JP2010055305A - 診断項目登録システム、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】検知できなかった障害や予兆現象等を判断するための新たな判断基準を自動的に登録し、ナレッジの拡充を図ることができるようにする。
【解決手段】本発明の診断項目登録システムは、診断項目の判断基準を格納する判断基準記憶手段と、診断対象システムの設定情報及びログ情報を含むシステム情報と判断基準記憶手段の各判断基準とを比較して、各診断項目の判断基準に該当するシステム情報に基づいて診断対象システムの正常性を解析する解析手段と、解析手段において各診断項目の判断基準に非該当のシステム情報から、障害若しくは予兆事象を示す事象検知情報を含むシステム情報を検出する未検知項目検出手段と、未検知項目検出手段により検知されたシステム情報を、未検知障害若しくは予兆事象を検知する未検知診断項目の判断基準として判断基準記憶手段に登録する未検知判断基準登録手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、診断項目登録システム、方法及びプログラムに関し、例えば、診断対象システムから取得したシステム情報(解析データ)に基づいて、障害や異常等を検知するための判断基準(以降、これをナレッジと呼ぶ)を自動的に登録し、ナレッジの拡充を行うナレッジベース型の診断システムに適用し得るものである。
システムの保守管理を充実させるためには、システム状態を解析し、適切かつ有効な診断結果を提供することが必要となる。
従来のシステム解析システムとして、例えば、特許文献1、特許文献2に記載される技術がある。
特許文献1の記載技術は、システムのログファイル、リソース情報及びシステム設定情報を収集してデータ解析を行い、その解析データが判断基準(ナレッジ)を超えているか否かを判断することによりシステム異常を検出し、その異常内容及び対処方法を提供する技術である。
特許文献2に記載技術は、障害ステータステーブルと障害原因候補テーブルを診断ルールとして、障害発生検知部位の障害状況を時々刻々格納する障害状況格納テーブルに格納し、障害状況格納テーブルと障害ステータステーブルとの比較により障害診断を行う技術である。
ところで、従来、上述したような解析システムにおいて、ナレッジ登録者が、莫大な数の診断結果から、診断すべき項目の漏れや新たに発生した障害や予兆事象などの有無を目視でチェックして、新たな診断項目とすべき障害内容を発見したときに、この障害内容を新たなナレッジとして投入している。
図2は、従来の解析システムにおけるナレッジの登録方法を説明する説明図である。
図2において、まずユーザ11は、診断対象システムの設定情報やログファイル12を解析システム10に対して解析依頼を行う(ステップS101)。
解析システム10では、解析エンジン13が、設定情報/ログ12を取得してデータ解析を行い、ナレッジ14を参照してログ解析を行う(ステップS102)。これにより、解析エンジン13は、ナレッジ14に応じた診断を行うことができ、その診断結果に基づいて診断レポート15を生成し(ステップS103)、この診断レポート15を依頼元であるユーザ11に提示する(ステップS104)。
一方、ナレッジ登録者16は、依頼元ユーザからの設定情報/ログ12と診断レポート15とを比較し、データ解析漏れがあるか否かを目視によりチェックし(ステップS105)、診断漏れある場合、その情報をナレッジに登録する(ステップS106)ことが行われている。
特開2005−266919号公報 特開平3−145846号公報
上述したように、従来のシステム解析システムにおけるナレッジ登録処理は、ナレッジ登録者が診断レポートのチェックを目視で行い、新たに登録の必要なナレッジを手作業で登録を行っていた。
しかしながら、チェックすべき情報量はとても多いため、検知できなかった障害や予兆現象などを目視でチェックし、新たなナレッジを登録することは、非常に多くの手間と時間がかかり、ナレッジ登録者の負担が大きいという問題点がある。
そのため、検知できなかった障害や予兆現象等を判断するための新たな判断基準を自動的に登録し、ナレッジの拡充を図ることができるナレッジ登録システム、方法及びプログラムが求められている。
かかる課題を解決するため、第1の本発明の診断項目登録システムは、(1)診断対象システムの正常性を判断する複数の診断項目の判断基準を格納する判断基準記憶手段と、(2)診断対象システムから取得した診断対象システムの設定情報及びログ情報を含むシステム情報と判断基準記憶手段の各判断基準とを比較して、各診断項目の判断基準に該当するシステム情報に基づいて診断対象システムの正常性を解析する解析手段と、(3)解析手段において各診断項目の判断基準に非該当のシステム情報から、障害若しくは予兆事象を示す事象検知情報を含むシステム情報を検出する未検知項目検出手段と、(4)未検知項目検出手段により検知されたシステム情報を、未検知障害若しくは予兆事象を検知する未検知診断項目の判断基準として判断基準記憶手段に登録する未検知判断基準登録手段とをコンピュータ上に備えることを特徴とする。
第2の本発明の診断項目登録方法は、診断対象システムの正常性を判断する複数の診断項目の判断基準を格納する判断基準記憶手段と、解析手段と、未検知項目検出手段と、未検知判断基準登録手段とを備え、(1)解析手段が、診断対象システムから取得した診断対象システムの設定情報及びログ情報を含むシステム情報と判断基準記憶手段の各判断基準とを比較して、各診断項目の判断基準に該当するシステム情報に基づいて診断対象システムの正常性を解析する解析工程と、(2)未検知項目検出手段が、解析手段において各診断項目の判断基準に非該当のシステム情報から、障害若しくは予兆事象を示す事象検知情報を含むシステム情報を検出する未検知項目検出工程と、(3)未検知判断基準登録手段が、未検知項目検出手段により検知されたシステム情報を、未検知障害若しくは予兆事象を検知する未検知診断項目の判断基準として判断基準記憶手段に登録する未検知判断基準登録工程とを有することを特徴とする。
第3の本発明の診断項目登録プログラムは、診断対象システムの正常性を判断する複数の診断項目の判断基準を格納する判断基準記憶手段を備え、コンピュータを、(1)診断対象システムから取得した診断対象システムの設定情報及びログ情報を含むシステム情報と判断基準記憶手段の各判断基準とを比較して、各診断項目の判断基準に該当するシステム情報に基づいて診断対象システムの正常性を解析する解析手段、(2)解析手段において各診断項目の判断基準に非該当のシステム情報から、障害若しくは予兆事象を示す事象検知情報を含むシステム情報を検出する未検知項目検出手段、(3)未検知項目検出手段により検知されたシステム情報を、未検知障害若しくは予兆事象を検知する未検知診断項目の判断基準として判断基準記憶手段に登録する未検知判断基準登録手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、検知できなかった障害や予兆現象等を判断するための新たな判断基準を自動的に登録し、ナレッジの拡充を図ることができる。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明の診断項目登録システム、方法及びプログラムの第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態は、本発明を利用して、未検知障害に係るナレッジを自動的に拡充するナレッジベース型診断システムの実施形態を例示して説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態のナレッジベース型診断システムの構成を示す構成図である。
図1に示すように、第1の実施形態のナレッジベース型診断システム50は、大別して、CPUと記憶装置を備えた一般的なコンピュータ上に構築される解析システム20と、解析システム20の入力として、電子的なファイル形式で保存されている診断対象システムの設定情報/ログ情報30とを少なくとも有して構成される。
設定情報/ログ情報30は、診断対象システムで収集したシステム情報である。解析システム20が、設定情報/ログ情報30を診断対象システムから取得し、これら設定情報/ログ情報30を解析することにより、診断対象システムが正常に設定され、正常に動作しているかを把握することができる。
ここで、設定情報/ログ情報30としては、診断対象システムで機能を実現する全ての設定情報、システムで発生した全てのログファイル等を対象とすることができ、例えば診断対象であるシステムの設定情報や、システムログやセットアップログなどのログ情報、システムのリソース状況を示すリソースデータ等が該当する。
解析システム20は、診断対象システムの設定情報/ログ情報30を取得し、これら設定情報/ログ情報30に基づいて後述するナレッジDB209を参照し、ナレッジDB209に登録されている診断項目(以下では、単に項目という)の障害や異常等を検出するものである。また、解析システム20は、ナレッジDB209の登録されている項目を用いて解析された結果を診断レポート32として作成するものである。この診断レポート32は、解析システム20の出力部208に表示又は出力させることができ、依頼元ユーザに提示される。
また、解析システム20は、検知できなった障害や、障害や異常等の予兆現象を検出し、それら障害や予兆現象等の事象を検知するための新たな判断基準をナレッジDB209として自動登録するものである。
図1において、解析システム20は、その内部構成として、解析エンジン201、診断レポート作成部202、未登録ナレッジ抽出部203、キーワード検出部204、未検知障害一覧生成部205、ナレッジ登録部206、復旧コマンド検索部207、出力部208、ナレッジDB209、障害対応履歴データベース(DB)210を少なくとも有する。
解析エンジン201は、取得した設定情報/ログ情報30とナレッジDB209の登録されている項目の判断基準とを比較し、その比較結果に基づいて診断対象システムが正常に設定されているか、正常に動作しているかの診断を実行するものである。このとき、ナレッジDB209に登録されている判断基準を満たす場合、その登録項目に関する障害や予兆現象等が生じているものと判断する。
また、解析エンジン201は、種々のナレッジベース型の解析手法を広く適用することができる。例えば、解析エンジン201は、その内部機能として、例えば、設定情報/ログ情報30を保存する保存手段、リソースデータを解析するリソース使用状況解析手段、ログメッセージを解析するログメッセージ解析手段、ユーザシステムの設定情報に基づいて設定状態を解析する設定状態解析手段など有し、特許文献1に記載される解析手法を適用できる。
診断レポート作成部202は、解析エンジン201により解析された診断結果に基づいて診断レポートを作成するものである。上述したように、診断レポートは、依頼元ユーザに提示されるものである。また、診断レポート作成部202は、作成した診断レポートを出力部208に表示させることもできる。
未登録ナレッジ抽出部203は、解析エンジン201による解析の際に、設定情報/ログ情報30の中で、ナレッジDB209に登録されていない項目を含む設定情報/ログ情報30を抽出するものである。
ここで、第1の実施形態では、未登録ナレッジ抽出部203が、解析エンジン201により検出されなかった全ての設定情報/ログ情報30を抽出した場合を説明する。
キーワード検出部204は、未登録ナレッジ抽出部203により抽出された設定情報/ログ情報30を受け取り、その中から所定の事象検知情報を含む設定情報/ログ情報30を検出するものである。
ここで、事象検知情報とは、障害や予兆現象等を検知するための情報であり、第1の実施形態では、例えば、「error」、「warning」、「エラー」等のキーワードを適用する。以下では、説明便宜上、事象検知情報をキーワードと表現して説明する。
未検知障害一覧生成部205は、キーワード検出部204により所定のキーワードを含む設定情報/ログ情報30をリスト化して一覧にした未検知障害一覧32を作成するものである。この未検知障害一覧32を出力部208に表示させることもできる。
図3は、未検知障害一覧32を例示する図である。図3に示すように、未検知障害一覧32は、「フレーズ」、「障害内容(ログ表示/設定)」、「登録済フラグ」を項目とする。
「フレーズ」は、キーワード検出部204が検出したキーワードに相当し、「障害内容(ログ表示/設定)」は、キーワード検出部204が検出した設定情報/ログ情報30に相当するものである。この「障害内容(ログ表示/設定)」には、キーワードを含む設定情報/ログ情報30が記入される。
「登録済フラグ」は、後述するようにナレッジDB209に登録をしたか否かを示すフラグである。「登録済フラグ」は初期状態では「×」になっており、ナレッジDB209への登録が完了すると「○(白丸)」に変更される。
例えば、図3の未検知障害一覧32の第1行目では、キーワード検出部204が、「フレーズ:error」というキーワードにより、「error xntpd[971]:synchronisation lost」というログメッセージ(NTPサーバとシステムサーバとの間で非同期が生じたことを示すログメッセージ)を検出したことを示している。また、「登録済フラグ」が○(白丸)であるから、ナレッジDB209への登録が完了していることを示している。
また、図3の未検知障害一覧32の第2行目は、「フレーズ:Warning」というキーワードにより、「Warning STANDBY down 0/5/2/0 lan5」というログメッセージ(「LAN5」というネットワークでのサーバダウン障害が生じたというログメッセージ)を検出したことを示している。また、「登録済フラグ」が○(白丸)であるから、ナレッジDB209への登録が完了していることを示している。
さらに、図3の未検知障害一覧32の第3行目は、「フレーズ:Warning」というキーワードにより、「Warning STANDBY down 0/5/3/0 lan6」というログメッセージ(「LAN6」というネットワークでのサーバダウン障害が生じたというログメッセージ)を検出したことを示している。また、「登録済フラグ」が×であるから、ナレッジDB209への登録が完了していないことを示している。
また、図3の未検知障害一覧32の第4行目は、「フレーズ:エラー」というキーワードにより、「[MQ] メッセージ送信エラー」というログメッセージ(送信エラーというログメッセージ)を検出したことを示している。また、「登録済フラグ」が×であるから、ナレッジDB209への登録が完了していないことを示している。
出力部208は、診断レポート31や未検知障害一覧32などを出力するものであり、例えばモニタやプリンタ等の出力装置が該当する。
ナレッジ登録部206は、未検知障害一覧32に表示された内容を、所定のマークアップ言語に変換してナレッジDB209に登録するものである。ここで、所定のマークアップ言語は、特に限定されないが、例えばXMLを適用できる。ナレッジ登録部206は、ナレッジDB209に登録した未検知障害の内容について、「登録済フラグ」を「○(白丸)」に変更する。
図4は、ナレッジ登録部206がナレッジDB209に登録(input)する登録データ例を説明する説明図である。図4に示す登録データは、図3に示す未検知障害一覧32の第1行目の障害内容に基づく登録データである。図4の例では、日時(date)として「oct 23 07:17:39」、ホスト名(hostname)として「isv00001」、メッセージ内容(msg)として、「xntpd[971]:synchronisation lost」のように、XMLで記述された登録データが登録される。
復旧コマンド検索部207は、障害対応履歴DB210を参照して、ナレッジ登録部206により登録された障害情報(エラー情報)の対応処理を示す復旧コマンドを検索し、その検索した復旧コマンドを所定のマークアップ言語(例えばXML)に変換して、当該障害情報(エラー情報)の発生時のアクション情報としてナレッジDB209に登録するものである。
ここで、復旧コマンドの検索方法としては、例えば、図4に示す登録データの場合、復旧コマンド検索部207は、<msg>xntpd[971]:synchronisation lost</msg>という障害情報に対応する復旧コマンドを、障害対応履歴DB210から検索する。
また、障害対応履歴DB210に対応する復旧コマンドが格納されていない場合、復旧コマンド検索部207は対応する復旧コマンドを検索できないことを示す情報を対応付けるようにする。この場合には、ナレッジ登録者が復旧処理の対応付けの設定を行うことで対応できる。
ナレッジDB209は、障害や予兆現象等を検知するための判断基準や障害発生時のアクション情報などを格納するデータベースである。ナレッジDB209に登録されている項目は、所定のマークアップ言語(例えばXMLなど)で記述されたデータが登録されている。
障害対応履歴DB210は、障害や予兆現象等が発生した場合の復旧コマンドを各障害毎に格納したデータベースである。例えば、障害対応履歴DB210は、障害コードやエラーコード毎に復旧コマンドが設定されている。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の解析システム20におけるナレッジ登録処理の動作について図面を参照しながら説明する。
図5及び図6は、第1の実施形態のナレッジ登録処理の動作を示すフローチャートである。
図5において、まず、診断対象システムの設定情報/ログ情報30が解析システム20の解析エンジン201に与えられる(ステップS201)。
解析エンジン201は、設定情報/ログ情報30とナレッジDB209の登録されている項目の判断基準とを比較して(ステップS202)、診断対象システムの設定情報が正常に設定されているか、正常に動作しているかを判断する。
解析エンジン201でのナレッジを用いた設定情報/ログ情報30の診断がなされると、診断レポート作成部202において、診断結果に基づく診断レポートが作成される(ステップS203)。この作成された診断レポートは、モニタに表示されたり、プリンタから出力されたりして、診断依頼元のユーザに提示される。
また、解析エンジン201による設定情報/ログ情報30の診断の際、設定情報/ログ情報30のうち、ナレッジDB201に登録されていない設定情報/ログ情報30が、未登録ナレッジ抽出部203により抽出される(ステップS204)。
そして、未登録ナレッジ抽出部203に抽出された設定情報/ログ情報の中から、所定のキーワードを含む設定情報/ログ情報30が、キーワード検出部204により検出される(ステップS205)。このとき、キーワードを含むデータを検出できない場合には、ステップS207に移行し、キーワードを含むデータを検出した場合、ステップS206に移行する。
未検知障害一覧生成部205では、キーワード検出部204により検出された障害内容を一覧とした未検知障害一覧32が生成され、未検知障害一覧32が出力部208に表示される(ステップS206)。
全ての設定情報/ログ情報30についてキーワード検索が終了まで、ステップS204〜ステップS206の処理が繰り返し行われ(ステップS207)、全ての設定情報/ログ情報30についてキーワード検索が終了すると、ステップS208に移行する。
未検知障害一覧32が生成されると、未検知障害一覧32における各障害内容は、ナレッジ登録部206によりXMLに変換され、ナレッジDB209に登録(input)される。このとき、ナレッジDB209への登録が行われると、未検知障害一覧32の「登録済フラグ」が「○(白丸)」に変更される(ステップS208)。
未検知障害一覧32の全てのリストがナレッジDB209に登録されるまで、ステップS208の処理が繰り返し行われ(ステップS209)、全てのリストについて登録が終了すると、ステップS210に移行する。
ステップS210では、復旧コマンド検索部207が、ナレッジDB209に登録した障害情報(エラー情報)について、障害対応履歴DB210に格納される復旧コマンドを検索し(ステップS210)、検索した復旧コマンドをXML変換し、当該障害情報(エラー情報)の発生時のアクションとして対応付けて、ナレッジDB209に登録する(ステップS211)。
ナレッジDB209に登録した全ての項目について対応処理の登録が終了するまでステップS210及びS211の処理が繰り返し行われ(ステップS212)、全ての項目に伝処理が終了するとステップS213に移行する。
ステップS213では、ナレッジ登録部206により登録された項目は確認待ちとなる。そして、ナレッジ登録者が登録された項目について、最終的な確認、誤りの修正、漏れがあった場合の必要な情報の追加を行い、ナレッジ登録が完了する(ステップS213)。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、ナレッジDBに未登録の障害情報を、膨大な設定情報/ログ情報の中から目視でチェックすることなく、診断実施時にナレッジDBに登録することができ、また障害に対するアクションを登録することができ、ナレッジの拡充を手間を掛けずに行うことができる。
(B)他の実施形態
第1の実施形態で説明した解析システムの各構成要素の機能は、ソフトウェア処理により実現されることを想定する。勿論、可能であればハードウェア処理により実現するようにしてもよい。例えば、ソフトウェア処理で実現する場合、解析システムのハードウェア構成は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM等を有して構成され、CPUが、ROMに格納される処理プログラムを読み取り、処理に必要なデータを用いて実行することで各種処理を実現できる。
また、解析システムの各構成要素の機能は、物理的に同一の装置において実現されるものであってもよいし、物理的に異なる装置に分散されて実現されるものであってもよい。
また、図5及び図6に示す動作フローは一例であり、キーワード検出部の処理とナレッジ登録部の処理、又は、ナレッジ登録部の処理と復旧コマンド検索部207の処理、又は、キーワード検出部の処理とナレッジ登録部の処理と復旧コマンド検索部207の処理が並列処理を行うようにしてもよい。
第1の実施形態のナレッジ型診断システムの構成を示す構成図である。 従来のナレッジ型診断システムの構成を示す構成図である。 第1の実施形態の未検知障害一覧表示を説明する説明図である。 第1の実施形態のナレッジSBに登録する登録データを説明する説明図である。 第1の実施形態のナレッジ登録処理の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態のナレッジ登録処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
20…解析システム、201…解析エンジン、202…診断レポート作成部、202…未登録ナレッジ抽出部、203…未登録ナレッジ抽出部、204…キーワード検出部、205…未検知障害一覧作成部、206…ナレッジ登録部、207…復旧コマンド検索部、208…出力部、209…ナレッジDB、210…障害対応履歴DB、30…設定情報/ログ情報。

Claims (6)

  1. 診断対象システムの正常性を判断する複数の診断項目の判断基準を格納する判断基準記憶手段と、
    上記診断対象システムから取得した上記診断対象システムの設定情報及びログ情報を含むシステム情報と、上記判断基準記憶手段の上記各判断基準とを比較して、上記各診断項目の判断基準に該当する上記システム情報に基づいて上記診断対象システムの正常性を解析する解析手段と、
    上記解析手段において上記各診断項目の判断基準に非該当の上記システム情報から、障害若しくは予兆事象を示す事象検知情報を含む上記システム情報を検出する未検知項目検出手段と、
    上記未検知項目検出手段により検知された上記システム情報を、未検知障害若しくは予兆事象を検知する未検知診断項目の判断基準として上記判断基準記憶手段に登録する未検知判断基準登録手段と
    をコンピュータ上に備えることを特徴とする診断項目登録システム。
  2. 上記未検知項目検出手段が、上記事象検知情報を含む上記システム情報をリスト化して未検知障害一覧を作成するものであり、
    上記未検知判断基準登録手段が、上記未検知障害一覧にリスト化された上記事象検知情報を含む上記システム情報を上記判断基準記憶手段に登録するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の診断項目登録システム。
  3. 上記未検知判断基準登録手段が、上記事象検知情報を含む上記システム情報を所定のマーク言語に変換するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の診断項目登録システム。
  4. 過去に生じた障害若しくは予兆事象に対する処置の履歴を保持する障害処置履歴記憶手段と、
    上記未検知判断基準登録手段により登録された上記未検知項目について、上記未検知項目検出手段に検出された上記システム情報の障害情報に対応する処置を上記障害処置履歴記憶手段から検索し、検索した処置を当該未検知項目に対応付けて上記判断基準記憶手段に登録する処置検索手段と
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の診断項目登録システム。
  5. 診断対象システムの正常性を判断する複数の診断項目の判断基準を格納する判断基準記憶手段と、解析手段と、未検知項目検出手段と、未検知判断基準登録手段とを備え、
    上記解析手段が、上記診断対象システムから取得した上記診断対象システムの設定情報及びログ情報を含むシステム情報と上記判断基準記憶手段の上記各判断基準とを比較して、上記各診断項目の判断基準に該当する上記システム情報に基づいて上記診断対象システムの正常性を解析する解析工程と、
    上記未検知項目検出手段が、上記解析手段において上記各診断項目の判断基準に非該当の上記システム情報から、障害若しくは予兆事象を示す事象検知情報を含む上記システム情報を検出する未検知項目検出工程と、
    上記未検知判断基準登録手段が、上記未検知項目検出手段により検知された上記システム情報を、未検知障害若しくは予兆事象を検知する未検知診断項目の判断基準として上記判断基準記憶手段に登録する未検知判断基準登録工程と
    を有することを特徴とする診断項目登録方法。
  6. 診断対象システムの正常性を判断する複数の診断項目の判断基準を格納する判断基準記憶手段を備え、
    コンピュータを、
    上記診断対象システムから取得した上記診断対象システムの設定情報及びログ情報を含むシステム情報と上記判断基準記憶手段の上記各判断基準とを比較して、上記各診断項目の判断基準に該当する上記システム情報に基づいて上記診断対象システムの正常性を解析する解析手段、
    上記解析手段において上記各診断項目の判断基準に非該当の上記システム情報から、障害若しくは予兆事象を示す事象検知情報を含む上記システム情報を検出する未検知項目検出手段、
    上記未検知項目検出手段により検知された上記システム情報を、未検知障害若しくは予兆事象を検知する未検知診断項目の判断基準として上記判断基準記憶手段に登録する未検知判断基準登録手段
    として機能させることを特徴とする診断項目登録プログラム。
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JP2011209908A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Hitachi Solutions Ltd 障害原因解析システムにおけるルール生成装置及びそのプログラム
JP2016051447A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 株式会社日立製作所 障害分析システム

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