JP6079243B2 - 障害分析支援装置、障害分析支援方法、及びプログラム - Google Patents

障害分析支援装置、障害分析支援方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6079243B2
JP6079243B2 JP2013002495A JP2013002495A JP6079243B2 JP 6079243 B2 JP6079243 B2 JP 6079243B2 JP 2013002495 A JP2013002495 A JP 2013002495A JP 2013002495 A JP2013002495 A JP 2013002495A JP 6079243 B2 JP6079243 B2 JP 6079243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
pattern
events
failure
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013002495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014134956A (ja
Inventor
遼介 外川
遼介 外川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2013002495A priority Critical patent/JP6079243B2/ja
Publication of JP2014134956A publication Critical patent/JP2014134956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6079243B2 publication Critical patent/JP6079243B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、障害分析支援装置、障害分析支援方法、及びプログラムに関する。
企業やデータセンターの情報処理システムは、複雑かつ大規模なものとなっている。その結果、それらの情報処理システムに障害が発生した場合に、その障害の分析が難しくなっている。障害の分析とは、例えば発生した障害の種類、影響範囲、深刻さ、又は原因を特定する作業である。また、障害の原因の特定は、例えば、ハードウエアの故障が原因なのか、ソフトウエアのバグが原因なのか、などを特定する作業である。
障害の分析を行う技術として、一般に、過去の障害事例を記憶しているナレッジデータベースを用いる技術がある。具体的には、システムの管理者が、ナレッジデータベースを検索し、発生した障害に対応する過去の事例を調べる。
ここで、情報処理システムの障害を分析する方法が、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている方法は、監視対象システムで発生したイベント情報の組み合わせと、事前に定義したイベント情報の発生パターン定義グループとを照合する。そして、発生パターン定義グループのうち、含まれているイベント情報が、イベント情報の組み合わせに含まれるイベント情報と多く一致する発生パターン定義グループを、照合結果として出力する。
特許第4318643号公報
情報処理システムで障害が発生した際、イベントの発生を示す複数のイベントメッセージが発生する。ここで、情報処理システムにおいて、全く同一の障害の発生件数は少ない。また、情報処理システムの状態の変化、外部の負荷変動などにより、同一の障害であっても、観測されるイベントメッセージのパターンが変動する。しかし、過去のイベントメッセージのパターンと、障害が発生した際に記録されたイベントメッセージのパターンとを比較する方法では、このようなメッセージパターンの変動が考慮されない。そのため、このような方法では、発生した障害に該当する過去の事例を、漏れなく検索することが難しい。
例えば、特許文献1記載の方法は、固定的な発生パターン定義グループを事前に定義し、監視対象システムで実際に発生するイベントパターンと比較する。固定的な発生パターン定義グループは、上述のような、イベントメッセージの変動が考慮されていない。したがって、特許文献1記載の方法では、実環境におけるイベントパターンの変動に対応できず、過去の事例を漏れなく検索することが難しい。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、イベントのパターンに対応する過去の障害事例を漏れなく検索することを可能にする技術を提供することを目的としている。
本発明が提供する第1の障害分析支援装置は、障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得手段と、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成手段と、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成手段と、イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出手段と、
候補イベントグループから、該候補イベントグループに含まれるイベントの組み合わせのうち、類似度が高いいずれの組み合わせにも含まれないイベントを除外する非類似イベント除外手段と、を有する。
本発明が提供する第2の障害分析支援装置は、障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得手段と、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成手段と、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成手段と、イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出手段と、候補イベントグループに含まれていないイベントであり、かつ、該候補イベントグループに含まれるイベントとの類似度が高いイベントを、該候補イベントグループに加える類似イベント付加手段と、を有する。
本発明が提供する第1のプログラムは、コンピュータに、障害分析支援装置として動作する機能を持たせるプログラムである。当該プログラムは、前記コンピュータに、本発明が提供する第1の障害分析支援装置の各機能構成部が有する機能を持たせる。
本発明が提供する第2のプログラムは、コンピュータに、障害分析支援装置として動作する機能を持たせるプログラムである。当該プログラムは、前記コンピュータに、本発明が提供する第2の障害分析支援装置の各機能構成部が有する機能を持たせる。
本発明が提供する第1の障害分析支援方法は、コンピュータによって実行される。当該障害分析支援方法は、障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得ステップと、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成ステップと、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成ステップと、イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出ステップと、候補イベントグループから、該候補イベントグループに含まれるイベントの組み合わせのうち、類似度が高いいずれの組み合わせにも含まれないイベントを除外する非類似イベント除外ステップと、を有する。
本発明が提供する第2の障害分析支援方法は、コンピュータによって実行される。当該障害分析支援方法は、障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得ステップと、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成ステップと、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成ステップと、イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出ステップと、候補イベントグループに含まれていないイベントであり、かつ、該候補イベントグループに含まれるイベントとの類似度が高いイベントを、該候補イベントグループに加える類似イベント付加ステップと、を有する。
上記各態様によれば、イベントのパターンに対応する過去の障害事例を漏れなく検索することを可能にする技術を提供することができる。
実施形態1に係る障害分析支援装置を示すブロック図である。 イベントパターン分類情報の構成例を示す図である。 比較パターン情報の構成例を示す図である。 候補イベントグループの生成方法を概念的に示す図である。 比較パターンの生成方法を概念的に示す図である。 実施形態1に係る障害分析支援装置のハードウエア構成の例を示すブロック図である。 実施形態1の障害分析支援装置が比較パターン情報を生成する処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2に係る障害分析支援装置を示すブロック図である。 類似度算出部による類似度の算出結果を示す図である。 実施形態2の障害分析支援装置が比較パターン情報を生成する処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態3に係る障害分析支援装置を示すブロック図である。 実施形態3の障害分析支援装置が比較パターン情報を生成する処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態4に係る障害分析支援装置を示すブロック図である。 関連情報としてイベントが発生した構成要素を示すイベント関連情報の構成例を示す図である。 構成情報の構成例を示す図である。 関連情報としてイベントの種類を示すイベント関連情報の構成例を示す図である。 相関情報の構成例を示す図である。 実施形態4の類似度算出部が類似度を算出する流れを示すフローチャートである。 実施形態5に係る障害分析支援装置を示すブロック図である。 優先度情報の構成例を示す図である。 実施形態5の類似度算出部が類似度を算出する流れを示すフローチャートである。 実施形態6に係る障害分析支援装置を示すブロック図である。 実施形態6に係る障害分析支援装置が、被検査イベントパターンに対応する障害タイプを判別する流れを示すフローチャートである。 実施形態7に係る障害分析支援装置を示すブロック図である。 障害情報の構成例を示す図である。 実施形態7に係る障害分析支援装置が、障害事例を出力する流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る障害分析支援装置2000を示すブロック図である。図1において、矢印は情報の流れを示している。図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。
障害分析支援装置2000は、イベントパターン分類情報取得部2020、候補イベント情報生成部2040、及び比較パターン情報生成部2060を有する。
<イベントパターン分類情報取得部2020>
イベントパターン分類情報取得部2020は、イベントパターン分類情報を取得する。イベントパターン分類情報は、障害タイプと、イベントパターンとの対応付けを示す。イベントパターンは、複数のイベントを順序づけて示す。
障害分析支援装置2000が扱うイベントは様々である。例えばイベントは、監視対象の情報処理システムで動作しているアプリケーションやOS(Operating System)等のソフトウエアの状態や、これらソフトウエアが行った処理の内容を示す。その他にも例えば、イベントは、上記ソフトウエアを動作させている計算機が有する各ハードウエアの状態や、各ハードウエアが行った処理の内容を示す。これらのイベントを示す情報は、例えば、アプリケーションやOSによって、ログに出力される。
上述したように、イベントパターンが示す複数のイベントは、順序づけられている。この順序づけの規則は様々である。例えばイベントは、発生した時点の順に並べられている。その他にも例えば、イベントは、イベントの重要度の順に並べられていてもよい。
例えばイベントパターン分類情報は、過去に障害が発生した際に記録されたイベントパターンと、その障害を解析することで割り出した障害タイプとを対応付けた情報である。障害分析支援装置2000は、例えば、新しく発生した障害の分析を、このような過去に発生した障害から割り出した情報を利用して支援する。
ただし、イベントパターン分類情報が示す情報は、過去に実際に起こった情報に限定されない。例えばイベントパターン分類情報は、障害タイプと、その障害タイプの障害が発生した場合に起こると予測されるイベントパターンとを対応付けた情報であってもよい。
イベントパターン分類情報取得部2020が、イベントパターン分類情報を取得する方法は様々である。例えばイベントパターン分類情報取得部2020は、イベントパターン分類情報を格納している外部装置から、イベントパターン分類情報を取得する。また、イベントパターン分類情報取得部2020は、障害分析支援装置2000が内部に格納しているイベントパターン分類情報を取得してもよい。また、イベントパターン分類情報取得部2020は、障害分析支援装置2000に対して手動で入力されるイベントパターン分類情報を取得してもよい。
図2は、イベントパターン分類情報の構成例を示す図である。図2において、イベントパターン分類情報は、イベントパターン分類情報テーブル100として示されている。イベントパターン分類情報テーブル100は、イベントパターンID102、イベントパターン104、及び障害タイプ106を有する。イベントパターン104において、A、aなど、各アルファベットは、1つのイベントを表している。イベントパターンは、例えば、イベントに対応付けられているIDや、イベントの発生を示すメッセージの内容を、イベントとして示す。
例えば、イベントパターン分類情報テーブル100の一番目のレコードは、「A、a、B、Z、L」というイベントパターンと、AAA0001という障害タイプを対応付けている。
<候補イベント情報生成部2040>
候補イベント情報生成部2040は、同一の障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンを比較する。ここで、上記複数のイベントパターンが共通で示す障害タイプを、第1障害タイプと表記する。そして、候補イベント情報生成部2040は、この複数のイベントパターンが、同一の順位に異なるイベントを示している場合に、それらのイベントを含む集合を生成する。以下、この集合を、候補イベントグループと表記する。そして、候補イベント情報生成部2040は、候補イベントグループと、上記順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する。
<比較パターン情報生成部2060>
比較パターン情報生成部2060は、イベントパターン分類情報によって障害タイプと対応付けられている複数のイベントパターンを用いて、第1障害タイプに対応する比較パターンを生成する。そして、比較パターン情報生成部2060は、第1障害タイプと、生成した比較パターンを対応付けた、比較パターン情報を生成する。
比較パターン情報生成部2060は、上記複数のイベントパターンそれぞれにより、同一のイベントが示されている順位を、そのイベントに付与する。また、比較パターン情報生成部2060は、上記複数のイベントパターンそれぞれにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によってこの順位に対応付けられている候補イベントグループに付与する。そして、順位が付与された各イベント及び候補イベントグループから成る比較パターンを生成する。
これにより、比較パターンは、第1障害タイプに該当する障害が発生した場合に起こりうる複数のイベントパターンを表す。具体的には、比較パターンは、順位ごとに、その順位が付与されたイベント又は候補イベントグループに含まれる各イベントが並ぶ、複数のイベントパターンを表す。比較パターンに示される複数のイベントパターンの数は、その元となる、イベントパターン分類情報によって示されている複数のイベントパターンの数よりも多くなる。
さらに、比較パターン情報生成部2060は、第1障害タイプと、生成した比較パターンとを対応付けた比較パターン情報を生成する。
図3は、比較パターン情報の構成例を示す図である。図3において、比較パターン情報は、比較パターン情報テーブル200として表されている。比較パターン情報テーブル200は、障害タイプ202及び比較パターン204を有する。例えば比較パターン情報テーブル200の1行目のレコード1は、「(A,a)、(A,a)、B、Z、(L,P)」という比較パターンと、障害タイプAAA0001を対応付けている。
<具体例>
以下、障害分析支援装置2000の動作を、具体例を用いて説明する。
図4は、候補イベントグループの生成方法を概念的に示す図である。候補イベント情報生成部2040は、障害タイプAAA0001について候補イベントグループを生成する。イベントパターン1は、「A、a、B、Z、L」というイベントの並びを示している。一方、イベントパターン2は、「a、A、B、Z、P」というイベントの並びを示している。
この場合、イベントパターン1とイベントパターン2は、1番目、2番目、及び5番目の順位で、異なるイベントを示している。そこで、比較パターン情報生成部2060は、1番目の順位、2番目の順位、5番目の順位のそれぞれに対応する候補イベント情報を生成する。比較パターン情報生成部2060によって生成された各候補イベント情報の一覧は、図4に示す候補イベント情報250のようになる。例えば、イベントグループ1と2は、1番目という順位で、Aとaという異なるイベントを示している。そこで、比較パターン情報生成部2060は、1番目という順位に対応する候補イベントグループとして(A,a)を示す候補イベント情報を生成する。
図5は、比較パターンの生成方法を概念的に示す図である。図5が示すイベントパターン1及び2は、図4が示すものと同じである。また、図5が示す候補イベント情報は、図4が示すものと同じである。
比較パターン情報生成部2060は、イベントパターン1と2が、同一のイベントを示している順位を、そのイベントに付与する。具体的には、比較パターン情報生成部2060は、イベントBに、3という順位を付与する。また、比較パターン情報生成部2060は、イベントZに、4という順位を付与する。
一方、比較パターン情報生成部2060は、イベントパターン1と2が、異なるイベントを示している順位を、その順位に対応づけて生成した候補イベントグループに付与する。具体的には、比較パターン情報生成部2060は、1という順位を、候補イベントグループ(A,a)に付与する。同様に、比較パターン情報生成部2060は、2という順位を候補イベントグループ(A,a)に付与し、5という順位を候補イベントグループ(L,P)に付与する。
結果として、比較パターン情報生成部2060は、「(A,a)、(A,a)、B、Z、(L,P)」という比較パターンを生成する。
「(A,a)、(A,a)、B、Z、(L,P)」という比較パターンは、1番目のイベントがA又はaであり、2番目のイベントがA又はaであり、3番目のイベントがBであり、4番目のイベントがZであり、5番目のイベントがL又はPであるというイベントの並びを表す。このように、比較パターン情報生成部2060が生成する比較パターンは、複数のイベントパターンの間で異なるイベントが示されている順位において、発生する可能性があるイベントの集合を表す。
比較パターンは、障害が発生した際に取得したイベントパターンから、そのイベントの障害タイプを判別するために用いることができる。例えば、このイベントパターンが、ある比較パターンと完全一致又は部分一致したとする。この場合、このイベントパターンは、この比較パターンに対応付けられている障害タイプに該当する障害が発生したことを示すイベントパターンであると推測される。例えば、障害が発生した際に、「A、A、B、Z、L」というイベントパターンが取得されたとする。このパターンは、上述した比較パターンと一致する。そのため、発生した障害のタイプが、AAA0001であると推測することができる。
<ハードウエア構成>
図6は、実施形態1に係る障害分析支援装置2000のハードウエア構成の例を示すブロック図である。図6において、障害分析支援装置2000は、バス1020、CPU1040、RAM1060、及びストレージ1080を有する。
バス1020は、CPU1040、RAM1060、及びストレージ1080が相互に情報を送受信するための伝送路である。
CPU1040は、イベントパターン分類情報取得モジュール1220を実行することで、イベントパターン分類情報取得部2020の機能を実現する。CPU1040は、候補イベント情報生成モジュール1240を実行することで、候補イベント情報生成部2040の機能を実現する。CPU1040は、比較パターン情報生成モジュール1260を実行することで、比較パターン情報生成部2060の機能を実現する。
イベントパターン分類情報取得モジュール1220、候補イベント情報生成モジュール1240、及び比較パターン情報生成モジュール1260は、例えばストレージ1080に格納される。そして、上記各モジュールは、CPU1040により、例えばRAM1060に読み出される。ここで、上記各モジュールは、RAM1060に格納されていてもよい。また、障害分析支援装置2000がROMを有する場合、上記各モジュールは、そのROMに格納されていてもよい。
ストレージ1080は、例えばハードディスク、USBメモリ、又はSSD(Solid State Drive)などの記憶装置である。また、ストレージ1080は、RAMやROM等の記憶装置であってもよい。
<処理の流れ>
図7は、実施形態1の障害分析支援装置2000が比較パターン情報を生成する処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS102において、イベントパターン分類情報取得部2020は、イベントパターン分類情報を取得する。
ステップS104において、候補イベント情報生成部2040は、イベントパターン分類情報において第1障害タイプに対応付けられている複数のイベントパターンから、候補イベント情報を生成する。
ステップS106において、比較パターン情報生成部2060は、イベントパターン分類情報において第1障害タイプに対応付けられている複数のイベントパターンと、ステップS104で生成した候補イベント情報に基づいて、比較パターンを生成する。
ステップS108において、比較パターン情報生成部2060は、ステップS106で生成した比較パターンと第1障害タイプを対応付けた比較パターン情報を生成する。
<作用・効果>
複数の障害が同一のタイプであっても、それらの障害が発生した時に起こったイベントが同一であるとは限らない。障害分析支援装置2000によって、障害タイプに対応付けて生成される比較パターンは、その障害タイプに対応する複数のイベントパターンの間でイベントが共通しない順位において、発生する可能性があるイベントの集合である候補イベントグループを示す。
ここで、比較パターンは、障害が発生した際に取得したイベントパターンとの比較に用いることができる。例えば、このイベントパターンが、ある比較パターンと完全一致又は部分一致した場合、このイベントパターンは、この比較パターンと対応付けられている障害タイプに該当する障害を示していると推測することができる。ここで、上述したように、障害分析支援装置2000が生成する比較パターンは、その障害タイプに対応する複数のイベントパターンの間でイベントが共通しない順位において、発生する可能性があるイベントの集合を示す。したがって、障害分析支援装置2000によれば、障害が発生した際に取得されたイベントパターンが、過去の事例に存在するイベントパターンと一致しない場合であっても、発生した障害のタイプを推測することできる。このように、障害分析支援装置2000を利用することで、過去の事例を利用して、新しく発生した障害のタイプを調べる際に、発生した障害と同じタイプの障害を示す過去の事例を、漏れなく調べることができる。
[実施形態2]
図8は、実施形態2に係る障害分析支援装置2000を示すブロック図である。図8において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示す。
本実施形態の障害分析支援装置2000は、類似度算出部2070及び非類似イベント除外部2080をさらに有する。
<類似度算出部2070>
類似度算出部2070は、イベントの組み合わせについて類似度を算出する。例として、類似度算出部2070が、(A、a、Z、L、B)という5つのイベントの集合に含まれるイベントについて算出した類似度の一覧を図9に示す。図9は、類似度算出結果300を示している。類似度算出結果300の各行は、イベントの組み合わせ302が示すイベントの組み合わせの類似度を、類似度304に示す。例えば、類似度算出結果300の1行目は、Aとaの類似度が9であることを示している。
ここで図9は、類似度算出部2070が、2つのイベント間の類似度を算出する場合の例である。しかし、類似度算出部2070は、3つ以上のイベント間の類似度を算出してもよい。
類似度算出部2070は、例えば、イベントID、イベントの内容、イベントの発生箇所及びイベント発生日時など、イベントを構成する要素に基づいて、イベント間の類似度を算出する。この場合、例えば類似度算出部2070は、上記各要素と、類似度との関係を表す評価関数を用いる。例えば、評価関数は、イベント間において、上記各要素が一致する度合いに従って加点する関数である。例えば、「イベントAとイベントaは同じアプリケーションから出力されたイベントである」、「イベントAとイベントaは同じ計算機上で発生したイベントである」などの条件ごとに加点する。またこの場合、条件ごとに、加点する点数を別途定義してもよい。
なお、一致度に従って類似度を加点する上記の評価関数は一例であり、上記以外の評価関数を別途定義してもよい。あるいは、ユーザが図示しない入力装置を用いてその他の関数を直接入力するようにしてもよい。
<非類似イベント除外部2080>
非類似イベント除外部2080は、候補イベント情報生成部2040が生成する候補イベントグループから、類似度算出部2070によって算出された類似度が高いイベントの組み合わせのいずれにも含まれないイベントを除外する。
例えば、非類似イベント除外部2080は、イベント間の類似度が高いか否かを判定するために、所定の閾値を用いる。その他にも例えば、非類似イベント除外部2080は、類似度をイベント間の距離と仮定し、イベント間の距離に従ってイベントをクラスタリングすることで、類似度が高いイベントを分類してもよい。具体的には、非類似イベント除外部2080は、類似度が高いほどイベント間の距離が近いと定義し、K平均法やWard法、最短距離法など、その他公知のクラスタリングの手法を用いたクラスタリングを行う。そして、非類似イベント除外部2080は、クラスタリングの結果、同じクラスタに含まれるイベント間の類似度が高いと判断する。
図9に例示した類似度を用いて、非類似イベント除外部2080の動作を具体的に説明する。ここで、イベントパターン分類情報取得部2020が、(A,a,Z,L)という候補イベントグループ1を生成したとする。また、非類似イベント除外部2080は、閾値を用いて、イベント間の類似度が高いか否かを判定するとする。具体的には、非類似イベント除外部2080は、類似度の閾値を5とし、類似度が5以上であるイベント同士は、類似度が高いと判定する。
まず、図9に示す組み合わせのうち、候補イベントグループ1に含まれるイベントの組み合わせを表しているのは、1行目から6行目までである。そして、このうち、類似度が閾値である5を超えているのは、類似度が9である(A,a)の組み合わせのみである。したがって、候補イベントグループに含まれるイベントのうち、ZとLは、閾値以上の類似度を持つ組み合わせである(A,a)に含まれていない。そのため、非類似イベント除外部2080は、ZとLを、候補イベントグループから除外する。その結果、候補イベントグループは、(A,a)となる。
<処理の流れ>
図10は、実施形態2の障害分析支援装置2000が比較パターン情報を生成する処理の流れを示すフローチャートである。ここで、図10のフローチャートにおいて、ステップS202及びS204以外の処理は、図7のフローチャートに示す同符号の処理と同様である。
ステップS202において、類似度算出部2070は、イベントの各組み合わせについて類似度を算出する。
ステップS204において、非類似イベント除外部2080は、候補イベントグループから、類似度算出部2070によって算出された類似度が高い組み合わせのいずれにも含まれないイベントを除外する。
<作用・効果>
情報処理システムにおいて、同じ障害タイプの障害が発生した場合は、類似するイベントが発生すると考えられる。そこで本実施形態の障害分析支援装置2000は、発生する可能性があるイベントを示す候補イベントグループから、他のイベントとの類似度が低いイベントを除外する。こうすることで、本実施形態によれば、複数の候補イベントグループの中から、発生する確率が低いと考えられるイベントが除外される。そのため、比較パターンを用いて障害タイプを判別する際に、障害タイプが正しく判別される可能性が高くなる。
[実施形態3]
図11は、実施形態3に係る障害分析支援装置2000を示すブロック図である。図11において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示す。
<類似イベント付加部2090>
実施形態3の障害分析支援装置2000は、類似イベント付加部2090をさらに有する。類似イベント付加部2090は、候補イベントグループに含まれていないイベントであり、かつ、候補イベントグループに含まれるイベントとの類似度が高いイベントを、候補イベントグループに加える。
実施形態2において例示したイベントの集合である(A,a,Z,L,B)、及び候補イベントグループ1である(A,a,Z,L)を用いて、類似イベント付加部2090の動作を説明する。ここで、イベントの集合(A,a,Z,L,B)に含まれるイベント間の類似度は、図9に示した通りであるとする。また、類似イベント付加部2090は、類似度が5以上であるイベントの組み合わせについて、類似度が高いと判断するとする。
図9において、BとAの類似度は6である。そのため、類似イベント付加部2090は、イベントBが、イベントAとの類似度が高いイベントであると判断する。ここで、Bは、候補イベントグループ1に含まれていないイベントである。
そこで、類似イベント付加部2090は、候補イベントグループ1に含まれていないイベントであり、かつ、候補イベントグループ1に含まれるイベントAとの類似度が高いイベントであるイベントBを、候補イベントグループ1に加える。結果として、候補イベントグループ1は、(A,a,Z,L,B)となる。
また、障害分析支援装置2000は、類似イベント付加部2090と非類似イベント除外部2080の双方を有してもよい。ここで、非類似イベント除外部2080が先に動作したとする。この場合、非類似イベント除外部2080は、候補イベントグループ1から、Z及びLを除外して、候補イベントグループ1を(A,a)にする。次に、類似イベント付加部2090は、候補イベントグループ1にBを加えることで、候補イベントグループ1を、(A,a,B)にする。なお、先に類似イベント付加部2090が候補イベントグループにイベントを付加した後で、類似度算出部2070が候補イベントグループからイベントを除去してもよい。
<処理の流れ>
図12は、実施形態3の障害分析支援装置2000が比較パターン情報を生成する処理の流れを示すフローチャートである。ここで、図12のフローチャートにおいて、ステップS302以外の処理は、図10のフローチャートに示す同符号の処理と同様である。
ステップS302において、類似イベント付加部2090は、候補イベントグループに含まれていないイベントであり、かつ、候補イベントグループに含まれるイベントとの類似度が高いイベントを、候補イベントグループに加える。
<作用・効果>
前述した通り、情報処理システムにおいて、同じ障害タイプの障害が発生した場合、類似するイベントが発生すると考えられる。本実施形態の障害分析支援装置2000は、候補イベントグループに含まれていないイベントのうち、候補イベントグループに含まれているイベントに類似するイベントを、候補イベントグループに追加する。これにより、候補イベントグループに対し、過去に第1障害タイプの障害が発生した時には起こらなかったものの、第1障害タイプの障害が発生した場合に起こる可能性が高いと考えられるイベントを付加することができる。こうすることで、比較パターンは、第1障害タイプの障害が発生した場合に起こりうるイベントのパターンを、より多く網羅することができる。
[実施形態4]
図13は、実施形態4に係る障害分析支援装置2000を示すブロック図である。図13において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示す。
実施形態4の障害分析支援装置2000は、イベント関連情報取得部2100及び相関情報取得部2110をさらに有する。
<イベント関連情報取得部2100>
イベント関連情報取得部2100は、イベント関連情報を取得する。イベント関連情報は、イベントパターンが示すイベントと、そのイベントに関連する情報(以下、関連情報)とを対応付けた情報である。
イベントに対応付けられた関連情報は、例えば、イベントが発生した構成要素である。構成要素は、例えば、ソフトウエア又はハードウエアの別を示す。例えば、イベントに関連する構成要素がハードウエアを示している場合、そのイベントが、ハードウエアで発生したイベントであることを示す。また例えば、構成要素は、イベントが発生した計算機や、その計算機に含まれるハードウエアやソフトウエアの種類や名称を示す。その他にも例えば、構成要素は、イベントが発生した情報処理システムを構成する要素を示してもよい。例えば、ある情報処理システムが、計算機のグループを複数有する場合、システムの構成要素は、これら計算機のグループを示す。その他にも例えば、構成要素は、イベントが発生したソフトウエアレイヤを表す。ソフトウエアレイヤとは、例えば、OS(Operating System)レイヤ、ミドルウエアレイヤ、又はアプリケーションレイヤといったソフトウエアの階層である。
図14は、関連情報としてイベントが発生した構成要素を示すイベント関連情報の構成例を示す図である。図14において、イベント関連情報は、イベント関連情報テーブル400で表されている。イベント関連情報テーブル400は、イベントパターンID402、イベント404、及び関連情報406を有する。例えば、イベント関連情報テーブル400の1行目のレコードは、IDが0010であるイベントパターンが示すイベントAが、Node1で発生したことを示している。
なお、各構成要素は、別途、図15に示す構成情報テーブル500によって関連づけられてもよい。構成情報テーブル500は、構成種別501、グループ502、サブグループ504、及び構成要素506を有する。構成種別501は、グループ502が、ハードウエア(HW)に関連する構成要素のグループなのか、ソフトウエア(SW)に関連する構成要素のグループなのかを示す。
例えば、構成情報テーブル500の1行目のレコードは、Node1が、Nodeというグループ及びサブグループに属することを示している。ここで、ノードとは、計算機のことである。また、このレコードは、Nodeというグループが、HW(Hardware)という構成種別に属していることを示す。
その他にも例えば、構成情報テーブル500の4行目のレコードは、Node1及びNode2という要素が、AP(Application) Layerというサブグループに属していることを示す。同時に、このレコードは、AP Layerというサブグループが、System Layerというグループに属していることも示している。さらに同時に、このレコードは、System Layerというグループが、HWという構成種別に属していることを示している。
その他にも、構成情報テーブル500の11行目のレコードは、AP001及びAP002という要素が、MW0001というサブグループに属していることを示している。ここで、MWは、Middlewareの略である。同時に、このレコードは、MW0001というサブグループが、MWというグループに属していることを示している。さらに同時に、このレコードは、MWというグループが、SW(Software)という構成種別に属していることを示している。
構成情報テーブル500を参照することで、イベントに対応する関連情報を、さらに詳細に取得することができる。例えば、イベント関連情報テーブル400において、IDが0010であるイベントパターンによって示されるイベントAは、Node1と関連づけられている。さらに、Node1は、構成情報テーブル500において、AP LayerやSystem01と対応付けられている。したがって、障害分析支援装置2000は、IDが0010であるイベントパターンによって示されるイベントAに対応する関連情報として、AP LayerやSystem01という関連情報を取得できる。
イベントに対応付けられた関連情報は、その他にも例えば、そのイベントの種類である。図16は、関連情報としてイベントの種類を示すイベント関連情報の構成例を示す図である。図16において、イベント関連情報は、イベント関連情報テーブル600として表されている。イベント関連情報テーブル600の構成は、イベント関連情報テーブル400と同様である。例えば、イベント関連情報テーブル600の1行目のレコードは、IDが0020であるイベントパターンによって示されるイベントCが、Type1という種類のイベントであることを示している。
イベント関連情報取得部2100が、イベント関連情報を取得する方法は様々である。例えばイベント関連情報取得部2100は、イベント関連情報を格納している外部装置から、イベント関連情報を取得する。また、イベント関連情報取得部2100は、障害分析支援装置2000が内部に格納しているイベント関連情報を取得してもよい。また、イベント関連情報取得部2100は、障害分析支援装置2000に対して手動で入力されるイベント関連情報を取得してもよい。
<相関情報取得部2110>
相関情報取得部2110は、相関情報を取得する。相関情報は、複数の関連情報の関係と、この複数の関連情報それぞれと対応付けられているイベントの間の類似性とを対応付けている。
図17は、相関情報の構成例を示す図である。図17において、相関情報は、相関情報テーブル700として表されている。相関情報テーブル700は、相関名702、関連情報704、及び類似性706を有する。
例えば、相関情報テーブル700の1行目のレコードは、同じNodeを示す関連情報に対応付けられている各イベント間の類似性が、+1であることを示している。
相関情報取得部2110が、相関情報を取得する方法は様々である。例えば相関情報取得部2110は、相関情報を格納している外部装置から、相関情報を取得する。また、相関情報取得部2110は、障害分析支援装置2000が内部に格納している相関情報を取得してもよい。また、相関情報取得部2110は、障害分析支援装置2000に対して手動で入力される相関情報を取得してもよい。
<類似度算出部2070>
類似度算出部2070は、イベント関連情報及び相関情報を用いて、イベント間の類似度を算出する。具体的には、類似度算出部2070は、類似度の算出対象である各イベントについて、イベント関連情報を取得する。さらに、類似度算出部2070は、相関情報を用いて、上記複数の関連情報それぞれに対応するイベント間の類似性を取得する。そして、類似度算出部2070は、取得した類似性を用いて、イベント間の類似度を算出する。
例えば、イベント関連情報テーブル400において、IDが0010であるイベントパターンによって示されるイベントAは、Node1という関連情報に対応付けられている。また、IDが0011であるイベントパターンによって示されるイベントCも、Node1という関連情報に対応付けられている。この場合、類似度算出部2070は、相関情報テーブル700の1行目のレコードに従い、上記2つのイベント間の類似度に1を加算する。
その他にも例えば、イベント関連情報テーブル500において、IDが0020のイベントパターンによって示されるイベントCはType1という関連情報と対応付けられている。また、IDが0021であるイベントパターンによって示されているイベントDは、Type3という関連情報と対応付けられている。この場合、類似度算出部2070は、相関情報テーブル700の7行目のレコードに従い、上記2つのイベント間の類似度に1を加算する。
<処理の流れ>
図18は、実施形態4の類似度算出部2070が類似度の算出を行う流れを示すフローチャートである。
ステップS402において、イベント関連情報取得部2100は、イベント関連情報を取得する。
ステップS404において、相関情報取得部2110は、相関情報を取得する。
ステップS406において、類似度算出部2070は、イベント関連情報と相関情報に基づいて、イベント間の類似度を算出する。具体的には、類似度算出部2070は、類似度の算出対象である各イベントに対応するイベント関連情報の関係を用いて、これらのイベント関連情報に対応する類似性を取得する。そして、類似度算出部2070は、取得した類似性を用いて、イベント間の類似度を算出する。
<作用・効果>
本実施形態によれば、イベント間の類似度を算出する際に、各イベントに関連づけられている関連情報の関係と、これらのイベント間の類似性との対応を用いて、これらのイベント間の類似度が算出される。こうすることで、様々なイベントの類似性に従い、イベント間の類似度を正確かつ柔軟に算出することができる。
例えば、違うノードあるいは違うシステムにおいて発生したイベントであっても、同じレイヤに属しているなどの共通点によるイベントの類似性が考慮される。その他にも、例えば、異なるアプリケーション及び異なるシステムにおいて発生したイベントであっても、同じソフトウエア階層に属しているなどの共通点によるイベントの類似性が考慮される。
[実施形態5]
図19は、実施形態5に係る障害分析支援装置2000を示すブロック図である。図19において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示す。
<優先度情報取得部2120>
実施形態5の障害分析支援装置2000は、優先度情報取得部2120をさらに有する。優先度情報取得部2120は、優先度情報を取得する。優先度情報は、関連情報の関係と、優先度との対応付けを示す。
図20は、優先度情報の構成例を示す図である。図20において、優先度情報は、優先度情報テーブル800で表されている。優先度情報テーブル800は、関連情報の関係802及び優先度804を有する。例えば、優先度情報テーブル800の1行目のレコードは、HWに関する関連情報の関係に、5という優先度を対応付けている。これは、Nodeなど、ハードウエアに関する関連情報の関係に対し、5という優先度を対応付けることを示す。
優先度情報取得部2120が、優先度情報を取得する方法は様々である。例えば優先度情報取得部2120は、優先度情報を格納している外部装置から、優先度情報を取得する。また、優先度情報取得部2120は、障害分析支援装置2000が内部に格納している優先度情報を取得してもよい。また、優先度情報取得部2120は、障害分析支援装置2000に対して手動で入力される優先度情報を取得してもよい。
<類似度算出部2070>
類似度算出部2070は、複数の相関情報を用いて複数のイベント間の類似度を算出する際に、各相関情報が示す類似性に重み付けを行う。具体的には、類似度算出部2070は、優先度が高い関連情報の関係に対応付けられているイベント間の類似性に、大きい重みを付与する。そして、類似度算出部2070は、重みが付与された複数の類似性を用いて、イベント間の類似度を算出する。
例えば類似度算出部2070は、以下の数式1を用いて類似度を算出する。wkは、関連情報の関係に対応付けられた優先度を示す。dkは、関連情報の関係に対応する類似性を示す。数式1を用いることで、類似度算出部2070は、相関情報ごとに示される類似性に対し、優先度による重み付けを行った重み付き平均として、イベント間の類似度を算出する。
Figure 0006079243
<処理の流れ>
図21は、実施形態5の類似度算出部2070が類似度を算出する流れを示すフローチャートである。図21において、ステップS402及びステップS404は、図18が示すステップS402及びステップS404と同じである。
ステップS502において、優先度情報取得部2120は、優先度情報を取得する。
ステップS504において、類似度算出部2070は、各相関情報が示すイベント間の類似性に対し、重み付けを行う。類似度算出部2070は、優先度が高い関連情報の関係に対応付けられているイベント間の類似性に、大きい重みを付与する。
ステップS506において、類似度算出部2070は、重みが付与されたイベント間の類似性を用いて、イベント間の類似度を算出する。
<作用・効果>
イベントには、複数の関連情報が紐付いている場合がある。例えば、イベントに対して、イベントの種類と、イベントが起こった構成要素の2つの関連情報が紐付いている場合が考えられる。この場合、イベント間の類似度を算出する際に、イベントの種類の関係と、イベントが起こった構成要素の関係とで、優先度が異なることがある。ここで、関連情報の関係に対応する優先度は、例えば、関連情報の関係の重要度などである。本実施形態によれば、イベントの関連情報に関する複数の関係それぞれについて付与されている優先度を用いて、関連情報の関係に紐付いているイベント間の類似性に重み付けが行われる。したがって、本実施形態の障害分析支援装置2000を利用することで、イベントの関連情報に関する複数の関係の優先度を考慮して、イベント間の類似性が算出される。これにより、イベント間の類似度が、より正確かつ柔軟に算出される。
[実施形態6]
図22は、実施形態6に係る障害分析支援装置2000を示すブロック図である。図22において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示す。
実施形態6の障害分析支援装置2000は、被検査イベントパターン取得部2140及び障害タイプ判別部2160をさらに有する。
<被検査イベントパターン取得部2140>
被検査イベントパターン取得部2140は、被検査イベントパターンを取得する。被検査イベントパターンは、障害分析支援装置2000によって、対応する障害タイプを判別されるイベントパターンである。例えば被検査イベントパターンは、新しく発生した障害に関連づけられたイベントのパターンである。
被検査イベントパターン取得部2140が、被検査イベントパターンを取得する方法は様々である。例えば被検査イベントパターン取得部2140は、被検査イベントパターンを格納している外部装置から、被検査イベントパターンを取得する。また、被検査イベントパターン取得部2140は、障害分析支援装置2000が内部に格納している被検査イベントパターンを取得してもよい。また、被検査イベントパターン取得部2140は、障害分析支援装置2000に対して手動で入力される被検査イベントパターンを取得してもよい。
<障害タイプ判別部2160>
障害タイプ判別部2160は、被検査イベントパターンに対応する障害タイプを判別する。具体的には、障害タイプ判別部2160は、比較パターン情報生成部2060が生成した比較パターンと、被検査イベントパターンとのマッチングを行う。そして、比較パターン情報生成部2060は、比較パターンと被検査イベントパターンとが一致又は類似している場合、比較パターン情報においてこの比較パターンと対応付けられている障害タイプが、被検査パターンに対応する障害タイプであると判別する。
例えば、被検査イベントパターン取得部2140が、「A、A、B、Z、L」という被検査イベントパターン1を取得したとする。また、比較パターン情報生成部2060が生成した比較パターン情報が、図3で表されているとする。ここで、被検査イベントパターン「A、A、B、Z、L」は、「(A,a)、(A,a)、B、Z、(L,P)」という比較パターンと一致する。この場合、比較パターン情報生成部2060は、被検査パターン1の障害タイプが、AAA0001であると判別する。
ここで、障害タイプ判別部2160が、被検査イベントパターンと比較パターンが類似していると判定する方法は様々である。例えば、障害タイプ判別部2160は、被検査イベントパターンが示すイベントと、比較パターンが示すイベント又はイベントの集合との一致度合いを算出する。そして、障害タイプ判別部2160は、この一致度合いが、所定の閾値以上である場合に、被検査イベントパターンが、比較パターンに類似していると判別する。
例えば、被検査イベントパターン取得部2140が、「A、A、B、Z、X」という被検査イベントパターン2を取得したとする。また障害タイプ判別部2160が用いる上記所定の閾値は、70%であるとする。被検査イベントパターン2と、上述した「(A,a)、(A,a)、B、Z、(L,P)」という比較パターンは、4箇所の順位において、イベントが一致している。そこで、障害タイプ判別部2160は、この2つのイベントパターンの一致度合いを、80%と算出する。したがって、この2つのイベントパターンの一致度合いは、閾値である70%を超えている。そのため、障害タイプ判別部2160は、被検査イベントパターン2が、上記比較パターンと類似していると判定する。その結果、障害タイプ判別部2160は、被検査イベントパターン2の障害タイプが、AAA0001であると判別する。
<処理の流れ>
図23は、実施形態6に係る障害分析支援装置が、被検査イベントパターンに対応する障害タイプを判別する流れを示すフローチャートである。
ステップS602において、被検査イベントパターン取得部2140は、被検査イベントパターンを取得する。
ステップS604において、障害タイプ判別部2160は、被検査イベントパターンと一致又は類似する比較パターンがあるか否かを判定する。被検査イベントパターンと一致する比較パターンがある場合、図23の処理は、ステップS606に進む。一方、被検査イベントパターンと一致又は類似する比較パターンが無い場合、図23の処理は終了する。
ステップS606において、障害タイプ判別部2160は、被検査イベントパターンの障害タイプが、被検査イベントパターンと一致又は類似する比較パターンに紐付けられている障害タイプであると判別する。
<作用・効果>
本実施形態によれば、被検査イベントパターンの障害タイプが、比較パターンを用いて判別される。そのため、被検査イベントパターンが、過去に記録されたどのイベントパターンにも該当しない場合であっても、被検査イベントパターンに対応する障害のタイプを判別することができる。また、本実施形態の障害分析支援装置2000は、障害タイプ判別部2160を用いて、被検査イベントパターンの障害タイプを自動で判別する。そのため、本実施形態の障害分析支援装置2000を利用することで、被検査イベントパターンに対応する障害タイプの判別に要する労力及び時間が少なくなる。
[実施形態7]
図24は、実施形態7に係る障害分析支援装置2000を示すブロック図である。図24において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示す。
実施形態7の障害分析支援装置2000は、障害情報取得部2180及び障害事例出力部2200を有する。
<障害情報取得部2180>
障害情報取得部2180は、障害タイプと、障害事例との対応付けを示す障害情報を取得する。障害事例は、障害に関する情報を示す。障害に関する情報は、例えば、障害の内容、障害の原因、障害に対する対処方法である。その他にも例えば、障害事例は、過去に障害が発生した日時、過去の障害に対応した担当部署、過去の障害に対応した担当者、及び過去の障害に対応した際に使用したソフトウエアなどを表す。
図25は、障害情報の構成例を示す図である。図25において、障害情報は、障害情報テーブル900として表されている。障害情報テーブル900は、障害タイプ902及び障害事例904を有する。また、障害事例904は、障害内容906、障害原因908、及び対処方法910を含んでいる。例えば、障害情報テーブル900の1行目のレコードは、障害タイプAAA0001の障害について、障害の内容はリクエスト失敗であり、障害の原因はAPのバグであり、障害に対する対処方法は、サーバの再起動であることを示す。
障害情報取得部2180が、障害情報を取得する方法は様々である。例えば障害情報取得部2180は、障害情報を格納している外部装置から、障害情報を取得する。また、障害情報取得部2180は、障害分析支援装置2000が内部に格納している障害情報を取得してもよい。また、障害情報取得部2180は、障害分析支援装置2000に対して手動で入力される障害情報を取得してもよい。
<障害事例出力部2200>
障害事例出力部2200は、障害タイプ判別部2160によって判別された被検査イベントパターンの障害タイプに基づき、障害情報において、この障害タイプと紐付けられている障害事例を出力する。
例えば、実施形態6に記載した具体例では、障害タイプ判別部2160により、「A、A、B、Z、L」という被検査イベントパターンの障害タイプが、AAA0001であると判別された。この場合、障害事例出力部2200は、障害情報において、AAA0001という障害タイプと紐付けられている障害事例を出力する。例えば、障害情報が、図25の障害情報テーブル900で表される場合、障害事例出力部2200は、図25の1行目のレコードに含まれる情報を出力する。
また、障害事例出力部2200は、障害タイプに対応する情報として、障害情報以外の情報をさらに出力してもよい。例えば、障害事例出力部2200は、障害タイプ判別部2160が、比較パターンと被検査パターンとの一致度合いを算出した結果、この比較パターンと被検査パターンが類似していると判定したとする。この場合、障害事例出力部2200は、障害情報に加え、上記算出された一致度合いを出力してもよい。この一致度合いは、例えば、障害事例出力部2200が出力する障害事例が、どの程度参考になる情報であるかを示す度合いとして利用することができる。
<処理の流れ>
図26は、実施形態7に係る障害分析支援装置が、障害事例を出力する流れを示すフローチャートである。図26において、ステップS602〜ステップS606の処理は、図23が示すステップS602〜ステップS606と同様の処理である。
ステップS702において、障害情報取得部2180は、障害情報を取得する。
ステップS704において、障害事例出力部2200は、被検査イベントパターンに対応すると判別された障害タイプについて、その障害タイプに対応する障害事例を出力する。
<作用・効果>
本実施形態によれば、被検査イベントパターンに対応すると判別された障害タイプに基づき、その障害タイプに対応する障害事例が出力される。したがって、本実施形態の障害分析支援装置2000を利用することで、障害が発生した際に、その障害に関連する被検査イベントパターンに対応する障害事例を得ることができる。
ここで、障害分析支援装置2000は、比較パターンを用いて、被検査イベントパターンに対応する障害事例タイプを判別する。したがって、被検査イベントパターンに一致するイベントパターンが過去の事例に含まれていない場合であっても、被検査イベントパターンに対応する障害タイプを判別し、判別した障害タイプに対応する障害事例を得ることができる。したがって、本実施形態の障害分析支援装置2000によれば、新しく発生した障害に対応する過去の事例を取得する際に、発生した障害と同じタイプの障害に該当する過去の事例を、漏れなく出力することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態及び変形例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記実施形態及び変形例の組み合わせ、及び上記実施形態及び変形例以外の様々な構成を採用することもできる。
さらに、本発明は、情報処理システムの障害の分析支援に限らず、種々のインシデントの分析支援に応用することが可能である。具体的には、インシデントのタイプを、上述した障害タイプに対応させ、インシデントに関連するイベントのパターンを、上述したイベントパターンに対応させる。こうすることで、本発明は、インシデントに関連するイベントのパターンに基づいてインシデントのタイプを判別し、そのタイプに対応する過去のインシデントの事例を出力する装置となる。こうすることで、インシデントに関連するイベントのパターンに対応する、過去のインシデントの事例を、漏れなく検索することができる。
<付記>
(付記1)
障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得手段と、
第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成手段と、
第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成手段と、
を有する障害分析支援装置。
(付記2)
イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出手段と、
候補イベントグループから、該候補イベントグループに含まれるイベントの組み合わせのうち、類似度が高いいずれの組み合わせにも含まれないイベントを除外する非類似イベント除外手段と、
を有する付記1記載の障害分析支援装置。
(付記3)
イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出手段と、
候補イベントグループに含まれていないイベントであり、かつ、該候補イベントグループに含まれるイベントとの類似度が高いイベントを、該候補イベントグループに加える類似イベント付加手段と、
を有する付記1又は2記載の障害分析支援装置。
(付記4)
イベントパターンが示すイベントと、該イベントに関連する関連情報とを対応付けたイベント関連情報を取得するイベント関連情報取得手段と、
複数の関連情報の関係と、該複数の関連情報それぞれに対応付けられているイベント間の類似性と、を対応付けた相関情報を取得する相関情報取得手段と、
を有し、
類似度算出手段は、イベントパターンを用いて、類似度の算出対象であるイベントそれぞれに紐付いている関連情報を取得し、相関情報を用いて、取得した複数の関連情報の関係に対応する該複数のイベント間の類似性を取得し、取得した類似性に基づいて、該複数のイベント間の類似度を算出すること、
を特徴とする付記2又は3記載の障害分析支援装置。
(付記5)
関連情報は、イベントが発生した構成要素、又はイベントの種類のうち、いずれか1つ以上を示すことを特徴とする付記4記載の障害分析支援装置。
(付記6)
複数の関連情報の関係と、優先度とを対応付けた優先度情報を取得する優先度情報取得手段を有し、
類似度算出手段は、複数の相関情報を用いて複数のイベント間の類似度を算出する際、優先度が高い関連情報の関係に対応付けられているイベント間の類似性に対して、大きい重みを付与し、重みを付与したイベント間の類似性を用いて、該複数のイベント間の類似度を算出すること、
を特徴とする付記4又は5に記載の障害分析支援装置。
(付記7)
検査対象のイベントパターンである被検査イベントパターンを取得する被検査イベントパターン取得手段と、
被検査イベントパターンと比較パターンとが類似又は一致している場合、被検査イベントパターンに対応する障害タイプが、比較パターンに対応付けられている障害タイプであると判別する障害タイプ判別手段と、
を有する付記1乃至6いずれか一つに記載の障害分析支援装置。
(付記8)
障害タイプと障害事例との対応付けを示す障害情報を取得する障害情報取得手段と、
障害情報において、障害タイプ判別手段によって被検査イベントパターンに対応すると判別された障害タイプに対応付けられている障害事例を出力する障害事例出力手段と、
を有する付記7記載の障害分析支援装置。
(付記9)
コンピュータに、障害分析支援装置として動作する機能を持たせるプログラムであって、
前記コンピュータに、
障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得機能と、
第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成機能と、
第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成機能と、
を持たせるプログラム。
(付記10)
前記コンピュータに、
イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出機能と、
候補イベントグループから、該候補イベントグループに含まれるイベントの組み合わせのうち、類似度が高いいずれの組み合わせにも含まれないイベントを除外する非類似イベント除外機能と、
を持たせる付記9記載のプログラム。
(付記11)
前記コンピュータに、
イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出機能と、
候補イベントグループに含まれていないイベントであり、かつ、該候補イベントグループに含まれるイベントとの類似度が高いイベントを、該候補イベントグループに加える類似イベント付加機能と、
を持たせる付記9又は10記載のプログラム。
(付記12)
前記コンピュータに、
イベントパターンが示すイベントと、該イベントに関連する関連情報とを対応付けたイベント関連情報を取得するイベント関連情報取得機能と、
複数の関連情報の関係と、該複数の関連情報それぞれに対応付けられているイベント間の類似性と、を対応付けた相関情報を取得する相関情報取得機能と、
を持たせ、
類似度算出機能は、イベントパターンを用いて、類似度の算出対象であるイベントそれぞれに紐付いている関連情報を取得し、相関情報を用いて、取得した複数の関連情報の関係に対応する該複数のイベント間の類似性を取得し、取得した類似性に基づいて、該複数のイベント間の類似度を算出すること、
を特徴とする付記10又は11記載のプログラム。
(付記13)
関連情報は、イベントが発生した構成要素、又はイベントの種類のうち、いずれか1つ以上を示すことを特徴とする付記12記載のプログラム。
(付記14)
前記コンピュータに、複数の関連情報の関係と、優先度とを対応付けた優先度情報を取得する優先度情報取得機能を持たせ、
類似度算出機能は、複数の相関情報を用いて複数のイベント間の類似度を算出する際、優先度が高い関連情報の関係に対応付けられているイベント間の類似性に対して、大きい重みを付与し、重みを付与したイベント間の類似性を用いて、該複数のイベント間の類似度を算出すること、
を特徴とする付記12又は13に記載のプログラム。
(付記15)
前記コンピュータに、
検査対象のイベントパターンである被検査イベントパターンを取得する被検査イベントパターン取得機能と、
被検査イベントパターンと比較パターンとが類似又は一致している場合、被検査イベントパターンに対応する障害タイプが、比較パターンに対応付けられている障害タイプであると判別する障害タイプ判別機能と、
を持たせる付記9乃至14いずれか一つに記載のプログラム。
(付記16)
前記コンピュータに、
障害タイプと障害事例との対応付けを示す障害情報を取得する障害情報取得機能と、
障害情報において、障害タイプ判別機能によって被検査イベントパターンに対応すると判別された障害タイプに対応付けられている障害事例を出力する障害事例出力機能と、
を持たせる付記15記載のプログラム。
(付記17)
コンピュータによって実行される障害分析支援方法であって、
障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得ステップと、
第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成ステップと、
第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成ステップと、
を有する障害分析支援方法。
(付記18)
イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出ステップと、
候補イベントグループから、該候補イベントグループに含まれるイベントの組み合わせのうち、類似度が高いいずれの組み合わせにも含まれないイベントを除外する非類似イベント除外ステップと、
を有する付記17記載の障害分析支援方法。
(付記19)
イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出ステップと、
候補イベントグループに含まれていないイベントであり、かつ、該候補イベントグループに含まれるイベントとの類似度が高いイベントを、該候補イベントグループに加える類似イベント付加ステップと、
を有する付記17又は18記載の障害分析支援方法。
(付記20)
イベントパターンが示すイベントと、該イベントに関連する関連情報とを対応付けたイベント関連情報を取得するイベント関連情報取得ステップと、
複数の関連情報の関係と、該複数の関連情報それぞれに対応付けられているイベント間の類似性と、を対応付けた相関情報を取得する相関情報取得ステップと、
を有し、
類似度算出ステップは、イベントパターンを用いて、類似度の算出対象であるイベントそれぞれに紐付いている関連情報を取得し、相関情報を用いて、取得した複数の関連情報の関係に対応する該複数のイベント間の類似性を取得し、取得した類似性に基づいて、該複数のイベント間の類似度を算出すること、
を特徴とする付記18又は19記載の障害分析支援方法。
(付記21)
関連情報は、イベントが発生した構成要素、又はイベントの種類のうち、いずれか1つ以上を示すことを特徴とする付記20記載の障害分析支援方法。
(付記22)
複数の関連情報の関係と、優先度とを対応付けた優先度情報を取得する優先度情報取得ステップを有し、
類似度算出ステップは、複数の相関情報を用いて複数のイベント間の類似度を算出する際、優先度が高い関連情報の関係に対応付けられているイベント間の類似性に対して、大きい重みを付与し、重みを付与したイベント間の類似性を用いて、該複数のイベント間の類似度を算出すること、
を特徴とする付記20又は21に記載の障害分析支援方法。
(付記23)
検査対象のイベントパターンである被検査イベントパターンを取得する被検査イベントパターン取得ステップと、
被検査イベントパターンと比較パターンとが類似又は一致している場合、被検査イベントパターンに対応する障害タイプが、比較パターンに対応付けられている障害タイプであると判別する障害タイプ判別ステップと、
を有する付記17乃至22いずれか一つに記載の障害分析支援方法。
(付記24)
障害タイプと障害事例との対応付けを示す障害情報を取得する障害情報取得ステップと、
障害情報において、障害タイプ判別ステップによって被検査イベントパターンに対応すると判別された障害タイプに対応付けられている障害事例を出力する障害事例出力ステップと、
を有する付記23記載の障害分析支援方法。
100 イベントパターン分類情報テーブル
102 イベントパターンID
104 イベントパターン
106 障害タイプ
200 比較パターン情報テーブル
202 障害タイプ
204 比較パターン
250 候補イベント情報
300 類似度算出結果
302 イベントの組み合わせ
304 類似度
400 イベント関連情報テーブル
402 イベントパターンID
404 イベント
406 関連情報
500 構成情報テーブル
501 構成種別
502 グループ
504 サブグループ
506 構成要素
600 イベント関連情報
602 イベントパターンID
604 イベント
606 関連情報
700 相関情報テーブル
702 相関名
704 関連情報
706 類似性
800 優先度情報テーブル
802 関連情報の関係
804 優先度
900 障害情報テーブル
902 障害タイプ
904 障害事例
906 障害内容
908 障害原因
910 対処方法
1020 バス
1040 CPU
1060 RAM
1080 ストレージ
1220 イベントパターン分類情報取得モジュール
1240 候補イベント情報生成モジュール
1260 比較パターン情報生成モジュール
2000 障害分析支援装置
2020 イベントパターン分類情報取得部
2040 候補イベント情報生成部
2060 比較パターン情報生成部
2070 類似度算出部
2080 非類似イベント除外部
2090 類似イベント付加部
2100 イベント関連情報取得部
2110 相関情報取得部
2120 優先度情報取得部
2140 被検査イベントパターン取得部
2160 障害タイプ判別部
2180 障害情報取得部
2200 障害事例出力部

Claims (11)

  1. 障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得手段と、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成手段と、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成手段と、
    イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出手段と、
    候補イベントグループから、該候補イベントグループに含まれるイベントの組み合わせのうち、類似度が高いいずれの組み合わせにも含まれないイベントを除外する非類似イベント除外手段と、
    を有する障害分析支援装置。
  2. 障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得手段と、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成手段と、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成手段と、
    イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出手段と、
    候補イベントグループに含まれていないイベントであり、かつ、該候補イベントグループに含まれるイベントとの類似度が高いイベントを、該候補イベントグループに加える類似イベント付加手段と、
    を有する障害分析支援装置。
  3. イベントパターンが示すイベントと、該イベントに関連する関連情報とを対応付けたイベント関連情報を取得するイベント関連情報取得手段と、
    複数の関連情報の関係と、該複数の関連情報それぞれに対応付けられているイベント間の類似性と、を対応付けた相関情報を取得する相関情報取得手段と、
    を有し、
    類似度算出手段は、イベントパターンを用いて、類似度の算出対象であるイベントそれぞれに紐付いている関連情報を取得し、相関情報を用いて、取得した複数の関連情報の関係に対応する該複数のイベント間の類似性を取得し、取得した類似性に基づいて、該複数のイベント間の類似度を算出すること、
    を特徴とする請求項又は記載の障害分析支援装置。
  4. 関連情報は、イベントが発生した構成要素、又はイベントの種類のうち、いずれか1つ以上を示すことを特徴とする請求項記載の障害分析支援装置。
  5. 複数の関連情報の関係と、優先度とを対応付けた優先度情報を取得する優先度情報取得手段を有し、
    類似度算出手段は、複数の相関情報を用いて複数のイベント間の類似度を算出する際、優先度が高い関連情報の関係に対応付けられているイベント間の類似性に対して、大きい重みを付与し、重みを付与したイベント間の類似性を用いて、該複数のイベント間の類似度を算出すること、
    を特徴とする請求項又はに記載の障害分析支援装置。
  6. 検査対象のイベントパターンである被検査イベントパターンを取得する被検査イベントパターン取得手段と、
    被検査イベントパターンと比較パターンとが類似又は一致している場合、被検査イベントパターンに対応する障害タイプが、比較パターンに対応付けられている障害タイプであると判別する障害タイプ判別手段と、
    を有する請求項1乃至いずれか一項に記載の障害分析支援装置。
  7. 障害タイプと障害事例との対応付けを示す障害情報を取得する障害情報取得手段と、
    障害情報において、障害タイプ判別手段によって被検査イベントパターンに対応すると判別された障害タイプに対応付けられている障害事例を出力する障害事例出力手段と、
    を有する請求項記載の障害分析支援装置。
  8. コンピュータに、障害分析支援装置として動作する機能を持たせるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得機能と、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成機能と、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成機能と、
    イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出機能と、
    候補イベントグループから、該候補イベントグループに含まれるイベントの組み合わせのうち、類似度が高いいずれの組み合わせにも含まれないイベントを除外する非類似イベント除外機能と、
    を持たせるプログラム。
  9. コンピュータに、障害分析支援装置として動作する機能を持たせるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得機能と、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成機能と、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成機能と、
    イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出機能と、
    候補イベントグループに含まれていないイベントであり、かつ、該候補イベントグループに含まれるイベントとの類似度が高いイベントを、該候補イベントグループに加える類似イベント付加機能と、
    を持たせるプログラム。
  10. コンピュータによって実行される障害分析支援方法であって、
    障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得ステップと、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成ステップと、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成ステップと、
    イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出ステップと、
    候補イベントグループから、該候補イベントグループに含まれるイベントの組み合わせのうち、類似度が高いいずれの組み合わせにも含まれないイベントを除外する非類似イベント除外ステップと、
    を有する障害分析支援方法。
  11. コンピュータによって実行される障害分析支援方法であって、
    障害タイプと、複数のイベントが順序付けて示されているイベントパターンとの対応付けを示すイベントパターン分類情報を取得するイベントパターン分類情報取得ステップと、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンが、同一の順位に、異なるイベントを示している場合に、各イベントパターンによって該順位に示されているイベントの集合である候補イベントグループと、該順位との対応付けを示す候補イベント情報を生成する候補イベント情報生成ステップと、
    第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、同一のイベントが示されている順位を、該イベントに付与し、第1障害タイプを示す複数のイベントパターン分類情報によって示される各イベントパターンにより、異なるイベントが示されている順位を、候補イベント情報によって該順位に対応付けられている候補イベントグループに付与して成る比較パターンと、第1障害タイプとを対応付けた比較パターン情報を生成する比較パターン情報生成ステップと、
    イベントの組み合わせについて類似度を算出する類似度算出ステップと、
    候補イベントグループに含まれていないイベントであり、かつ、該候補イベントグループに含まれるイベントとの類似度が高いイベントを、該候補イベントグループに加える類似イベント付加ステップと、
    を有する障害分析支援方法。
JP2013002495A 2013-01-10 2013-01-10 障害分析支援装置、障害分析支援方法、及びプログラム Active JP6079243B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013002495A JP6079243B2 (ja) 2013-01-10 2013-01-10 障害分析支援装置、障害分析支援方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013002495A JP6079243B2 (ja) 2013-01-10 2013-01-10 障害分析支援装置、障害分析支援方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014134956A JP2014134956A (ja) 2014-07-24
JP6079243B2 true JP6079243B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=51413170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013002495A Active JP6079243B2 (ja) 2013-01-10 2013-01-10 障害分析支援装置、障害分析支援方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6079243B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4030324A4 (en) * 2019-10-09 2023-05-10 Nippon Telegraph And Telephone Corporation LEVEL ESTIMATE DEVICE, LEVEL ESTIMATE METHOD, AND LEVEL ESTIMATE PROGRAM

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6638260B2 (ja) * 2015-08-24 2020-01-29 富士電機株式会社 情報提供装置、情報提供方法、及びプログラム
CN108885724B (zh) * 2016-04-08 2022-02-25 三菱电机株式会社 信息处理装置、信息处理方法和计算机可读的记录介质
JP6717067B2 (ja) 2016-06-13 2020-07-01 富士通株式会社 対処履歴分析プログラム、方法、及び装置
JP7167714B2 (ja) * 2016-11-29 2022-11-09 日本電気株式会社 異常判定装置、異常判定方法、及び異常判定プログラム
JP6789844B2 (ja) * 2017-02-22 2020-11-25 三菱電機株式会社 類似関数抽出装置および類似関数抽出プログラム
WO2019026171A1 (ja) * 2017-08-01 2019-02-07 株式会社日立製作所 ストレージシステムの管理システム
JP7156543B2 (ja) * 2019-08-20 2022-10-19 日本電信電話株式会社 パターン抽出およびルール生成装置、方法およびプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4746850B2 (ja) * 2004-06-21 2011-08-10 富士通株式会社 パターン生成プログラム
JP5541130B2 (ja) * 2010-12-10 2014-07-09 富士通株式会社 管理装置、管理方法および管理用プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4030324A4 (en) * 2019-10-09 2023-05-10 Nippon Telegraph And Telephone Corporation LEVEL ESTIMATE DEVICE, LEVEL ESTIMATE METHOD, AND LEVEL ESTIMATE PROGRAM

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014134956A (ja) 2014-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6079243B2 (ja) 障害分析支援装置、障害分析支援方法、及びプログラム
JP5874936B2 (ja) 運用管理装置、運用管理方法、及びプログラム
US9612898B2 (en) Fault analysis apparatus, fault analysis method, and recording medium
US20160378583A1 (en) Management computer and method for evaluating performance threshold value
CN111814999B (zh) 一种故障工单生成方法、装置、设备
CN105637432A (zh) 识别被监控实体的异常行为
US11429574B2 (en) Computer system diagnostic log chain
Bhaduri et al. Detecting abnormal machine characteristics in cloud infrastructures
CN111949480B (zh) 一种基于组件感知的日志异常检测方法
CN111240876B (zh) 微服务的故障定位方法、装置、存储介质及终端
JP2012186667A (ja) ネットワーク障害検出装置、ネットワーク障害検出装置のネットワーク障害検出方法およびネットワーク障害検出プログラム
CN112769615B (zh) 一种异常分析方法及装置
CN113835918A (zh) 一种服务器故障分析方法及装置
JP5668425B2 (ja) 障害検知装置、情報処理方法、およびプログラム
US8478575B1 (en) Automatic anomaly detection for HW debug
EP3099012A1 (en) A method for determining a topology of a computer cloud at an event date
CN114327988B (zh) 一种可视化网络故障关系确定方法和装置
US9684556B2 (en) Method and apparatus for a self-adjusting calibrator
CN112966056B (zh) 一种信息处理方法、装置、设备、系统及可读存储介质
CN116149926A (zh) 业务指标的异常监测方法、装置、设备及存储介质
JP2010108266A (ja) 障害検知装置、障害検知方法、障害検知プログラム、単語集作成装置、及び障害発生分析装置
CN114445162A (zh) 反向追溯企业发票系统配置的方法
CN114428704A (zh) 全链路分布式监控的方法、装置、计算机设备和存储介质
CN116738216B (zh) 预警大数据的关联处理方法和装置
CN115829543B (zh) 基于故障需检区间的电力设备预防性试验有效性确定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6079243

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150