JP2008027671A - ラベル及びこのラベルを備える電池パック - Google Patents

ラベル及びこのラベルを備える電池パック Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数を削減することが出来るとともに、水没シールを貼付するための煩雑な工程を削除することが出来るラベル及び該ラベルを備える電池パックを提供する。
【解決手段】電池パック20のコアパック10は、素電池11の第1端面に保護回路部12を配した組電池1の端面及び側面を、第1外装枠2及び第2外装枠3で覆って構成される。ラベル4の本体は矩形状をなし、本体の一長辺には、第1外装枠2の基板被覆部21に設けられたピン孔21b,21bを覆うように貼付される突出部4aが設けられている。突出部4aには、水溶性インクを塗布又は印刷することにより形成されており、ピン孔21b,21bに対向配置される水溶性インク付着部42,42が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池パック等の電子装置に貼付され、電子装置の内部に水が浸入したか否か、又は外部が水に濡れたか否かを判定することが可能であるラベル、及びこのラベルを備える電池パックに関する。
近年、急速に普及しているビデオカメラ,モバイルコンピュータ,携帯電話機等の携帯電子機器の電源としては、充放電可能な直方体状の非水電解質二次電池、例えばリチウムイオン二次電池等が主として用いられている。
リチウムイオン二次電池においては、過充電及び過放電を防止するために一側面に電池電圧を制御するための保護回路基板が設けられており、これらを絶縁性の例えば合成樹脂製の外装枠に収容した状態の電池パックとして携帯電子機器に装着する。保護回路基板と電池との間は接続用のリード板により電気的に接続される。
図14は、従来の電池パックを示す分解斜視図であり、図中、60はコアパックである。
組電池7の素電池71は、その内部に正極及び負極をセパレータを介して巻回した発電要素からなる非水電解質二次電池、具体的には例えばリチウムイオン二次電池等の二次電池を備え、この発電要素をアルミニウム又はアルミニウム合金製のケースに収納してなる。素電池71の一側面には、絶縁紙を介して負極端子が設けられており(図示せず)、この負極端子が設けられた部分以外の素電池71の全体が正極(端子)とされる。
素電池71の第1端面には、絶縁紙及びスペーサを介して保護回路部72が取り付けられている。保護回路部72の保護回路基板72aの素電池71と対向する面には、素電池71の過充電又は過放電等を防止するための回路素子72eが実装されており、反対側、即ち外側の面の一端部側には、外部へ電力を取り出し、また逆に充電のために外部から電力を取り込むための正負極の外部出力端子72b,72b,72bが突設されている。そして、保護回路基板72aの両端部には、素電池71の両側面に沿わせるリード板部72c,72cが設けられている。
合成樹脂製の第1外装枠8は、保護回路基板72aを覆う基板被覆部81と、保護回路部72が配される素電池71の第1端面に隣接する両側面を各々覆う側面被覆部82,83とを備える。基板被覆部81の一端部側には、保護回路基板72aの外部出力端子72bを露出させるための窓部81a,81a,81aが設けられている。側面被覆部82の長手方向の端部には係止凸部82aが設けられており、側面被覆部83の長手方向の端部には係止凹部83aが設けられている。
第2外装枠9は、組電池7の他端面(第2端面)を覆う第2端面被覆部91と、第2端面に隣接する各側面を各々覆う側面被覆部92,93とを備える。側面被覆部92の長手方向の端部には係止凹部92aが設けられており、側面被覆部93の長手方向の端部には係止凸部93aが設けられている。
コアパック60の組み立てに際しては、まず、素電池71の第1端面に、順次、絶縁紙、スペーサ及び保護回路部72を重ねて、組電池7を得る。さらに、この第1端面を第1外装枠8で覆い、第2端面を第2外装枠9で覆い、係止凸部82aと係止凹部92aとを係止させ、係止凸部93aと係止凹部83aとを係止させることにより第1外装枠8と第2外装枠9とを一体化させて、コアパック60を得る。最後にラベル14をコアパック60の平面部に貼付・位置決めし、第1外装枠8及び第2外装枠9を巻き込んで貼付し、電池パックを得る。
特許文献1には、電池パックの表面に付着され、切れ込みが設けられている基材層と、切れ込みがない表面層とからなるラベルが貼付された電池パックの発明が開示されている。この電池パックにおいては、ラベルが剥がされた場合に、表面層から剥離した基材層が切れ込みから破れるので、改ざんされたことが分かるように構成されている。
ところで、携帯電話機は、使用者の不注意により水没させる場合があり、この水没により、携帯電話機の電源として用いられている電池パックの内部に水が浸入することがある。電池パックは、上述の外装枠等の外装体の内部に水が浸入した状態で使用された場合には、この水により短絡を起こして故障又は性能劣化が生じるという問題がある。
このように水没が原因で故障又は性能劣化が生じた電池パックは、完全に乾燥させた場合には、水浸入の痕跡が残り難いことから、例えば、修理に持ち込まれても故障又は性能劣化の原因の究明が非常に困難であることが多い。このため、電池パックの内部に水が浸入した事実の有無の判断を容易にするために、例えば特許文献2の水没シールを備える電池パックが開発されている。
水没シールは、水が浸透出来るシートの一面に、例えば水玉模様をなすように水溶性インクを付着しており、電池パックの外装体の内側の、該外装体に設けられた窓にシートの前記一面が対向する状態で配される。
このような水没シールを備えることにより、外装体の内部に水が浸入した場合には、浸入した水がシートに浸透して水溶性インクを滲ませるから、シートの一面に施された水玉模様が滲んで不鮮明になる。外装体の内部に水が浸入した電池パックを完全に乾燥させた場合においても、シートの水玉模様が滲んで不鮮明になった状態で乾燥されるから、水没シールを前記外装体の窓から視認することにより電池パックの内部に水が浸入したか否かが判定される。
特許文献3には、水溶性インクを一面全面に付着し、水に濡れた場合に、水溶性インクの滲みが他面に現れるようにした水没シールの発明が開示されている。この水没シールにおいては、一面は判定面ではないので、該一面における水溶性インクの水濡れ前の滲みの有無は問題にならず、水溶性インクを付着させるときの管理が簡易である。
特開2005−135770号公報 特開平11−144695号公報 特開2005−189117号公報
従来の電池パックにおいては、水没シールは、例えば、前記外部出力端子に隣接して設けられた、保護回路基板の機能を検査するための検査孔に対向させて貼付される。従って、従来の電池パックは、上述のラベル及び水没シールの両方を要するので、部品点数が多くなるとともに、ラベル及び水没シールを各別に組電池に貼付する工程を要し、工程が煩雑であるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、基材層の表面に、水溶性インクにより文字又は模様を記録した水溶性インク付着部を形成することにより、水没シールが含まれることになるので、部品点数を削減することが出来るとともに、水没シールを貼付するための煩雑な工程を削除することが出来るラベルを提供することを目的とする。
また、本発明は、接着層及び基材層を厚み方向に貫通して水溶性インク付着部に達する切れ込み又は孔を設けることにより、ラベルが貼付された電子装置の外装体の内部に水が浸入した場合に、内側から水溶性インク付着部に確実に水が浸透して水溶性インクが滲むので、水が浸入した痕跡が残り、電子装置の修理時等に水が浸入した事実の有無の判断が確実になされるラベルを提供することを目的とする。
そして、本発明は、水溶性インク付着部が端縁部にかかるように設けることにより、ラベルが貼付された電子装置の外装体の、端縁部が貼付された部分が水に濡れた場合に、端縁部から面方向に水が浸透して水溶性インクが滲むので、水に濡れた痕跡が残り、水濡れの事実の有無の判断が確実になされるラベルを提供することを目的とする。
また、本発明は、上述のラベルを外装体に貼付することにより、外装体の内部に水が浸入した場合に、又は外装体の外側が水に濡れた場合に、その痕跡が残るので、修理時等に、水が浸入した事実の有無の判断が確実に出来、水没シールが不要になって、部品点数を削減することが出来るとともに、水没シールを貼付するための煩雑な工程を削除することが出来る電池パックを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、外装体の、外部出力端子を露出させ、水が浸入し易い窓部に近接して設けられた孔又はその近傍に、水溶性インク付着部が対向するようにラベルを貼付することにより、外装体の内部への水の浸入の事実の有無が確実に把握される電池パックを提供することを目的とする。
第1発明に係るラベルは、基材層の表面に、インクにより文字又は模様を記録した記録部が形成されており、前記基材層及び記録部の表面に防水層が設けられ、前記基材層の裏面に接着層が設けられているラベルにおいて、前記記録部の一部又は全部は、水溶性インクが付着することにより形成された水溶性インク付着部であることを特徴とする。
本発明においては、水溶性インク付着部に水が浸透して水溶性インクが滲むことで、水の浸入の事実が判断されるので、ラベルに水没シールが含まれることになる。このラベルは、表面に防水層を有するので、外装体の内側へ水が浸入したか否かを判断する場合に、ラベルの表面側からの水の浸入は除外されており、外装体の内側からラベル側へ水が浸透して水溶性インクが滲むことになる。
従って、ラベルが貼付される電池パック等の電子装置において水没シールが不要になり、部品点数を削減することが出来るとともに、水没シールを貼付するための煩雑な工程を削除することが出来る。
第2発明に係るラベルは、第1発明において、前記接着層及び基材層を厚み方向に貫通して前記水溶性インク付着部に達する切れ込み又は孔が設けられていることを特徴とする。
本発明においては、ラベルが貼付された電子装置の外装体の内部に水が浸入した場合に、内側から水溶性インク付着部に確実に水が浸透して水溶性インクが滲むので、水が浸入した痕跡が残り、電子装置の修理時等に水が浸入した事実の有無の判断が確実になされる。
第3発明に係るラベルは、第1発明において、前記水溶性インク付着部は、端縁部にかかるように設けられていることを特徴とする。
本発明においては、ラベルが貼付された電子装置の外装体の、前記端縁部が貼付された部分が水に濡れた場合に、該端縁部から面方向に水が浸透して水溶性インクが滲むので、水に濡れた痕跡が確実に残る。
第4発明に係るラベルは、第1発明において、端縁部から前記水溶性インク付着部に達する切れ込み又は切り欠きが設けられていることを特徴とする。
本発明においては、ラベルが貼付された電子装置の外装体の、前記端縁部が貼付された部分が水に濡れた場合に、該端縁部から切れ込み又は切り欠き又を介し水溶性インク付着部に水が浸透して、水溶性インクが滲み、水に濡れた痕跡が確実に残るので、水濡れの有無を判断することが出来る。
また、外装体の内側に水が浸入した場合に、該内側から切れ込み又は切り欠きを介し水溶性インク付着部に確実に水が浸透して水溶性インクが滲むので、水が浸入した痕跡が確実に残り、浸水の有無を判断することが出来る。
第5発明に係るラベルは、第1発明において、少なくとも前記防水層を厚み方向に貫通し、前記水溶性インク付着部に達する孔が設けられていることを特徴とする。
本発明においては、ラベルが貼付された電子装置の外装体の外側が水に濡れ、ラベルの表面から孔に水が入った場合に、該孔の下側に形成された水溶性インク付着部、又は該孔にかかるように形成された水溶性インク付着部に水が浸透して水溶性インクが滲むので、水に濡れた痕跡が確実に残り、水濡れの有無を判断することが出来る。
なお、このラベルは、表面側が少しでも水に濡れた場合にこれを検知することを望むユーザに使用されるものであり、例えば手の汗程度の水量で水溶性インク付着部のインクが滲むのは好まないユーザの使用には不向きである。
第6発明に係る電池パックは、対向する二平面及び四側面を有する直方体状をなす素電池の側面に、外部出力端子を有する保護回路基板を配してなる組電池と、該組電池の少なくとも側面を覆う外装体と、少なくとも外装体の一部に貼付される第1乃至第5発明のいずれかに記載のラベルとを備えることを特徴とする。
本発明においては、外装体の内部に水が浸入した場合に、又は外装体の外側が水に濡れた場合に、その痕跡が残り、修理時等に、水が浸入した事実の有無の判断が確実に出来、ラベルが水没シールを含むことになるので、電池パックにおいて水没シールが不要になり、部品点数を削減することが出来るとともに、水没シールを貼付するための煩雑な工程を削除することが出来る。
第7発明に係る電池パックは、第6発明において、前記外装体は、前記外部出力端子を露出させる窓部と、該窓部に近接して設けられた孔とを備え、前記ラベルは、前記水溶性インク付着部が、前記孔又は該孔の近傍に対向するように貼付されていることを特徴とする。
電池パックが水没した場合、又は外装体の外側が水に濡れた場合には、前記窓部から水が浸入し易く、該窓部に隣接させて設けられる、保護回路基板の機能検査用のピン孔等の孔又はその近傍に水溶性インク付着部が対向するようにラベルを外装体に貼付することで、該孔を介し外装体の内部への水の浸入の事実の有無、又は外装体の外側の水濡れの事実の有無が確実に把握され、電池パックの故障の原因追求時に考慮され得る。また、ユーザは、前記事実を考慮して、電池パックの故障及び性能低下を防止するために修理に持ち込むことも可能である。
第8発明に係る電池パックは、第6発明において、前記外装体は、前記組電池の表面に平行な面又は垂直な面で分割された分割体を接続してなり、前記ラベルは、前記水溶性インク付着部が、前記分割体を接続する部分又は該部分の近傍に対向するように貼付されていることを特徴とする。
電池パックが水没した場合、又は外装体の外側が水に濡れた場合には、分割体を接続する部分から水が浸入し易いので、該部分又はその近傍に水溶性インク付着部が対向するようにラベルを外装体に貼付することで、電池パックの故障の原因を検討するときに、該部分を介し外装体の内部への水の浸入の事実の有無、又は外装体の外側の水濡れの事実の有無が確実に把握される。
本発明によれば、ラベルの基材層の表面に、水溶性インクにより文字又は模様を記録した水溶性インク付着部が形成されているので、ラベルに水没シールが含まれることになり、電池パック等の電子装置における部品点数を削減することが出来るとともに、水没シールを貼付するための煩雑な工程を削除することが出来る。
そして、本発明によれば、ラベルに接着層及び基材層を貫通して水溶性インク付着部に達する切れ込み又は孔が設けられているので、ラベルが貼付された電子装置の外装体の内側に水が浸入した場合に、内側から水溶性インク付着部に確実に水が浸透して水溶性インクが滲むので、水が浸入した痕跡が残り、電子装置の修理時等に、水が浸入した事実の有無の判断が確実になされ得る。
また、本発明によれば、水溶性インク付着部が端縁部にかかるように設けられているので、ラベルが貼付された電子装置の外装体の、端縁部が貼付された部分が水に濡れた場合に、端縁部から面方向に水が浸透して水溶性インクが滲むので、水に濡れた痕跡が確実に残る。
さらに、本発明の電池パックによれば、外装体の、外部出力端子を露出させ、水が浸入し易い窓部に近接して設けられた孔又は該孔の近傍に、水溶性インク付着部が対向するようにラベルを貼付するので、外装体の内側への水の浸入の事実の有無、又は外装体の外側の水濡れの事実の有無が確実に把握され、電池パックの故障の原因追求時に考慮することが可能である。また、ユーザは、水溶性インク付着部の滲みを見て修理に持ち込み、電池パックの故障及び性能低下を予防することも可能である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電池パック20を示す分解斜視図であり、図中、10はコアパックである。
コアパック10の組電池1の素電池11は、その内部に正極及び負極をセパレータを介して巻回した発電要素からなる非水電解質二次電池、具体的には例えばリチウムイオン二次電池等の二次電池を備え、この発電要素をアルミニウム又はアルミニウム合金製のケースに収納してなる。素電池11の一側面には、絶縁紙を介して負極端子が設けられており(図示せず)、この負極端子が設けられた部分以外の素電池11の全体が正極とされる。
素電池11の第1端面には、絶縁紙及びスペーサを介して保護回路部12が取り付けられている。保護回路部12の保護回路基板12aの素電池11と対向する面には、素電池11の過充電又は過放電等を防止するための回路素子12eが実装されており、反対側、即ち外側の面の一端部側には、外部へ電力を取り出し、また逆に充電のために外部から電力を取り込むための正負極の外部出力端子12b,12b,12bが突設されている。
そして、保護回路基板12aの両端部には、素電池11の両側面に沿わせるリード板部12c,12cが設けられている。
また、外部出力端子12b,12b,12bに隣接させて、保護回路部12の機能を検査するときに過充電検査電圧又は過放電検査電圧を印加するための検査端子12d,12dが設けられている。
合成樹脂製の第1外装枠2は、保護回路基板12aを覆う基板被覆部21と、保護回路部12が配される素電池11の第1端面に隣接する両側面を各々覆う側面被覆部22,23とを備える。基板被覆部21の一端部側には、保護回路基板12aの外部出力端子12b,12b,12bを露出させるための窓部21a,21a,21aが設けられており、これに隣接させて、検査端子12d,12dを露出させ、テストピンを挿入するためのピン孔21b,21bが設けられている。
側面被覆部22の長手方向の端部には係止凸部22aが設けられており、側面被覆部23の長手方向の端部には係止凹部23aが設けられている。
第2外装枠3は、組電池1の他端面(第2端面)を覆う第2端面被覆部31と、第2端面に隣接する各側面を各々覆う側面被覆部32,33とを備える。側面被覆部32の長手方向の端部には係止凹部32aが設けられており、側面被覆部33の長手方向の端部には係止凸部33aが設けられている。
そして、コアパック10の組み立てに際しては、まず、素電池11の第1端面に、順次、絶縁紙、スペーサ及び保護回路部12を重ねて、組電池1を得る。さらに、この第1端面を第1外装枠2で覆い、第2端面を第2外装枠3で覆い、係止凸部22aと係止凹部32aとを係止させ、係止凸部33aと係止凹部23aとを係止させることにより第1外装枠2と第2外装枠3とを一体化させて、コアパック10を得る。
コアパック10の平面及び側面に、第1外装枠2及び第2外装枠3を巻き込んでラベル4が貼付されて、電池パック20が得られる。
図2は、ラベル4を示す平面図である。
ラベル4の本体40は矩形状をなし、本体40の一長辺には第1外装枠2の基板被覆部21に設けられたピン孔21b,21bを覆うように貼付される突出部4aが設けられ、本体40の他長辺には突出部4d,4eが設けられている。
突出部4aには、ピン孔21b,21bに対向し、斜線を付した、略円状の部分で示す水溶性インク付着部42,42が形成されている。水溶性インク付着部42は、前記部分の全面が水溶性インクで着色されている。ピン孔21bの直径は略1.5〜1.6mmであり、水溶性インク付着部42の直径はこれより少し大きくしている。水溶性インク付着部42は略円状を有する場合に限定されず、他の模様、文字等により構成することにしてもよい。
ラベル4の本体40の両長辺寄りには、油性インクが印刷又は塗布により付着して、油性インク付着部52,52,52が形成されている。この油性インク付着部52には、「バッテリーパック」の表示、商品名、品番、リサイクルマーク、会社のロゴマーク、「危険」の警告マーク、○×等の各種の模様が記録されている。
水溶性インク付着部42と油性インク付着部52とで記録部が構成される。
図3は、ラベル4の一方の水溶性インク付着部42が形成されている部分を示す拡大断面図である。
ラベル4の基材層41は、例えば50μm〜200μmの厚みを有し、水が浸透可能である、例えば和紙等の上質紙、PET等の樹脂等からなる。この基材層41の表面に、水溶性インクが印刷、塗布等により付着されて水溶性インク付着部42が形成されている。基材層41及び水溶性インク付着部42の表面には、25μm程度、好ましくは10μm以上の厚みを有し、PET,PP等の合成樹脂のラミネート材からなり、略透明の防水層43が貼着されており、基材層41の裏面には、20μm以下、好ましくは16μm程度の厚みを有し、粘着剤等の接着剤からなる接着層44が設けられている。
そして、接着層44及び基材層41をラベル4の厚み方向に貫通して水溶性インク付着部42に達し、平面視で水溶性インク付着部42を縦断する切れ込み45が設けられている。
なお、図2においては、防水層43が略透明であるので、水溶性インク付着部42及び切れ込み45が視認される。
以上のように構成されたラベル4は、本体40をコアパック10の素電池11の表面及び両側面に沿わせ、素電池11の第1端面側で突出部4aが第1外装枠2の基板被覆部21のピン孔21b,21b配置部分を覆い、基板被覆部21の窓部21a,21a,21a側及び反対側を露出させ、第2端面側で突出部4d,4eが第2外装枠3の端面被覆部31を覆う状態で、コアパック10に貼付される。これにより電池パック20が得られる。
図4は、電池パック20を示す平面図、図5は、電池パック20を示す正面図である。水溶性インク付着部42,42は、ピン孔21b,21bの外側に位置する。
本実施の形態においては、この電池パック20を備える携帯電話機が例えば水没し、基板被覆部21の窓部21a等から第1外装枠2内に水が浸入した場合に、水がピン孔21bから切れ込み45を介し水溶性インク付着部42まで浸透して水溶性インクが滲むことで、水の浸入の痕跡が残る。水溶性インク付着部42の上側には防水層43が設けられているので、防水層43側からの水の浸入は考えられない。よって、携帯電話機の修理時に、故障の原因を追求するときに、水の電池パック20内への浸入の事実が考慮される。また、ユーザが水溶性インク付着部42の滲みを見て、修理に持ち込み、故障及び性能低下を予防することも可能である。
従って、ラベル4に水没シールが含まれることになるので、電池パック20において水没シールが不要になり、部品点数を削減することが出来るとともに、水没シールを貼付するための煩雑な工程を削除することが出来る。
なお、本実施の形態においては、切れ込み45が接着層44及び基材層41を貫通する場合に付き説明しているがこれに限定されるものではなく、接着層44及び基材層41を貫通してさらに水溶性インク付着部42を貫通するものであってもよい。
また、ピン孔21b,21b又はその近傍に対向し、接着層44及び基材層41を貫通する孔を設け、この孔にかかるように水溶性インク付着部42,42を形成することにしてもよい。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係るラベル4を示す平面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の突出部4aにおいては、水溶性インク付着部42,42,…が水玉模様状に形成されている。水溶性インク付着部42の直径は例えば略0.7mmである。一部の水溶性インク付着部42は、平面視で縦方向に設けられた切れ込み45,45にかかっている。
本実施の形態においては、第1外装枠2の内側に浸入した水が、ピン孔21b及び切れ込み45を介し水溶性インク付着部42まで浸透して水溶性インクが滲むことで、水浸入の有無が判定される。従って、携帯電話機の修理時に、故障の原因を検討するときに考慮され得る。また、ユーザが水溶性インク付着部42の滲みを見て、修理に持ち込むことも可能である。
なお、水溶性インク付着部42は水玉模様を形成する場合に限定されるものではなく、他の模様、文字等により構成することにしてもよい。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係るラベル4の一部を示す平面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の突出部4aにおいては、平面視でラベル4の長手方向に水溶性インク付着部42,42間を橋渡しするように切れ込み46が設けられている。
本実施の形態においては、第1外装枠2の内側に浸入した水が、ピン孔21b及び切れ込み46を介し水溶性インク付着部42まで浸透して水溶性インクが滲むことで、水浸入の有無が判定される。従って、携帯電話機の修理時に、故障の原因を検討するときに考慮され得る。また、ユーザが水溶性インク付着部42の滲みを見て、修理に持ち込むことも可能である。
実施の形態4.
図8は、本発明の実施の形態4に係るラベル4の一部を示す平面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の突出部4aにおいては、平面視で水溶性インク付着部42,42を縦断する切れ込み47,47、及びラベル4の長手方向に水溶性インク付着部42,42間を橋渡しする切れ込み48が設けられている。
本実施の形態においては、第1外装枠2の内側に浸入した水が、ピン孔21b及び切れ込み47,47及び48を介し水溶性インク付着部42まで浸透して水溶性インクが滲むことで、水浸入の有無が判定される。従って、携帯電話機の修理時に、故障の原因を検討するときに考慮され得る。また、ユーザが水溶性インク付着部42の滲みを見て、修理に持ち込むことも可能である。
実施の形態5.
図9は、本発明の実施の形態5に係るラベル4の一部を示す平面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の突出部4aにおいては、斜線を付した、略楕円状の部分で示される水溶性インク付着部49,49が設けられており、前記部分の全面が水溶性インクで着色されている。水溶性インク付着部49は略楕円状を有する場合に限定されず、他の模様、文字等により構成することにしてもよい。突出部4aの長手方向には二箇所ずつ、該突出部4aの両端縁部からそれぞれ水溶性インク付着部49,49に達する切れ込み50,50が設けられている。
本実施の形態においては、第1外装枠2が水に濡れた場合に、突出部4aの端縁部から切れ込み50,50を介し水溶性インク付着部49,49まで水が浸透して、水溶性インクが滲むので、水に濡れた痕跡が残り、水濡れの有無を判断することが出来る。
また、第1外装枠2の内側に水が浸入した場合に、内側から切れ込み50,50を介し水溶性インク付着部49,49まで水が浸透して水溶性インクが滲むので、水が浸入した痕跡が残り、浸水の有無を判断することが出来る。
従って、携帯電話機の修理時に、故障の原因を検討するときに考慮され得る。また、ユーザが水溶性インク付着部49の滲みを見て、修理に持ち込むことも可能である。
なお、突出部4aには、上述のように水溶性インク付着部49,49が形成されている場合に限定されるものではなく、水溶性インク付着部が水玉模様状に形成されており、一部の水溶性インク付着部に、切れ込み50,50,50,50がかかるように構成することにしてもよい。
実施の形態6.
図10は、本発明の実施の形態6に係るラベル4の一部を示す平面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の突出部4aにおいては、両端縁部に略半円状の切り欠き4b,4bが設けられており、この切り欠き4b,4bにかかるように、斜線を付した、略矩形状の部分で示される水溶性インク付着部51,51が設けられている。前記部分の全面が水溶性インクで着色されている。水溶性インク付着部51は略矩形状を有する場合に限定されず、他の模様、文字等により構成することにしてもよい。
本実施の形態においては、第1外装枠2が水に濡れた場合に、切り欠き4b,4bから水溶性インク付着部51,51まで水が浸透して、水溶性インクが滲むので、水に濡れた痕跡が残り、水濡れの有無を判断することが出来る。従って、携帯電話機の修理時に、故障の原因を検討するときに考慮され得る。また、ユーザが水溶性インク付着部51の滲みを見て、修理に持ち込むことも可能である。
なお、突出部4aには、上述のように水溶性インク付着部51,51が形成されている場合に限定されるものではなく、水溶性インク付着部が水玉模様状に形成されており、一部の水溶性インク付着部が、切り欠き4b,4bにかかるように構成することにしてもよい。
実施の形態7.
図11は、本発明の実施の形態7に係るラベル4の一部を示す平面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の突出部4aにおいては、両端縁部に、斜線を付した、略半円状の部分で示される水溶性インク付着部53,53が設けられており、前記部分の全面が水溶性インクで着色されている。水溶性インク付着部53は略半円状を有する場合に限定されず、他の模様、文字等により構成することにしてもよい。
本実施の形態においては、第1外装枠2が水に濡れた場合に、端縁部から水溶性インク付着部53,53に水が浸透して、水溶性インクが滲むので、水に濡れた痕跡が残り、水濡れの有無を判断することが出来る。従って、携帯電話機の修理時に、故障の原因を検討するときに考慮され得る。また、ユーザが水溶性インク付着部53の滲みを見て、修理に持ち込むことも可能である。
なお、突出部4aには、上述のように水溶性インク付着部53,53が形成されている場合に限定されるものではなく、水溶性インク付着部が水玉模様状に形成されており、一部の水溶性インク付着部が、突出部4aの周縁部にかかるように構成することにしてもよい。
実施の形態8.
図12は、本発明の実施の形態8に係るラベル4の一部を示す平面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の突出部4aにおいては、ピン孔21b,21bにかからないように、防水層43を貫通する孔4c,4cが設けられており、平面視でこの孔4c,4cに、その円の一部がかかるように水溶性インク付着部42,42が形成されている。
本実施の形態においては、窓部21aに近接する突出部4aが水に濡れた場合に、孔4c,4cを介し水溶性インク付着部42に水が浸透して水溶性インクが滲むので、水に濡れた痕跡が確実に残り、水濡れの有無を判断することが出来る。従って、携帯電話機の修理時に、故障の原因を検討するときに考慮され得る。また、ユーザが水溶性インク付着部42の滲みを見て、修理に持ち込むことも可能である。
なお、本実施の形態においては、平面視で孔4cに水溶性インク付着42の円の一部が入るように構成した場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、孔4cの下側、又は孔4cの外周側に水溶性インク付着42を形成することにしてもよい。
さらに、孔4cは、防水層43から基材層41、接着層44まで貫通することにしてもよい。
また、突出部4aには、上述のように水溶性インク付着部42,42が形成されている場合に限定されるものではなく、水溶性インク付着部が水玉模様状に形成されており、一部の水溶性インク付着部が、孔4c、4cにかかるように構成することにしてもよい。
実施の形態9.
図13は、本発明の実施の形態9に係る電池パック30を示す分解斜視図である。図中、図1と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の電池パック30においては、ラベル4の、第1外装枠2と第2外装枠3との接続部に対向させて貼付する部分に、斜線を付した、略円状の部分で示す水溶性インク付着部54,54が設けられている。水溶性インク付着部54は、前記部分の全面が水溶性インクで着色されている。水溶性インク付着部54は略円状を有する場合に限定されず、他の模様、文字等により構成することにしてもよい。そして、接着層44及び基材層41をラベル4の厚み方向に貫通して水溶性インク付着部54,54に達し、平面視でラベル4の長手方向に延びて水溶性インク付着部54,54を横断する切れ込み55,55が設けられている。
前記接続部からは水が浸入し易いので、該接続部の近傍に水溶性インク付着部54,54が対向するようにラベル4を第1外装枠2及び第2外装枠3に貼付することで、前記接続部から第1外装枠2及び第2外装枠3の内側に水が浸入した場合に、水が該接続部から切れ込み55を介し水溶性インク付着部54まで浸透して水溶性インクが滲むので、水の浸入の痕跡が残る。従って、電池パック30の故障の原因を検討するときに、第1外装枠2及び第2外装枠3の内部への水の浸入の事実の有無が確実に把握される。
なお、水溶性インク付着部54に水が浸透するための構成は、本実施の形態の構成に限定されず、接続部の近傍に設けた水溶性インク付着部54に、ラベル4の端縁部から切れ込み又は切り欠きを介し達するように構成してもよく、また、端縁部にかかるように水溶性インク付着部54を設けてもよい。この場合、第1外装枠2及び第2外装枠3の外側の水濡れの事実の有無も把握され得る。さらに、接続部の近傍に対向する孔をラベル4に設け、この孔に水溶性インク付着部54がかかるように構成してもよい。
また、上述のように水溶性インク付着部54,54が形成されている場合に限定されるものではなく、水溶性インク付着部が前記接続部の近傍に水玉模様状に形成されており、一部の水溶性インク付着部が、切れ込み、切り欠き、端縁部等にかかるように構成することにしてもよい。
前記実施の形態1乃至9においては、ラベル4の、第1外装枠2のピン孔21b,21b配置部分に貼付する突出部4a、及び第1外装枠2と第2外装枠3との接続部に対向させて貼付する部分に、水溶性インク付着部42,49,51,53及び54を形成する場合につき説明しているがこれに限定されるものではない。
そして、水溶性インク付着部42,49,51,53及び54は、電池パックの素電池11の表面に垂直な面で分割された第1外装枠2,第2外装枠3に貼付されるラベル4に形成するものに限定されず、素電池11の表面の平行な面で分割された外装体に貼付されるラベルに形成することにしてもよい。
また、電池パックは保護回路部12を素電池11の第1端面に対向させて配置するものに限定されず、前記第1端面に横設させて配置するものであってもよい。
さらに、本発明のラベル4は、電池パックの外装体に貼付するものに限定されず、他の電子装置の外装体に貼付してもよい。
本発明の実施の形態1に係る電池パックを示す分解斜視図でる。 ラベルを示す平面図である。 ラベルの一方の水溶性インク付着部が形成されている部分を示す拡大断面図である。 電池パックを示す平面図である。 電池パックを示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係るラベルを示す平面図である。 本発明の実施の形態3に係るラベルの一部を示す平面図である。 本発明の実施の形態4に係るラベルの一部を示す平面図である。 本発明の実施の形態5に係るラベルの一部を示す平面図である。 本発明の実施の形態6に係るラベルの一部を示す平面図である。 本発明の実施の形態7に係るラベルの一部を示す平面図である。 本発明の実施の形態8に係るラベルの一部を示す平面図である。 本発明の実施の形態9に係る電池パックを示す分解斜視図である。 従来の電池パックを示す分解斜視図である。
符号の説明
1 組電池
2 第1外装枠
21a 窓部
21b ピン孔
3 第2外装枠
4 ラベル
4a 突出部
4b 切り欠き
4c 孔
41 基材層
42、49、51、53、54 水溶性インク付着部
43 防水層
44 接着層
45、46、47、48、50、55 切れ込み
10 コアパック
20、30 電池パック

Claims (8)

  1. 基材層の表面に、インクにより文字又は模様を記録した記録部が形成されており、前記基材層及び記録部の表面に防水層が設けられ、前記基材層の裏面に接着層が設けられているラベルにおいて、
    前記記録部の一部又は全部は、水溶性インクが付着することにより形成された水溶性インク付着部であることを特徴とするラベル。
  2. 前記接着層及び基材層を厚み方向に貫通して前記水溶性インク付着部に達する切れ込み又は孔が設けられている請求項1に記載のラベル。
  3. 前記水溶性インク付着部は、端縁部にかかるように設けられている請求項1に記載のラベル。
  4. 端縁部から前記水溶性インク付着部に達する切れ込み又は切り欠きが設けられている請求項1に記載のラベル。
  5. 少なくとも前記防水層を厚み方向に貫通し、前記水溶性インク付着部に達する孔が設けられている請求項1に記載のラベル。
  6. 対向する二平面及び四側面を有する直方体状をなす素電池の側面に、外部出力端子を有する保護回路基板を配してなる組電池と、
    該組電池の少なくとも側面を覆う外装体と、
    少なくとも外装体の一部に貼付される請求項1乃至5のいずれかに記載のラベルと
    を備えることを特徴とする電池パック。
  7. 前記外装体は、前記外部出力端子を露出させる窓部と、該窓部に近接して設けられた孔とを備え、
    前記ラベルは、前記水溶性インク付着部が、前記孔又は該孔の近傍に対向するように貼付されている請求項6に記載の電池パック。
  8. 前記外装体は、前記組電池の表面に平行な面又は垂直な面で分割された分割体を接続してなり、
    前記ラベルは、前記水溶性インク付着部が、前記分割体を接続する部分又は該部分の近傍に対向するように貼付されている請求項6に記載の電池パック。
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