JPH08186744A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JPH08186744A
JPH08186744A JP6326945A JP32694594A JPH08186744A JP H08186744 A JPH08186744 A JP H08186744A JP 6326945 A JP6326945 A JP 6326945A JP 32694594 A JP32694594 A JP 32694594A JP H08186744 A JPH08186744 A JP H08186744A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
display device
video camera
image
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Application number
JP6326945A
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English (en)
Inventor
Masayasu Kaneko
雅保 金子
Naoki Kamaya
直樹 釜谷
Tsutomu Mikami
勉 三上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカメラ装置の機能をそのまま利用する
ことができ、ビューファインダーへのプロジェクター装
置の接続も容易に行なうことのできるビデオカメラ装置
を得る。 【構成】 ファインダー本体部10に対して液晶表示装
置17とファインダーレンズ14とを内蔵したファイン
ダー可動部12をヒンジ部11を回動支点として所定角
度回動し、ファインダー可動部12の回動位置において
光源26を有するプロジェクター25を液晶表示装置1
7の裏面より接続し、かつ液晶表示装置17の画像を液
晶コントローラにより左右反転させ正立した画像として
スクリーン等に投射できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ装置の液
晶表示装置を利用し、その画像をスクリーン等に投射す
ることのできる投射装置(以下、プロジェクター装置と
いう)として使用することのできるビデオカメラ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種、液晶表示装置の画像を投
射することのできるプロジェクター装置を兼用できるビ
デオカメラ装置は種々の形態のものが提案されている。
また、ビデオカメラ装置のビューファインダーの液晶表
示装置をプロジェクター装置の投射画像として兼用する
ものも多く提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上述
したビデオカメラ装置には次のような課題がある。 a、プロジェクター装置に使用される光源いわゆる投光
ランプがビデオカメラ装置のビューファインダー内に収
容されたままなので、プロジェクター装置として使用し
ないときも内蔵されている状態である。例えば、ビデオ
カメラ装置のビューファインダー内に配置されている液
晶表示装置のバックライトは0.5〜1ワットであるの
に対してプロジェクター装置の投光ランプは18〜20
ワットが必要となり、このため、ランプ自体が大きくな
るのでその分ビデオカメラ装置自体が大型化するといっ
た課題がある。 b、また別の構成としては、ビューファインダー内の液
晶表示装置をファインダー外に露出させ、この液晶表示
装置にプロジェクター装置を接続させるようちしている
ため、高価な液晶表示装置が損傷するといった課題があ
る。 c、さらに別の構成としては、プロジェクター装置用の
投射レンズをビューファインダーの接眼レンズと別に設
けたので装置としてコストアップとなっていた。
【0004】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、ビデオカメラ装置の機能をその
まま利用することができ、ビューファインダーへのプロ
ジェクター装置の接続も容易に行なうことのできるビデ
オカメラ装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、第1の本発明によるビデオカメラ装置は、液晶表示
装置17をバックライト18により照明し、この液晶表
示装置17の画像をファインダーレンズ14で拡大して
透視できるようにしたビューファインダーを備えたビデ
オカメラ装置において、ビューファインダーに対して液
晶表示装置17とファインダーレンズ14とを内蔵した
ファインダー部分12を分離し所定角度回動可能とする
回動手段11と、ファインダー部分12の回動位置にお
いて少なくとも光源26を有する投射装置25を液晶表
示装置17の裏面より接続可能にすると共に、液晶表示
装置17の画像を左右反転させる反転回路手段を有する
ものである。
【0006】また、第2の発明によるビデオカメラ装置
は、液晶表示装置17をバックライト18により照明
し、この液晶表示装置17の画像をファインダーレンズ
14で拡大して透視できるようにしたビューファインダ
ーを備えたビデオカメラ装置を使用し、少なくとも液晶
表示装置17を利用し光源26及び/又は投影レンズに
より投射装置25を兼ねるようにしたビデオカメラ装置
において、ビデオカメラとして使用するときと、投射装
置25として使用するときにおいて、液晶表示装置17
の映像信号処理、画像の輪郭、色の濃度あるいは画と面
の明るさのいずれか一つ以上を自動的に変化するような
回路手段を備えたものである。
【0007】また、第3の発明によるビデオカメラ装置
は、液晶表示素子17の前後両面に直交又は平行する偏
向方向を有する偏向板17b,17cが重合されて構成
されている液晶表示装置をバックライト18により照明
し、この液晶表示装置17の画像をファインダーレンズ
14で拡大して透視できるようにしたビューファインダ
ーを備えたビデオカメラ装置を使用し、少なくとも液晶
表示装置17を利用し光源26及び/又は投影レンズに
より投射装置25を兼ねるようにしたビデオカメラ装置
において、投射装置25として使用するときに該投射装
置の光源26側の面の偏向板17cと同じ偏向方向を有
する第2の偏向板30を液晶表示装置17と光源26と
の間に配設したものである。
【0008】
【作用】上述したように構成した第1の発明では、ビデ
オカメラ装置を用いて投射装置として利用するときは、
ビューファインダー10に対して液晶表示装置17とフ
ァインダーレンズ14とを内蔵したファインダー部分1
2を回動手段11から回動し、このファインダー部分1
2に液晶表示装置17の裏面より投射装置25を接続す
る。これによって、投射装置25の光源26により液晶
表示装置17の画像はファインダーレンズ14で拡大さ
れ、スクリーン等に投影させることができる。この際、
液晶表示装置17は画像が左右逆転状態となり、そのま
ま投影すると左右逆転状態の画像がスクリーン等に投影
されることになるため、反転回路手段により液晶画像を
電気的に左右反転させることによって正常な画像として
投影させることができる。
【0009】また、第2の発明では、ビデオカメラとし
て使用するときと、投射装置25として使用するときに
応じて回路手段の切り換えにより液晶表示装置17の画
像信号処理、画像の輪郭、色の濃度あるいは画面の明る
さのいずれか一つ以上を自動的に変化させることができ
る。
【0010】また、第3の発明では、投射装置25とし
て使用するときに該投射装置の光源26側の面の偏向板
17cと同じ偏向方向を有する第2の偏向板30を液晶
表示装置17と光源26との間に配設したことにより、
投射装置25の光源26からの熱エネルギーが第2の偏
向板30に効果的に吸収され、従って、光源からの熱エ
ネルギーによって液晶表示装置17の温度上昇を回避す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明によるプロジェクター機能を兼
ねるビデオカメラ装置の一例の実施例を図面を参照して
説明する。図1はビデオカメラ装置の全体の斜視図、図
2はビデオカメラ装置のビューファインダーの断面図で
ある。
【0012】始めにビデオカメラ装置の構成を図1及び
図2について説明する。ビデオカメラ装置はビデオ機構
部とカメラ機構部とが収容されたビデオカメラ本体部1
と後述する液晶表示装置やファインダーレンズ等が収容
されたビューファインダー部2とからなる。
【0013】ビデオカメラ部1の前方には撮影レンズ3
やマイク4があり、ビデオカメラ部1の上部にはビデオ
機構部の操作ボタン群5及びズームボタン6があり、ビ
デオカメラ部1の後方には液晶表示装置の色合いや明る
さを調節するための選択ボタン7が配置されている。ま
た、8はビデオ機構部及びカメラ機構部の電源となるバ
ッテリー、9はその電源スイッチである。
【0014】一方、ビューファインダー部2の詳細な構
成を図2について説明すると、ビューファインダー部2
はファインダー本体部10と、この本体部10に対して
ヒンジ部11を介して可動可能としたファインダー可動
部12とから構成されている。
【0015】ファインダー可動部12は後端部にアイカ
ップ13を有し、ファインダー可動部12内にファイン
ダーレンズ14と視度レンズ15とを有し、これら両レ
ンズ14,15は調整リング16の回転動作により相対
的に隔離可能である。また、ファインダー可動部12の
前方側には液晶表示装置17が配置されている。
【0016】ファインダー本体部10内の後端部にはフ
ラット蛍光管からなるバックライト18が取り付けら
れ、このバックライト18で上述した液晶表示装置17
を照明するようになっている。また、ファインダー本体
部10内には液晶ドライブ基板19が配置され、この液
晶ドライブ基板19と液晶表示装置とがフレキ基板20
により電気的に接続されている。21はバックライト1
8の駆動電源基板である。また、ファインダー本体部1
0の底面にはマイクロスイッチ22が取り付けられ、こ
のスイッチ22の接点22aがファインダー本体部10
の底面から突出している。
【0017】このように構成したファインダー本体部1
0は図3に示すようにビデオカメラ部1に対して図示し
ない回動手段により起立回動可能に構成され、さらに、
ファインダー本体部10に対してファインダー可動部1
2が図4に示すようにヒンジ部11を回動支点として直
角の角度範囲に回動させることができる。これにより、
液晶表示装置17はバックライト18と離間し露出させ
ることができる。
【0018】ここで、図4においてファインダー本体部
10の底部にはその端部から長手方向に沿ってコ字形状
のガイド溝23,23が形成されており、ファインダー
可動部12の端部両側にはガイド凸部24,24が形成
されている。
【0019】プロジェクターの構成を図5について説明
すると、プロジェクターは全体を符号25で示し、ハロ
ゲンランプからなる光源26には反射板27を有し、光
源の前方には熱吸収フィルター28と、この熱吸収フィ
ルター28の前方に熱反射フィルター29が配置され、
この熱反射フィルター29の光源26側に偏光板30が
設けられている。
【0020】また、プロジェクター25の前端部の投射
窓25aの両側にはコ字形状の係合凹部31,31が形
成されていると共に、プロジェクター25の底面に突出
するようにして係合凸部32,32が形成されている。
【0021】次に、プロジェクター25を上述したビデ
オカメラ装置のビューファインダー部2を利用しビデオ
画像をスクリーン等に投影するための構成とその接続を
図7について説明する。
【0022】符号33は電源部であり、この電源部33
の前面には上述したバッテリー8がビデオカメラ本体部
1の後面に電気的に接続されると同様の接続構造を有
し、そして、電源部33の後面にバッテリー8が電気的
に接続されるようになっている。
【0023】電源部33には2つの端子34,35を有
し、一方の端子34はコード36を介して3つの端子3
7a,37b,37cを有するプラグ37に接続されて
いる。このプラグ37はビデオカメラ本体部1に設けた
3つのジャック38a,38b,38cにそれぞれ接続
される。尚、3つのジャック38のうち上部のジャック
38aは映像信号用であり、その他の2つのジャック3
8b,38cは音声信号用となっており、本例ではコー
ド36は音声信号用のジャック38b,38cに接続さ
れている。
【0024】また、他方の端子35はコード39を介し
てプロジェクター25の光源26に接続されている。
【0025】また、電源部33にはその両側面にスピー
カ40が内蔵されている。
【0026】ビューファインダー部2へのプロジェクタ
ー25の接続は、まず、図3に示すようにビデオカメラ
本体部1に対してビューファインダー部2を起立回動さ
せたあと、図4に示すようにファインダー可動部12を
ヒンジ部11を回動支点として直角に回動させる。この
ように回動操作することにより液晶表示装置17の画像
はメカ的に上下逆転し、ファインダー可動部12はその
光軸が水平状態となる。
【0027】ここで、図6及び図7に示すようにプロジ
ェクター25の係合凹部31,31をファインダー可動
部12のガイド凸部24,24に上方から係合させると
共に、プロジェクター25の係合凸部32,32をファ
インダー本体部10のガイド溝23,23に係合するこ
とで、図8及び図9に示すようにプロジェクター25の
組付けが完了する。これによって、ファインダー可動部
12の光軸9に対してプロジェクター25の光源26の
光軸とを一致させることができる。
【0028】このとき、プロジェクター25の組付けの
際、すなわち、プロジェクター25の係合凸部32,3
2をファインダー本体部10のガイド溝23,23に係
合させることで、ファインダー本体部10に取り付けら
れているマイクロスイッチ22の接点22aがプロジェ
クター25の一部によって押圧されスイッチの切り換え
動作が行える。このスイッチ22の切り換え動作として
は、バックライト18の消灯動作と、液晶表示装置17
の画像の左右反転動作と、液晶表示装置17の映像信号
処理動作がビューファインダーとして使用されていると
きより例えば、画像の輪郭の強調、色の濃度、画像の明
るさ等の少なくとも一つが自動的に切り換わり、プロジ
ェクター用に適した画像となる。
【0029】かくして、図10はビデオカメラ装置がプ
ロジェクターとして使用されている状態の外観斜視図で
あり、図11がその回路ブロックを有する構成図であ
る。
【0030】これによれば、ビデオカメラ本体部1には
電源端子41,42を介して電源部33が接続され、電
源部33は電源端子43,44を介してバッテリー8が
接続されている。
【0031】ビデオカメラ本体部1にはビデオカメラ電
源部45を介してビデオメカデッキ46、コントローラ
回路47及びバックライト18を点灯するバックライト
電源部48が接続されている。撮影レンズ3からの被写
体像はCCD49により映像信号に変換され、アンプ5
0を介して記録再生装置51に入力され、記録再生の信
号情報に基づいてビデオメカデッキ46が駆動される。
また、マイク4からの音声はアンプ52を介して記録再
生装置51に入力される。
【0032】コントローラ回路47からの信号により液
晶コントローラ53を介して液晶表示装置17が制御さ
れると共に、記録再生装置51からの信号によりカラー
信号処理回路54を介して液晶表示装置17が制御され
る。また、コントローラ回路47は選択ボタン7、操作
ボタン群5及びマイクロスイッチ22からの信号に応じ
てビデオメカデッキ46や液晶コントローラ53等が制
御される。
【0033】一方、電源部33には電源回路55とコン
トローラ56を有し、コントローラ56は音声回路パワ
ースイッチ57のオン制御により記録再生装置51から
の音声信号をアンプ58,58を介してスピーカ40,
40を駆動する。また、コントローラ56は音量調節ボ
リューム59の動作によりスピーカ40,40の音量を
調節する。
【0034】さらに、電源回路55からの電源信号は端
子35に接続したコード39を介してプロジェクター2
5の光源26を点灯する。
【0035】次に、プロジェクター25の動作を図8を
参照して説明すると、光源26からのランプ光は光源2
6からの直接光と反射板27で反射した反射光とが前方
に照射される。これら光は熱吸収フィルター28を透過
する際、該フィルター28である程度の熱エネルギーが
吸収され、さらに、前方の熱反射フィルター29で殆ど
の熱エネルギーが反射する。従って、熱反射フィルター
29を透過した光量はある程度減光されるが、液晶表示
装置17に到達する温度は所定温度以下(80°C以
下)になるため液晶表示装置17に影響を与えることは
ない。かくして、液晶表示装置17の左右逆転した画像
は液晶コントローラ53の制御により左右が反転し、ま
た、上下逆転した画像は光学原理により正立した画像が
ファインダーレンズ14により拡大され図10に示すよ
うに壁等にスクリーン60として映し出すことができ
る。また、スクリーンに投射された映像のピント合わせ
は調整リング16の回動調整により行える。
【0036】ここで、液晶表示装置17がプロジェクタ
ー25の光源26からの熱により影響を受けないように
するための手段について説明する。
【0037】図12は液晶表示装置17がビデオカメラ
装置のビューファインダーの液晶画面として利用されて
いるときの略示図である。液晶表示装置17は液晶表示
素子17aの両面に直交する方向の2枚の偏光板17
b,17cが貼られている。この例ではバックライト1
8側が縦方向の偏光板17bであり、レンズ14側が横
方向の偏光板17cである。しかし、バックライト18
はせいぜい0.5〜1ワットであるため、バックライト
18からの光が縦方向の偏光板17cに照射されると光
の横方向の偏光成分は偏光板17cで吸収されることに
なっても、液晶表示素子17aの温度上昇は限られ何等
問題は生じない。
【0038】ところが、図13に示すように液晶表示装
置17がプロジェクターの液晶画面として使用されると
きは、プロジェクター25の光源26は18〜20ワッ
トもあり、この光が液晶表示素子17aの縦方向の偏光
板17cに照射されると上述と同様に横方向の偏光成分
は偏光板17cで吸収され、この結果、光源26の光の
約半分が熱となり液晶表示素子17aが大きな温度上昇
を起こすことになる。しかし、液晶表示板17は温度上
昇に弱く約80℃以下で使用することが必要である。
【0039】そこで、図13に示すように熱反射フィル
ター29の光源26側の面に偏光板17cと同じ縦方向
の偏光板30を配置することにより、光源26からの光
の横方向の偏光成分を吸収することができ、従って、液
晶表示装置17の温度上昇を効果的に防止することがで
きるようになる。
【0040】尚、液晶表示装置17の両面に形成した偏
光板は実施例では偏光方向が直交する方向の偏光板17
b,17cの場合について説明したが、偏光方向が平行
する偏光板を使用することであってもよい。
【0041】また、図12の変形例として、図14に示
すように液晶表示素子17aのバックライト18側の縦
方向の偏光板17cを省略し、この偏光板17cの代わ
りにバックライト18の前面に同じ方向の偏光板30を
形成するようにしてもよく、また、図13の変形例とし
て、偏光板30が配置されていれば図15に示すように
液晶表示板17の光源26側の偏光板17cを省略する
ようにしてもよい。
【0042】また、プロジェクターの別の使用例とし
て、図16に示すように電源部33をビデオカメラ本体
部1から分離し、ビデオカメラ本体部1にバッテリー8
を直接接続してしている。また、電源部33はスクリー
ン60に近づけると共に、電源部33のスピーカ40,
40を前面側に配置するようにすれば、ビデオ鑑賞が臨
場感を高めた状態で使用することができる。
【0043】また、図16の使用例はファインダー本体
部10をビデオカメラ本体部1に対して非回動にしてフ
ァインダー可動部12のみを180°回動した状態で使
用しているが、図8のようにファインダー本体部10と
ファインダー可動部12とを共に回動状態にして使用し
ても差し支えない。
【0044】また、いわゆるリア・プロジェクション用
スクリーンを使用する場合は、選択ボタン7を操作する
ことにより、左右反転を元に戻すことができるようにし
て、スクリーン上に正常な画像として見ることができる
ようにしてもよい。
【0045】本発明は、上述しかつ図面に示した実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
【0046】実施例ではプロジェクターによる投射方向
を壁等に取り付けたスクリーンに投射するようにした
が、その他、天井等に投射することも可能である。この
場合は、ファインダー本体部10を非回動位置にしてフ
ァインダー可動部12を90°の回動位置まで回動した
状態においてファインダー可動部12に液晶表示装置1
7の背面からプロジェクター26を組付けるようにすれ
ばよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明では、
ビューファインダーに対して液晶表示装置とファインダ
ーレンズとを内蔵したファインダー部分を分離し所定角
度回動可能とする回動手段と、ファインダー部分の回動
位置において少なくとも光源を有する投射装置を液晶表
示装置の裏面より接続可能にすると共に、液晶表示装置
の画像を左右反転させる反転回路手段を備えるようにし
たので、ビデオカメラ装置のビューファインダーへの投
射装置の組付けが容易に行えると共に、ビューファイン
ダーのファインダーレンズが投射装置の投射レンズとし
てそのまま使用することができるためコストダウンを図
ることができる。また、ファインダー部分を回動させた
ので液晶表示装置は上下反転した形となっており、スク
リーン上には正立した正常な画像として投影させること
ができる。
【0048】また、第2の発明では、ビデオカメラとし
て使用するときと、投射装置として使用するときに応じ
て回路手段の切り換えにより液晶表示装置の映像信号処
理、画像の輪郭、色の濃度あるいは画面の明るさのいず
れか一つ以上を自動的に変化させることができるため、
投射装置による投射画像が輪郭強調のない素直で見やす
く明るい画像として見ることができる。
【0049】また、第3の発明では、投射装置として使
用するときに該投射装置の光源側の面の偏向板と同じ偏
向方向を有する第2の偏向板を液晶表示装置と光源との
間に配設したことにより、投射装置の光源からの熱エネ
ルギーが第2の偏向板に効果的に吸収され、従って、光
源からの熱エネルギーによって液晶表示装置の温度上昇
を回避することができ、高価な液晶表示装置を長期に亘
って使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例のビデオカメラ装置の外観斜視図である。
【図2】ビデオカメラ装置のビューファインダーの断面
図である。
【図3】ビデオカメラ装置のビューファインダーを起立
した状態の斜視図である。
【図4】ビューファインダーの起立状態からファインダ
ー可動部を回動した斜視図である。
【図5】プロジェクターの断面図である。
【図6】ファインダーとプロジェクターとの組付け構造
の斜視図である。
【図7】ビデオカメラ装置とプロジェクターとの接続機
構の斜視図である。
【図8】ファインダーとプロジェクターとの組付け状態
の断面図である。
【図9】プロジェクターとしての使用状態の斜視図であ
る。
【図10】同じくプロジェクターとしての使用状態の斜
視図である。
【図11】ビデオカメラ装置とプロジェクターとの回路
ブロック及び構成図である。
【図12】ファインダーとしての使用状態の液晶表示装
置の略示図である。
【図13】プロジェクターとしての使用状態の液晶表示
装置の略示図である。
【図14】ファインダーとしての使用状態の液晶表示装
置の他の例の略示図である。
【図15】プロジェクターとしての使用状態の液晶表示
装置の他の例の略示図である。
【図16】プロジェクターの別の使用例の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ本体部 2 ビューファインダー部 8 バッテリー 10 ファインダー本体部 11 ヒンジ部 12 ファインダー可動部 14 ファインダーレンズ 17 液晶表示装置 17a 液晶表示素子 17b,17c 偏光板 18 バックライト 22 マイクロスイッチ 23 ガイド溝 24 ガイド凸部 25 プロジェクター 26 光源 28 熱吸収フィルター 29 熱反射フィルター 30 偏光板 31 係合凹部 32 係合凸部 33 電源部 40 スピーカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示装置をバックライトにより照明
    し、この液晶表示装置の画像をファインダーレンズで拡
    大して透視できるようにしたビューファインダーを備え
    たビデオカメラ装置において、 上記ビューファインダーに対して上記液晶表示装置とフ
    ァインダーレンズとを内蔵したファインダー部分を分離
    し所定角度回動可能とする回動手段と、上記ファインダ
    ー部分の回動位置において少なくとも光源を有する投射
    装置を上記液晶表示装置の裏面より接続可能にすると共
    に、上記液晶表示装置の画像を左右反転させる反転回路
    手段を有することを特徴とするビデオカメラ装置。
  2. 【請求項2】 液晶表示装置をバックライトにより照明
    し、この液晶表示装置の画像をファインダーレンズで拡
    大して透視できるようにしたビューファインダーを備え
    たビデオカメラ装置を使用し、少なくとも上記液晶表示
    装置を利用し光源及び/又は投影レンズにより投射装置
    を兼ねるようにしたビデオカメラ装置において、 上記ビデオカメラとして使用するときと、上記投射装置
    として使用するときにおいて、上記液晶表示装置の画像
    信号処理、画像の輪郭、色の濃度あるいは画と面の明る
    さのいずれか一つ以上を自動的に変化するような回路手
    段を備えたことを特徴とするビデオカメラ装置。
  3. 【請求項3】 液晶表示素子の前後両面に直交又は平行
    する偏光方向を有する偏光板が重合されて構成されてい
    る液晶表示装置をバックライトにより照明し、この液晶
    表示装置の画像をファインダーレンズで拡大して透視で
    きるようにしたビューファインダーを備えたビデオカメ
    ラ装置を使用し、少なくとも上記液晶表示装置を利用し
    光源及び/又は投影レンズにより投射装置を兼ねるよう
    にしたビデオカメラ装置において、 上記投射装置として使用するときに該投射装置の光源側
    の面の偏光板と同じ偏光方向を有する第2の偏光板を上
    記液晶表示装置と上記光源との間に配設したことを特徴
    とするビデオカメラ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6992718B1 (en) 1998-08-31 2006-01-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Illuminating apparatus, display panel, view finder, video display apparatus, and video camera mounting the elements
US7414663B2 (en) 1999-09-03 2008-08-19 Sony Corporation Imaging element, imaging device, camera module and camera system

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