JPH10254360A - 携帯用電子機器 - Google Patents
携帯用電子機器Info
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- JPH10254360A JPH10254360A JP9279483A JP27948397A JPH10254360A JP H10254360 A JPH10254360 A JP H10254360A JP 9279483 A JP9279483 A JP 9279483A JP 27948397 A JP27948397 A JP 27948397A JP H10254360 A JPH10254360 A JP H10254360A
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Abstract
べることなく機器の外部から判定できる様にする。 【解決手段】水に浸漬されることで変化するインクを付
着させたインクシール4を機器1の所要位置に貼付する
ことにより、機器内部に水が浸入すると、インクシール
が滲み変色したことが機器外部から確認できる。
Description
調べなくても、機器が水の中に浸かり、機器内部が浸水
したことが機器の外部から判定可能な携帯用電子機器に
関するものである。
等携帯用電子機器の故障の1つに、機器の浸水による回
路のショート等が原因であるものがある。然し乍ら、携
帯用電子機器の発売後の保証範囲には機器の浸水による
故障についての修理は含まれないことが多い。
るものなのかその他の事故によるものなのかの判定は機
器自体を目視しただけでは非常に困難であり、ケースの
ネジ等を外して分解し、機器内部を調べて判定してい
た。
調べた結果、機器の故障原因が浸水によるものだと判定
しても、機器の浸水事実を証明する手段がない為、無償
の修理を余儀なくされているという問題があった。
スのネジ等を外す作業は大変煩わしく、場合によっては
検査機器の使用が必要であり、時間が掛かり、効率の悪
いものとなっていた。
器の浸水について機器の内部を調べることなく、機器の
外部から判定できる様にすると共に浸水のあったことを
記録できる様にしたものである。
ることで変化するインクを付着させたインクシールを機
器の所要位置に貼付した携帯用電子機器に係り、又前記
インクシールを機器内部の所要位置に貼付し、機器ケー
スに前記インクシールを透視可能な孔を穿設すると共に
該孔が透明部材で覆われた携帯用電子機器に係り、又機
器ケースに孔を穿設し、該孔を前記インクシールのイン
ク付着部分が塞ぐ様、前記インクシールを機器外部から
貼付した携帯用電子機器に係り、又前記インクシールを
機器内部の所要位置に貼付し、機器ケースを透明部材と
し、該機器ケースを前記インクシールが透視可能な窓を
残して塗装した携帯用電子機器に係り、又前記インクシ
ールが銘板シールである携帯用電子機器に係り、更に又
前記インクシールのインク付着部分が判定マークを表し
ている携帯用電子機器に係るものである。
水が浸入すると、インクシールが滲み変色したことが機
器外部から確認できる。
第1の実施の形態を説明する。尚、以下は本発明を携帯
電話機に実施した場合について説明する。
使用する携帯電話機1の背面を示し、図2は該携帯電話
機1の一部を破断した側面を示す。図中、2は該携帯電
話機1のケース、3は透明部材から成る透明シール、4
は水に浸漬されることにより滲み変色するインクを付着
させたインクシール、5はアンテナを示す。
いる。前記ケース2の背面側に前記電池パックにより充
填可能な欠切部6を形成する。該欠切部6の適宜箇所に
前記ケース2内部が覗ける小孔7を穿設し、該小孔7を
塞ぐ様に前記ケース2の外側から前記透明シール3を貼
付する。該透明シール3は水の浸入を防止し得る所要な
大きさとすると共に所要の接着力を与える。
を塞ぐ様に前記インクシール4を貼付する。
1が水に浸かり、機器内部に水が浸入した場合、ケース
2内部に設けた前記インクシール4が滲み変色したこと
が前記透明シール3、前記小孔7を介して機器外部から
確認できる。従って、機器の故障原因を判定する為にケ
ース2のネジ等を外して機器内部を調べる必要はない。
する部分のみ透明な材質とすればよく、残りの部分につ
いては機器の銘板とすることも可能である。又、前記欠
切部6に前記電池パックを装填することにより前記透明
シール3は覆い隠すことができる。
の内側から前記小孔7に貼付したが、図3に示す様に、
前記小孔7近傍の部品8に前記小孔7に対峙させて貼付
することも可能である。
実施の形態を説明する。尚、図4、図5中、図1、図2
中で示したものと同一のものには同符号を付し、説明を
省略する。
の正面を示し、図5は該携帯電話機10の一部を破断し
た側面を示す。図中11は該携帯電話機10のケース、
12は表示内容を見る為の透明部材から成る表示窓を示
す。
該ケース11の正面側に該ケース11内部が覗ける角孔
13を穿設する。前記表示窓12は、前記ケース11の
正面側から前記角孔13に嵌合可能とし、前記ケース1
1の正面側は前記表示窓12を前記角孔13に嵌合する
ことにより面一に塞がれる。
前記角孔13近傍の部品14に前記角孔13に対峙させ
て貼付する。
記携帯電話機10の内部が浸水した場合、前記インクシ
ール4を前記表示窓12、前記角孔13を介して機器外
部から確認できる。
実施の形態について説明する。尚、図6〜図8中、図
1、図2中で示したものと同一のものには同符号を付
し、説明を省略する。
使用する携帯電話機20の一部を破断した側面、図7は
インクシール21の側断面、図8は該インクシール21
の裏面をそれぞれ示す。
裏面中央に水に浸漬されることにより滲み変色するイン
ク紙片23が貼設されており、該インク紙片23と該イ
ンク紙片23周縁の空白部分24を除いて前記インクシ
ール21の裏面には接着剤25が付着されている。
穿設し、該小孔7と前記インク紙片23が対応する様に
前記インクシール21を前記ケース2の外側から貼付す
る。
記携帯電話機20の内部が浸水した場合、インク紙片2
3が滲み変色するのを機器外部から確認できる。
に空白部分を設けたが、空白部分はなくてもよく、又イ
ンク紙片は透明シートの裏面中央に貼設したが、裏面中
央に限らず、適宜な場所で構わない。更に、インク紙片
は貼設したが、透明シートの裏面に同様の性質のインク
を印刷してもよい。
ンクシールの応用例を説明する。尚、図9中、図7、図
8中で示したものと同一のものには同符号を付し、説明
を省略する。該応用例ではインクシールを銘板シール2
6として使用するものである。
造年月日等の表示文字27が印刷され、該表示文字27
と重ならない適宜な位置の裏側に水に浸漬されることに
より滲み変色するインク紙片23が貼設されている。該
インク紙片23と該インク紙片23周縁の空白部分24
を除いて前記銘板シール26の裏面には接着剤25が付
着されている。又、前記銘板シール26の表面は、少な
くとも前記インク紙片23に対応する部分が透明となっ
ており、表面から前記インク紙片23を透視できる様に
なっている。
た小孔7と前記インク紙片23が対応する様に前記銘板
シール26を前記ケース2の外側から貼付することによ
り、前記携帯電話機20の内部が浸水した場合に前記イ
ンク紙片23が滲み変色するのを機器外部から確認でき
る。
よく、又インク紙片を貼設するのではなく、インク紙片
と同様の性質のインクを銘板シールの裏面に印刷しても
よい。
て、インクシールの他の応用例について説明する。尚、
図10(A)、図10(B)中、図7、図8中で示した
ものと同一のものには同符号を付し、説明を省略する。
により滲み変色するインク紙片29が水という文字をか
たどって貼設されている。該インク紙片29と該インク
紙片29周縁の空白部分24を除いてインクシール28
の裏面には接着剤25が付着されている。前記インクシ
ール28の表面は、少なくとも前記インク紙片29に対
応する部分には塗装等なされてなく透明となっており、
表面から前記インク紙片29を透視できる様になってい
る。
た小孔7と前記インク紙片29が対応する様にインクシ
ール28を前記ケース2の外側から貼付することによ
り、前記携帯電話機20の内部が浸水した場合に前記イ
ンク紙片29が滲み変色し、図10(A)から図10
(B)の様に該インク紙片29が判定マーク29′へ変
化し、機器外部から「水」という文字を確認できる。
よく、又インク紙片を貼設するのではなく、インク紙片
と同様の性質のインクをインクシールの裏面に印刷して
もよい。更に、インク紙片は水という文字に限らず、他
の文字、記号、図等でもよく、又文字、記号、図等を象
ったインク紙片ではなく、文字、記号、図等を刳いたイ
ンク紙片でも構わない。
の実施の形態について説明する。図11、図12中、図
1で示したものと同一のものには同符号を付し、説明を
省略する。
て使用する携帯電話機30の背面を示し、図12は該携
帯電話機30の一部を破断した側面を示す。
ら成り、欠切部6に透明窓32を形成する様、一部を養
生して残りの部分全体を塗装して、塗装膜35を形成す
る。水に浸漬されることにより滲み変色するインクシー
ル33を前記透明窓32に対応する様、前記ケース31
の内側から貼付する。
に前記インクシール33が滲み変色したことが前記透明
窓32を介して機器外部から確認できる。
31の内側から前記透明窓32に貼付したが、図13に
示す様に該透明窓32近傍の部品34に前記透明窓32
に対峙させて貼付することも可能である。
機器の浸水により変色したインクシール或は銘板シール
は修理時に貼替える様にする。
クシール或は銘板シールは外部から直接見える必要はな
く、ケースを外した時に見え易い位置に貼付されていて
もよい。
電子機器の浸水について、機器の内部を調べずに機器の
外部から判定できる様にしたので、機器の故障原因の判
定に余計な手間が掛からず、迅速な修理対策が取れ、修
理作業の合理化が図れる。
背面図である。
る。
た側面図である。
正面図である。
る。
一部を破断した側面図である。
である。
ある。
例を示した図である。
ールの他の応用例を示した図であり、(B)は該インク
シールが水に浸漬した様子を示した図である。
の背面図である。
る。
した側面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 水に浸漬されることで変化するインクを
付着させたインクシールを機器の所要位置に貼付したこ
とを特徴とする携帯用電子機器。 - 【請求項2】 前記インクシールを機器内部の所要位置
に貼付し、機器ケースに前記インクシールを透視可能な
孔を穿設すると共に該孔が透明部材で覆われた請求項1
の携帯用電子機器。 - 【請求項3】 機器ケースに孔を穿設し、該孔を前記イ
ンクシールのインク付着部分が塞ぐ様、前記インクシー
ルを機器外部から貼付した請求項1の携帯用電子機器。 - 【請求項4】 前記インクシールを機器内部の所要位置
に貼付し、機器ケースを透明部材とし、該機器ケースを
前記インクシールが透視可能な窓を残して塗装した請求
項1の携帯用電子機器。 - 【請求項5】 前記インクシールが銘板シールである請
求項3の携帯用電子機器。 - 【請求項6】 前記インクシールのインク付着部分が判
定マークを表している請求項1〜請求項4の携帯用電子
機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27948397A JP3470749B2 (ja) | 1997-01-09 | 1997-09-26 | 携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-13400 | 1997-01-09 | ||
JP1340097 | 1997-01-09 | ||
JP27948397A JP3470749B2 (ja) | 1997-01-09 | 1997-09-26 | 携帯電話機 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002319994A Division JP4050592B2 (ja) | 1997-01-09 | 2002-11-01 | 携帯用電子機器 |
JP2003193466A Division JP2004048756A (ja) | 1997-01-09 | 2003-07-08 | 携帯電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10254360A true JPH10254360A (ja) | 1998-09-25 |
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Family
ID=26349193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27948397A Expired - Lifetime JP3470749B2 (ja) | 1997-01-09 | 1997-09-26 | 携帯電話機 |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021053717A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | 工機ホールディングス株式会社 | 打込機 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP27948397A patent/JP3470749B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3470749B2 (ja) | 2003-11-25 |
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