JP5088738B2 - 障害監視装置及び障害監視方法並びにそのためのプログラム - Google Patents

障害監視装置及び障害監視方法並びにそのためのプログラム Download PDF

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本発明は通信装置の障害監視装置及び障害監視方法に関し、特にATCA通信装置の障害監視装置及び障害監視方法に関する。
これまで、PICMG(PCI Industrial Computer Manufacture Group)規格に基いてベンダにより製造されたATCA(Advanced Telecom Computing Architecture)通信装置を制御/監視するシステムにおいて、障害を監視するソフトウェアは、自社製ATCA通信装置から通知されるセンサ情報に対してのみ障害監視を行っている。そのため、ベンダ毎に異なるセンサ情報に対しては、障害監視できない問題を持っている。そして、異なるセンサ情報に対して障害の監視を行う場合は、ソフトウェアを変更して対応する必要があった。
これまでに提案されているATCA通信装置の制御/監視システムにおける障害監視装置としての動作を、図9を参照して説明する。図9は、制御/監視システムのうち、特に障害監視装置の構成を示している。
図9において、障害監視装置は障害解析部81、Trap(トラップ)解析部82、障害処理部83を含む。障害解析部81はTrap解析部82から通知されたセンサ情報を自社専用のセンサ情報に限定し、ソフトウェアのロジックで解析を行い、解析結果を障害処理部83に通知する。
一方、この種の障害監視装置に関連する技術として、例えば特許文献1には、ベンダが異なることにより固有の状態を取り得る複数の設備、あるいは固有のハードウェア構成となる複数の同種の設備の状態を統一的に判断できるような設備監視システムが開示されている。
簡単に説明すると、交換機のような設備を構成する複数の部位の、設備毎に定義された動作状態を検出する動作状態検出手段と、検出された各部位の動作状態を、設備監視システムにおいてあらかじめ定義された複数の論理状態のいずれかに変換する状態変換手段とを各設備に備える。一方、上記状態変換手段にて得られた各部位の論理状態を、監視サーバを介して取得して、当該各部位を含む設備の監視結果として表示する監視結果表示手段を各設備、監視サーバとは別に備える。また、上記状態変換手段は、各設備に定義された動作状態と上記論理状態との対応関係を記述したマッピングテーブルを有し、上記検出された各部位の動作状態を、このマッピングテーブルを参照して対応する論理状態に変換する。
特開2003−8523号公報
図9に示された障害解析部81は、他ベンダによるATCA通信装置のセンサ情報を解析できず、他ベンダによるATCA通信装置のセンサ情報を解析するためには、ソフトウェアの変更が必要になる。
また、ATCA通信装置では、装置内のブレードを故障等により交換することがある。ところが、これまでのATCA通信装置では、構造的にはどのベンダによるブレードであっても交換可能であるものの、上記の理由により同一ベンダによるブレードのみが交換可能であり、他ベンダによるブレードに換えることはできなかった。
一方、特許文献1に開示された設備監視システムにおいては、マッピングテーブルを有する状態変換手段を、設備毎に備えるという特別な構成が必要となる。
本発明の課題は、異なるベンダによる通信装置からのTrap通知を、複数の通信装置に共通の部分、例えば上記障害解析部において解析できるようにした障害監視装置、障害監視方法を提供することにある。
本発明の他の課題は、複数の通信装置に特別な構成、変更を施すことなく、上記課題を達成できるようにすることにある。
本発明の更に他の課題は、通信装置、特にATCA通信装置におけるブレードが他ベンダによるブレードに交換された場合でも対応可能な障害監視装置、障害監視方法を提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、異なるベンダで製造され複数のブレードを持つことのできる複数の通信装置からのIP情報を伴うTrap信号を受信し、受信したTrap信号に基いて前記複数の通信装置の障害監視を行なう障害監視装置であって、前記ベンダを特定するためのデータと、各通信装置におけるセンサ及び動作を特定するためのデータとを保持しているデータベースと、受信IP情報と前記Trap信号に含まれるブレード番号に基いて前記データベースに検索を行ってベンダを特定すると共に、特定したベンダと前記Trap信号に含まれる当該ベンダによる前記通信装置からのセンサ情報に基いて前記データベースに検索を行って当該通信装置の障害動作を決定し障害通知を出力する障害解析手段を備えることを特徴とする障害監視装置が提供される。
なお、前記データベースに更に、ベンダを決定するためのベンダ決定テーブルとして、ベンダ毎のブレードに固有のボードID情報をキー情報として有すると共に、該キー情報にベンダ名、ボード型名、ベンダIDを対応付けた情報を有するベンダ決定テーブルを保持させても良い。この場合、前記障害解析手段は、ある通信装置においてブレードが交換された後、当該通信装置から再開通知を受けると当該通信装置に対し交換されたブレードの持つボードID情報の読み出し及び送信を行なわせ、読み出されたボードID情報を受け取ると受け取った該ボードID情報に基いて前記ベンダ決定テーブルに検索を行ってベンダを決定すると共に、決定したベンダに対応付けられたベンダ名、ボード型名、ベンダIDに基いて前記データベースの更新、設定を行なう。これにより、ある通信装置におけるブレードが他ベンダによるブレードに交換された場合でも自動的に以後の対応が可能となる。
本発明の第2の態様によれば、異なるベンダで製造され複数のブレードを持つことのできる複数の通信装置からのIP情報を伴うTrap信号を受信し、受信したTrap信号に基いて前記複数の通信装置の障害監視を行なう障害監視方法であって、前記ベンダを特定するためのデータと、各通信装置におけるセンサ及び動作を特定するためのデータとをあらかじめデータベースに保持しておき、受信IP情報と前記Trap信号に含まれるブレード番号に基いて前記データベースに検索を行ってベンダを特定するステップと、特定したベンダと前記Trap信号に含まれる当該ベンダによる前記通信装置からのセンサ情報に基いて前記データベースに検索を行って当該通信装置の障害動作を決定し障害通知を出力するステップを含むことを特徴とする障害監視方法が提供される。
本発明の第3の態様によれば、コンピュータに、異なるベンダで製造され複数のブレードを持つことのできる複数の通信装置からのIP情報を伴うTrap信号を受信し、受信したTrap信号に基いて前記複数の通信装置の障害監視を行なわせるための障害監視用プログラムであって、前記通信装置からの前記Trap信号を受信し受信したTrap信号からデータベースの検索に必要な情報を取り出してTrap受信通知を作成するステップと、受信IP情報と前記Trap受信通知に含まれるブレード番号に基いて前記データベースに検索を行ってベンダを特定するステップと、特定したベンダと前記Trap受信通知に含まれる当該ベンダによる前記通信装置からのセンサ情報に基いて前記データベースに検索を行って当該通信装置の障害動作を決定し障害通知を作成するステップと、前記障害通知に基いて障害処理を実行するステップとを実行させることを特徴とする障害監視用プログラムが提供される。
本発明によれば、通信装置側に特別な構成を加えることなく、異なるベンダで製造された複数の通信装置から通知されるベンダ固有のセンサ情報を、複数の通信装置に共通の1つの障害解析手段で解析し、障害を特定することができ、また特定された障害に対する動作をベンダ対応に規定できる。これにより、障害監視用のソフトウェアをベンダ別に製造することを不要にできる。
[第1の実施例]
図1を参照して、本発明の第1の実施例について説明する。図1は、通信装置のうち、ここではATCA通信装置の制御/監視システムにおける障害監視装置とATCA通信装置及びネットワークの関係を示した図である。制御/監視システムにおける障害監視装置はネットワークを介して複数のATCA通信装置♯1、♯2、・・・、♯nと接続可能である。各ATCA通信装置は、複数の管理装置CMM(Chassis Management Module)0、CMM1(2つのみ図示)を備え、複数のブレード♯10、♯20、・・・、♯mを搭載可能である。
第1の実施例による障害監視装置は、ATCA通信装置からのTrap信号をTrap解析部12で受信し、受信したTrap信号から必要な情報を取り出し、取り出した情報を障害解析部11に送る。障害解析部11は、Trap解析部12から情報を受けると、受け取った情報に基いてDB14に対して検索を行って解析を実行し、障害を特定する。障害処理部13は障害解析部11から障害通知を受けて障害処理を実行する。
図2は、図1に示す障害監視装置の構成を示す。
図2において、Trap解析部12は、ATCA通信装置からのTrap信号を受信すると障害解析部11を起動すると共に受信したTrap信号に基くTrap受信通知を送る。障害解析部11はTrap受信通知を基にDB14に対して検索を行い、検索結果に基いて解析を行い、解析結果を障害通知として障害処理部13に送る。障害処理部13は障害解析部11から渡された障害通知に従い障害処理を実行する。
なお、本障害監視装置の各部はハードウェアで実現されても良いが、コンピュータで実現することもできる。この場合、以降で説明される動作を実行するためのプログラムが記憶装置に格納され、コンピュータは動作に際し、記憶装置からプログラムを読み出し、読み出したプログラムに基いて動作を実行する。
図3は、図2に示したTrap解析部12、障害解析部11及び障害処理部13の動作概要を示している。
図3において、Trap解析部12は、ATCA通信装置から通知されたTrap信号を解析し、受信したIP(Internet Protocol)情報、受信したTrap信号内の情報から、ブレード番号/センサ番号/障害レベル/障害種別等を取り出し、障害解析部11へ通知する。
障害解析部11は、Trap解析部12から通知された受信IP情報/ブレード番号/センサ番号/障害レベル/障害種別を基に、DB14に対して検索を行い、障害装置名/センサ名/障害レベルコード/障害種別コードを求め、それらの情報を障害通知として障害処理部13へ引き渡す。
障害処理部13は、障害解析部11から渡された情報で障害処理を実行する。
図4は、図3に示したDB14を構成している複数種類のテーブルの例を示し、本例ではベンダ識別テーブルとセンサ識別テーブルがあらかじめ作成されている。
図4において、ベンダ識別テーブルは、本障害監視装置で管理する全ATCA通信装置に対する情報として検索用のキー情報、検索用の項目(ベンダ情報)からなる情報を持つ。
図4において、<テーブルの説明>としても示されるように、ベンダ識別テーブルにおけるキー情報は、Trap通知を行ったATCA通信装置を示すための受信IP情報、すなわちトラップ送信元のIPアドレスと、そのATCA通信装置にアサインされたブレード番号、すなわちATCA装置内ブレード番号を対応付けたものを含む。
一方、ベンダ識別テーブルにおける項目(ベンダ情報)は、上記キー情報にATCA番号、ベンダ名、ボード型名、及びベンダIDを対応付けたものを含む。
検索用項目のうちのATCA番号は、ATCA通信装置にアサインされたブレード番号を持つブレードが搭載されているATCA通信装置の番号である。
ベンダ名は、そのブレードを製造または供給しているメーカの名称(略称)である。
ボード型名は、メーカがアサインしたボード型名であり、メーカ内でユニークな名称である。
ベンダIDは、制御/監視システムでベンダ名にアサインしたIDである。
一方、センサ識別テーブルは、ベンダ毎に定義された全センサに関する情報を持つ。
検索用のキー情報は、ベンダID、センサ番号、障害レベル、障害種別を対応付けたものを含む。
検索用キー情報のうちのベンダIDは、制御/監視システム、特にベンダ識別テーブルでアサインしたベンダID(例えば、0002−001)である。
センサ番号は、ベンダでアサインしているセンサ番号(例えば、1)であり、ベンダ毎かつブレード別にアサインしたベンダ固有のセンサ番号である。
障害レベルは、Trap信号で通知する「critical」、「major」等の障害の度合いを表すレベルである。
障害種別は、Trap信号で通知する障害の発生/障害の復旧/通知という障害種別を示す識別情報である。
一方、検索用の項目(センサ情報)は、上記キー情報に装置名、センサ名、障害レベルコード、障害種別コード、動作を対応付けたものを含む。
検索用項目のうちの装置名は、ATCA通信装置内に実装されている装置、かつTrap通知を行う装置の装置名(例えば、SBC)である。
センサ名は、センサ番号に対応するセンサ名(例えば、aaa)である。
障害レベルコードは、障害レベルを制御/監視システムでアサインしたコード(例えば、1、2等)で表したものである。
障害種別コードは、障害種別を制御/監視システムでアサインしたコード(例えばA、B、C等)で表したものである。
動作は、障害処理への動作条件であり、障害通知とする/障害の復旧とする/障害動作不要(動作なし)の3つが定義されている。
図5は、ATCA通信装置のための制御/監視システムにおける、第1の実施例による障害監視装置の動作シーケンスを示す。
図5において、ATCA通信装置から通知されたTrap信号は、Trap解析部12で解析され(ステップS1)、その解析結果がTrap受信通知として障害解析部11へ渡される。障害解析部11は、Trap受信通知で渡された情報を基にDB14に対する検索を行ってベンダ、センサを識別し(ステップS2、S3)、検索で得られた情報で、障害処理部13へ通知するか通知不要か判断し(ステップS4)、通知が必要であれば、障害処理部13へ障害通知を行う。通知が不要であれば処理は終了する。障害処理部13は、障害通知を受けると、障害解析部11から渡された情報で障害処理を実行する(ステップS5)。
図6は、図2に示した障害解析部11における障害解析の概要を説明するための図である。
図6において、障害解析部11は、Trap解析部12よりTrap受信通知で渡された、受信IP情報/ブレード番号/センサ番号/障害レベル/障害種別の情報に基いて、受信IP情報とブレード番号をキー情報として図4で説明したベンダ識別テーブルの検索を行う。障害解析部11は、検索できたデータにてベンダIDを求め、障害となったベンダを特定する。次に、求めたベンダIDとTrap受信通知で渡されたセンサ番号/障害レベル/障害種別をキー情報としてセンサ識別テーブルの検索を行う。検索できた項目の内、「動作」の項目を調べ、障害処理部13へ通知するか通知不要かを判断し、「障害通知/障害復旧」であれば、障害処理部13へDB検索した項目である障害装置名/センサ名/障害レベルコード/障害種別コード、つまりセンサ情報を指定して障害通知を行う。判断結果が「障害動作不要」であれば、障害処理部13への通知は行わない。
以上、第1の実施例の構成を述べたが、Trap解析部12と障害処理部13は、図9で説明したものとほぼ同じであり、その詳細な構成、説明は省略する。
[第1の実施例の動作説明]
次に、図2の障害解析部11の動作を図4及び図7を参照して説明する。
図7は、ATCA通信装置から通知されたTrap通知の例を示し、そのTrap通知を受信した場合の動作を説明するための図である。
Trap解析部12は、受信したTrap情報内にある「Blade6」の情報によりブレード番号を6と解析する。また、「Sensor : aaa」の情報により、センサ名を「aaa」と解析し、Trap解析部12の中でセンサ名「aaa」の情報をセンサ番号=「1」に変換する。Trap解析部12はさらに、「Upper critical going high」の情報により、障害レベルを「Critical」とする。さらに、「asserted」により障害種別を「発生」とする。
上記動作により、Trap通知を受信したIP情報と、解析結果であるブレード番号=6/センサ番号=1/障害レベル=Critical/障害種別=発生の情報を指定して障害解析部11へTrap受信通知が送られる。
このTrap受信通知を受けた障害解析部11では、渡された受信IP情報と、ブレード番号=6でベンダ識別テーブルを検索する。これらの情報に基いて図4のDB14を検索すると、「ATCA番号=1、ベンダ名=ABC、ボード型名=A-xxxx-x、ベンダID=002-001」のデータが検索できる。障害解析部11はさらに、この検索で得た「ベンダID=002-001」とTrap受信通知で渡された「センサ番号=1/障害レベル=Critical/障害種別=発生」をキーにしてセンサ識別テーブルを検索すると、図4のDB14では、「装置名=SBC、センサ名=aaa、障害レベルコード=1、障害種別コード=A、動作=障害」のデータが検索できる。この検索データのうちの「動作=障害」は、「障害通知とする」意味であるため、障害解析部11は障害処理部13へ、「装置名=SBC、センサ名=aaa、障害レベルコード=1、障害種別コード=A」を指定して障害通知を行う。
障害処理部13は、障害解析部11から通知された障害通知内のデータである「装置名=SBC、センサ名=aaa、障害レベルコード=1、障害種別コード=A」を参照し、規定の障害処理を実行する。
以上説明した第1の実施例による障害監視装置においては、ATCA通信装置のベンダを特定するためのデータと各ATCA通信装置におけるセンサ及び動作等のセンサ情報をデータベース化して保持していることにより、各ATCA通信装置に特別な構成、変更を施すことなく、異なるベンダによるATCA通信装置からのTrap通知を、共通の1つの障害解析部において解析することができる。また、障害監視用のソフトウェアをベンダ別に製造することを不要にでき、ソフトウェアを変更することなく各ベンダのセンサ情報を追加できる。
[第2の実施例]
図8を参照して、本発明の第2の実施例について説明する。第2の実施例では、ATCA通信装置におけるブレードが故障等により交換する必要が生じた際に、他ベンダによるブレードに交換された場合でも対応可能にしている。これは、ブレードは構造的には異なるベンダのものであっても装着可能であることを前提としている。このために、データベース14は、第1の実施例で説明したベンダ識別テーブルとセンサ識別テーブルに加えて、ベンダを決定するためのベンダ決定テーブルを有する。
ベンダ決定テーブルは、ベンダ毎のブレードを特定するために、ベンダ毎のブレードに固有のボードID情報をキー情報として保持し、このキー情報に対応付けられた項目としてベンダ名、ボード型名、ベンダIDを有する。
障害解析部11は、あるATCA通信装置においてブレードが立ち上がった時(運用動作可能となった時)には、そのATCA通信装置からIP情報と共に再開通知を受ける。再開通知を受けると、障害解析部11は、そのATCA通信装置に対し立ち上がったブレード内のボードID情報(ブレードがハード的に有している情報)の読み出しと送信を行わせ、Trap解析部12を通して読み出されたボードID情報を受け取る。障害解析部11は受け取ったボードID情報を基にベンダ決定テーブルを検索してベンダ(ベンダ名/ボード型名/ベンダID)を決定する。続いて、障害解析部11は決定した情報(ベンダ名/ボード型名/ベンダID)をベンダ識別テーブルに更新、設定する。
以上のようにして、第2の実施例によれば、第1の実施例の効果に加えて、ATCA通信装置におけるブレードが他ベンダによるブレードに交換された場合でも自動的に以後の対応が可能な障害監視装置を実現できる。
図1は、ATCA通信装置の制御/監視システムにおける障害監視装置とATCA通信装置及びネットワークの関係を示した図である。 図2は、図1に示す障害監視装置の構成を示した図である。 図3は、図2に示したTrap解析部、障害解析部及び障害処理部の動作概要を説明するための図である。 図4は、図3に示したデータベースを構成している複数種類のテーブルの例を説明するための図である。 図5は、ATCA通信装置のための制御/監視システムにおける、第1の実施例による障害監視装置の動作シーケンスを示す。 図6は、図2に示した障害解析部における障害解析の概要を説明するための図である。 図7は、ATCA通信装置から通知されたTrap通知の例を示し、そのTrap通知を受信した場合の動作を説明するための図である。 図8は、本発明の第2の実施例を説明するための図であり、図4に示したデータベースを構成している複数種類のテーブルの別の例を示した図である。 図9は、これまでに提案されている制御/監視システムのうち、特に障害監視装置の構成を示した図である。
符号の説明
11 障害解析部
12 Trap解析部
13 障害処理部
14 データベース

Claims (13)

  1. 異なるベンダで製造され複数のブレードを持つことのできる複数の通信装置からのIP情報を伴うTrap信号を受信し、受信したTrap信号に基いて前記複数の通信装置の障害監視を行なう障害監視装置であって、
    前記ベンダを特定するためのデータと、各通信装置におけるセンサ及び動作を特定するためのデータとを保持しているデータベースと、
    受信IP情報と前記Trap信号に含まれるブレード番号に基いて前記データベースに検索を行ってベンダを特定すると共に、特定したベンダと前記Trap信号に含まれる当該ベンダによる前記通信装置からのセンサ情報に基いて前記データベースに検索を行って当該通信装置の障害動作を決定し障害通知を出力する障害解析手段を備えることを特徴とする障害監視装置。
  2. 前記データベースは、前記ベンダを特定するためのデータをベンダ識別テーブルとして保持すると共に、前記各通信装置におけるセンサ及び動作を特定するためのデータをセンサ識別テーブルとして保持していることを特徴とする請求項1に記載の障害監視装置。
  3. 前記ベンダ識別テーブルは検索用のキー情報として前記受信IP情報と前記ブレード番号とを対応付けたものを有すると共に、検索用のベンダ情報として該キー情報に通信装置番号とベンダ名とボード型名とベンダIDとを対応付けたものを有し、
    前記センサ識別テーブルは検索用のキー情報としてベンダIDとセンサ番号と障害レベルと障害種別とを対応付けたものを有すると共に、検索用のセンサ情報として該キー情報に装置名とセンサ名と障害レベルコードと障害種別コードと動作とを対応付けたものを有することを特徴とする請求項2に記載の障害監視装置。
  4. 更に、前記通信装置からの前記Trap信号を受信し受信したTrap信号から前記データベースの検索に必要な情報を取り出してTrap受信通知として前記障害解析手段に出力するTrap解析手段と、前記障害解析手段から解析結果としての前記障害通知を受け、受け取った障害通知に基いて障害処理を実行する障害処理手段を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の障害監視装置。
  5. 前記Trap解析手段は、前記データベースの検索に必要な情報として、前記受信IP情報、前記ブレード番号に加えてセンサ番号、障害レベル、障害種別をそれぞれ前記Trap信号から取り出して前記Trap受信通知として前記障害解析手段に出力し、
    前記障害解析手段は、解析の結果、前記障害通知として障害装置名、センサ名、障害レベルコード、障害種別コードを出力することを特徴とする請求項4に記載の障害監視装置。
  6. 前記データベースは更に、ベンダを決定するためのベンダ決定テーブルを保持し、該ベンダ決定テーブルはベンダ毎のブレードに固有のボードID情報をキー情報として有すると共に、該キー情報にベンダ名、ボード型名、ベンダIDを対応付けた情報を有し、
    前記障害解析手段は、ある通信装置においてブレードが交換された後、当該通信装置から再開通知を受けると当該通信装置に対し交換されたブレードの持つボードID情報の読み出し及び送信を行なわせ、読み出されたボードID情報を受け取ると受け取った該ボードID情報に基いて前記ベンダ決定テーブルに検索を行ってベンダを決定すると共に、決定したベンダに対応付けられたベンダ名、ボード型名、ベンダIDに基いて前記ベンダ識別テーブルの更新、設定を行なうことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の障害監視装置。
  7. 異なるベンダで製造され複数のブレードを持つことのできる複数の通信装置からのIP情報を伴うTrap信号を受信し、受信したTrap信号に基いて前記複数の通信装置の障害監視を行なう障害監視方法であって、
    前記ベンダを特定するためのデータと、各通信装置におけるセンサ及び動作を特定するためのデータとをあらかじめデータベースに保持しておき、
    受信IP情報と前記Trap信号に含まれるブレード番号に基いて前記データベースに検索を行ってベンダを特定するステップと、
    特定したベンダと前記Trap信号に含まれる当該ベンダによる前記通信装置からのセンサ情報に基いて前記データベースに検索を行って当該通信装置の障害動作を決定し障害通知を出力するステップを含むことを特徴とする障害監視方法。
  8. 前記ベンダを特定するためのデータをベンダ識別テーブルとして前記データベースに保持すると共に、前記各通信装置におけるセンサ及び動作を特定するためのデータをセンサ識別テーブルとして前記データベースに保持し、
    前記ベンダ識別テーブルは検索用のキー情報として前記受信IP情報と前記ブレード番号とを対応付けたものを有すると共に、検索用のベンダ情報として該キー情報に通信装置番号とベンダ名とボード型名とベンダIDとを対応付けたものを有し、
    前記センサ識別テーブルは検索用のキー情報としてベンダIDとセンサ番号と障害レベルと障害種別とを対応付けたものを有すると共に、検索用のセンサ情報として該キー情報に装置名とセンサ名と障害レベルコードと障害種別コードと動作とを対応付けたものを有することを特徴とする請求項7に記載の障害監視方法。
  9. 当該障害監視方法は更に、
    前記ベンダを特定するステップの前に、前記通信装置からの前記Trap信号を受信し受信したTrap信号から前記データベースの検索に必要な情報を取り出してTrap受信通知として出力するステップを含み、
    前記障害通知を出力するステップの後に、前記障害通知を受け、受け取った障害通知に基いて障害処理を実行するステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の障害監視方法。
  10. 前記Trap受信通知を出力するステップにおいては、前記データベースの検索に必要な情報として、前記受信IP情報、前記ブレード番号に加えてセンサ番号、障害レベル、障害種別をそれぞれ前記Trap信号から取り出して前記Trap受信通知として出力し、
    前記障害通知を出力するステップにおいては、前記障害通知として障害装置名、センサ名、障害レベルコード、障害種別コードを出力することを特徴とする請求項8又は9に記載の障害監視方法。
  11. 更に、ベンダを決定するためのベンダ決定テーブルを前記データベースに保持しておき、該ベンダ決定テーブルはベンダ毎のブレードに固有のボードID情報をキー情報として有すると共に、該キー情報にベンダ名、ボード型名、ベンダIDを対応付けた情報を有し、
    当該障害監視方法は更に、ある通信装置においてブレードが交換された後、当該通信装置から再開通知を受けると当該通信装置に対し交換されたブレードの持つボードID情報の読み出し及び送信を行なわせるステップと、
    読み出されたボードID情報を受け取ると受け取った該ボードID情報に基いて前記ベンダ決定テーブルに検索を行ってベンダを決定すると共に、決定したベンダに対応付けられたベンダ名、ボード型名、ベンダIDに基いて前記ベンダ識別テーブルの更新、設定を行なうステップを含むことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の障害監視方法。
  12. コンピュータに、異なるベンダで製造され複数のブレードを持つことのできる複数の通信装置からのIP情報を伴うTrap信号を受信し、受信したTrap信号に基いて前記複数の通信装置の障害監視を行なわせるための障害監視用プログラムであって、
    前記通信装置からの前記Trap信号を受信し受信したTrap信号からデータベースの検索に必要な情報を取り出してTrap受信通知を作成するステップと、
    受信IP情報と前記Trap受信通知に含まれるブレード番号に基いて前記データベースに検索を行ってベンダを特定するステップと、
    特定したベンダと前記Trap受信通知に含まれる当該ベンダによる前記通信装置からのセンサ情報に基いて前記データベースに検索を行って当該通信装置の障害動作を決定し障害通知を作成するステップと、
    前記障害通知に基いて障害処理を実行するステップと、
    を実行させることを特徴とする障害監視用プログラム。
  13. 当該障害監視プログラムは更に、
    ある通信装置においてブレードが交換された後、当該通信装置から再開通知を受けると当該通信装置に対し交換されたブレードの持つボードID情報の読み出し及び送信を行なわせるステップと、
    読み出されたボードID情報を受け取ると受け取った該ボードID情報に基いて前記データベースに検索を行ってベンダを決定すると共に、決定したベンダに対応付けられたベンダ名、ボード型名、ベンダIDに基いて前記データベースの更新、設定を行なわせるステップと、
    を実行させることを特徴とする請求項12に記載の障害監視用プログラム。
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