JP2008041507A - 浸水検知スイッチ及び該浸水検知スイッチを備える電池パック - Google Patents

浸水検知スイッチ及び該浸水検知スイッチを備える電池パック Download PDF

Info

Publication number
JP2008041507A
JP2008041507A JP2006216139A JP2006216139A JP2008041507A JP 2008041507 A JP2008041507 A JP 2008041507A JP 2006216139 A JP2006216139 A JP 2006216139A JP 2006216139 A JP2006216139 A JP 2006216139A JP 2008041507 A JP2008041507 A JP 2008041507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection switch
water
battery pack
terminals
inundation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006216139A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Tononishi
雅光 殿西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo GS Soft Energy Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo GS Soft Energy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo GS Soft Energy Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006216139A priority Critical patent/JP2008041507A/ja
Publication of JP2008041507A publication Critical patent/JP2008041507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

【課題】浸水時にオン又はオフする浸水検知スイッチ、及び該浸水検知スイッチを備え、組み込まれる機器に故障又は性能劣化が生じるのを防止することが出来る電池パックを提供する。
【解決手段】浸水検知スイッチ31は、一面開口の箱状をなすケース32と、水浸入窓33aを有する蓋33と、ケース32の一短側面から挿入された出力端子34と、他短側面から挿入された入力端子35とを備える。入力端子35の端部は板ばね部35aとなっており、その先端部には下に凸の曲面状の接点部35bが形成されている。入力端子35と蓋33との間には、側面視で前記他短側面側から一短側面側に向かって厚みが厚くなる六面体をなすように、水溶性の紙を積層して形成した絶縁部37が介在されている。絶縁部37は、接点部35bが出力端子34に接続される方向に出力端子34を圧している。
【選択図】図8

Description

本発明は、電池パック等の電子装置に備えられ、電子装置の内部へ水の浸入を検知することが出来る浸水検知スイッチ、及び該浸水検知スイッチを備える電池パックに関する。
近年、急速に普及しているビデオカメラ,モバイルコンピュータ,携帯電話機等の携帯電子機器の電源としては、充放電可能な直方体状の非水電解質二次電池、例えばリチウムイオン二次電池等が主として用いられている。
リチウムイオン二次電池においては、過充電及び過放電を防止するために一側面に電池電圧を制御するための保護回路基板が設けられており、これらを絶縁性の例えば合成樹脂製の外装体に収容した電池パックとして携帯電子機器に装着される。保護回路基板と電池の端子との間は接続用のリード板により電気的に接続される。
ところで、携帯電話機等の携帯電子機器は、使用者の不注意により水没させる場合があり、この水没により、機器の電源として用いられている電池パックの内部に水が浸入することがある。電池パックが、上述の外装体の内部に水が浸入した状態で使用され、電池パックから電力が供給され続けると、機器が誤動作したり、故障してしまう可能性が高い。また、浸水により、電池パック自体が故障する可能性があり、短絡状態となって暴走し、機器に故障又は性能劣化が生じるという問題がある。
このように水没が原因で故障又は性能劣化が生じた電池パックは、完全に乾燥させた場合には、水浸入の痕跡が残り難いことから、例えば、修理に持ち込まれても故障又は性能劣化の原因の究明が非常に困難であることが多い。このため、電池パックの内部に水が浸入した事実の有無の判断を容易にするために、例えば特許文献1の水没シールを備える電池パックが開発されている。
この電池パックにおいては、外装ケースの内面に水溶性インクにより水玉模様等の模様を記録した水没シールが貼付されており、該水没シールと対向する外装ケースの表面に判定窓が設けられている。
このような水没シールを備えることにより、外装ケースの内部に水が浸入した場合には、浸入した水がシートに浸透して水溶性インクを滲ませるから、シートの一面に施された水玉模様が滲んで不鮮明になる。外装ケースの内部に水が浸入した電池パックを完全に乾燥させた場合においても、シートの水玉模様が滲んで不鮮明になった状態で乾燥されるから、水没シールを前記判定窓から視認することにより電池パックの内部に水が浸入したか否かが判定される。
上述した特許文献1の電池パックは、携帯電子機器が故障又は性能劣化した場合の原因の究明をすることが出来るが、電池パックに水が浸入した場合に、電池パックから機器への電力供給を停止したり、電池の短絡を防止して機器の故障又は性能劣化を予防することは出来ない。
水濡れを検知して警告を発する装置として、特許文献2には、バネにより接触されようとする2つの端子間に、リング状をなし、水溶性を有するペーパーヒューズを保持したものの発明が開示されている。この装置は、水に濡れた場合、ペーパーヒューズが切れ、2つの端子が接続されてスイッチが入り、ブザーが鳴るように構成されている。
特許文献3には、絶縁基板上に、所定間隔を隔てて対向配置された一対の検知部と、接続導体を介して各検知部に電気的に導通され、電子制御回路基板の配線導体に接続される2つの端子とを備える水濡れセンサの発明が開示されている。この水濡れセンサにおいては、水没等により電子制御回路が水濡れ状態になると、一対の検知部間に水が介在することになって所定値のリーク電流が検知部間に流れ、電子制御回路は水濡れ状態を検知して適正な動作を行うように構成されている。
特開平11−144695号公報 特開2005−28078号公報 特開2000−162081号公報
特許文献2の装置は、水に濡れた場合にスイッチが入る装置であり、これを電池パック等の電子装置に備えるとした場合、電池パックが水に濡れたときに、スイッチが切れて電池パックから機器への電力供給を停止したり、電池の短絡を防止して機器の故障又は性能劣化を予防することは出来ないという問題がある。
また、ばねが水溶紙を引きちぎる方向に付勢しており、水溶紙は圧縮方向に比べると引張方向に対する強度が弱いため、強度不足、経年劣化等によって水溶紙が引きちぎられ、予期せず、スイッチが入ってしまうという問題がある。
特許文献3の水濡れセンサの場合、水濡れを検知するのみであり、電子制御回路の動作を制御するためには論理回路等を組み込んだ制御回路と組み合わせる必要があり、構成が大がかりになり、コストが高くなるため、適用出来る機器が限定されるという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、2つの端子と、該2つの端子を電気的に接続する接続部材と、2つの端子間に挟着された絶縁部材と、接続部材を絶縁部材に押し付ける方向に付勢する付勢部材とを備え、組み込まれる機器に水が浸入した場合に、絶縁部材が水溶することにより、確実に2つの端子が接続され、電気回路が「閉」の状態になり、浸水が表示等されて、浸水の事実が把握され、機器の故障又は性能劣化が予防され得る浸水検知スイッチを提供することを目的とする。
また、本発明は、2つの端子と、該2つの端子を電気的に接続する接続部材と、接続部材により2つの端子が接続される方向に接続部材を圧すべく配される絶縁部材と、接続部材による2つの端子の接続を断つ方向に接続部材に付勢する付勢部材とを備え、組み込まれる機器に水が浸入した場合に、絶縁部材が水溶することにより、確実に2つの端子が離隔され、電気回路が「開」の状態になり、電力の供給が遮断される等して、機器の故障又は性能劣化が予防され得る浸水検知スイッチを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、接続部材は端子に一体化されており、端子の端部は板ばねとすることにより、厚みを薄くし、小型化することが可能になるとともに、部品が削減されるので、コストダウンが図られる浸水検知スイッチを提供することを目的とする。
また、本発明は、上述の浸水検知スイッチと、対向する二平面及び側面を有する直方体状をなす素電池と、外部出力端子及び保護回路を有する保護回路基板と、保護回路基板と素電池の端子とを接続するリード板とを備えることにより、電力が供給され続けることにより、電池パックを備える機器が誤動作したり、故障してしまうことを防止し、また、電池パック自体が故障し、短絡状態となって暴走し、機器に故障又は性能劣化が生じるのを防止することが可能となる電池パックを提供することを目的とする。
第1発明に係る浸水検知スイッチは、2つの端子と、該2つの端子を接続して、電流を通流させる接続部材と、水溶性を有し、前記接続部材による前記2つの端子の接続を妨げるように前記端子間に挟着される絶縁部材と、弾性を有し、前記接続部材を前記絶縁部材に押し付ける方向に付勢する付勢部材とを備え、水が浸入した場合に、前記絶縁部材が水溶して、前記接続部材により前記2つの端子が接続されるように構成されていることを特徴とする。
本発明においては、水が浸入した場合に、絶縁部材が水溶することにより、簡単な構造で、確実に2つの端子が接続され、電気回路が「閉」の状態になる。従って、浸水したことを表示等することにより、浸水の事実が把握され、この浸水検知スイッチを備える機器の故障又は性能劣化を予防することが出来る。
また、絶縁部材には圧縮方向の力しか働かないので、強度不足、経年劣化等により、予期せず、2つの端子が接続されて、スイッチが入ることがない。
第2発明に係る浸水検知スイッチは、2つの端子と、該2つの端子を接続して、電流を通流させる接続部材と、水溶性を有し、前記接続部材により前記2つの端子が接続される方向に前記接続部材を圧すべく配される絶縁部材と、弾性を有し、前記接続部材による前記2つの端子の接続を断つ方向に前記接続部材に付勢する付勢部材とを備え、水が浸入した場合に、前記絶縁部材が水溶して、前記2つの端子が離隔するように構成されていることを特徴とする。
本発明においては、水が浸入した場合に、絶縁部材が水溶することにより、簡単な構造で確実に2つの端子が離隔され、電気回路が「開」の状態になる。従って、この浸水検知スイッチを備える機器に電力を供給する回路が遮断されるように構成することにより、前記機器の故障又は性能劣化を予防することが出来る。
また、絶縁部材には圧縮方向の力しか働かないので、強度不足、経年劣化等により、予期せず、2つの端子が離隔されて、スイッチが切れることがない。
第3発明に係る浸水検知スイッチは、第1又は第2発明において、前記接続部材は前記端子に一体化されており、該端子の端部は板ばねになっていることを特徴とする。
本発明においては、スイッチの厚みを薄くし、小型化することが可能になるとともに、部品が削減されるので、コストダウンが図られる。
第4発明に係る浸水検知スイッチは、第1乃至第3発明のいずれかにおいて、前記絶縁部材が、水溶性の紙、合成樹脂、ゲル、若しくは無機化合物を含む材料を、シート状、フィルム状、又は固形状に成形したものであることを特徴とする。
本発明においては、水が浸入した場合に、容易に水に溶けて、回路を開→閉又は閉→開にすることが出来る。
第5発明に係る浸水検知スイッチは、第1乃至第4発明のいずれかにおいて、水が浸入する窓部を有するケースを備えることを特徴とする。
本発明においては、絶縁部材が確実に水に濡れ、水に溶けて、回路を開→閉又は閉→開にすることが出来る。
そして、ケースに収納されているので、スイッチとしての汎用性、及び使い勝手が良好であり、モジュール又は部品として広く応用することが可能になる。
第6発明に係る電池パックは、第1乃至第5発明のいずれかの浸水検知スイッチと、対向する二平面及び側面を有する直方体状をなす素電池と、外部出力端子及び保護回路を有する保護回路基板と、該保護回路基板と前記素電池の端子とを接続する一組のリード板とを備えることを特徴とする。
本発明においては、第1乃至第5発明のいずれかの浸水検知スイッチを備えるので、電池パックから電力が供給され続けることにより、機器が誤動作したり、故障してしまうことを防止し、また、電池パック自体が故障し、短絡状態となって暴走し、機器に故障又は性能劣化が生じるのを防止することが可能となる。
第7発明に係る電池パックは、第6発明において、前記浸水検知スイッチは、第1発明の浸水検知スイッチであり、水が浸入し、前記浸水検知スイッチが入った場合に、浸水を表示する浸水表示部を備えることを特徴とする。
本発明においては、電池パックを備える機器に水が浸入し、浸水検知スイッチの絶縁部が水溶し、出力端子と入力端子とが接続された場合に、浸水を表示するための回路が閉路し、電池パックに水が浸入したことが表示されるので、ユーザが、これを見て機器の使用を停止し、電池パックを交換したり、修理に持ち込むことが出来る。
第8発明に係る電池パックは、第6発明において、前記浸水検知スイッチは、第1発明の浸水検知スイッチであり、水が浸入し、前記浸水検知スイッチが入った場合に、前記保護回路から浸水検知信号が出力される浸水検知端子を備えることを特徴とする。
本発明においては、電池パックを備える機器に水が浸入し、浸水検知スイッチの絶縁部が水溶し、出力端子と入力端子とが接続された場合に、保護回路から浸水検知端子へ浸水検知信号が出力される回路が閉路されるので、電池パックが組み込まれた機器側において、浸水検知信号を受けて機器の動作を停止させたり、機器側に設けた浸水表示部を点灯させてユーザに警告することが出来る。
第9発明に係る電池パックは、第6発明において、前記素電池は充放電可能な二次電池であり、前記浸水検知スイッチは、第2発明の浸水検知スイッチであり、水が浸入し、前記浸水検知スイッチが切れた場合に、充放電する回路が遮断されるように構成されていることを特徴とする。
本発明においては、電池パックを備える機器に水が浸入し、浸水検知スイッチの絶縁部が水溶し、出力端子と入力端子とが離隔された場合に、電池パックから機器への電力供給回路が遮断されるので、機器への電力供給を停止することが出来、機器が誤動作したり、故障してしまうことを防止し、また、電池パック自体が故障し、短絡状態となって暴走し、機器に故障又は性能劣化が生じるのを防止することが出来る。
本発明の浸水検知スイッチによれば、2つの端子と、該2つの端子を電気的に接続する接続部材と、2つの端子間に挟着された絶縁部材と、接続部材を絶縁部材に押し付ける方向に付勢する付勢部材とを備え、組み込まれる機器に水が浸入した場合に、絶縁部材が水溶するので、確実に2つの端子が接続され、電気回路が「閉」の状態になり、浸水を表示する等して、浸水の事実が把握され、機器の故障又は性能劣化が予防され得る。
また、本発明の浸水検知スイッチによれば、2つの端子と、該2つの端子を電気的に接続する接続部材と、接続部材により2つの端子が接続される方向に接続部材を圧すべく配される絶縁部材と、接続部材による2つの端子の接続を断つ方向に接続部材に付勢する付勢部材とを備え、組み込まれる機器に水が浸入した場合に、絶縁部材が水溶するので、確実に2つの端子が離隔され、電気回路が「開」の状態になり、電力の供給が遮断される等して、機器の故障又は性能劣化が予防され得る。
さらに、本発明の浸水検知スイッチによれば、接続部材は端子に一体化されており、端子の端部は板ばねになっているので、厚みを薄くし、小型化することが可能になるとともに、部品が削減されるので、コストダウンが図られる。
また、本発明の電池パックによれば、上述の浸水検知スイッチと、対向する二平面及び側面を有する直方体状をなす素電池と、外部出力端子及び保護回路を有する保護回路基板と、保護回路基板と素電池の端子とを接続するリード板とを備えることにより、電力が供給され続けることにより、電池パックを備える機器が誤動作したり、故障してしまうことを防止し、また、電池パック自体が故障し、短絡状態となって暴走し、機器に故障又は性能劣化が生じるのを防止することが可能となる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る浸水検知スイッチ1を示す斜視図、図2は、浸水検知スイッチ1を示す縦断面図である。
浸水検知スイッチ1のケース2は、有底の円筒状をなし、ケース2の開口部は蓋3により閉塞されている。ケース2の側面には、周方向に4箇所、水浸入窓2a,2a,…が設けられており、これが長手方向に4列、並設されている。
ケース2の底部には、棒状部4aに円板4bを連設してなる出力端子4が、円板4bがケース2の底面に当接した状態で、挿通されている。蓋3には棒状の入力端子5が挿通されている。
出力端子4と入力端子5との端面間には、水溶性の紙を重ねて円板状に形成した絶縁部7が挟着されている。
入力端子5の端部には、導電性を有し、円筒部6aにリング6bを連設してなる接続部6が嵌められている。従って、入力端子5と接続部6とは電気的に導通している。入力端子5及びリング6bの端面は、絶縁部7に当接している。リング6bの反対側の面には、下記のばね8の端部が挿入される凹部6cが設けられている。
蓋3と接続部6との間には、圧縮した状態で、入力端子5及び接続部6の円筒部6aに嵌められたばね8が介在している。このばね8は、接続部6のリング6bを、絶縁部7に押し付ける方向に接続部6に付勢している。
通常の状態では、出力端子4と入力端子5との間には絶縁部7が介在するので、出力端子4と入力端子5とは絶縁されている。
水浸入窓2a,2a,…から水が浸入した場合には、絶縁部7が徐々に水に溶け、水溶の進行に伴い、ばね8が伸長して、接続部6のリング6aが出力端子4の端面に接し、入力端子5と出力端子4とが接続して、電流が通流する。
本実施の形態においては、浸水検知スイッチ1に水が浸入した場合に、絶縁部7が水溶することにより、確実に入力端子5と出力端子4とが接続され、簡単な構造で、電気回路が「閉」の状態になる。従って、浸水を表示等することにより、浸水の事実が把握され、機器の動作を停止させたり、修理に持ち込むことで、この浸水検知スイッチ1を備える機器の故障又は性能劣化を予防することが出来る。
また、絶縁部7には圧縮方向の力しか働かないので、強度不足、経年劣化等により、予期せず、入力端子5と出力端子4とが接続されて、スイッチが入ることがない。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る浸水検知スイッチ11を示す斜視図、図4は、浸水検知スイッチ11を示す縦断面図である。
浸水検知スイッチ11のケース12は、有底の円筒状をなし、ケース12の開口部は蓋13により閉塞されている。ケース12の側面には、周方向に4箇所、水浸入窓12a,12a,…が設けられており、これが長手方向に4列、並設されている。ケース12の底部には、内筒12bが連設されている。
ケース12の底部には、棒状部14aに円板14bを連設してなる出力端子14が、円板14bがケース12の底面に当接した状態で挿通されている。蓋13には棒状の入力端子15が挿通されている。
蓋13の内面には、水溶性の紙を重ねてリング状に形成した絶縁部17が、入力端子15を挿通した状態で嵌められている。
入力端子15の端部には、導電性を有し、リング16aに円筒部16bを連設してなる接続部16が、リング16aの端面を絶縁部17の端面に当接させた状態で嵌められている。従って、入力端子15と接続部16とは電気的に導通している。円筒部16bの端部には、内径が他部より大径である段部16cが設けられており、この段部16cに出力端子14の円板14bを嵌めた状態で、円筒部16bの端部がケース12の内筒12bに収納されている。接続部16を介して、出力端子14と入力端子15とは電気的に接続されている。
絶縁部17は、接続部16が出力端子14に接続される方向に接続部16を圧している。
接続部16のリング16aとケース12の底部との間には、圧縮した状態で、内筒12b及び円筒部16bに嵌められたばね18が介在している。ばね18は、出力端子14と入力端子15との接続を断つ方向に接続部16に付勢している。
通常の状態では、接続部16を介し、出力端子14と入力端子15とは接続されている。
水浸入窓12a,12a,…から水が浸入した場合には、絶縁部17が徐々に水に溶け、水溶の進行に伴い、ばね18が伸長して、接続部16の円筒部16bが出力端子14の円板14bから離れ、出力端子14と入力端子15との接続が解除し、回路が遮断される。
本実施の形態においては、浸水検知スイッチ11に水が浸入した場合に、絶縁部17が水溶するので、確実に出力端子14と入力端子15とが離隔され、簡単な構造で、電気回路が「開」の状態になる。従って、この浸水検知スイッチ11を備える機器に電力を供給する回路が遮断される等することにより、機器の故障又は性能劣化を予防することが出来る。
また、絶縁部材には圧縮方向の力しか働かないので、強度不足、経年劣化等により、予期せず、2つの端子が離隔されて、スイッチが切れることがない。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3に係る浸水検知スイッチ21を示す斜視図、図6は、浸水検知スイッチ21を示す縦断面図である。
浸水検知スイッチ21のケース22は、一面開口の箱状をなし、ケース22の開口部は蓋23により閉塞されている。ケース22の長側面には、長手方向に5箇所、丸穴状の水浸入窓22a,22a,22a,22a,22aが設けられている。蓋23には、長穴状の水浸入窓23a,23a,23a,23aが設けられている。
ケース22の底面には、一短側面から挿入された板状の出力端子24が載置されている。
出力端子24上には、水溶性の紙を板状に積層してなる絶縁部27が載置されている。
板状の入力端子25は、ケース22の他短側面の外側で、上側に折れ曲がり、さらに該短側面側に折れ曲がった状態で、該短側面の上下方向の中央部からケース22に挿入されている。入力端子25の端部側はさらに、上に凸の曲面状の板ばね部25aと、側面視が略V字状の接点部25bとが形成されるように折り曲げられている。本実施の形態においては、接続部材としての接点部25bが入力端子25に一体化されている。
板ばね部25aは、接点部25bを絶縁部27に押し付ける方向に付勢している。
通常の状態では、出力端子24と入力端子25との間には絶縁部27が介在するので、出力端子24と入力端子25とは絶縁されている。
水浸入窓22a,22a,…及び水浸入窓23a,23a,…から水が浸入した場合には、絶縁部27が徐々に水に溶け、水溶の進行に伴い、板ばね部25aに押圧されて、接点部25bが出力端子24の端面に接し、入力端子25と出力端子24とが接続し、電流が通流する。
本実施の形態においては、浸水検知スイッチ21に水が浸入した場合に、絶縁部27が水溶することにより、確実に入力端子25と出力端子24とが接続され、簡単な構造で、電気回路が「閉」の状態になる。従って、浸水を表示等することにより、浸水の事実が把握され、機器の動作を停止させたり、修理に持ち込むことで、この浸水検知スイッチ21を備える機器の故障又は性能劣化を予防することが出来る。
また、絶縁部27には圧縮方向の力しか働かないので、強度不足、経年劣化等により、予期せず、入力端子25と出力端子24とが接続されて、スイッチが入ることがない。
そして、本実施の形態の構造によれば、浸水検知スイッチ21の厚みを薄くし、小型化することが出来るとともに、部品が削減されるので、コストダウンが図られる。
実施の形態4.
図7は、本発明の実施の形態4に係る浸水検知スイッチ31を示す斜視図、図8は、浸水検知スイッチ31を示す縦断面図である。
浸水検知スイッチ31のケース32は、一面開口の箱状をなし、ケース32の開口部は蓋33により閉塞されている。ケース32の長側面には、長手方向に5箇所、丸穴状の水浸入窓32a,32a,32a,32a,32aが設けられている。蓋33には、長穴状の水浸入窓33a,33a,33a,33aが設けられている。
ケース32の底面には、一短側面から挿入された板状の出力端子34が載置されている。
板状の入力端子35は、ケース32の他短側面の外側で、上側に折れ曲がり、さらに該短側面側に折れ曲がった状態で、該短側面の上下方向の中央部からケース32に挿入されている。入力端子35の折れ曲がった部分は板ばね部35aをなし、その先端部には下に凸の曲面状の接点部35bが形成されている。本実施の形態においては、接続部材としての接点部35bが入力端子35に一体化されている。接続部材35bを介して、出力端子34と入力端子35とは電気的に接続されている。
入力端子35と蓋33との間には、側面視で前記他短側面側から一短側面側に向かって厚みが厚くなる六面体をなすように、水溶性の紙を積層して形成した絶縁部37が介在されている。絶縁部37は、接点部35bが出力端子34に接続される方向に出力端子34を圧している。
板ばね部35aは、出力端子34と入力端子35との接続を断つ方向に接続部16に付勢している。
通常の状態では、接点部35bと出力端子34とは接続されている。
水浸入窓32a,32a,…及び水浸入窓33a,33a,…から水が浸入した場合には、絶縁部37が徐々に水に溶け、水溶の進行に伴い、板ばね部35aにより押圧されて、接点部35bと出力端子34との接続が解除し、回路が遮断される。
本実施の形態においては、浸水検知スイッチ31に水が浸入した場合に、絶縁部37が水溶するので、確実に出力端子34と入力端子35とが離隔され、簡単な構造で、電気回路が「開」の状態になる。従って、この浸水検知スイッチ31を備える機器に電力を供給する回路が遮断される等することにより、機器の故障又は性能劣化を予防することが出来る。
また、絶縁部材には圧縮方向の力しか働かないので、強度不足、経年劣化等により、予期せず、2つの端子が離隔されて、スイッチが切れることがない。
そして、本実施の形態の構造によれば、浸水検知スイッチ31の厚みを薄くし、小型化することが出来るとともに、部品が削減されるので、コストダウンが図られる。
実施の形態5.
図9は、実施の形態5に係る電池パック50を示す斜視図、図10は、電池パック50を示す分解斜視図、図11は、組電池59を示す斜視図、図12は、電池パック50の電気的な構成を示す電気回路の概要図である。
電池パック50の素電池51は、角型平板状であり、その内部に正極及び負極をセパレータを介して巻回した発電要素を含む非水電解質二次電池、具体的には例えばリチウムイオン二次電池等の二次電池であり、発電要素をアルミニウム又はアルミニウム合金製のケースに収納してなる。素電池51の一側面には、絶縁板(図示せず)を介して負極端子(図示せず)が設けられ、これと対向する他側面には、リード取付板51aが設けられている。負極端子が設けられた部分以外の素電池51の全体が正極(端子)とされる。
素電池51の負極端子が設けられている側面、及び該側面に隣接する側面には、両面粘着性の固定テープ52が貼付されている。固定テープ52には、回路配線部54を支持した状態で、略L字状の基板ホルダ53が貼着されている。基板ホルダ53の負極端子側に配される側板部53aには、負極端子を表出させる表出窓53bが設けられており、側板部53aに隣接する側板部53cには下記保護回路基板54aが嵌められている。
回路配線部54の保護回路基板54aの素電池51と対向する面には、素電池51の過充電又は過放電等を防止するための保護回路54bが実装されており、反対側、即ち外面側には、外部へ電力を取り出し、また逆に充電のために外部から電力を取り込むための正負極の外部出力端子54c,54c,54cが金メッキにより設けられている。
回路配線部54の第1リード板54dの一端部は、保護回路基板54aの電極に接続されており、他端部は、実施の形態4に係る浸水検知スイッチ31の入力端子35に接続されている。浸水検知スイッチ31の出力端子34は第2リード板54eに接続されており、第2リード板54eは、基板ホルダ53の側板部53aの外面に当接され、表出窓53bにおいて負極端子にスポット溶接されている。第3リード板54fの一端部は、保護回路基板54aの電極に接続されており、他端部は、リード取付板51aを介し素電池51の側面に接続されている(図11参照)。これにより、組電池59が構成される。
基板ホルダ53を介し回路配線部54が側面に配された組電池59は、一面が開口した箱状の外装ケース55に収納される。外装ケース55の保護回路基板54aが配される側板部には、外部出力端子54c,54c,54cを露出させるための窓部55a,55a,55aが設けられている。
素電池51の表面にはラベル56が貼付され、外装ケース55の窓部55a,55a,55aが設けられている部分等、一部を露出させた状態で、外装ケース55の側板部もラベル56に覆われて、電池パック50が構成される。
以上のように構成された電池パック50においては、通常は、浸水検知スイッチ31の出力端子34と入力端子35とは接続されており、電池パック50充放電回路は閉路状態に保持されている。従って、外部出力端子54c,54c,54cを介して電池パック50が装着される携帯電話機等の機器に電源を供給することが出来る。
本実施の形態に係る電池パック50においては、機器に水が浸入した場合に、浸水検知スイッチ31の絶縁部37が水溶し、出力端子34と入力端子35との接続が遮断され、電池パック50の回路が遮断されるので、機器への電力供給を停止することが出来る。また、浸水検知スイッチ31は保護回路基板54aと素電池51との間に直列に接続されているので、素電池51から保護回路54bへの電力供給も停止することが出来、保護回路54bの故障により、素電池51の電気エネルギーが無制御状態で際限なく機器に供給され続けるのを防止することが出来る。
従って、機器が誤動作したり、故障してしまうことを防止し、また、電池パック50自体が故障し、短絡状態となって暴走し、機器に故障又は性能劣化が生じるのを防止することが出来る。
なお、本実施の形態においては、浸水検知スイッチとして浸水検知スイッチ31を用いた場合につき説明しているが、これに限定されるものではなく、浸水検知スイッチ11を用いることにしてもよい。但し、浸水検知スイッチ31を用いる方が、電池パック50を小型化することが出来る。
実施の形態6.
図13は、実施の形態6に係る電池パック60を示す斜視図、図14は、電池パック60の電気的な構成を示す電気回路の概要図である。図中、図9及び図12と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
この電池パック60は、外部出力端子54c,54c,54cが設けられている側面の、反対側の端部に浸水表示部57を備えている。
この電池パック60においては、回路配線部54の第1リード板54dと第2リード板54eとは直接接続されており、保護回路54bは、第1リード板54d及び第2リード板54e、第3リード板54fを介し、素電池51の各端子と接続されている。
また、第1リード板54d及び第2リード板54e、第3リード板54fには、保護回路54bへの接続と並列に、実施の形態3に係る浸水検知スイッチ21、発光ダイオード57a及び電流制御用の抵抗素子57bを有する浸水表示回路が接続されている。通常は、浸水検知スイッチ21の出力端子24と入力端子25とは絶縁部27により離隔されており、浸水表示回路は開路状態に保持されている。
本実施の形態においては、携帯電話機器等の機器を誤って水没させる等して電池パック60に水が浸入した場合、浸水検知スイッチ21の絶縁部27が水溶し、出力端子24と入力端子25とが接続されるので、浸水表示回路が閉路し、発光ダイオード57aにより浸水表示部57が点灯する。素電池51に電気エネルギーが残存する間は、常に発光ダイオード57aが点灯し、浸水表示部57により電池パック60に水が浸入したことが表示される。
ユーザは、電池パック60の浸水表示部57の点灯を見て、機器の使用を停止し、電池パック60を交換したり、修理に持ち込むことが出来る。
また、この浸水検知スイッチ21は、乾いた場合に閉→開に復帰する可能性もあるが、ユーザが電池パック60を交換したり、修理に持ち込まなかった場合においても、機器側の制御部又は電池パック60の保護回路54bのメモリに、浸水検知スイッチ21が開→閉になったことが記憶されるようにしておき、ユーザが機器の電源スイッチを入れても電池パック60から機器への電力供給のための回路が復帰しないようにすることで、機器の故障又は性能劣化を防止することが出来る。
なお、本実施の形態においては、浸水検知スイッチとして浸水検知スイッチ21を用いた場合につき説明しているが、これに限定されるものではなく、浸水検知スイッチ1を用いることにしてもよい。但し、浸水検知スイッチ21を用いる方が、電池パック60を小型化することが出来る。
実施の形態7.
図15は、本発明の実施の形態7に係る電池パックの電気的な構成を示す電気回路の概要図である。図中、図12と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態に係る電池パックは、通常は閉路状態である浸水検知スイッチ31と、通常は開路状態である浸水検知スイッチ21との両方を備える。
浸水検知スイッチ31は、素電池51の負極端子と保護回路基板54とを接続する、第1リード板54d及び第2リード板54eに直列に接続されている。
浸水検知スイッチ21は、第2リード板54e、第3リード板54fに、保護回路54bへの接続と並列に接続された浸水表示回路に含まれている。
本実施の形態に係る電池パックにおいては、機器に水が浸入した場合に、浸水検知スイッチ31の絶縁部37が水溶し、出力端子34と入力端子35との接続が遮断され、電池パックの回路が遮断されるので、機器への電力供給を停止することが出来る。
また、浸水検知スイッチ21の絶縁部27が水溶し、出力端子24と入力端子25とが接続され、浸水表示回路が閉路し、発光ダイオード57aにより浸水表示部57が点灯する。
これらの作用により、ユーザは機器の停止原因をより明確に知ることが出来、電池パックを交換したり、修理に持ち込むことが出来る。
なお、本実施の形態においては、浸水検知スイッチ21及び31を用いた場合につき説明しているが、これに限定されるものではなく、浸水検知スイッチ1及び11を用いることにしてもよい。但し、浸水検知スイッチ21及び31を用いる方が、電池パックを小型化することが出来る。
実施の形態8.
図16は、本発明の実施の形態8に係る電池パックの電気的な構成を示す電気回路の概要図である。図中、図12と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態に係る電池パックは、保護回路54bから浸水検知信号が出力される浸水検知端子58を備えており、保護回路54bから浸水検知端子58への浸水検知信号が出力される回路には、通常は開路状態である浸水検知スイッチ21が直列に接続されている。
本実施の形態に係る電池パックにおいては、通常は、浸水検知スイッチ21の出力端子24と入力端子25とは接続されておらず、前記回路は遮断されているので、浸水検知端子58へ浸水検知信号は出力されない。
しかし、機器が浸水した場合に、浸水検知スイッチ21の絶縁部27が水溶し、出力端子24と入力端子25とが接続され、前記回路が閉じて、浸水検知端子58へ浸水検知信号が出力される。
そして、浸水検知端子58へ浸水検知信号が出力されると、電池パックが装着された機器側の制御部が浸水検知信号を受けて機器の動作を停止させたり、機器側に設けた浸水表示部を点灯させてユーザに警告する等の種々の動作を行う。機器の動作については、機器の仕様に応じて適宜設計することが可能である。ユーザは、この機器の動作を受けて電池パックを交換したり、修理に持ち込むことが出来る。
また、この浸水検知スイッチ21は、乾いた場合に閉→開に復帰する可能性もあるが、ユーザが電池パックを交換したり、修理に持ち込まなかった場合においても、機器側の制御部又は電池パックの保護回路54bのメモリに、浸水検知スイッチ21が開→閉になったことが記憶されるようにしておき、ユーザが機器の電源スイッチを入れても電池パックから機器への電力供給のための回路が復帰しないようにすることで、機器の故障又は性能劣化を防止することが出来る。
なお、本実施の形態においては、浸水検知スイッチ21を用いた場合につき説明しているが、これに限定されるものではなく、浸水検知スイッチ1を用いることにしてもよい。但し、浸水検知スイッチ21を用いる方が、電池パックを小型化することが出来る。
また、前記実施の形態1乃至8においては、浸水検知スイッチ1、11、21、31の絶縁部7、17、27、37を水溶性の紙を円板状、リング状、シート状又は六面体状に形成した場合に付き説明しているがこれに限定されるものではなく、水溶性の合成樹脂、水溶性のゲル、又は炭酸水素ナトリウム等の塩を含む水溶性の無機化合物を有する材料を、シート状、フィルム状又は錠剤型等の所定の固形状に成形したものであってもよい。
本発明の実施の形態1に係る浸水検知スイッチを示す斜視図である。 浸水検知スイッチを示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る浸水検知スイッチを示す斜視図である。 浸水検知スイッチを示す縦断面図である。 本発明の実施の形態3に係る浸水検知スイッチを示す斜視図である。 浸水検知スイッチを示す縦断面図である。 本発明の実施の形態4に係る浸水検知スイッチを示す斜視図である。 浸水検知スイッチを示す縦断面図である。 実施の形態5に係る電池パックを示す斜視図である。 電池パックを示す分解斜視図である。 組電池を示す斜視図である。 電池パックの電気的な構成を示す電気回路の概要図である。 実施の形態6に係る電池パックを示す斜視図である。 電池パックの電気的な構成を示す電気回路の概要図である。 本発明の実施の形態7に係る電池パックの電気的な構成を示す電気回路の概要図である。 本発明の実施の形態8に係る電池パックの電気的な構成を示す電気回路の概要図である。
符号の説明
1、11、21、31 浸水検知スイッチ
2、12、22、32 ケース
2a、12a、23a、33a 水浸入窓
3、13、23、33 蓋
4、14、24、34 出力端子
5、15、25、35 入力端子
6、16 接続部
25b、35b 接点部
7、17、27、37 絶縁部
8、18 ばね
25a、35a 板ばね部
50、60 電池パック
51 素電池
52 固定テープ
53 基板ホルダ
54 保護回路部
54a 保護回路基板
54b 保護回路
54c 外部出力端子
54d 第1リード板
54e 第2リード板
54f 第3リード板
55 外装ケース
56 ラベル
57 浸水表示部
57a 発光ダイオード
57b 抵抗素子
58 浸水検知端子
59 組電池

Claims (9)

  1. 2つの端子と、
    該2つの端子を接続して、電流を通流させる接続部材と、
    水溶性を有し、前記接続部材による前記2つの端子の接続を妨げるように前記端子間に挟着される絶縁部材と、
    弾性を有し、前記接続部材を前記絶縁部材に押し付ける方向に付勢する付勢部材と
    を備え、
    水が浸入した場合に、前記絶縁部材が水溶して、前記接続部材により前記2つの端子が接続されるように構成されていることを特徴とする浸水検知スイッチ。
  2. 2つの端子と、
    該2つの端子を接続して、電流を通流させる接続部材と、
    水溶性を有し、前記接続部材により前記2つの端子が接続される方向に前記接続部材を圧すべく配される絶縁部材と、
    弾性を有し、前記接続部材による前記2つの端子の接続を断つ方向に前記接続部材に付勢する付勢部材と
    を備え、
    水が浸入した場合に、前記絶縁部材が水溶して、前記2つの端子が離隔するように構成されていることを特徴とする浸水検知スイッチ。
  3. 前記接続部材は前記端子に一体化されており、該端子の端部は板ばねになっている請求項1又は2に記載の浸水検知スイッチ。
  4. 前記絶縁部材は、水溶性の紙、合成樹脂、ゲル、若しくは無機化合物を含む材料を、シート状、フィルム状、又は固形状に成形したものである請求項1乃至3のいずれかに記載の浸水検知スイッチ。
  5. 水が浸入する窓部を有するケースを備える請求項1乃至4のいずれかに記載の浸水検知スイッチ。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の浸水検知スイッチと、
    対向する二平面及び側面を有する直方体状をなす素電池と、
    外部出力端子及び保護回路を有する保護回路基板と、
    該保護回路基板と前記素電池の端子とを接続する一組のリード板と
    を備えることを特徴とする電池パック。
  7. 前記浸水検知スイッチは、請求項1に記載の浸水検知スイッチであり、
    水が浸入し、前記浸水検知スイッチが入った場合に、浸水を表示する浸水表示部を備える請求項6に記載の電池パック。
  8. 前記浸水検知スイッチは、請求項1に記載の浸水検知スイッチであり、
    水が浸入し、前記浸水検知スイッチが入った場合に、前記保護回路から浸水検知信号が出力される浸水検知端子を備える請求項6に記載の電池パック。
  9. 前記素電池は充放電可能な二次電池であり、
    前記浸水検知スイッチは、請求項2に記載の浸水検知スイッチであり、
    水が浸入し、前記浸水検知スイッチが切れた場合に、充放電する回路が遮断されるように構成されている請求項6に記載の電池パック。
JP2006216139A 2006-08-08 2006-08-08 浸水検知スイッチ及び該浸水検知スイッチを備える電池パック Pending JP2008041507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006216139A JP2008041507A (ja) 2006-08-08 2006-08-08 浸水検知スイッチ及び該浸水検知スイッチを備える電池パック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006216139A JP2008041507A (ja) 2006-08-08 2006-08-08 浸水検知スイッチ及び該浸水検知スイッチを備える電池パック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008041507A true JP2008041507A (ja) 2008-02-21

Family

ID=39176282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006216139A Pending JP2008041507A (ja) 2006-08-08 2006-08-08 浸水検知スイッチ及び該浸水検知スイッチを備える電池パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008041507A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013205401A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Fujitsu Fsas Inc 浸水記録装置
WO2013172271A1 (ja) * 2012-05-15 2013-11-21 三菱自動車工業株式会社 電池のエネルギ放出装置
WO2014109284A1 (ja) * 2013-01-11 2014-07-17 パナソニック株式会社 電池パック
EP2988350A1 (en) * 2014-08-22 2016-02-24 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Battery pack with a water sensitive connector
JPWO2021153191A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013205401A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Fujitsu Fsas Inc 浸水記録装置
WO2013172271A1 (ja) * 2012-05-15 2013-11-21 三菱自動車工業株式会社 電池のエネルギ放出装置
JP2013237355A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Mitsubishi Motors Corp 電池のエネルギ放出装置
WO2014109284A1 (ja) * 2013-01-11 2014-07-17 パナソニック株式会社 電池パック
US9853276B2 (en) 2013-01-11 2017-12-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Battery pack
JPWO2014109284A1 (ja) * 2013-01-11 2017-01-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 電池パック
US9484567B2 (en) 2014-08-22 2016-11-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Battery pack
CN105374973A (zh) * 2014-08-22 2016-03-02 松下知识产权经营株式会社 电池组
EP2988350A1 (en) * 2014-08-22 2016-02-24 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Battery pack with a water sensitive connector
JPWO2021153191A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05
WO2021153191A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05 株式会社村田製作所 電池パックおよび電動工具
CN115053387A (zh) * 2020-01-27 2022-09-13 株式会社村田制作所 电池包及电动工具
JP7351356B2 (ja) 2020-01-27 2023-09-27 株式会社村田製作所 電池パックおよび電動工具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4991581B2 (ja) バッテリパック及び配線基板
JP5859149B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP5511051B2 (ja) バッテリパック
JP4563887B2 (ja) 充電システム
JP2004006213A (ja) 電池パック
US8836524B2 (en) Detecting device and battery box using the same
US7733055B2 (en) Battery pack and method of manufacturing the same
JP2014107264A (ja) バッテリーパック
JP2015153749A (ja) 電池パック
JP2008041507A (ja) 浸水検知スイッチ及び該浸水検知スイッチを備える電池パック
CN108028151B (zh) 开关元件、电子部件、电池系统
JP2001229893A (ja) リチウムイオンポリマー電池の安全装置
JP3588343B2 (ja) 電池パック
JP4737203B2 (ja) バッテリパック
CN109314201A (zh) 蓄电装置
JP5177843B2 (ja) 電池パック
WO2017061456A1 (ja) スイッチ素子、及び保護素子
JP5315742B2 (ja) 電池
KR20070075927A (ko) 안전성이 향상된 소형 전지팩
JP5267972B2 (ja) 電池パック
JP2002298828A (ja) 電池装置
JP4900454B2 (ja) 電池装置
JP2001243991A (ja) 非水電解液型電池装置及び電池パック
JP2009059630A (ja) 電池パック
JP4778218B2 (ja) 電池パック