JPH03231572A - プロジェクタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオカメラ用ファインダ装置を用いて構成
したプロジェクタ装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は実開平１−１１５３７１号公報に記載のよ
うに液晶ファインダ装置をプロジェクタ装置として機能
させたものとなっていた。

本提案では、ビデオカメラのファインダ装置に液晶表示
体を用い、さらにファインダ装置用とは別の投影用光源
をビデオカメラ本体に内蔵している。さらに、プロジェ
クタとして機能させたときにファインダ用光学系による
表示画像の上下左右の反転を補正するための像反転手段
を備えている。

これにより正常なプロジェクタとして動作する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術においては、ビデオカメラ本体にプロジェ
クタとして機能させるときにのみ使用される投影用光源
、コンデンサレンズ等を内臓するため、一般のビデオカ
メラよりも大形になる。

そのため、このビデオカメラを用いて撮影する場合、携
帯性に問題があった。さらに、プロジェクタとして機能
するときに、像反転スイッチを入切する必要があり、操
作性にも問題があった。

本発明の目的は、ビデオカメラのファインダ装置を用い
、携帯性、操作性に優れたプロジェクタ装置を提供する
ものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、ビデオカメラのファインダ
装置に光透過形ディスプレイを用い、光透過形ディスプ
レイとファインダ用光学系を光学的位置を変えることな
くビデオカメラ本体から分離させる分離手段を有し、こ
れを投影用光源を備えた照明装置に取付けられる構造と
した。これにより、投影用光源で光透過形ディスプレイ
を照らし、光透過形ディスプレイ上の表示画像をファイ
ンダ用光学系により拡大投影し、プロジェクタ装置とし
て機能させたものである。

さらに、ビデオカメラ本体からファインダ装置が分離し
たことを検出する検出手段、そして、この検出手段によ
り得られる検出信号により光透過形ディスプレイ上の表
示画像を自動的に反転させる反転手段を備え、投影時に
常に正常な映像が再生できるようにせしめたものである
。

〔作用〕

上記光透過形ディスプレイは、例えば液晶表示素子のよ
うなもので、光を透過することにより画像を表示する作
用を有する。

上記ファインダ用光学系は、上記光透過形ディスプレイ
の前部に配置され光透過形ディスプレイ上の表示画像を
拡大し虚像もしくは実像を形成する作用を有する。撮影
時には、撮影している被写体を上記光透過形ディスプレ
イ上に表示し、ビデオカメラ本体に内蔵したファインダ
用光源により光透過形ディスプレイを照らし、上記ファ
インダ用光学系により拡大しファインダ装置として動作
する。

上記分離手段は、ビデオカメラ本体から上記光透過形デ
ィスプレイと上記ファインダ用光学系とにより構成した
ファインダ装置をそれらの光学的位置を変えることなく
分離させる作用を有する。

上記投影用光源は再生時、プロジェクタとして使用する
ときに、上記光透過形ディスプレイを照らす作用を行う
。これにより、プロジェクタ装置として動作する。

上記検出手段は、ビデオカメラ本体とファインダ装置と
が分離しているのか合体しているのかを検出する作用を
有する。

上記反転手段は、土泥光透過形ディスプレイ上の表示画
像の上下、左右を反転させる作用を行う。

さらに、上記反転手段は上記検出信号により、土泥光透
過形ディスプレイ上の表示画像を反転させる作用を行う
。すなわち、ファインダ装置がビデオカメラ本体に取り
付けられている時は光透過形ディスプレイ上に正立した
表示画像が得られファインダ装置として正常に動作する
。ファインダ装置がビデオカメラ本体から分離している
時は、光透過形ディスプレイ上に上下、左右が反転した
表示画像が得られ照明装置と合体したときにプロジェク
タとして正常に動作する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面とともに説明する。第一
図は、本発明のビデオカメラのファインダ装置を用いて
構成したプロジェクタ装置の一実施例である。

第一図において１はビデオカメラ本体であって、このカ
メラはＶＨ８，８ｍｍ等の録画を主目的としたものであ
る。２はファインダ装置であって、撮影時、被写体を表
示するものであり、かつ、撮影生 した画像もしくはＶＴＲ等の再ｌ装置の画像を表示する
ものである。撮影時、ファインダ装置２はビデオカメラ
本体にとりつけられ、ビデオカメラとして使用できる。

３は光透過形ディスプレイであり、光を透過することに
より画像を表示するものである。４はファインダ用光学
系であり、光透過形ディスプレイ３上の表示画像を２〜
３倍に拡大するものである。ファインダ装置２は少なく
とも光透過形ディスプレイ３とファインダ用光学系４に
より構成される。５はビデオカメラ本体１の全面に配置
された撮影用光学系であり、例えばズームレンズ、単焦
点レンズ等である。６は撮像素子であり、撮影光学系５
の像面位置に配置される。

７は映像信号処理回路であり、撮像素子６により得られ
る被写体の像の信号を記録あるいは再生する作用を有す
る。また、映像信号処理回路７はＶＴＲ等の再正装置の
画像を入力することも可能である。

８は反転手段であり、映像信号処理回路７の画像の上下
、あるいは左右を反転させる機能を有し、例えばフィー
ルドメモリー等である。

９は分離手段であり、これによりビデオカメラ本体から
ファインダ装置２が自由に着脱することができる。１０
−Ａは検出手段であり、ファインダ装置２がビデオカメ
ラ本体１から分離したことを検出する作用を有する。１
１はファインダ用光源であり、撮影時、光透過形ディス
プレイ３のバッグライトとして作用する。

１２はビデオカメラ用電源であり、例えば一般のビデオ
カメラのバッテリー等である。

１３は照明装置であり、ファインダ装置２をプロジェク
タとして機能させるときに、光透過形ディスプレイ３の
バックライトとなるものである。

１４は投影用光源、１５は投影用光源１４からの発散光
束を平行光束とするためのコンデンサレンズ。

１Ｇは投影用電源である。

以下、本実施例の動作について詳細に説明する。

撮影時、ファインダ装置２は分離手段９によりビデオカ
メラ本体に取付けられている。撮像素子６上には撮影用
光学系５による被写体像が結像しており、撮像素子６に
より電気信号に変換される。

この電気信号は映像信号処理回路７により、録画あるい
は再生され光透過形ディスプレイ３上に被写体を表示す
るとともにファインダ用光源１１により光透過形ディス
プレイ３を照らし肉眼で充分見れる明るさを得ている。

撮影時に、検出手段１０Ａはファインダ装置２がビデオ
カメラ本体１に取りつけられていることを検出し、この
検出信号により光透過形ディスプレイ３上には正立した
画像が表示されファインダ装置として正常に動作する。

再生時は、ファインダ装置２をビデオカメラ本体１から
分離手段９により分離し、照明装置１３に取付ける。光
透過形ディスプレイ３上には映像信号処理回路７により
得られる再生画像を表示するとともに投影用光源１４に
より光透過形ディスプレイ３を照らし、プロジェクタと
したときに肉眼で充分見れる明るさを得ている。このと
き、検出手段ｔｏ−Ａはファインダ装置２がビデオカメ
ラ本体１から分離していることを検出し、この検出手段
１０−Ａにより得られる検出信号により反転手段８が動
作し、光透過形ディスプレイ３上に上下、左右が反転し
た画像が表示される。さらに、ファインダ用光学系４に
よりこの反転した画像をさらに反転し、プロジェクタ装
置として正常に動作する。

第２図は、本実施例の使用例を示したものである。ビデ
オカメラ本体１からファインダ装置２を分離し、このフ
ァインダ装置２を照明装置１３に取り付けることにより
プロジェクタ装置として機能する。

第３図は照明装置に検出手段を備えた実施例の構成図で
ある。１０−Ｂは検出手段であり、ファインダ装置２が
照明装置１３に取りついたことを検出する作用を有する
。

以下、本実施例の動作について詳細に説明する。

撮影時、ファインダ装置２を分離手段９によりビデオカ
メラ本体１に取りつけ、このとき検出手段１０−Ｂはフ
ァインダ装置２と照明装置１３とが分離していることを
検出し、この検出信号により反転手段８が動作し光透過
形ディスプレイ３上には正立した画像が表示されファイ
ンダ装置として正常に動作する。

再生時は、ファインダ装置２をビデオカメラ本体１から
分離手段９により分離し、照明装置１３に取りつける。

このとき、検出手段１（１−Ｂはファインダ装置２が照
明装置１３に取りつけられていることを検出し、この検
出信号により反転手段８が動作し、光透過形ディスプレ
イ３上に、上下、左右が反転した画像が表示される。さ
らに、ファインダ用光学系４によりこの反転した画像を
さらに反転し、プロジェクタ装置として正常に動作する
。

以下、順を追って、ファインダ装置２．照明装置１３９
分離手段９．検出手段１０１反転手段８の実施例を詳細
に説明する。

第４図（ａ）はファインダ装置２の実施例を示したもの
である。１７はファインダ用光源１１．及び投影用光源
１４から発せられる光線の赤外線をしゃ断するための赤
外カットフィルターである。１８はファインダ光学系４
を固定するためのレンズオサエである。１９は鏡筒、２
０は視度調整リングである。

レンズオサエ１８と視度調整リング２０は鏡筒１９を介
して連結している。鏡筒１９はこの連結部がレンズオサ
エ１８とともにファインダ用光学系４を光軸方向に移動
規制するカム溝状の構造となっており、視度調整リング
２０を回すことによりファインダ用光学系４が前後に移
動できる構造となっている。

これにより、視度調節リング２０は、撮影時には視度調
整として、又プロジェクタとして機能させるときにはピ
ント調整として作用する。２１は通風口であり、プロジ
ェクタとして機能させるときに光透過形ディスプレイ３
を冷却するためのものである。

２２は第４図（ｂ）に示すように凸形状の取り付は座で
あり、ビデオカメラ本体１．照明装置１３に備えた凹形
状のアクセサリ−シューと対の関係にあり、ファインダ
装置２と、ビデオカメラ本体１もしくは照明装置１３と
をファインダ用光学系４の光軸方向に対し固定するもの
である。２３は係合部であり、ビデオカメラ本体１．照
明装置１３に備えた受は部と対の関係にあり、上記取り
付は座２２とともにファインダ装置２とビデオカメラ本
体１゜照明装置１３とを固定するものである。

第５図（ａ）は照明装置１３の実施例を示したものであ
る。２４は投影用光源１４の後部に配置された反射鏡で
ある。２５はファンであり、照明装置１３にファインダ
装置２を取り付けたときに、光透過形ディスプレイ３を
冷却するためのものである。２６は第５図（ｂ）に示す
ような凹形状のアクセサリ−シューであり、ファインダ
装置２に備え凸形状の取付は座２２と対の関係にある。

２７は受は部であり、ファインダ装置２に備えた保合部
２３と対の関る。第７図（ａ）はファインダ装置２とビ
デオカメラ本体１が合体した状態の分離手段９を示し、
第７図（ｂ）は分離した状態での分離手段９を示してい
る。２８はスイッチであり、２９はスイッチ２８とビデ
オカメラ１との間に備えたバネである。分離手段９はス
イッチ２８．バネ２９．係合部２３．受は部２７により
構成している。

撮影時、スイッチ２８はバネ２９により押しあげられ受
は部２７と係合部２３は互いに係合し、ビデオカメラ本
体１とファインダ装置２とが固定される。

ファインダ装置２をビデオカメラ本体１から分離するに
は第７図（ｂ）に示すように指などでスイッチ２８を図
中矢印方向に押し、受は部２７と保合部２３とを分離す
る。このように、スイッチ２８によりファインダ装置２
とビデオカメラ本体１とが自由に着脱可能となる。

第８図は第１図に示した検出手段１０−Ａの実施例を示
したものである。第８図（ａ）は係合部２３の側面図、
第８図は係合部２３の上面図である。第９図（ａ）は受
は部２７の側面図、第９図（ｂ）は受は部２７の上面図
である。３０は電極であり、第８図に示すように係合部
２３上に備えである。３１は電極であり第９図に示すよ
うに受は部２７上に２個備えてあり、それぞれの電極３
１にはリード線３２．リード線３３が接続されており、
このリード線３２とリード線３３は反転手段８に接続し
である。検出手段１０−Ａは電極３０と電極３１により
構成している。電極３ａと電極３１が接触するとリード
線３２とリード線３３の間に電流が流れる。対して電極
３ａと電極３１が分離するとリード線３２とリード線３
３の間に電流は流れない。

リード線３５とリード線３６に流れる電流の有無により
ファインダ装置２とビデオカメラ本体１とが分離してい
るのか合体しているのかを検出する。

第１０図は第３図に示した検出手段１０−Ｂの実施例を
示したものである。第１０図（ａ）は係合部２３の側面
図、第１０図（ｂ）は係合部２３の上面図である。第１
１図（ａ）は照明装置１３の側面図、第１１図（ｂ）は
照明装置１３の上面図である。３４は電極であり、第１
０図に示すように係合部２３上に２個備えてあり、それ
ぞれの電極３４にはリード線３５．リード線３６が接続
されており、このリード線３５とリード線３６は反転手
段８に接続しである。３７はスイッチであり、３８はス
イッチ３７に備えた係合部であり、３９は電極である。

電極３９は第１１図に示すように係合部３８上に備えで
ある。

電極３４と電極３９が接触するとリード線３５とり一ド
線３６の間に電流が流れる。対して電極３４と電極３９
が分離するとリード線３５とリード線３６の間に電流が
流れない。

リード線３５とリード線３６に流れる電流の有無により
、ファインダ装置２とビデオカメラ本体１が分離してい
るのか合体しているのかを検出する。

第１２図は反転手段８の実施例を示したものである。４
０はフィールドメモリーであり、映像信号処理回路７に
より得られる撮像素子６上の画像信号を１フイールド毎
に書き込む作用を行う。

４１は画像反転読み出し回路であり、フィールドメモリ
ー４１に書き込まれた１フイールド毎の画像信号を、書
き込まれた状態とは逆方向で読み出し、映像信号回路７
により得られる画像信号を上下、左右反転させた信号に
変換する作用を行う。

４２は反転手段制御回路であり、映像信号処理回路７に
よる画像信号と、フィールドメモリー４０と画像反転読
み出し回路４１により得られる反転画像信号の２つの信
号が入力されている。また、反転手段制御回路３３には
、検出手段１０からの検出信号が入力されており、この
検出信号により映像信号処理回路７により得られる画像
信号と、フィールドメモリー４０と画像反転読み出し回
路４１により得られる反転画像信号とを切り変えている
。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、ビデオカメラ本体
からファインダ装置が分離可能な構造とし、このファイ
ンダ装置と、投影用光源を備えた照明装置とを合体する
ことによりプロジェクタ装置を構成しており、さらにフ
ァインダ装置がビデオカメラ本体から分離すると同時に
光透過形ディスプレイ上の表示画像が反転するので、撮
影時には従来の携帯性に優れたビデオカメラ、再生時に
は操作性に優れた比較的大画面のプロジェクタ装置とし
て使用できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第３図は本発明によるビデオカメラのファイ
ンダ装置を用いたプロジェクタ装置の一実施例を示す構
成図、第２図は本発明によるビデオカメラのファインダ
装置を用いたプロジェクタ装置の使用例を示した図、第
４図はファインダ装置の一実施例を示す構成図、第５図
は照明装置の一実施例を示す構成図、第６図はファイン
ダ装置が照明装置に取り付けられたときの構成図、第７
図は分離手段の一実施例を示す構成図、第８図。 第９図、第１０図及び第１１図は検出手段の一実施例を
示す構成図、第１２図は反転手段の一実施例を示す構成
図である。 １・・・ビデオカメラ本体　２・・・ファインダ装置３
・・・光透過形ディスプレイ ４・・・ファインダ用光学系 ５・・・撮影用光学系　　　６・・・撮像素子７・・・
映像信号処理回路　８・・・反転手段９・・・分離手段
　　　　　１０−Ａ、　１０−Ｂ・・・検出手段１１・
・・ファインダ用光源 １２・・・ビデオカメラ用電源１３・・・照明装置１４
・・・投影用光源　　　　１５・・・コンデンサレンズ
１６・・・投影用電源 １７・・・赤外カットフィルター １８・・・レンズオサエ　　　１９・・・Ｈ，笥２０・
・・視度調整リング　　２１・・・通風口２２・・・取
り付は座　　　　２３．３８・・・係合部２４・・・反
射鏡　　　　　　２５・・・ファン２６・・・アクセサ
リ−シュー２７・・・受は部２８、３７・・・スイッチ
　　　２９・・・バネ３０、３１．３４．３９・・・電
極 ３２、３３．３５．３６・・・リード線４０・・・フィ
ールドメモリ ４１・・・画像反転読み出し回路 ４２・・・反転手段制御回路 第 図 （α） （ｂ） 篤 ５ 父 （ｂ） ら 一図 ワ 巧 （α） 第 日 ｔＡ） ３３　リードに聚 ５）０　　図 （α） 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも、光透過形ディスプレイ（３）と、ファ
   インダ用光学系（４）とを備えて構成したビデオカメラ
   用ファインダ装置と、 少なくとも投影用光源（１４）を備えて構成した照明装
   置と、 ビデオカメラ本体からファインダ装置を分離するための
   分離手段（９）と、 光透過形ディスプレイ（３）の表示画像の上下及び左右
   を反転する反転手段（８）と、 前記ビデオカメラ用ファインダ装置とビデオカメラ本体
   とが分離したことを検出する検出手段（１０−Ａ）と、 を備えて構成したことを特徴とするプロジェクタ装置。 ２、少なくとも、光透過形ディスプレイ（３）と、ファ
   インダ用光学系（４）とを備えて構成したビデオカメラ
   用ファインダ装置と、 少なくとも投影用光源（１４）を備えて構成した照明装
   置と、 ビデオカメラ本体からファインダ装置を分離するための
   分離手段（９）と、 光透過形ディスプレイ（３）の表示画像の上下及び左右
   を反転する反転手段（８）と、 前記ビデオカメラ用ファインダ装置が前記照明装置に取
   り付けられたことを検出する検出手段（１０−Ｂ）と、 を備えて構成したことを特徴とするプロジェクタ装置。