JP2002311412A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2002311412A JP2002311412A JP2001118308A JP2001118308A JP2002311412A JP 2002311412 A JP2002311412 A JP 2002311412A JP 2001118308 A JP2001118308 A JP 2001118308A JP 2001118308 A JP2001118308 A JP 2001118308A JP 2002311412 A JP2002311412 A JP 2002311412A
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示装置の屋外での視認性をより優れた
ものにする。 【解決手段】 液晶表示装置１０ａの背面の筐体１１に
外光６を採光するための外光入射窓５を設け、さらに直
下方式のバックライトの白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎが実装さ
れる基板４に外光透過用開口部を設ける。
ものにする。 【解決手段】 液晶表示装置１０ａの背面の筐体１１に
外光６を採光するための外光入射窓５を設け、さらに直
下方式のバックライトの白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎが実装さ
れる基板４に外光透過用開口部を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ，デ
ジタルスチルカメラ，ノート型パーソナルコンピュー
タ，携帯端末などの電子機器に搭載される透過型または
半透過型の液晶パネルを背面から照射する直下方式の内
蔵バックライトを有する液晶表示装置に関するものであ
る。
ジタルスチルカメラ，ノート型パーソナルコンピュー
タ，携帯端末などの電子機器に搭載される透過型または
半透過型の液晶パネルを背面から照射する直下方式の内
蔵バックライトを有する液晶表示装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の内蔵バックライトと外光を併用し
て液晶表示を行う技術としては、特開平１１−９５２１
５号公報に記載されているものがある。図１０は従来の
その液晶表示装置の構成を示す断面図である。
て液晶表示を行う技術としては、特開平１１−９５２１
５号公報に記載されているものがある。図１０は従来の
その液晶表示装置の構成を示す断面図である。
【０００３】図１０において、２７は液晶パネル、２８
はエッジライトとしてのランプ、２９は反射板、３０
ａ，３０ｂ，３０ｃはランプ２８を表示画面へ導光する
導光板、３１は導光板３０ａ，３０ｂ，３０ｃの背面に
備えた半透過性の反射シート、３２は光検出器であり、
半透過性の反射シート３１を通じて外光を採光する外光
入射窓を備え、ランプ２８を光源とする内蔵バックライ
トと外光とを併用して液晶パネル２７における液晶表示
画面を照明する構成になっている。
はエッジライトとしてのランプ、２９は反射板、３０
ａ，３０ｂ，３０ｃはランプ２８を表示画面へ導光する
導光板、３１は導光板３０ａ，３０ｂ，３０ｃの背面に
備えた半透過性の反射シート、３２は光検出器であり、
半透過性の反射シート３１を通じて外光を採光する外光
入射窓を備え、ランプ２８を光源とする内蔵バックライ
トと外光とを併用して液晶パネル２７における液晶表示
画面を照明する構成になっている。
【０００４】また、導光板３０ａ，３０ｂ，３０ｃに入
射する光量を検出する光検出器３２と、導光板３０ａ，
３０ｂ，３０ｃに入射する光量に対応する照射すべきラ
ンプ２８の輝度とを記憶した輝度データ格納部（図示せ
ず）とを備え、導光板３０ａ，３０ｂ，３０ｃに入射さ
れる光量に対応し、照射すべきランプ２８の輝度を最適
に可変させ、内蔵バックライトと外光を併用して液晶表
示画面を効果的に照明するようにしている。
射する光量を検出する光検出器３２と、導光板３０ａ，
３０ｂ，３０ｃに入射する光量に対応する照射すべきラ
ンプ２８の輝度とを記憶した輝度データ格納部（図示せ
ず）とを備え、導光板３０ａ，３０ｂ，３０ｃに入射さ
れる光量に対応し、照射すべきランプ２８の輝度を最適
に可変させ、内蔵バックライトと外光を併用して液晶表
示画面を効果的に照明するようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示装置は、ビデ
オカメラ，デジタルスチルカメラ，携帯端末などの多く
の電子機器に搭載されているが、屋内だけでなく屋外に
おける使用頻度が高く、特に屋外にて使用するときには
バッテリー駆動にて使用することが一般的である。これ
らの液晶表示装置には、エッジライト方式のバックライ
トの光源として、多くの場合、冷陰極蛍光管が用いられ
ているが、その消費電力が大きいためバッテリー寿命に
影響を与えることになる。
オカメラ，デジタルスチルカメラ，携帯端末などの多く
の電子機器に搭載されているが、屋内だけでなく屋外に
おける使用頻度が高く、特に屋外にて使用するときには
バッテリー駆動にて使用することが一般的である。これ
らの液晶表示装置には、エッジライト方式のバックライ
トの光源として、多くの場合、冷陰極蛍光管が用いられ
ているが、その消費電力が大きいためバッテリー寿命に
影響を与えることになる。
【０００６】また、エッジライト方式、またはエッジラ
イト方式に半透過性反射シートを配して外光を併用する
場合、光源からの導光板への入射効率と、外光の導光板
への入射効率の低下、構造の複雑化などの問題があると
共に、外光の導光板への入射が不均一な場合には、液晶
表示画面上の均一性を保つことが困難であるという問題
もある。
イト方式に半透過性反射シートを配して外光を併用する
場合、光源からの導光板への入射効率と、外光の導光板
への入射効率の低下、構造の複雑化などの問題があると
共に、外光の導光板への入射が不均一な場合には、液晶
表示画面上の均一性を保つことが困難であるという問題
もある。
【０００７】本発明は、前記従来の問題を解決し、各種
状況においても視認性に優れ、かつ省電力化が図ること
ができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
状況においても視認性に優れ、かつ省電力化が図ること
ができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項１に記載の液晶表示装置は、液晶パ
ネルの背面に少なくとも１個のＬＥＤを配する直下方式
の内蔵バックライトと、外光を併用して液晶パネルの照
明を行う構成の液晶表示装置であって、外光採光のため
の外光入射窓を、液晶表示装置背面の筐体と前記ＬＥＤ
が実装される基板とに設けたことを特徴としたものであ
り、内蔵バックライトからの光と外光入射窓からの外光
を併用して液晶パネルの照明を行うことによって、内蔵
バックライトの光と外光とにより効率良く液晶パネルを
照射することができ、かつ省電力化が図れる。
に、本発明の請求項１に記載の液晶表示装置は、液晶パ
ネルの背面に少なくとも１個のＬＥＤを配する直下方式
の内蔵バックライトと、外光を併用して液晶パネルの照
明を行う構成の液晶表示装置であって、外光採光のため
の外光入射窓を、液晶表示装置背面の筐体と前記ＬＥＤ
が実装される基板とに設けたことを特徴としたものであ
り、内蔵バックライトからの光と外光入射窓からの外光
を併用して液晶パネルの照明を行うことによって、内蔵
バックライトの光と外光とにより効率良く液晶パネルを
照射することができ、かつ省電力化が図れる。
【０００９】本発明の請求項２に記載の液晶表示装置
は、液晶パネルの背面に少なくとも１個のＬＥＤを配す
る直下方式の内蔵バックライトと、外光を併用して液晶
パネルの照明を行う構成の液晶表示装置であって、前記
ＬＥＤの背面に光検出器を設け、光検出器により検出し
た外光入射光量に応じて前記ＬＥＤの電流制御を行うこ
とを特徴としたものであり、外光入力状況に左右される
ことなく、常に均一な液晶表示が可能となる。
は、液晶パネルの背面に少なくとも１個のＬＥＤを配す
る直下方式の内蔵バックライトと、外光を併用して液晶
パネルの照明を行う構成の液晶表示装置であって、前記
ＬＥＤの背面に光検出器を設け、光検出器により検出し
た外光入射光量に応じて前記ＬＥＤの電流制御を行うこ
とを特徴としたものであり、外光入力状況に左右される
ことなく、常に均一な液晶表示が可能となる。
【００１０】本発明の請求項３に記載の液晶表示装置
は、液晶パネルのバックライトとして、液晶パネル背面
に複数個のＬＥＤを配する直下方式の内蔵バックライト
を備えた液晶表示装置であって、使用環境が屋外である
か屋内であるかの情報を受けて、前記各ＬＥＤの電流制
御を行い前記内蔵バックライトにおける輝度および均斉
度を変える手段を備えたことを特徴としたものであり、
屋外使用時には表示画面センター付近に配したＬＥＤの
電流値を上げ、周辺に配したＬＥＤの電流値を下げるこ
とにより、消費電力を増加させることなく視認性の改善
に効果のある表示画面センター付近の明るさを上げるこ
とが可能になる。
は、液晶パネルのバックライトとして、液晶パネル背面
に複数個のＬＥＤを配する直下方式の内蔵バックライト
を備えた液晶表示装置であって、使用環境が屋外である
か屋内であるかの情報を受けて、前記各ＬＥＤの電流制
御を行い前記内蔵バックライトにおける輝度および均斉
度を変える手段を備えたことを特徴としたものであり、
屋外使用時には表示画面センター付近に配したＬＥＤの
電流値を上げ、周辺に配したＬＥＤの電流値を下げるこ
とにより、消費電力を増加させることなく視認性の改善
に効果のある表示画面センター付近の明るさを上げるこ
とが可能になる。
【００１１】本発明の請求項４に記載の液晶表示装置
は、液晶表示部を備えたカメラに搭載され、前記液晶表
示部における液晶パネルのバックライトとして、液晶パ
ネル背面に複数個のＬＥＤを配する直下方式の内蔵バッ
クライトを備えた液晶表示装置であって、画像情報にお
ける光学的情報を受けて前記各ＬＥＤの電流制御を行い
前記内蔵バックライトの輝度および均斉度を変える手段
とを備えたことを特徴とするものであり、例えば画像信
号の輝度レベルに応じて、各ＬＥＤ電流の制御を行うこ
とにより、液晶パネルの持つコントラスト特性に、内蔵
バックライトによるコントラスト制御を付加したコント
ラストの高い表示画面を得ることができる。
は、液晶表示部を備えたカメラに搭載され、前記液晶表
示部における液晶パネルのバックライトとして、液晶パ
ネル背面に複数個のＬＥＤを配する直下方式の内蔵バッ
クライトを備えた液晶表示装置であって、画像情報にお
ける光学的情報を受けて前記各ＬＥＤの電流制御を行い
前記内蔵バックライトの輝度および均斉度を変える手段
とを備えたことを特徴とするものであり、例えば画像信
号の輝度レベルに応じて、各ＬＥＤ電流の制御を行うこ
とにより、液晶パネルの持つコントラスト特性に、内蔵
バックライトによるコントラスト制御を付加したコント
ラストの高い表示画面を得ることができる。
【００１２】本発明の請求項５に記載の液晶表示装置
は、ズームレンズと液晶表示部とを備えたカメラに搭載
され、前記液晶表示部における液晶パネルのバックライ
トとして、液晶パネル背面に複数個のＬＥＤを配する直
下方式の内蔵バックライトを備えた液晶表示装置であっ
て、前記ズームレンズのズーム位置情報を受けて前記各
ＬＥＤの電流制御を行い、前記内蔵バックライトの輝度
および輝度分布を変える手段を備えたことを特徴とする
ものであり、ズームレンズから出力されるズーム位置情
報に基づき、各ＬＥＤ電流の制御を行うことにより、撮
影画角に応じて輝度および輝度分布を変化させることに
より、省電力化および視認性を向上させることができ
る。
は、ズームレンズと液晶表示部とを備えたカメラに搭載
され、前記液晶表示部における液晶パネルのバックライ
トとして、液晶パネル背面に複数個のＬＥＤを配する直
下方式の内蔵バックライトを備えた液晶表示装置であっ
て、前記ズームレンズのズーム位置情報を受けて前記各
ＬＥＤの電流制御を行い、前記内蔵バックライトの輝度
および輝度分布を変える手段を備えたことを特徴とする
ものであり、ズームレンズから出力されるズーム位置情
報に基づき、各ＬＥＤ電流の制御を行うことにより、撮
影画角に応じて輝度および輝度分布を変化させることに
より、省電力化および視認性を向上させることができ
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１４】図１は本発明の第１実施形態を説明するた
めの液晶表示装置の断面図、図２は第１実施形態の液晶
表示装置の分解斜視図である。
めの液晶表示装置の断面図、図２は第１実施形態の液晶
表示装置の分解斜視図である。
【００１５】第１実施形態の液晶表示装置１０ａは、近
年多くの液晶表示装置に採用されている図８に示すよう
なエッジライト方式バックライトではなく、輝度効率に
優れている直下方式のバックライトであり、少なくとも
液晶パネル１と、液晶表示装置１０ａの背面の筐体１１
に設けられた外光入射窓（拡散板）５と、単体あるいは
複数個の白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎとが実装され、さらに外
光透過用開口部９を備えた基板４と、拡散シート３とに
より構成されている。
年多くの液晶表示装置に採用されている図８に示すよう
なエッジライト方式バックライトではなく、輝度効率に
優れている直下方式のバックライトであり、少なくとも
液晶パネル１と、液晶表示装置１０ａの背面の筐体１１
に設けられた外光入射窓（拡散板）５と、単体あるいは
複数個の白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎとが実装され、さらに外
光透過用開口部９を備えた基板４と、拡散シート３とに
より構成されている。
【００１６】液晶表示装置１０ａの背面に、屋内の場合
には主に室内蛍光灯の光（あるいは屋外の場合には主に
太陽光）６を受けると、その光６は、筐体１１に設けた
外光入射窓（拡散板）５と、基板４に設けた外光透過用
開口部９とを透過し、内蔵バックライトである白色ＬＥ
Ｄ８ａ〜８ｎから発せられる光７と共に拡散シート３を
透過し、液晶パネル１の背面を照射する。
には主に室内蛍光灯の光（あるいは屋外の場合には主に
太陽光）６を受けると、その光６は、筐体１１に設けた
外光入射窓（拡散板）５と、基板４に設けた外光透過用
開口部９とを透過し、内蔵バックライトである白色ＬＥ
Ｄ８ａ〜８ｎから発せられる光７と共に拡散シート３を
透過し、液晶パネル１の背面を照射する。
【００１７】このように、第１実施形態は、筐体１１と
基板４とに前記のような外光入射手段を設けることを特
徴とするものであって、外光利用効率と内蔵バックライ
トの輝度効率と屋外における視認性とに優れた液晶表示
装置を提供することができる。
基板４とに前記のような外光入射手段を設けることを特
徴とするものであって、外光利用効率と内蔵バックライ
トの輝度効率と屋外における視認性とに優れた液晶表示
装置を提供することができる。
【００１８】図１，図２において、基板４に外光透過用
開口部９を設けた構成を示したが、フレキシブル基板あ
るいはアクリル樹脂に透明電極を配する構成などであっ
てもよい。また光源は、本実施形態では白色ＬＥＤに限
られるものではなく、赤，緑，青などの複数色のＬＥＤ
を組み合わせてもよいし、青色あるいは紫外線ＬＥＤを
白色化する手段を備えたものでもよい。また、必要に応
じて、プリズムシート２を備えてもよい。
開口部９を設けた構成を示したが、フレキシブル基板あ
るいはアクリル樹脂に透明電極を配する構成などであっ
てもよい。また光源は、本実施形態では白色ＬＥＤに限
られるものではなく、赤，緑，青などの複数色のＬＥＤ
を組み合わせてもよいし、青色あるいは紫外線ＬＥＤを
白色化する手段を備えたものでもよい。また、必要に応
じて、プリズムシート２を備えてもよい。
【００１９】図３は本発明の第２実施形態を説明するた
めの液晶表示装置の断面図、図４は第２実施形態の液晶
表示装置がビデオカメラあるいはデジタルスチルカメラ
に搭載された場合の構成を示すブロック図である。な
お、以下の各実施形態の説明において、既に説明されて
いる部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説
明は省略する。
めの液晶表示装置の断面図、図４は第２実施形態の液晶
表示装置がビデオカメラあるいはデジタルスチルカメラ
に搭載された場合の構成を示すブロック図である。な
お、以下の各実施形態の説明において、既に説明されて
いる部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説
明は省略する。
【００２０】第２実施形態の液晶表示装置１０ｂは、少
なくとも液晶パネル１と、複数個の白色ＬＥＤ８ａ〜８
ｎが実装された基板４と、拡散シート３とで構成され
る。図４に示すように、ビデオカメラあるいはデジタル
スチルカメラ３５の撮影レンズ１３のアイリス１４から
の絞り情報２０ａと、撮影画像を受像したＣＣＤ（電荷
結合素子）１５からの出力を受けるカメラ信号処理部１
６からのＡＧＣ（自動ゲイン制御）情報２１により、制
御用マイクロコンピュータ１７は、カメラ３５が使用さ
れる使用環境の検出を行い、この検出結果と内部メモリ
に格納している白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの電流に対する発
光量情報とに基づいて算出した制御データ２３を、Ｄ／
Ａ部（デジタル／アナログ変換部）１９に出力する。Ｄ
／Ａ部１９は、制御データ２３を制御電圧２４ａ〜２４
ｎに変換し、液晶表示装置１０ｂの制御回路に設けられ
たトランジスタ２５ａ〜２５ｎに出力する。
なくとも液晶パネル１と、複数個の白色ＬＥＤ８ａ〜８
ｎが実装された基板４と、拡散シート３とで構成され
る。図４に示すように、ビデオカメラあるいはデジタル
スチルカメラ３５の撮影レンズ１３のアイリス１４から
の絞り情報２０ａと、撮影画像を受像したＣＣＤ（電荷
結合素子）１５からの出力を受けるカメラ信号処理部１
６からのＡＧＣ（自動ゲイン制御）情報２１により、制
御用マイクロコンピュータ１７は、カメラ３５が使用さ
れる使用環境の検出を行い、この検出結果と内部メモリ
に格納している白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの電流に対する発
光量情報とに基づいて算出した制御データ２３を、Ｄ／
Ａ部（デジタル／アナログ変換部）１９に出力する。Ｄ
／Ａ部１９は、制御データ２３を制御電圧２４ａ〜２４
ｎに変換し、液晶表示装置１０ｂの制御回路に設けられ
たトランジスタ２５ａ〜２５ｎに出力する。
【００２１】Ｄ／Ａ部１９からの制御電圧２４ａ〜２４
ｎの電圧値によりトランジスタ２５ａ〜２５ｎの電流値
の制御を行うことにより、直列接続する白色ＬＥＤ８ａ
〜８ｎの各電流値の制御を行い、使用環境に応じてバッ
クライトの輝度および均斉度を変えるようにする。
ｎの電圧値によりトランジスタ２５ａ〜２５ｎの電流値
の制御を行うことにより、直列接続する白色ＬＥＤ８ａ
〜８ｎの各電流値の制御を行い、使用環境に応じてバッ
クライトの輝度および均斉度を変えるようにする。
【００２２】制御用マイクロコンピュータ１７が使用環
境を屋外と判別した場合には、表示画面センター付近に
配した白色ＬＥＤの電流値を上げ、周辺に配した白色Ｌ
ＥＤの電流値を下げる制御電圧２４ａ〜２４ｎがＤ／Ａ
部１９から出力され、内蔵バックライトの消費電力を増
加させることなく、視認性の改善に効果のある表示画面
センター付近の明るさを上げることを可能にしている。
境を屋外と判別した場合には、表示画面センター付近に
配した白色ＬＥＤの電流値を上げ、周辺に配した白色Ｌ
ＥＤの電流値を下げる制御電圧２４ａ〜２４ｎがＤ／Ａ
部１９から出力され、内蔵バックライトの消費電力を増
加させることなく、視認性の改善に効果のある表示画面
センター付近の明るさを上げることを可能にしている。
【００２３】また、ビデオカメラ，デジタルスチルカメ
ラ以外に搭載される場合、液晶表示装置１０ｂの筐体１
１に光検出器を設け、この光検出器からの出力信号に基
づいて使用環境を判断するようにすることが可能であ
る。
ラ以外に搭載される場合、液晶表示装置１０ｂの筐体１
１に光検出器を設け、この光検出器からの出力信号に基
づいて使用環境を判断するようにすることが可能であ
る。
【００２４】次に、本発明の第３実施形態を説明する。
第３実施形態の液晶表示装置の基本的機構の構成は図３
に示す第２実施形態の構成と同様であるが、第２実施形
態とは白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎに対する制御が異なる。第
３実施形態について、図５と図６の映像信号レベルに対
応する白色ＬＥＤの電流値の関係を示す図を参照して説
明する。
第３実施形態の液晶表示装置の基本的機構の構成は図３
に示す第２実施形態の構成と同様であるが、第２実施形
態とは白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎに対する制御が異なる。第
３実施形態について、図５と図６の映像信号レベルに対
応する白色ＬＥＤの電流値の関係を示す図を参照して説
明する。
【００２５】図５において、カメラ信号処理部１６はＣ
ＣＤ１５からの１フィールドごとの映像信号を複数のブ
ロックに分割し、各ブロックの信号データ２２を制御用
マイクロコンピュータ１７に出力している。前記ブロッ
クごとの信号データ２２と、内部メモリに格納している
白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの電流に対する発光量情報とに基
づいて算出した制御データ２３をＤ／Ａ部１９に出力す
る。Ｄ／Ａ部１９は制御データ２３を制御電圧２４ａ〜
２４ｎに変換し、液晶表示装置１０ｂのトランジスタ２
５ａ〜２５ｎに出力する。
ＣＤ１５からの１フィールドごとの映像信号を複数のブ
ロックに分割し、各ブロックの信号データ２２を制御用
マイクロコンピュータ１７に出力している。前記ブロッ
クごとの信号データ２２と、内部メモリに格納している
白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの電流に対する発光量情報とに基
づいて算出した制御データ２３をＤ／Ａ部１９に出力す
る。Ｄ／Ａ部１９は制御データ２３を制御電圧２４ａ〜
２４ｎに変換し、液晶表示装置１０ｂのトランジスタ２
５ａ〜２５ｎに出力する。
【００２６】図６に示すように、制御電圧２４ａ〜２４
ｎにより、映像信号の輝度レベルの高いブロックに対応
する白色ＬＥＤは電流値を上げ、映像信号の輝度レベル
の低いブロックに対応する白色ＬＥＤは電流値を下げる
ような制御を行うことによって、液晶パネルの持つコン
トラスト特性に、内蔵バックライトによるコントラスト
制御を付加したコントラストの高い表示画面を得ること
ができる。
ｎにより、映像信号の輝度レベルの高いブロックに対応
する白色ＬＥＤは電流値を上げ、映像信号の輝度レベル
の低いブロックに対応する白色ＬＥＤは電流値を下げる
ような制御を行うことによって、液晶パネルの持つコン
トラスト特性に、内蔵バックライトによるコントラスト
制御を付加したコントラストの高い表示画面を得ること
ができる。
【００２７】図７は本発明の第４実施形態を説明するた
めの液晶表示装置の断面図であり、第４実施形態の液晶
表示装置１０ｃは、図１，図２に示す第１実施形態の構
成における基板４の裏面に白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎと同数
の光検出器１２ａ〜１２ｎを付加したものである。
めの液晶表示装置の断面図であり、第４実施形態の液晶
表示装置１０ｃは、図１，図２に示す第１実施形態の構
成における基板４の裏面に白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎと同数
の光検出器１２ａ〜１２ｎを付加したものである。
【００２８】第４実施形態の液晶表示装置１０ｃにおい
て、背面に不均一な外光を受けると、図８に示すよう
に、光検出器１２ａ〜１２ｎは外光の光量に応じた出力
信号２６ａ〜２６ｎを制御用マイクロコンピュータ１７
に出力する。制御用マイクロコンピュータ１７が、光検
出器１２ａ〜１２ｎの出力信号２６ａ〜２６ｎと、内部
メモリに格納している白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの電流に対
する発光量情報とに基づいて算出した制御データ２３を
Ｄ／Ａ部１９に出力する。この各光検出器１２ａ〜１２
ｎの出力レベルに応じて、白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの制御
を行うことにより、外光が不均一の場合でも表示画面の
均一性を保つことができる。
て、背面に不均一な外光を受けると、図８に示すよう
に、光検出器１２ａ〜１２ｎは外光の光量に応じた出力
信号２６ａ〜２６ｎを制御用マイクロコンピュータ１７
に出力する。制御用マイクロコンピュータ１７が、光検
出器１２ａ〜１２ｎの出力信号２６ａ〜２６ｎと、内部
メモリに格納している白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの電流に対
する発光量情報とに基づいて算出した制御データ２３を
Ｄ／Ａ部１９に出力する。この各光検出器１２ａ〜１２
ｎの出力レベルに応じて、白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの制御
を行うことにより、外光が不均一の場合でも表示画面の
均一性を保つことができる。
【００２９】なお、表示画面を前記白色ＬＥＤの数より
少ない複数のエリアに分割し、分割エリアごとに光検出
器を配する構成でも、ある程度の効果を得ることができ
る。
少ない複数のエリアに分割し、分割エリアごとに光検出
器を配する構成でも、ある程度の効果を得ることができ
る。
【００３０】次に、本発明の第５実施形態について図
３，図９を参照して説明する。第５実施形態の基本機構
の構成は、図３の第２，第３実施形態と同様な構成であ
る。
３，図９を参照して説明する。第５実施形態の基本機構
の構成は、図３の第２，第３実施形態と同様な構成であ
る。
【００３１】第５実施形態では、図９における制御用マ
イクロコンピュータ１７が撮影レンズ１３のズーム位置
情報２０ｂを受けて、白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの制御を行
うことにより、撮影画角に応じて表示画面の輝度および
輝度分布を変化させることができるようにしたものであ
る。
イクロコンピュータ１７が撮影レンズ１３のズーム位置
情報２０ｂを受けて、白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの制御を行
うことにより、撮影画角に応じて表示画面の輝度および
輝度分布を変化させることができるようにしたものであ
る。
【００３２】通常のカメラにおいて、望遠側では撮影対
象物は撮影画面の中央部にあり、周辺部の視認性の重要
度は低く、撮影レンズ１３における周辺光量も広角側に
比べ多い。したがって、例えば白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの
電流のうち周辺部の電流を下げたり、中央部の電流を増
加させることにより、装置の消費電力化あるいは視認性
を向上させることができる。
象物は撮影画面の中央部にあり、周辺部の視認性の重要
度は低く、撮影レンズ１３における周辺光量も広角側に
比べ多い。したがって、例えば白色ＬＥＤ８ａ〜８ｎの
電流のうち周辺部の電流を下げたり、中央部の電流を増
加させることにより、装置の消費電力化あるいは視認性
を向上させることができる。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直下方式の内蔵バックライトと外光を併用することによ
り、また光検出器を付加することにより、また使用環
境、あるいは映像信号に応じて内蔵バックライトの光量
を制御することにより、省電力下に、例えば屋外使用で
も視認性に優れた液晶表示装置を提供することができ
る。
直下方式の内蔵バックライトと外光を併用することによ
り、また光検出器を付加することにより、また使用環
境、あるいは映像信号に応じて内蔵バックライトの光量
を制御することにより、省電力下に、例えば屋外使用で
も視認性に優れた液晶表示装置を提供することができ
る。
【図１】本発明の第１実施形態の液晶表示装置の構成を
示す断面図
示す断面図
【図２】第１実施形態の液晶表示装置における要部の分
解斜視図
解斜視図
【図３】本発明の第２実施形態の液晶表示装置の構成を
示す断面図
示す断面図
【図４】第２実施形態の液晶表示装置を搭載したビデオ
カメラの要部の構成を示すブロック図
カメラの要部の構成を示すブロック図
【図５】本発明の第３実施形態における液晶表示装置を
搭載したビデオカメラの要部の構成を示すブロック図
搭載したビデオカメラの要部の構成を示すブロック図
【図６】第３実施形態における映像信号の輝度レベルと
白色ＬＥＤの電流値との関係を示す図
白色ＬＥＤの電流値との関係を示す図
【図７】本発明の第４実施形態の液晶表示装置の構成を
示す断面図
示す断面図
【図８】第４実施形態におけるＬＥＤ制御回路の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図９】本発明の第５実施形態における液晶表示装置を
搭載したビデオカメラの要部の構成を示すブロック図
搭載したビデオカメラの要部の構成を示すブロック図
【図１０】従来の外光を取り入れる液晶表示装置の構成
を示す断面図
を示す断面図
１ 液晶パネル ２ プリズムシート ３ 拡散シート ４ 基板 ５ 外光入射窓（拡散板） ６ 外光 ７ 白色ＬＥＤから発せられる光 ８ａ〜８ｎ 白色ＬＥＤ ９ 外光透過用開口部 １０ａ〜１０ｃ 液晶表示装置 １１ 筐体 １２ａ〜１２ｎ 光検出器 １３ 撮影レンズ １４ アイリス １５ ＣＣＤ １６ カメラ信号処理部 １７ 制御用マイクロコンピュータ １８ 電源回路 １９ Ｄ／Ａ部 ２０ａ 絞り情報 ２０ｂ ズーム位置情報 ２１ ＡＧＣ情報 ２２ 信号データ ２３ 制御データ ２４ａ〜２４ｎ 制御電圧 ２５ａ〜２５ｎ トランジスタ ２６ａ〜２６ｎ 出力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｆ 9/00 ３３６ Ｇ０９Ｆ 9/00 ３３６Ｆ ５Ｃ０５８ ３３７ ３３７Ｂ ５Ｃ０８０ Ｇ０９Ｇ 3/20 ６１１ Ｇ０９Ｇ 3/20 ６１１Ａ ５Ｆ０４１ ６４２ ６４２Ｆ ５Ｇ４３５ ６８０ ６８０Ｖ 3/34 3/34 Ｊ 3/36 3/36 Ｈ０１Ｌ 33/00 Ｈ０１Ｌ 33/00 Ｊ Ｎ Ｈ０４Ｎ 5/66 １０２ Ｈ０４Ｎ 5/66 １０２Ａ Ｆターム(参考） 2H089 HA40 QA16 TA07 TA08 2H091 FA45Z LA18 2H093 NC42 NC54 NC55 ND09 NE06 2H102 AA71 BA02 BB09 5C006 AF63 BF36 BF39 EA01 FA47 5C058 AA06 AB03 AB04 AB06 BA05 BA29 5C080 AA10 AA18 DD01 DD26 JJ02 JJ06 KK07 KK43 5F041 AA21 BB13 EE25 FF01 5G435 AA01 AA16 BB12 BB15 DD13 EE02 EE18 EE26 EE30 EE33 EE35 FF04 FF06 GG03 GG23 HH02
Claims (5)
- 【請求項１】 液晶パネルの背面に少なくとも１個のＬ
ＥＤを配する直下方式の内蔵バックライトと、外光を併
用して液晶パネルの照明を行う構成の液晶表示装置であ
って、外光採光のための外光入射窓を、液晶表示装置背
面の筐体と前記ＬＥＤが実装される基板とに設けたこと
を特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項２】 液晶パネルの背面に少なくとも１個のＬ
ＥＤを配する直下方式の内蔵バックライトと、外光を併
用して液晶パネルの照明を行う構成の液晶表示装置であ
って、前記ＬＥＤの背面に光検出器を設け、光検出器に
より検出した外光入射光量に応じて前記ＬＥＤの電流制
御を行うことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項３】 液晶パネルのバックライトとして、液晶
パネル背面に複数個のＬＥＤを配する直下方式の内蔵バ
ックライトを備えた液晶表示装置であって、使用環境が
屋外であるか屋内であるかの情報を受けて、前記各ＬＥ
Ｄの電流制御を行い前記内蔵バックライトにおける輝度
および均斉度を変える手段を備えたことを特徴とする液
晶表示装置。 - 【請求項４】 液晶表示部を備えたカメラに搭載され、
前記液晶表示部における液晶パネルのバックライトとし
て、液晶パネル背面に複数個のＬＥＤを配する直下方式
の内蔵バックライトを備えた液晶表示装置であって、画
像情報における光学的情報を受けて前記各ＬＥＤの電流
制御を行い前記内蔵バックライトの輝度および均斉度を
変える手段とを備えたことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項５】 ズームレンズと液晶表示部とを備えたカ
メラに搭載され、前記液晶表示部における液晶パネルの
バックライトとして、液晶パネル背面に複数個のＬＥＤ
を配する直下方式の内蔵バックライトを備えた液晶表示
装置であって、前記ズームレンズのズーム位置情報を受
けて前記各ＬＥＤの電流制御を行い、前記内蔵バックラ
イトの輝度および輝度分布を変える手段を備えたことを
特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001118308A JP2002311412A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001118308A JP2002311412A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002311412A true JP2002311412A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18968720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001118308A Pending JP2002311412A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002311412A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006030910A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Sony Corp | バックライト装置 |
| KR100565744B1 (ko) * | 2003-10-31 | 2006-03-29 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 직하형 백 라이트 유닛 |
| JP2006237565A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Lg Phillips Lcd Co Ltd | バックライトユニット及びこれを用いた液晶表示装置 |
| US7281816B2 (en) | 2003-03-31 | 2007-10-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Surface lighting device |
| JP2008304907A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-12-18 | Victor Co Of Japan Ltd | 液晶表示装置及びこれに用いる映像表示方法 |
| WO2011096148A1 (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-11 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置 |
| US8013952B2 (en) | 2007-12-25 | 2011-09-06 | Oki Data Corporation | LED backlight device and LCD device |
| CN102193247A (zh) * | 2011-05-19 | 2011-09-21 | 上海桓伟触摸科技有限公司 | 一种户外液晶显示器 |
| WO2014118920A1 (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-07 | パイオニア株式会社 | 表示装置 |
-
2001
- 2001-04-17 JP JP2001118308A patent/JP2002311412A/ja active Pending
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