクタCR2及び食事キャラクタCR3のうち、交通キャラクタCR2(a=2)のキャラクタ係数77より大きいため、この交通キャラクタCR2よりも大きく外出キャラクタCR4を表示させる。
また、メインキャラクタ表示領域AR1のメイン表示可能数が3つであった場合には、キャラクタ係数77が一番小さい食事キャラクタCR3をキャラクタリスト表示領域AR3に移動して表示させると共に、キャラクタリスト表示領域AR3の表示可能なキャラクタ数を越えた場合には、キャラクタ係数77が最小のキャラクタを当該領域内から消去する。
このように、キャラクタ係数77に応じてキャラクタの大きさや表示領域を変更することで、検索時にユーザがよく使用するキャラクタと、余り使用しないキャラクタとの識別が可能になる。また、ユーザが頻繁に使用するキャラクタが一目で分かるようになり、例えば、タッチパネル等でキャラクタを選択する場合に、選択しやすくもなる。
以上、本実施形態によれば、ユーザにより選択されたキャラクタに応じて新たなキャラクタを作成し、そのキャラクタが情報検索時に選択された場合には、親キャラクタから引き継いだ複数のカテゴリ内の情報検索を行うため、ユーザは、複数のキャラクタをわざわざ選択して検索を行う必要がなくなるため、検索時の操作性を向上させることができる。従って、複数のキャラクタをユーザの検索時の嗜好に合わせて掛け合わせ、その元々のキャラクタの特性を引き継いだ新たなキャラクタにより、ユーザの嗜好に合わせた情報検索を行うことができる。
また、他機が保有するキャラクタから自機が保有していないキャラクタを取得したり、自機のキャラクタが持たないキーワードを他機の同一のキャラクタから取得してユーザに提示することで、ユーザは、自機が保有していないキャラクタで検索を行ったり、提示されたキーワードをヒントにキーワードを入力することができる。従って、ユーザの想定外のキーワードを提案して、キーワード入力を支援することができ、ユーザが所望する検索結果を得るための新たなアプローチの提供が可能になる。
また、キャラクタ係数77やユーザキーワード75の数に応じた大きさでキャラクタを表示するため、ユーザの使用頻度が高いキャラクタを大きく表示でき、ユーザの嗜好に合わせたユーザインターフェイスを実現でき、検索時の操作性の向上を図ることができる。
〔変形例〕
尚、本実施形態は、本発明を適用した一例であり、その適用可能は範囲は上述した内容に限られない。例えば、上述した実施形態では、2つの基本キャラクタから派生キャラクタを作成することとしたが、基本キャラクタと派生キャラクタとの組み合わせから新たな派生キャラクタを作成してもよいし、2つの派生キャラクタから新たな派生キャラクタを作成することとしてよい。尚、この場合の派生キャラクタの作成は、図11に示す派生キャラクタ作成処理により実現可能であり、上述した実施形態と同様の効果が得られるのは無論である。
また、キャラクタ係数77に応じて基本キャラクタデータ70や派生キャラクタデータ80を格納する領域として確保するメモリ領域を変更することとしてもよい。具体的には、キャラクタ係数77が大きいキャラクタデータは、ユーザキーワード75として記憶可能なキーワードの数を最大(例えば、100件)に設定し、キャラクタ係数77が小さいキャラクタデータは、そのキーワード数を小さく設定する。このように、ユーザの使用頻度の高いキャラクタには多くのキーワードを履歴として蓄積し、使用頻度の低いキャラクタにはキーワード数を制限することで、記憶部50のメモリ領域を効率良く使用することができる。
また、連続的に異なるキャラクタが選択されて、その組み合わせによる情報検索の回数が所定回数を超えた場合に、派生キャラクタを作成することとしたが、例えば、同じキーワードによる情報検索の回数が所定回数を超えたキャラクタの組み合わせに応じて派生キャラクタを作成することとしてもよい。具体的には、選択されたキャラクタで情報検索を行う際に入力されたキーワードに検索回数を対応付けて記憶しておき、所定回数を超えた検索回数が対応付けられたキーワードを有するキャラクタの組み合わせに基づいて派生キャラクタを作成する。
例えば、ユーザが、交通キャラクタCR2で「舞浜」の情報検索を5回行い、その検索とは別の機会に天気キャラクタCR1で「舞浜」の情報検索を5回行ったとする。このとき、各キャラクタのユーザキーワードである「舞浜」には検索回数として“5”回が対応付けられるため、この組み合わせに基づいて外出キャラクタCR4を作成する。このため、ユーザがよく検索に用いるキーワードに基づいて新たなキャラクタを作成することができる。
また、同一のキャラクタを保有する他機から、ユーザキーワード75や固定キーワード73を取得することとして説明したが、カテゴリ情報71を取得することとしてもよい。例えば、図8において、他機が有する外出キャラクタデータ91aのカテゴリ情報71には、自機のカテゴリ情報71とは異なる「路線」が設定されている。制御部10は、他機が保有する同一のキャラクタのカテゴリ情報71から自機のキャラクタとは異なるカテゴリ情報71を取得して、キャラクタデータのサブカテゴリ情報として設定する。
そして、ユーザの情報検索時にサブカテゴリ情報をサブカテゴリとして提示する。ユーザによりそのサブカテゴリが指定された場合は、そのサブカテゴリ内の情報検索を行う。これにより、例えば、外出キャラクタCR4により情報検索を行う場合に、他機の外出キャラクタCR4aが検索時のカテゴリとしている「路線」に関する情報検索が可能となる。このため、他機の保有するキャラクタとの差異を補うことができ、ユーザに新たなカテゴリを提案することができる。
情報検索装置におけるエージェントキャラクタの表示例を示す図。 情報検索装置の機能構成の一例を示すブロック図。 キャラクタデータベースのデータ構成の一例を示す図。 (a)は基本キャラクタデータ、(b)は派生キャラクタデータのデータ構成の一例を示す図。 キャラクタ派生パターンのデータ構成の一例を示す図。 派生キャラクタデータの生成方法を説明するための図。 外出キャラクタデータを一例とした派生キャラクタデータの生成方法を説明するための第1の図。 外出キャラクタデータを一例とした派生キャラクタデータの生成方法を説明するための第2の図。 検索処理を説明するためのフローチャート。 補助キーワードリスト作成処理を説明するためのフローチャート。 派生キャラクタ作成処理を説明するためのフローチャート。 情報検索装置の表示画面の遷移例を示す第1の図。 情報検索装置の表示画面の遷移例を示す第2の図。 情報検索装置の表示画面の遷移例を示す第3の図。
符号の説明
1 情報検索装置
10 制御部
20 入力部
22 音声入力部
24 操作部
30 出力部
32 音声出力部
34 表示部
40 通信部
50 記憶部
60 キャラクタデータベース
62 キャラクタ派生パターン
64 補助キーワードリスト
70 基本キャラクタデータ
71 カテゴリ情報
73 固定キーワード
75 ユーザキーワード
77 キャラクタ係数
79 サブキーワード
80 派生キャラクタデータ
91 第1親キャラクタデータ
92 第2親キャラクタデータ
AR1 メインキャラクタ表示領域
AR3 キャラクタリスト表示領域

Claims (16)

  1. 予め設定された複数のカテゴリを記憶するカテゴリ記憶手段と、
    前記カテゴリ記憶手段に記憶されたカテゴリを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された複数のカテゴリに基づいて新たなカテゴリを作成し、当該新たなカテゴリをその作成元の複数のカテゴリと対応づけて前記カテゴリ記憶手段に追加記憶するカテゴリ作成手段と、
    前記選択手段により前記予め設定されたカテゴリが選択された場合、当該カテゴリ内の情報検索を行い、前記新たなカテゴリが選択された場合、前記カテゴリ作成手段により当該新たなカテゴリに対応づけられたカテゴリ内の情報検索を行う情報検索手段と、
    を備えることを特徴とする情報検索装置。
  2. 前記カテゴリ作成手段は、前記選択手段により選択された複数のカテゴリの組み合わせに基づいて、前記新たなカテゴリを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  3. 前記カテゴリ作成手段は、前記選択手段による選択の頻度が高いカテゴリに基づいて新たなカテゴリを作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報検索装置。
  4. 前記カテゴリ記憶手段は、
    前記複数のカテゴリ毎に対応づけてキーワードを記憶するキーワード記憶手段を有し、
    前記カテゴリ作成手段は、
    前記新たなカテゴリの作成元の複数のカテゴリにそれぞれ対応づけられたキーワードを前記キーワード記憶手段から読み出し、それぞれのキーワードのうちの同一のキーワードを当該新たなカテゴリに対応づけて当該キーワード記憶手段に追加記憶するキーワード作成手段を有し、
    前記情報検索手段は、
    前記情報検索を行うカテゴリに対応づけられたキーワードを前記キーワード記憶手段から読み出し、当該キーワードに基づいて情報検索を行うキーワード検索手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の情報検索装置。
  5. 前記キーワードを入力する入力手段を更に備え、
    前記キーワード記憶手段は、
    前記キーワード検索手段が情報検索を行うカテゴリに前記入力手段により入力されたキーワードを対応づけて蓄積的に記憶する履歴記憶手段を有することを特徴とする請求項4に記載の情報検索装置。
  6. 前記選択手段により選択されたカテゴリに対応づけられたキーワードを前記キーワード記憶手段から読み出して、前記入力手段によるキーワードの入力時にユーザに通知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の情報検索装置。
  7. 前記通知手段は、
    前記選択手段により前記新たなカテゴリが選択された場合に、当該新たなカテゴリの作成元のカテゴリに対応づけられたキーワードを前記キーワード記憶手段から読み出して通知することを特徴とする請求項6に記載の情報検索装置。
  8. 前記選択手段によるカテゴリの選択頻度に応じた大きさの表示体で前記複数のカテゴリを選択可能に表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の情報検索装置。
  9. キーワードを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力されたキーワードに基づいて、予め定められたカテゴリ内の情報検索を行う情報検索手段と、
    他機が前記カテゴリ内の情報検索を行う際に用いたキーワードを通信回線網を介して当該他機から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたキーワードを前記キーワードの入力時にユーザに通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報検索装置。
  10. 前記入力手段により入力されたキーワードを蓄積的に記憶する履歴記憶手段を更に備え、
    前記通知手段は、
    前記取得手段により取得されたキーワードのうち、前記履歴記憶手段に記憶されたキーワードと異なるキーワードを前記入力手段によるキーワードの入力時に通知することを特徴とする請求項9に記載の情報検索装置。
  11. 前記通知手段は、
    前記履歴記憶手段に記憶されたキーワードを前記入力手段によるキーワードの入力時に通知する履歴通知手段を有することを特徴とする請求項9又は10に記載の情報検索装置。
  12. 前記情報検索手段は、
    予め定められた複数のカテゴリのうち、ユーザにより選択されたカテゴリの情報検索を前記入力手段により入力されたキーワードに基づいて行うカテゴリ検索手段を有し、
    前記取得手段は、
    他機が情報検索を行う複数のカテゴリのうち、前記カテゴリ検索手段により情報検索が行われる複数のカテゴリと異なるカテゴリを取得するカテゴリ取得手段を有し、
    前記通知手段は、
    前記カテゴリ取得手段により取得されたカテゴリを前記ユーザのカテゴリ選択時に通知するカテゴリ通知手段を有することを特徴とする請求項9〜11の何れか一項に記載の情報検索装置。
  13. 予め定められた複数のカテゴリのうち、ユーザにより選択されたカテゴリの情報検索を前記入力手段により入力されたキーワードに基づいて行うカテゴリ検索手段と、
    他機が情報検索を行う複数のカテゴリのうち、前記カテゴリ検索手段により情報検索が行われる複数のカテゴリと異なるカテゴリを通信回線網を介して当該他機から取得するカテゴリ取得手段と、
    前記カテゴリ取得手段により取得されたカテゴリを前記ユーザのカテゴリ選択時に通知するカテゴリ通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報検索装置。
  14. コンピュータを、
    予め設定された複数のカテゴリを記憶するカテゴリ記憶手段、
    前記カテゴリ記憶手段に記憶されたカテゴリを選択する選択手段、
    前記選択手段により選択された複数のカテゴリに基づいて新たなカテゴリを作成し、当該新たなカテゴリをその作成元の複数のカテゴリと対応づけて前記カテゴリ記憶手段に追加記憶するカテゴリ作成手段、
    前記選択手段により前記予め設定されたカテゴリが選択された場合、当該カテゴリ内の情報検索を行い、前記新たなカテゴリが選択された場合、前記カテゴリ作成手段により当該新たなカテゴリに対応づけられたカテゴリ内の情報検索を行う情報検索手段、
    として機能させるためのプログラム。
  15. コンピュータを、
    キーワードを入力する入力手段、
    前記入力手段により入力されたキーワードに基づいて、予め定められたカテゴリ内の情報検索を行う情報検索手段、
    他機が前記カテゴリ内の情報検索を行う際に用いたキーワードを通信回線網を介して当該他機から取得する取得手段、
    前記取得手段により取得されたキーワードを前記キーワードの入力時にユーザに通知する通知手段、
    として機能させるためのプログラム。
  16. コンピュータを、
    予め定められた複数のカテゴリのうち、ユーザにより選択されたカテゴリの情報検索を前記入力手段により入力されたキーワードに基づいて行うカテゴリ検索手段、
    他機が情報検索を行う複数のカテゴリのうち、前記カテゴリ検索手段により情報検索が行われる複数のカテゴリと異なるカテゴリを通信回線網を介して当該他機から取得するカテゴリ取得手段、
    前記カテゴリ取得手段により取得されたカテゴリを前記ユーザのカテゴリ選択時に通知するカテゴリ通知手段、
    として機能させるためのプログラム。
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