JP2892675B2 - コンソール装置の監視方法及び情報処理システムのコンソール制御方法 - Google Patents

コンソール装置の監視方法及び情報処理システムのコンソール制御方法

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JP2892675B2 JP1086805A JP8680589A JP2892675B2 JP 2892675 B2 JP2892675 B2 JP 2892675B2 JP 1086805 A JP1086805 A JP 1086805A JP 8680589 A JP8680589 A JP 8680589A JP 2892675 B2 JP2892675 B2 JP 2892675B2
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    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
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    • G06F11/34Recording or statistical evaluation of computer activity, e.g. of down time, of input/output operation ; Recording or statistical evaluation of user activity, e.g. usability assessment
    • G06F11/3466Performance evaluation by tracing or monitoring
    • G06F11/3476Data logging

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は複数のコンソール装置を有した情報処理シス
テムにおけるコマンド・データの投入元のコンソール装
置やメッセージ・データの出力先のコンソール装置を識
別する制御方式に係り、特に、コンソール装置毎のコマ
ンド・データの投入履歴やメッセージ・データの表示出
力の履歴を得るときに、機能および使用面で好適な制御
方式、処理方式に関する。
【従来の技術】
電子計算機システム、すなわち情報処理システムの応
用範囲の拡大にともない、情報処理システム(以降、電
気計算機システム、あるいは計算機システムと言う)の
構成も複雑となり、かつ電子計算機システムの信頼性の
向上も重要な課題となりつつある。電気計算機システム
の信頼性を向上させるための1つの技術として、電子計
算機システムの振る舞いを制御するためのコンソール装
置に現用と予備の2つをもうけ、現用のコンソール装置
から予備のコンソール装置へ切り替える制御方式が特開
昭59−14054号公報に開示されている。特開昭59−14054
号公報に開示された制御方式は、現用のコンソール装置
(サービス処理装置、サービス・プロセッサSVP)と予
備のコンソール装置を設け、現用のコンソール装置が動
作中は、現用のコンソール装置から予備のコンソール装
置へインヒビット信号(IH信号)の値を‘1'とすること
により、予備のコンソール装置のデータ・バスを論理的
に切り離しており、現用から予備への切り替え時には、
IH信号の値を‘0'とすることで、論理的な切り替えを可
能にしている。これにより、現用から予備への切り替え
を即時に行なえる。
【発明が解決しようとする課題】
従来技術に関して、特開昭59−14054号公報記載の技
術は、現用のコンソール装置に障害が発生したときに、
予備のコンソール装置へ即時に切り替えるための制御方
式である。 ところで、計算機システムの応用範囲の拡大にともな
い、計算機システムの構成も複雑となり、かつ操作性、
信頼性の向上が不可欠である。具体的には、計算機シス
テムの操作性、信頼性の向上のために、計算機システム
の動作を制御するためのコンソール装置を複数用意し、
どのコンソール装置からでもシステムの制御のためのコ
マンド・データのデータ列を投入できる様にする方法が
考えられる。すなわち、複数のコンソール装置を同時に
動作させておくことにより、 1)主コンソール装置が障害等により、停止しても他の
コンソール装置から計算機システムの操作、 2)地理的に分散した場所から計算機システムの操作、 3)少人数のオペレータで複数の計算機システムの監
視、制御 等が可能となる。これにより、計算機システムの信頼
性、特に、コンソール装置の障害に対して、耐障害性が
強化できることになる。また、計算機システムの操作性
についても、複数のシステム操作者(計算機オペレータ
ともいう)が異なった場所から計算機システムに指令を
発することができるので、計算機システムに対する操作
性が向上することになる。 一方、複数のコンソール装置を計算機システムに接続
したことにより、計算機システム全体の信頼性の低下要
因、具体的には、誤操作に起因する計算機システムの停
止を誘発する要因が増える。すなわち、コンソール装置
の耐障害性の強化や操作性の強化の反面、計算機システ
ムへの誤操作の要因も増える。計算機オペレータは専門
家であり、かつ熟練者であっても誤操作を誘発する恐れ
がある。また、計算機システムを統一して管理するため
に、どのコンソール装置からどのようなコマンドが投入
されたかを主コンソール装置の主管理者が監視できる必
要がある、さらに、コンソール装置と計算機システム間
でのコマンド・データやメッセージ・データのやりとり
の履歴が一括して参照できる必要がある。複数のコンソ
ール装置を接続したときには、誤動作を誘発するコマン
ド・データが投入されたならば、直ちに当該コンソール
装置をロケート(位置付け)できるための支援機能の充
実が課題として残る。複数のコンソール装置による効果
を発揮するために、これらの課題を解決する必要があ
る。 したがって、本発明の目的は情報処理システム、すな
わち計算機システムに複数のコンソール装置が接続され
た構成において、各コンソール装置からコマンド・デー
タのデータ列が入力されたとき、該コンソール装置の識
別情報を自動的に付加し、主コンソール装置、および外
部記憶装置に表示、格納する制御手段を提供することに
ある。 本発明の他の目的は、計算機システムに複数のコンソ
ール装置が接続された構成において、計算機システム内
の処理プログラムからどこかのコンソール装置へメッセ
ージ・データを送出するときに、該コンソール装置の識
別情報を自動的に付加し、主コンソール装置、および外
部記憶装置に表示、格納する制御手段を提供することに
ある。 本発明の他の目的は、各コンソール装置からコマンド
・データのデータ列が入力されたとき、該コンソール装
置の識別情報を自動的に付加し、主コンソール装置、お
よび外部記憶装置に表示、格納した後、計算機システム
内の処理プログラムへコマンド・データを渡すときに、
付加した識別情報を再び取り除いて、該コマンド・デー
タを引き渡す制御手段を提供することにある。 さらに、本発明の他の目的は、外部記憶装置に格納さ
れたコマンド・データ、メッセージ・データを時系列毎
や各コンソール装置毎に編集して表示、出力する制御手
段を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理システ
ムのコンソール制御方式を実現する制御機構を情報処理
システム、すなわち計算機システム内の処理プログラム
と各コンソール装置との間に介在させ、計算機システム
との間のコマンド・データ、メッセージ・データを監視
している。本発明の制御方式は各コンソール装置の装置
アドレスと属性、および識別情報の対応テーブルを具備
しており、コマンド・データが入力されると該対応テー
ブルを検索して当該コンソール装置に対応するエントリ
をロケートする。そのエントリから識別情報を得てコマ
ンド・データのデータ列に付加し、主コンソール装置に
表示するとともに外部記憶装置にも格納する。本発明に
おいては、上記の処理のための作業領域は従来のコンソ
ール・バッファとは別に確保しており、計算機システム
内の処理プログラムにコマンド・データを渡すときに
は、コンソール・バッファの内容を渡している。なお、
コンソール・バッファと作業領域とを共用した場合に
は、先に付加した識別情報をデータ列から取り除いて計
算機システム内の処理プログラムにコマンド・データの
データ列を渡す。 一方、メッセージ・データの出力の場合には、出力先
のコンソール装置に対応するエントリを対応テーブルよ
り検索し、識別情報を得た後、その識別情報をメッセー
ジ・データのデータ列に付加し、主コンソール装置に表
示するとともに外部記憶装置にも格納する。なお、コン
ソール装置に出力した後に、上記の識別情報をメッセー
ジ・データのデータ列に付加し、主コンソール装置に表
示するとともに外部記憶装置にも格納する処理を行なっ
ても構わない。これらの順序が変わっても、本発明の動
作を阻害するものではない。 また、コンソール装置がデータ処理能力を有している
場合には、操作者が入力したコマンド・データのデータ
列に続いて区切り符号と該コンソール装置の識別情報を
自動的に付加して、情報処理システム、すなわち計算機
システムへ転送する制御手段も具備している。このとき
には、計算機システム内の本発明の制御機構は、先の、
対応テーブルを検索して当該コンソール装置に対応する
エントリをロケートした後、そのエントリ内の属性情報
により、当該コンソール装置がデータ処理能力を有して
いることを認識する。そこで、そのエントリから識別情
報を得てコマンド・データのデータ列に付加し、主コン
ソール装置に表示するとともに外部記憶装置にも格納す
る。次に、区切り符号以降のデータ列を削除して計算機
システム内の処理プログラムにコマンド・データのデー
タ列を渡す制御手段を具備している。 さらに、外部記憶装置に格納されたコマンド・データ
やメッセージ・データは、後に、時系列毎や各コンソー
ル装置毎に編集して表示、出力する制御手段も具備して
いる。これは外部記憶装置に格納されたコマンド・デー
タやメッセージ・データを順次にアクセスし、所望の形
式に編集して表示装置やラインプリンタなどの出力装置
に出力するものであり、計算機システム内、あるいはデ
ータ処理能力を有する主コンソール装置内で動作する。
【作用】
本発明の情報処理システムのコンソール制御方式は、
計算機システムが従来のコンソール装置からコマンド・
データを受信したり、あるいはメッセージ・データを送
信したりする処理と入出力スーパバイザ(I/O Supervis
or:IOS)の中間に位置して動作しており、コマンド・デ
ータやメッセージ・データのやりとりを監視しながら必
要に応じて識別情報を付加している。また、計算機シス
テム内の処理プログラムにコマンド・データのデータ列
を渡すときには、付加した識別情報を渡さないので、従
来のオペレーティング・システムを大幅に改造したり、
処理プログラムを修正する必要がなく、誤動作すること
もない。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を第1図〜第12図により説明
する。第1図は本発明の情報処理システムのコンソール
制御方式の構成を端的に示した図である。図中の符号20
0は情報処理システム、すなわち計算機システムの本体
であり、演算装置、および主記憶装置を具備している。
符号210は通信制御処理装置(Communication Control P
rocessorvisor:CCP)、符号215は回線交換機PBX、符号2
20はラインプリンタ装置等の出力装置、符号225はコマ
ンド・データやメッセージ・データのデータ列の履歴を
格納する外部記憶装置である。符号201〜符号205は計算
機システム本体200に接続された複数込のコンソール装
置群であり、ここで符号201は計算機システム本体200の
近傍に存在する主コンソール装置、符号202はデータ処
理能力を有した補助コンソール装置、符号203は通常の
補助コンソール装置、符号204、符号205はCCP210を経由
して接続された遠隔地の補助コンソール装置を示してい
る。なお、符号205の補助コンソール装置もデータ処理
能力を有していることとする。 計算機システム本体200のもとではオペレーティング
・システム(Operating System:OS)230が動作してお
り、OS230の制御下で応用プログラム235〜237が動作し
ている。ここで、応用プログラム235は本発明の特徴の
1つとなる外部記憶装置225に格納されたコマンド・デ
ータやメッセージ・データの履歴を編集出力する機能を
具備している。OS230内には、入出力スーパバイザ(I/O
Super:IOS)240、コンソール入出力処理プログラム24
2、ジョブ管理プログラム244、タスク管理プログラム24
6、およびコンソール・バッファ(Console Buffer:CBU
F)250が存在している。従来は、CBUF250の内容が直
接、IOS240を経由してコンソール装置群201〜205へ送ら
れたり、コンソール装置群201〜205からのデータがCBUF
250を介してコンソール入出力処理プログラム242に渡さ
れている。一方、本発明の情報処理システムのコンソー
ル制御方式においては、従来のOSに加えて、メッセージ
・ルータと称する制御機構100、コンソール装置対応テ
ーブル(Console Table:CTAB)110、およびロギング・
バッファ(Logging Buffer:LBUF)115が存在している。
したがって、CBUF250のコマンド・データやメッセージ
・データはメッセージ・ルータ100を介してコンソール
装置群201〜205とやりとりされることになる。なお、、
LBUF115は主コンソール装置にコマンド・データやメッ
セージ・データを表示するときや、外部記憶装置225に
コマンド・データやメッセージ・データを履歴情報とし
て格納するときに使用される。 第2図は第1図で示したコンソール装置対応テーブル
(Console Table:CTAB)110の構成を表す図、第3図は
メッセージ・ルータ100の処理プログラム群の構成を示
した図、第4図、第5図はコンソール装置群201〜205か
らコマンド・データのデータ列を受信したときの処理概
要を示した図、第6図はコンソール装置群201〜205へメ
ッセージ・データのデータ列を送信するときの処理概要
を示した図、第7図は第3図のメッセージ・ルータ・メ
イン処理部120の処理フローを示した図、第8図はコマ
ンド・データ受信処理部130の処理フローを示した図、
第9図はメッセージ・データ送信処理部140の処理フロ
ーを示した図、第10図は同様に、コマンド/メッセージ
・データのロギング処理部150の処理フローを示した
図、である。また、第11図はコンソール装置側で自動的
に区切り符号を付加するときの処理フローを示した図で
あり、第12図は第1図で示した編集出力プログラム235
の処理フローを示した図である。 では、第1図を用いて本発明の情報処理システムのコ
ンソール制御方式の動作の概要を説明した後に、第2図
以降の図を用いて、各処理部の詳細を説明することにす
る。 第1図を参照するに、計算機システムの操作者はコン
ソール装置201〜205を用いて、計算機システム200を制
御するためのコマンド・データを投入することになる。
ここで、コンソール装置201は主コンソール装置、コン
ソール装置202〜205は補助コンソール装置として定義さ
れているものとする。なお、これらの定義情報はCTAB11
0内に格納されている。補助コンソール装置203からコマ
ンド・データが入力されると、そのコマンド・データの
データ列はCBUF250に格納され、制御がIOS240からメッ
セージ・ルータ100に移る。メッセージ・ルータ100はCT
AB110を該コンソール装置の装置アドレスを検索語とし
て検索し、当該コンソール装置に対応するエントリをロ
ケートする。そこで、その装置に関する識別情報等の属
性情報を得る。次に、LBUF115に日付け、時刻の値を格
納した語、CBUF250内のコマンド・データのデータ列をL
BUF115に移す。これらのデータ列に続いて、先にCTAB11
0から得た当該コンソール装置の識別情報を付加する。 次に、LBUF115の内容を主コンソール装置に表示する
とともに、外部記憶装置225にも格納する。なお、主コ
ンソール装置201からのコマンド・データの受信の場合
には、LBUF115の内容を主コンソール装置201に表示する
処理は行なわない。以上の処理が終了すると、制御はコ
ンソール入出力プログラム242へ移り、コンソール入出
力プログラム242がCBUF250内のコマンド・データのデー
タ列をジョブ管理プログラム244やタスク管理プログラ
ム246,あるいは応用プログラム237へ渡すことになる。
また、上記の一連の処理において、LBUF115を用いない
場合にはCBUF250を使用することになり、CBUF250内のコ
マンド・データのデータ列の後に識別情報を付加して、
主コンソール装置に表示したり、外部記憶装置225に格
納することになるが、これらの処理が終了すると付加し
た識別情報をCBUF250から取り除いて、応用プログラム2
37等へ渡すことになる。したがって、本発明のコンソー
ル制御方式により、従来の動作を阻害することはない。 では次に、メッセージ・データの送信時の動作の概要
を説明する。計算機システム200内のコンソール入出力
プログラム242から補助コンソール装置203へメッセージ
・データを送信するものとして説明する。ジョブ管理プ
ログラム244やタスク管理プログラム246,あるいは応用
プログラム237からメッセージ・データの送信要求がな
されると、コンソール入出力プログラム242は、それら
のメッセージ・データのデータ列をCBUF250内に格納し
た後、制御をメッセージ・ルータ100に移す。メッセー
ジ・ルータ100は、コマンド・データの受信時と同様
に、当該コンソール装置の装置アドレスを検索語として
CTAB110を検索して当該コンソール装置に対応するエン
トリをロケートし、その装置に関する識別情報等の属性
情報を得る。次に、LBUF115に日付け、時刻の値を格納
した後、CBUF250内のコマンド・データのデータ列をLBU
F115に複写する。これらのデータ列に続いて、先にCTAB
110から得た当該コンソール装置の識別情報を付加す
る。 次に、LBUF115の内容を主コンソール装置に表示する
とともに、外部記憶装置225にも格納する。なお、主コ
ンソール装置201へのメッセージ・データの送信の場合
には、LBUF115の内容を主コンソール装置201に表示する
処理は行なわない。以上の処理が終了すると、制御はIO
S240へ移り、CBUF250内のメッセージ・データが補助コ
ンソール装置203に表示される。メッセージ・データの
送信時においても、LBUF115を用いない場合には、CBUF2
50内に識別情報を付加することになるが、その場合も、
当該補助コンソール装置203に表示する前に、付加した
識別情報を取り除く処理がなされる。 以上の制御方式によって、主コンソール装置201に
は、コマンド・データ/メッセージ・データのやり取り
が全て表示されることになり、かつ外部記憶装置225に
もコマンド・データ/メッセージ・データのやり取りの
履歴が格納されることになる。また、編集出力プログラ
ム235は外部記憶装置225内に格納されたコマンド・デー
タ/メッセージ・データの履歴をコンソール装置毎、あ
るいは時系列順に編集して、ラインプリンタ装置220等
の出力装置に出力する。 では次に、第2図以降の図を用いて、本発明の情報処
理システムのコンソール制御方式の動作を詳細に説明す
る。第2図は第1図で示したコンソール装置対応テーブ
ルCTAB110の形式を示したものである。CTAB110におい
て、符号1は登録エントリ数N,符号2は該コンソール装
置の装置アドレス・フィールド、符号3はニモニック・
フィールド、すなわち装置の記号名称フィールド、符号
4は装置の種別フィールド、符号5は装置の属性フィー
ルド、符号6は該コンソール装置の識別情報フィール
ド、である。装置アドレス・フィールド2には該コンソ
ール装置が計算機システム本体200に接続されていると
きの装置アドレス値が格納される。例えば、主コンソー
ル装置201の装置アドレスは‘001'、補助コンソール装
置203の装置アドレスは‘009'などである。ニモニック
・フィールド3には、該コンソール装置の記号名称が格
納されている。種別フィールドには、該コンソール装置
はデータ処理能力を具備しているか否かを表す情報が格
納されており、種別フィールドの値が‘N'ならばデータ
処理能力を具備しておらず、値が‘P'ならばデータ処理
能力を具備していることになる。属性フィールド5には
該コンソール装置が主コンソール装置であるか、補助コ
ンソール装置であるか、あるいはリモート・コンソール
装置であるかの属性値が格納されており、値が‘M'なら
ば主コンソール装置、値が‘S'ならば補助コンソール装
置、値が‘R'ならばリモート・コンソール装置を意味す
る。識別情報フィールド6には該コンソール装置の識別
記号、すなわち文字列データが格納されており、この識
別情報フィールド6のデータ列が、コマンド・データや
メッセージ・データの後に付加されて主コンソール装置
に表示されたり、外部記憶装置225に格納される。以上
により、第1図の例では、主コンソール装置201が装置
アドレス‘001'のエントリに対応し、補助コンソール装
置203が装置アドレス‘009'のエントリ、補助コンソー
ル装置202が装置アドレス‘010'のエントリ、リモート
・コンソール装置204が装置アドレス‘040'のエント
リ、リモート・コンソール装置205が装置アドレス‘04
1'のエントリに各々対応することになる。 第3図は第1図に示したメッセージ・ルータ100の構
成を示した図である。第3図では、第1図、第2図で示
したCTAB110,CBUF250も関係づけて表してある。図中の
点線の矢印はテーブル、バッファ類の参照、更新を意味
する。メッセージ・ルータ100は、メッセージ・ルータ
・メイン処理部120、コマンド・データ受信処理部130、
メッセージ・データ送信処理部140、コマンド/メッセ
ージ・データ・ロギング処理部150で成っている。コマ
ンド・データの受信の場合には、メッセージ・ルータ・
メイン処理部120にてCTAB110を検索し、コマンド・デー
タを送出したコンソール装置の装置アドレスと等しいエ
ントリをロケートする。なお、検索語としては、第2図
の装置アドレス2に限らずニモニック3、すなわち装置
の記号名称でも可能である。次に、コマンド・データ受
信処理部130にてCBUF250の内容をLBUF115に写し、CTAB1
10の識別情報フィールド6の値をLBUF115に格納する。
コマンド/メッセージ・データ・ロギング処理部150に
て、LBUF115の内容を主コンソール装置201に表示すると
ともに、外部記憶装置225にも格納する。 一方、メッセージ・データ送信の場合には、制御がコ
ンソール入出力プログラム242より移される。このと
き、メッセージ・ルータ・メイン処理部120にてCTAB110
を検索し、対象とするコンソール装置の装置アドレスに
対応するエントリをロケートした後、メッセージ・デー
タ送信処理部140へ制御を移す。メッセージ・データ送
信処理部140では、CBUF250の内容をLBUF115に複写し、C
TAB110の識別情報フィールド6の値をLBUF115に格納す
る。コマンド/メッセージ・データ・ロギング処理部15
0にて、LBUF115の内容を主コンソール装置201に表示す
るとともに、外部記憶装置225にも格納する。なお、コ
マンド・データの受信のときには、識別情報6のデータ
列の前に‘BY'のデータ列を先行させ、メッセージ・デ
ータの送信のときには、識別上方6のデータ列の前に
‘TO'のデータ列を先行させている。この詳細について
は、第4図以降の図にて説明する。 第4図、第5図はコンソール装置201〜205からコマン
ド・データのデータ列が入力されたときのコマンド・デ
ータ受信処理部130の処理でのデータの入力と出力の関
係を示したものであり、第4図は補助コンソール装置20
2から入力されたとき、第5図は補助コンソール装置205
から入力されたときを、それぞれ示している。すなわ
ち、第4図はデータ処理機能を有しないコンソール装置
の場合であり、第5図はデータ処理機能を有しているコ
ンソール装置の場合である。 コンソール装置202からコマンド・データが入力さ
れ、IOS240から制御がメッセージ・ルータ・メイン処理
部120に渡り、CTAB110の当該エントリがロケートされる
と、第4図のコマンド・データ受信処理部130が動作す
る。まず、LBUF115内に現時点の日付け8Aと時刻の値8B
を格納する。次に、CBUF250の内容をLBUF115に複写す
る。 CBUF250内の符号7A〜7Cの文字列がLBUF115内の符号7A
1,7B1,7C1で図示した位置に複写される。ここで、△印
はブランク文字を意味する。次に、コマンド・データの
受信処理であるので‘BY'の記号9を付加し、その後に
当該コンソール装置202の識別情報フィールド6の値、
すなわち‘SUB−CON1'6Bを格納する。この後、LBUF115
の内容の主コンソール装置201に表示するとともに外部
記憶装置225に履歴情報として格納する。 第5図はコンソール装置205がデータ処理機能を有し
ている場合のコマンド・データの入力処理を示したもの
である。該コンソール装置がデータ処理機能を有してい
るか否かは第2図の種別フィールド4を調べれば判明す
る。すなわち、種別フィールド4の値が‘P'であるなら
ば、該コンソール装置はデータ処理機能を有しているこ
とになる。この場合のコマンド・データ受信処理部130
での処理は、第4図で示した処理手順に比べて、CBUF25
0内の符号7Dの区切り符号、および符号7Eの記号列を取
り除いていることにある。 第6図はメッセージ・データを各コンソール装置201
〜205へ送信するときのメッセージ・データ送信処理部1
40でのデータの入力と出力の関係を示したものである。
第1図のコンソール入出力プログラム242からメッセー
ジ・ルータ・メイン処理部120に制御が移り、CTAB110の
当該エントリをロケート後、このメッセージ・データ送
信処理部140が動作する。まず、LBUF115内に現時点の日
付け12Aと時刻の値12Bを格納する。次に、CBUF250の内
容をLBUF115に複写する。CBUF250内のメッセージ・デー
タ11の文字列がLBUF115内の図示した位置12Cに複写され
る。ここでは、△印はブランク文字を意味する。次に、
メッセージ・データの送信処理であるので‘TO'の記号1
2Dを付加し、その後に当該コンソール装置202の識別情
報フィールド6の値、すなわち‘SUB−CON1'6Bを格納す
る。LBUF115内では符号12Eで示してある。この後、LBUF
115の内容を主コンソール装置201に表示するとともに外
部記憶装置225に履歴情報として格納する。 では次に、第7図以降のフローチャートを用いてメッ
セージ・ルータ100の動作を説明する。第7図は第3図
のメッセージ・ルータ・メイン処理部の処理フローを示
した図、第8図はコマンド・データ受信処理部130の処
理フローを示した図、第9図はメッセージ・データ送信
処理部140の処理フローを示した図、第10図は同様に、
コマンド/メッセージ・データのロギング処理部150の
処理フローを示した図、である。また、第11図はコンソ
ール装置側で自動的に区切り符号を付加するときの処理
フローを示した図であり、第12図は第1図で示した編集
出力プログラム235の処理フローを示した図である。 まず、コマンド・データの受信処理部の動作を説明す
る。第7図を参照するに、コマンド・データの受信処理
時には、メッセージ・ルータ・メイン処理部120の処理
ステップ16B〜22Bが動作する。処理ステップ17Bにて、
変数値REQを‘IN'とする。変数値REQは内部作業変数で
ある。処理ステップ18にてコンソール対応テーブルCTAB
110に対して当該コンソール装置の装置アドレスにて検
索する。その結果、当該コンソール装置の装置アドレス
に等しいエントリがロケートされる。なお、CTAB110の
検索に際して、検索語を装置の記号名称としても構わな
い。 処理ステップ19にて、変数値REQの値にて分岐する。
コマンド・データの受信処理であるので処理ステップ20
B〜22Bが実行される。まず、コマンド・データ受信処理
部130へ制御が渡され、第4図,第5図に示した処理が
成される。 第8図はコマンド・データ受信処理部130の処理フロ
ーである。処理ステップ25AにてCTAB110内のエントリを
ロケートし、処理ステップ25Bにて現時点の日付けと時
刻の値をLBUF115に格納する。次に、判定処理ステップ2
5Cへ移る。判定処理ステップ25CではCTAB110の該エント
リの種別フィールド4の値を調べる。種別フィールド4
の値が‘P'ならば該コンソール装置はデータ処理機能を
有していることになり、処理ステップ25E,25Fを実行し
て処理ステップ25Gへ進む。すなわち、CBUF250内には第
5図に示したコマンド・データ列が格納されているため
第5図の区切り符号7Dの前までのデータ列をLBUF115に
複写する。なお、本実施例では、区切り符号として‘:'
の記号を用いているがこれを規定するものではない。処
理ステップ25FにてCBUF250内の区切り符号7D以降のデー
タ列を削除する。これによって、ジョブ管理プログラム
244やタスク管理プログラム246、あるいは応用プログラ
ム237に対して、従来通りのインタフェースが保たれ
る。また、区切り符号7D続くデータ7Eは該コンソール装
置が生成した識別子であり、この識別子7Eと識別情報フ
ィールド6の値と同じものであっても構わない。この実
施例では、異なるものとして話を進める。 一方、判定処理ステップ25Cにて種別フィールド4の
値が‘P'でないならば処理ステップ25Dを実行した後、
処理ステップ25Gへ進む。処理ステップでは、第4図で
示したように、CBUF250内のコマンド・データ列をLBUF1
15内の所定の位置に複写する。 次に、処理ステップ25Gにて第2図に示した識別情報
フィールド6の値を格納する。第4図、第5図の例では
‘SUB−CON1'6Bの値が格納される。以上の処理が終了す
ると、制御はコマンド/メッセージ・データ・ロギング
出力処理部150(第8図では‘LOGOUT'と表示)へ移る。 第10図は制御はコマンド/メッセージ・データ・ロギ
ング出力処理部150の処理フローである。第10図を参照
するに、判定処理ステップ28Aにて当該コンソール装置
が主コンソール装置であるか否かを調べる。これは第2
図で示した属性フィールド5の値を調べれば良い。値が
‘M'であるならば該コンソール装置は主コンソール装置
であるので処理ステップ28B,28Cを実行せずに処理ステ
ップ28Dへ進む。 一方、値が‘M'でないならば処理ステップ28B,28Cを
実行する。これらの処理ステップは主コンソール装置20
1にLBUF115の内容を表示するものであり、処理ステップ
28Bにて主コンソール装置の装置アドレス2Aを得るため
に,CTAB110を検索する。処理ステップ28Cにて、装置ア
ドレス2Aの主コンソール装置にLBUF115の内容を表示す
る。処理ステップ28Dでは、LBUF115のデータ列を履歴フ
ァイル225に格納する。 以上の処理が終了すると、制御は、再び第7図の処理
ステップ21Bに戻る。処理ステップ21Bにて変数REQの値
を‘NULL'とした後、処理ステップ22Bを経由して、コン
ソール入出力プログラム242へ制御が移る。コンソール
入出力プログラム242では、CBUF110を取扱えば良い。 以上で述べた一実施例は、作業領域としてLBUF115を
用いたものであるが、コンソール・バッファCBUF250の
みを用いて識別情報6を付加する処理を行なっても構わ
ない。この場合には、第4図のCBUF250のコマンド・デ
ータ列7A〜7Cの後に符号9および識別情報6Bを格納す
る。その後、CBUF250の内容を主コンソール装置201に表
示し、外部記憶装置225に格納することになる。したが
って、ジョブ管理プログラム244、タスク管理プログラ
ム246、あるいは応用プログラム237等にコマンド・デー
タ列7A〜7Cを渡すときには、先に格納したデータ列9、
6BをCBUF250から取り除く処理を行なう。 次に、メッセージ・データの送信処理時の動作を説明
する。第7図を参照するに、メッセージ・データの送信
処理時には、メッセージ・ルータ・メイン処理部120の
処理ステップ16A〜22Aが動作する。処理ステップ16Aに
てコンソール入出力プログラム242より制御が渡ってく
ると、まず、処理ステップ17Aにて、変数値REQの値を
‘OUT'とする。処理ステップ18では、メッセージ・デー
タを送るべきコンソール装置に対応するCTAB110内のエ
ントリをロケートする。 処理ステップ19では、メッセージ・データの送信であ
るので、制御を処理ステップ20Aへ移す。ここでは、メ
ッセージ・データ送信処理部140に制御が渡され、第6
図で示した処理が成される。 第9図はメッセージ・データ送信処理部140の処理フ
ローである。まず、処理ステップ27AにてCTAB110内のエ
ントリをロケートし、処理ステップ27Bにて現時点の日
付けと時刻の値をLBUF115に格納する。次に、処理ステ
ップ27Cにて、第6図で示したCBUF110内のメッセージ・
データ11をLBUF115に複写する。処理ステップ27Dでは、
第2図に示した識別情報フィールド6の値を格納する。
第6図の例では、‘SUB−CON1'6Bが格納される。以上の
処理が終了すると、制御をコマンド/メッセージ・デー
タ・ロギング出力処理部150へ移し、LBUF115の内容を主
コンソール装置に表示するとともに、外部記憶装置225
に履歴情報として格納する。第10図のコマンド/メッセ
ージ・データ・ロギング出力処理部150の処理フロー
は、先のコマンド・データの受信処理と同じであるた
め、ここでは割愛する。 以上の処理が終了すると、制御は、再び第7図の処理
ステップ21Aに戻る。処理ステップ21Aにて変数REQの値
を‘NULL'とした後、処理ステップ22Aを経由して、IOS2
40へ制御を移す。IOS240では、CBUF250の内容を当該コ
ンソール装置に表示すれば良い。 メッセージ・データの送信処理においても、作業領域
としてLBUF115を用いたものであるが、コンソール・バ
ッファCBUF250のみを用いて識別情報6を付加する処理
を行なっても構わない。この場合には、第6図のCBUF25
0のメッセージ・データ列11の後に符号12Dおよび識別情
報12Eを格納する。その後、CBUF250の内容を主コンソー
ル装置201に表示し、外部記憶装置225に格納することに
なる。したがって、対応する補助コンソール装置にメッ
セージ・データを表示するときには、先に格納したデー
タ列12D、12EをCBUF250から取り除く処理を行なう。 以上がコマンド・データの受信処理、およびメッセー
ジ・データの送信処理の動作である。ここで開示した実
施例においては、コマンド・データやメッセージ・デー
タの履歴を第1図に示した外部記憶装置225内に格納し
ているが、代案として主コンソール装置201側にて、主
コンソール装置201に接続された補助記憶装置(図示せ
ず)内に格納することも可能である。その場合には、メ
ッセージ・ルータ100のコマンド/メッセージ・データ
・ロギング処理部150が主コンソール装置201へコマンド
・データやメッセージ・データを識別情報6とともに送
信したときに、主コンソール装置201側にて、そのデー
タを補助記憶装置に格納すれば良い。したがって、コマ
ンド・データやメッセージ・データの履歴を格納する場
合は、計算機システム本体200側の外部記憶装置225に限
定されるものではない。 次に、第11図を用いて、データ処理機能付きのコンソ
ール装置での動作を説明する。第11図はコンソール側で
自動的に区切り符号を付加するときの補助コンソール装
置202、205での動作フローを示したものである。第11図
の動作が適用されるのは、データ処理機能を有したコン
ソール装置、すなわち第2図の種別フィールド4の値が
‘P'となっているコンソール装置である。第11図を参照
するに、処理ステップ31Aにて、文字データの入力を待
ち、文字データが入力されると判定処理ステップ31Bに
て送信キー、すなわち送信文字か否かを判定する。送信
キーでないならば、処理ステップ31Cにて自コンソール
装置内の送信バッファに入力された文字記号を格納す
る。 一方、送信キーであるならば、処理ステップ31D〜31F
を実行する。まず、処理ステップ31Dにて第5図で示し
た区切り符号7Dを自コンソール装置内の送信バッファに
格納する。つぎに、処理ステップ31Eにて識別子7Eを送
信バッファに格納した後、処理ステップ31Fにて自コン
ソール装置内の送信バッファの内容を計算機システム本
体200へ転送する。以上によって、計算機システム本体2
00側のCBUF250には、第5図で示したデータ列が格納さ
れる。 第12図は第1図で示した編集出力プログラム235の処
理フローを示した図である。まず、処理ステップ32Aに
て編集出力の形式をパラメータとして得る。次に、処理
ステップ32にて、要求される編集形式にて分岐する。そ
の結果、時系列編集ならば処理ステップ33〜処理ステッ
プ35を実行し、コンソール装置指定ならば処理ステップ
36〜処理ステップ37を実行する。すなわち、時系列編集
ならば、編集範囲の日付と時刻に存在するコマンド/メ
ッセージを外部記憶装置225から読み出して時系列順に
出力する。 一方、コンソール装置指定ならば、編集範囲の日付と
時刻に存在する当該コンソール装置のコマンド/メッセ
ージのみを外部記憶装置225から読み出して時系列順に
出力する。第12図においては、2種類の編集のみを開示
しているが、編集形式と対応する処理ステップを追加す
ることで、種々の編集出力が可能である。
【発明の効果】
本発明によれば、情報処理システムに対するコンソー
ル操作の履歴を監視、収集する制御機構100が、情報処
理システム、すなわち計算機システム内の処理プログラ
ムと各コンソール装置との間に介在し、常時、計算機シ
ステムとの間のコマンド・データ、メッセージ・データ
を監視している。コマンド・データ、メッセージ・デー
タの送受信の事象が発生する毎に、当該コンソール装置
の識別情報を自動的に付加し、主コンソール装置に表示
するとともに外部記憶装置にも履歴情報として格納して
いる。したがって、複数のコンソール装置からランダム
にコマンド・データが投入されても、主コンソール装置
側にて、常に、どのコンソール装置からどのようなコマ
ンド・データが投入されたかを即時に把握できる効果が
ある。 さらに、コマンド・データ、メッセージ・データの送
受信の事象の履歴を当該コンソール装置の識別情報とと
もに外部記憶装置に格納しているので、コンソール操作
の誤操作による計算機システム障害の要因を直ちに分析
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報処理システムのコンソール制御方
式の構成を端的に示した図、第2図は第1図で示したコ
ンソール装置対応テーブル(Console Table:CTAB)110
の構成を表す図、第3図はメッセージ・ルータ100の処
理プログラム群の構成を示した図、第4図、第5図はコ
ンソール装置群201〜205からコマンド・データのデータ
列を受信したときの処理概要を示した図、第6図はコン
ソール装置群201〜205へメッセージ・データのデータ列
を送信するときの処理概要を示した図、第7図は第3図
のメッセージ・ルータ・メイン処理部120の処理フロー
を示した図、第8図はコマンド・データの受信処理部13
0の処理フローを示した図、第9図はメッセージ・デー
タ送信処理部140の処理フローを示した図、第10図は同
様に、コマンド/メッセージ・データのロギング処理部
150の処理フローを示した図、第11図はコンソール装置
側で自動的に区切り符号を付加するときの処理フローを
示した図、第12図は第1図で示した編集出力プログラム
235の処理フローを示した図、である。 符号の説明 200……計算機システム本体、230……オペレーティング
・システム、240……I/Oスーパバイザ、100……メッセ
ージ・ルータ、110……コンソール装置対応テーブルCTA
B、115……ロギング・バッファLBUF、250……コンソー
ル・バッファCBUF、225……外部記憶装置、201……主コ
ンソール装置、202……補助コンソール装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−231160(JP,A) 特開 昭59−151239(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 9/00

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置を制御する複数のコンソール
    装置を監視する方法であって、 前記複数のコンソール装置の何れかのコンソール装置か
    らコマンド・データが入力された場合に、前記複数のコ
    ンソール装置の各コンソール装置の識別情報を記憶して
    いる第1の記憶手段を検索して前記コマンド・データの
    入力を行ったコンソール装置の情報を保持している領域
    をロケートし、 前記第1の記憶手段内のロケートした領域からコマンド
    ・データの入力を行ったコンソール装置の識別情報を取
    り出し、その取り出した識別情報を前記コマンド・デー
    タのデータ列に付加して主コンソール装置に表示させ、 前記識別情報が付加されたコマンド・データのデータ列
    を外部記憶装置に格納することを特徴とするコンソール
    装置の監視方法。
  2. 【請求項2】前記識別情報が付加されたコマンド・デー
    タのデータ列を前記中央処理装置に接続された前記外部
    記憶装置に格納することを特徴とする請求項1に記載の
    コンソール装置の監視方法。
  3. 【請求項3】前記コマンド・データのデータ列と、該コ
    マンド・データの入力を行ったコンソール装置の識別情
    報とを第2の記憶手段に格納し、 前記第2の記憶装置に格納した前記コマンド・データの
    データ列と、該コマンド・データの入力を行ったコンソ
    ール装置の識別情報とを用いて、前記識別情報が付加さ
    れたコマンド・データのデータ列を前記主コンソール装
    置、又は前記外部記憶装置に出力することを特徴とする
    請求項1又は請求項2の何れかに記載のコンソール装置
    の監視方法。
  4. 【請求項4】前記第1の記憶手段の検索は各コンソール
    装置アドレスを検索語に用いて行うことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3の何れかに記載のコンソール装置の
    監視方法。
  5. 【請求項5】前記第2の記憶装置にデータを格納した日
    時をあわせて記録することを特徴とする請求項3に記載
    のコンソール装置の監視方法。
  6. 【請求項6】中央処理装置を制御する複数のコンソール
    の装置を監視する方法であって、 前記中央処理装置上で動作している処理プログラムが上
    記複数のコンソール装置の何れかのコンソール装置へメ
    ッセージ・データのデータ列を出力する場合に、前記複
    数のコンソール装置の各コンソール装置の識別情報を記
    憶している第1の記憶手段を検索して出力先のコンソー
    ル装置の情報を保持している領域をロケートし、 前記第1の記憶手段内のロケートした領域から出力先の
    コンソール装置の識別情報を取り出し、その取り出した
    識別情報を前記メッセージ・データのデータ列に付加し
    て主コンソール装置に表示させ、 前記識別情報が付加されたメッセージ・データのデータ
    列を外部記憶装置に格納することを特徴とするコンソー
    ル装置の監視方法。
  7. 【請求項7】前記識別情報が付加されたメッセージ・デ
    ータのデータ列を前記中央処理装置に接続された前記外
    部記憶装置に格納することを特徴とする請求項6に記載
    のコンソール装置の監視方法。
  8. 【請求項8】前記メッセージ・データのデータ列と、出
    力先のコンソール装置の識別情報とを第2の記憶手段に
    格納し、 前記第2の記憶装置に格納した前記メッセージ・データ
    のデータ列と、出力先のコンソール装置の識別情報とを
    用いて、前記識別情報が付加されたメッセージ・データ
    のデータ列を前記主コンソール装置、又は前記外部記憶
    装置に出力することを特徴とする請求項6又は請求項7
    の何れかに記載のコンソール装置の監視方法。
  9. 【請求項9】前記第1の記憶手段の検索は各コンソール
    の装置アドレスを検索語に用いておこなうことを特徴と
    する請求項6乃至請求項8の何れかに記載のコンソール
    装置の監視方法。
  10. 【請求項10】前記第2の記憶装置にデータを格納した
    日時をあわせて記録することを特徴とする請求項8に記
    載のコンソール装置の監視方法。
  11. 【請求項11】中央処理装置を制御する複数のコンソー
    ル装置を監視する方法であって、 前記複数のコンソール装置の何れかのコンソール装置か
    らコマンド・データのデータ列が入力された場合に、該
    コマンド・データのデータ列に連続して、区切り符号
    と、コマンド・データのデータ列の入力が行われたコン
    ソール装置の識別情報とを付加し、 前記区切り符号と前記識別情報とが付加されたコマンド
    ・データのデータ列を中央処理装置へ転送することを特
    徴とするコンソール装置の制御方法。
  12. 【請求項12】記憶手段を検索し、該記憶手段に保持さ
    れている前記識別情報を取り出すことを特徴とする請求
    項11に記載のコンソール装置の監視方法。
  13. 【請求項13】前記記憶手段の検索は前記コマンド・デ
    ータの入力が行われたコンソール装置の装置アドレスを
    検索語を用いて行うことを特徴とする請求項12項に記載
    のコンソール装置の監視方法。
  14. 【請求項14】中央処理装置と、主コンソール装置によ
    り管理される複数のコンソール装置とで構成された情報
    処理システムのコンソール制御方法であって、 前記複数のコンソール装置の何れかのコンソール装置か
    ら前記中央処理装置にコマンド・データが送信された場
    合に、各コンソール装置の属性と識別情報を記憶した記
    憶手段を検索してコマンド・データを送信したコンソー
    ル装置がデータ処理能力を有するか否かを判定するステ
    ップと、 該コンソール装置がデータ処理機能を有している場合
    に、送信されたコマンド・データに区切り符号が付加さ
    れたデータが格納されている前記中央処理装置内のバッ
    ファ手段から該コマンド・データのデータ列を検索する
    ステップと、 前記記憶手段から該コンソール装置の識別情報を取り出
    し、該識別情報を前記コマンド・データのデータ列に付
    加したデータを前記主コンソール装置に表示させると共
    に、前記主コンソール装置の履歴ファイルに格納するス
    テップと、 該データを前記中央処理装置におけるオペレーティング
    ・システム内の処理プログラム群に引き渡すステップと
    を有することを特徴とする情報処理システムのコンソー
    ル制御方法。
  15. 【請求項15】中央処理装置と、主コンソール装置によ
    り管理される複数のコンソール装置とで構成された情報
    処理システムのコンソール制御方法であって、 前記複数のコンソール装置の何れかのコンソール装置か
    ら前記中央処理装置にコマンド・データが送信された場
    合に、各コンソール装置の属性と識別情報を記憶した記
    憶手段を検索してコマンド・データを送信したコンソー
    ル装置がデータ処理能力を有するか否かを判定するステ
    ップと、 該コンソール装置がデータ処理機能を有していない場合
    に、送信されたコマンド・データが格納されている前記
    中央処理装置内のバッファ手段から該コマンド・データ
    のデータ列を検索するステップと、 前記記憶手段から該コンソール装置の識別情報を取り出
    し、該識別情報を前記コマンド・データのデータ列に付
    加したデータを前記主コンソール装置に表示させると共
    に、前記主コンソール装置の履歴ファイルに格納するス
    テップとを有することを特徴とする情報処理システムの
    コンソール制御方法。
  16. 【請求項16】中央処理装置と、主コンソール装置によ
    り管理される複数のコンソール装置とで構成された情報
    処理システムのコンソール制御方法であって、 前記中央処理装置から前記複数のコンソール装置の何れ
    かのコンソール装置にメッセージ・データのデータ列が
    送信される場合に、前記主コンソール装置の履歴ファイ
    ルにも該メッセージ・データのデータ列を格納し、 前記複数のコンソール装置の何れかのコンソール装置か
    ら前記中央処理装置にコマンド・データのデータ列が送
    信される場合に、前記履歴ファイルにも該コマンド・デ
    ータのデータ列を格納することを特徴とする情報処理シ
    ステムのコンソール制御方法。
  17. 【請求項17】前記記憶手段に前記メッセージ・データ
    のデータ列又は前記コマンド・データのデータ列を格納
    する場合に、格納した日時をあわせて記録することを特
    徴とする請求項16に記載の情報処理システムのコンソー
    ル制御方法。
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