JPH10253948A - 液晶表示装置および液晶表示制御方法 - Google Patents

液晶表示装置および液晶表示制御方法

Info

Publication number
JPH10253948A
JPH10253948A JP9058037A JP5803797A JPH10253948A JP H10253948 A JPH10253948 A JP H10253948A JP 9058037 A JP9058037 A JP 9058037A JP 5803797 A JP5803797 A JP 5803797A JP H10253948 A JPH10253948 A JP H10253948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal panel
crystal display
light
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9058037A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Onga
誠 恩賀
Tsutomu Niimura
勉 新村
Koichi Ise
公一 伊勢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9058037A priority Critical patent/JPH10253948A/ja
Publication of JPH10253948A publication Critical patent/JPH10253948A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外界の光の強さに左右されず、例えば屋内、
屋外でも視認性の良い映像情報を写し出す液晶表示装置
の提供を目的とする。 【解決手段】 液晶表示装置1を、映像情報を写し出す
液晶パネル2と、液晶パネル2に背面から光を照射する
照明(以下、バックライトという)4と、液晶パネル2
とバックライト4との間に配設されて、透明電極上に銀
を析出することで液晶パネル2を介して外部から入射さ
れる外光の反射率を高めるエレクトロケミカル素子3と
を備える。ここで、エレクトロケミカル素子3は、入射
される外光を液晶パネル2に反射させる反射型モード又
はバックライト4から照射される光を液晶パネル2に透
過する透過型モードに切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、カメラ一体型ビデオテープ記録再生装置等の表
示装置として用いられる液晶表示装置および液晶表示制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶素子を用いた液晶表示装置
は、パーソナルコンピュータ、カメラ一体型ビデオテー
プ記録再生装置等のモニター、表示装置等として用いら
れている。液晶表示装置は、CRTディスプレーやプラ
ズママルチディスプレーなどの他の表示装置と比べて、
薄型にできることや消費電力が少ないといった長所を有
している。
【0003】上記液晶素子は自発光素子でないために、
上記液晶表示装置には、バックライトを備えた、いわゆ
る光透過型の液晶表示装置や、反射板を備えた、いわゆ
る光反射型の液晶表示装置がある。
【0004】上記光透過型の液晶表示装置は、上記液晶
素子からなる液晶パネルと、その液晶パネルの背面に例
えば蛍光管と導光板とからなるバックライトを配設して
構成されている。この光透過型の液晶表示装置は、バッ
クライトよりの光を利用するため、比較的暗いとされる
屋内での使用に適している。
【0005】しかし、光透過型の液晶表示装置は、バッ
クライトの起動のための電力が必要になるほか、屋外で
使用した場合、例えば強い太陽光が液晶パネルに入射し
てしまう場合、バックライトの光量が弱く視認性が極め
て低下してしまう。この対策として、バックライトの光
量を多くすることも考えられるが、消費電力の増加を招
いてしまう。
【0006】また、上記光反射型の液晶表示装置は、上
記液晶パネルと、液晶パネルの背面に反射板を配設して
構成されている。この光反射型の液晶表示装置は、液晶
パネルを透過してくる光を反射させて、映像情報を見れ
るように構成されており、例えば太陽の直接光を利用で
きるために、屋外での使用に適している。
【0007】しかし、光反射型の液晶表示装置は、液晶
パネルが陰に入ったり、一定の条件化では、視認性が低
下してしまう。しかしながら、光透過型の液晶表示装置
とは異なり、装置の消費電力が小さくて済むことはなお
魅力的である。
【0008】例えば、上記液晶表示装置は、カメラ一体
型ビデオテープ記録再生装置に備え付けられて、映像情
報を写し出している。なお、カメラ一体型ビデオテープ
記録再生装置は、近年、小型軽量化されてきており、屋
内外持ち運びが容易になってきている。そのため、屋内
での使用又は屋外での使用が便利になってきている。
【0009】ところが、光透過型の液晶表示装置又は光
反射型の液晶表示装置のいずれか一方が取り付けられた
カメラ一体型ビデオテープ記録再生装置は、比較的暗い
例えば屋内、又は強い光が入射される例えば屋外のいず
れかでしか液晶表示装置よりの映像情報を良好に視認で
きなくなる。つまり、外界の光の強さによって視認性が
大きく変化してしまうとういう問題がある。
【0010】こうした問題を解決するために上記光透過
型と上記反射型の機能を備えた液晶表示装置が提案され
てきている。例えば、液晶パネルとバックライトの間
に、反射型として作動する際には光散乱状態に変化する
光学シャッターを設ける技術、例えば特開平3−119
316号公報や特開平8−76104号公報に提案され
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報記
載の技術は、反射型として作動する際には、入射される
外光を光学シャッター上で乱反射させるために、液晶パ
ネルに写し出される映像情報のコントラストが悪くなる
という問題が生じてしまう。さらに、乱反射では、液晶
パネルを介して入射された光の利用効率が悪いといえ
る。
【0012】なお、液晶パネルとバックライトの間にハ
ーフミラーを配設することも考えられるが、透過光と反
射光を一定の比率で分割することは、上述のように全て
の光を透過又は反射させた場合に比較して、性能上のハ
ンディを負うことになり、また、ハーフミラーの光の透
過と反射の分割比を一義に設定するとは困難である。
【0013】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであって、外界の光の強さに左右されず、例
えば屋内、屋外でも視認性の良い映像情報を写し出す液
晶パネルを備えた液晶表示装置および液晶表示制御方法
の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶表示装
置は、上述の課題を解決するために、液晶パネルと光源
との間に配設されて、透明電極上に金属を析出すること
で液晶パネルを介して外部から入射される外光の反射率
を高める光学素子を備える。光学素子を備えることで液
晶表示装置は、入射される外光を反射させ、又は光源よ
り出射された光を液晶パネルに向かって透過させる。
【0015】また、本発明に係る液晶表示制御方法は、
上述の課題を解決するために、液晶パネルとこの液晶パ
ネルに光を照射する光源との間に光学素子を配設し、こ
の光学素子における金属の析出の量を変化させて液晶パ
ネルを介して入射される外光の反射又は液晶パネルに向
けて背面の光源より照射された光の透過を制御する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明となる実施の形態について
図面を用いて説明する。この実施の形態は、映像情報を
表示する液晶パネルを備えた液晶表示装置である。
【0017】上記液晶表示装置は、自発光素子でない液
晶素子からなる液晶パネルを有して構成されている。
【0018】詳しくは、上記液晶表示装置は、図1に示
すように、 映像情報を写し出す液晶パネル2と、液晶
パネル2に背面から光を照射する照明(以下、バックラ
イトという)4と、液晶パネル2とバックライト4との
間に配設されて、後述する透明電極17上に銀を析出す
ることで液晶パネル2を介して外部から入射される外光
の反射率を高めるエレクトロケミカル素子3と、液晶パ
ネル2を駆動させる信号処理回路5と、エレクトロケミ
カル素子3を駆動させる駆動回路6と、バックライト4
を駆動させる高圧インバータ回路7と、液晶パネル2に
入射される外光を検知する光センサー8と、駆動回路6
及び高圧インバータ回路7を制御し、また光センサー8
に入射される光を明るさを検出するマイクロコンピュー
タ9と、エレクトロケミカル素子3のモード切り換えを
自動又は手動にするかを切り換える切り換えスイッチ1
0と、切り換えスイッチ11が手動に選択された際にエ
レクトロケミカル素子8を手動でモードを切り換えるモ
ード切り換えスイッチ11とから構成される。
【0019】上記液晶パネル2は、自発光素子から構成
されて、当該液晶パネル2に入射される外光又はエレク
トロケミカル素子3を介して背部に配設されているバッ
クライト4よりの光によって映像情報を写すように構成
されている。この液晶パネル2は、略矩形状に形成され
ている。
【0020】上記バックライト4は、上記液晶パネル2
に光を照射するためのものである。バックライト4は、
例えば蛍光管と、導光板とから構成されている。導光板
は、蛍光管からの光を上記液晶パネル2に対して均一に
照射するためのものである。このバックライト4は、マ
イクロコンピュータ9によって制御されて、例えば、エ
レクトロケミカル素子3の駆動操作に連動されて消灯又
は点灯される。
【0021】上記エレクトロケミカル素子3は、図2及
び図3に示すように、金属として銀を溶解している電解
液15と、この電解液15を封入する封入体16と、少
なくとも液晶パネル2の有効面積と同等もしくはそれ以
上の面積を有するように形成されて、上記銀が析出され
る上記透明電極17と、透明電極17から離間されて配
設されている対極18とから構成される。
【0022】上記電解液15は、溶媒のメタノールにヨ
ウ化銀・ヨウ化ナトリウムが溶解されて構成されてい
る。
【0023】上記封入体16は、略矩形状に形成されて
透明電極16及び対極17が配設されている第1のガラ
ス板16aと、第1のガラス板16aと略同形状に形成
されて第1のガラス板16aに対向して配設されている
第2のガラス板16bと、第1のガラス板15aと第2
のガラス板15bとを離間させるように、第1のガラス
板16aと第2のガラス板16bとの間に配設されてい
るスペーサ16cとから構成されている。
【0024】上記透明電極17は、上述したように、そ
の面積が液晶パネル2の面積と略同等もしくはそれ以上
の面積になるように形成されている。
【0025】上記対極18は、略四角の枠状に形成され
て透明電極17を囲うように透明電極18の外周より離
間されて配設されている。また、透明電極17の外周部
での対極18の配設位置は、バックライト4から液晶パ
ネル2に照射される光を液晶パネル2に対して遮光しな
いように決定されている。よって、バックライト4より
の光は、この対極18に遮光されることなく、液晶パネ
ル2に照射される。なお、後述するように、この対極1
8の形状は、当該四角枠状に形成されることに限定され
ない。
【0026】上記エレクトロケミカル素子3は、いわゆ
る電気−化学的に銀を透明基板17上に析出させて、鏡
面の形態をなすように構成されて、駆動回路6から電流
が供給されることで、透明電極17から対極18へ電流
が流れ、その電流の流れの方向によって、銀を透明電極
17側に析出させる。
【0027】詳しくは、エレクトロケミカル素子3は、
透明電極17をマイナス極にすることで、封入体16に
よって封入されている電解液15に溶解されている銀を
透明電極17上に析出させる。そして、銀が析出された
状態において、エレクトロケミカル素子3は、鏡面状の
反射板の形態をなす。いわゆるこの状態が、後述するエ
レクトロケミカル素子3の反射型モードである。なお、
析出された銀は、駆動回路6よりの電流の供給を止めて
も透明電極17上への付着状態が維持される。
【0028】また、エレクトロケミカル素子3は、透明
電極17をプラス極にすることで、透明電極17上に析
出された銀を再び電解液15中に溶解させることができ
る。いわゆるこの状態が、後述するエレクトロケミカル
素子3の透過型モードである。
【0029】なお、透明電極17上への銀の析出は、透
明電極17への電流の供給分に左右される。よって、マ
イクロコンピュータ9は、エレクトロケミカル素子3が
鏡面状の形態になるのに必要な電流を一定量供給した後
に当該電流の供給を停止する。これにより、余分な電流
を供給することなく、透明電極17上に鏡面を形成する
ことができる。
【0030】上記光センサー8は、受光した外光の光量
に応じてマイクロコンピュータ9に信号を出力するよう
に構成されている。マイクロコンピュータ9は、この光
センサー8よりの光検知信号をもとに、エレクトロケミ
カル素子3を切り換える。
【0031】上記切り換えスイッチ10は、エレクトロ
ケミカル素子3の反射型モード又は透明型モードの切り
換えを自動又は手動でするためのスイッチであって、マ
イクロコンピュータ9側からの端子10aと、端子10
bと、端子10cとから構成されており、端子10b又
は端子10cの何れかがマイクロコンピュー9側の端子
10aと選択的に接続するように構成されている。
【0032】上記切り換えスイッチ10は、端子10a
と端子10bとが接続されることで、上記反射型モード
又は透過型モードが自動的に切り換えられるようにな
り、端子10aと端子10cとが接続されることで、上
記反射型モード又は透過型モードを手動で切り換えでき
るようになる。よって、ユーザは、この切り換えスイッ
チ10によって、上記反射型モード又は透過型モードを
自動又は手動でするかを選択することができる。
【0033】例えば、上記「自動」が選択されたとき、
すなわち端子10aと端子10bとが接続されたとき、
光センサー8で受光される外光の明るさを基に、マイク
ロコンピュータ9によって、駆動回路6を介してエレク
トロケミカル素子3が駆動される。
【0034】上記モード切り換えスイッチ11は、手動
によってエレクトロケミカル素子3のオン又はオフする
切り換えるスイッチであって、上記切り換えスイッチ1
0において「手動」が選択されたときに有効とされるよ
うに構成されている。
【0035】上記モード切り換えスイッチ11は、マイ
クロコンピュータ9側からの端子11aと、端子11b
と、端子11cとから構成されており、端子11b又は
端子11cの何れかがマイクロコンピュー9側の端子1
1aと選択的に接続するように構成されている。この切
り換えスイッチ11は、上記切り換えスイッチ10と同
様にユーザによって操作される。
【0036】例えば、「手動」が選択された際、すなわ
ち端子10aと端子10cとが接続された際に、このモ
ード切り換えスイッチ11の操作によってエレクトロケ
ミカル素子3を駆動させることができる。
【0037】よって、上記液晶表示装置1は、切り換え
スイッチ10において「手動」が選択された際にユーザ
が、又は「自動」が選択された際に当該液晶表示装置1
が、エレクトロケミカル素子3を駆動操作することがで
きる。
【0038】すなわち、ユーザは、「手動」を選択する
ことで、外部から液晶パネル2に入射される光が弱く液
晶パネル2の映像情報が見づらいと感じたときに、エレ
クトロケミカル素子3を透過型モードにすることができ
る。このとき、液晶表示装置1は、バックライト4を点
灯させてバックライト4よりの光をエレクトロケミカル
素子3を介して液晶パネル2に照射する。さらに、ユー
ザは、外部から液晶パネル1に入射される光が強いと感
じたときに、エレクトロケミカル素子3を反射型モード
にすることができる。このとき、液晶表示装置1は、バ
ックライト4を消灯してエレクトロケミカル素子3の透
明電極17上に析出した銀によって液晶パネル2を透過
してくる外光を液晶パネル2に向けて反射する。
【0039】また、「自動」が選択されることで、液晶
表示装置1は、光センサー8によって受光される外光が
一定の光量以下になったことを検知したときに、エレク
トロケミカル素子3を透過型モードにして、バックライ
ト4を点灯させてバックライト4よりの光をエレクトロ
ケミカル素子3を介して液晶パネル2に照射する。さら
に、液晶表示装置1は、光センサー8によって受光され
る外光が一定の光量以上になったことを検知したとき、
エレクトロケミカル素子3を反射型モードにして、バッ
クライト4を消灯してエレクトロケミカル素子3の透明
電極17上に析出した銀によって液晶パネル2を透過し
てくる外光を液晶パネル2に向けて反射する。
【0040】よって、液晶表示装置1は、自ら又はユー
ザによって液晶パネル2に入射される外光の光量に応じ
て、エレクトロケミカル素子3を反射型モード又は透過
型モードに適宜操作される。
【0041】したがって、液晶表示装置1は、外光の光
量に左右されることなく、常に視認性の良好な映像情報
を提供することができる。
【0042】なお、液晶パネル2とエレクトロケミカル
素子3の鏡面の形態をなす反射面位置との関係は、図4
に示すようになる。
【0043】ここで、液晶パネル2は、2枚の偏光板2
a,2bと、この2枚の偏光板2a,2bの間に挟まれ
ているガラス板2c,2dと、ガラス板2c,2dの間
に挟まれている画素2eとから構成されている。このよ
うに構成されている液晶パネル2を例えば斜めから見た
場合には、入射光I1による画素と同時に入射光I2によ
る画素の虚像(実際の画素よりもガラス板と偏光板の距
離の2倍奥にあるように見える)が2重に見える。その
ため、液晶表示装置1は、液晶パネル2の画素2eから
反射面19までの距離が略1mm以内になるよに構成さ
れている。
【0044】このように構成した液晶表示装置1は、液
晶パネル2を透過してくる光を散乱させて反射する従来
のものより映像情報の視認性が向上する。例えば、光を
散乱させて反射させている従来のものは、図5に示すよ
うに、入射光に対して反射面19のばらばらの位置から
反射されるために、上述のようにどんなに画素2eから
反射面19までの距離を短くしても多重に見えてしま
う。さらに、光を散乱させると反射される光が1つ1つ
が非常に弱くなるために入射した光の利用効率が低下
し、明るさの減少によってコントラストが低下してしま
う。さらに液晶パネルがカラー表示である場合には、色
調の混濁も起こってしまう。
【0045】しかし、鏡面の形態を呈するエレクトロケ
ミカル素子3を備えた液晶表示装置1は、入射された光
を一様に反射して光の利用効率が向上させることができ
るために、コントラストがはっきりしないといった問題
も生じることもなく、視認性を向上させることができ
る。
【0046】また、上記光の散乱させるものは、その散
乱状態を維持するために電力を供給し続けるが、液晶表
示装置1は、エレクトロケミカル素子3において銀の析
出又は溶解を維持するための電力を必要としない。よっ
て、液晶表示装置1は、電力の消費が抑えることが可能
になる。
【0047】また、液晶表示装置1は、光センサー8を
備えてエレクトロケミカル素子3が反射型モード又は透
過型モードを自動的に選択可能にすることで、バックラ
イトの電力消費を最小限に抑えることができる。
【0048】なお、自動的に反射型モードと透過型モー
ドとを切り換える際の切り換え条件にヒステリシスを設
けることで、両モード間の切り換えが頻繁に起こること
を防止できる。よって、両モード間の頻繁な切り換えに
よる見づらさを解消できるとともに、両モード切り換え
のための消費電力を極力抑えることができる。
【0049】例えば、液晶表示装置1は、図6に示すよ
うなフローチャートによって、エレクトロケミカル素子
3の反射型モード又は透過型モード、及びバックライト
のオフ又はオンを適宜制御している。
【0050】液晶表示装置1は、先ずマイクロコンピュ
ータ9によって、ステップS1に示すようにエレクトロ
ケミカル素子3の反射型モード又は透過型モードを自動
又は手動で切り換える切り換えスイッチ10の操作状態
を読み込み、続いてステップS2に示すように読み込ん
だ切り換えスイッチ10の状態を判断する。
【0051】マイクロコンピュータ9は、ステップS2
において「自動」が選択されていることを確認した場
合、ステップS3に示すように、光センサー8で受光さ
れている外光の受光量を検出する。ここで、なお、受光
量に応じた信号をマイクロコンピュータ9は検出する。
【0052】受光量に応じた信号を検出したマイクロコ
ンピュータ9は、ステップS4に示すようにヒステリシ
スの条件付きの光量を確認し、続いてステップS5に示
すように当該光量が十分に強いのかの確認を行う。
【0053】ステップS5において外光が十分に強いこ
とを確認した場合には、マイクロコンピュータ9は、ス
テップS8に進んで反射型モードを実行する。マイクロ
コンピュータ9は、例えば光センサー8よりの信号が一
定以上の値を示すたとき、反射型モードを実行する。
【0054】また、光センサー8によって検知される外
光の光量が大きくない場合には、マイクロコンピュータ
9は、ステップS12に進んで透過型モードを実行す
る。
【0055】一方、マイクロコンピュータ9は、上述の
ステップS2において切り換えスイッチ10の手動モー
ドが選択されていることを確認した場合、ステップS6
に示すようにモード切り換えスイッチ11の操作状態を
読み込み、続いてステップS7に示すように読み込んだ
モード切り換えスイッチ11の状態が反射型モード又は
透過型モードのどちらであるかの確認を行う。
【0056】マイクロコンピュータ9は、反射型モード
が選択されていた場合に、ステップS8に進んで反射型
モードを実行し、また透過型モードが選択されていた場
合ステップS12に進んで透過型モードを実行する。
【0057】上記反射型モードにおいて、マイクロコン
ピュータ9は、ステップS8で高圧インバータ回路7を
オフにして、バックライト4を消灯し、ステップS9で
駆動回路6によってエレクトロケミカル素子3の透明電
極17をマイナス極にする。透明電極17がマイナス極
にされると、ステップS10に示すように透明電極17
上に銀が析出し、ステップS11に示すようにエレクト
ロケミカル素子3が反射型の動作を呈する。
【0058】一方、透過型モードにおいて、マイクロコ
ンピュータ9は、ステップS12に示すように、高圧イ
ンバータ回路7をオンにして、バックライトを点灯さ
せ、ステップS13に示すように、エレクトロケミカル
素子3の透明電極17をプラス極にする。透明電極17
がプラス極の状態では、ステップS14に示すように透
明電極17上に銀は析出せず、電解液中に銀が溶解した
状態になり、ステップS15に示すようにエレクトロケ
ミカル素子3が透過型の動作を呈する。
【0059】液晶表示装置1は、当該液晶表示装置1が
駆動されている間、上記フローチャートにしたがってマ
イクロコンピュータ9によって各部の操作状況を確認
し、又は各部を操作する。
【0060】よって、液晶表示装置1がエレクトロケミ
カル素子3を反射型モード又は透過型モードに自動に切
り換える自動モードを備えているために、ユーザは反射
型モード及び透過型モードの手動切り換えの繁雑な操作
をする必要がなくなり、この切り換え操作を意識するこ
となく最適な条件で液晶パネル2に写し出される映像情
報を見ることができる。
【0061】また、液晶表示装置1がエレクトロケミカ
ル素子3を反射型モード又は透過型モードに手動で行う
ことができる切り換えスイッチ11を備えているため
に、ユーザは、自ら要望するモードを選択することがで
きる。
【0062】次に、上記実施の形態である液晶表示装置
がカメラ一体型ビデオテープ記録再生装置(以下、液晶
表示付きカメラ一体型VTRという。)に装着されたと
きについて説明する。
【0063】液晶表示付きカメラ一体型VTRは、図7
に示すように、筐体24の一端部に設けられて、映像を
受像する受像レンズ部22と、筐体の他端部に設けられ
て、受像レンズ部22よりの映像の情報等を映し出すフ
ァインダー23及び上記液晶表示装置1と、筐体24の
側面部に設けられて操作キー部25及び音声情報を出力
するスピーカ26とから構成されている。
【0064】上記液晶表示装置1は、筐体24の側面部
に配設された操作ボタン部25及びスピーカ26を閉塞
可能になるように、操作ボタン部25及びスピーカ26
が設けられた側面部に対して回動自在に取り付けられて
いる。
【0065】上記液晶表示装置1において、例えば非使
用時には、液晶パネル2は、筐体24の側面部に対向さ
せて、例えば上記操作ボタン部25及びスピーカ部26
を閉塞するように回動される。そして、使用時には、液
晶パネル2は外方に望むように回動される。
【0066】上記操作ボタン部25は、エレクトロケミ
カル素子3を反射型モード又は透過型モードの切り換え
のためのモード切り換えスイッチ11と、エレクトロケ
ミカル素子3を反射型モード又は透過型モードを自動又
は手動でするかを選択するための上記切り換えスイッチ
10と、例えば当該液晶表示付きカメラ一体型VTRの
設定を行う設定ボタンと、日付、時刻を設定する日時設
定ボタンとから構成されている。
【0067】以上のように構成された液晶表示付きカメ
ラ一体型VTR21は、受像レンズ22で受像された映
像情報をファインダー23及び液晶表示装置に写し出す
ことができる。
【0068】そして、液晶表示付きカメラ一体型VTR
21は、エレクトロケミカル素子3を有した液晶表示装
置1を備えるているので、例えば屋外で使用する場合に
は、エレクトロケミカル素子3を反射型モードにするこ
とで太陽光を利用して、また、例えば屋内で使用する場
合には、エレクトロケミカル素子3を透過型モードにす
ることでバックライト4よりの光を利用して、視認性の
よい映像情報を液晶パネル2より提供することができ
る。
【0069】また、液晶表示機能付きカメラ一体VTR
21が外光の光量に応じてエレクトロケミカル素子3を
反射型モード又は透過型モードに自動的に切り換えるこ
とができるために、ユーザは意識することなく最適な条
件で映像情報を液晶パネル2より得ることができる。
【0070】また、液晶表示付きカメラ一体型VTR2
1がエレクトロケミカル素子3を反射型モード又は透過
型モードに手動で切り換える切り換えスイッチ10を備
えているために、ユーザは、自分にあった最適な条件で
映像情報を液晶パネル2より得ることができる。
【0071】なお、上記エレクトロケミカル素子3は、
図8及び図9に示すように、第1のガラス板16a上に
配設されている透明電極17に対向するように第2のガ
ラス板16b上に細線によって構成され且つ略メッシュ
状に形成された対極31を配設することもできる。
【0072】対極31を略メッシュ状に形成すること
で、液晶表示装置1は、透明電極17上、特に透明電極
17の中心付近に対しても銀を均等に析出させることが
できるようになる。さらに対極31が細線によって構成
されているために、液晶表示装置1は、バックライト4
からの光を遮光されることなく液晶パネル2に照射する
ことができる。この対極31の形状は、透明電極17の
面積が大きい場合、すなわち液晶パネル2の面積が大き
い場合に効果的になる。
【0073】また、上記エレクトロケミカル素子3は、
図10に示すように、第1のガラス板16a上に配設さ
れている透明電極17に対向するように第2のガラス板
16b上に細線によって構成され且つ略十字状に形成さ
れた対極32を配設することもできる。さらに、エレク
トロケミカル素子3は、図11に示すように、第1のガ
ラス板16a上に配設されている透明電極17に対向す
るように第2のガラス板16b上に細線によって構成さ
れ且つ略X字状に形成された対極33を配設することも
できる。
【0074】対極を略十字状又は略X字状に形成するこ
とで、液晶表示装置1は、透明電極17上、特に透明電
極17の中心付近に対しても銀を均等に析出させること
ができるようになる。さらに対極32及び対極33が細
線によって構成されているために、液晶表示装置1は、
バックライト4からの光を遮光されることなく液晶パネ
ル2に照射することができる。この対極32及び対極3
3の形状は、透明電極17の面積が大きい場合、すなわ
ち液晶パネル2の面積が大きい場合に効果的になる。
【0075】そして、上記エレクトロケミカル素子3
は、図12に示すように、第1のガラス板16a上に配
設されている透明電極17に対向し、且つ透明電極17
の外形形状より小さく形成され且つ細線によって構成さ
れた略四角枠状の対極34を第2のガラス板16b上に
配設することもできる。さらに、エレクトロケミカル素
子3は、図13に示すように、第1のガラス板16a上
に配設されている透明電極17に対向し、且つ透明電極
17の外形形状より小さく形成され且つ細線によって構
成された略リング状の対極35を第2のガラス板16b
上に配設することもできる。
【0076】対極を略四角枠状又は略リング状に形成す
るとともに、透明電極17の外形形状よりも小さく形成
することで、液晶表示装置1は、透明電極17上、特に
透明電極17の中心付近に対しても銀を均等に析出させ
ることができるようになる。さらに対極34及び対極3
5が細線によって構成されているために、液晶表示装置
1は、バックライト4からの光を遮光されることなく液
晶パネル2に照射することができる。この対極34及び
対極35の形状は、透明電極17の面積が大きい場合、
すなわち液晶パネル2の面積が大きい場合に効果的にな
る。
【0077】また、電解液15は、水溶性の高分子ポリ
マーを溶媒として、塩化ビスマス・塩化銅が溶解されて
構成することもできる。この場合、エレクトロケミカル
素子3は、透明電極17上にビスマスが析出されて、鏡
の形態をなす。
【0078】
【発明の効果】本発明に係る液晶表示装置は、透明電極
上に金属を析出することで液晶パネルを介して外部から
入射される外光の反射率を高める光学素子を備えている
ために、外光を利用して液晶パネルの映像情報の視認性
を向上させることができるとともに、液晶パネルに光を
照射する光源の非点灯を可能にするために低消費電力を
実現することができる。
【0079】また、上記液晶表示装置は、上記光学素子
が金属の析出によって鏡板の形態をなすため、視認性及
び外光の利用効率を向上させることができる。
【0080】そして、上記液晶表示装置は、外光の光量
の明るさによって上記光学素子の作動状態を切り換える
ために、外光に応じた最適な条件で映像情報を提供する
ことが可能になる。
【0081】さらに、上記液晶表示装置は、外光を反射
させるための銀の析出維持のために電力を必要としない
ために小電力で駆動可能になる。
【0082】本発明に係る液晶表示制御方法は、金属を
析出の量を変化させて液晶パネルを介して入射される外
光の反射又は液晶パネルに向けて背面の光源より照射さ
れた光の透過を制御することで、外光を利用して液晶パ
ネルの映像情報の視認性を向上させることができるとと
もに、液晶パネルに光を照射する光源の非点灯を可能に
するために低消費電力を実現することができる。
【0083】また、上記液晶表示制御方法は、金属の析
出が略鏡面の形態になるため、視認性及び外光の利用効
率を向上させることができる。
【0084】そして、上記液晶表示制御方法は、外光の
光量の明るさによって上記金属の析出の量を変化させる
ために、外光に応じた最適な条件で映像情報を提供する
ことができる。
【0085】さらに、上記液晶表示制御方法は、外光を
反射させるための銀の析出維持のために電力を必要とし
ないために小電力で駆動可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態となる液晶表示装置を示す
ブロック図である。
【図2】上記液晶表示装置の備えるエレクトロケミカル
素子を示す正面図である。
【図3】上記液晶表示装置の備えるエレクトロケミカル
素子を示す断面図である。
【図4】上記液晶表示装置の備える液晶パネルと液晶パ
ネルを透過してきた外光を反射させる反射面との位置関
係を示す構成図である。
【図5】入射される光を散乱させて反射させる上記反射
面の様子を示す構成図である。
【図6】上記エレクトロケミカル素子の反射型モード又
は透過型モードの選択手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】上記液晶表示装置を備えているカメラ一体型ビ
デオテープ記録再生装置を示す斜視図である。
【図8】対極がメッシュ状に形成されている上記エレク
トロケミカル素子を示す正面図である。
【図9】対極がメッシュ状に形成されている上記エレク
トロケミカル素子を示す断面図である。
【図10】対極が略十字状に形成されている上記エレク
トロケミカル素子を示す正面図である。
【図11】対極が略X字状に形成されている上記エレク
トロケミカル素子を示す正面図である。
【図12】対極が略四角枠状に形成されている上記エレ
クトロケミカル素子を示す正面図である。
【図13】対極が略リング状に形成されている上記エレ
クトロケミカル素子を示す正面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置、2 表示パネル、3 エレクトロケ
ミカル素子、4 バックライト

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネルと、 上記液晶パネルに背面から光を照射する光源と、 上記液晶パネルと上記光源との間に配設されて、透明電
    極上に金属を析出することで上記液晶パネルを介して外
    部から入射される外光を反射する光学素子とを備えるこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 上記光学素子は、上記金属が溶解してい
    る電解液と、この電解液を封入する封入体と、少なくと
    も上記液晶パネルの有効画面領域と同等又はそれ以上の
    形状に形成されて、上記金属が析出される上記透明電極
    と、上記透明電極から離間されて配設されている対極と
    から構成されることを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】 外部の光量を検出する光量検出手段を有
    し、この光量検出手段により検出された光量に基づいて
    上記光学素子の状態を切り換え制御することを特徴とす
    る請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 上記光学素子は、定電流によって駆動さ
    れることを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 上記対極は、上記透明電極の外周を囲う
    ように配設されていることを特徴とする請求項2記載の
    液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 上記対極は、メッシュ状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 液晶パネルとこの液晶パネルに光を照射
    する光源との間に光学素子を配設し、この光学素子にお
    ける金属の析出の量を変化させて上記液晶パネルを介し
    て入射される外光の反射又は上記液晶パネルに向けて背
    面の上記光源より照射された光の透過を制御することを
    特徴とする液晶表示制御方法。
  8. 【請求項8】 外光の光量に基づいて上記外光の反射及
    び上記光の透過を制御することを特徴とする請求項7記
    載の液晶表示制御方法。
  9. 【請求項9】 上記金属が溶解している電解液と、この
    電解液を封入する封入体と、少なくとも上記液晶パネル
    の有効画面領域と同等又はそれ以上の形状に形成され
    て、上記金属が析出される上記透明電極と、上記透明電
    極から離間されて配設されている対極とから構成される
    光学素子によって、上記金属の析出の量を変化させるこ
    とを特徴とする請求項7記載の液晶表示制御方法。
JP9058037A 1997-03-12 1997-03-12 液晶表示装置および液晶表示制御方法 Withdrawn JPH10253948A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9058037A JPH10253948A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 液晶表示装置および液晶表示制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9058037A JPH10253948A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 液晶表示装置および液晶表示制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10253948A true JPH10253948A (ja) 1998-09-25

Family

ID=13072747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9058037A Withdrawn JPH10253948A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 液晶表示装置および液晶表示制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10253948A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000079338A1 (fr) * 1999-06-23 2000-12-28 Citizen Watch Co., Ltd. Afficheur a cristaux liquides
US6842209B2 (en) 2000-07-11 2005-01-11 Nec Corporation Liquid crystal display device having switchable reflective layer
EP1666961A1 (en) * 2004-12-02 2006-06-07 NEC Corporation Transflective liquid crystal display device and electronic device equipped with the same
JP2007193242A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Chugoku Electric Power Co Inc:The 液晶表示装置
JP2010509627A (ja) * 2006-11-09 2010-03-25 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 可変反射率を有するディスプレイ
JP2011514984A (ja) * 2008-03-05 2011-05-12 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 高コントラストバックライト
JP2015055805A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 スタンレー電気株式会社 液晶表示装置
JP2015210298A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 スタンレー電気株式会社 両面液晶表示装置及びバックライトユニット
WO2016017110A1 (ja) * 2014-07-31 2016-02-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
JP2021060447A (ja) * 2019-10-03 2021-04-15 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置及び表示装置の駆動方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4508505B2 (ja) * 1999-06-23 2010-07-21 シチズンホールディングス株式会社 液晶表示装置
US6847428B1 (en) 1999-06-23 2005-01-25 Citizen Watch Co., Ltd. Camera having a liquid crystal display device
WO2000079338A1 (fr) * 1999-06-23 2000-12-28 Citizen Watch Co., Ltd. Afficheur a cristaux liquides
US6842209B2 (en) 2000-07-11 2005-01-11 Nec Corporation Liquid crystal display device having switchable reflective layer
EP1666961A1 (en) * 2004-12-02 2006-06-07 NEC Corporation Transflective liquid crystal display device and electronic device equipped with the same
CN100416377C (zh) * 2004-12-02 2008-09-03 日本电气株式会社 液晶显示设备以及配备有该液晶显示设备的电子设备
JP2007193242A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Chugoku Electric Power Co Inc:The 液晶表示装置
JP2010509627A (ja) * 2006-11-09 2010-03-25 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 可変反射率を有するディスプレイ
JP2011514984A (ja) * 2008-03-05 2011-05-12 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 高コントラストバックライト
JP2015055805A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 スタンレー電気株式会社 液晶表示装置
JP2015210298A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 スタンレー電気株式会社 両面液晶表示装置及びバックライトユニット
WO2016017110A1 (ja) * 2014-07-31 2016-02-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
JP2021060447A (ja) * 2019-10-03 2021-04-15 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置及び表示装置の駆動方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW298702B (ja)
JP3515355B2 (ja) 液晶表示装置
US11409150B2 (en) Display device and shooting method of display device
JPS62111233A (ja) ビユ−フアインダ−
JP2006162680A (ja) 液晶表示装置及び移動体通信端末
JPH10253948A (ja) 液晶表示装置および液晶表示制御方法
EP0454244B1 (en) Image display and pick-up apparatus
JP2005181512A (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2000010068A (ja) 反射型液晶ディスプレイを備えた電子機器
JP2002311412A (ja) 液晶表示装置
JP2003060944A (ja) 電子カメラ
JPH10322575A (ja) 液晶モニタ付きビデオカメラ
US6516156B2 (en) Camera having liquid crystal display
JP2007193242A (ja) 液晶表示装置
JPH08194202A (ja) プロジェクター装置
JP4187318B2 (ja) 投影表示装置
JPH11265023A (ja) ファインダ表示装置
JPH11167111A (ja) 反射型液晶表示装置
JP3413659B2 (ja) ビューファインダ
JP2937335B2 (ja) ビューファインダ装置
JPH08186744A (ja) ビデオカメラ装置
JP2005250063A (ja) 液晶ディスプレイ
JPH11136551A (ja) 液晶表示機能付き電子スチルカメラ
KR200176583Y1 (ko) 액정표시 소자를 이용한 필름 판독기
JPH0534818A (ja) 上映システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040601