JP2006011050A - 浸水検知シールとそれを用いた電池パック及び携帯通信機器 - Google Patents

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Abstract


【課題】 浸入した水の量が少ない場合でも、確実かつ速やかに浸水を検知したり、浸水の履歴を記録したりすることが可能な、浸水検知シールとそれを用いた電池パック及び携帯通信機器を提供すること。
【解決手段】 保護フィルム14の表面に、白色以外の色の水溶性インクで第一の印刷層15aを形成した後、第一の印刷層15aを覆うように、白色の水溶性インクを用いて、保護フィルム14の全面に、第二の印刷層15bを形成する。これによって、水が浸入した場合、水溶性インクが溶解し、視認可能な印刷滲みが生じるので、浸水を検知できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、浸水したことを容易に視認できる浸水検知シールと、それを用いた電池パックや携帯通信機器に関するものである。
リチウムイオン電池を代表とする電池パックや、携帯電話を代表とする携帯通信機器は、水没したり、表面が水に濡れたりした場合、内部に浸入した水分により故障が発生する。これは水分による回路の短絡などに起因することが多い。
しかし、電池パックや携帯通信機器が水に濡れても、放置しておくと水分が蒸発してしまうので、水分が浸入したことを使用者が認識していないと、これが故障の原因であることを検証するのが困難な場合がある。
このため、故障に適切に対処するためには、機器を分解して内部を詳しく調べる必要がある。そして多くの場合、水分による故障の場合は、水分が浸入した履歴を確認する必要があり、これに対処するために、水溶性のインクによる印刷を施したインクシールを用いる技術が、特許文献1に開示されている。
図3は、特許文献1に開示されている従来のインクシールの、電池パックへの応用例を示す図で、各部材の配置順を示す斜視図である。また、図4は、図3に示した従来のインクシールの各部材を組み付けた状態の電池パックを示す図で、図4(a)は平面図、図4(b)は断面図である。
図3、図4において、21は電池パック、22はチェック端子穴、23は両面接着テープ、24は印刷台紙、25は水溶性インクによるマーキング、26は保護フィルムである。なお矢印は、浸水が起こる場合の経路である。
つまり、ここに示した例では、水が浸入するとすれば、図に示した矢印の経路が可能性が高く、浸入した水は、まず印刷台紙24を濡らし、印刷台紙24に浸透してマーキング25まで拡散し、マーキング25を構成する水溶性インクを溶解して、マーキング25の滲みが起こる。この滲みにより、水の浸入を検知することが可能で、水が蒸発した後も、水溶性インクの滲みが元に戻ることはないので、水が浸入した履歴が残ることになる。
特許第3470749号公報
しかしながら、このような従来のインクシールでは、浸入した水の量が少ない場合は、水が印刷台紙24に吸収されてマーキング25まで達しないことがある。また、水が印刷台紙24に浸透する過程があることは、浸透に要する時間だけ、インクシールが水の浸入を使用者に知らしめることが遅れることに繋がる。
また、従来のインクシールでは、保護フィルム26と印刷台紙24の接着のために、保護フィルムとして、片面に接着剤層を設けたラミネートフィルムを用いる必要があり、この接着剤層のために、マーキングに滲みが発生することがあった。
従って、本発明の課題は、前記の問題点を解決し、浸入した水の量が少ない場合でも、確実かつ速やかに浸水を検知したり、浸水の履歴を記録したりすることが可能な、浸水検知シールとそれを用いた電池パック及び携帯通信機器を提供することにある。
本発明は、前記のように、従来のインクシールが印刷台紙を用いていて、これが浸入した水を吸収してしまうことから、印刷台紙を用いなければ、水に対する応答性を向上し得ることに着目し、水溶性インクによる印刷方法を再検討した結果なされたものである。
即ち、本発明は、透明な高分子材料からなるフィルムと、前記フィルムの表面に施された、白色以外の水溶性インクの文字または図形の少なくともいずれかからなる第一の印刷層と、白色の水溶性インクからなり、少なくとも前記第一の印刷層を隠蔽する第二の印刷層を有することを特徴とする浸水検知シールである。
また、本発明は、前記の浸水検知シールを用いたことを特徴とする電池パックである。
また、本発明は、前記の浸水検知シールを用いたことを特徴とする携帯通信機器である。
本発明による浸水検知シールは、透明な高分子材料からなるフィルム上に直接水溶性インクによる印刷を施すので、少量の水が浸入した場合でも、水溶性インクからなる印刷層以外に水を吸収する部分がなく、水溶性インクの溶解による滲みが直ちに発生するので、確実かつ速やかに浸水を検知したり、浸水の履歴を記録したりすることができる。
また、印刷は文字や図形のみをフィルムに施すだけでも、浸水検知シールとしての機能を発現できるが、まず白色以外の水溶性インクによる文字や図形を印刷し、それを覆うように、白色の水溶性インクを用いた、いわゆるベタ印刷を行うことで、文字や図形の滲みを容易に視認できるようになる。
本発明の基本的な構成は、透明な高分子材料からなるフィルムと、フィルム表面に水溶性インクを用いて施した印刷であり、これらの構成要素には、公知の材料や方法を用いることができる。
ただ、印刷を施すフィルムには一定の耐水性を有し、水分の透過のない材料を用いることが望ましく、このような特性を有する高分子材料は、撥水性を備えていることが多いので、水溶性インクを用いて印刷を施すのが困難である。これには、印刷面に適宜プラズマ処理などを施すことで対処できる。
また、水溶性インクとしては、例えば水彩絵具のような、水溶性の結合剤の水溶液を展色剤として顔料や染料を分散したものが使用できる。具体的には、結合剤として、アラビアガム、デンプンなどの多糖類、ポリビニルアルコールなどが使用可能である。これらは速やかに水に溶解した方が、浸水検知シールとして優れた性能を発現できるので、なるべく平均分子量が低い方が好適である。
次に、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の浸水検知シールの、電池パックへの応用例を示す図で、各部材の配置順を示す斜視図である。また、図2は、図1に示した本発明の浸水検知シールの各部材を組み付けた状態の電池パックを示す図で、図2(a)は平面図、図2(b)はAA断面図である。
図1及び図2において、11は電池パック、12はチェック端子穴、13は両面接着テープ、14は保護フィルム、15aは水溶性インクで文字や図形を印刷したマーキング、つまり第一の印刷層、15bは第二の印刷層である。また、図中の矢印は、図3の場合と同様に、水の浸入経路を示す。
ここでは、保護フィルムとしてポリエチレンテレフタレートを用い、印刷に際しては、印刷を施す側の面にプラズマ処理を行い、水溶性インクの濡れ性の向上を図った。また、水溶性インクとして、第二の印刷層、即ち白色には、アラビアガムとグリセリンを含む水溶液の展色剤に、顔料として酸化チタンを分散させて用いた。マーキング、つまり第一の印刷層には、酸化鉄系の赤色顔料を用い、展色剤には第二の印刷層と同じものを用いた。
図1及び図2に示した第一の印刷層は、単なるアルファベットのマーキングであるが、例えばピッチを可能な限り小さくしたストライプを印刷してもよい。印刷にはシルク印刷など、公知の方法を用いることができる。
次に、第二の印刷層を、第一の印刷層を覆うように、保護フィルムの全面に亘って形成する。この際、注意すべきは、第二の印刷層に含まれる水によって、第一の印刷層の結合剤が溶解し、滲みが生じてしまう虞があるので、印刷の厚みをなるべく薄くすることと、なるべく高速で印刷することである。場合によっては、第一の印刷層に第二の印刷層用の水溶性インクが重ならないように、印刷することが必要である。
このような二つの印刷層を水溶性インクで形成した浸水検知シールを装着することにより、この電池パックは、わずかな量であっても、内部への水の浸入を確実に検知することができる。また、このような電池パックは、当然のことながら、単独ではなく、携帯電話を代表とする携帯通信機器などに組み付けられて用いられるので、本発明は、これらの機器についても、故障時の適切な対応に資するものである。
本発明の浸水検知シールの電池パックへの応用例を示す図で、各部材の配置順を示す斜視図。 本発明の浸水検知シールの各部材を組み付けた状態の電池パックを示す図。図2(a)は平面図。図2(b)はAA断面図。 従来のインクシールの電池パックへの応用例を示す図で、各部材の配置順を示す斜視図。 従来のインクシールの各部材を組み付けた状態の電池パックを示す図。図4(a)は平面図。図4(b)はAA断面図。
符号の説明
11,21 電池パック
12,22 チェック端子穴
13,23 両面接着テープ
14,26 保護フィルム
15a 第一の印刷層
15b 第二の印刷層
24 印刷台紙
25 マーキング

Claims (3)

  1. 透明な高分子材料からなるフィルムと、前記フィルムの表面に施された、白色以外の水溶性インクの文字または図形の少なくともいずれかからなる第一の印刷層と、白色の水溶性インクからなり、少なくとも前記第一の印刷層を隠蔽する第二の印刷層を有することを特徴とする浸水検知シール。
  2. 請求項1に記載の浸水検知シールを用いたことを特徴とする電池パック。
  3. 請求項1に記載の浸水検知シールを用いたことを特徴とする携帯通信機器。
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