JPH10253983A - 反射型液晶表示装置および反射電極 - Google Patents

反射型液晶表示装置および反射電極

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JPH10253983A
JPH10253983A JP6147697A JP6147697A JPH10253983A JP H10253983 A JPH10253983 A JP H10253983A JP 6147697 A JP6147697 A JP 6147697A JP 6147697 A JP6147697 A JP 6147697A JP H10253983 A JPH10253983 A JP H10253983A
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liquid crystal
display device
crystal display
electrode
reflection
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JP6147697A
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English (en)
Inventor
Tomomasa Ueda
知正 上田
Toshiya Kiyota
敏也 清田
Takeshi Hioki
毅 日置
Yoshihisa Mizutani
嘉久 水谷
Masahiko Akiyama
政彦 秋山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口率が高くかつ少ないマスク工程で形成で
きる構造を有する反射型液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 絶縁性基板12上に複数本の走査線22
と信号線23とを薄膜トランジスタ16を介してマトリ
クスアレイ状に設け、低反射処理された反射画素電極1
1を用いることを特徴としている。反射画素電極11は
信号線23と同じ材料で形成することで工程数も削減す
ることができる。反射画素電極11と信号線23とを同
一工程でパターニングできるのでマスク合わせの必要が
なく、反射画素電極11と信号線23との間隙をより狭
く形成することができ、開口率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクティブマトリク
ス型の反射型液晶表示装置に関し、特に光透過時に黒表
示を行う反射型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、表示部の薄型化が可能
であり、テレビジョン、計測機器、事務機器、コンピュ
ータ等の表示装置として多く用いられている。近年で
は、薄膜トランジスタ等のスイッチング素子をマトリク
スアレイ状に配設したアクティブマトリクス型の液晶表
示装置が主流になっている。
【0003】液晶はそれ自体が発光しない表示素子であ
るために、何らかの形で画素に光を導入し、この光を液
晶層により変調することにより表示を行うものである。
【0004】従来、液晶層の背面に蛍光灯などのバック
ライトを配設し、このバックライトからの光を表示に用
いるバックライト方式の液晶表示装置が一般的に用いら
れている。このようなバックライトを必要とする液晶表
示装置は、小形化、薄型化が困難なこと、バックライト
に必要な消費電力が大きいことなどの問題点を有する。
例えばノート型PC(パーソナルコンピュータ)等に用
いられている液晶表示装置は、開口率の向上、バックラ
イトの光利用率向上等によりその消費電力が低減してき
ているが、それでも10インチクラスの液晶表示装置で
2W程度の消費電力である。特に形態用途においては、
終日の電池駆動を考えた場合、2Wもの消費電力は大き
すぎ、使用時間が短くなる、電池が重くなるなどの問題
がある。
【0005】これに対して、近年、低消費電力化に適し
た反射型液晶表示装置の開発が進められている。反射型
液晶表示装置は周囲の光を表示に用いるためバックライ
トを必要とせず、10インチクラスの液晶表示装置でも
0.5W以下に消費電力を低減することが可能となる。
駆動方法、駆動回路を工夫することによりさらに低消費
電力化が進めば、数十mW程度まで消費電力を低減する
ことが可能であると考えられている。
【0006】このような反射型液晶表示装置では、反射
率(明るさ)とコントラストの向上が重要な課題とな
る。図15は反射型液晶表示装置の構成の例を概略的に
示す図である。この液晶表示装置は、反射画素電極91
が形成されたアレイ基板92と、対向電極93が形成さ
れた対向基板94との間にコレステリック液晶からなる
液晶層95を挟持したものである。アレイ基板92に
は、反射画素電極91がマトリクス状に配設されてい
る。各反射画素電極91には薄膜トランジスタ96を介
して図示しない信号線から供給される表示信号が印加さ
れる。反射画素電極91と対向電極93との間に形成さ
れる電界を制御することにより、コレステリック液晶の
反射・透過のモードを制御して表示を行う。この液晶表
示装置はコントラストを向上するために各画素の境界領
域に設けられたブラックマトリクス97を有している。
例えば白表示の場合には、液晶層により入射光を反射
(散乱)し、黒表示の場合には、液晶層を光透過状態と
して、アレイ基板の下側に配設された光吸収層98によ
り入射光を吸収して2値表示を行う。
【0007】図16は反射型液晶表示装置の構成の別の
例を概略的に示す図である。この液晶表示装置も光透過
時に黒表示を行うものである。この液晶表示装置では反
射画素電極91b自体が、光吸収を行うように形成され
ており、図15に例示した液晶表示装置のようにアレイ
基板92の背面に光吸収層98を設ける必要がない。図
15に例示したような液晶表示装置では、アレイ基板の
構造は透過型液晶表示装置と同様である。したがってそ
のまま流用でき、アレイ基板の製造にあたって、透過型
液晶表示装置の製造ラインがそのまま流用できるという
利点がある。しかしながら、さらに低コスト化を行うた
めには問題がある。液晶表示装置を特に携帯情報機器の
表示装置として用い場合には、このような低コスト化の
要求はとりわけ大きなものとなる。
【0008】図17は従来の液晶表示装置(アレイ)の
製造方法の例を説明するための図である。まず、無アル
カリガラスなどの絶縁性基板101上に、所定形状のゲ
ート電極102を形成する(図17(a))。ついで、
ゲート電極102の上側から絶縁性基板101上にSi
Ox などからなるゲート絶縁膜103をプラズマCVD
法などにより形成する。さらにゲート絶縁膜103上
に、例えばa−Si(アモルファスシリコン)からなる
半導体膜104、n+ a−Siからなるコンタクト層1
05を順次堆積して、所定形状にパターニングする。
(図17(b))ついで、例えばITOなどの透明導電
性膜からなる画素電極106を形成する(図17
(c))。
【0009】この後、ゲート線と接続するためのゲート
線パッド部107のゲート絶縁膜103に開口部を形成
する(図17(d))。
【0010】さらにコンタクト層105上にMo−Al
−Moの積層膜などからなるソース108a、ドレイン
電極108bを形成し、ソース・ドレイン間のコンタク
ト層を除去する(図17(e))。なお本発明では、信
号線側をソース電極とし、画素電極側をドレイン電極と
よぶが、これは便宜的なものであり逆によんでもよい。
そして、画素電極106、ゲート線パッド部107を
残して、SiNx などからなる保護膜109を形成す
る。
【0011】図18はこのように形成したアレイ基板の
単位画素の構成を概略的に示す平面図である。薄膜トラ
ンジスタ110のゲート電極102は走査線111に接
続され、ソース電極108aは信号線112に接続され
る。したがって、走査線111に印加される走査信号に
より薄膜トランジスタ110がオンしたとき、信号線1
12に印加された表示信号がソース電極108a、ドレ
イン電極108bを介して画素電極106に印加される
ことになる。なお、図中113はCs線(補助容量線)
を示す。
【0012】しかしながら、このような製造方法ではマ
スク工程が多く(6回)、低コストの液晶表示装置を提
供することは困難である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにアクティ
ブマトリクス型液晶表示装置の製造には多くの製造工程
を有し、製造にかかるコストが高いという問題があっ
た。本発明はこのような問題点を解決するためになされ
たものである。すなわち本発明は、少ないマスク工程で
形成できる構造を有する液晶表示装置、とくに反射型液
晶表示装置を提供することを目的とする。
【0014】また本発明は、反射率の低い、とくに反射
型液晶表示装置の反射画素電極に適した反射板を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は以下のような構成を備えている。
【0016】本発明の反射型液晶表示装置は、第1の絶
縁性基板上にマトリクス状に配設され、導電性金属から
なり、表面に凹凸形状を有するとともに前記導電性金属
の酸化層が形成された反射電極と、第1の絶縁性基板上
にマトリクス状に配設された前記反射電極の行方向に沿
って形成され、前記反射電極と同一の材料からなり、前
記反射電極に表示信号を供給する信号線と、オンのとき
前記信号線に印加された前記表示信号を前記反射電極に
供給する薄膜トランジスタと、第1の絶縁性基板上にマ
トリクス状に配設された前記反射電極の列方向に沿って
形成され、前記薄膜トランジスタのオン・オフを制御す
る走査信号を供給する走査線と、前記第1の絶縁性基板
との間に液晶層を挟持する第2の絶縁性基板とを具備し
たことを特徴とする。
【0017】また本発明の反射板は、Mo、Ti、Wの
うち少なくとも1種の元素を含む導電性材料からなり、
表面に凹凸形状を有する基材と、前記基材上に形成さ
れ、実質的に前記基材を構成する前記導電性材料の酸化
物からなる薄膜とを具備したことを特徴とする。
【0018】また、本発明の液晶表示装置は、光透過時
に黒表示を行う反射型液晶表示装置において、反射画素
電極を信号線と同一材料から形成し、その表面を低反射
処理したものである。すなわち、本発明の液晶表示装置
は、液晶層が光を透過するときに黒表示を行うアクティ
ブマトリクス型の反射型液晶表示装置であり、信号線と
同一材料からなり、かつ低反射処理された反射画素電極
を用いたものである。反射画素電極を信号線と同じ材料
で形成することにより、アレイ基板の製造に要する工程
数を削減される。画素電極と信号線との間隙は、短絡な
どを防止するため高精度に形成する必要がある。本発明
の反射型液晶表示装置では反射画素電極と信号線とを同
一のマスクを用いて形成することができるため、マスク
合わせを必要とせず、マスク合わせのずれに影響されず
に、精度よく画素電極と信号線とを形成できる。さら
に、従来の液晶表示装置に比べて画素電極と信号線との
間隙を狭くすることができ画素領域が拡大する(開口率
が向上する)。
【0019】反射画素電極の表面に凹凸形状を形成し、
さらに表面に酸化物薄膜を形成することにより、凹凸形
状による散乱と、この酸化膜による多重反射、吸収など
により反射画素電極の反射率が十分に低下して黒色化さ
れ、表示コントラストが向上する。凹凸形状は、例えば
堆積した金属をエッチングするときに、堆積した金属の
グレインバウンダリーの部分がより選択的にエッチング
されることを利用して形成することができる。
【0020】本発明の反射画素電極を形成する導電性材
料としては、例えばMo、Ti、Wなどの金属、またこ
れらの金属を含む合金材料(例えばMo−W系合金な
ど)を用いることができる。さらに、Mo−Si系の合
金材料などを用いることもできる。また例えば、反射画
素電極上に、a−Si半導体膜の残渣、シリコン酸化
膜、シリコン窒化膜の残渣などのシリコン系の残渣が残
っていてもよい。
【0021】エッチング液としては、過酸化水素水(H
2 2 )、硝酸(HNO3 )、硫酸(H2 SO4 )、過
硫酸アンモン(ペルオキソ硫酸アンモン)((NH4
2 2 8 )、塩化第二鉄(FeCl3 )、あるいはこ
れらをベースとした水溶液の濃度、温度を適当に調節し
て用いることができる。また、硝酸(HNO3 )、水
(H2 O)、酢酸(CH3 COOH)などにより濃度を
調節するようにしてもよい。
【0022】本発明によれば、従来のアレイ基板で必須
であった透明電極(一般にはITO等が用いられる)の
形成が不要となり、少ないマスク工程でアレイ基板を製
造することが可能となり、低コストの反射型液晶表示装
置を供給することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明についてさらに詳細
に説明する。
【0024】(実施形態1)図1は本発明の反射型液晶
表示装置の単位画素の断面構造を概略的に示す図であ
り、図2はこの画素の平面構造を模式的に示す図であ
る。
【0025】この液晶表示装置は、反射画素電極11が
形成されたアレイ基板12と、対向電極13が形成され
た対向基板14との間に液晶層15が挟持されたもので
あり、反射画素電極11は薄膜トランジスタ16を介し
て駆動される。
【0026】この薄膜トランジスタ16は逆スタガ型の
薄膜トランジスタであり、絶縁性基板上に形成されたゲ
ート電極17と、このゲート電極17上に形成されたゲ
ート絶縁膜18と、ゲート絶縁膜18上に形成されたa
−Si(アモルファスシリコン)からなる半導体膜19
と、半導体膜19上に形成されたn+ a−Siからなる
コンタクト層20と、このコンタクト層20を介して半
導体膜19とオーミック接合したソース電極21a、ド
レイン電極21bとから構成されている。
【0027】薄膜トランジスタ16のゲート電極17は
走査線22に接続されている。薄膜トランジスタ16は
走査線22に印加される走査信号によってオン、オフが
制御され、オン状態のとき信号線23に印加されている
表示信号を選択し、ソース電極21a、ドレイン電極2
1bを介して反射画素電極11に印加する。なお、図中
25はCs線(補助容量線)である。この信号線23
は、反射画素電極11と同一の材料からなっており、こ
こでは同一工程で堆積され、同一の工程でパターニング
されている。
【0028】また、この液晶表示装置はITO(Ind
ium Tin Oxide)などの透明導電性物質か
らなる対向電極13とガラス、樹脂材料などの透明絶縁
性基板からなる対向基板14との間に、ブラックマトリ
クス24を備えている。
【0029】図3は本発明の反射画素電極11の構造を
拡大して示す図である。
【0030】この反射画素電極11は、Moをスパッタ
法などにより堆積し、信号線23とともにパターニング
したものである。そしてこの反射電極11は、基材であ
る金属層11aと、その表面に形成されたMoの酸化物
からなる薄膜11bとからなっている。薄膜11bの厚
さは一定ではないが、この例ではほぼ数十nm程度の悪
圧を有していた。また薄膜11bは、Moの酸化物を主
体に構成されているが、酸化状態は特定の酸化数に限ら
ず複数存在してもよい。例えばMoO2 、MoO3 、M
9 26、Mo8 23、Mo4 11など酸化状態の異な
る複数の酸化物が混在していてもよい。これにより吸収
できる光の波長の範囲が広くなる。
【0031】このように本発明の反射画素電極は、表面
に凹凸形状を有するとともに、酸化物被膜を有してい
る。したがって画素に入射した光は、凹凸形状の反射面
により散乱され、酸化物薄膜11bにより多重反射また
は吸収されて、その反射強度は十分に弱まる。したがっ
て、液晶層15が光透過状態のときに黒表示を行うこと
ができる。
【0032】また、反射画素電極11と信号線23と
は、同一の工程でパターニングされているから、マスク
合わせの必要がない。したがって、従来の液晶表示装置
に比べ画素電極と信号線との間隔をより狭く形成するこ
とができた。したがって、開口率を向上し、表示に有効
な面積が大きくすることができた。また、パターニング
不良による画素電極と信号線との短絡なども防止するこ
とができる。
【0033】この例ではCs線を独立に設け、Cs線と
画素電極の間で補助容量を形成しているが、例えば前段
のゲート線またはゲート電極をCs線として用いるよう
にしてもよい。
【0034】(実施形態2)図4は、本発明の反射型液
晶表示装置の製造方法の1例を説明するための図であ
る。
【0035】まず絶縁性基板12上に、Cr、Mo−T
a合金のような高融点金属をスパッタ法などにより堆積
し、所定形状にパターニングして、ゲート電極17を形
成する(図4(a))。
【0036】このゲート電極17上にゲート絶縁膜18
を堆積する。このゲート絶縁膜18はSiNx と、Si
Ox の積層膜として形成した。ついで、このゲート絶縁
膜18上のゲート電極17に対応する領域に、a−Si
からなる半導体膜19と、n+ a−Siからなるコンタ
クト層20膜をプラズマCVD法により堆積し、所定形
状にパターニングした(図4(b))。
【0037】また、ゲート線取り出し部のゲート線パッ
ド部のゲート絶縁膜18にエッチングにより開口部を形
成した(図4(c))。
【0038】次に、反射画素電極11、信号線23、ソ
ース電極21a、ドレイン電極21bとなるMoをスパ
ッタ法により堆積し、所定形状にパターニングした(図
4(d))。そして、ソース電極21a、ドレイン電極
21b間のn+ a−Si層20はソース電極21a、ド
レイン電極21bをマスクにエッチング除去して、薄膜
トランジスタ16が完成する(図4(e)))。
【0039】この後、反射画素電極11となる金属層を
過酸化水素水をベースとした水溶液で表面をわずかにエ
ッチングするとともに、その表面に酸化層を形成し、表
面反射率を低下させて黒色化した。反射画素電極11の
表面の酸化層11bの厚さは、可視光の波長と干渉する
程度の厚さであった。
【0040】そして、このアレイ基板12と、ITOか
らなる対向電極13を形成した対向基板14を図示しな
いスペーサーを介して対向配置し、周囲を封止した上コ
レステリック液晶からなる液晶組成物を注入して液晶表
示装置を完成した。
【0041】(実施形態3)つぎに、薄膜トランジスタ
16の上側からアレイ基板上にパッシベーション膜を形
成した液晶表示装置の製造方法について図5により説明
する。−般に薄膜トランジスタなどのスイッチング素子
の信頼性を向上させるために、SiNx などの保護膜を
薄膜トランジスタの上側から薄膜トランジスタ上に形成
しパッシペーション膜として用いることがある。図4に
より説明した本発明の液晶表示装置の製造方法で、Si
Nx からなるパッシベーション膜を形成する場合の工程
を説明する。コンタクト層20であるn+ a−Si膜を
エッチングし、ソース・ドレインを電気的に分離する工
程(図5(a)〜図5(d)))までは、実施形態2で
説明した工程と同様である。
【0042】この後約230℃程度の比較的低温で、膜
中に水素を多量に含んだSiNx からなるパッシベーシ
ョン膜31を形成し、反射画素電極11上とゲート線取
り出し部の電極接続部上のSiNx からなるパッシベー
ション膜31をパターニング除去する。(図5(e))
さらにパッシベーション膜31が除去されて露出したM
o電極を、実施形態2と同様に過酸化水素水をベースと
した溶液で表面をわずかにエッチングするとともに酸化
層を形成し、反射画素電極11の表面反射率を低下させ
黒色化した(図5(f))。
【0043】図6はこのように形成したアレイ基板の単
位画素の平面構造を概略的に示す図である。
【0044】このようにパッシペーション膜31のパタ
ーニング工程を利用しても、反射画素電極11を黒色化
することができる。この場合、信号線23などの配線部
分は処理しなくてすむため、工程を増やすことなく反射
画素電極11の表面のみを選択的に酸化することができ
る。また、信号線23の表面を酸化することによる若干
の抵抗上昇や、断線の発生の防止ができる。
【0045】(実施形態4)次にa−Si半導体膜19
上にn+ a−Siからなるコンタクト層20のエッチン
グ時の保護膜を設置し、a−Si半導体膜19を薄膜化
する例について図7、図8により説明する。
【0046】まずガラス基板のような絶縁性基板12上
にスパッタ法やCVD法等でSiOx からなる基板保護
膜32を形成する。これは、薄膜トランジスタ16内
に、ガラス基板からNaイオンなどのアルカリイオンが
拡散するのを防止するためであり、この基板保護膜32
を形成することにより安価なガラス基板を用いることが
できる。石英等を基板材料に用いる場合には基板保護膜
32は形成しなくともよい。
【0047】次にMo−Ta合金のような高融点金属を
マグネトロンDCスパッタ法などにより堆積し、所定形
状にパターニングしてゲート電極17、走査線22およ
び走査線取出しパッド22bを形成する(図7
(a))。
【0048】このゲート電極17上に、プラズマCVD
法によりゲート絶縁膜18、半導体膜19、チャネル保
護膜(エッチングストッパー)33を、真空を破ること
なく連続的に堆積する。ここで、ゲート絶縁膜18は、
厚さ約300nmのSiOx膜と厚さ約50nmのSi
Nx 膜の積層膜として形成した。また、a−Si半導体
膜19は厚さ約50nm、SiNx からなるチャネル保
護膜33は厚さ約250nmにわたって形成した。ゲー
ト絶縁膜18を構成するSiOx 膜はピンホール等によ
る層間ショートを防止するため、一度真空を破り2回に
分けて堆積するようにしてもよい。また、このとき上層
と下層のSiOx の膜質を変化させるようにしてもよ
い。
【0049】次に、SiNx からなるチャネル保護膜3
3をa−Si半導体膜19と選択性を維持して島状にパ
ターニングする(図7(b))。
【0050】この後、コンタクト層20としてn+ a−
Siからなる半導体膜を厚さ約50nmにわたりプラズ
マCVD法で堆積する。そして、コンタクト層20、半
導体膜19をチャネル保護膜を含む島状もしくはライン
状にパターニングする(図7(c))。
【0051】次に画素領域の周辺の走査線取り出し部2
2b部のゲート絶縁膜18をエッチング除去するして開
口部を形成する(図7(d))。
【0052】そして、反射画素電極11、信号線23、
ソース電極21a、ドレイン電極21bの構成金属とし
てMoを厚さ約300nmにわたりスパッタ法で堆積
し、堆積したMoを燐酸・硝酸・酢酸からなるエッチャ
ントを用いエッチングしてパターニングする。続けて、
エッチングに用いたレジストを残した状態で、SF6
Cl2 ・O2をベースとしたドライエッチングを行いn+
a−Siからなるコンタクト層20を、SiNx チャ
ネル保護膜33が残るように選択的にエッチングし、ソ
ース・ドレインを電気的に切り離す(図8(e))。
【0053】この後、約230℃程度の比較的低温で、
膜中に水素を多量に含んだSiNxからなるパッシベー
ション膜31を形成し、反射画素電極11上と走査線端
部の走査線取り出しパッド22bをパターニング除去す
る(図8(f))。
【0054】さらに、SiNx からなるパッシベーショ
ン膜31が除去されて露出したMoからなる反射画素電
極11を前述同様に過酸化水素水をベースとした水溶に
より表面をわずかにエッチングするとともに薄い酸化層
11bを形成し反射画素電極11の表面反射率を低下さ
せて黒色化した(図8(g))。このように形成した画
素の平面構造を図9に示す。
【0055】(実施形態5)次に本発明の液晶表示装置
の製造方法のさらに別の例について図10により説明す
る。この製造工程ではプロセスを大幅に簡素化すること
ができる。
【0056】まず、ガラス基板のような絶縁性基板12
上にスパッタ法等でAl2 3 からなる基板保護膜34
をコーティングする。次にMo−Ta合金のような高融
点金属をスパッタ法により堆積し、所定形状にパターニ
ングして走査線22およびゲート電極を形成する(図1
0(a))。
【0057】このゲート電極17上に、プラズマCVD
法によりゲート絶縁膜18、半導体膜19、コンタクト
層20を連続的に堆積する。ここで、ゲート絶縁膜18
は、厚さ約300nmのSiNx 膜として形成した。ま
た、a−Si半導体膜19は厚さ約250nm、コンタ
クト層20としてはn+ a−Siからなる半導体膜を厚
さ約50nmにわたり堆積した。ゲート絶縁膜18はピ
ンホール等による層間ショートを防止するため、SiN
x 膜を一度真空を破り2回に分けて堆積するようにして
もよい。また、上層と下層のSiNx の膜質を変化させ
るようにしてもよい。この後、n+ a−Siコンタクト
層20、a−Si半導体膜20、ゲート絶縁膜18を島
状もしくはライン状にパターニングする(図10
(b))。
【0058】この後、反射画素電極11、信号線23、
ソース電極21a、ドレイン電極21bの構成金属とし
てMoを厚さ約300nmにわたりスパッタ法で堆積
し、堆積したMoを燐酸・硝酸・酢酸からなるエッチャ
ントを用いエッチングしてパターニングする。
【0059】続けて、エッチングに用いたレジストを残
した状態で、SF6 ・Cl12・O2をベースとしたドラ
イエッチングによりn+ a一Si半導体膜からなるオー
ミックコンタクト層20をエッチングし、ソース側とド
レイン側とを分離する(図10(c))。
【0060】さらに、反射画素電極11を過酸化水素水
をベースとした溶液で表面をわずかにエッチングすると
ともに薄い酸化層を形成し反射画素電極の表面反射率を
低下させて黒色化した(図10(d))。図11はこの
ように形成した画素の平面構造を概略的に示す図であ
る。
【0061】コンタクト層20、半導体膜19、ゲート
絶縁膜18を島状もしくはライン状にパターニングする
工程は、n+ a−Siコンタクト層29上にMoを成膜
した後に行ってもよいし、薄いMoを形成し島状もしく
はライン状にパターニングした後に、所定の厚さのMo
を堆積するようにしてもよい(図12参照)。このよう
にすることによってn+ a−SiとMoとの界面のパタ
ーニング工程による不純物をなくし、TFT16の特性
を向上することができる。
【0062】また、図11に示すように補助容量はMo
/n+ a−Si/a−Si/SiNx /Mo−Taの積
層構造により補助容量電極を設けているが、例えば実施
形態1でも述べたように、同様の積層構造で前段の走査
線を利用するようにしてもよい。
【0063】(実施形態6)また、電極黒色化の手法は
実施形態1乃至5で説明したものに限らず、様々なもの
を利用することができる。まずMo以外の電極材料とし
て、Mo−W系合金を用いて反射画素電極11を作成し
たところ、この反射画素電極も過酸化水素水をベースと
した溶液で黒色化することができた。Mo−W系合金で
は、Mo単体のものに比べ組成ゆらぎ、粒径等によりエ
ッチング表面の凸凹形成が促進され、より黒く形成する
ことができた。
【0064】(実施形態7)次に、ドライエッチングに
より反射画素表面を黒色化する方法について説明する。
【0065】図5、図7で説明した、パッシベーション
膜31をエッチングする工程で、SF6 ・O2 系やCF
4 ・O2 系のプラズマエッチングでO2 比を減らしてゆ
くと堆積したMoのエッチングレートが低下するととも
にMoの表面にパッシベーション31の残渣と思われる
Si系の物質が残留する。この状態では、堆積したMo
層上に残留したSi系の層が反射防止コーティングとし
ての効果および拡散効果を持ち、反射率が低下して黒色
化することができる。
【0066】なお、電極材料としてもMo以外にMo−
W合金でも、同様の表面処理を行うことができた。
【0067】(実施形態8)実施形態7で説明したよう
な反射画素電極をドライエッチングにより黒色化する方
法では、特に薄膜トランジスタアレイの構造等に限定さ
れることなく用いることができる。この例として、トッ
プゲート型の薄膜トランジスタを画素のスイッチング素
子として備えた反射型液晶表示装置に適用した製造例に
ついて説明する。
【0068】まず、ガラス基板のような絶縁性基板12
上にスパッタ法やCVD法等によりSiOx からなる基
板保護膜32をコーティングする。次にMo−W合金の
ような高融点金属をスパッタ法により堆積し、所定形状
にパターニングして画素電極11、信号線23およびソ
ース電極21aを形成する(図13(a))。
【0069】これらの電極上に真空を破ることなくプラ
ズマCVD法によりa−Siからなる半導体膜19を1
00nm、SiNx からなるゲート絶縁膜18を300
nmにわたり堆積する。SiNx ゲート絶縁膜18はピ
ンホール等による層間ショートを防止するため、一度真
空を破り2回に分けて堆積してもよい。また、上層と下
層のSiNx の膜質を変化させてもよい。
【0070】この後、信号線23電極取り出しパッド2
3b上のa−Si、SiNx をエッチング除去する(図
13(b))。ついでゲート電極17としてAlを30
0nm、Moを50nmにわたってスパッタ法で堆積す
る。
【0071】次にゲート電極17を燐酸・硝酸・酢酸か
らなるエッチャントを用いエッチングしてパターニング
する。続けて、このエッチングに用いたレジストを残し
た状態で、ゲート絶縁膜17をCHF3 をベースとした
ドライエッチングを用いSiNx 膜をa−Si膜と選択
的にエッチングする(図13(c))。
【0072】次にゲート電極17をマスクとして、フォ
スフィンガスを放電分解したイオンを数〜数十kVの電
圧で加速し、a−Si層に打ち込んで選択的にn+ a−
Siコンタクト層20を形成する。続けてゲート電極1
7をマスクにn+ a−Si層にエネルギービームを照射
することにより、n+ a−Siコンタクト層20全体も
しくは表面からの一部の層を結晶化して多結晶領域をつ
くり抵抗率を下げた。エネルギービーム装置としてはエ
キシマレーザーやランプアニール装置を利用することが
できる。次に、n+ a−Siコンタクト層20を島状に
パターニングする。このとき、画素電極11上にはn+
a−Si層20を残しておる(図13(d))。
【0073】続けて、パッシベーション層31としてS
iNx を全面に形成し、画素電極11、周辺の電極取り
出し部22bのパッシべーシヨン膜31をCF4・O2
をベースとしたドライエッチングを用いてエッチング除
去する。このとき、O2 流量を減少させると、Mo−W
電極上にa−Siの残さと思われるSi系の残渣が生じ
る。この状態の方が、Moの表面を露出させた場合に比
べて反射率が低下し、より黒色化することができた。こ
れはa−Si半導体膜が可視光を吸収するためと考えら
れる。このように形成した画素の平面構造を図14に示
す。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、導
電性金属からなり、凹凸形状を有するとともに表面に導
電性金属の酸化層が形成された反射電極を形成すること
により、反射型液晶表示装置を少ないマスク工程で形成
することができる。したがって、生産性が向上し、液晶
表示装置の製造コストを低減することができる。
【0075】また、反射電極を、Mo、Ti、Wのうち
少なくとも1種の元素を含む導電性材料からなり、表面
に凹凸形状を有する基材と、この基材上に形成され、実
質的に基材を構成する導電性材料の酸化物からなる薄膜
とにより形成することにより、信号線と同一材料から、
同一工程で黒表示をおこなう反射電極を形成することが
できる。このためアレイ基板の製造に要する工程数を削
減することができる。さらに反射画素電極と信号線とを
同一のマスクを用いて形成することができるため、マス
ク合わせを必要とせず、マスク合わせのずれに影響され
ずに、精度よく画素電極と信号線とを形成することがで
きる。したがって、従来の液晶表示装置に比べて画素電
極と信号線との間隙を狭くすることができ画素領域が拡
大する(開口率が向上する)。
【0076】また、反射画素電極の表面に凹凸形状を形
成し、さらに表面に酸化物薄膜を形成することにより散
乱、吸収、多重反射などがあいまって反射画素電極の反
射率が十分に低下して黒色化され、表示のコントラスト
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反射型液晶表示装置の単位画素の断面
構造を概略的に示す図。
【図2】図1の画素の平面構造を模式的に示す図。
【図3】本発明の反射画素電極の構造を拡大して示す
図。
【図4】本発明の反射型液晶表示装置の製造方法の1例
を説明するための図。
【図5】本発明の反射型液晶表示装置の製造方法の別の
例を説明するための図。
【図6】本発明の反射型液晶表示装置の画素の平面構造
の例を模式的に示す図。
【図7】本発明の反射型液晶表示装置の製造方法の別の
例を説明するための図。
【図8】本発明の反射型液晶表示装置の製造方法の別の
例を説明するための分図。
【図9】本発明の反射型液晶表示装置の画素の平面構造
の別の例を模式的に示す図。
【図10】本発明の反射型液晶表示装置の製造方法の別
の例を説明するための図。
【図11】本発明の反射型液晶表示装置の画素の平面構
造の別の例を模式的に示す図。
【図12】本発明の反射型液晶表示装置の製造方法の別
の例を説明するための図。
【図13】本発明の反射型液晶表示装置の製造方法の別
の例を説明するための図。
【図14】本発明の反射型液晶表示装置の画素の平面構
造の別の例を模式的に示す図。
【図15】反射型液晶表示装置の構成の例を概略的に示
す図。
【図16】反射型液晶表示装置の構成の別の例を概略的
に示す図。。
【図17】従来の反射型液晶表示装置の製造方法の例を
説明するための図。
【図18】従来の反射型液晶表示装置の製造方法の例を
説明するための図。
【図19】従来の反射型液晶表示装置の画素の平面構造
の例を模式的に示す図。
【符号の説明】
11………反射画素電極 11a……基材 11b……酸化物層 12………アレイ基板 13………対向電極 14………対向基板 15………液晶層 16………薄膜トランジスタ 17………ゲート電極 18………ゲート絶縁膜 19………半導体膜 20………コンタクト層 21a……ソース電極 21b……ドレイン電極 22………走査線(ゲート線) 22b……走査線取り出し部 23………信号線、 23b……信号線取り出し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 嘉久 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33 株式会 社東芝生産技術研究所内 (72)発明者 秋山 政彦 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33 株式会 社東芝生産技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面が絶縁性を呈する第1の
    絶縁性基板上にマトリクス状に配設され、導電性金属か
    らなり、表面に凹凸形状を有するとともに前記導電性金
    属の酸化層が形成された反射電極と、 第1の絶縁性基板上で前記反射電極の行方向に沿って形
    成され、前記反射電極と同一の材料からなり、前記反射
    電極に表示信号を供給する信号線と、 オンのとき前記信号線に印加された前記表示信号を前記
    反射電極に供給する薄膜トランジスタと、 第1の絶縁性基板上で前記反射電極の列方向に沿って形
    成され、前記薄膜トランジスタのオン・オフを制御する
    走査信号を供給する走査線と、 前記第1の絶縁性基板との間に液晶層を挟持する第2の
    絶縁性基板とを具備したことを特徴とする反射型液晶表
    示装置。
  2. 【請求項2】 Mo、Ti、Wのうち少なくとも1種の
    元素を含む導電性材料からなり、表面に凹凸形状を有す
    る基材と、 前記基材上に形成され、実質的に前記基材を構成する前
    記導電性材料の酸化物からなる薄膜とを具備したことを
    特徴とする反射電極。
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