JPH10254189A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10254189A
JPH10254189A JP9309664A JP30966497A JPH10254189A JP H10254189 A JPH10254189 A JP H10254189A JP 9309664 A JP9309664 A JP 9309664A JP 30966497 A JP30966497 A JP 30966497A JP H10254189 A JPH10254189 A JP H10254189A
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JP9309664A
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Katsuya Murakoshi
克也 村越
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数枚の原稿が分割して供給される場合に、
オペレータに操作上の負担を与えずに、両面転写動作を
適確に行なう画像形成装置を提供する。 【解決手段】 自動原稿供給ユニット1から供給される
奇数番目の原稿が、給紙トレイ部13から給紙される転
写紙表面に転写ユニット8で転写され、該転写紙が中間
トレイ部11にストックされ、偶数番目の原稿は中間ト
レイ部11からの転写紙の裏面に転写され両面転写が行
なわれ、供給原稿がなくなった時に、中間トレイ部11
のタイマ11aの所定スタック時間の計時完了前に、原
稿が追加セットされると画像形成が継続され、タイマ1
1aの計時完了前に原稿が追加セットされないと、中間
トレイ部11の転写紙は、排紙トレイ部12に排紙さ
れ、多数枚の原稿を自動原稿供給ユニット1に分割して
セットする場合、オペレータの操作上の負担なしに多数
枚の原稿の両面転写が適確且つ効率的に行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の原稿を順
次自動供給して、転写紙の両面に画像形成を行なう画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数枚の原稿を順次自動供給して、転写
紙の両面に画像形成を行なう画像形成装置では、複数枚
の原稿が自動原稿供給ユニットにセットされ、自動原稿
供給ユニットによって、一枚ずつ自動供給される原稿に
対して、原稿画像の読取り、読み取られた原稿画像の感
光体への露光、及び露光により感光体に形成される静電
潜像のトナー像への現像が行なわれる。このようにして
得られたトナー像が、転写紙の表面に転写された後に、
該転写紙は反転状態で中間トレイ部にストックされ、次
の原稿のトナー像は、中間トレイにストックされた転写
紙の他面に対して転写され、転写紙に対する両面転写が
行なわれる。
【0003】この種の画像形成装置では、自動原稿供給
ユニットにセットされた原稿が奇数枚の場合には、最終
ページの原稿の原稿画像の転写紙の表面への転写が終了
した状態で、転写紙は、反転状態で中間トレイ部に残さ
れる。この場合、同時に画像形成すべき原稿が、自動原
稿供給ユニットのセット可能な原稿枚数を越えていて、
自動原稿供給ユニットに原稿が分割されてセットされる
ケースであって、残された原稿が自動原稿供給ユニット
に追加してセットされる時には、中間トレイ部にストッ
クされている転写紙の裏面に、引き続いて原稿画像を転
写して画像形成を行なう必要がある。また、最終ページ
の原稿画像の転写紙の表面への転写による画像形成で、
一連の原稿の画像形成が終了する場合には、中間トレイ
部にストックされている転写紙を排紙する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような両面転写動
作をスムーズに行なうために、特開平4−127169
号公報に、中間トレイ部に残された転写紙を排紙する
か、新たな原稿が自動原稿供給ユニットに供給されるま
で、そのままの状態でストックするかを予めオペレータ
が指示し、その指示に従った処理が行なわれる画像形成
装置が開示されている。しかし、特開平4−12716
9号公報に開示の方式では、例えば多数枚の原稿を分割
して自動原稿供給ユニットにセットして画像形成を行な
う場合には、オペレータはセットした原稿の枚数を誤り
なく数え、その枚数に応じて排紙或いはストックを選択
して指示を行なわねばならずその処理が煩雑になる。
【0005】本発明は、前述したこの種の画像形成装置
の両面転写動作の現状に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、多数枚の原稿が分割されて供給される場合に
も、オペレータに操作上の負担を与えずに、両面転写動
作を適確に行なう画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、複数枚の原稿が自動原稿供
給ユニットにセットされ、該自動原稿供給ユニットによ
って、一枚ずつ自動供給される前記原稿に対して、原稿
画像の読取り、読み取られた原稿画像の感光体への露
光、及び前記露光により形成される静電潜像のトナー像
への現像が行なわれ、得られたトナー像が転写紙の一面
に転写され、転写後に中間トレイ部に反転状態でストッ
クされる転写紙の他面に、次に読み取られ現像される原
稿画像のトナー像が転写され、転写紙に両面転写が行な
われる画像形成装置において、前記自動原稿供給ユニッ
トへの原稿セットを検出する原稿検出手段と、前記原稿
の自動供給の回数を計数するカウンタと、前記中間トレ
イ部における原稿のストック時間を計測するタイマと、
前記カウンタの計数値に応じて、新しい転写紙或いは前
記中間トレイ部にストックされた転写紙への転写を行な
うように、転写紙の搬送を制御する搬送制御手段と、前
記自動原稿供給ユニットにセットされる原稿の最終ペー
ジの画像が転写され、前記中間トレイ部にストックされ
る最終転写紙を、前記タイマのカウントアップ時に排紙
トレイに排出する排出制御手段と、前記タイマのカウン
トアップ前に、前記自動原稿供給ユニットに新たな原稿
がセットされると、前記最終転写紙に対して転写を継続
する転写制御手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0007】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記排
出制御手段を、前記タイマのカウントアップ前に作動さ
せる強制排紙手段が設けられていることを特徴とするも
のである。
【0008】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記転
写制御手段による制御は、新たな原稿のセットにより自
動的に開始されることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]本発明の第1の実施の形態を、図
1ないし図4を参照して説明する。図1は本実施の形態
の構成を示すブロック図、図2は本実施の形態の搬送制
御機構の構成を示すブロック図、図3は本実施の形態の
画像形成動作を示すフローチャート、図4は本実施の形
態の強制排紙動作を示すフローチャートである。
【0010】本実施の形態では、図1に示すように、ド
ライバ6で回転駆動される感光体5の周面に近接対向し
て、原稿画像の露光を行い、感光体5に原稿画像の静電
潜像を形成する露光ユニット3、形成された静電潜像を
トナー像に現像する現像ユニット7、現像で得られたト
ナー像を転写紙に転写する転写ユニット8が設けられて
おり、また、トナー像が転写された転写紙が搬送され、
転写紙にトナー像を定着する定着ユニット10が配設さ
れ、定着ユニット10の近傍には、画像形成された転写
紙が排紙される排紙トレイ部12が配設されている。
【0011】本実施の形態には、表面にトナー像が転写
された転写紙が、反転状態でストックされる中間トレイ
部11が設けられ、この中間トレイ部11には、中間ト
レイ部11にストックされる転写紙の所定のストック時
間(10秒)を計数してカウントアップするタイマ11
aが取り付けられている。また、転写紙が収容される給
紙トレイ部13が設けられ、中間トレイ部11にストッ
クされている転写紙、或いは給紙トレイ部13に収容さ
れている転写紙の何れかが、選択されて転写ユニット8
に搬送されるように構成されている。
【0012】一方、本実施の形態には、複数枚の原稿が
セットされ、セットされた原稿を一枚ずつ供給する自動
原稿供給ユニット1が設けられ、自動原稿供給ユニット
1により供給された原稿の画像を光学的に読取り、光電
変換して原稿画像に対応する原稿画像信号を露光ユニッ
ト3に出力する光学系2が配設され、この光学系2に
は、自動原稿供給ユニット1への原稿セットの状態を検
出する原稿検知センサ2aと、セットされた原稿に対す
る自動原稿供給ユニット1による原稿供給の回数を計数
する自動供給回数カウンタ2bとが取り付けられてい
る。
【0013】そして、本実施の形態には、全体の動作を
制御するCPU15が設けられ、自動原稿供給ユニット
1、光学系2、露光ユニット3、ドライバ6、現像ユニ
ット7、転写ユニット8、定着ユニット10、排紙トレ
イ部12、中間トレイ部11及び給紙トレイ部13はC
PU15に接続され、さらにCPU15には、オペレー
タが制御上の操作を行なう操作部14が接続されてい
る。
【0014】本実施の形態の搬送制御機構は、図2に示
すように構成され、タイマ11a、原稿検知センサ2
a、自動供給回数カウンタ2b及び操作部14が接続さ
れるCPU15に、排紙トレイ部12のドライバ12
a、転写ユニット8、中間トレイ部11のドライバ11
a、及び給紙トレイ部13のドライバ13aが接続さ
れ、ドライバ12aには排紙トレイ12bが、ドライバ
11aには中間トレイ11bが、ドライバ13aには給
紙トレイ13bがそれぞれ接続されている。
【0015】本実施の形態のCPU15には、原稿検知
センサ2aが、自動原稿供給ユニット1に原稿がセット
されていると検知した場合、自動供給回数カウンタ2b
のカウント数が奇数であると、給紙トレイ部13に指令
信号を出力し、ドライバ13aの動作で給紙トレイ13
bから、転写ユニット8に転写紙を搬送し、自動供給回
数カウンタ2bのカウント数が偶数であると、中間トレ
イ部11に指令信号を出力し、ドライバ11aの動作で
中間トレイ11bから、転写ユニット8に転写紙を搬送
する搬送制御手段が設けられている。
【0016】また、本実施の形態のCPU15には、原
稿検知センサ2aが、自動原稿供給ユニット1に原稿が
セットされていないと検知した場合、タイマ11aがカ
ウントアップすると、中間トレイ部11と排紙トレイ部
12に指令信号を出力し、ドライバ11a、12aを作
動させて、中間トレイ11bにストックされている転写
紙を、排紙トレイ12bに排紙する排出制御手段が設け
られている。
【0017】さらに、本実施の形態のCPU15には、
原稿検知センサ2aが、自動原稿供給ユニット1に原稿
がセットされていないと検知した場合、タイマ11aの
カウントアップ前に、自動原稿供給ユニット1に新たな
原稿がセットされ、スタート釦が操作されると、中間ト
レイ11と転写ユニット8に指令信号を出力し、ドライ
バ11aの動作で中間トレイ11bにストックされてい
る転写紙を転写ユニット8に転送して、転写動作を行な
わせる転写制御手段が設けられている。
【0018】このような構成の本実施の形態の動作を、
最大積載枚数が20枚の自動原稿供給ユニット1に原稿
を19枚と6枚に分割してセットして画像形成を行なう
場合について、図3ないし図4のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0019】画像形成動作がスタートすると、図3のフ
ローチャートのステップS1で、自動供給回数カウンタ
2bに初期値0が設定され、ステップS2でタイマ11
aがリセットされ、自動原稿供給ユニット1に19枚の
原稿がセットされ、操作部14のスタート釦が操作され
る。
【0020】ステップS3で、CPU15によりスター
ト釦の操作が判定され、スタート釦が操作されていると
判定されると、ステップS4で、CPU15は原稿検知
センサ2aの検知信号により、自動原稿供給ユニット1
への原稿セットの判定を行い、この場合原稿がセットさ
れているので、ステップS5に進んで、CPU15の指
令によって、原稿が光学系2の読取位置まで搬送され、
ステップS6で自動供給回数カウンタ2bの計数値が+
1され、ステップS7に進んで、光学系2によつて原稿
画像が読み取られる。
【0021】そして、光学系2から原稿画像に対応する
原稿画像信号が出力され、露光ユニット3からの原稿画
像信号で変調されたレーザ光により、感光体5に対する
原稿画像の露光が行なわれ、感光体5の周面に原稿画像
の静電潜像が形成され、現像ユニット7によって、感光
体5に形成された静電潜像がトナー像に現像される。
【0022】次いで、ステップS8に進んで、CPU1
5によって自動供給回数カウンタ2bの計数値が偶数か
否かが判定され、この場合、自動供給回数カウンタ2b
の計数値が1で奇数なので、ステップS9に進んで、C
PU15から給紙トレイ部13と転写ユニット8に指令
信号が出力される。そして、感光体5のトナー像部分が
転写ユニット8に達するのに同期して、ドライバ13a
の動作で給紙トレイ13bから転写紙が、転写ユニット
8に搬送され、ステップS10で、転写ユニット8によ
って、転写紙の表面に感光体5のトナー像が転写され、
トナー像が転写された転写紙は、定着ユニット10によ
って定着される。
【0023】次いで、CPU15からの指令によって、
ステップS11で、ドライバ12aの動作で排紙トレイ
12bへの搬送路が閉じられ、ドライバ11aの動作で
中間トレイ11bへの搬送路が開かれ、トナー像が表面
に定着された転写紙が、反転されて中間トレイ11bに
ストックされ、ステップS12で、CPU15の指令に
よつてタイマ11aが計時を開始する。
【0024】この状態で、ステップS12からステップ
S4に戻って、2枚目の原稿について、ステップS3な
いしステップS7の処理が行なわれ、ステップS8で、
自動供給回数カウンタ2bの計数値が2で偶数であると
判定されるので、ステップS13に進んで、CPU15
の指令によつてタイマ11aがリセットされ、ステップ
S14で、CPU15から中間トレイ部11と転写ユニ
ット8に指令信号が出力され、感光体5のトナー像部分
が転写ユニット8に達するのに同期して、ドライバ11
aの動作で中間トレイ11bから転写紙が、転写ユニッ
ト8に搬送され、ステップS15で、転写ユニット8に
よって、転写紙の裏面に感光体5のトナー像が転写され
る。そして、1枚目及び2枚目の原稿のトナー像が表面
及び裏面にそれぞれ転写された転写紙は、定着ユニット
10によって定着され、ステップS16で、CPU15
の指令によって、ドライバ12aが排紙トレイ12bへ
の搬送路を開放し、表面に1枚目の原稿画像が、裏面に
2枚目の原稿画像が画像形成された転写紙が排御トレイ
12bに排紙される。
【0025】以下同様にして、19枚目の原稿が転写紙
の表面に転写され、中間トレイ11bにストックされた
状態では、ステップS4の判定がNOとなり、ステップ
S17に進んで、CPU15によって、タイマ11aが
所定のストック時間(10秒)を計数してカウントアッ
プしているか否かが判定され、タイマ11aがカウント
アップしていないとステップS3に戻る。
【0026】従ってこの場合には、タイマ11aがカウ
ントアップする前に、残りの原稿6枚が自動原稿供給ユ
ニット1にセットされ、ステップS3で操作部14のス
タート釦が操作されると、ステップS4に進み、ステッ
プS4の判定がYESとなるので、すでに説明したステ
ップS5ないしステップS16の処理が行なわれる。
【0027】一方、ステップS17で、タイマ11aが
カウントアップしていると判定された場合には、CPU
15の指令によって、ドライバ11aが動作し、中間ト
レイ11bにストックされている転写紙が、ステップS
18で、排紙トレイ部12に搬送され、ドライバ12a
により排紙トレイ12bへの搬送路が開放され、ステッ
プS19で、該転写紙は排紙トレイ12bに排紙され、
ステップS20でCPU15の指令によってタイマ11
aがリセットされる。
【0028】タイマ11aがカウントアップした後に、
残りの原稿6枚が自動原稿供給ユニット1にセットされ
た場合には、10枚目の転写紙は表面のみに画像形成が
され、11枚目の転写紙の表面から改めて画像形成が再
開される。
【0029】また、本実施の形態では、中間トレイ部1
1にストックされている転写紙を、タイマ11aのカウ
ントアップ前に、排紙トレイ部12に排出させることが
でき、この動作を図4のフローチャートにより説明する
と、ステップS21で、オペレータが操作部14の#キ
ーを操作すると、ステップS22で、CPU15によっ
て自動供給回数カウンタ2bの計数値が偶数か否かが判
定され、自動供給回数カウンタ2bの計数値が偶数であ
ると、CPU15の指令によって、ドライバ11aが動
作し、中間トレイ11bにストックされている転写紙
が、ステップS23で、排紙トレイ部12に搬送され、
ドライバ12aにより排紙トレイ12bへの搬送路が開
放され、ステップS24で、該転写紙は排紙トレイ12
bに排紙され、ステップS25で、CPU15の指令に
よってタイマ11aがリセットされる。CPU15によ
り自動供給回数カウンタ2bの計数値が奇数であると判
定された場合には、中間トレイ部11に転写紙は存在し
ないので何らの処理も行なわれない。
【0030】このように、本実施の形態によると、給紙
トレイ部13から転写紙が搬送給紙され、自動原稿供給
ユニット1から供給される奇数番目の原稿の画像が、搬
送給紙される転写紙の表面に転写ユニット8により転写
され、表面に転写が行なわれた転写紙が、反転状態で中
間トレイ部11にストックされ、偶数番目の原稿は中間
トレイ部11から搬送給紙される転写紙の裏面に転写さ
れて、両面画像形成が行なわれるが、自動原稿供給ユニ
ットの原稿がなくなった時には、中間トレイ部11の所
定ストック時間を計時するタイマ11aのカウントアッ
プ前に、原稿が追加セットされると画像形成の継続が可
能になり、タイマ11aのカウントアップ前に原稿が追
加セットされないと、中間トレイ部11の転写紙は、排
紙トレイ部12に排紙されるので、多数枚の原稿を自動
原稿供給ユニット1に分割してセットする場合に、オペ
レータに操作上の負担を与えずに、多数枚の原稿の両面
画像形成を、適確且つ効率的に行なうことが可能にな
る。
【0031】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を図5を参照して説明する。図5は本実施の形態
の画像形成動作を示すフローチャートである。
【0032】本実施の形態の構成は、基本的にはすでに
図1及び図2を参照して説明した第1の実施の形態と同
一であり、特に本実施の形態では、図1及び図2を流用
して説明すると、CPU15に、原稿検知センサ2a
が、自動原稿供給ユニット1に原稿がセットされていな
いと検知した場合、タイマ11aのカウントアップ前
に、自動原稿供給ユニット1に新たな原稿がセットされ
ると、オペレータの操作を要さず自動的に、中間トレイ
11と転写ユニット8に指令信号を出力し、ドライバ1
1aの動作で中間トレイ11bにストックされている転
写紙を転写ユニット8に転送して、転写動作を行なわせ
る転写制御手段が設けられている。
【0033】本実施の形態のその他の部分の構成は、す
でに説明した第1の実施の形態と同一なので、重複する
説明は行なわない。
【0034】本実施の形態の動作を、図5のフローチャ
ートに従って説明する。図5のフローチャートのステッ
プS31ないしステップS50の実行処理或いは判定処
理は、すでに説明した図3のフローチャートのステップ
S1ないしステップA20の実行処理或いは判定処理
と、それぞれ同一であり、図5のフローチャートと図3
のフローチャートとの違いは、図3のフローチャートで
は、ステップS17の判定がNOであると、ステップS
3に戻るのに対して、図5のフローチャートでは、ステ
ップS47(図3のステップS17に対応する)の判定
がNOであると、ステップS34に戻る点にある。
【0035】従って、本実施の形態では、自動原稿供給
ユニット1に最初にセットした19枚の原稿の読取りが
済み、中間トレイ部11に転写紙がストックされた状態
で、ステップS34で原稿検知センサ2aの検知信号に
よって、原稿がセットされていないと判定され、ステッ
プS47でタイマ11aがカウントアップしたと判定さ
れる前に、自動原稿供給ユニット1に後の6枚の原稿が
セットされると、オペレータがスタート釦を操作しなく
とも、直ちにステップS34に進んで、CPU15の指
令によって、原稿検知センサ2aによる原稿の検知が行
なわれ、オペレータに操作上の負担なしに画像形成動作
が自動的に進行する。
【0036】本実施の形態のその他の動作は、すでに図
3を参照して説明した第1の実施の形態の動作と同一な
ので、重複する説明は行なわない。
【0037】このように、本実施の形態によると、第1
の実施の形態で得られる効果に加えて、自動原稿供給ユ
ニット1に原稿を分割してセットする場合に、最初にセ
ットした原稿の読取りが終了し、原稿がなくなってか
ら、所定のスタック時間(10秒)以内に原稿をセット
すれば、オペレータがスタート釦を操作しなくても、そ
の後の画像形成動作が自動的に行なわれるので、オペレ
ータの操作上の負担をさらに低減することが可能にな
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、複数枚の
原稿が自動原稿供給ユニットにより一枚ずつ自動供給さ
れ、原稿画像の読取り、感光体への露光及び露光により
形成される静電潜像のトナー像への現像が行なわれ、カ
ウンタで計数される自動給紙の回数に応じて、搬送制御
手段により新しい転写紙或いは、一面にトナー像が転写
され中間トレイ部に反転状態でストックされる転写紙に
対して、トナー像の転写が行なわれ、原稿検出手段によ
り自動原稿供給ユニットにセット原稿がないと検出され
ると、タイマが計測する中間トレイ部での転写紙の所定
のストック時間経過時に、排出手段により中間トレイ部
にストックされている転写紙が排紙トレイに排出され、
タイマのカウントアップ前に、自動原稿供給ユニットに
新たな原稿がセットされると、転写制御手段により中間
トレイ部にストックされている転写紙に転写が継続され
るので、多数枚の原稿を自動原稿供給ユニットに分割し
てセットする場合でも、オペレータに操作上の負担を与
えずに、多数枚の原稿の両面転写による画像形成を、適
確且つ効率的に行なうことが可能になる。
【0039】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、強制排紙手段の動作
で、排出制御手段がタイマのカウントアップ前に、中間
トレイ部にストックされている転写紙を排紙トレイに排
出するので、画像形成の中断をスムーズに行なうことが
可能になる。
【0040】請求項3記載の発明によると、請求項1記
載の発明において、タイマのカウントアップ前に、自動
原稿供給ユニットに新たな原稿がセットされると、転写
制御手段による中間トレイ部にストックされている転写
紙に対する転写が自動的に継続されるので、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、原稿の追加セット時
のオペレータの操作を不要にし、さらにオペレータの負
担を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】同実施の形態の搬送制御機構の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】同実施の形態の画像形成動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】同実施の形態の強制排紙動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態の画像形成動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿供給ユニット 2 光学系 3 露光ユニット 5 感光体 7 現像ユニット 8 転写ユニット 10 定着ユニット 11 中間トレイ部 11a ドライバ 11b 中間トレイ 12 排紙トレイ部 12a ドライバ 12b 排紙トレイ 13 給紙トレイ 13a ドライバ 13b 給紙トレイ 15 CPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の原稿が自動原稿供給ユニットに
    セットされ、該自動原稿供給ユニットによって、一枚ず
    つ自動供給される前記原稿に対して、原稿画像の読取
    り、読み取られた原稿画像の感光体への露光、及び前記
    露光により形成される静電潜像のトナー像への現像が行
    なわれ、得られたトナー像が転写紙の一面に転写され、
    転写後に中間トレイ部に反転状態でストックされる転写
    紙の他面に、次に読み取られ現像される原稿画像のトナ
    ー像が転写され、転写紙に両面転写が行なわれる画像形
    成装置において、 前記自動原稿供給ユニットへの原稿セットを検出する原
    稿検出手段と、 前記原稿の自動供給の回数を計数するカウンタと、 前記中間トレイ部における原稿のストック時間を計測す
    るタイマと、 前記カウンタの計数値に応じて、新しい転写紙或いは前
    記中間トレイ部にスト ックされた転写紙への転写を行なうように、転写紙の搬
    送を制御する搬送制御手段と、 前記自動原稿供給ユニットにセットされる原稿の最終ペ
    ージの画像が転写され、前記中間トレイ部にストックさ
    れる最終転写紙を、前記タイマのカウントアップ時に排
    紙トレイに排出する排出制御手段と、 前記タイマのカウントアップ前に、前記自動原稿供給ユ
    ニットに新たな原稿がセットされると、前記最終転写紙
    に対して転写を継続する転写制御手段とを有することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置に対して、
    前記排出制御手段を、前記タイマのカウントアップ前に
    作動させる強制排紙手段が設けられていることを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記転写制御手段による制御は、新たな原稿のセットに
    より自動的に開始されることを特徴とする画像形成装
    置。
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