JPH0887423A - ソフトウエアツールのトラブル対応支援システム - Google Patents

ソフトウエアツールのトラブル対応支援システム

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JPH0887423A
JPH0887423A JP6220630A JP22063094A JPH0887423A JP H0887423 A JPH0887423 A JP H0887423A JP 6220630 A JP6220630 A JP 6220630A JP 22063094 A JP22063094 A JP 22063094A JP H0887423 A JPH0887423 A JP H0887423A
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JP
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trouble
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user
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tool
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Application number
JP6220630A
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Inventor
Naohiko Murata
尚彦 村田
Reiko Kosugi
礼子 小杉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、ユーザのトラブル報告の負担
及びベンダーのトラブル対応への負担を軽減できるトラ
ブル対応支援システムを提供することにある。 【構成】このトラブル対応支援システムは、ユーザの操
作手順を収集する操作履歴収集手段11と、ユーザ側の
環境情報を収集する環境情報収集手段12と、ツールの
トラブルを検出するトラブル監視手段13と、トラブル
が発生するとトラブル監視手段13で検出したトラブル
内容,前記操作履歴収集手段11で収集している操作履
歴情報,及び前記環境情報収集手段12で収集した環境
情報からトラブル情報を生成するトラブル情報生成手1
4段と、トラブル解決方法が格納されたトラブル解決方
法格納ファイル26と、トラブル情報を基にトラブル解
決方法格納ファイル26を検索し該当するトラブル解決
方法を取り出すトラブル解決方法検索手段23とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークで接続さ
れたワークステーション上で動くソフトウェアツール
(以下、「ツール」と呼ぶ)に生じた不具合をベンダー
が修正し又はユーザに対してコンサルテーションする作
業(以下、「トラブル対応」と呼ぶ)を支援するための
トラブル対応支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザがベンダーから提供されたツール
の使用中にトラブルが生じた場合、ユーザはベンダーに
対してトラブル解析に必要な情報をトラブル連絡票で又
は直接電話で連絡していた。
【0003】トラブル解析のための情報としてユーザの
操作手順が挙げられる。これはユーザがどのツールをど
のような操作手順(例えば、どのボタンをクリックしど
の機能を起動させたかという詳細な時系列的な操作情
報)で使用した場合にトラブルが生じたかという情報で
ある。トラブルによっては、同じ操作手順でツールを動
作させないと再現できないものが非常に多い。このた
め、詳細で且つ正確な操作手順を入手することがトラブ
ル解決には要求される。
【0004】また、トラブル解析のための他の情報とし
てユーザ動作環境が挙げられる。これはユーザがツール
を動かしていた計算機に関する情報であり、マシン名、
OSの種類、ディスク容量、メモリ容量、スワップ容
量、ツールのディレクトリ構造、ネットワークの形態、
等の情報からなる。ツールはマシン環境による制約を受
けるため、使用ツールがユーザの環境とあっていなけれ
ばツールが正常に動作しない場合がある。例えば、ユー
ザの使用マシンやOSがツールに対応していない場合
や、ディスク容量,メモリ容量,スワップ容量がツール
に必要な容量分用意されていないような場合には正常に
動作しないことになる。
【0005】なお、これらの環境を満たしている場合で
あっても、ある特定の環境下でのみ生じるトラブル(ネ
ットワークの反応が遅い等)、使用している環境(O
S、マシン)自体が原因でツールに生じるトラブル(O
Sのトラブル等)、などのようにユーザ環境がトラブル
の原因となることがある。
【0006】ところが、ユーザーはトラブル発生に至る
までの操作手順を正確に記憶しているとは限らないた
め、ユーザーからベンダーに知らされる操作手順の情報
は不完全なものであることが多い。特に、複雑な操作手
順が原因の場合、ユーザはどのように操作を行った時に
トラブルが生じたのかを特定することができない場合が
多い。このような場合には、トラブルの状況しかベンダ
ーに伝えることができない。従って、ベンダーがトラブ
ルを再現することができないために、トラブルに対する
対応が遅れてしまうケースもあった。
【0007】また、ユーザーが動作環境を把握していな
かった場合には、ベンダーがユーザーから受けとる情報
にトラブル解析に必要な動作環境に関する情報が欠落
し、迅速なトラブル解決ができなくなる。
【0008】一方、複数のユーザーに対して同じツール
を提供している場合、あるユーザーのところで一つのト
ラブルが生じれば、同じトラブルが他のユーザーのとこ
ろでも発生する可能性があり、同じトラブルについて複
数のユーザから問い合わせがあることが予想される。特
にツールをリリースした直後は、複数のユーザが同時期
に同じトラブルに遭遇するため、同じトラブルに対して
の対応依頼が殺到することになる。このような場合に
は、解析されたトラブルに対して幾度も同じ対応を行わ
なければならないので、ベンダーの負担が大きく、トラ
ブル対応の遅れの原因ともなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
特に複雑なトラブルになると一つのトラブルを解決する
までにベンダー及びユーザーの双方が多大な負担と時間
を浪費すると共に、迅速な対応が困難な場合が多かっ
た。
【0010】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、トラブル発生時にユーザーに負担を強いる
ことなくベンダー側でトラブル解析に必要な情報を正確
かつ迅速に収集可能で、またベンダー側の負担を増大す
ることなく適切で迅速なトラブル対応を可能にするソフ
トウエアツールのトラブル対応支援システムを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。
【0012】請求項1に対応する本発明は、ユーザ使用
のソフトウエアツールに不具合が発生した際のトラブル
対応を支援するトラブル対応支援システムにおいて、ユ
ーザの操作手順を収集する操作履歴収集手段と、ユーザ
側の環境情報を収集する環境情報収集手段と、ソフトウ
エアツールのトラブルをトラブルメッセージ又はトラブ
ル対応動作を監視することにより検出するトラブル監視
手段と、前記トラブル監視手段でトラブルの発生を検出
すると該トラブル監視手段で検出したトラブル内容,前
記操作履歴収集手段で収集している操作履歴情報,及び
前記環境情報収集手段で収集した環境情報からトラブル
情報を生成するトラブル情報生成手段とを具備する構成
とした。
【0013】請求項2に対応する本発明は、ユーザ使用
のソフトウエアツールに不具合が発生した際のトラブル
対応を支援するトラブル対応支援システムにおいて、種
々のツールトラブルに対応してトラブル解決方法が格納
されたトラブル解決方法格納ファイルと、ユーザから連
絡されたトラブル情報を基に前記トラブル解決方法格納
ファイルを検索し該当するトラブル解決方法を取り出す
トラブル解決方法検索手段とを具備する構成とした。
【0014】請求項3に対応する本発明は、ユーザ使用
のソフトウエアツールに不具合が発生した際のトラブル
対応を支援するトラブル対応支援システムにおいて、ユ
ーザの操作手順を収集する操作履歴収集手段と、ユーザ
側の環境情報を収集する環境情報収集手段と、ソフトウ
エアツールのトラブルをトラブルメッセージ又はトラブ
ル対応動作を監視することにより検出するトラブル監視
手段と、前記トラブル監視手段でトラブルの発生を検出
すると該トラブル監視手段で検出したトラブル内容,前
記操作履歴収集手段で収集している操作履歴情報,及び
前記環境情報収集手段で収集した環境情報からトラブル
情報を生成するトラブル情報生成手段と、種々のツール
トラブルに対応してトラブル解決方法が格納されたトラ
ブル解決方法格納ファイルと、前記トラブル情報生成手
段から連絡されたトラブル情報を基に前記トラブル解決
方法格納ファイルを検索し該当するトラブル解決方法を
取り出すトラブル解決方法検索手段とを具備する構成と
した。
【0015】請求項4に対応する本発明は、上記した構
成において、ユーザ側で使用するソフトウエアツールを
構成する各ファイルに対応したパッチファイルが格納さ
れたパッチ格納ファイルと、前記トラブル解決方法検索
手段からトラブル解決方法として指示されたパッチファ
イルを前記パッチ格納ファイルから取り出してユーザ側
へ転送するパッチ配布手段と、前記パッチ配布手段から
ユーザ側へ転送されたパッチファイルで該当するファイ
ルを修正するパッチ手段とを具備する構成とした。
【0016】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り次のような作用を奏する。
【0017】請求項1に対応する本発明によれば、ユー
ザの操作手順が操作履歴収集手段で収集されると共に、
ユーザ側の環境情報が環境情報収集手段で収集される。
一方、ソフトウエアツールのトラブルメッセージ又はト
ラブル対応動作がトラブル監視手段で監視される。トラ
ブル監視手段によりソフトウエアツールのトラブルが検
出されると、トラブル情報生成手段によりそのトラブル
内容,操作履歴情報,及び環境情報からトラブル情報が
生成される。
【0018】請求項2に対応する本発明によれば、ユー
ザからトラブル情報が連絡されると、トラブル解決方法
検索手段によりトラブル解決方法格納ファイルからトラ
ブル情報に対応したトラブル解決方法が取り出される。
【0019】請求項3に対応する本発明によれば、ユー
ザの操作手順が操作履歴収集手段で収集され、ユーザ側
の環境情報が環境情報収集手段で収集され、さらにソフ
トウエアツールのトラブルメッセージ又はトラブル対応
動作がトラブル監視手段で監視される。そして、トラブ
ル監視手段でトラブルメッセージ又はトラブル対応動作
からソフトウエアツールのトラブルが検出されると、ト
ラブル情報生成手段によりそのトラブル内容,操作履歴
情報,及び環境情報からトラブル情報が生成される。こ
のトラブル情報生成手段で作成したトラブル情報がトラ
ブル解決方法検索手段へ連絡される。
【0020】トラブル解決方法検索手段では、トラブル
情報生成手段からトラブル情報が与えられると、トラブ
ル解決方法格納ファイルからトラブル情報に対応したト
ラブル解決方法を取り出す。
【0021】請求項4に対応する本発明によれば、トラ
ブル解決方法検索手段からパッチ配布手段に対してトラ
ブル解決方法としてパッチファイルが指示される。この
パッチファイルが指示されたパッチ配布手段がパッチ格
納ファイルから該当するパッチファイルを取り出してユ
ーザ側へ配信する。パッチ手段はベンダー側から配信さ
れたパッチファイルで該当するファイルを修正する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0023】図1は本発明の一実施例に係るトラブル対
応支援システムの機能ブロックを示す図であり、図2は
当該システムのハードウエア構成を示す図である。
【0024】本実施例のトラブル対応支援システムは、
ツールの提供を受けて実際にツールを使用するユーザス
テーションと、ユーザへツールを提供すると共にトラブ
ル対応を行うベンダーステーションとを通信回線を介し
て接続したものである。各ステーションともユーザの入
力を処理する入力装置1A,1B、CPU2A,2B、
外部記憶装置3A,3B、表示装置4A,4Bを備えて
いる。
【0025】ユーザステーションは、ユーザによるツー
ル使用過程における操作履歴を収集する操作履歴収集手
段11,ユーザステーションのマシン環境等を収集する
環境情報収集手段12,トラブル発生を検出する問題発
見手段13,トラブル対応に必要なユーザ側の情報を生
成するトラブル情報生成手段14及びツールの不具合箇
所を補修するパッチ手段15からCPU2Aが構成され
ている。また、ユーザステーションの外部記憶装置3A
がツール操作履歴ファイル16,ユーザ環境情報ファイ
ル17及びツール格納ファイル18から構成されてい
る。
【0026】ベンダーステーションは、ツールを使用す
る際の種々の操作を定義する操作履歴定義手段21,ト
ラブルの解決方法を登録するための解決方法登録手段2
2,上記トラブル情報を使用して適当な解決方法を検索
する解決方法検索手段23及びツール修正のためのパッ
チをユーザへ送信するパッチ配布手段24から構成され
ている。またベンダーステーションの外部記憶装置3B
は、ツール操作履歴定義ファイル25,トラブル解決方
法格納ファイル26及びパッチ格納ファイル27から構
成されている。
【0027】以下、本実施例の具体的な動作について説
明する。図3のフローチャートは、操作履歴の定義から
パッチあてに至るまでの全体の処理の流れを示してい
る。
【0028】先ず、ベンダーステーションにおいて、ユ
ーザの操作履歴を収集するときに使用するデータがベン
ダーの指示により定義される(S1)。ここで、一般の
ツールは、図4に示すように、ツール名が付けられてお
り、複数のウインドウから構成される。それらウインド
ウには各々の機能が割り付けられた複数のボタン1−1
…,2−1…,3−1…が設けられていている。また、
ツールには、ユーザが行ったツール操作に対するメッセ
ージを出すコマンドが組み込まれていて、操作に応じて
図5に示すようなメッセージが出力される。
【0029】ステップS1の処理においては、入力装置
1Bからの入力信号によって操作履歴定義手段21が起
動される。操作履歴定義手段21は、ベンダーにより入
力装置1Bからツール名、ウインドウ名、ボタンの番
号、さらに図6に示すような操作の番号等の定義が入力
されると、その操作履歴定義をツール操作定義ファイル
25へ保存する。
【0030】一方、ユーザステーションでは、ユーザロ
グイン時及び起動時に、環境情報収集手段12が、ユー
ザがツールを使用しているマシンの環境についての情報
収集を行う(S2)。環境情報収集を行うデーモン(常
に動いているプロセス)をマシン立ち上げ時から常に起
動しておき、ユーザログイン時、ツール起動時(及びト
ラブル発生時)に環境データの収集を行い、その環境デ
ータをユーザ環境情報ファイル17に保存することによ
り環境情報の収集が行われる。ユーザ環境情報ファイル
17のデータ構造例を図8に示す。
【0031】ツールが起動されると、ユーザによるツー
ルの操作履歴が収集される(S3)。操作履歴収集モー
ドにてツールを起動させると、図7に示すように、操作
履歴収集手段11が、ツールから操作が行なわれる度に
ツール操作履歴ファイル16へ、ツール操作をどのよう
な手順で行ったか、またツールからどのようなメッセー
ジがあったかを保存する。
【0032】そして、ユーザの使用しているツールにト
ラブルが発生しているか否か判断し、トラブルの発生を
検出すればトラブルの発生をトラブル情報生成手段14
へ伝達する(S4)。
【0033】ステップS4の処理においては、ツール起
動時に起動しておいたトラブル監視デーモンで以下のよ
うな症状が起きたことを検知した場合にトラブルとして
認識する。すなわち、図9に示すように、ツールがエラ
ーメッセージを出すと、トラブル監視デーモンがトラブ
ルを認識する。また、図10に示すように、ツールが異
常終了しCOREファイル(COREファイルをツール
トラブル時に作成するようにプログラムされている場
合;UNIXではこのような仕様となっているものがあ
る)を作成すると、トラブル監視デーモンがトラブルを
認識する。
【0034】ステップS4の処理において、ツールトラ
ブルが認識されると環境情報収集手段12により例えば
図8に示す項目について環境情報の収集が行われる。
【0035】トラブル情報生成手段14は、問題発見手
段13によりトラブルが発見されると、図11に示すよ
うに、ツール操作履歴ファイル16のツール操作履歴お
よびユーザ環境情報ファイル17のユーザ環境情報に、
トラブル発生時刻,使用ユーザ名,使用ツール名,ツー
ルメッセージを付加したトラブル情報を生成する(S
6)。このようにして作成した図11のトラブル情報
が、通信回線を介してベンダーステーションの解決方法
検索手段23へ送付される。
【0036】一方、ベンダーステーションにおいては、
ユーザステーションのトラブル情報生成手段14によっ
てトラブル情報が送付されて来た解決方法検索手段23
は、当該トラブルについてのトラブル解決情報を、トラ
ブル解決方法格納ファイル26に登録されている解決情
報から検索する(S7)。
【0037】ここで、トラブル格納ファイル26のデー
タ構造例を図12に示す。トラブル格納ファイル26
は、トラブルの種類に応じて各トラブル毎に、トラブル
名称、そのトラブルが生じたときに出力されるエラーメ
ッセージ、ツール名、必要なツール環境、そのエラーが
発生するまでの操作手順、トラブル原因、トラブル解決
方法、適当なパッチが存在する場合にはそのパッチ情報
が登録される。
【0038】解決方法検索手段23では、以上のように
構成されたトラブル格納ファイル26を、以下の観点か
ら検索する。
【0039】第1は、図13に示すように、トラブル解
決方法格納ファイル26に登録された各トラブルのエラ
ー発生ツール操作手順に、送られて来たツール操作履歴
の操作手順と一致する操作手順が登録されたトラブルフ
ァイルがあるか否かといった観点から検索をかける。図
13に示す例であれば、ファイルIOトラブルのウイン
ドウの展開手順に一致する部分がある。トラブル解決方
法格納ファイル26にツール操作履歴と一致する操作手
順が記述されたトラブルファイルがあれば、そのファイ
ルにトラブル解決方法が登録されているかどうか判断し
(S8)、さらにパッチがあるかどうか判断する(S
9)。パッチがない場合には、ステップS7,8におい
て検索したトラブル解決方法を通信回線を介してユーザ
ステーションへ送信し表示装置4Aへ表示させる。ま
た、パッチファイルがある場合は、トラブル解決方法を
表示装置4Aへ表示させると共に、パッチ配布手段24
にパッチ配布の起動をかける。また、解決方法が検索で
きない場合はベンダー側の表示装置22へトラブル情報
を表示する。
【0040】図16は、パッチ配布手段24による配布
動作を示している。パッチ配布手段24は、解決方法検
索手段23から送付される解決方法に記述してあるパッ
チファィルを、パッチ格納ファイル27より取り出し、
ユーザステーションのパッチ手段15へロードモジュー
ルの形態で送付する(S11)。
【0041】第2は、図14に示すように、トラブル解
決方法格納ファイル26に、送られてきたトラブル情報
に一致するエラーメッセージ番号が登録されたトラブル
ファイルがあるか否かといった観点から検索する。図1
4に示す例であれば、ファイルIOトラブルに同じ番号
のエラーメッセージが存在する。ツール操作履歴と一致
する操作手順が記述されたトラブルファイルがあれば、
そのファイルに登録されているトラブル解決方法を取り
出し、通信回線を介してユーザステーションの表示装置
4Aへ表示させる。また、パッチがあれば同様にユーザ
ステーションへ送信する。
【0042】第3は、図15に示すように、トラブル解
決方法格納ファイル26に登録されているツール環境
が、送られてきたトラブル情報のユーザ環境情報と一致
していないファイルがあるか否かといった観点から検索
する。一致していないファイルがあれば、そこに登録さ
れている解決方法を取り出してユーザステーションの表
示装置4Aへ表示させる。また、パッチがあれば同様に
ユーザステーションへ送信する。
【0043】ユーザステーションにおいては、パッチ手
段15がパッチ配布手段24により配布されたパッチフ
ァイルを、ツール格納ファイル18に格納されているツ
ールに対しrcp(ネットワークを介してファイルの複
写ができる機能)でパッチをあて(S12)、ツールの
不具合の修正を行う。また、パッチをあてる際にはユー
ザに確認のためのメッセージやメールを送り、パッチが
あてられたことを通知するものとする。
【0044】なお、ベンダーステーションでは、解決方
法登録手段22がトラブル解決方法格納ファイル26へ
未登録のトラブル情報の解決方法をベンダーが入力し、
解決方法の蓄積を行う。
【0045】以上のように構成された本実施例によれ
ば、ユーザステーションにおいて生じたツールのトラブ
ルを発見し、ベンダーがトラブルを解析するために必要
な操作履歴と環境情報等をトラブル情報として自動的に
作成してベンダーステーションへ送付するようにしたの
で、ユーザがトラブル情報をまとめる必要がなくなりユ
ーザの負荷を軽減できる。しかも、ベンダーはトラブル
解析のために必要な情報を正確かつ迅速に入手すること
ができ、迅速なトラブル解析が可能になる。
【0046】本実施例によれば、ユーザで生じたトラブ
ルの解決方法を自動的に検索し、検索された解決方法を
ユーザへ連絡しかつパッチファイルがある場合はそれを
配布してツールにあてるようにしたので、ベンダーが予
め予想した又は既に解決されたことのあるトラブルに対
するトラブル対応を自動化でき、ベンダーの負荷を軽減
でき、ユーザもパッチをあてる負荷を省略することがで
きる。
【0047】なお、上記実施例では解決方法検索手段2
3及びトラブル解決方法格納ファイル26をベンダー側
においているが、ユーザ側にこれらの手段を置くことも
可能である。
【0048】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ト
ラブルの発見から解決までの自動化が可能なことから、
ユーザのトラブル報告のための負荷、及びベンダーのト
ラブル対応への負荷をそれぞれ軽減でき、トラブル対応
に対して迅速にそして正確に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るソフトウエアツールの
トラブル対応支援システムの機能ブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の概略的なハードウエア構成
を示す図である。
【図3】図1に示す実施例の全体的な処理の流れを示す
フローチャートである。
【図4】ツール名,ウインドウ名,ボタン名の定義動作
を示す図である。
【図5】ツールメッセージの定義動作を示す図である。
【図6】操作番号の定義動作を示す図である。
【図7】ツール操作の操作手順をツール操作履歴ファイ
ルへ格納する動作を示す図である。
【図8】ユーザ環境情報ファイルのデータ構成例を示す
図である。
【図9】トラブル監視デーモンによるトラブル認識動作
を示す図である。
【図10】トラブル監視デーモンによる他のトラブル認
識動作を示す図である。
【図11】トラブル情報のデータ内容を示す図である。
【図12】トラブル解決方法格納ファイルの構成例を示
す図である。
【図13】トラブル解決方法の検索動作を示す図であ
る。
【図14】トラブル解決方法の他の検索動作を示す図で
ある。
【図15】トラブル解決方法のさらに他の検索動作を示
す図である。
【図16】パッチ配布手段の配布動作を示す図である。
【符号の説明】
11…操作履歴収集手段、12…環境情報収集手段、1
3…問題発見手段、14…トラブル情報生成手段、15
…パッチ手段、16…ツール操作履歴ファイル、17…
ユーザ環境情報ファイル、18…ツール格納ファイル、
21…操作履歴定義手段、22…解決方法登録手段、2
3…解決方法検索手段、24…パッチ配布手段、25…
ツール操作履歴定義ファイル、26…トラブル解決方法
格納ファイル、27…パッチ格納ファイル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ使用のソフトウエアツールに不具
    合が発生した際のトラブル対応を支援するトラブル対応
    支援システムにおいて、 ユーザの操作手順を収集する操作履歴収集手段と、ユー
    ザ側の環境情報を収集する環境情報収集手段と、ソフト
    ウエアツールのトラブルをトラブルメッセージ又はトラ
    ブル対応動作を監視することにより検出するトラブル監
    視手段と、前記トラブル監視手段でトラブルの発生を検
    出すると該トラブル監視手段で検出したトラブル内容,
    前記操作履歴収集手段で収集している操作履歴情報,及
    び前記環境情報収集手段で収集した環境情報からトラブ
    ル情報を生成するトラブル情報生成手段とを具備したこ
    とを特徴とするトラブル対応支援システム。
  2. 【請求項2】 ユーザ使用のソフトウエアツールに不具
    合が発生した際のトラブル対応を支援するトラブル対応
    支援システムにおいて、 種々のツールトラブルに対応してトラブル解決方法が格
    納されたトラブル解決方法格納ファイルと、ユーザから
    連絡されたトラブル情報を基に前記トラブル解決方法格
    納ファイルを検索し該当するトラブル解決方法を取り出
    すトラブル解決方法検索手段とを具備したことを特徴と
    するトラブル対応支援システム。
  3. 【請求項3】 ユーザ使用のソフトウエアツールに不具
    合が発生した際のトラブル対応を支援するトラブル対応
    支援システムにおいて、 ユーザの操作手順を収集する操作履歴収集手段と、ユー
    ザ側の環境情報を収集する環境情報収集手段と、ソフト
    ウエアツールのトラブルをトラブルメッセージ又はトラ
    ブル対応動作を監視することにより検出するトラブル監
    視手段と、前記トラブル監視手段でトラブルの発生を検
    出すると該トラブル監視手段で検出したトラブル内容,
    前記操作履歴収集手段で収集している操作履歴情報,及
    び前記環境情報収集手段で収集した環境情報からトラブ
    ル情報を生成するトラブル情報生成手段と、種々のツー
    ルトラブルに対応してトラブル解決方法が格納されたト
    ラブル解決方法格納ファイルと、前記トラブル情報生成
    手段から連絡されたトラブル情報を基に前記トラブル解
    決方法格納ファイルを検索し該当するトラブル解決方法
    を取り出すトラブル解決方法検索手段とを具備したこと
    を特徴とするトラブル対応支援システム。
  4. 【請求項4】 ユーザ側で使用するソフトウエアツール
    を構成する各ファイルに対応したパッチファイルが格納
    されたパッチ格納ファイルと、前記トラブル解決方法検
    索手段からトラブル解決方法として指示されたパッチフ
    ァイルを前記パッチ格納ファイルから取り出してユーザ
    側へ転送するパッチ配布手段と、前記パッチ配布手段か
    らユーザ側へ転送されたパッチファイルで該当するファ
    イルを修正するパッチ手段とを具備したことを特徴とす
    る請求項3記載のトラブル対応支援システム。
JP6220630A 1994-09-14 1994-09-14 ソフトウエアツールのトラブル対応支援システム Pending JPH0887423A (ja)

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